いろんな初めて(3)

 金津園で遊んでいていろんな初めての経験を思い出してみた。
15.店外デートの初めて
 私は嬢と店外デートするのを望むことに反対だからこれをしたのは結構遅い。平成15年だったと思う。
 どうしてしたかというと、サイトを始めて2年も経過した頃、ネットで「大きなことを書いて、店外もしたことがないくせに」というような腐しを受けたからだ。
 ドーム球場に行った。
 店外デートと連れ出しを一緒のように使っている人がいる。この2つは別物だ。嬢の出勤日か休みの日なのかは大変な違いだ。
連れ出し
 (外出)
店と嬢がOKして決行できる。
店から出発する。ただの商売だ。
外出不可の店が多いと思う。
通常3コマ以上の遊興で成立。
全コマを取らないと貸し出しにならない場合がある。
No Sexが多いらしい。接近力が貧困で、お金が余っている人の贅沢な遊びだ。
店外デート 店には内緒でする。嬢の休日に嬢がOKして決行できる。
嬢の好意、または、本指名の義理から嬢が承諾する。(殆どは後者)
性交しないことが多い。
嬢の好意、または、本指名の義理から嬢が承諾するので、客はデート費用のみを払うことが多い。
かなりの金額をもらって応ずる嬢も多い。
性交する時は多少のお金を渡すのが一般的だろう。
16.ハメ撮りの初めて
 ハメ撮りの初めては多分平成9年だと思う。画質が悪くてファイルを削除したからよくわからない。
 撮影した第1号は初めての月4回入浴由美だ。2人目は桂木。3人目が2度目の二輪車のユウだ。
 以下、恵里亜のサヤカ、トキハの千春、トキハの里佳、ヘルスの某(忘却)、ヘルスの某(忘却)、ヘルスのショウコ、ヘルスのナミ、恵里亜のアリサ、ヘルスのミサ、クラブ美人の香織(以下略) ←(赤字の源氏名は仮名)
17.潮噴きの初めて
 私は指をバギナに往復等させて潮噴きを狙ったことは一度もない。私が嬢に潮噴きさせるのはチンコピストンかクリ揉みしかない。
 抽送で失禁したかのように濡れたことは何度か経験がある。でも、潮噴きしたのかどうかはわからない。一度「今潮を噴いたよ」と女に言われたことはある。
 噴く瞬間を目撃したのは平成22年に対戦した女だ。抽送している最中で、随分大量だった。
18.初対面で2度イカせた女の初めて
 私は初会ではおとなしくやるのが普通だから、1度気をやらせたら再度イカせようとすることはなかなかやらない。でも、何人かの例外はある。
 艶グルーブのクラブ美人に初めて入ったのは平成12年だった。同じ艶グループのトキハの振替作戦に(よく店に来ているのにこれを何度もやられ)激怒して転戦した。その時のことを書いたのが次の遊興記だ。

 候補として写真を差し出された中にリリアがいた。リリアは雑誌に顔出ししていて知っていたから、私はリリアを選んだ。
 リリアは顔が面長、狐目の系統で、瞳のまわりの白眼が目立ち、少しきつい印象で、明らかに20代前半には入っていないベテランだ。
 リリアと対面すると、リリアがにっこり微笑んだ。
 その横に並ぶと、長い髪が伸びやかに垂れていた。アルバムには155cmと紹介してあったが、随分高いハイヒールで、私と同じぐらいの背丈でも顔の位置が私より高かった。
 それで、顔を合わすやリリアがいきなり唇を寄せてきたから、私は顔を上に向けてキスすることになった。どうも具合が悪い。そういう場合、女は腰を落とす工夫をするものだ。
 互いに唇を半開きにして合わせ、ねっとり舌を絡ませると、リリアの口から口臭防止の措置の香りがした。大変不自然なにおいで、興ざめだ。キスをしたら人間の味がする方がいい。自然が一番だと思う。
 部屋に入るとトキハよりも個室が格段に立派だけれど、あまりに暗くしてあるので驚いた。明るくするよう頼むとリリアが嫌がったから、押し問答になった。ユーモアを交えて要請して、とにかく明るくさせた。でも、蛍光灯の白色の明かりが一つもないから部屋の中が黄ばんで沈んでいる。
 リリアは黒のロングドレスを着ていて、生地も仕立てもなかなか良かった。長い黒髪の質がいい。応答も軽くなくしっかりしていて、初対面なのになかなかムーディな雰囲気があった。ただ、スレンダーなのに腰に括れが殆どないようだった。
 あれこれ尋ねはせず、世間話も最小限にして、いきなりプレイに入った。
 互いに服を脱がせ合うと、リリアが直ちにフェラチオにかかった。とにかく、未洗浄のペニスをしゃぶるのだから、立派なフェラチオだ。しかし、舌と口の使い方にはそれほど特徴があるわけではない。
 特徴が乏しいというのはどういうことかというと、金的を舌で撫でることはしないし、カリ首を含んだ時の唇と舌の動きが単調だ。単調でもカリ首の吸い込みが強めだから、なかなかいい具合だ。とにかく私はぐいぐいと思いっ切り吸い上げられるフェラチオが好きだ。
 私の足の間に座り込んでペニスを咥えるリリアのウエストを眺めると、どうも括れがはっきりしない。骨盤ががっちりしていない。155cmの背丈でウエストが65cmはあって、乳房と尻が豊かではないから、ボディラインが直線状になるのはしかたがない。
 それに、部屋の明かりが黄色っぽいから、色白とはやや遠いリリアの肌がますますくすんだ色になっているのが気になる。
 こんなふうになんやかやと否定的に感じるけれど、目鼻立ちのはっきりした顔でばんばんペニスをしゃぶられると、ペニスはもうそそり立ったままだ。しかし、勃ってもすぐ嵌めないのが私のやり方で、すぐにクンニリングスをしてリリアの肉体の感度を探ることにした。
「先にお股を舐めてあげようか」
 そう声をかけると、リリアが何やら嬉しそうにベッドに寝た。
 いつまでペニスをしゃぶらせるのだろうと思っていて、終了を告げられたからニッコリしたのか、洗浄前にお股を客に舐められるのがもの珍しいのか、どちらだろうと一瞬考えがよぎった。
 私は意欲を燃やしてじっくりと舐めた。でも、リリアはそれほどはっきりとは乱れなかった。Mの字に足をしっかり開いて私の強烈なクンニリングスを受け入れる姿勢はいいけれど、感度が低レベルだ。一応愛液が出てはいるが、多くはない。
 私はリリアがイカないことを危惧した。イッてくれないと遊びが面白くなくなる。
 腰を抱えている私の手に、リリアが優しく触れているのは好感が持てる。女らしい仕草だ。ただ寝そべった姿に、ウエストとヒップでサイズ差がないのが残念だ。やっぱり女のウエストは50cm台であってほしいと思う。
 そのうちにラブジュースが流れてきたので、それをアナルに塗りつけ、クンニリングスをしながらアナルの表面を揉んでみた。リリアが嫌がらなかった。これならアナルに指入れをさせるぞ。後で指を入れてやろう。そう思って、先にバギナに入れた。割れ目の長さは短い方で、バギナも広くはなかった。
 クンニリングスに指ピストンを併用するとリリアの反応が良くなった。でも、基本的に呼吸音が高くなっているだけで、喘ぎ声というほどの明確なよがり方ではない。
 Gスポットを刺激する指ピストンを続けた。あまり昂まっている感じがしないので、そのやり方でもイカせられないと判断した。それで、遊び心をふくらませ、アナルに指を入れた。リリアは深々と指が侵入するのを拒まなかった。
 もう随分長くクンニリングスを続けている。リリアが気をやりそうなら更に続けるけれど、今一つ反応が明確ではない。さすがに口が疲れたのでペッティングに切り替えた。クリトリスとバギナの感触を確かめ、外性器を観察したら合体するつもりだった。
 陰核茎部はそれほど盛り上がっておらず、クリトリスも小さめだ。
 中指1本をクリトリスに当て、微妙に揺すりながらキスを求めた。
「おまんφの味がよくわかるだろう?」
 そう訊いたら、リリアがにっこり微笑んだ。
 指の刺激にリリアは反応が明瞭になった。躯をよじる仕草を見せ、声が出はじめた。どうもリリアは強い刺激の方がいいようだ。
 これは面白いと思って、ラブジュースをクリトリスになすりつけるだけでなく、唾もべっとり垂らして揉み込んだ。クンニリングスに引き続き、ペッティングの時間も随分長くなった。
 突然リリアが絶頂の近いことを告げた。勇んで指の動きを早くしたら、とうとうリリアは仰け反るようにしてイッた。面長の女のイク顔というのは実に麗しい。
 リリアのノックアウトされた顔に私は満足して、次なるプレイに69を求めた。リリアに躯の向きを変えさせ、互いに右肩を下にする横寝の体勢になった。
「ちんちん、しゃぶって!」
 そう声をかけ、リリアの股ぐらに顔を寄せた。イッた後だから、そこには濃厚な性器臭が満ちていた。
 リリアは私の好みを完全に察したようで、吸い込みの良いフェラチオを続け、ペニスはよだれを垂らして勃ちあがった。私は交わることにして、リリアの足の間に入った。ペニスの先でクリトリスをこすると、リリアの躯がせり上がった。
 ペニスの堅さは完全ではなかったけれど、抽送にリリアは具合の良さそうな顔をした。バギナがヌルヌルで勃起も今一つ張りが足らないから、コンドームをつけていないのにカリ首がどうも具合よくこすれない。
 私は即ベッドで射精する気がないから、程良いところで交合をやめることにした。
 身体を離しても、リリアは濃厚なベッドプレイに酔ったような顔で、躯を起こそうとしなかった。その風情が愉しくて、私はリリアに寄り添った。
 余韻の気分でまた中指をクリトリスに当てた。キスをしながら微妙に揺らすと、リリアにノーサンキューの気配がない。それどころかしつこい愛撫を歓迎するように心地よさそうな顔をして股を開いていた。
「もう一度、イクかい?」
 にやけた顔で訊いたら、リリアが拒まなかった。
「上に乗るからね」
 そう声をかけて、私は仰向けのリリアのへその辺りに跨った。
 背をリリアの顔に向けて躯を浮かせて跨り、リリアが上げた左足を左の腕で支え、同時に指先で陰核包皮をたくし上げた。その先に右手の中指を寄せてゆらゆらとクリトリスを揉み込んだ。
 リリアの身体の上に乗っかって右腕を振動させ、リリアが恍惚の表情になっているのを他人が見たら、SMプレイに見えるに違いない。その体勢のペッティングは何人かの女にマットの上でしたことがあるけれど、ベッドではあまりしたことがない。
 リリアの身体の上から降り、また添い寝してペッティングした。左手でバギナに指ピストンをしながら、右手でクリトリスをさすることもした。リリアはよがり声があまりないけれど、時々躯を震わせた。すっかりあなたまかせの浸り方だ。
 愛液と唾液を活用したペッティングでリリアはそれほど時間をかけず、また気をやった。両脚を伸ばして、太腿を緊張させ、麗しく昇天した。
 初対面の女を2度イカせたのは記憶にないし、指攻めで気をやらせるのはこのところ何年もない。だから、私の心は熱くなった。
 またリリアに69をせがんだ。リリアのフェラチオも熱烈だ。ペニスが漲るや再度合体した。
 一方的なクンニリングスに、濃厚な69に、持続的なペッティングを重ね、とても長い即ベッドになったから、私の勘では小1時間が経っている。もう一度ベッドプレイをする時間は残っているけれど、リリアが2度も気をやった以上、私もイキたくなった。
 今度のファックは最前よりペニスの勃ちがいい。2度目の愛撫はクンニリングスをしていないから、バギナの愛液が退いており、最前と違ってペニスの先にこすれる感触が充分ある。抽送を受け入れるリリアの表情が何だか上気したようで妖艶さが増して気をそそる。
 私はリリアの両腿を小脇に抱えてもこもこと腰を前後させた。指で陰阜を吊って合体部を眺めたりしているうちに、とうとう気運が迫った。迫ったと感じたとたん、激しい噴出に躯を震わせた。
 出し終わった後も私が盛んに喘いでいるので、リリアが微笑んだ。
 残り時間はたっぷりあるから、私はブランデーのロックを飲みながら、リリアにいろいろと尋ねた。それで判ったことをまとめると、次の通りだ。
 リリアが私の指の強い刺激で気をやったので「クンニでイクことはあんまりないのかねえ?」と訊くと、「クンニでイクこともあるのよ」と答えた。
 オナニーは業界に入る前はよくしていたと言う。あれだけ長くペッティングをしてもおまんφに何ら変調をきたさないのだから、さぞや厳しいこすり方をしてきたに違いない。
 アナルセックスは1度だけしたことがあると言った。とにかく痛くてたまらず、2度としたくないとぼやいた。私がアナルに指を突っ込んでもリリアは拒まなかった。それに、指をピストンさせると、なかなか通りがよかった。だから、リリアにアナルセックスの嫌悪感を抱かせた男はよほど下手くそだったのだろう。
 歳は25で、生まれも育ちも都内。金津園に来たのは2年前だそうだ。その前は3ヶ月程ヘルスで働いた。
 艶グループは金津園の中でも先鋭的なやり方をしていて、その旗頭が超高級店の艶だ。
 リリアが金津園で出た最初の店がその艶で、講習はすずめの宿のベテラン嬢・ユキにして貰った。ユキはペニス愛撫のサービスに徹している点においてちょっと抜きんでた女だ。
 ユキは見所のある女しか講習をしないらしい。多忙のユキから講習を受けるのはなかなか難しいから私が驚くと、リリアが「ユキさんに教えて貰えるなんて、わたし、運がよかったわ。ユキさん、忙しいから、ユキさんに講習して貰えるなんて、めずらしいことなのよ」と言った。
 講習は艶で基本的なこと、ローションの作り方とかマットへののばし方とかをあらかじめ聞いていた。その上ですずめに出向いてユキの指導を受けると、それは厳しい講義だったそうだ。
「講習には、ユキさんの他に男が加わったのだろう?」と尋ねると頷いた。
「店長かい、それとも、マネージャーかい?」と確認すると、「ううん。艶グループの中で偉い人らしかった」と答えた。
 男の歳を訊くと30代だそうだ。一体どういう男なんだろう。
 講習でファック及び膣内射精の有無を尋ねると、「出してはダメなの」と答えた。ユキがいては、それは絶対にできないだろう。
 艶には僅かな間しかいなくて、前年の夏にクラブ美人に回された。器量からすれば当然の配置換えだろう。
 リリアは艶グループの店は皆出勤が大変厳しいと言った。即尺即ベッドの過激なサービスをすることが判っているのに、わざわざペニスを恥垢だらけにして来る客がいるから参る、ともぼやいた。
 両方とも私は以前にトキハの女から聞いたことがある。
「東京の育ちならば、どうして吉原で働かなかったの?」と訊くと、親ばれが怖いと言った。だから、リリアは東海地方の雑誌に顔出しをしているけれど、全国紙には載せていないと説明した。
 私は何を聞いてもきちんと答えるリリアが気に入った。それに長年風俗で遊んで、初対面で2度気をやらせた女は記憶にない。それも、苛烈なペッティングによってだ。
 リリアは私が目一杯クンニリングスをしても、愛液でシーツを濡らさなかった。これも、私には殆ど経験がないことだった。愛液は流れ出ていたけれど、幾筋も垂れ落ちるほどではなかった。
 翌日金津園ワールドのデータを確かめたら、リリア評として、仕事派でサービスはA、容姿はB、朗らかタイプではない、と載っていた。
 この評は間違っていない。リリアには、男の方から突っ込んでいかないと、話が表面的になるに違いない。自分からは何やかやと声をかけない女だ。男が話しかけないと、ただエッチプレイをしているだけになるかもしれない。

 リリアは大変興味深い女だけれども器量・体型的に少し寂しく、次は平成14年の末に入浴しただけだ。これはクラブ美人から行方がわからなくなった嬢の消息を知るために入浴し、リリアがその嬢の友人だったから狙い通り行き先がわかった。
 その後リリアはいろんな店に出ながら長く金津園にいた。青いリンゴ・アネックスにいた年数が長かったかもしれない。
 リリアの初会を書いたこれを読み返して面白いと思ったのは、すずめのユキさんの講習を受けた嬢は必ずその経験を誇らしげに語ることだ。もう5人ぐらいはいたと思う。共通点は皆自分がユキさんの愛弟子のように言うことだ。あの小母ちゃんには存外カリスマ性があるのだ。
 なお、平成17年にレビトラを使うようになると私は持続力が大いにつき、初対面で2度以上イカせることがよくあるようになった。私が初会はほどほどにしておこうと思っていても、クリイキと中イキの両方があるとイキの数がふえる。
19.精液ゴックンの初めて
 アカリはトキハで平成11年から入りたいと思っていたが、予約してドタキャンを2回喰らっていた。
 休みが多すぎて性格的に問題があるかもしれないけれど、立派なサービスをすると聞いていたから是非入浴してみたかった。その念願のアカリを平成13年にクラブ美人でようやく予約することができた。
 対面すると、予想していたよりは少し器量が落ちていた。写真からの想像よりはウエストが括れて女らしい体型をしていたが、私の体型には厳しい嗜好からは小太りとしか言えないし、ウエストのカーブも、直線型のリリアやミナミよりましなだけで、少し物足りなかった。
 愛想が良いのは期待通りだった。クラブ美人ではリリアとミナミに入っていると教えると、アカリはその2人のことを盛んに褒めた。なかなかいい性格だ。でも、タトゥー(tattoo)を腿に入れているのが予想外だ。アカリはそんなことをするような突っ張った女には見えなかった。
 プレイの進め方はリリアやミナミと全く同じで、極めて濃厚なディープキスをしてから未洗浄の股間に文字通りしゃぶりついた。陰嚢の付け根まで肉塊をたくし上げて舐めるのが立派だ。
 椅子に座ったままで即尺を愉しみ、それから私はベッドに横になった。アカリはペニスをしゃぶりまくり、陰嚢もたっぷり舐め上げ、頃よいところで跨った。
 女上位で嵌めさせるなんて私にしては大変珍しいことだ。肉穴が狭くて侵入感がふくよかで、大変挿入具合がよかった。アカリの腰の上下運動も手なれたものだった。豊満な尻が私の腿を叩くダイナミックな躍動に大変満足した。
 私がクンニリングスにかかると、クリトリスのまわりの毛がもじゃもじゃで、陰部が多毛でとにかく舐めにくかった。それにラブジュースが流れてはいるけれどそれほど垂れない。これでは私は亢奮しにくい。
 アカリは豊満系だから鈍感ではなかろうかと思った。普段は優しい愛撫をモットーにしていても、その時は指も使い、けっこう強引な動きで攻めた。すると、意外に早く登りつめる気配を見せた。
 さあ、これからだ、気持ちよくすっきりとイカせてやろう───そう思って、一段と気合いを入れてかかろうとすると、アカリはものも言わずに私の口も指も遠ざけ、自分の右手を股間に寄せた。
 邪険に感じるような所作で、しかも、M字開脚のまま手をマンコに当てたから、何か故障でも出たのかと思ったら、中指を忙しく揺すりだした。
 予想外の動作で私はびっくりした。しかも、その動きの激しさにあっけにとられていると、アカリはそのまま腰を浮かせてイッた。これには驚いたし、笑えてきた。
 女にオナニーをさせたことはあるけれど、クリトリスを吸っていて、イク瞬間にオナニーに切り替えられたのは初めてだ。技自慢の私に対する大変な侮辱だが、それにしても愉快だ。
 アカリはイッた直後は極めて敏感なようで、下半身へのタッチを拒んだ。初対面の即ベッドで気をやったことの感想は何も言わなかった。アカリが当たり前のような顔をしているから、私も何も聞かなかった。
 アカリはとにかく陽性な性格で、初対面の客をホッとさせる女だ。しかも、奉仕することが苦ではなくて、いつもピンクチェア、マット、ベッドという手順でしっかり作業をしているようだ。私は語り合う時間が欲しかったから、アカリが強く勧めるピンクチェアはやめにして、マットプレイだけはすることにした。
 そのマットプレイは、ミナミの方が少し上手だと思った。アカリはすずめの宿のユキ嬢の指導は受けていなかった。
 アカリはリリアを褒め、ミナミを褒め、ユキを敬い、なかなか好感の持てる性格だ。それなのにタトゥーを入れている。このことも不思議だ。
 マットが済んでから、アカリと少し喋り合った。私の質問のしかたからいかにもソープ通であるとわかるらしくて、そのことに盛んに驚いていた。
 アカリはすずめの宿が長く、艶グループ以外の店は出たことがない。平成5年から6年にかけて警察の検挙の嵐が吹き荒れた頃業界に入った。28歳だから、21ぐらいでソープ嬢になったことになる。
 クラブ美人のNo.1はユリだと言い、一度入ってみたらと勧めた。私はアカリがNo.1と思っていたし、ユリがかなりの豊満系だから意外だった。
 トキハの嬢があまりに多毛だったから剃毛してやった想い出話をして、アカリに下の毛を処理しなければダメだと言うと、剃るように頼まれた。剃りたかったけれど、時間がそれほど残っていないからやめにした。
 タトゥーが可愛らしい図柄だったので、「この絵は今ならいいけれど、50代になったら合わないねえ」と言うと同意するから、「20代でも40代でも合う絵柄というと、般若か富士山ぐらいかなあ」と呟いた。
「そんなのイヤだぁ」と返すから、「それならペニスがおまんφにぶっすりと刺さっている局部映像だな」と言ってやると、「どらえもんがいい!」と言った。
 可愛い顔で急にトーンを上げたから私は吹き出しそうになった。
 アカリは先輩の講習を受けたり二輪車をしたことはあるけれど、その時に女性器をまともに見たことがないと言った。
 インターネットで無修正のものが誰でも見られると説明すると、インターネットをやりたそうで、私の女性器写真のコレクションを見たいと言うから、次にパソコンを持参することを約束した。
 私は何気なく、長年ソープとヘルスで遊んでいるけれど精液をごっくんドリンクされたことがない、と言った。すると驚いたことに、アカリが口内射精で飲み込んであげると返した。私はそんなめずらしいことを是非やってもらおうと思った。
 2度目のベッドプレイでは、アカリは私のクンニリングスに盛んに「気持ちいい」と言った。
 そそられて熱心に舐めていたら「指も入れて」と頼まれた。中指1本をねっとりと動かしながらクリトリスを吸うと、地声とはかなり違う女らしすぎる甘い声でよがった。
 即ベッドの時と同じで、イクときはオナニーに変えられてしまった。所要時間はかなり短かった。しかし、ワンタイムで2度もイクとは、アカリもリリアと同様になかなか助平な女だ。
 気をやった直後の鋭敏すぎる下半身がおさまるまで、私は乳房を吸った。過敏状態が薄らぐと、右手でペッティングしながら左手の指をアカリの口に入れた。アカリはちゅうちゅうと指を吸った。アカリはよほど私が気に入ったらしい。
 私はベッドに寝て、アナルを舐めさせた。途中でアカリが時間オーバーに気づいてあわてたから、ちょっと抽送してから、フェラチオに代えた。
 アカリは気合いよく首を上下に振り、私は時間をかけず花火を打ち上げた。
 アカリは上体を起こして私の顔をちらりと眺め、今から飲み込むわよ、というサインを目で送ると、錠剤を飲み込むような仕草で、あっけなく精液を喉の奥に送り込んだ。
 結局アカリのおかげで初めて経験的できたことは次の2つだ。
1.イキそうになるまでクンニリングスをしたのに、イク時にオナニーに切り替えられた。
2.ザーメンをごくりと飲んでもらった。
 アカリで2度目の経験となった過激プレイは次の2つだ。
1.初対面でソープ嬢が2度気をやる(ヘルス嬢で1人、ソープ嬢で1人経験有り)。
2.初対面で「女のひとのあそこをしっかりと見たことがないので、写真でもいいから見てみたい」と言われた。
 アカリは精液を飲むことが美容に良いと信じていて、本心からやってみたいと思っていた。精液の飲み込みをしたのは私で4人目だと説明した。

 アカリはとにかく休みが多かった。当時はネットで出勤予定を知ることはできなくて、私は数回の予約失敗でアカリに入ることを諦めた。その後まもなく上がったようだ。
20.超くさマンでも激しくイカせた女の初めて
 ソープで相方のマン臭がかなわないと思ったことは6人ぐらいはあった。その中で一番激しい吐き気に襲われたのは平成15年に重役室で対戦したカナだ。
 平成15年というのは私がソープ遊興の備忘録を書いていなかった時期で、しかも、この頃の重役室はソープ情報誌に源氏名すら出さなかったので、その頃発行のソープ情報誌を眺めても源氏名が何だったかは全く思い出せない。だから、カナ(仮名)とするより他はない。
 カナは重役室にフリーで入って相方になった。スタッフが呈示した写真がカナの1枚で、「この子はテクニックがあり、部屋持ちです」と言った。
 対面するとカナは写真ほどの器量ではなく、しかも、私が最も願い下げのウエストに括れが目立たない体型ので、かなり失望した。それほど肥えていなくてもまるっきりずんどうだった。写真では足首が細めで、スカートから覗くおみ足はすらーッとしていたから、がっかりの直線的なシルエットとは思っていなかった。
 この体型と顔で高級店の部屋持ちになれるとは、重役室の客というのはだらしないのが多いな、と思った。
 カナは部屋持ちになるぐらいだから積極的に即尺にかかったし、ディープキスは対面してすぐに極めて濃厚に応じた。それに、「部屋を明るくしてよ」の注文にも応じた。ペニスが勃起すると、私をソファーに座らせたままで私に跨って合体した。
 合体の前後に私のジョークにも愛嬌よく反応し、「お客さんって、おもしろい方ね。愉しくなるわ」と笑顔を見せた。
 にもかかわらず、私はかなり不興な気分だった。それは、カナの顔立ちとスタイルに感動できない、というよりは、アルバムから受けた印象とかなり乖離があったからだった。
 合体前にペッティングして、バギナにローションが仕込んであることに気づいていた。
 ローションについて指摘すると、カナが「うちの店の子は誰でも入れている筈よ」と返した。ローションがついていようが、私はバギナなんか舐めずにクリトリスだけを専ら攻めるのだから、そのまま69をしてやろうと思った。
 ソファーからベッドに移り、カナの股ぐらに顔を突っ込もうとすると、それまでの気安げな態度と違い、どういうわけか69を嫌がるような感じだ。
 それを無理矢理クンニリングスに持ち込もうとしたら、カナの陰部は久しく嗅いだことのないような極めて激しい悪臭を放っていた。私はここで怯んではならないと気持ちを鼓舞して、カナの股を押し広げ、とにかくクリトリスに唇を当てた。
 カナがいやがっているのがわかったがクンニリングスを続けようとした。しかし、味覚がとにかく異様な味がして、臭気が想像を絶するものだった。私はカナの太腿に手をかけたまま、思わず嘔吐感に襲われた。吐かないためには、悪臭の股ぐらから離れるのが一番だった。
 カナは本日の初仕事であるに違いないと思った。
 指名が立派に多いらしいカナが、女の出勤者が普段よりぐーんと少ない日に、夜の7時で初の客だなんて妙だなと思うし、第一おまんφをくさいままにしておく性格には見えなかった。
 カナはベテランのソープ嬢で、猥談にも上手についてくるし、大陰唇の毛を剃っていた。そして、身なりもセンスのいいものを選んでいる。高級店で働く除毛の女がおまんφをくさいままに放っておくことは通常考えられない。
 吐き気を催すほどの悪臭だったことはおくびにも出さず、カナに客の付き方を聞くと、私はその日2人目だけれど、前の客とは2時間以上空いていて、それだけ間隔があくと、あそこがくさくなる、と説明した。その発言はくさいのを認識していることを明らかにしている。69を嫌がったのはその自覚からだ。
 カナのようなベテランがそこまでおまんφをくさくするというのが、私は信じられなかった。本当に鼻がねじ曲がるような悪臭だった。
 臭くてクンニリングスができないおまんφに出会ったのは2度目で、前回はおよそ15年前、カナに体型も年齢もよく似た女だったが、その時よりもはるかに悪臭の程度がきついような気がする。
 大体が、臭くなっていることがわかっていたなら、バギナにローションを仕込むときに、先にしっかり洗浄しておくべきだろう。部屋持ちならば、股ぐらの洗浄なんて誰に遠慮することなくできる。
 私はそういうことを思っても、決して初対面の本人には何一つ言わずにニコニコしている仏様だが、とにかくペニスをバギナに嵌めるだけの遊びをしていないから、落胆は人の10倍だ。
 即ベッドはペニスを嵌めるだけだから、におったっていい、中出しを受けた後でしっかり洗えばいい、という考えだとしたら、新人さんなら女の作法を教えてやるし、ベテラン嬢ならひたすらバカにするだけだ。
 カナがいかに魅惑の女を演じたとしても、その日の遊びがとても虚しい遊びになるとしか思えなかった。
 結果を先に書くと、私はその日珍しく不発になった。不発というのは、長年のソープ遊びの中で2回目で、これはもう特筆ものの珍体験だった。(1回目は『いろんな初めて(1)』に書いた)
 カナは満面の笑みを浮かべて親近的な会話をして、私に相当な好感を感じたことは間違いない。けれども、私はもうあの悪臭で心がダウンしてしまい、それから後カナがどんなにやる気を出してサービスしても、ペニスに勢いが出ることはなかった。
 カナは私にかなり親しみを感じたと見えて、快活にいろんなことを話してくれた。どんなことを語ったのかというと以下の通りだ。
(1) 重役室に出る前は、総額3万×千円のA店に出て、その前はB店に出て、金津園の中級店のB店が業界入りした最初の店だった。重役室ではもう3年以上働いている。(B店は現在別の名前の店になっていて、B店があったのはかなり以前だ。カナは業界歴の古いことを隠さなかった。これはかなりめずらしいことだ)
 ※ このB店が何であったか思い出せない。A店はフレンドかバースディのどちらかだ。
(2) 直前の店のA店は、方針としては、ゴム着用厳守だった。しかし、カナは6人ぐらいの常連客にはゴムなしで相手をしてやった。やはり、ゴムなしで相手をするのは、常連さんで、そういうことを口外しないと見極めた人であって、どんな客にもそれを許したわけではない。A店は、仮に店の女がゴムなしの接客をしたことがわかっても、そのことで首にはしない店だった。
(3) ゴム着用を方針としている店には、ゴムなしの接客をしたことがわかると首にされる店がある。A店がそういう堅い店でなかったから、仕事をする立場としてはありがたかった。というのは、肉体的にどうしてもゴムが馴染まない男の人もいるから。
(4) ゴムなしOKの店の女がゴム着用の店に移ると、「ゴムなしのセックスは絶対にしてはいけない。もしそういうことがわかったら店をすぐにやめてもらいます」ときつく言われる。厳しい店というのは厳しくやっているものだと、移籍した仲間の話を聞いてよくわかる。
(5) A店から重役室に移ると、私が好意で『ゴムなし』を許していた客が皆ついてきてくれたからとても感謝している。総額3万×千円の店の客が6万円クラスの店に動いた後もそれだけついてきたということはとてもありがたいことだ。継続して通ってくれているお客は、重役室で私以外の女にはリピートで通っていないこともわかっている。でも、対面数は、A店で月2回が、重役室では月1回とさすがに減った。しかたのないことだ。
(6) ペニスのでかい男はいや。私のおまんφは頑丈にできていて、膣が狭くても長くできているから、でかいペニスを奥まで突っ込まれても結構大丈夫だけれど、膣の奥行きが長くない女は皆大きいペニスには気を遣う。おまんφを舐めてくれる客はなかなかいない。
(7) ペニスのピストン運動自体でイクことはない。ベッドプレイの女上位で、クリトリスがこすれるように自分で工夫したときはイクことがある。基本的にはクリトリスの刺激でイク。
(8) 長年ソープ嬢をしているけれど、貴方ほどの通には会ったことがない。喋ることと雰囲気作り、動作が全然普通の人と違う。好意を感じている常連客にも話していないことであろうと、貴方なら初対面でもお話しできるから、すごい人だわ。
 売れっ子というのはとにかく営業トークがうまい。私は酒を飲みながらカナに喋らせるのが愉しかった。この中で (8)については自分自身に感心する。私はカナの強烈なマン臭に相当心が折れていたのに振る舞いがいつも通りで、カナにここまで言わせたのだ。
 私がペニス愛撫のテクニックを伝授すると、カナは盛んに頷いて感心し、その話のポイントを憶えておこうとしていた。
 談笑の後のベッドプレイは壮絶だった。先ず一生記憶に残りそうなシーンだ。
 先に私がカナの悪臭たっぷりのおまんφを湯船の中で指を使ってしっかり洗って、もう臭いが消えていたから、いつもの徹底的なクンニリングスから始めた。カナをベッドの端に仰向けにならせ、私が床に膝をついて舐め立てるいつものやり方だ。
 最初の即ベッドの69ですっかり白けたのは次の4点からだった。
 (A) とにかくおまんφがすごい臭いであった。
 (B) クリトリスが、舐めることができないほど肉の間にめり込んでいる形であった。
 (C) ラビアがあまり突出していないという外観の悪いおまんφであった。
 (D) クリトリスの周りの毛がカットしてあったが、それが剛毛で、ほんの僅か伸びていて痛かった。
 で、あらためて本格的なクンニリングスをしてみると、まあ、そのやりにくいことには驚いた。
 においは消えていたが、とにかく肝心なところが肉の谷間に隠れてしまって尋常ではない舐めにくさだ。クリトリスを唇で摘むことは到底できず、ポイントを舐めるためには舌を長く突き出さねばならなかった。
 舌を限度まで突き出し続けるのが本当につらいし、更に、剃った毛の先が唇や頬にあたって痛くて痛くてたまらなかった。そのおまんφにクンニリングスをするのは、たとえ自発的にやっているにせよほとんど拷問だった。
 でも、カナは徹底的にクンニリングスに浸ろうとする構えを示した。
 私が舌を突きだしていると、両腿で私の顔をギューと挾み、何とも形容しがたいうめき声を上げ、腰をリズミカルに上下させた。その卑猥な上下動がずーっと続き、何とも肉感的な動きだった。
 私は舌が猛烈に疲れるし、顎が痛くなるし、唇と頬が下ろし金に当てられているようだし、顔中汗だらけになるし、とにかく、めり込んでいるところを口淫するには、顔を深く押しつけなければならず、すると鼻孔がカナの下腹の肉に包まれて呼吸困難にはなるし、私とカナの汗までが鼻孔をふさぐし、もうほとほと困った。ホトがめり込んでいるのはほとほと困る。
 しかし、私はイキたがっている女にはサービスをしてやる男気がある。
 とにかく一生懸命舌を使い、首を振り続けた。カナの顔を見るともう恍惚の最中だ。しかも、白い肌の全身に汗がびっしょりと浮き上がり、乳房から肩のほうへと汗が筋をなして流れていた。喘ぎ声が持続してガンガン耳を打つのも愉しくてならない。これこそ“生”の体感、官能の極致、威力ある超卑猥だ。
 カナはものすごい絶叫を発してイッた。そして、全身に不随意の震えが顕著に走った。汗みどろで髪も乱れきっていて、なかなか見られない光景だ。女のアクメは何度見ても感動するが、このアクメはすごかった。クリイキでここまで乱れるのは実にめずらしい。
 カナは久しぶりのエクスタシーだと喜んだ。
 私はカナにフェラチオをさせ、勃起したところで嵌めたけれど、すぐに中折れした。悪臭の呪いが効いていた。そのままフェラチオで口内射精をしようと考え、カナに徹底的な舌使い、唇の激しい動き、そして、手の活用、いろいろさせたけれど、最初の悪臭を思い出すと、ペニスがしぼんでしまってダメだった。
 結局不発の遊びとなった。
 けれども、不発に関しては恨みはない。カナが私を奮い立たせようとして献身的に努力していたのはよくわかった。
 そして、カナの凄まじいアクメと私への好感はやはり書いておく価値がある。悪臭の記憶さえなかりせば、カナの本能のままの昂揚は、読む人がもっと亢奮する文章が書きうるはずだと思うけれど、そこまで気合いを入れて書く気にはならない。
 それにしても、カナの終末の吠え声と、イキ終わった後に更に続けた愛撫への抵抗ぶり(くすぐったさの故のもの)、それに、イク瞬間の顔、愛撫が終わった後の何とも言えない妖艶な顔、どれも壮絶と言えるぐらいの官能シーンだった。
 カナは業界歴が長そうなので忌避感はなかろうと思い、私は嬢の裸の写真を撮るのが趣味だと語った。カナは私に写真を撮られたいと言った。
 その願いには私は大変そそられるけれど、やはり、おまんφがもっと魅力的な形をしていないと、もう一度ベッドプレイをしたいとは思いにくい。あれでは前戯するのが大変な拷問だ。
 それに、ウエストに明瞭な括れがあって欲しい。私はウエストに明瞭な括れがないと裏を返さない。体型に魅力乏しきは私から性的亢奮を奪う。

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