写真で随想 E

 古刹巡りは楽しい。京都や奈良には、寺院、仏像、庭園、素晴らしいのがたくさんある。目にとまるのは、スマホなどでの撮影ではなくて、きちんとしたデジカメを持っている人。8万円以上と想像するカメラを構えている。私は5万円程度の中途半端なものを買って失敗したと思った。
 いろんな楽しみの1つにその土地の列車の中の光景を見るのがある。近鉄橿原線、京阪石山坂本線など下校する中高生が賑やかにやりとりしているのをぼーっと眺めていると一人旅の良さをしみじみ感ずる。
 A〜Cに載せても良かった写真を4つ掲げよう。
大野寺
 大野寺(平成25年4月)
 長谷寺から室生寺までタクシーで行くという贅沢をしたので、室生寺の拝観が終わると丁度バスが出発するところだったのがありがたかった。
 バスの中で旅行のガイドブックを眺めると、近鉄室生口大野駅の近くに大野寺があり、結構なところのようなので行ってみた。意外にも室生寺よりも観光客が多かった。(平成25年4月)
 見事な枝垂れ桜だった。ただ雨模様だったし、人が多すぎて写真が撮りにくかったのが残念。

大野寺
 宇陀川の畔に建つ大野寺、対岸に弥勒大磨崖仏。

貴船神社
 貴船神社はこぢんまりしたお社だった。(平成26年7月)

救世船乗観音
 平等院山内浄土院に伝わる『厨子入り救世舟乗観音』
 珍しくも撮影が許されたと思ったら、新規復元制作だった。(平成26年4月)

 平成26年11月に紅葉の京都に行った。考えてみれば40代以降秋に遠出の行楽は記憶にない。同年10月の比叡山と石山寺、そして11月初めの京都洛西の名所巡り(竜安寺など)が久しぶりの秋の行楽だ。
 11月下旬は京都洛東の名所巡りをした。銀閣寺前のバス停着が9時47分だった。そこから銀閣寺、法然院、光雲寺、永観堂、南禅寺、無鄰菴と廻り、神宮道でタクシーに乗った。京都駅の新幹線発が15時過ぎだった。
 バス停・銀閣寺前から神宮道までしっかり歩いた。主に哲学の道を歩いたが、ここを歩く人が意外に多かった。それに外国人が結構歩いていた。

銀閣寺
 銀閣寺 向月台と共に
 銀閣寺は予想外に広く、そして、見所いっぱいだった。外国人もたくさんいた。

銀閣寺
 展望所より眺める銀閣寺

銀閣寺
 銀閣寺
 観音殿はひたすら地味だった。

銀閣寺
 銀閣寺 銀沙灘と向月台
 京都の名所をたくさん見たが、銀閣寺を私は第1位に推したい。庭園のそぞろ歩きが結構だ。

法然院
 法然院 白砂壇(びゃくさだん)
 私は浄土宗の学校(東海中学・東海高校)で学んだから法然上人の名はもう2千回以上聞いているに違いない。だから、法然さんゆかりのお寺を見て回ると何やら感慨があった。
 後日法然院のサイトを見て、場所が鹿ヶ谷と知った。大変奥まったところと思っていたが、今では街中だ。

法然院
 法然院


哲学の道
 哲学の道
 ここを南から北へ歩く人が多かったが、私は北から南へ歩くほうが良いと思う。

光雲寺
 光雲寺
 光雲寺の開基は東福門院和子(徳川秀忠の娘)である。庭園は7代目小川治兵衛の改訂作。光雲寺は観光客が少ない点でとても結構なところだ。


永観堂
 永観堂禅林寺
 ど迫力の紅葉だ。だから人出がすごかった。まあこの季節の永観堂を見たことのない人というのはちょっと問題だと思った。私自身一月前に京都観光の雑誌を買うまで永観堂の名前を知らなかったのだから情けない。

永観堂
 永観堂禅林寺

永観堂
 永観堂禅林寺

南禅寺
 南禅寺

南禅寺
 南禅寺

南禅院
 南禅寺南禅院
 南禅寺は相当広い。結構なところだ。ただ拝観料がたくさんいる。

疏水

 疏水

 明治の頃の造成の労に想いを馳せ
 しばしボーッと眺めていた。


疏水
 疏水   人が大勢いて、ここまで人数が少なくなるまで20分以上粘った。

無鄰菴
 無鄰菴
 山県有朋の別邸で、7代目小川治兵衛の手になる庭が結構だ。デジカメのバッテリーが切れ、写真が1枚しか撮れなかったのが残念だ。
 無鄰菴、光雲寺、等持院、桂春院、大心院のように人がうじゃうじゃいないところは気持ちがよい。銀閣寺も金閣寺よりは雲泥の差で人が少ないから結構だ。

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