エロ小説を楽しもう1

 荒唐無稽の作り話のポルノ小説よりも実体験の文章の方が断然面白いです。
 その文面が、ネットの上でよく見かけるような、ア行の間投詞の羅列に、美しい女のおまんφに嵌めた、気持ちよかった、激しくイッた、が加わった程度の記述ではなく、人の動作や心理をきちんと描写して、文章がしっかりしておれば、途中で投げ出すことなく、ペニスを濡らしながら最後まで読み通せます。
 活字というものは自由に場面を思い描けるので、もろ見え画像などよりはよほど脳細胞がオナニーできます。
 エロ小説を楽しもう1〜3でもって私が高校生や大学生の時にセンズリをかきまくった面白い作品を紹介しますから、是非じっくり読んでください。
 今はネットで簡単に画像や動画が楽しめますが、ポルノ小説を読んで妄想をかきたてることは必要です。脳細胞の亢奮と性欲の活性化が大切です。


忘れ難き二十二歳の娘

 河出文庫、相対会[編]、「忘れ難き二十二歳の娘」より抜粋
 大正時代の三十代後半とおぼしきインテリの男性が体験した実録風の好色小説です。
 私は夢中になって光子さん(千戸注:数日前に処女を頂いた素人の女)の唇にしゃぶりつきました。さんざんキッスを仕合っている中に陰茎は木の様に堅くなって、ずきずきと痛みを感ずるように勃起しました。私はもう一刻の猶予も出来ませんので、光子さんの股を大きく掻拡げて両膝を割込んで行きました。そして怒張した陰茎でおまんφを擦りました。光子さんの陰核はもう堅くなっています。私は一気に陰茎を押し込みました。おまんφは例に依ってどろどろの液で潤っていますので、ぶるぶると中へ進んで行きますが、締りの良い娘のおまんφは四壁の肉片が陰茎の進み入るままに、しゃぶりついて此の暴君の闖入者をあく迄も領有して放つまいとするように、奥へ奥へと飲みこんで行くうれしさ、私はもういつ迄も抜かないでこのままおまんφの中で爛れて溶け込んでしまってもよい、寧ろこのまま死んでしまいたいような亢奮の絶頂に達していました。私は感激の涙で泣声になりました。
「光っちゃん、御免なさい。こんな可愛い光っちゃんを苦しめて。僕は光っちゃんを苦しめるつもりぢゃない。僕は光っちゃんを可愛がるのだ。光っちゃんを愛する表現は今の処こうするより他は何んにも方法がないのだ。光っちゃんのおまんφをして死んだら、其時どれ程光っちゃんを愛していたのか証明が出来る。あアご免なさい。あアいいよいいよ」
 私は狂的に身をもがいて、大腰に陰茎を抜き差ししました。
「おじさま、うれしいの、あたしいつ迄もこうしていたいの、おじさまのなさりたいようにしてよ、あアどうも、あアそこよそこよ、あア、どうしてこんなにいいのでしょう」
「いいでしょう。もっといいようにしてあげるよ、足を腰の上に揚げてごらん」
 光子さんは両脚を私の腰の上に揚げました。私の陰茎はまともにおまんφに衝き貫して毛際まで没入しました。睾丸は抜き差しする度にぺたぺたとおまんφの下の方から肛門のあたりを叩くので、光子さんの快感も一層よくなったと見えて、鼻息はだんだん荒くなって行きます。私は乳を吸い乍ら大腰に百数十回も抜き差ししていますと、光子さんはもう夢中になって「もういってよ、さアもういきます。さアさアおじさま」光子さんはもう堪え切れなくなって、とうとう気をやりました。ぶうぶというおまんφの鳴る音、ぴちゃぴちゃという陰茎の運動のリズム、何という愉快な交接運動の所産でしょう。何というエロチックな音律の美しさでしょう。いつも私はそう思います。交接からこの音律を取り去ったら、慥かに交接快感を半減するものだと。丁度音楽と談話なきレストランの卓上の無味に較ぶべきでしょうか。私は物の本でこのぴちゃぴちゃの音を、猫の水飲みの舌だと教わりました。それから後は猫の水飲みの舌の音を聞く度に、春的亢奮を感じるようになりました。泥濘に陥った長靴を抜く時に。ごぼごぼという音を聞いては女の陰部を想像します。私はどうしてこんなにエロトマニーになってしまったのでしょうか。私はいつでもそれを思っています。ごぼごぼという音、ぴちゃぴちゃという音、ぶうぶうという音、この三つの音律で誰れか音楽家が作曲してくれないものかと私は希望しています。その音律の内に、よがり声の数句を配列してもいい。若しこんなレコードが出来たら、其の一枚の価値は、春的な映画などに比較することも出来ない。芸術的なエロチズムを私達エロトマニーに提供してくれる喜びであると信じています。少なくとも私一人は満足します。
 話が脱線しましたが、折角光子さんが気をやったのに、私は二度目のせいか中々射精しませんでした。快感は頂上に達していながら射精しないので、私は更におまんφする方法を他に求めました。私は後ろからしてみることに思いつきましたので、急に光子さんを俯伏せにしました。そして後ろから嵌めてみようとしましたけれど、平たく俯向けに寝ているので、うまく嵌まりません。どうしても腰を高く上げさせなければ駄目です。幾度か光子さんの腰を持ち上げて見ましたけれど、初めての娘ですもの、こんな姿勢はとても素人娘には成し遂げられません。仕方がないので、私は掛蒲団を二つ手繰り寄せて、高くこれを折り畳みました。そしてこれを光子さんの腹の下にして這はせたのでした。蒲団は二尺余りの高さになっているので、其の上に腹ん這いになって見ると、脚は蒲団より外に両膝を突く形になりましたから、自から尻は高く上がっています。私はうれしくなりました。これなら理想的なので、私は光子さんの腿を両方へ拡げさせました。手さぐりに後ろから指を触れて見ますと、丁度具合よくおまんφは真ともに現れています。私は勃起した陰茎をおまんφに当てて、後ろから押し込みました。ぶるぶると陰茎は再びおまんφの中に没入して進みました。そして強く抜き差ししますと、丁度瘤起した尿道の高らみが陰核の頭を擦りながら、稍々斜におまんφへ突き入る格好なので、只さへしまりの良いおまんφが、一層窮屈になって、まるで陰茎を手で堅く握って自慰をする時のような緊扼を感じます。でも自慰の時の手の把握とは較べものになりません。柔かなおまんφの肉壁、とろとろの液のぬめり、亀頭を弄ぶおまんφの内部の瘤起物、あア私の快感はまた数倍しました。私は光子さんの腰から腹部へ片手を掛けて抱きました。そして片手を腹の下から、腰へ廻して陰核の頭を擦りながら、おまんφの鳴り響くままに腰を使ひました。光子さんは今迄とまた変ったされ方に、快感は昂進して来たと見えて、下の蒲団にかじりついたまま、唸き声を立てていました。
 私はおまんφの音の伴奏を楽しみながら、大腰に百数十回も抜き差ししていますと、とうとう射精期に近づいて来ました。
「光っちゃん、こんどはどう、いいこと」
「いいわ、いいわ、そんなに強くされると、からだがもう溶けそうになるわ。あアもうどうしましょう、おじさま、忘れちゃいや、あたし死にそうよ、あア、あア……」
「光っちゃん、僕も死にそうになった。一緒に死にましょう。どうして光っちゃんのおまんφはこんなに具合がいいのかなア、さうさう、さうしてしゃぶって頂戴、あア喰いしめられるようないい気持、光っちゃん此音、此音を聞いていると僕はもうたまらない、さアおやりよ、一緒にやって」
 私は昏倒するような眼まいを感じながら射精しました。どくどくと睾丸から搾り出す精液が大きな脈を打って射出する快味。光子さんももう半狂乱のうわごとのような泣き声を上げて気をやります。何という快感でしょう。どくどくという陰茎の脈動に、がばがば、ぶうぶうというおまんφの伴奏はまこと天上のものでありす。地上にこれ程の快楽を他に求め得可きでしょうか。
 二人は気をやったまま暫らく動けませんでした。おまんφへ陰茎を嵌めたままおまんφは頻りに緊縮してしめつけて来る中で、私の陰茎は余脈を打ってどきどきしています。腰から膝にかけての筋が抜き取られたようにふらふらするように感じて、腰ががくりと抜けて、尻餅をつくように後ろへへたばったので、陰茎はずるりとおまんφから抜けたのでした。夥しい淫液がおまんφから垂れ落ちて、私の裸の膝頭はぬるぬるになりました。私は今おまんφから垂れ落ちる淫液を口に受けて飲んでしまいたいような思いに憧れたので、直接私は顔を光子さんの尻に当て、舌をおまんφの中へ差し入れました。私の鼻は丁度おまんφの底部に接しているので、鼻から顎にかけて、とろとろの液で潤い尽くされました。でも私は少しも汚いなどの気持はありませんでした。昔聞かされた話におまんφの中のとろとろの液を匙で掬って飲む男があるなどということでした。それを聞かされた時には全く嘔吐を催すように不快でしたが、事実に於て可愛い女と夢中の亢奮時に於ては寧ろかくすることがより良き快感であり、慰藉であるのではないでしょうか。おまんφを舐めるということは冷静な時に於てこそ、きたないとも感じ、眉を顰める変態事実のように考えられるけれど、今夜のように、命まで捧げたい程、心の感動している場合には、必ずしも顰蹙すべき行為とのみは解すべきではないと思います。若し云い得べくんば、私はこの行為を美しき狂者といいます。主観的に盲動する芸術的動作だといいたいのです。兎も角も私の顔の半面を美しき心の水に浸し尽くして、永遠の烙印を私の心の内に受取りたかったのでした。私は心行くまで光子さんのおまんφを舐めました。しかし光子さんは少しもそれに気づかないようです。なぜなら光子さんは、夢現境におります。自分の陰部に触るるものは、陰茎であるか、指であるか或は舌であるか、そんなことを考えている場合ではなかったからです。
 主人公は22歳の娘の処女を頂く機会を得ました。うらやましい限りです。
 それにしても、大腰に百数十回も抜き差しするなんて、私には不可能です。腰が壊れます。それに、女が感じれば感じるほど私は感極まるのが早くなります。
 エロ小説のパターン通りに、この光子は数日前の破瓜で既にはっきりよがっています。破瓜の痛みはそれほどなかったようです。
 全体に荒唐無稽感は少ないけれど、処女を失ったばかりの女がピストン運動でイクというのはあり得ない話です。
 でも、この作品は大変エロいから、私は大学生の頃これを読みながらオナニーをしていました。ぬるぬるのおまんφってどんなだろうと妄想していました。


赤い帽子の女

 河出文庫、相対会[編]、「赤い帽子の女」より抜粋
 作者が芥川龍之介ではないかという説もある作品です。
 二人は申し合わせたやうに抱き合った。私の左足を女(千戸注:ベルリンの素人の女)の股間に入れて、右の手を女の首の下に廻して、ぐっと抱きしめた。顔を押し当てて接吻してゐることは勿論である。春的亢奮は最早二人に漲って来た。女は右の手で私の陰茎を握っている。私は女の右足を高く持ち上げ股を開かせて、左の手の指をおまんφに臨ませて行った。女は酒を大分飲んでゐて上気をしてゐるので、一層情慾が亢進して来てゐるらしく、おまんφの内は液で一杯になってゐる。私とても先刻おまんφをしてから、もう二時間近く過ぎてゐる上に、酒の勢で慾望は漲り返ってゐる。陰茎は女の手の内で火のように熱くいらだって来た。私は左の手の指をおまんφから抜いて、女の右足を充分高く上げ、股を開けておいて、私の両脚を女の股間から後ろの方へ抜き出して、女の尻から腰を押し進ませて、陰茎をおまんφに臨ませ、横取りの形で突き上げて行った。陰茎はとろとろのおまんφの中へ、わけなく這入って行った。おまんφの内は火のように熱くなってゐる。女が酒を飲んでゐるせいであらう。陰茎はおまんφの穴へ、まともに深く這入ってゐるのではない。はすに下から上へ突き上げてゐる形である。陰茎の裏側に筋のように持ち上がってゐる尿道の隆起部が、丁度おまんφの最底部に当り、亀頭がおまんφの上部を突いて、例のカリの鉢巻のところで陰核の下部を擦するやうな形になってゐるので、体を屈めて股を覗くと、陰茎の出入がはっきりと見られる。陰核をこすってやるのにも、都合がいいわけだ。しかし女が腰をあんまり押上げることは出来ぬ。女の方で烈しい運動をすると、陰茎がおまんφから抜け出して仕方がない。
 私はこの姿勢でしばらくこすってやった。たまには腰を女の腹の方へ乗り上げて来て、奥の方をついてもみた。陰茎を奥の方へ進めて行くと、女は待ってゐたというやうに尻を持上げてよがって来るのだった。今度は先刻の場合より尚一層よくなって来た。ぶるぶるしたおまんφの肉片が、からみついて来るやうでもある。日本でよく云ふ湯ぼぼに酒まらといふことがあるが、けふのは湯ぼぼではないが、酒のためにおまんφの内部の肉瘤が脹れ上って来てゐるのではあるまいか。私は可なり永い間出したり入れたりした。そして時々口を吸ったり、乳房を弄してやったりする。女は眼をつぶり、口を半ば開いて夢中によがってゐる。女は或ひはもう二、三度気をやってゐるのかも知れぬ。私は今は少し酒に酔ひ過ぎてゐるので、中々射精する迄には至らぬ。快くないのでは決してないが、気は中々いきそうにない。しかし私としても、こんなに永い時間続けてゐたことは、今迄としても稀なことであった。売春婦などとするときは、多くの場合、女が中々気がいかないので、つひ辛抱が出来なくなって、女より先に射精してしまふか、女と同時位になるかであって、実際私としては、私より先に女に何度も気をやらした経験は、日本で五、六度位しかないのであった。
 女が先に気をやった様子なので、私は陰茎をはめたまま、暫く動かすのを止めて、女の腹の上に腹を重ねて、普通の型に乗り上って行った。そして女の乳房を吸ってやった。その時、私はプンとした軽い腋臭の匂ひを嗅いだのであった。先刻は単におまんφがしたい一心で、夢中で乗りかかって行ったので、女の臭のことに気がつかなかったのだが、今始めてそれを嗅いだ。
 西洋婦人と腋臭はつき物である。腋臭のない方が不思議な位なのであって、寧ろその腋臭を嗅がされるのが、遂に男にとって、春的誘導の種となって来る位だ。臭いチーズの匂ひ、あのキャンマンベールの匂ひを嗅ぐと、おまんφの匂を連想して春的気分になるやうなものだ。しかし我々日本人には禁物である。だが、私の女のは甚だしくはなかった。余談ではあるが、日本の紳士がパリでお土産に香水を買った時、匂ひの種類を調べずに手当り放題に買ひ込んだら、その中には、腋臭の匂ひのや、おまんφの匂ひの等があって驚いたといふ話を聞いたことがあった。真偽は必らずしも保証の限りではないけれども、臭覚から来る春情誘導は、山羊のような動物ばかりではない。人間にもあることだ。只その国々に依って習慣を異にしてゐるばかりである。潔癖性な日本でも、女の腰巻を盗んで楽しんでゐるのを変態性慾などと云ってゐるが、女の髪の油の臭気で発情する人もある。私は学生時代に或る娘と情を通じて、深夜別れて後まで私の指に残ってゐるおまんφの匂ひを愛おしんで、とうとう二日間右の手を洗わないでゐたことがあった。これを色情狂などと云はれては少し残念だけれど、誰でも多少の経験を持たない人はないことであらう。
 女の顔を見ると、まだ夢幻の境にさまよってゐる人のやうな顔をしてゐる。私は女が既に気をやって、こんな状態にゐるのだから、自分も早く気をやってしまひたいと思っても、酒のために麻痺してゐるのか、中々射精に達しない。それで私は最後の手段に出て、女を尚最高境地に導いた上で、自分もその余栄にあずからうと思った。
 それは外でもない、女のおまんφを舐めてやらうと思ったのである。これが売春婦では一寸考へものだが、打ち見た所、この娘のおまんφならなめてやっても危険はないと、私は信じたのであった。そう思ふと、矢も楯もたまらない。早速私は、女の腹から私の体をずり下げて行った。私は毛布を全部はねのけて、女の股へ顔を押しつけて行った。そして女の股を充分に開かせて、私の両方の掌を女の尻の下に差し入れて、女の尻を出来るだけ持ち上げるやうにし、私は舌を陰核に持って行った。舌を陰核に押しつけ、舌の先を少し穴の中へ入れるやうにして、おさねを下から上へ舌で擦り上げてやった。すると、陰核は急に固くなって勃起したやうになるのを、今度は唇でくはえて、口の中へ吸ひ込むやうに動かしてやった。陰唇から流れ出る液は益々多くなって、舌の上に流れ込むと、少し塩辛いやうな味がする。私の舌は、時にはおまんφの中へ長く差し入れて、舌を廻してなめ廻したり、おさねを歯で柔かく噛んでやった。
 女はもうたまらなくなったらしく、腰を横に上に動かしてよがってくる。終には、私もすっかり亢奮して、私の舌を大きく口一ぱいに突出して、おまんφの下の方から、さねの上部までを力強く扱ぎ上げ扱ぎ上げするので、この調子に乗ってつい私の鼻が陰核の頭に触れたり、私の顎がおまんφの底部に触れたりする程、私の顔の運動は激しくなった。女の流す粘液で私の口の廻りがずるずるになって、どうかすると息づまるやうなことがある。私はなめながら目を上げてみると、眼のすぐ前に、小山のやうに隆起した陰阜があって、その上に柔らく群る陰毛の茂みを通して、腹部の波打つ野の向うに、寄生火山のように隆起した乳房の双丘が見える。顔は向うの谷間に落ち入ってゐるので見えぬ。私の舌の運動が烈しくなるに従って、胸から腹へ大波のようなうねりが打ち寄せて来る。腹の波のうねりは益々激しくなって、女は尻を持ち上げて、私の舌の押す力を一層強く要求するやうに押しつけて来る。女はもう夢中になり、大きなうめき声を発して、あたりはばからずよがり出して来た。
 時々おまんφの奥から、どきどきといふやうな響きを、私の唇へ伝へて来るので、私はもう一刻も我慢出来なくなった。私は舌をおまんφから離して、口の廻りのとろとろの液を拭ふ間もなく、女の上に乗って行った。私のとろとろの口を女の口に持って行って、其儘女の口をなめてやった。女は夢中で私の唇を受け、大きく私の舌を吸い込んで、噛み切るやうに堅く吸ひついて来た。それと同時に、女の両脚を私の尻の上に廻して来た。
 私のは実に長い間の摩擦に速く脹れ上って、いつでもするやうに怒張していたので、おまんφに押当てるや否や、奥まで鉄の棒を突通すやうに這入って行った。おまんφは脹れに脹れてゐるので、陰茎を出し入れする毎に、ぷりぷりとかり首にひっかゝるやうに内部の肉片がまとひついて来る。もうお互いに意識のない人間のやうになって、只腰ばかりが上下に烈しい運動を続けてゐるに過ぎぬ。やがて二人の密着した陰部の間から、大きなぶうといふ音を発した。動かす毎にぶうぶうといふ大きな音を立てゝ来た。密閉された小さな膣内の空気が、外に出やうとする時、一厘のすきもない陰茎とおまんφの皮膚の密着部を、無理に押し開いて空気が出やうとする時、膠のやうな濃厚な粘液を突き破る響きであらねばならぬ。私はこんな快い音響は決して此の世のものではないやうな気がしたと同時に、私の射精は大いに起った。濡れそぼくれた睾丸は緊縮して、蓄へられた春水を、全部射精せずにはおかない勢で迸ばしり出た。女はもう初めから何度気をやったかしらないが、隣の部屋まで響くやうな呻き声を発してゐる。日本の女にこれだけ思ひ切って、露骨に感情を発表し得るものが幾人あるであらうか。
…(中略)…
 私はハンカチーフを取りに寝台を下りた。そして自分の陰部を掃除しながら見ると、女は股を大きく開いたまゝ、未だに昏睡状に仰臥したまゝでゐる。私は布で女のおまんφを拭いてやった。私の指先がおまんφに触れるたびに、女は痙攣を起したやうに、腹や尻や陰丘をピクピクと動かすのであった。暫らく私はおまんφを眺めてゐた。
 総体西洋人のおまんφは、日本婦人に比すると美しい。日本の女のは、処女か、処女でないにしても、若い女のには美しいのもあるけれども、女によると、もう二十歳以前から大陰唇の廻りが黒く隈を取ったやうになってゐるのがあるし、それがつかひ古しのおまんφになると、とても見てはおられないやうに暗褐色を呈してゐる。西洋の女のは、売春婦でも余り黒くはない。今この女のも全く黒い影がない。ただブロンド色の柔い陰毛が、陰丘の森からだんだんとぼかし下げて来たやうに、おまんφの両側へ、ぼかし消したやうに黒味を見せてゐるだけで、両側の白い堤から、急にピンク色に陰唇に流れ込んで来る美しさは、何とも云はれない。小陰唇は両方へ花を開いたやうに上にひっくり返ってゐるのは、交接後液のためなのであろう。私はその美しい陰唇に魅せられて、また唇を持って行った。そして陰核を強く口の中へ吸い込んでやった。女は夢から驚きさめたやうに、首を擡げて、初めて眼を開いて私の顔を見て、ニッと笑った。前歯の一本欠けてゐるのまでが、非常な愛嬌を増すものゝやうに私は受取った。
 これは大正末期の実体験をもとにした作品と思われます。
 女は貧困の果てに若くして娼婦に身をやつした境遇のようで、その頃にベルリンの女が東洋人に身を任すというのは勇気がいったことでしょう。
 それにしてもなかなかエロい文章です。
 この作者は帰国後も女のことを思い出して何度もオナニーをしたそうです。隣の部屋まで響くやうな呻き声を発してとあれば、さもありなんです。
 皆さんは、じゅくじゅくになってよがり声を絶叫的に放つ女とファックしたことがありますか。こういうファックは一生忘れられないと思います。
 よがる女は素晴らしいです。女と性交する時は絶対によがらせなければいけません。


おいらん

 河出文庫、伝・平井蒼太、「おいらん」より抜粋
 江戸川乱歩の弟が作者ではないかという説もある体験記です。
 以下は、相互手淫を条件に女が応じたところから始まります。
 すこし焦れぎみに、私は捲り上げた妓の前へ手をやって、陰毛を引っ張りはじめました。小ぢんまりしたドテの固さ、ゴムのように弾力があります。陰毛をかき分けながら段々下へ手をやって、空割れのあたりを無遠慮にこすり回すと、
「あんまり奥へ指入れたら、いやだっせ」
 と云いながら、今は観念したものか、すこし股をひろげて自由に弄らすのです。
 そこで、暫くサネ頭をなで上げ、ひねり回し、妓がピクピク腰を動かしはじめるのを待って、空割れを二本の指でひろげそろそろと陰門のなかへ人差指をのぞませてみますと、さすがに日は浅いといっても商売女だけに、入口までは流れて出ぬものの、中の方はジクジクと淫水にぬめり、充分にまだ素人娘のおもかげがあります。締りのいい陰門に、やがて二本の指をなかばほども入れた時、ギュッと股をしめて、
「もうそれ位にして、あんまりなぶられると妾がへんな気になるわ。早よう、ヨーさんの気をやらして頂戴」
 と、妓は私の勃起しているものを、手ばやく探りあててぐっと握りしめ、
「えろうカンカンに怒ってはること」
 笑いながらアタマから根もとまでサッサッと撫でおろし、こすり上げます。暖かい女の柔手であしらわれて、さんざんに焦れきっていた私のものは、駄々ッ児を甘やかすも同様ますます増長してのし上るばかりです。
 さあ、こうなるともう夢中です。妓の股をむりに大の字に押拡げて、陰門の口を締める相手の力を抜き、しっかり抱きついてグイグイ指を深く突込み、上下左右をこすり回し、時々は子宮の頭へもとどかせ、親指をつかってサネを揉みあげもみ上げしました。それでも足りずに一方の手で乳を弄り、陰毛を引っ張り、抱きしめ揺り動かし、夢中になって女のからだをもてあそびましたが、妓もよいらしく、陰門の奥からゴボゴボと淫水が溢れ、それが私の指でかきだされて陰毛を濡らし、はては尻の方まで伝い流れる始末、その心地よいこと、そのまま私の指は、百合子の陰門の中で、その愛液のために跡かたもなく融けてしまいそうな気さえします。百合子もいまは全く快感に包まれて、十二分に股をひろげ腰を浮かせ、私の指がサネを弾くたびにヒクヒクと腰を動かし、眉をしかめて狂おしく獅噛みつき、
「ヨーさん、ヨーさん。妾もうたまらんわ。ヨーさんも早よ気をやって…」
と、われとわが箇処に手をやって、湧きでる淫水をたっぷりと掬いあげ、火になっている私のものにべったり塗りつけて、上下に早くしごき上げ、それでももどかしいか、抱きついた手をはなし、片手にしごきながら、片手は亀頭の首根ッ子をしめつゆるめつ、又は鈴口をこそぐるなど、あらゆる手段をつくして自分の快感と一緒に、私にも射精させようとこころみるのです。
 もちろん、私のものはすでに早くからズキズキうずいていて、それを無理にも堪えていたのですから、女の生暖かい淫水をぬりたくられ亀頭を弄られては、いまにも発射しそうになるのでしたが、なんとかして妓を夢中にさせ、隙に乗じて相手の急処にさし込みたいのが狙いなので、ここが我慢のしどころと歯を喰いしばってこらえ、妓の手をはずして床の上へ起きかえり、
「いくら気をやれと云っても、手だけじゃなかなかいかないよ。おそそを見たら又気が変って、いい気がいくだろう」
 と、フトンを剥いで、妓の長襦袢を臍のあたりまで捲り上げましたが、その壮観!実に言語に絶した眺めです。恥じを知らぬ商売女の常で、思いきって大胆に股をひろげ、下タ口を天井に向けて奔馬泡を噛む勢いは、見た眼に快絶を叫ばせます。そして、私が濡れた手でそこら中を撫で回したので、下腹から内股へかけて一面にぬらめきわたり、余滴は尻を伝って、腰巻の皺にドロリと溜まっている有様です。しかし、そうした放恣な姿態にひきかえて、その肉体にはまだ素人らしい初々しさが残り、ドテはふっくらともり上り、空割れのへりは一際赤々と肉の色が映えて、細くしなやかな陰毛が噴井のように溢れた愛液に濡れて、なびき伏しています。引きしまった両股は丸く肉の弾みを見せて、汗になまめいて輝き、やわらかく曲線をひいて膨らんだ下腹は、或いは大きく、或いは小刻みに息づいて、性の歓喜に喘いでいます。私は、目くるめくように覚えて、思わずかじりつきたいのを辛くも抑え、再び指を入れてくじりかけると、
「そんなに覗いたらいや、恥しわ。意地悪るせんと、早ようヨーさんも気をやってえー。妾もう、ようてようてたまらんわ。ヨーさんのも見せてえなあ」
 と、なかば身を起して、私のものを握りしめると、躰をくねらせ足を縮めたり伸したり、鼻息あらくハアハアと続けざまに淫水を流して、快がるのです。
 こうなると、素人おんなより激しい情熱をみせるものです。五円の威力(千戸注:先に女に渡したチップ)と私の若さと、機智にとんだ対策に百合子はすっかり参ってしまったのです。たとえ勤めにでてからやっと半年になったばかりの若い妓とはいえ、同年輩の堅気の女などが、夢にも知らぬ快感の極致を知り抜いている筈です。前にも書いたように、私は当時金まわりがよく殆んど隔日に女を抱いていましたので、一と目惚れした妓のこれほどに取り乱した姿を眼にしながらも、なお心もちに幾分の余裕をもち、酒が回っていたせいでどうにか堪えながら、妓をよろこばせる芸当ができた訳ですが、まるで、客と妓の使命を転倒させたようなこの夜の想い出は、おそらく永久に忘れないでしょう。
 で、私は妓をさらに一層よがらせ、私自身もなお此上の眼福にあずかるつもりで、左手に空割れを拡げて眺めますと、上の方に薄い肉色を光らせたサネが、赤黒い外皮の中からかおを覗かせ、指を触れる度びに百合子の全身を激しいケイレンが走るのです。そして押し拡げた陰門の中は、これまた年増おんなや玄人女の黒ずんだ赤味とちがい、若々しい桃色に輝いた粘膜が折りかさなって層を作り、指さきを触れてみると、心あって引きこむようにヌルヌルと何時の間にやら銜えこんでしまって、離さじとひき〆め、からみつき、まといつくのです。堪えに堪えた私のものも、さすがにこの有様を見せつけられ、やわらかい手で掻き立てられては、たまりません。思わず射精しかかるのを、いま一と息我慢して、くじる手を休めずに、
「ああ、もういく云うたら、いややわ。ヨーさん。あああああ…」
 と、これも夢中の百合子の口に吸いつき、チュッ、チュッと舌の根のぬけるほど吸い上げておいて、いまや頂点にたっした私のものを、隙をうかがって妓の手から抜くと、無言のまま相手のからだに乗りかかり、お目当ての箇処へあてがってグッと一気に押しこみ、いなやを云わせず無理往生させてしまおうとしましたが、驚くべき妓の義理がたさと云いましょうか、そんなに取乱していながらも、そこは商売人の巧者で、素早く腰をひねると、私のものを突き外ずさせ、力一杯にぎりしめて、
「ああ、あかん、ヨーさん。堪忍して。妾はこんなに出してしもうて恥かしい。入れて欲しい気はやまやまなれど、それでは済んまへん。堪忍して私の手で気をやってえ……」
 言葉尻はすすり泣きの声音で、からだを動かし、くねらせて、私の手から逃れようとしながらも、それと同時に、自分の情熱のやり場のない苛立たしさに、蒲団の外へ転がり出してしまいました。
「こらッ! 馬鹿!」
 標的をはずされた憤りに我鳴りながらも、つい怺えかねて、
「ウム、百合子、百合子」
 と口走ると、妓の掌の中へ、水勢滔々と奔騰させてしまいました。妓は、
「ああ、うれしい!」
 と、両手で、脈うち躍りあがる私のものをしっかりと握りしめて、射精時の快感を一層有効にしてくれました。
「快かったかい」
「うん、でも妾あんまりなかたち見せて恥かしいわ」
 わたしの胸に顔を押しつけて、生娘のような初々しさを見せるのです。
「随分出したぜ、サネをひょこひょこさせて、あの顔ったら……」
「いやいや、そんなん云うたら、妾、顔から火がでるやないの」
「そうして、下から水が出るか。ははは」
「ばか、阿呆ッ。いやや云うてんのに、いけずやわア。もう云わんといて。可愛い顔してはる癖に、ほんまにぼんぼんらしない口やわ」
「だって事実じゃないか。腹まで出して畳の上へ転がって……」
「まだ云うてる。かなわんわ。姐さんみたいにひねりあげるし(千戸注:百合子はこの姐さんに遠慮して躯を許さなかった)
「あ痛っ」
「自分かて、けったいな顔しやはったし。気のいく時に……」
「当たりまえの事だ。少しも恥かしくないね」
「まあ、ああ云えばこうと憎らしわ。そやけど、ほんまに妾も今日みたいなこと初めてやったけど、ぼんぼんも相当なものやわなア」
「何故?」
「そうかて、ほんまもん入れずにあない女を嬉しがらせるの、一寸ぼんぼんの若さではでけん事やし。ほんまに曲者やわ。気がとおうなるほど快かったんやもん。畳の上へ出たりしたの、妾、初めてやわ。そやのに、えげつのうまだ其上おそその中を覗いたり、おサネを弄うたり、ほんまに妾どうしよう思うたし。おかげ様でお腰は汚すし、口惜しいわあ、此の人」
…(中略)…
 女の帯も解かずに割り込んで、素早く一つ目を射精し終り、
「もう一つ犯よう。暑いから裸かになれよ」
 私は先ず自分から先きに着ているものを脱ぎ捨てて、これも裸かに剥いた女を其場へ上ワ向きに押し転がし、在り合う座布団を二枚かさねて尻の下にあてがうと独特の大きな女陰を、明るい電灯の光りで今更のようにツクヅクと見守った。
「あら、珍らしい。これまでツイぞ無いことだよね。雨にならなきゃいいが…」
 春子は、無遠慮に平然と大股をひらき、巨口を私の眼前に突きつけて、尻をくねらし下腹をへこませ果ては唇まで歪めて、さまざまに陰門の肉を動かして見せた。陰核がピクピクと痙攣し、陰毛が獣類の背部の怒り毛のように逆立ったり横にねたりする−−素晴らしい景観だ。膣孔を押し広げて覗いたら、始末しきれぬ二人の淫液が白く泡だって流れでたが開中に重畳した臓物がウネウネと蠢くさまは、丁度もつれ合った無数の小蛇さながらで、なんとも無気味な眺めである。
 私は傍らの鉄瓶をとって、ぬるま湯を女の陰門に注ぎかけた。そして、残りの淫液を丁寧に拭き去り、すっかり掃除がとどいたところを、改めて吸いかけた。舌の根の続くかぎり舐め回し、呼吸のあらん限り吸い立て、さらに陰核を噛み、陰阜に歯形をつけ、また新しく流出する淫水をのんだ。それでも足らず、フルーツ用の小スプーンを取り出してきて、思いっきり陰門をひろげ、膣孔の奥深くにたまっている淫水まで、その小匙で掻き出しては舐めた。色慾の餓鬼である。
 再び前にも倍して勢いさかんに勃起してきた陰茎を女の口中に入れ、なおさまざまに陰門を弄んだ。両手の指を小陰唇のへりにかけて掻き分けた膣孔の奥処めがけて、口中にふくんだ仁丹の幾粒かを、ラッパのようにとがらせた唇のさきから、散弾でも発射するばかりにはじきこんだ。そして、女の痛がるのもかまわず、その儘左右の二本指を四本とも突き入れて、破れよとばかり開中をかき回し、ふたりで互いにしばらく嘗め合った。
「早く入れて、殺して…」
 春子の亢奮を待って、四ツに組み陰茎を挿入した。
 吸い着き、躍動する女の陰門に奔弄される亀頭の快感は、二回目だけに痛いまでの快美である。全身うずくような軽い痛苦をさえ覚える。魂まで流れだすような射精時の恍惚境であった。
 いまさら未練な言いぶんではあるが、たとえ春子とは別れても、この女陰だけは切りとってでも自分のモノにして置きたいと思った。
 昭和三十年に発刊されたらしいです。買春エピソード集として名だたる奇書でして、私は深層心理としてはこれを意識してエロ小説を書いたのかもしれません。
 亢奮した女が思いっきり淫らに振る舞うのは大変愉しいです。
 ソープ嬢にもこのように淫乱に行為する女はいくらでもいます。
 でも、こんな悦ばしい素質のある女でも、殆どの客に対しては猥褻に乱れることなく、看護婦のように落ち着いて客に射精誘導をします。
 深窓の令嬢とまではいかないけれど、しとやかに、セックスのことなんてそんなに存じませんという感じで身を任せます。
 そして、客の亢奮の程度を冷静に観察しています。
 私が淫乱に振る舞わせた女、じゅくじゅくのずるずるの状態に狂わせた女に、普段のエッチプレイの様子を聞くと、全く違ったパターンでしていると言います。おとなしくて静かなFUCKです。
 甘いムードで語らい合い、ソープの女にフェラチオをがんがんされて、三回抜けたと喜ぶのもいいけれど、女を攻めて乱れさせるというセックスの醍醐味を探求するという道もあるということを理解しているのでしょうか。
 私は対面した女に私を冷静に観察する余裕をなくさせるのが趣味です。

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