私のヘルス遊び

 私が50歳になったのは平成9年。その頃からEDが出てきた。金津園の馴染みの女では全く問題がなかったが、初対面の嬢となると、容姿、女のエロさ(私の愛撫の受け入れ姿勢)、親密感(飛び込んでくる度合い)、性技(特にフェラチオの強さ)のいずれかに不興があると勃起が思わしくなかった。この4点でOKでも、ゴムをつけねばならないとなると、残念なことに大体はそのタイミングで不調になった。
 金津園遊びに情熱を燃やしていても、初会で(全店がゴム着要請となった平成4年から、レビトラに頼る平成17年までの期間では)終始雄々しく振る舞えたことなんて実に少ない。その少ないケースでもって“裏を返す”という悦びがあった。
 ということは、初会のソープ遊びの多くが、相手への不満というよりは自分へのがっかりで、何やらほろ苦いものになり、そんなとき私はヘルスのほうに気持ちが向かった。
 STD感染と恐喝等の事件を恐れること人一倍だったので、私はピンクキャバレーやヘルスの店に突撃したのが35歳とかなり遅かった。こういう射精風俗を知ると、若い女の堂々たる猥褻接近に全く目が覚めた気分で、女性観が変わったと言ってもいいぐらいだ。
 若い頃からストリップ劇場によく入っていて、女の裸体を鑑賞するのが大好きだったから、若い裸の女を個室で独占できるヘルスは2万円ぐらいで済むなら安い娯楽に思え、実に極楽気分を味わわせてくれた。
 ヘルスはストリップの料金の大体4〜5倍だ。観られるマンコの数が8:1でも、個室、独占、会話、こちらからの自由な愛撫、フェラ、抜き、女の若さ、これだけ結構なことがあるならヘルスは極楽に等しい。
 ソープで遊ぶようになるとヘルスをやめる男が多いと思うが、私はやめなかった。ヘルスはソープと同様に女陰の口淫を愉しめる。私の絶妙なクンニリングスに反応する度合いを考えると、名古屋のヘルスの女(対面ベースで、ざっと、平均年齢21歳)のほうが、金津嬢(対面ベースで、ざっと、平均年齢26歳)よりも雲泥の差で結構なのだ。オーラルプレイに警戒心がなく素直に感動し、肉体をざわめかせて、ソープ嬢が何かとセーブするのとは全然違う。だから楽しい。
 本番ができないことは私にはそんなに痛痒にはならなかった。結構なことは、ヘルスは先ず強引・強烈なフェラチオで、初対面の女でも私のペニスが何とか雄々しくなった。ファックがないから、繊細な私がペニスの不調を苦にすることが全くないのが勃ちを阻まなかった。
 ヘルス遊びを振り返ると次のようにまとめられる。
一段とヘルスに愉しみを見いだした時期───平成10年(ヘルス道楽を参照)
愉しく通い詰めた嬢は3人───翔子とナミ(ヘルスで本番・写真撮影を参照)、ミサ
  ミサは高身長女に嵌め通い1本指名の入浴勃起不全からの脱出に登場
ヘルス遊びをほぼやめた時期───平成15年(ミサが金津園に出たのが契機)
  平成17年にレビトラを使うようになるとヘルスには完全に行かなくなった。
  ただ、例外の遊びは平成18年(指入れて!を参照)

 大変助平でも、警戒心が強い私が初めてファッションヘルスの店に入ったのは昭和57年だった。
 勇気を奮って入ってみると、意外にも若い女ばかり揃っているし、シャワーで互いに股間をしっかり洗えるのが安心で、暗くて騒々しくて、何やら衛生的ではないピンクキャバレーと比べれば格段に良いと思った。
 それからちょくちょくヘルスの店(主に名古屋の池下にて)に行ったが、翌年金津園に行くようになると、金津園がメインで、ヘルスはほんのつまみ程度にしていた。
 両方で遊ぶと、ソープ嬢はなんというか年齢の差以上に大人の女という感じで、ヘルスはちんぴらそのままの女が多いという印象だった。
 だから、ヘルスに入らない月の数のほうが入った月よりも圧倒的に多くて、たまたまヘルスに通い出すと半年ぐらい続けるという遊び方だ。繰り返し通いたくなる女になかなか出会うことがなくて、ソープ遊びよりもむなしい気持ちになることが多かったようだ。
 いい女だなと思っても、次に会おうとすると、全盛期の金津園以上に予約が取りにくくて、かなり苛立たせられた。また、せっかく女を気に入っても、すぐに店からいなくなるので拍子抜けをすることが多かった。だから、リピートができたヘルス嬢が殆どおらず、4回会った女がいなかった。
 それでも、手近なところで遊べる便利さが、岐阜まで行かねばならない金津園よりはありがたくて、JJクラブという人気店によく入っていた。とにかくその店は美女が集まって、よくはやっており、客も女も時間に追われるという印象だった。
 それだけに、女の応対には機械的にミルクの抜き取り作業をしているようなところがあった。
 温かみがなくて他人行儀という意味よりは、連続作業であり過ぎて、精神的にも肉体的にも疲労し、必然的にそうなるという意味……ソープよりもヘルスのほうが格段に体力勝負だ。
 それでも、私は若い女の割れ目に吸いつくのが好きだから、初対面の女をびしょ濡れにさせて喜んでいた。
 ところが、JJクラブが、たぶん当局の指導だろうが、部屋と廊下の間の壁を天井から20pばかり素通しにするという改造をして、それで、とたんに入る気がなくなった。
 声が筒抜けだから、女がよがり声を上げられなくなった。それでは全くつまらないし、イカせにくくてしょうがない。イカされることを拒む女もいた。
 で、当局が店に、本番プレイがないことをしっかり管理するよう指導を強めているなら、私自身は本番行為を目的としていなくても、名古屋のヘルス店ではどこに入っても同じように遊びにくくなるだろうと思って、しばらくヘルスの店から遠ざかった。
 平成10年4月にヘルス道楽の舞台のヌレマン(仮名)にたまたま入った。ここはそれまでよく入っていたJJクラブよりも客が少なくて、落ち着いて遊べて、隣の部屋の物音も聞こない。
 忙しい店は殺気立っている雰囲気があるけれど、ヌレマンにはそれがなかった。
 女が時間を気にしないのがありがたかった。ちょっとクンニしていると、(その気になれば早撃ちできたのに、『抜き』に時間がかかりそうだと思われて)「貴方、時間がなくなるわよ」と声をかけられ、そうなるといっぺんに白けてしまう。スケジュール管理を女にされたらイヤになる。
 私が金津園で顔出し美女をずらりと揃えた店に入ろうとしないのは、JJクラブがずらりと顔出し美女をそろえ、ヌレマンがそうではないのに、それでもヌレマンのほうが好ましいと思うのと同じ感覚だ。
 はやる店に入るのが望ましいけれど、はやり過ぎと言いたくなるほどP指名が多い店、通の遊びができない若い客が多い店は落ち着かない。常連客の価値も低下する。助平道が発揮しにくいと言える。
 この点はソープもヘルスも同じだ。
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 ヌレマンに通うと、それまでのヘルス遊びでは経験のない面白さがあった。通った女にそれほどの美人はいなかったけれど、ブランデーを飲めるのが結構だし、女がJJクラブよりも大らかだった。仕事に追われる殺伐さがなく、気安さがあった。
 1年以上いろんな女と愉快に遊んでいるうちに、私は本番持ち込みや写真撮影がJJクラブでは絶対無理だけれど、ヌレマンなら可能かもしれない、試してみよう、と思うようになった。
 で、上で紹介した小説に書いた通りの、とっても面白い出会いがあって(しかも、なかなかの上玉)、数人に本番持ち込みやAF・写真撮影がうまく行った。
 だから、ヌレマンには長く通い、金津園に行く回数がかなり減った。

 女遊びというのは、女を助平に豹変させたときが一番面白い。女の肉体を開花させることによって、女の助平心を目覚めさせる、これが親密感を拡大し、調教的なプレイができる。
 ソープでもヘルスでも、逢う度にプレイに少しずつ破廉恥度、助平度、親密度が増していく過程がたまらないのだ。
 どんな美女でも、うんちをするのが信じられないような、厳かで尊い佳人でも、本質的には私と同じように助平だ。女がすました顔を捨て去って、大胆に助平に振る舞うときが一番面白い。
 同じ女に1年も通ってよく飽きないなぁ、と思う人も多いだろう。
 ところが私は、女の微妙な変化を観察するのが愉しくてならない。股を貸すだけのセックス、口を上下に振る行為ならいくらでもしている女が、私の誘導に乗っていつのまにかとんでもないことをしているという淫らの進行を確かめると、この上もなく幸せな気分になる。
 スケコマシ道にいそしんで、店外デートが叶わないとわかった段階で撤退する男が多いだろうが、私はそういうことを考えていないので、いつも新たに何か妙味を見つけて続けられる。
 さあ、これからクンニリングスを始めるぞ、というときの女の股の開き方、膝の上げ方、引きつけ方、こんな所作が、初対面の時から半年後一年後となるとなかなか親近的な方向へ、エロい動作へと進化していく。
 がっと膝を引きつけ、腹筋に力が入って、心なしかアナルが飛び出る、こういう歓待の迎え方を見ると、最初の頃は、膝の裏に手を当てて私が持ち上げていたんだよな、と思い出す。
 即尺にしたって、いろいろなパターンがある。
 二人とも裸になってからする、私が素っ裸で女が下着姿でする、パンツの横から私が取り出して女に含ませる、女にパンツの中から取り出させてする、オナニーをさせながら咥えさせる、玉舐め玉含みを先にさせる、最初に股間のにおいをくんくん嗅がせてからする、いきなり69ではじめる、溝に故意にチン滓をためておいて咥えさせる、先走り汁をカリ首全体に塗り広げさせてから咥えさせる、先走り汁を舌先ですくわせる、「ご挨拶をさせていただきます」と言ってからしゃぶらせる。
 その頃名古屋の繁華街の優良ヘルス店で、20代前半の女が即尺するなんて考えられなかった。金津園でも即尺を店として奨励しているのは艶グループしかなかった。
 だから、ヘルス嬢と仲良くなってこれを承諾させると、最初はおそるおそる咥えたのを、徐々にハイグレードへと進化させるのが愉しかった。
 私はソープやヘルスに行くときに、先に歯磨きをしたりシャワーを浴びたりはしていない。
 50歳を超えた男に口臭がないなんてことは先ずないだろう。私は365日風呂で石鹸を使わないし、洗髪はせいぜい10日に一回、脂性で顔はべたべた、足はぷんぷん、歯磨きはなかなかせず、歯槽劣化が進んでいる。それでも、ソープやヘルスでラブプレイに熱中させた女に嫌がられたことは一度もない。
 要するに、女を助平モードにヒートアップさせれば、口臭も足のにおいも関係なし、ほんのりにおうアナルだってぺろぺろ舐めていただける。キスは積極的で限りなく深いし、「僕の唾を飲んで!」と言えば大きく口を開ける。
 朦朧の気分で快感にひたり合い、普通なら好感の持てないにおいでも気にならないという関係になれば、女によっては、もう、ヘルスの女とファックすることも、ソープの女とAFをすることも可能になる。
 これにもっと早く気がついて、親しくなった女に過激なプレイを持ちかけるのをもっと前からしていたら、と残念だ。女におしっこをさせたり、アナルに指を入れたりするのはかなり昔からやっていたけれどねえ。
 私は風俗の女に対して普通でないことを持ちかけるのをなかなかしてなかったので、ソープでもヘルスでももうちょっと遠慮なくやっていたら、面白いことがもっと起きたかもしれないと思っている。
 しかし、ヘルスではせっかく深い関係が構築できても、上がるのが早いからせいぜい1年しか続かない。その点、金津園は15年勤める女がざらにいるから、客としても長く愛人のように続けられる。それが良い。
 同じ風俗嬢と言っても、ヘルス嬢とソープ嬢は、気質と価値観、「通常社会」との遊離隔絶感がだいぶ違うようだ。

 名古屋・池下のヌレマンは平成10年から14年まで随分愉快に遊べた。
 ソープの愛好家は、ヘルスを小馬鹿にして、ヘルス遊びをしないという傾向があるようだが、どうかなと思う。風俗嬢の人間観察、エロさ、親密さの形成過程の愉しさ、こういうものは、ソープもヘルスも同じだし、本番不可のところで本番を目指すのは、NS不可のソープ嬢(ピルを常用)に中出しを目指すのと同様に目指し甲斐がある。
 女の心を掴むために、一生懸命本指名を繰り返し、立派なオーラルプレイで毎度ノックアウトして、結果として撮影に至る、これが実に欣快なのだ。
 ヘルスの60分の遊興で、脱衣・洗浄・会話の時間が30分とすると、正味プレイの内訳は
   女が攻める時間:私が攻める時間=2分:28分 〜 8分:22分
 の分布で、即ベッドの時は正味プレイタイムが50分ぐらいのこともある。69、FUCK、AFのようにどちらかが一方的に攻めているのではない時間があっても、私は常に最低15分は一方的に女の股間を攻めている。だから、女が愉しめる。
herusu3  女を愉しませて、ヘルスにしてもソープにしても、小説として残したくなるような体験を味わったというのが嬉しい。
 それにしても、風俗で働く女の根性には本当に頭が下がる。
 ヘルスで本番・写真撮影の翔子は私のためにピルを飲んだ。私はむちゃくちゃ嬉しかった。金津園まで行く必要がなくなった。
 ヘルス道楽ヘルスで本番・写真撮影はヌレマンに入って3年間で心に残る出会いがあったものを小説にしたが、出てくる女は私にとって、いわゆる当たりばかりで、外れがどれくらいあったのか、風俗遊びが好きな男性は気になることと思う。
 私ははなはだしい美女好みで、店のアルバムを見ても×ばかりつけているけれど、平凡な器量の女でも、会ってしまうと、まともな心と性能のいいおまんφの持ち主であれば、ソープでもヘルスでもすぐにリピーターになってしまう。
 取っ替え引っ替えでは愉しい遊びはなかなかできない。それに、自分のことは棚に上げて、女の器量だとか愛想の良さに過大な期待を抱いて、すぐにこの女は気に入らない、と切り捨てるのはどうかと思う。
 私は遊び相手として合格の判定をすれば、ある程度通い続けて相手の反応、変化を見る。ある程度の数は対面して親しくならないと、男と女の関係としてのいい想いはなかなかできないのではないか。
 それなのに、次々と遊び相手を変えているのはお金の無駄遣いというものだ。

 ヌレマンで会った女に、ユリという名のヘルス嬢がいた。ユリは逢った期間は短いけれど、大変興味深い女だった。(平成12年末の遊興)
 そのユリとの遊興についてのメモ書きがあるので、これを掲げる。

11/27 また初対面の女と遊ぶことにした。
 ユリという24の女を選んだ。5枚の写真の中から選んだ理由は、24歳になっていることと、得意プレイの欄に受け身と書いてあったからだ。ウエストが62pと太いのが少し引っかかるけれど、口の大きな顔が取っつきやすそうに見えた。
 会うと、想像以上に胸が膨らんでいた。ユリは人見知りするタイプではなく、なかなか愛嬌があった。
 私の腰に手をかけ、第一声で「待たせてごめんなさいね」と気を遣った。
 確かに大層待たされていたから、食事が遅れたのかと思って聞くと、「今出てきたの」と答えた。ユリはいつも午後6時出勤の遅番だった。
「遅番でも4時ぐらいには出てくるものだぜ」と言ったら、困った顔をした。
 部屋に入って私がすぐに服を脱ぐと、ユリもそれに従った。茶色の下着をつけていた。この店で茶色の下着は見た記憶がない。
 私がズボンやズボン下を籠に入れても、ユリはたたんでしまい直そうとせず、「待っていてね」と言ってシャワールームに飛び込んだ。店に出たばかりだから、未洗浄の女陰のにおいを確かめようと思っていたのに、声をかけるひまもなかった。
 今まで会った女は殆どが私のパンツや靴下まできちんとたたんだ。ユリは横着でもなさそうだから、そうしないのが不思議だ。
 しばらくしてシャワールームに呼ばれた。
「今シャワーを浴びながら、ついでにおしっこをしなかったかい」と茶々を入れたら、まともに否定の返事が返ってきた。憤慨の表情からすると、横着にシャワールームで小便をしたことはなさそうだ。
 洗い終えたら、ローションプレイをせずに出ることにした。話がしやすい女なので、少しお喋りしようかという気になった。一応、「ローションプレイは上手かい?」と聞いて、ユリが自信がないと返したところで、「じゃあ、やめよう」と言った。
 ブランデーのロックを取り寄せて喋っていると、私の冗談やつっこみがユリに受けたようだ。私は猥褻な言葉を多用しながらいろいろユリのことを聞き出した。
 ユリは入店が今年の7月で、風俗稼業はこの店が初めてだ。それまで3年ほどフリーター等の普通の仕事をしていた。学歴までは聞かなかった。
 生まれも育ちも名古屋で、身長は158p、よく張り出した胸、横幅のある顔に豊頬と大きな目が特徴的だ。肌は浅黒い。ウエストがきっちりと括れ、その上下の肌の張り方が素晴らしい。狭まったウエストの下にふんわりと尻がふくらんでいる。肉感的なスタイルをしている。
 目下の最大のテーマは痩せることで、「私、もっとやせたいのー」と甘い声で言った。
「受け身が得意プレイと書いてあったけれど、受け身が得意と言う女は、攻めるのが下手くそというだけのことか、本当に受け身プレイが好きなのか、どちらかで、君は多分後者だろうねえ」
 そう聞くと、ユリが調子よく頷いた。
 更に、性器のいろんな部位の名称を知らないと唐突に言った。何のことかと思うと、性的な言葉も知らないし、オナニーも殆どしないけれど、自分はエロな女だと思っている、と続けた。
 それは、どうも快感が深いということらしい。亢奮するととてものどが渇くそうだ。イクことができるかと聞いたら嬉しそうな顔をした。
 私のことを聞くと、50代前半と当て、「何をしても叱られそうな気がする」と言った。怖そうな親父だとよく指摘されるから、我ながら自分の見かけが嫌になる。
 私は、ユリがイソジン液で私にだけうがいをさせて、ユリはしなかったことや、私が脱いだものをたたまなかったことや、シャワールームで洗浄だけしてフェラチオのサービスをしなかったことを、その度に指摘しようかと思ったけれど、いずれも気にしないようにして何も注文をしなかった。初対面だから、それでよかったとあらためて思った。
 それにしても自らエロな女と言うのは、いくら私の誘導で開放的な気分になったにしても、一体どういう女だろうと非常に興味が湧く。
 ユリは、私がバスタオルを巻かないでくれと頼むと、ちゃんと裸のままでいるし、明かりを上げるように頼むとそれにも応じるし、半分ぐらいの女がそういう注文に気持ちよく応じないから、対応の仕方が評価できる。
 それに、ユリが私に関心を示しているのがわかるから愉しい。
 私はユリの感度を確かめたくなった。
 ユリにベッドを横切って寝させ、股ぐらに顔を寄せた。ラビアを指で開いて中を見ても、ユリは恥ずかしがらなかった。
「随分下の方まで毛が生えているねえ。少しカットした方がいいよ。君はべらべらが薄いねえ。それに、なかなか変色している。でも、内側はきれいなピンクだなぁ。処女膜の破片が残っているよ」
 ラビアの肉厚がないから、唾でラビアを濡らして大陰唇にあてると、大陰唇にくっついたままになった。薄いから花びらのようだ。その内壁は、稜線から付け根まで一様な茶褐色、牛タン色で、谷底で急にピンク色になっていた。稜線部から次第に色が薄くなる小陰唇が多いから、全く一様な着色は珍しい。
 クリトリスが妙に細かった。顔も肩幅も骨盤も横幅があるのに、クリトリスだけは全く横幅が乏しかった。でも、包皮がしつこくかぶっている形ではない。
 邪魔な毛をかき分け、クリトリスに舌を這わせて驚いた。一舐めでユリは左手首を口許に寄せ、喘ぎ声を上げた。最初だから、様子見で軽く舌をクリトリスに当てているのに、声の反応と躯のふるえがとても明確だ。
 強めに撫でたりして、クリトリスのいらい方を変えると、どのように動かしても応答が激しい。すごいよがり方だ。
「あん、ああーん、あっ」の声が続けざまで、そのうち口に指を入れて声を抑えるようになった。それでもよがり声が響き渡る。胸や下腹が盛んに上下動をして、シーツを掴んだり、私の手に押し当てたりする手の動きも頻繁に繰り返す。
 長年いろんな女とベッドを共にして、これほどまでに快感反応が豊かな女は初めてだ。翔子も反応がすごいけれど、翔子は躯のふるえと乱れきった表情が特徴で、それほど声を出さない。
 私は声の激しさに呆気にとられて、ユリのよがる表情まで確かめる余裕がなかった。
 ユリに両足を上げさせてクンニリングスすると、ユリが身悶えして片足を伸ばそうとしたり、足を閉じようとしたりするので、とても弄いにくかった。それでも、右手の親指でクリトリスの上をたくし上げ、吸いまくり、舐め尽くした。
 ユリは激しい反応を見せるけれど、それがずーっと同じような調子なので、私は、ユリが気をやるのかどうか見当がつかなかった。それに、こんなに深い快感では、疲れすぎてアクメが飛んでしまうのではないかと心配した。
 早く落としてやらなければ、と思って、指攻めをすることにした。ユリが指ピストンを許すかどうかも確かめたかった。
 ユリは2本指の往復にも強い反応を示した。指ピストンをしながらクンニリングスをしたかったけれど、ユリが両膝を引きつけようとしなかったので、同時に唇で攻めることはとてもやりにくかった。
 途中で、アナルに指を入れようとしたら、それだけは拒んだ。私は、アナル攻めをあきらめ、代わりに、ペッティングしながらキスを迫った。
 ユリは朦朧の顔で唇を合わせた。
 私はしばらく指でクリトリスを揉んだり、バギナに指を往復させたりしたけれど、そのやり方では落ちないような気がした。
 それで、元のやり方に戻って股ぐらの前にしゃがみ込み、またオーラルで攻めた。愛液は出ているが、豊富な湧出というほどではない。粘り気はあるけれど、においはあまりしない。
 ユリが思い切りの良い股の開け方をしないので、クリトリスを包皮ごと根元から唇で揉むことができないから、舐める動きを主体にして、舌で押さえ込むようにして揉み込んだ。
 よがり方が激しいのになかなか気をやらないので、私はユリに脚を伸ばさせようかと思った。脚を伸ばして股を閉じ気味にするとイク女がいたからだ。
 ベッドから伸ばした脚の踵が床に着くぐらいにして、両腿を腋に抱えてクンニリングスをしていたら、ユリはすぐに「イキそう!」と叫んだ。
 その声と同時に下腹と太腿に力が入り、呻いた。ユリが両腿を強く閉じて頬が締めつけられるのが心地よかった。
 腰が逃げようとするのを押さえて、舌で掃くようにフォローすると、ユリは何とも悩ましい声を上げて躯をよじった。精も根も尽き果てた顔をしているから、私は股間から唇を離してユリの上体ににじり寄った。
 まだ乳首の愛撫をしてないので、乳房を攻めてみた。その愛撫にもユリは凄まじいと言って良いほどの快感の叫びをあげた。乳首でこれだけ感じる女を初めて見た。
「君は幸せだねえ。素晴らしい感度の躯をしているよ。ほんとうにすごい。全く女の躯だ。さあ、これを飲めよ」
 私はユリにウーロン茶の入ったグラスを差し出した。
「こんなに上手にする男には会ったことがないだろう?」
 ユリが感嘆の顔で頷いた。
 またキスをした。最前唇を求めたとき、ユリが軽い接吻を返したので、私は「ベロをちょうだい」と求めて、ユリがわずかに突き出した舌を吸った。
 今度は深いキスをするかと期待したけれど、それほど舌を絡み合わせるような応え方をしなかった。
 私のクンニリングスで気をやった女はまず熱烈なディープキスをするので、ユリは、舌を吸ったり、自分の舌を吸わせたりするような親密なキスをしたことがないのではないかと思った。
 私は唇を離すと、ユリを横抱きして、バギナの中で中指を踊らせた。
 ユリが拒まないので、私は、ゆっくり指ピストンをしたり、中指をクリトリスに当ててふるわせたり、中指と人差し指の2本でバギナの前壁を刺激したりして遊んだ。
 ユリはよがって、半身の体勢になった。腰のくびれと尻たぶが強調された素晴らしい眺めだ。
 本人は太りすぎだと歎いているけれど、脂肪のたわみのようなものは一つもない。下腹部はそれほど出ていないし、脹ら脛もそれほどふくれていない。全体に見事な曲線美だ。むしろ肌を白くする工夫をすべきだと思った。
 ユリがよがって俯せになったとき、私は尻たぶを手で開いてアナルを見た。強く引くと、アナルが思いの外開いて漏斗状になった。アナルセックスが楽にできそうに思った。
 私はなおも指でユリの官能を愉しんだ。
 ユリは気をやった後でも、とことん快感を愉しむ風情だった。髪を乱し、目を閉じて、ひたすら喘ぎ声をあげた。私が右手を動かすだけでユリが蠢くのが面白くてならない。何だかエロビデオのシーンのようだ。
 私は愛撫を止めるべきかどうか踏ん切りがつかなかった。本当は69したかったけれど、私が攻めれば、ユリがここまでよがる以上、フェラチオできるとは考えられなかった。ユリにフェラチオさせる時は、それに専念させねばならないだろう。
 結局またベッドから降りて、床に座り込んでクンニリングスした。ユリの反応は最前と全く変わらなかった。まるで拷問されてのたうち回っているようだった。
 私は、ユリがもう一度イクだろうと思った。
 最前と同じように、上げていた脚を伸ばさせ、親指2本で陰阜を引き上げてオーラルすると、ユリにやはり大波が押し寄せた。アクメを告げる声が部屋に響いた。
 ユリが疲れきった顔で上体を起こしたとき、私も疲れていた。
 私は、ここまで性感が豊かなユリがどういうセックスライフを送っているのかとても興味がわいた。聞くと、どうも男性経験は少ないようだ。男に声をかけられたことがあまりないと受け取れるような、あっさりした言い方をした。
 24でヘルスに来るまで性体験が少ないのが本当なら、これほどまでに感度がいいのに大変勿体ない。
 私の熱烈な攻めには心底感動したようで、「むちゃくちゃ気持ちよかったわ。ほんとうに私のほうがお客になったみたい」と言った。「僕はいつも女の子にそう言われるよ」と返した。
 ユリの壮烈な反応にペニスの方が驚いてなかなか元気が出なかった。私がユリの口の中に精を放ったのは付け足しのような出来事だった。
 それほどユリの乱れ方は眼を瞠るものだった。
「次に来るまで僕の顔を憶えていてよ」と言うと、「絶対に忘れない」と答えた。

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