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性交体位について

 本稿の結論を先に書きます。──性交体位なんて、はっきり言ってどうでも良いです。女は、昂揚して濡れれば、どのようにペニスをピストンされても気持ちが良い。そこまで至らせる良質な前戯と心の結びつきが大切なんです。性交体位をさも大切なもののように論じたがるのは男の趣味でしかありません。良き性交体位は、男と女の二人が真に性愛に燃えているなら、そして、そのことについて会話をするなら、自然に落ち着くところに落ち着くものです。

 と書き出しましたが、性交体位よりもはるかに重要で鍛錬すべきことを男性諸氏に対して先ず挙げます。
(1) クンニリングスをすること
(2) 抽送の持続(但し、ケースによっては遅漏が女性に好まれないことがある)
オナニーのしかたが幹しごきでは不適で、カリのさすりがベストです。
幹しごきのセンズリは、早漏、中折れ、極度の遅漏、射精の不発などの現象をもたらしがちです。
(3) ペニスの適切な形状
キュウリペニスなど生来のものはどうしようもない。
ここでは臨戦時にしっかり剥けているかどうかを言います。仮性包茎は鍛錬によって改められます。
(4) 抽送の巧みさ───リズムや角度、強弱の工夫
ソープでは女上位の希望が実に多いです。自分で抽送するのが下手な男が多いことの傍証でしょう。
どのようにペニスをピストンされても…と書きましたが、(5) が大切です。
(5) 完全に勃起したペニスの膨満したカリで膣壁をしっかりこすること
体質として亀頭の膨満が甘い人はレビトラを服用するとよい。
(6) 心遣い・気配り・優しさ
 女性には次が重要と言いたいです。
(1) 女性器のしっかりした洗浄
性器洗浄に問題なしと思う女性が多いだろうが、大変多くの女性がド下手です。
くさマンの存在率の高さがその証拠です。クリトリスの皮を剥くと滓があるようではいけません。
(2) 大陰唇や会陰の陰毛の除去
おへそ直下の恥毛だけでなく、こちらの恥毛にも気を配りましょう。
(3) 羞恥の捨て去り
たとえば、正上位で交わるときにはしっかりおまたを拡げ、両膝を引きつけましょう。
暗くしなければ嫌だと思わないようにしましょう。
 ということで、性交体位は相対的にちっとも重要ではないけれど、エロ小説には性交体位がしっかり描写されます。AVに至っては性交体位のオンパレードです。
 私が書いた性交渉の実体験小説は、どちらかというと抽送行為の描写があっさりしています。ペニスをバギナにズコンズコンすることにのみもっぱら楽しみを見いだしている人から見れば、ペニスを突き込んでいる時の描写が少ないこの小説は、エロ小説らしからぬ、中途半端なポルノ作品です。
 でも、実録小説であるからには嘘は書きたくないし、ましてや、そこら中のソープ嬢が、ペニスでバギナを攪拌されてその摩擦でよがり狂うなどのデタラメも書きたくないです。
 世の中に氾濫している嘘のエロ小説、頭の中だけで制作したポルノは、抽送中にペニスが感じたバギナの様を言葉を尽くして書きます。また、女の変化・よがりっぷりを微細に記し、あきれるほどに誇張して描きます。
 でも、私のペニスはそこまでバギナを観察するほどの触覚がないし、抽送中は長持ちさせ、快感を追求することと相手の体に違和感などないか見ることで精一杯で、女の昂揚の詳細な様など書けません。頭が回りません。記憶できません。
 第一、ペニスの抽送で乱れに乱れる女なんて50人に1人ぐらいしかいません。多くの女性はほんのり気持ち良い程度です。秘めやかに「あん、あん」と喘ぐだけです。
 実録小説である所以です。
 エロ動画ではやたらといろんな体位が出てきて、その数の多さと、カメラ写りが良い体位のシーンが長いことによって、性交にあまり認識がない人が体位について不適切な理解をしがちです。
(1) いくつもの体位をやらないと男らしくない。
(2) いろんな体位でかかるとそういう変化に女の官能が増す。
(3) 体位をいろいろ変えて、抽送を長持ちさせれば、女が悦ぶ。
 こんな錯覚です。
 いろんな体位でしないと男らしくないと思う男性もいますが、女性の意見としてこれが出ることもあります。
 (a) 早漏対策として願う、(b) 女上位ばかりさせたがることへの批判、によるのではないかと思います。
 逆に、遅漏の男性がやたらと体位を変えると、それで射精が遅くなり、女性が苦痛を感じるようになれば(エロ動画みたいに体位を変えないで!)と思います。
 最初に述べたように「性交体位をさも大切なもののように論じたがるのは男の趣味」でしかすぎなく、それ以前に、女性をいかに濡らすか、いかに前戯でアクメらせるかのほうが 10倍も100倍も重要です。
 ペニスピストンなんて適当な時間で終わってもらいたいと思う女性が相当います。ペニスが入っていないままで抱き合っているのが嬉しいとか、ペッティングされながらキスしているほうが楽しいと思う女性も多いです。
 女性にとってペニスは時として異物になります。女性にとって気持ち良い体位は何かと論ずるのは男性の独りよがりになることがあります。
 そういう問題があることを念頭に置いて、性交体位について、体位通ではない私が自分の経験を元に思うがまま書きます。
 なお、体位の名称は、原則として高橋鐵氏の著作あるす・あまとりあに記載のものを使用します。
 私は騎乗位、正常位という誤用を指弾します。騎乗であれば背中に乗らねばなりません。しかし、性交は腹側に乗ります。対面性交が“正常”もおかしいです。他の性交が異常ではないですからね。哺乳類はそもそもバックでかかるのが正常です。正面で相対して(正対)、動作する男が上になるのだから正上位です。

 1.私がやってない体位
 懸縋位(けんついい)……力わざの駅弁ファック
 懸縋位は立位である。これが好きな男は多いようだし、女も、男のパワーに感動して、これを称揚するエロ記事を見ることがある。
 しかし、この交わり方は余分なエネルギーをしっかり使うし、不安定だし、性器の摩擦の快感に没頭できるはずがないから、所詮、エロ動画用の体位というか、遊びのファックである。
 前臥位……互いが横になって向き合ってするが、腰が動かしにくいから、私は全くしない体位
 背臥位……側位で後ろからかかるので、顔が見えないから、どうにもつまらない体位
 前臥位と背臥位の二つは側位である。この側位、横どりがエロ動画には極めてよく出てくる。横どりはいかにも腰が動かしにくくて、好んでする体位ではなかろう。
 エロ動画ではこの体位がしばしば実演される。理由は次だ。
(1) 背臥位で交わると、女の顔も乳房も結合部もカメラによく写る。
(2) 男優の顔が隠れやすい。
(3) 巨根がそれほど奥に入らないから、女優にとって負担が少なくなる。
(4) 同時に女優が別の男にフェラチオするなどの3Pシーンが映える。
(5) 遅漏を助け、抽送シーンが長く撮れる。
 こう考えれば、横どりは抽送の可動範囲も短くなるから、著しくしょうもない体位である。
 側位というのは
(a) 性交にさほどなれていない女性に対して優しく動作するためにこの体位でかかる。
  抽送の可動範囲が短く、激しい動きがしにくいのが結構だ。
(b) 妊婦が胎児をいたわる時に結構である。
(c) 子供や親に見咎められないように、掛け布団をかけたままひっそりと行うのに結構である。
 と考えたらよいのであって、ハメ撮りを楽しむのでない限り好んでしたがるものではなかろう。

 2.一応経験のある体位
 背座位(はいざい)……男が腰を下ろしたまま、女の後ろから接するもの
 私が助平イスに座ったままこれで交わったことがあるが、女の顔が見えないから愉しくなかった。
 昔平成2年頃金津園のヴィーナスで相当な美女に(セーラという名だった)、ペニスの洗浄を終えた後すぐにこの体位で誘われたことがある。
 グーンと括れた腰からグワーンとふくらんだ尻たぶに両手をあてがい、アナルを見つめながらパコパコするのはなかなか良いと思った。
 特に結構なのは、ペニスが斜め下に向かい、無理な角度になって勃起度がいやまさり、穂先の快感が通常の体位より鋭くなるだけでなく、幹までたっぷりしごかれることである。
 でも、助平イスに座ったままでは充分に腰を振れず、自然に腰を浮かして男上背位(後述)になってしまう。蹲踞気味の中途半端な腰の構えで、腰痛の私には苦しい。そして、女の顔が見えないのがよろしくない。長所もあるが、欠点のほうが目立つと思う。
 背立位(はいりつい)……背立とは背を向けて立つこと。男は立ったままで後ろからかかる。
 立ちバックは、顔が見えないし、アナルすらも見えないし、ただ打ちつけているだけで、要するに私の好みではない。まあ、強く腰を振って、女の尻に下腹がぺたぺたと当たるのは気持ち良い。
 凭立位(ひょうりつい)……二人ともが立ったまま、どちらかが何かにもれて向き合ってする体位
 脚揚位(きゃくようい)……二人とも立ったまま、女が片足だけを大きく持ち上げている体位
 この二つは立位で、エロ動画でよく見かける。しかし、本来これは野合の方法であって、そんなに実例は多くないと思う。現に金津園の嬢にこれでかかってから、この体位でしたことがあるかと聞くと、殆どの嬢が未経験だ。
 要するに立位は、ベッドになるものがないところで、男が前戯なしで手早く嵌め入れて射精を果たすための交わり方である。女がこんな体位を好むとは思えない。男から見ても抽送がしにい体位だ。
 なお、凭立位も脚揚位も、男が女よりも10cm以上背が高いとやりにくいだろう。また、これは陰毛を巻き込みやすいので、大陰唇に毛をタップリ生やしている女性の場合は注意を要する。
 バギナの浅い女が長いペニスの男と交わる時には、何かと結構な体位と言える。
 週刊誌に、立位で交わって亢奮したという女の告白がよく載っている。それが実話なら、立ったままでする淫らさに亢奮したのだろう(立位と暗闇とはあまり結びつかないから、明るいところでのファックが多かろう)。でも、何でも疑ってかかる私は、本当に素人の女が立位が良いと思ったんだろうかと冷ややかに見てしまう。
 ただ、ハメ撮りには絵になる体位で、私はハメ撮りの際にはこれでよくかかる。何人かの嬢とやっての感想は次だ。
(1) 互いに体を反らし気味にすれば、小さめのペニスでもしっかり填り込む。
(2) 女はこんな体位は未経験だから、かなりエロく感じて面白がる。
(3) 陰核茎部が刺激されやすいし、バギナの中のかき回され感が結構と思われる。
(4) 同時にキスがしやすいし、体が不安定だから互いに抱きつくことになって、それが結構だ。
(5) 男女の身長が近いことが前提となる。
  洋物のエロ動画の立位では、女性が超ハイヒールを履いていることが多い。
(6) 両者裸足で、台など利用しない場合に、身長154cmの私がこれで無理なくかかるためには
  女性の身長の範囲が 150cm〜165cm──男の身長が低いと楽にやれる。
 立位が好きな男は、中背以下の人で高身長の女が好きな男が多いと思う。立位はバギナからの摩擦がかなり強くなる。
 前座位……男が腰を下ろしたまま、女の前から接するもの。居茶臼
 体重が55Kg以下で、身長が 160cm以下のスリムな女6人ぐらいとこれをしたことがある。いずれも私はベッドの側面に背を凭れた。これは、女が積極的だと、互いの顔が接近しているだけに愉しい交わり方である。
 男の腿の上に女が腿を重ねるから、たとえ小柄な女でも、女が上体を起こしておれば、男の上背によっては女の顔が男の顔の上に位置するケースが多くなる。
 すると、女の顔が見えるだけでなく、女の上下動とともに、甘い昂揚した呼気が漂って、時にはまともに息をかけられるのが愉しい。
 昂揚したとは単なる修飾文ではなく、私は先にクンニリングスでイカせてから交わるので、正真正銘の昂進ぶりを愉しめる。眼前でストレートヘアーが舞うのはなかなか亢奮を誘う。
 私は軽量・非力につき、女が55Kg以上あるとこの体位は少々しんどい。また、女の臀部の肉付きが良いと、私のペニスのサイズでは残念ながら挿入感が乏しい。
 女が上体を仰向け気味にする方法もある。結合部がよく見えるけれど、やっぱり腰が動かしにくいのが難点で長々とはできない。
 やはり、女の体重が男の体重よりも充分に少ない時の体位である。
 私はこの体位が好きだ。キスがしやすいし、抱きつける(抱きつかれる)のが良いから、小柄な女とうち解けた時よくする。「チンボが嵌まっているのがよく見えるから、見てごらん」と必ず求める。
「わー、よく見える。エロい〜」という発言がよく出る。
 男上背位……いわゆるバック・後背位で男女の姿勢の変化によりいろんな名称のものがある。
 男女の姿勢の変化とは
女──四つん這い、尻を上げたまま顔や肩がベッド(敷き布団)につく、尻を上げたまま上半身が半身、腹と腿の角度が60度・90度・150度、ほぼ下肢を伸ばした形等々。
男──膝立ち、蹲踞の構え、片膝立ち、ほぼ下肢を伸ばした形等々。このような構えで、両者の上半身がどのように対しているかによりいろいろなパターンがある。互いにほぼ並行(要するに重ね餅)、直角、大きく開く、などだ。
 バックは女の顔が見えないから私はあまりしない。とは言っても、膣のこすれ感に正上位とは違ったものがあるから、バックを長い時間やらないだけで、対戦時には一応これを必ずしている。
 女の尻たぶが大きく突きだしていない場合(要するにスレンダー体型)、私がよくやるのは次だ。
 女に四つん這いにならせ、私は蹲踞の構えで後ろから挿入する。そして、女にゆっくりと腹這いにさせる。私も足を伸ばしながら、そろそろと付き従う。
 両者の体が平行のぴったんこになると、上から腰を落とすように抽送する。女の足は閉じている。(私のペニスが短いからこのような工夫が要る)
 これは、(1) ペニスの包まれ感がよい (2) 下腹に広い面積で女の尻が当たって、叩きの感触がよい (3) 女からは好評である、と好評価ができる。AFではまことに具合良しだ。
 女の横顔が見えるから、なんやかやと喋りながら抽送するのが楽しい。
 女に「バックでしようよ」と声をかけると必ず女は四つん這いになる。頬や肩をベッド(または、敷き布団、床)につけて尻を高く上げた体勢になることを考えない。それは、アナルを男に突きつけるのを恥ずかしがるからだ。
 しかし、この尻を高くした体勢での後背位はバックの華だと私は思っている。パコンパコン感が良い。ペニスの突き刺さり感が良いのだ。
 男が両足を前のほうに送り、男の顔が女の後頭部の上にまで進出するぐらいにして上から腰を落とすように叩きつけると、ペニスの角度も本来とは違う無理な方向に導かれ、実にこすれがペニスに響く。
 これは女から見てもぶっ刺され感が激しくて、こすれ感が強いのだ。

 3.そんなにしない体位
 女上前位……女が上になり、向かい合った形
女上膝位〜女が膝をついて主動的に行う。本茶臼
 膝をついているから、女は上下動がさほど利かず、腰をこね回すような動きになり、私は好きではない。こね回されるだけでは、私の場合、最強怒張が持続しない。
 ※ 金玉が痛くなる。カリ首に摩擦が響かない。合体部がよく見えない。
 やはり、この動きでは男が射精に至りにくく、女が疲れるだけだから、ソープ嬢はこれに時間をかけないものだ。
女上跨位〜女は両膝を立てたまま、即ち和式便所スタイルで交わる。騎乗位・腹やぐらなど
 これは女が膝をつかずに蹲踞の恰好だから上下動が利き、ペニスに良き刺激が生まれる。
 しかし、女がこの体勢になるといかにも好き者の感がするし、女のポーズが美的でないから、ソープ嬢でも、ベテランにならないとなかなかこの形のファックをしない傾向がある。
 ※ いわゆるウンコスタイルで見た目よくない。
   女の下腹に横皺が深く入り、腹のふくらみが強調されてしまう。三段腹現象。
   しかも、女主導の運動だから、女性になかなか抵抗感があるものだ。

 私は金的が上付きなのか、女の尻に叩かれて痛いことがある。女に奮闘させることに抵抗も感じる。長所はすでに書いたことと裏腹で、女主導の運動とウンコスタイルに著しく猥褻感が漂うし、挿入部がよく見えるのが良いと言える。
 女の股間を天井に向ける姿勢を「マンぐりかえし」と呼び、エロ動画によく出てくる。この姿勢に男がなるのを「チンぐりかえし」と呼ぶ。
 チンぐりかえしのまま女が上になって中腰の姿勢で受け入れると、女上跨位の面白い変化である。
女上伸位〜女は挿入後、両脚をつぼめて長く伸展する。
 これは全身の密着感が良い。しかし、ソープ嬢にとっては、その密着が、親しい男でない限りは嫌だし、男がなかなかイカないから、この体勢になることは少ない。
 女上背位……女が上になり、背を見せる形
女上背膝位〜女が背を向けて膝をつき上下動を行う。逆茶臼
 この体位では、女が男に顔をしげしげと見られずに上下動できるのが良い。
 対面型の女上膝位では「膝をついているから、女は上下動がさほど利かず」と書いたが、女上背膝位では、後ろ向きで前傾もしやすいだけに、前向きの時よりも大胆に淫らっぽく動きやすくなる。
 男の両腿に手を当てて体を支えて腰を振ると、なかなか上下動が利く。ガンガン動いて、さっさと射精させるのはソープ嬢には結構なことである。
 この体位は男の顔を見ずに済み、男の息も顔に絶対にかからないし、キスを求められない。従って、ソープ嬢がよく行うスタイルである。
 男からすると、尻がフワーッと広がる女の最も魅力の光景が愉しめるし、不細工な女の場合は顔を見ずに快感だけを愉しめる。機能的には、勃起するとへそのほうに傾くペニスが無理に金的のほうに倒れるから、充血が増して結構だ。
 ベテラン嬢になると、接合点を金的側に少しずらして、ペニスの傾きを強くし、無理な角度を愉しませる。同時に上下動する股間で金的を叩いてくれる。このようにすると、カリ首がバギナの中で強烈にこすられて、すんなり射精する男が多いだろう。
 更に、女が上体を前に倒し、男の膝より下、足首や毛脛を掴んで体を支えるようにし、腰をまわすようにしてペニスをこねると、若い男はペニスが痛い思いをする。しかし、私はこれが好きだった。
 何故かというと、女が男の両脛をつかんで前傾すると、アナルとローションまみれの挿入部がよく見える。更に、ペニスが逆方向へ倒されるから、勃起度が増してとっても具合が良い。しかも、女の大陰唇で陰嚢もぐいぐい刺激される。
 よだれが出るような没入ではあるが、女の股関節が固いと動作が難しい。従って、これを上手に長くこなすソープ嬢は少ない。
 それにしても、女が膝をついた体勢で前に屈むから、尻たぶの丸みが強調され、それが弾むように上下動して、アナルと会陰の毛が躍ると、何ともはや猥褻である。
 玲子と桂木のこの体位が凄かった。驚嘆のマットプレイを参照)
 二人ともガーンとウエストが括れ、尻がボワーンとしている。グチョグチョと音を立ててヒップが躍り、ダンダンダーンと私の陰阜やら腿やらを叩いてくれる。ローションと体液の混合液が二人の股間の間で幾筋も糸を引く。しかも、この二人は前傾姿勢が深いから、会陰がガーンと突き出され、素晴らしい眺めであった。
 前傾が深いから、私はペニスが壊れるのではないかと思ったぐらいだ。
 二人とも腰の動きが良く、移動距離の感覚がしっかりしていて、私の短いペニスを嵌め外さなかった。ペニスがおまんφから外れると、その度に、ああ粗チンだ!と思わざるを得ないから、上手に動かされると嬉しいものだ。
女上背跨位〜女が和式便所スタイルで後ろ向きにしゃがむ。帆掛け船
 女は膝をつかないので上体は立ったままになる。女のアナルも、毛がチョロチョロと生えた会陰も眺められず、背中しか見えないから、私は全然亢奮できない。後ろ向きだから、妙に下腹が女の尻で叩かれるのも興が冷める感じがする。
 女上位のファックはあまり好きでない。ファックは男が腰を送るものだと思うからだ。
 世の中には女性に腰を動かせたい男が多すぎる。エロ動画では女が腰を使うシーンが多すぎる。
 女をよがらせるのがファックの目的だ。ならば、男が動かなければダメだと思う。
 4.私が好む体位
 私が好む体位は、合体部が見えるもの、女の顔が見えるもの、自分の腰が動かしやすいもの、この三点が条件になる。
 だから、正上位(男上前位)が好きだけれど、互いの脚の構えはいろんな形を楽しむ。女性の脚の構えをいろいろさせるから、驚く女性もいる。
 他には、ベッドを利用した男立位が好きだ。もし、ベッドに充分な高さがあると、私は床に立つことを選ぶ。(床上床下男上前位
 女をベッドの端に寝かせ、尻がベッドから突き出るほどにして、それを腰で押し戻すようにファックするのである。大腰をつかってもペニスが外れにくい。パタンパタンの音が素晴らしい。ペニスの突入・後退のさまがよく見える。女も、股間全体に対する刺激がよくなる。
 これは、ペニスがやや下向きになる時、私の場合は大いなる怒張を呼ぶ。
 体位の王道、正上位について更に検討します。これは女性の足の構え方、腰の角度などを考えなければ、合体している2人の胴の位置関係からL字型重ね餅型に分類できます。
 それぞれの特徴をまとめます。
L字型 重ね餅型
 相対的に射精まで長持ちさせる。  相対的に射精を導きやすい。
 下手なやり方の例:
 腰を思いっきり女性の尻底にぶっつけ続ける。
 下手なやり方の例:
 上体の重みを女性の体に預け続ける。
 短小気味や不完全な勃起のペニスではこのやり方はペニスが外れやすく、うまく行かない。
 ロングでは子宮内膜炎などにかかりやすい。
 たっぷり腹が突き出た男にはこのやり方は不向きだろう。女性が男性の肥満を嫌うのは重ね餅型ファックの憂鬱さが心の奥にあると思う。
 組み敷いた女の上体・顔の全体が眺められ、合体箇所も観察できて、男の気分が大いに高まる。  互いの胸が接触し、相手の心地よき呼気も吸い取れて、それで互いの気分が高まる。
 映像の観点からエロ動画では基本的にこちらで交わる。女優の体全体が写ること、愛なき交尾での接触の遠慮(キスする必要がない)、この2点が主因だろう。
 買春ファックでも、2人の親密性が充分高まらない限り、こちらのやり方でするものだろう。
 エロ動画で重ね餅型は合体箇所を大写しする時になされるが、男優は腕を張るか肘で支えるかして、上体を浮かせ、女優の苦痛に配慮する。
 なお、女性が心から相手を受け入れ、男の抽送を望む時、この体位では女性は往々にして男の背に手を伸ばすものだ。
 当然キスはできない。
 その代わり、女性の足の構えを色々変化させて楽しむことができる。
 キスが多用できる。
 パコパコの最中に互いに相手の口を吸い続けるのは至福の行為だろう。
 冷房が効いていなくても相対的に苦にならない。暖房の効いていないところでは相対的に寒い。  左の逆。腰の運動が長時間になるとお互いがもう暑くてならないことがある。
 女性に性交痛や違和感がある時はこのやり方が良い。(女性が初交なら当然これ)  腰に負荷をかけ、陰阜を押し当ててヒコヒコする抽送でもってクリトリスを刺激できる。
 さて、週刊誌には女性がどんな性交体位を好むかという記事がよく出てきます。で、答に女性からバックが良いが結構出てくるように思います。
 しかし、私が女性とした会話では、女性からこの体位が好きと明確に出てきたことがありません。
 結論を言うと、女性にとって性交体位はどうでも良いのです。どうでも良いと言うと語弊があるかもしれないけれど、少なくとも、惚れてセックスしているなら、合体さえしておれば良いし、惚れていなくて交わっているならば、すんなり射精してくれるのが好ましい、ということでしょう。
(セックスはあんまり気持ちの良いものではなく鬱陶しいだけと感じている女性が、世の中には結構います)
 男性と違って、女性は体位にそれほど思い入れがありません。オナニー好きの女性なら、前戯をいかにしてくれるかに関心があります。だから、男が女に体位の好みを聞くのは、単に男の趣味です。
 男は女にピストン運動でイッてもらいたいけれど、非経産婦、しかも、若い女が、これでイクどころがタップリ深い快感を感じることもそんなにはありません。
 ソープ嬢は、本心ではどう思っているか。
 要は、すんなりイッてくれるやり方、男の口臭をぶっかけられないやり方、ねっとりと口を吸われ続けないやり方、自分が疲れないやり方、サックが外れないやり方、こういうことです。
 だから、早撃ちが相手なら女上跨位が結構だし、遅撃ちが相手なら、バック、開股位が良いでしょう。
 読者から「性交の体位として、足を伸ばす体位を好む女性、屈曲位を好む女性、また腰の下に枕などをあてるのを好む女性」について質問がありました。
 ソープ嬢にとって、純粋に自分の性的好みとしては体位なんかどうでも良いとの趣旨の答をここに書きましたが、やっぱりピストン運動が大好きな女もいます。
 で、私の感想としては
足を伸ばすのを好む  クンニリングスの時こうしたらすんなりイケるとかこうしないとイケない女が確かにいました。しかし、性交で伸展が良いと言った女には会ったことがないです。伸展位は毛切れを起こしやすいし、男の体重をもろに受けやすいし、男の息を嗅がせられやすいし、こう考えれば、歓迎するはずがありません。
屈曲位を好む  ペタペタが気持ち良いと言って、これを好む女がいました。でも、男がこうしたがるのが嫌だと呟いた女もいました。前者の女は身体が柔軟だったし、後者の女は身体が固かったです。当然の答であります。
腰枕を好む  自分から腰枕を言い出した女はいました。それは、私が立位でかかって、ベッドが低くて、中腰の姿勢をつらそうにしているのを見かねて言ったのです。普通の正上位で、これを言い出した女はいません。大体、枕が汚れるとやっかいです。
 腰枕については一つ感じることがあります。
 かなりスリムな体型で、しかもお尻がペッタンコの女がいます。この手の女は女上跨位を特技とします。
 理由は、
  (1) 小柄な身体の場合、デカチン対策として、女主動型を選びたい。
  (2) 身体が軽いから、自分が腰をつかってもそれほど負担でない。
  (3) スリムだから、膣内もふくよかでなく、又、狭く、急速ピストンであっさり抜けることが多い。
  (4) 正上位ですると大変嵌めにくい。で、腰を浮かせ気味にしているのがつらい。

 ということです。
 だから、徹底的に女上跨位でやっているようで、ますますこれがうまくなります。
 私はベッドで絶対に女上跨位にはならないから、女は「なあーんだ」という顔をします。こういう場合は挿入口がやけに下のほうにあるだけに、枕をあてがうのが正解のようです。

 私が金津園でした印象的なファックに、逆角側臥位(松葉くずし)があります。
 これは玲子がマットの上でしてくれました。
 男と女が頭と脚を逆に向け合って、側臥の体勢で股間を寄せます。勃起角度が鋭すぎる若い男にはつらい体位です。
 玲子は逆角女上位(下がり藤)もよくやりました。
 これは、女上背膝位(逆茶臼)の体勢から、女が足を後ろに伸ばします。女の足首が男の腋にきます。もこもこ動く女の大きな尻がとってもエロいです。
 こういう変わった体位、女が積極的に股間の位置決めをして、ペニスを迎え入れないと結合が難しいような体位も良いけれど、私はやっぱり、互いの口臭が、嫌でも嗅げるごく普通の接近戦が好きです。
 だから、女に顔を寄せて「ねえ、ハァーしてー」と頼みます。
 快感の深い女は、クンニリングスでイッた後のピストンですから、乱れ続けてくれます。当然、昂揚した呼気が漂っている筈だから、私は鼻を女の口元に近づけます。
 女は恥じらうけれど、息を止めっぱなしにはできません。口元がほころんだところで、私は深く腰を送りながら、女の吐いた息を深く吸い込みます。
「素晴らしいにおいだ。全然臭くない。温かくって、欲情の香りがして、しびれる!」と叫んでから、クンクンして、それから「ねえ、ハァーしてー」の要請です。
 女はかなり恥ずかしげな顔をしても、感極まった私の顔を見て、口をOの字にします。
 私はその表情がとっても好きです。
 女が前夜(というか当日の早朝)にニラレバー炒めと餃子を食べて、日本酒を三合もあけていたら、もう最高です。そういう時でも、私はやっていただきます。皆愉しそうにハァーしますよ。

 高橋鐵氏は日本生活心理学会会長を務められた人で、著作にはあるす・あまとりあとか人性記とかがあります。私はこれらの本を高校生の時に読みました。
 セックスを知らないのに憧れを抱いて読みふけりました。ただ、体位の説明なんていうのは理解不能で、挿絵を見て、将来女とこういうことをするのかと、羨望の気持ちで眺めていたのでしょう。
 (昔人性記を何度も読んだことから、良性記の名を思いつきました)
 日常生活で、女は股を開いてはいけないという教育に接していたから、挿絵の、女の大股開脚姿と、東京オリンピックの女子体操の大股開脚が大変ふしだらなポーズに思え、卑猥な気持ちで見ていたようです。
 高橋鐵氏は性生活の啓蒙に功績のあった人ですが、著作を30数年ぶりに読み返すと、バギナオーガズムに重きを置きすぎのような気がします。
 女は膣内摩擦よりも陰核刺激のほうがはっきり気持ちが良いし、男は膣内摩擦で自分のペニスが気持ちよければ良いのだし、要するに好みがずれているのであって、膣内摩擦で気持ちよくならない女を未完成品扱いするなと思います。
 高橋鐵氏が膣内摩擦で気持ちよくならない女を未完成品扱いしているのではないけれど、性器が結合したピストン運動による相互歓喜を特に重視すれば、女の性的昂揚を重視せよという意見でも、結局そういう考え方につながります。
 大体、女の心理を考えよと言うなら、女の恥じらいとか、女はいつでも美しく見えるポーズをしたいと考えることとか、自分の息を嗅がせたくないとか、男の息を浴びたくないとか、おなかに横皺が深く入るのを見られたくないとか、アナルを男に絶対に見られたくないとか、中出し液がこぼれるのを絶対に見られたくないとか、そういう気持ちを性交体位の説明に含めて欲しいです。
 河出書房新社の河出文庫のあるす・あまとりあに同氏の書簡が載せられています。
 宛先はキンゼイレポートで有名な米国のキンゼイ博士です。ここから興味深いところを抜粋します。
 1924年、貴国ニューヨーク市において、G.V.ハミルトン博士が、文化人男女百名ずつを対象として行った性生活調査の結果を見ますと、夫を精神的には愛していても不感症であるという女性が68%もあり、しかも、「童貞で結婚した男は、結婚後一ヶ年以内に、性的満足を妻に与えうる者は、ほとんど無し」となっています。
 ここで不感症とは、病気的なものではなくて、イクことができる健全な肉体なのにイカされていないということだと思います。そして、イクことの定義は、膣内摩擦によるものとは限定されていないでしょう。
 たとえ1924年という古い時期の資料とはいえ、日本よりもクンニリングスが定着している米国において、インテリを相手にした調査でも、女性のオーガズム経験はそんなものだったとわかります。
 ピストン運動だけでよがり狂える肉体を持った女は幸せです。
 でも、そんな女性は大変少ないから、女の本来の快感の源であるクリトリスを優しく刺激して、オーガズムを味わわせるのがセックスの出発点だと私は強調します。
 で、そういう心で、適切な言動と優しい愛撫をすれば、ソープ嬢もヘルス嬢も完全に協力すると私は主張しているのです。(たくさんの実例がその証明です)

 あるす・あまとりあや人性記とともに、キンゼイレポートや、オランダの産婦人科医ヴァン・デ・ヴェルデ氏の完全なる結婚やボーヴォワールの第二の性なども、私は高校生の時に読んでいました。
 今あるす・あまとりあを読み返すと、書いてあることはよく理解できるし、著者に対する反論も多々浮かぶから面白いと思います。
 たとえば、高橋鐵氏は性器の感覚と視覚から性交体位を解説しているけれど、肌と肌の接触とか、口臭がかからないかどうかとか、長すぎるペニスではどうしたら良いかとか、抽送中のクリトリスへの刺激とかの観点からの切り込みが乏しいです。
 私が大好きな床上床下男上前位についても大変記述があっさりしています。
 この体位は、女にとって大変楽で(更に、男の口臭を浴びることは絶対ない)、しかも、天井に向かってVの字に脚を突き上げて、ペニスの激しい出入りを受け入れる感覚が大変野性味を感じさせるから、これが気に入ったと言う女性の発言を週刊誌や文庫本等でよく見かけます。
 男は、女の顔、躍る乳房、結合部が一望でき、女がVの字に突き上げた脚の足首を持って、大きく腰を送れるのが最高です。全部抜去してからまた全没する動作をスムースに愉しめます。
 私がソープ嬢に床上床下男上前位をすると、「こんな体位、初めて。でも、これ、いいわぁ!」と言われたことがよくあります。
 高橋鐵氏は完全なる結婚が産婦人科医的な機能的分析に陥りすぎだと批判し、ご自分の論考は、精神的なものをもっと取り入れて体位のあり方を論述していると書いておられます。
 そのことは著作を読めば充分わかるけれど、何しろ古い著作だから、女性からの意見収集が充分でありません。
 やはり男性本位的なところがあり、セックスについてはっきりものを言う現在の女性の意見を採り入れれば、もっと違う説明が出てくるだろうと思います。
 性交体位の研究をするからには、このことについて女の受け止め方をはっきり言うことのできる玄人(娼婦)の意見を収集すべきでした。

 まとめとしてソープ遊びを語る2の一節を掲げます。
 私はいつも徹底的にクンニリングスをして、女が濡れそぼって気をやってから合体した。体位は屈曲位か正上位に類するものばかりだった。
 例えば後背位は、女の顔が見えないのであまり好まなかった。女上位の体位も、何か自分が支配されているようで、また、女の上下動する尻の圧迫で金的や恥骨の辺りが痛かったり、カリ首のこすれて欲しい部分が上手くこすれない感じがして、殆どしたことがなかった。
 四十代の頃は、女をベッドの端に寝かせ、私は床に立って、ベッドの端からずり落ちんばかりの尻を腰で押し戻すように抽送する方法が一番気に入っていた。
 下腹のなやましい曲面も、内腿のすべすべの肌も、恥毛の生え際も、愛らしいクリトリスも、変色した小陰唇も、細かな皺を刻んだ大陰唇も、大股開きの淫らさにはにかむ女の顔も、全てを鑑賞できて、女の魅力が一番愉しめるポーズだと思った。
 マットプレイでは女に愛撫を「される」のが好きでも、ベッドでは私が「する」のでなければいやだった。それに、女が膝を上げ、股を開いて男を迎えるポーズをしている時ほど魅力的な姿はないと執着していた。
 私が好む体位であれば、腰をスラストしながら自由に行為ができる。耳に息を吹き入れたり、ディープキスを迫ったり、乳房を攻めたり、クリトリスに指先を当てたり、抽送の角度を変えたりと。
 女の話を聞くと、男自体に所謂マグロ男が増えて、するよりはして貰うのが良いという手合がとても多く、私のような交歓をする客は存外と少ないらしい。
 で、ソープ嬢は、ベッドに寝た男が挿入可能な状態になると、そのまま女が上の体位、本茶臼とか腹やぐらの形になってフィニッシュさせることが多い。
 ソープ嬢が女上跨位を多用するのも一理ある。それで次の効用がある。
○仰臥した男への愛撫〜ペニスの隆起〜サックの装着〜インサート……の一連の流れがスムースに続けられ、サックの装着行為に中断の違和感が生じない。
○顔が離れているから接吻を避けやすいし、息がかからない。互いの肌の接触も少ないから、衛生的にベターだ。
○女上位で男の腰に跨る形だと、暑苦しくないし、自分で動きを調整できるから、射精させるタイミングを測りやすい。女が自分のペースでしたほうが、いやなこと、無理なことを客にされにくい。
 こう考えれば、通俗週刊誌のソープランドの紹介記事で「女は私の躯に乗って駿馬のように腰を振り、髪を振り乱して攻め立てた」という文章を見ると、「阿呆、自分でセックスしろ!」と言いたくなる。
 けれども、これもやはり大変だ。長時間の上下運動で腰を痛めるのはソープ嬢の職業病になる。
 ややこしい体位を駆使する客もたまにいる。躯が柔軟で、ペニスが長くないと、奇妙な体位は難しい。でも、男が腰使いと逸物にさも自信ありげで、いろいろな体位を試み、「どうだ、気持ちがいいか」としつこく尋ね、体位を変える度に射精まで長持ちされると、とても鬱陶しい、と私に語った女が少なからずいた。
 私は女から変わった体位を迫られることがあまりなかったし、私から求めたこともなかった。
 男に愛撫のサービスをしなければ、と女が思っても、巧妙な前戯を受けるとそんな余裕はどこかへ飛んでしまい、陶然として快感に身をよじらせているのが愉しい。
 そこまで前戯で乱れれば、女の顔が見える正上位が最も亢奮できるし、女も、男が腰をパコパコ動かして、自分は無理な格好をせずに寝ているだけのほうがいいに違いない。
 ごく普通の体位でいいから、女が丸太のように寝そべって、男が早く気をやるのを待つような感じではない交合が一番嬉しい。私は人一倍そんな願望が強かった。

 本作の続編として最良の性交について考えるがあります。
 また、次の作品も参考になると思います。
   女性器考恥垢考巨根巨乳考クンニリングスの仕方マルチオーガズム考
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(千戸拾倍 著)