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巨根巨乳考

 ペニスの大きさは概ね身長に比例します。私は背が高くないから、ペニスのサイズは日本人の平均並か少し小さいです。
 本によれば、日本人男性の勃起時の平均サイズとして掲げる数値は10〜11.5cmの間の値です。11〜12cmと書いてある本もありますが、裏ビデオを見ていると、ペニスのサイズが要求される男優さんでも、ペニスが11cm以下に見えることがあり、平均値の上の値が12cmにまでなっているとは思えません。
 白人男性の場合は平均が16cm程度あり、それでも8〜9cmぐらいのスモールサイズの方もいるそうです。
 アメリカのエロビデオを見ていたら、15人以上の素人の男が2人の女にフェラチオさせて、全員が見事に顔射するシーンがありました。
 ファックまで行う男優が一人だけいて、その男のペニスが17cmぐらいに対して、素人と思われる男性のサイズは15cmぐらいの人が多く、明らかに10cmから9cmぐらいの人も2、3人いました。
 通りがかりの人に声をかけた設定で、順番待ちの間ペニスをいじりながらニタニタしている顔や、よれよれの普段着ばかりの状況から、本当に通りがかりの人に声をかけている可能性が認められました。
 それだけ男が大勢いてフェラチオが続くと、エロというよりは、精液の量とペニスのサイズについてのコンテストか学術資料みたいになります。
 私は、高校生、大学生の頃は、範囲で示された平均サイズの上の値11cm(35年も前ですから上の値は11.5cmではなく11cm)よりも少し小さいことが気になって、一種ノイローゼみたいになりました。
 ペニスの長さは一体どこから測るのだろうと悩み、エレクトさせては、三面鏡の前に立って自分のものを眺めていました。
 そういうわけで、小便器の前に立つと、隣に立っている男の一物を観察する癖がありました。初老になった今でもその癖が抜けていません。
 なお、私が短小の悩みから解き放されたのは、ストリップの本番生板ショーを何度も見ているうちに、確かに立派なものもあるけれど、私とどっこいどっこいのペニスもいくらでもあると気づいたからです。人に見られる覚悟のペニスがそんな状況なら、平均的なサイズは大したことはないだろうと想像したのです。
 小便器の前に立つ度に隣の男のペニスを観察すると、小便器との距離の置き方は、ペニスの長さ、皮かむりであるかないかと完全に相関関係にあると思えます。ゆとりある距離を保つ男は必ずペニスが大きめで、ずる剥けです。
 小便器との距離を詰めて覗かれないようにしている男は、私は意地でも覗いてやります。私は背が低いから、相手が少々ガードしていても、カバーしている肘の下から見えます。すると、私のペニスと張り合えるほどのサイズで、皮がよれているのが多いです。
 先日初会の女が面白いことを言っていました。
 その女は、カリ首を口でしごきたてながら、舌面で強く穂先の前面を撫でつける私の好みのフェラチオをしたので、フェラチオのうまいことを盛んに讃えてやりました。
 すると、そのソープ嬢が言いました。
「あれの大きい人だと、フェラチオが本当にやりにくいの。先っぽをただ咥えるだけで精一杯だから、舌を動かすことなんてできないでしょう。それでは気持ちよくさせることができないわ。大きいって、しょうもないことなのね」
 結局、おまんφは、ど太いペニスでかき回されても、バギナの苦しいことが気になって気持ちよくない、という話に落ち着きました。
 まあ、ペニスが大きいと女が気持ち良くなる主張は、ペニスの大きさに自信がある男の願望か、セックスの技巧がわからない短小男の逃げ口上です。
 ソープ嬢は巨根をねじ込まれてつらかった話を私によくします。男には絶対味わえない感覚なのですが、その時の表現が面白いです。
 ギリギリギリ・メリメリメリーッと音たてるようだ、思わず舌が口から飛び出る感じ、おまんφがひび割れる感じ、トウモロコシが飛び込んだよう、下半身がコンクリートになった、まるで串刺しの刑だ、等々です。
 馴染みのソープ嬢(桂木)が、「オエーッ」と言ってベローンと舌を突きだし、「思わず舌が口から飛び出る感じだったわ」と説明した時には、その珍妙な顔に思わず吹き出しそうになりました。
「ギリギリギリ・メリメリメリーッと音たてるようだ」と言ったのは夏木ルイで、「おまんφがひび割れる感じ」は千春で、「下半身がコンクリートになった」はローザで、「まるで串刺しの刑だ」とぼやいたのは夏美です。
 バギナが普通のサイズの女はたとえ1日平均5人の客と性交していても巨根は真っ平なんです。
 ヘルスの女にプライベートエッチについて質問したら、ボーイフレンドにデカマラの男がいて困ったという話になりました。
 で、その嬢が面白いことを言いました。
 デカマラの男はどういうわけか深く入れたがるのが多いそうです。並サイズの男はカリ首をバギナの入り口で軽妙に前後させる傾向があるのに対して、デカマラの男は深々と嵌め込んで「どうじゃ!」という態度が多いと言うのです。
 根元まで押し込まれると痛みで気が遠くなるほどで、おまんφがギリギリときしみ、痛いのが痺れに変わってきて、濡れていたのがすっかり退いてしまい、もう何ともならない、とにかくデカマラはイヤ、どうして入り口のところでカリ首を刺激するように動かないのかしら、と言っていました。
 どれぐらいのサイズだったかと尋ね、指で示す長さを見ると15cmぐらいでした。
 そのヘルス嬢は 172cmもあるから、その結果、ボーイフレンドも長身が多くて結果的にデカマラ男が多くなったのですが、長身だけに陰裂がそれなりに長くても、デカマラは苦手のようです。
 そんな会話をしてから、私の並サイズのペニスを嵌め入れると、私より18cmも背が高くても、長い足をガーッとたたんで、大変気持ちよさそうに喘いでいました。
 生ハムはそれほど美味しいものではないけれど、生ハメは男も女もお互いに美味しいです。
 駄洒落はおいて、やはりデカマラは、女が3人ぐらい出産しているとか、はじめからガバマンでないと、心地よく受け入れることは無理だと思います。
 ポルノ小説、エロ雑文(風俗遊びルポ、INの投稿他)には次の共通点があります。
1.性経験の少ない女でもペニスのピストン運動でよがりまくる。もう、ラブジュースを流し続けて、抽送中に複数回気をやる。
2.ピルを飲んでなくても中出しである。(但し、実録ものは外出しも多い)
3.男のペニスが大きくて、快復力が抜群である。あくまで堅くて、抽送が持続する。そして、堅くて大きくて強いことを女が褒める言葉が必ず入る。
 これは、1と3において嘘が多いです。ピストン運動を受けている女が声を出しても、気持ちのいい状態であるとは限りません。
 イクことを経験していない女が最大4割いると言われているし、風俗嬢でなくたって、愛する男との性交渉でイッたふりをして男を悦ばせる女が少なからずいます。ビデオで、ファック中の「イク!」は100%ウソと言って過言でありません。
 特に、職業として一日に何回もペニスを受け入れる女は、抽送が気持ちいいどころか、長い抽送も太いペニスもごめん蒙りたいと明確に思っていることが多いです。
 良性記を読まれた方は次の結論を導いていただけるものと思います。
〔巨根の方〕
 俺は、女とする時はできるだけおまんφが濡れるようにしてやって、特に、女の背が低いときには、できるだけ浅い抽送でしてやらなければいけないな。
〔貧根の方〕
 女はペニスが小さいのが物足りないと思う、というのは嘘だな。女はペニスのみにて快感を感ずるものにはあらず、ということだからできるだけおまんφが濡れるように頑張ろう。

 男という生き物は、「ペニスの大小を大変気にする動物である」と定義してよろしいでしょう。
 ソープ嬢の話を聞いているとつくづくわかります。
 パンツを下ろすとき、手でペニスを隠す仕草をする男が大変多いと言います。助平イスに座らせて股間を洗おうとすると、股を閉じている男が少なからずいます。ペニスをこね回す洗浄を予期した受け入れ態勢をとっていないのです。
 地下鉄に乗ったときは、他の乗客のことなんか考えずに足の長さを誇るように大股開きをしているだろうに、小さな助平イスでは膝の間隔が狭い。
 私なんかは、これを見ろ、という調子で助平イスに座り、最初から大股開きで待機しています。
 プレイをすればいやというほどペニスを見せつけることになるのに、多くの男がスタートの段階ではペニスを女に見られるのをやけに恥ずかしがります。女が沢山のペニスを見ているに違いないからよけいに恥ずかしがるのです。
 私なんかは、もう30代の時から全く恥ずかしがりません。ヘルスでもソープでも、初会の女が私にバスタオルを巻こうとすると、「そんなの、いらないよ。フリチンでいい。君もアッパッパーでいてよ。女はすっぽんぽんが一番魅力的だ」と言います。
 さて余談になりますが、ソープやヘルスの女は、「男の人がパンツを下ろすとき、手でペニスを隠す仕草をすることが多いのね。みんな、恥ずかしいんだな」とか「男の人って、パンツを下ろす前に、手をパンツの中に入れることが多いのよ。最初は一体なんだろうと思っていて、わかってしまうと、その度に、あっ、ちんちんの皮を先にこっそり剥いている!と思うわ」と私に教えてくれます。
 こういうことは、私が嬢に尋ねて答として返ってきたのではありません。雑談をしているときに、嬢のほうからこういう話が出てくるのです。このことは次の事実を意味しています。
○女は男と同じようにエロい心があって、男について性的な観察をしている。
○私にこのようなエロい、いわば楽屋裏話をしても、その女達は殆どの客には絶対にしないだろうから、私に対しては相当心を許している筈だ。
 風俗で粋に遊ぶことは、結局、こういう話が嬢から自然に出てくる状況を作っているということではないでしょうか。
 本題に戻ります。
 殆どの男がヘルスやソープの女に、かなり遠回しの言い方でペニスのサイズについて会話をしかけます。
 女は、相手のサイズが勃起時でも5〜8cmぐらいしかない場合だと答えようがなくて困ります。歴然とした短小のご本人がペニスのサイズを話題にしようとするなら、どうにも返す言葉が思いつきません。
 歴然とした短小でなくても、ソープ嬢やヘルス嬢は男の心理がわかっているから、正直に感想を言うことはありません。良い方向にオーバーに言ってやるか口を濁すかどちらかです。
 平均的サイズの場合、平均的サイズだと女に認定されて、男が安心したり嬉しがったりすることは先ずありません。平均的であることが大変物足りないし、女に対して恥ずかしいと思うからです。
「おちんちんは大きさじゃないわよ。女は、エッチではハートで燃えるの」
 そう女が言うと、男は後半の言葉を聞き流して、前半の言葉で、「俺のペニスはやっぱり大きいほうではないんだ」と納得し、いじけます。
 だから、黒光りしているのがいいとか、長持ちするのがいいとか、エラが引っかかってバギナが掻かれるのがいいとか、別の角度から褒め返すのが一番無難です。
 平均的サイズよりも少し大きめのペニスの男が来て、やはり遠回しの言い方で感想を聞こうとすると、少し大きめなだけに女は安心して素直に感想を言ってしまいます。
 でも、「平均的サイズよりも少し大きいわ。頼もしいおちんちんよ」と誉めたとしても、「少し大きい」という言葉が男は耳に響き、断然大きい!と感嘆されなかったことにがっかりして、やっぱり僻みます。
 遠回しに尋ねられる前に、積極的にペニスを褒めると男は大変ご満悦状態になることを風俗嬢は皆理解しています。
 そして、デカマラの男の場合は、男が女に、太いわ、大きいわ、楽々3回戦ができるのね、強いわねえ、とっても堅いのねえ、カリの張り方がいいわ、そう言わせたくて、「俺のって、平均的サイズよりもちょっと大きい程度かなあ。形的にはどうかなあ」と呟くようにペニスの感想について問いかけるのが実に多いのです。
 質問の裏にある心が明白だから、女は男を小馬鹿にしたくなります。明らかに断然にペニスがでかい男が遠回しにデカマラの確認を求めると、逆におちょくりたくなるものです。
 ペニスの直径が5cmあったり、長さが16cmあったりすると、人間の誇りがペニスにしかないと思えるような男がいる、と言います。投稿のネームに「チン長16cm」というのを使ったり、投稿文でペニスのでかいことをしきりに強調していたりすると、何という男かと私も思います。
 ソープ嬢やヘルス嬢がよく私に言う感想に、「私、素人の時は男の人がちんちんの大きさを大変気にしていることに気づかなかったけれど、この世界に入って、ほんとによくわかったわ。男の人って、ちんちんのサイズに内心ではむちゃくちゃこだわっているのね」の発言があります。
 ペニスの大小はセックスの善し悪しにはそれほど関係がないし、デカすぎるのは、女にはノーサンキューなのです。セックスは、それを上手に遂行することが一番大切なのです。
 基本的に、男は女に対してペニスの大きさを誇りたいというよりは、男に対して誇りたいのでしょう。デカマラが雄々しいことの象徴と思っています。でも、デカマラに大量の血が注がれたら、脳に行く血液が少なくなってしまいます。
 私が知り合いの男に、猛烈に風俗遊びをしていることを教えてやると、必ず次のどちらかを発言します。
「おまえ、さぞかし躯に似合わないいいものを持っているんだろうなぁ」
「おまえなんかちんぼが大きいとは思えないのに、女を悦ばせたなんて、はったりのウソなんかつくなよ」
 この類型的パターンに私はうんざりします。本当にとろい男たちです。
 性交回数とか、女のエクスタシーとか、風俗嬢に好感を抱かれることとかについては、ペニスの大きさなんぞ全く関係ないのに、相互歓喜のエッチが出来ない男ほどサイズを重要視している傾向があります。
 なお、ピストンを受けることが気持ちいいという幸せな肉体の持ち主の女性は、大きさよりも堅さが大切と思っているようです。
 日本人女性がセックス相手として白人や黒人の人を選ぶ場合、ペニスの大きさが頼もしいから、と理由を説明する女性もいますが、本心の発言だとしたら、かなり特殊なケースではないかと思います。やはり丹念な愛撫に心惹かれるケースが多いのではないでしょうか。
 長さが軽く16cm以上あるものを身長150〜160cmの日本人女性のバギナに嵌めるには、入念なほぐしの準備が必要です。その前作業に、女は愛されていると感じるのです。
 ペニスの大きい人が、「オーラルで女を落とそうとするのはペニスの小さい男が多い。短小コンプレックスが舌で勝負という心につながるのだ。俺はペニスで勝負できるぜ」と言うことがあります。
 これは一面的には事実です。ソープ嬢は思い当たるのではないでしょうか。
 でも、オーラルが本当に必要なのはデカマラの男です。
 というわけで、私の話をよく理解して、ピストン運動はセックスのほんの一部と認識し、オーラル行為を上手にやるようになれば、結婚しても素晴らしいセックスライフを奥方と愉しむことができると思います。
 たとえば、身長が 170cmある男性がペニスのサイズは12cmであれば、同じ背丈の友人にはペニスが14cm以上の人もいるだろうから、かなりがっくりすると想像できますが、決して僻む必要はありません。 165cmの背丈の女は彼女にできないと思う必要はありません。
 性格で勝負、テクニックで勝負、剥けマラで勝負!と行きましょう。
 私はソープで遊ぶ時、嬢の身長には全く条件をつけません。ということは 165cmを超える背丈の嬢ともよく対戦しています。
 それで、10cmとか18cmの身長の差があるから、やっぱり具合が悪いぜ、などと思ったことが殆どありません。
 なお、クンニリングスが巧妙になっても、風俗嬢相手の場合は、「俺の舐めは気持ちいいだろう」といちいち確認しないほうがよろしいです。
 女は、私の股ぐらを見ればあんたには結果がわかるだろう、と思います。風俗で働く女にとって、お客によがらせられたことは必ずしも自慢にはならないからです。
 ペニスのサイズのことばかり書きましたが、私はペニスには固さが一番大事だと思っています。固ければ細くても短くても良いのです。
 どうしてか。バギナの壁をこすって女が気持ち良くなるところは比較的入り口近くです。ということは、ペニスが長い必要はありません。むしろ短いほうが良い。こすりがこすりらしくなるためにはカリ首が固いほうが良いです。
 それに太くないほうが刺激が刺激に感じられます。バギナに満杯のペニスではこすれを感ずる前に充満に圧倒されるだけで、こすれをこすれには受け取れないのです。
 更に、ペニスが長大ではないと、抽送時に男のペニスの根元で陰核茎部を叩けます。この叩きも性交には重要で、デカマラではこれができません。要するに、巨根はゲテモノです。

 巨根に対応するのが巨乳です。
 男が巨根でありたいと願うのと同様に女も巨乳を願望します。しかし、女が必ずしも巨根を望んでいないのと違って、大多数の男はかなり豊乳や美乳や巨乳を願望しています。
 北米ではこの傾向が特に顕著で、スイカをぶら下げたような女がエロビデオに出てきます。
 私も高校生の頃はハリウッドの女優のピンナップ写真を見て千ずりしていました。
 ジルセントジョン、ジーナロロブリジーダ、シルバコシナ、アンマーグレット、ナタリーウッド、ラクウェルウェルチ、マリリンモンロー、イベットミメオ、キャンディスバーゲン、ソフィアローレン、ブリジットバルドー、シャーリーマックレーン、グレースケリー……。
 この他にもお気に入りの女優がいっぱいありましたが、すぐには思い出せません。
 やっぱり巨乳の女が多かったです。
 高校生の初期の頃は、新聞紙を二枚部屋の床に広げて、その端のところに仁王立ちして、水着姿の写真を何枚か眺めながら、センズリをして、思いっきりぶっ飛ばしていました。カリ首を手のひらで包んで穂先だけをヌルリぐりぐりとこする高度なやり方になったのは高校の後期のことで、それまでは三本の指を前後に激しく往復させる未熟なオナニーでした。
 でも、私はいつの間にか巨乳や美乳を求めなくなりました。良性記は、女体についていろいろ書いてあるのに乳房については記述が少ないのが特徴です。
 私はストリップ劇場に頻繁に入っていた頃は、乳房へも眼が行っていたと思いますが、金津園に行き、自ら女体にむしゃぶりつくような能動的なセックスをしていると、次第に乳房よりも他のところへ眼が行くようになりました。
 しかとはっきり意識していたわけではないけれど、私の性癖、考えを文章にすると次のようになります。
 女のスタイルの中で重要なのは、お尻の張りとふくらみ、ウエストの括れであり、乳房は審美的にそれほど重要ではない。機能的に見ても、セックス相手に備わるべき資質としては、おまんφが素晴らしいことが一番大切で、これに比べれば乳房は全く無用と言っていいものである。乳房はあくまで乳児のためのものであって、男のためのものではない。
 女の善し悪しを考えるに当たって乳房を重要視するのは、大の大人が上寿司やビフテキよりもお子さまランチを食べたがるようなものだ。
 このように私は考えます。
 ところが性風俗遊びが大好きな男性諸氏は、極めて豊乳を重要視していることがわかりました。金津園ワールドというサイトを見ても、雑誌の風俗記事を見ても、やけに美乳志向が目立ち、乳房への言及が多いのです。
 今頃そのことに気づいたのは、私がこれまで女と絡み合っているときに乳房をまるで無視していたからでした。私は女体の愛撫が好きなのに、乳房を愛撫することを殆どしていないのです。
 顔の器量と性格の良さが同じレベルのソープ嬢が店に二人いて、一人が貧乳、もう一人が豊乳だとすると、人気はかなり豊乳の女に偏っています。
 そのことに気づいて、私は驚くと共に、豊乳の女に気が向くお子さま的エッチ思考にあきれたのでした。
 私は、豊乳の女好みの男 → 男が受動的セックス → 女上位好き → 抜く回数を期待
の傾向があると推察しています。
 で、貧乳のソープ嬢は、男の殆どが豊乳を好むことがわかるから、豊乳の仲間をかなり羨ましがります。
 私は昔からペチャパイの嬢が出てきても殆ど気にしませんでした。豊乳の女はウエストが太い傾向があることと、大陰唇がふくよかすぎて、股間のポイントの愛撫がしにくいという二つの難点(あくまで傾向です)から、私は避けていました。
 でも、そんなふうに考える男が少ないから、豊乳美乳の女は本当に受けます。
 しかし、乳房の美しさが女としての価値や素敵なエッチの成就にあまり関係がないのは、ペニスの大きいのが必ずしも女から見て男の魅力ではないのと同じことです。
 乳房の刺激でイク女なんて殆どいません。金津園に行ってパイずりでイク男も殆どいないでしょう。セックスに乳房は無関係と言っていいです。なのに何故乳房の形がこれほどまでに重要視されなければならないのでしょうか。
 ファック遊びをする女を選ぶに当たっては、気だての良さと顔の器量が重要で、次に大切なことは、性感の発達度合い、濡れ具合、バギナがペニスに吸いつき絡みつくような具合のいいものかどうか、こんなことだと思います。
 ふくらんでいない乳房やしなびた乳房や垂れた乳房は、決して女の価値を下げるものではありません。
 だから、乳輪が真っ黒でも、乳首がめり込んでいても、乳房が右左全く非対象でも、そんなことで私は白けはしません。
 思い返せば、私が長年愉しませて貰った、ニーナ、仁科良、夏木ルイ、梓、ローザ、桂木、由美などは皆貧乳で、美乳であればもっと大量の指名が入っていたに違いありません。
 私は、乳房にしか目がいかない男は、要するに、おまんφに目がいかない男だと思っています。
 おまんφに目がいかない男は、そこにタッチする勇気がない、そこを愛撫するやり方がわからない、セックスはペニスを嵌めて動かしさえすればよいと思っている、女性を崇拝と慕情の対象として崇めて腰が引けている、ということだと私は思います。
 私は、人を 100人集めたら、どんな面から見ても、凡庸50%、凡庸に毛の生えた程度20%とよく書いていますが、乳房にしか目がいかない巨乳好みの男は、セックスの面から見れば先ずこの70%に入ると考えます。
 さて、ペニスの大きいのが必ずしも女から見て男の魅力ではない、と断定しましたが、一部の学者は全く違う考えを表しています。
 実は人類はほ乳類の中で雄の生殖器官の長さの体長に対する比率が最も高い部類に属する生き物です。人間は明らかにペニスが伸びる方向に進化してきたのです。
 また、人類の雌はほ乳類の中では乳房が目立つ存在であります。これも、明らかに乳房がこんもりふくらむ方向に進化したと思われます。
 その理由を、人類の直立二足歩行化に結びつけ、直立しているからこそ、雌からはペニスが目立ち、雄からは乳房が目立ち、より目立つ者がより多くのファックの機会に恵まれて、その結果そういう方向に進化したと考えます。
 本当にそうだとしたら、短小の男と貧乳の女は自殺したくなります。
 しかし、私は乳房の大きさなんかどうでもいいし、処女や出産未経験の女にとってはでかいペニスはそれほど魅力を感じるものではなくて、むしろ恐怖を感じるものだと思っています。
 私のワイフも、テレビを見ていて、若い男性タレントでぴったりしたズボンの股間のところがやけにふくらんでいるのを見ると気持ちが悪くなると言っていました。
 二百万年前の人類の祖先でも、既に知性が発生していて、異性の見た目よりも本質の美しさと性格のよさに惹かれたに違いないから、ペニスが目立つ男性が性交回数に恵まれて、その結果人類のペニスが長大化したという学説は受け入れたくありません。
 だいたい性格のいい者がより多くのファックの機会に恵まれて、その結果そういう方向に進化したと考えられますか。性格の悪い人間は今でもいっぱいいます。性格のいい者がより多くのファックの機会に恵まれるのは事実でも、性格の悪いのが優性遺伝しているみたいです。
 脳の前頭葉を大きくさせ、下肢を大きくさせる遺伝子が、同時にペニスや乳房を大きくさせることに関与し、それが優性的に働いたのでしょう。或いは、体毛をなくさせる遺伝子がしっぽをなくさせ、ペニスを大きくすることに働いたのかもしれません。
 とにかく男はペニスが大きいほうが雄としての値打ちが高いと勝手に思いこんでいるのが多いから、男の学者は女のデカマラ選択説を採用するのだろうけれど、女の人類学者にこの説を唱えられると、私はがっくりします。
 そういう女性博士には、「貴女はデカマラのピストン運動で口から泡を吹いてよがるのですか?」と聞きたいですが、もしYESと答えられたら、もう自殺するしかないですねえ。

 5年前に書いたこの文章に加筆したくなることは殆どありません。(少しだけ加筆)
 私は、巨乳好みはひょっとしたら日本人男性の特質なのかと思っていたのですが、ネットをいろいろ見ていると、完璧に全世界共通のようですね。
 巨乳の女性は、傾向として、太腿も大陰唇も下腹もボテッとしているものなのに、どうしてそんなことが重要になるのかさっぱりわかりません。
 無料エロ動画サイトで閲覧状況の様子がわかるものがあります。そういうのを見ていると
 巨乳、ロリータ、顔が美しい───こういうのがグーンとアクセスを伸ばします。
 私が重視するところの、どエロである、NSである、エロマンコである、中出しである、などの高評価できる作品は、女が「巨乳、ロリータ、顔が美しい」の点で難があるとそんなにアクセスが伸びていません。
 私の好みが異常なんでしょうか。
 まあそれにしても、この5年間も、巨根の客についた愚痴をしばしば聞いてきました。デカマラは本当に無用のものです。
 ペニスのサイズよりも、抽送の持続と動作の仕方にもっと目を向けなければいけないです。

 抽送の持続と動作の仕方なんかよりももっと大切なことがあります。包茎の問題です。
 包茎の参考データ

 5年ほど前に書いたものを掲げます。

 包茎の話
 1年ほど前、部下の男と話していたら、今の育児教育の本には、男の子のペニスは幼いうちに剥いたほうがいいと書いてある、とその男が教えてくれました。意外な話だけれど、結構なことです。
 さて、包茎について考える時、真性包茎と仮性包茎とでは大いに違うとわきまえる必要があります。この二つを一緒に論ずるのは絶対におかしいです。
 包茎を悪しきこととする場合、論拠は二つあります。
   (1) 不衛生であること。
   (2) ペニスが機能的に劣ること。
 機能的に劣ることについては、男性本人がそのことに何ら痛痒を感じなかったら、男のほうは問題ありません。ただ、包茎を原因として著しい早漏または遅漏になってしまって、女が愉しくなれないとしたら、男も愉しくなれません。
 まっ、機能的な問題はそれほど重要ではないと思います。もともと、ペニスのピストンで女が盛り上がることは男が想像するほどにはないし、生のカリ首で摩擦されるか、皮をかぶったカリ首で摩擦されるかで、女のほうにそんなに違いがあるとも思えません。むしろ包茎の男はオナニーが幹の部分の摩擦に頼ることが多くなり、こうなると遅漏化とつながるので大変良くないことになります。
 不衛生については大いに困ります。真性包茎と仮性包茎との区分はこの観点から行うべきです。
 次のように区分すべきでしょう。
完全剥けマラ  命名通りのペニスです。
剥けマラ  普段はカリ首全体が露出していて、極寒の日とか意気消沈した時に皮を被る程度のペニスです。
仮性包茎  普段は包皮に覆われていても、指で戻せば、カリ首の溝が現れるペニスです。
 覆われた状態での露出程度の大小は無関係です。殆どトップが完全に覆われていても、包皮が根元まで巻き戻せる限り、ただの仮性包茎です。
真性包茎  指で包皮を戻そうとしても、カリ首の溝が現れないペニスです。
 常態で、包皮の先に円形の露出部があって、その直径が1mmであろうと1cmであろうと、カリ首の溝が現れないものは真性包茎ペニスです。

 このように定義した場合、真性包茎ペニスは、カリ首の溝と包皮の裏側が洗い尽くせない点で、もうどうにも不潔です。
 そのような不潔なペニスを、裸のまま産道にぶち込む権利はありません。もし、実行すれば傷害罪とすべきです。
 一方、仮性包茎は、基本的にはなんら問題ありません。ただ、ペニスが不潔になりがちであることは事実です。しかし、性行為の前にきちんと洗浄をすれば、これはもう露茎と同格です。
 だから、仮性包茎は、仮性剥けマラと言ってもいいです。仮性包茎を悪しきことのように思うのは間違っています。私も“包茎”は真性及び重度の仮性の場合をいうものとして使用しています。
 かなり以前のことですが、私はKWの投稿で包茎を放置したままセックスをしたがる男を咎めました。
 すると、私の意見に何でも反対を唱えたがる馬鹿な男が、「仮性包茎がなんでそこまで罵倒されなければならんのや。千戸は傲慢すぎる」と裏KWで吠えていましたね。
 仮性包茎は、軽度、若しくは中度のものであるなら、普通の状態であることは、世の中の論として当たり前に存在しています。当然私も同意見です。
 包茎をきちんと定義して、詳しく書けば、文章が長い!と吠え、あっさり書けば、こじつけの反論を吠え、どうしょうもない馬鹿が必ず現れます。2ちゃんねるの野球板で、落合監督や1001氏を罵りたがる心情と同じものが、私に対して出てくるのは、とっても素晴らしいことです。
 単に仮性ならあまり気にする必要はないですが、セックスライフを愉しく送ろうと思ったら、包皮を指で戻す動作をしつこく繰り返して、亀頭が露出した状態を常態化させるようにしましょう。
 露茎になるためは多少年月が必要ですが、私も高校生から大学生の時に頻繁に剥き戻していました。
 仮性包茎の人が風俗遊びをするときは、前日の夜の入浴時に、包皮を剥いて、亀頭と反転した包皮をきちんと洗っておくことです。
 洗った後、翌日の対面の時までに、当然何度か放尿をしますね。そのときにどうやって放尿しているかが問題です。
 皮が半かむりのままでおしっこをしたらいけません。必ず全部剥きあげて放つべきです。普段からそのような癖をつけた方がいいです。
 もし、一度でも皮をかぶせたままおしっこをしたなら、包皮の裏、カリ首の溝には、小便が逆流して、そのペニスを咥えれば塩味がするはずです。だから、女性とセックスする前には水道の水を手にとって溝を洗っておくのがよろしいです。
 要は、真性包茎の人と、仮性包茎で、皮の内側に小便のしずくをためることが好きな人は、風俗遊びで生のフェラチオをお願いする資格がありません。一方、仮性包茎でも、小便をする時に皮を剥きあげてする癖のついている人は、もう露茎と同じです。
 なお、ずる剥けだからといって安心していいわけではありません。
 剥けた包皮がカリ首の溝のところで多重の皺になっています。その皺の間に有機物が溜まるから、ここをきれいにしておかないと、見た目白くなっていなくても、ペニスには強烈に異臭があるものです。
 溝やカリ首さえ洗えばOKと思うのは早合点で、包皮の皺に要注意です。ペニスの皺はムギューッと伸ばしてこすり洗いをしましょう。

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(千戸拾倍 著)