ヘルス道楽 前編

 僕がヘルスにまた通いだしたのは平成10年の4月からだ。行く店は池下のヌレマン、老舗の店で値段的にはやや高いクラスかな。
 平成大不況で会社は大赤字、管理職は大幅減棒。僕はかなり所得が減ったから、ソープで遊ぶだけでなく、ヘルスで口内射精して、性交よりは何だか寂しいエロ行為で我慢しなければいけないと思ったんだ。ソープ嬢の君には申し訳ないけれどね。
 しかし、ほんとうにヘルスの女はソープよりも若いよねえ。客も、僕のように50歳超えた男はあんまり来ないような気がする。僕は、脚の長い別嬪が、殆どパンティの近くまで生肌が見える、露出の多いコスチュームで現れると、恥ずかしくなってしまうよ。丸裸よりも照れるねえ。
 それで、ヌレマンで去年の4月から今月の7月までに5人の女に会った。その間、月1回から2回ぐらいは行っているよ。名古屋の近場というのは大変結構だ。
 何故それだけよく通ったかというと、皆フェラチオが上手くて、必ずお口の中でザーメンを受ける。以前はフェラチオをしていても、イキそうになると口を離して手こきに変えるとか、イクまでちんちんを咥えていても、射精では口を離すのが多かったから、大変な進化だよ。
 それだけでなく、何というか遊ばせ上手なんだ。態度の悪いどちんぴら娘には当たらなかった。
 僕がセクシャルな遊びで重要視するのは、女が、クンニリングスやペッティングで気をやることだ。会った女5人のうち4人が、初対面で愛液をだらだら流して見事にイッちゃったし、1人は2度目でスコーンとイッたから嬉しいよ。
 5人とも立派なイキイキ女で、イッて悦んでいた。ヘルスの女もソープと同じで、やっぱりイクことに飢えているんだよねえ。なかなかイカせてくれる男がいないからなぁ。バイブなんて使わなくても、女をイカせるのは簡単なことなのに、誰もができないのだから不思議でしょうがないぜ。
 イキを知らない女も多いのに、僕はソープでもヘルスでも会った女の殆どに気をやらせ、びしょ濡れにさせているから、本当に愉しいよ。まあヘルスのほうがソープよりも女をクンニでイカせやすいね。ヘルス嬢は男にこってりとオーラルセックスをされることが少ないから、ソープ嬢よりもクリトリスが敏感なんだ。
 それで、僕は、女を合格と判定すれば、できるだけその女一筋に通う遊び方をしているのに、わずか1年と少しの間で、何故5人もの女に入ったかというと、女が店をやめたんだよ。女がよく店を替わるという点で、ソープとヘルスは違うねえ。
 でも、5人の女と遊ぶというのも面白い。女と次第に親しくなっていく過程がやっぱり愉しいからねえ。
 女が僕のことを、最初は、ちんちん舐められて嬉しがる、チビの親父、次は、ちょっと変わった親父、その次には、他の人とはかなり違う楽しい中年の人、更には、会うのがとても楽しみな興味深い人、そんなふうに観察して、僕への想いを深くする、その気持ちの変化がわかると無上の幸せを感じるねえ。
 ヘルスの女がソープの女と違っていることがいくつかあるよね。
 ヘルスの女のほうがソープ嬢よりもマンコの毛を処理していないのが多い。股ぐらにはここまでたっぷりと毛が生えているのか!と感心するよ。
 そして、ヘルスの女のほうがソープの女よりも膣の中が凸凹している。ソープ嬢は膣がツルツルになっていることが多い。指ピストンをして、膣の入り口から奥まで襞がしっかり残っていて、皺で肉面が凸凹しているのがわかると、本当にちんちんを嵌めたくなるぜ。
 更に、ヘルスの女はソープ嬢よりもマン滓を溜めていて、性器がくさい。僕はヘルスで、見事なマン滓を今まで何度も見ている。溜め込んじゃって、本当に、くさい奴がたくさんいるんだよねえ。ちんちんは熱心に洗うけれど、意外に自分の陰部の洗い方を知らない。
 面白いのは、ヘルスの女が仰向けに寝てクンニリングスをされている時に、足を持ち上げる体勢を続けることがソープの女よりも下手だ。
 ソープ嬢は足を上げて膝の裏を手で支え、膝頭を引き寄せて、しかも、股をパカッと開くことがすんなりできるし、その体勢を長く続けることができる。要するに、アナルが丸見えの淫らな恰好を堂々としている。
 それは、男のピストン運動を受けやすくするため、また、その姿勢には男の射精を早める効果があると本能的に知って、股間を開いて、尻の穴まで天井に向け、迎えるようにしてパッコンパッコンを受け入れる習慣がついているからだ。
 だから、ソープ嬢は、男がなかなか射精しないと、足が吊ってかなわなかった、とよくぼやくよねえ。
 で、僕から見ても、ソープ嬢は股ぐらを天井に向けるから、クンニリングスがとてもしやすい。だけど、ヘルスの女は仰向けになった時に大胆に膝を引き寄せないから、おまんφがとっても舐めにくいんだ。
 膝はせいぜい垂直に立てる程度で、胸のほうまで引き寄せないし、股はあんまり開かないし、上げた脚を支えてやらなければ、そのうちどちらかを下におろす。それで、マンコの毛が大陰唇にもぼうぼうで、本当におまんφが舐めにくい。
 男のイカせ方は判っていても、正しいおまんφの舐められ方が判っていない女が多いよ。
 しかし、ヘルスで働く女は、ソープ嬢と同じで、風俗に来る前、素人の時に既に20人ぐらいの男と性体験をしてしまうような進んだ奴が多いんだねえ。二十歳前でそんなやらせ屋の女が当たり前だから、本当に信じられないよ。

 ヌレマンで初めて会った女はマリーという名だった。
 背丈は150ぐらい、小柄でウエストもキューンと細くて、面長で、歳がさっぱり見当のつかない個性的な顔だった。
 その時僕は何を言ったのかよく憶えていないけれど、とにかくいきなり猥褻なことばっかり口に出した。
 部屋に入るなり、「君は、おまんφ、舐められるの、好き?」と過激に聞いたんだ。
 マリーが間髪を入れず「うん、すきー」と返したから、「君は偉い! そういうふうにストレートに正直に答える女はなかなかいないぜ。僕はおまんφ舐めが大好きで、しかもクリトリスをしゃぶるのがとっても上手で、会った女の殆どはイカせているから、君もヒィヒィうなってスコーンとイケよ。気持ちいいぞーっ!」と元気良く吠えた。
 僕の服をきちんと畳んでかごの中にしまう動作がヘルス嬢にしては出来がいいから、そのことを褒めて、マリーのスリムなプロポーションが気に入っただの、眼がはっきりしていてなかなか良いだの、ゴマをすった。2人とも裸になると、更に猥褻な言葉を並べ立てた。
「痩せた女の方がクリトリスが敏感で舐め甲斐があるぜ」、「最近はオナニーをしているの?」、「ねえ、君があんまり魅力的だから、もう、おちんちんが感激汁を垂らしているよ。見て、見て!」なんて、過激に会話を進めたよ。僕が無邪気に露骨なことを言うから、マリーは目を丸くして応対していた。
 マリーは、頬骨が出て、眼が細くて、唇も薄く、それほど美人ではないかもしれないけれど、眼が細いなりに瞳がはっきりしていて、躯が細めなのが良かった。
 2人でシャワールームに入ってからも、ちんちんをぐりぐりと揉まれるのが好きだとか、マン汁を見ないと女を相手にした気分がしないとか言いまくり、マン滓だの、チン滓だの、カリ首だの、クリトリスだの、尻の穴だの、濡れマンだの、卑猥な単語を並べ続け、クリトリスとラビアの形についての講釈なども言いたてた。
 僕の経験によれば、女は皆、大なり小なり必ず潮吹き女だ、感じるポイントをきちんと刺激すれば、殆どの女はシーツに大きな染みを作る、男は皆そのことを知らない、なんて断言したりするから、マリーはニヤニヤしていた。
 マリーが、卑猥な会話に全く恥じらいも見せず、堂々と受け答えをしているから、僕も調子に乗って喋り続けた。
 ヌレマンは、シャワールームでローションプレイをするのを売り物にしていた。女がローションを躯に塗りつけて、互いが突っ立ったままで肌を合わせて、うねうねすりすりするんだ。
 でも、ローションプレイなんていうものは、ヘルスはソープと比べ、設備面からして絶対に劣る。だから、ヘルスでローションプレイをしても時間がもったいないと思って、僕は早めに切り上げることにしていた。
 だけど、マリーはシャワールームの中で、ローションをうまく使ってなかなかの手揉みをして、要するに竹刀を持つようにぐいっと握って、ローリングさせながら右手を前後させたんだ。左手はちゃんと金玉を包んでいる。
 若い女が肝心なところをグイグイこするから、僕は思わず躯をくねらせ、これは良い!と感心した。僕が快感に悶えているから、マリーは喜んで、ねちっこい摩擦を続けたよ。
 それで、ローションを洗い終えたところで、マリーが言った。
「私、貴方には、何かエッチのオーラみたいなものを感じる。そこらの人と全く違う!」ってね。
 僕の躯をタオルで拭きながら、盛んに僕のことを褒めるから、ベッドプレイへ意欲が俄然盛り上がったよ。
 躯を拭き終わるや、いきなりクンニリングスをさせてくれと言った時は、マリーも驚いただろうと思う。なかなかそういう男がいないからねえ。
 ヘルスの女は、自分が横になっておまかせの姿勢になるのを嫌がる奴も多いけれど、マリーは素直にベッドに寝たよ。
「上手に舐めたらイケるかい?」と訊いたら、にっこりした。
 ヘルスの店は本当にベッドが狭いから、クンニリングスのしやすい恰好にさせにくい。
 僕は、マリーが狭いベッドに普通に仰向けになったのを、斜交いに向きを変え、ベッドの端に腰をもってくるように求めた。マリーが僕の意向を理解できないような顔をしているから、僕は、マリーがスリムな躯でお尻が軽いのを幸いと、強引に両手で持ち上げ、向きを変えて引き寄せた。
 えっ!と驚くのをお構いなしに、両足を上げさせたから、いきなり尻の穴まで丸見えの恥ずかしい恰好で、マリーは戸惑っていた。
 僕は床に膝立ちして、マリーの股ぐらに顔を近づけた。
 やっぱり大陰唇には下の方までよく毛が生えていたぜ。カールの乏しい艶のある陰毛だった。ベロベロはもう一つ未発達な感じがした。割れ目が短めで、ラビアの飛び出しが乏しい。
「お尻の穴のまわりに毛が生えているのは、本当に猥褻だね」
 そう言って冷やかし、マン毛やラビアや皮を被ったクリトリスやお尻の穴の形状について、できるだけ猥褻な表現で感想を言ってやった。
 マリーは10代のうちから大勢の男と寝ていて、風俗稼業も2年近くして、性的なことをあっけらかんと喋っていた。そして、その日僕が3人目ぐらいの客のようだから、まさかマン滓はつけていないだろうと思ったけれど、念のため左のラビアをつまんで確かめた。
 肉片をグイッと伸ばしたら、根元にベローンと白い滓がついていた。シャワーを使った後だから、ふやけて一部が溶けていた。
「うわー、マン滓があるーぅ!」
 と思わず叫んだぜ。
「女はね、おまんφの滓がなくなるように、きちんと洗わなければ、いけないよ」
 と言いながらクリトリスの皮をめくると、そこは白く濁ってなかった。
 僕は指先でマン滓をぬぐい取ってから、ちっちゃなクリトリスに吸いついた。ブチュッブチュッ、レロレロと、お得意のクンニリングスをしてやったんだ。
 マリーは細い身体をピクンピクンして気持ちよさそうだった。多分10分もかからなかったと思うけれど、尻を持ち上げ、割れ目をべとべとにして、どうにかなりそうな顔をして、ドカーンとイッてしまった。
 マリーがイク間際にはビクンビクンしてふるえているから、僕はクリトリスを舐めながら、なかなか亢奮したぜ。あれだけ気持ちよさそうだったら、実に舐め甲斐があるよ。
 聞いたら、店でそれまで殆どイッたことがない、と言った。殆どイッたことがないというのは、言葉通り解釈すれば、僅かな回数だけイッたことがあるということだけれど、それは嘘だと思うねえ。
 女が気をやるためには、しっかり愛撫される必要がある。しっかり愛撫されることがしばしばあるなら、女は店に出る時にマン滓を溜めないものだ。だから、マリーはオナニー以外でイッたことはないのではないかと思う。
 若い女は、それが普通だよね。
 マリーが「私が貴方にサービスしなければいけないのに、ここまで気持ちよくして貰って、いいのかしら」と言うから、「それはこれからだ。僕のちんちんをばんばん舐めてよ」と僕は返したぜ。
「こんな上手な男に会ったことがないだろう?」と聞いたら、「うん、会ったこと、ない!」と返したよ。
 僕のちんちんは、ヘルスでは完全勃起の状態になることがとても遅いんだ。ソープで良い想いをしているから、交わることのできないヘルスでは、どこか心の奥で冷めているんだろうねえ。何しろ、せっかく濡れそぼった割れ目が目の前にありながら、ペニ公をズブリと嵌めることができないんだから。
 それに、舐め甲斐があると言ったけれど、マリーはよがり声を殆ど出さない。それに、クリトリスが小さくて、勃起がはっきりしないから、どうも、弄っているという舌ごたえがあんまりないんだ。淑やかな快感反応がずーっと同じような調子で続いて、これは性感がそれほど深くはないぞ、と思ってしまう。
 それが、いきなりピクンピクンふるえだし、顎を突き出したと思ったら、スーッとイッてしまった。
 あっけなくて、アクメに一歩一歩近づく昂ぶっていく様子、どうにもたまらない、こらえきれない、という身悶えを愉しむことができない。到達した時に「イクーっ!」と叫ぶようなよがり声も出さないから、淑やかすぎてよがらせる歓びが湧いてこない。
 初対面だから、これからマリーによがり方を教育してやろうと思ったよ。
 そんなわけで、仰向けになって、マリーに顔の上下動も激しくフェラチオされている間、僕のちんちんは中途半端な勃ち方だった。射精の瞬間にグッと堅くなっただけで、射精感が今一つだった。
 翌月、また、その次の月と、続けてマリーに会い、相変わらずのりのいい会話に僕は愉しませて貰った。
 クンニリングスをすると、マリーは毎度すごい量のラブジュースを流してね、これほど流した経験はそれまでない!と驚いていたよ。
 性体験を結構していても、ちんちんのピストン運動で気持ちよくなったことはない、とはっきり言った。
 マリーの技で特徴的なのは、掌でカリ首を握ってこする動作がいかにも手なれていることと、フェラチオする時、唇の圧迫が強いことだ。
 それは初対面の時に判ったし、初めて顔を合わせたときの話の飛び込み方が調子よくてストレートだから、僕はマリーに「君はピンクキャバレーで働いたことがあるんじゃないかい?」と聞いたんだ。
 マリーが目を丸くして、「どうして判るの!」と驚いていたよ。
 君も知っての通り、僕のカリ首は摩擦には強い方だけれど、掌でカリを強くこすって欲しいと頼んで、その女が、僕が痛いと感じるほどの手揉みをして、更に、初対面でもポーンと飛び込んでくるような、調子のいい語りかけをしたら、まずピンキャバで働いた経験があると思っていい。
 ヘルスしか経験のない女は、初対面では会話が受け身的で、それほど積極的に話しかけないものだし、抜くのはフェラチオだけでするものと教育されているから、掌でこすらせると、まず優しくてもどかしい。快楽の源のカリ首をきっちりこすることができない。
 ピンキャバは抜く速度が大切なので、ちんちんを手でこするのがとっても厳しい。鋭敏なところだと遠慮するようなことがなく、カリ首を思い切り刺激する。
 マリーは僕好みの厳しい手淫をして、お喋りも見事に心安いムードを出し、アクメに到達できたことを悦んでいるから、僕は、この女には長く通ってもよさそうだと思っていた。
 だけど、3回会ったら、少し熱が冷めてしまった。
 初会の大きな感動が、2回目、3回目となるに従って、段々縮んでいった。僕が来たのが当然のような顔で個室に案内し、3回目で、もう、この客をものにした!という雰囲気があった。マリーの態度が少し大きいような気がして、少し僕はカチンときた。
 僕は女性器を徹底的に舐めるけれど、それはマゾ的なものではないからねえ。慈愛の心でしているのだから、横着な態度をされるとムカッとする。
 それは、すっかり僕にうち解け、育ちの良くない女が、安心して地を出したと考えて良さそうだ。そのことは好意的に評価すればいいと思う。
 しかし、その時、僕はマリーに1年通ったとしても一定距離以上は接近できないような気がした。
 何故かというと、話はとても調子いいけれど、個人的なことは一切言いそうもないというのが、マリーの性格だった。個人的なことをまるで話さないというのは、全くお客扱いで、こちらも白けるよねえ。ソープでもヘルスでも、一流の売れっ子は、時には個人的なことをちらっと喋って、擬似恋愛の雰囲気を作るのが上手いから人気が出る。
 マリーは性格的に擬似恋愛のムードを作ることができない。堅すぎる女だった。だから、快感に痺れていても、「気持ちいい!」とは決して言わないし、自分からキスをするようなことはない。
 今、想い出話としてマリーをけなす話をしているけれど、当時、僕はマリーのことを随分気に入っていたんだよ。
 よがり声をあまり出さなくても、無言のまま眼を閉じてビクンビクンと痙攣するのが素晴らしいし、唇の薄い顔立ちで、男を小馬鹿にしたような大胆なペニスマッサージをして、それが気持ちいいし、小生意気でストレートな言い方の会話も愉しかった。
 でもね、一つだけ許せないことがあった。
 それは、フェラチオをして、ちんちんの根元も金玉もべとべとにしてしまうことだよ。マリーはザーメンを口で受けるまでの間、口の中に流れ込んだちん汁を、自分の唾と一緒にだらだらと棹に沿って流すんだ。
 僕は、マリーがザーメンを口に含んで離れたとき、金玉の感触が変だと思ってその辺りを手で確かめた。すると、とにかく気持ち悪いぐらいにべとべとになっていて驚いた。陰毛の中も汁気で一杯だ。
 ちん汁を喉の奥に絶対に吸い込みません、ちんちんに触れた自分の唾液を吸い込むのも断じて嫌です、というフェラチオだよ。
 そういうのは可愛くない。こすりが良くても、吸い込みのないフェラチオは面白くないし、何よりも愛情が感じられないだろう。当然マリーは、僕が射精するとさっと唇を離して、フォローのフェラチオをしなかったし、ディープキスをするけれど唇の動きに親密感がなかった。
 それで、4月から3ヶ月連続でマリーに会うと、別の女に入ってみようと思ったんだ。
 それがミナコでね、僕はミナコのゴージャスなプロポーションにすっかり惚れ込んでしまった。

 ミナコは、はっきり言って僕の好みの顔じゃない。両眼の間隔が開いて、唇がぽってりして、何だかボヨーンとした顔だ。でも、あれほどの肉体美人に僕は会ったことがないよ。掛け値なしでね。
 身長は163ぐらいで、お尻の位置が高く、太腿も脹ら脛もバストもとても形がいい。それで、マリーが小柄で、歳の割に大人びて、べらべらと喋り、かなりすれた感じがするのに対して、ミナコは僕より断然背が高い。19歳で、「うん」とか「ええ」とか「そう」とかの短い言葉しか出さず、子供っぽい。
 遊び相手としてはマリーのほうが愉しいのだろうけれど、その時は、正反対のミナコに触手が動いたよ。
 初対面のミナコに僕が驚いたことは、とにかく動作がのろいことだ。
 僕が脱いだ服を片づけるのが手早くない。ミナコが裸になって髪を束ね終えるまで、とにかく動きがスマートではない。
 話がはずんだわけでもないから、ミナコはすぐにシャワールームの中に入った。すると、いつまでも自分の躯を洗っていて、なかなか僕を呼び込んでくれない。とにかく待たされた。
 ようやく僕をシャワールームの中に入れてから、ミナコは石鹸液をゆっくり作り、それを両手ですくい取って長々と躯を洗い、僕はお風呂屋さんに来たような気分になる。おちんちんと金玉を洗う時間がやけに長い。
 時間をかけてちんちんを洗い終わると、ゆっくりじっくり僕の躯にシャワーをかけ、大きなコップにイソジン溶液を作る。何故かコップになみなみと満タンだ。
 半分以上の溶液を残して僕が口ゆすぎを終えると、ミナコは中身をバシャッと空にして、また、コップになみなみとイソジン溶液を作る。それで、ミナコが時間をかけてお口をゆすいで、シャワーで丁寧にコップを洗う。
 マリーは、僕がコップに残したイソジン液でそのまま口をゆすいだから、ミナコの省力化のない動作にはイライラする。
 ミナコは、ローションを溶くのも丹念に攪拌して、いつまでも両手でパシャパシャとやっていて、どんどん時間が過ぎていくような気がした。
 それで、ローションプレイは、おちんちんの揉み方がおずおずとして、決して上手ではない。僕にはどうにもつまらないプレイだった。それで、終わった後、シャワーでローションのぬめりを取るのが、また、馬鹿丁寧で長いんだ。おまんφを舐める時間がなくなるぜ、と思ったよ。
 やっとまどろっこしいプレイが終わり、ミナコに躯を拭かせて、さぁ、ミナコのおまんφをしっかりと見せてもらうぞ!と勇んだ。するとミナコは「躯を洗うから、ちょっとだけ待ていてね」と言って、シャワールームの扉を閉めた。
 おい、おい!とあきれたぜ。僕をシャワールームの中に入れる前に、ミナコはしばらくシャワーを使っていたから、さっきは一体どこを洗っていたのかよぉ!と不満に思った。
 待たせる時間が、これまた長かった。いつまでもジャージャーとシャワーの音がする。一体どこを洗っているのか、シャワールームを洗っているのかと思うよ。ようやくミナコが出てきたら、タオルでじっくり身体を拭いて、これまた焦れったい。
 とにかくイライラしたけれど、僕は我慢して苛つきを顔に出さないようにした。
 タイプでない客が来ると、動作をわざとゆっくりして、余分なことばかりして時間を稼ぐソープ嬢がいるけれど、まさかミナコが僕のことを相手にしたくない客だと思っているようには見えないから、それが性格なんだろうと思った。
 けれど、ミナコの指先は、爪を伸ばして派手なマニキュアをするという、僕の最も非難する風俗嬢だ。爪を伸ばしていたら、ペニスマッサージがうまくできる筈がない。
 ブルーが輝くマニキュアに、うへーぇ!と思いながらも、横に座ったミナコのおぼこそうな雰囲気が、何故か僕の助平心を煽るんだ。ニコッとしておれば15、6の顔だよ。
 それで、全裸のミナコの肉体をまざまざと眺めて、あらためて肉体美にうたれたんだ。
 脳味噌や顔と比べると、ボディだけが完全に大人になっている。腿が健康的でむちむちしていて、肩から足先までのラインが完璧だ。バストは大きすぎず、形良くふくらみ、ウエストは気持ちよく狭まって、若い肌の張りが素晴らしい。脇から膝のラインがとにかくきれいだし、キューンと括れたウエストに続く、下腹の僅かにふくらんだ曲面が何ともセクシーだ。
 全体に肉体の二次性徴の部分がふくらんだ感じがするけれど、背が高いから肥えているようには見えない。太腿とか下腹の脇に、相撲取りの肉割れのような筋が入っていて、それが何故かとても猥褻に思える。
 女の躯で一番のポイントはバストよりもヒップだ、と僕は思っている。ミナコの尻は絶品だ。よだれが出るほど素晴らしい形だ。突き出し方もほどよく、丸みもゴージャスで、しかも、全体が全くたれ下がっていなくて、今まで見た尻の中で文句なしに最高に美しい。真後ろから見て、尻たぶがくっつき気味なことだけが僅かに欠点だと思ったよ。
 ベッドに仰向けに寝てくれ、と言ったら、ミナコは戸惑った顔でベッドに上がった。ベッドの端にお尻を置いて、両脚を持ち上げるようにさせたんだ。おまんφ拝見!の、一番ゾクゾクする恰好だ。
 あれだけ歳が若くて、顔も子供っぽいのに、そんなに恥ずかしがらないのが不思議だった。僕は床にあぐらで座って、若々しい割れ目を間近に見た。
 ミナコはやけに長くシャワーを使っていたから、まさかマン滓はないだろうと思っていた。でも、念のため張り出しの乏しい小陰唇の根元を開いて確かめた。
 そうしたら、マリーの初対面の時よりもべっとりと、ふやけた滓がついていた。クリトリスの右と左にね。マリーの時は指先ですくい取ったけれど、ミナコの場合は、「おいおい、本当に洗ったのかい?」と言いながらティッシュを取って、優しく拭ったよ。
 指でラビアをつまんで清掃していたら、胸や尻が張り出している割には大陰唇が平坦だ。ラビアも、引っ張ってもそれほど伸びない。というか、引っ張りようがないくらいに、ラビアが奥まっていた。
 割れ目の下端とアナルが近かった。身体が大きくて、会陰の幅が狭いというのは、割れ目が長くなる筈だけれども、ベロベロが未発達だから、割れ目の長さを感じなかったねえ。むしろ、大陰唇の下まで生えている恥毛が長くて目についた。生える密度は薄いけれど、会陰まで長い毛が生えていると、何だか猥褻だねえ。
 クリトリスの方は、いかにも包皮が厚くて、深く被っているという様子だ。下から覗き込んでも、包皮が二重にかぶって殆ど隠れていたよ。舐めようとしてクリトリスの皮をめくったら、クリトリスも滓で覆われていた。お豆さんに霞がかかっていたぜ。
 クリトリスにまでティッシュを当てたらミナコも困るだろうと思って、そのまま吸い取ってやった。妙な味がするのを我慢しながらクリトリスを舐めたんだ。
 僕はクリトリスを優しく刺激した。軽快な舐めでお豆さんをはたき続けた。
 ミナコはしばらく快感反応を示さなかったから、感じない躯かと心配した。でも、クリトリスを刺激しながら、注意深くミナコの肉体の反応を探っていると、かすかに震えがあった。この調子でやっておれば良さそうだと安心して、更に舌先の動きに情熱を込めた。
 ミナコは次第によがりだした。明瞭な快感反応ではないけれど、マリーよりは僅かによがり声が出る。それが愛らしいし、ほんのりふくれた下腹が、快感を感ずる度にピクンと揺れるのがたまらない魅力だ。クンニリングスを受けるミナコのよがり方は、声といい身体の反らし方といい、なかなか味があった。
 でも、ミナコが気をやるまで昂まっている手応えを感じなかった。かなり長い時間クンニリングスをして、ベッドに敷いたタオルがマン汁で円形に濡れるまで頑張ったけれど、結局イカせるのを諦めた。僕がミナコのエロサービスを受ける時間がなくなっては困るからねえ。
「おまんφをべとべとにして、気持ちよかったろう? タオルをこれだけ濡らして、どうしてイケなかったのかなぁ?」と訊いたら、「気持ちよかったけれど、ちょっときつかったの」と答えたよ。
「そうか。大分優しくしたつもりだけれど、まだきついのか。次はもっと軽く舐めてあげるよ」
 そう言ったら、ミナコは「うん」と微笑んだ。
「じゃあ、今度は君が僕をしっかり愉しませるんだぜ」
 と声をかけると、ミナコはニッコリ頷いたぜ。そういう反応がいいんだよなぁ。動作が遅くても、顔の応答が早い。
 ミナコのフェラチオはなかなか気持ち良かった。マリーのフェラチオと違って吸い込みがあって、チュッパチュッパと音を立てるほどだから、ちんちんが存外がっちりふくれたよ。
 ミナコが顔を上下する度に、髪の毛が僕の腿を撫でるのがよかったね。
 徐々に射精への兆しが現れてきて、ちんちんの先が熱っぽくなって、放出したいような我慢したいような、むずがゆいような、妙な感覚が続くと愉しいものだよ。あれは、フェラチオで口内射精をするときに特有の感覚だ。膣に挿入して、自分でワッセワッセと動いているときにはあまり感じない感覚だねえ。
 ドカーンと噴出した後の、ミナコのフォローもとっても良い。しばらく口に含んだままおしゃぶりを続けてくれる。残り汁を全部出させようとするサービスが、すぐに離れるマリーよりは絶対にいい。
 その日、すべてが終わった後も、ミナコはやっぱり口数が少なかった。静かに後かたづけをしてるのを見ていると、僕は何だか無駄なことをしてしまったような気がした。
 次は、話が楽しいマリーにしようかと迷っていたけれど、帰り際にエレベーターを待っている間に、ミナコが言ったことが、一回こっきりの遊びにはしないという気持ちを固めさせたんだ。
 ミナコはね、自分の股間を指さし、「ここがまだポッポしているの!」と微笑んだ。
 僕はその顔に痺れたよ。

 ミナコは、眼が離れて間延びした顔をしているし、爪は伸ばしているし、あんまり喋らない女だ。また、小娘すぎて、お客とうち解けたムードにするのが下手くそだった。
 僕はソープで、君のように魅力たっぷりの女と何人も遊んでいるから、ミナコには一回こっきりの遊びになってもおかしくない。
 でも、プロポーションが何とも素晴らしいし、フェラチオが吸い込みも前後運動も激しくてなかなか具合が良いし、「ここがまだポッポしているの」と言う可憐さが、気をそそった。
 で、翌月店に入った時は、ミナコを指名した。
 ユニフォームはノースリーブで、ウエストを締めて、厚手のランジェリーのようだ。短くフレアーしたストは白地に紺の縁取りがしてある。スカートからドーンと腿が突き出て、とってもセクシーだ。
 僕を部屋まで案内するミナコはハイヒールが高くて、階段を上がる足取りが危なっかしい。素足の太腿が欲望を煽る。
 ミナコに「パンティで包まれたお尻が見たいから、前を歩いてよ」と求めたら、イヤとは言わない。
 ユニフォームの裾が、両横で腰のところまで深く切れ込みが入っているから、僕は後ろの布を両手でめくり上げて、ミナコの恰好のいいお尻から、締まったアキレス腱までを眺めながら階段を上がった。
「こういう助平をするお客さんは僕ぐらいだろう?」って訊いたら、「うん」と頷いた。
 シャワールームでは、ミナコに効果的なローションプレイのやり方を教えてやることにした。指導のポイントは、カリ首の溝に指を滑らすことと、カリの前面、二つに丸みが分かれているところを掌でヌルッとこすることだ。
 ミナコは喜んで実技練習に励んだよ。愉しそうに僕のちんちんをこすっていた。
 それで、ローションを洗い流すと、ミナコは可愛い顔で「待っていてね」と言った。
(ああ、またこいつが躯を流すのを、長い間待たなければいけないのか!)
 そう僕は思ったし、ミナコにマン滓をしっかり取る洗い方を教えてやらねば、とも思った。
「僕は、君がシャワーを浴びている間、ぽつんと独りで待っているのが嫌だぜ。ヘルス嬢はおまんφを洗うところをお客に見せるものだよ。だいたい、君は割れ目の洗い方が下手くそで、大人になってもマン滓を真っ白に溜めているから、正しいおまんφの洗い方を勉強しなければいけない。シャワールームのドアは開いておいて、おまんφを洗うところを僕に見せるんだ。首筋や腋の下なんか、シャワーをかけなくていいぜ。若い女のとっても素晴らしい体臭が消えてしまうから!」
 シャワールームの外からそう言ってやると、ミナコは可愛いことに、「ほんとに、みんな、洗うところを見せるんですか?」と言って、そんなに困った顔をせずに僕の注文に従ったぜ。
 そういう素直な態度が、僕は大好きだ。
 シャワールームの床は部屋の床より10cmばかり高い。ミナコに和式便所の構えでしゃがませ、僕はシャワールームのドアの前にバスタオルを敷いてそこに寝そべり、右手を手枕にして斜め下から見物した。
「おまんφを洗うときは股をしっかり広げて、指を充分に動かさなければいけないよ。女は男と違って複雑な襞がいっぱいあるんだから。……もう少しこちらを向いてくれなければ、洗うところがよく見えないよ。……そう、それなら割れ目が見える。女の溝は洗いにくいほど複雑になっているから、しっかり股を開いて洗うのが良い。しゃがむと、指で引っ張らなくても割れ目が開くし、ベロベロの両側にも確実に指を使える。割れ目の中だけでなく、クリトリスの左右もしっかり指を動かして洗うんだよ。女は突っ立ったままでおまんφを洗うものじゃない。しゃがんでおまんφを洗い、お尻の穴と割れ目だけはしっかり洗うのが、セックスプレイの前のたしなみだ。それに、男におまんφを洗うところを見せるのは、エッチな気分がして楽しいだろう?」
 なんて指導しながら、10代のミナコに見えるように勃起したおちんちんをこすった。もう、トロリトロリと先走り汁が流れたよ。
 ミナコはそんな淫らなプレイは当然したことがないし、そういうふうにしむける猥褻な男にも会ったことがないだろうから、とっても助平な気分になったと思うよ。
 だから、ミナコが身体を拭き終えてベッドに仰向けに寝たところで、指で割れ目を開いて中を見たら、しっかり潤んでいた。健康な肉体だね。
 それで、クリトリスをしゃぶり始めると、その吐息が悩ましい。ビクンビクンふるえるのがいい。
 僕は、最初のうちは舌先で豆の頭をはねるようにして、それから、舌の中ほどをピンクの丸みにペタリと当てるようにして前後左右にこすり、お豆を唇でつまんで揺すり、時には優しく吸い上げ、ありとあらゆる方法で、愛情を込めてクリトリスを刺激した。
 躯が大きい割にはクリトリスが小さい。君のでかいクリトリスと比べればとっても舐めにくいんだ。
 マリーもよく濡らしたけれど、ミナコはもっとベトベトにして、足から手まで快感で揺らすのが僕の気持ちをそそる。
 指を開いたまま掌を手首のところで直角に反らして、僅かに内に曲げた指先をふるわせている。官能がもたらすその不随意的な動きを見ると、僕はぐっとくる。ミナコの内腿にも時折力が入る。首を傾げ、顎を前に出し、顔は陶酔の様子を浮かべているから、何とも気をそそった。
 割れ目がすぐにベトベトになり、どうにもたまらないという顔をしているから、今度はきっと気をやるだろう、バギナに指を入れてピストンしたいけれど、逆効果になるかもしれないから我慢しよう、と思ってクンニリングスを続けていたら、ミナコが「イキそう!」と叫んだ。
 舌の動きを大きくして、同時に、クリトリスへの圧迫を強くしたら、ミナコはピクピク身悶えして、アクメに達した。
 してやったり、の気分だったぜ。初会では、イキそうでイッてくれなかったからねえ。
 攻守交代になって、ミナコにフェラチオさせた。前月のプレイでは、ミナコが僕の足の間に座り、お辞儀をするようにして息子を咥えたから、今度は、ミナコが上の、69のスタイルで愉しむことにしたんだ。
 僕は、仰向けのまま顔を持ち上げて、気をやって一層女くさくなった割れ目の匂いを嗅いだり、クリトリスを舐めたりしながら、射精が遅くなるように努力した。
 頃良いところで、「早く動かして!」とミナコに唇の往復の速度を上げさせ、僕はミナコの腰にすがりついて、ひたすら割れ目をしゃぶった。
 ミナコがクンニリングスの気持ちよさに煽られて、強烈な圧迫で口を動かすから、痺れるような快感が伝わった。両足をピーンと張って、ちんちんを突き出し、射精の兆しを待ったぜ。
 放出は「グワーッ」と吠えて果たした。僕は汗だらけになったよ。
 僕の気のやり方があんまり豪快で、イク瞬間は身をよじり、射精後は息も絶え絶えになって、とにかく凄まじい快感のように見えるから、ミナコが喜んでいた。
 シャワールームで身体を洗い終えたら、ミナコが、可愛い顔で、「貴方、小悪魔みたい!」と囁いた。
 淫らな注文ばかりしているから、そんなことを言ったんだね。
 ミナコは、僕が何を語りかけても簡単な返事を返すだけの、口数の少ない女だけれど、その時僕は、あまりに風俗ずれした感じがするマリーよりも楚々とした様子のミナコの方が良い、と思った。
 その次の月からは、することなすこと馬鹿丁寧でスローなミナコに会うか、何でもてきぱきと素早くするマリーに会うか、僕はとても迷ったよ。
 でも、結局、初な感じのミナコに僕は惹かれたなぁ。19のミナコに淫乱教育をするのが愉しかった。写真まで撮らせてもらった。
ミナコ  ミナコは、助平な動作を次第に大胆にするようになった。だんだん射精稼業が板についてきた。
 ローションプレイは、あいつが僕にする一方的なものでなく、相互ヘビーペッティングをするように誘導した。僕も同時にミナコのクリトリスを弄うと、ミナコがちんちんを握ったまま切なそうに身悶えするから、とっても愉しいんだよ。
 初対面ではディープキスをしなかったけれど、「あんなに気持ちよくさせて貰って、それで、お休みキスしか受け入れないなんて、よくないだろう。ちゃんとしっかり口を開いて、ディープキスをしなきゃあ」と言ってやった。
「舌を出して」と言ったら、おずおずと舌を差しだした。当然僕もミナコの口の中に舌を突っ込み、互いに舌を吸いしゃぶる濃厚なやつをするように誘導した。
 ミナコが「こういうキス、いままでしたことない」と言ったぜ。
「プライベートセックスでもこういうキスはやったことがない」と呟くから、「本当に、お休みキスしかしたことがないの?」と訊くと、「お休みキスって、何?」と聞き返すんだ。
「お休みキスはディープキスの反対で、軽く唇を重ねるやつ。お母さんが寝床の子供にするようなキスで、舌を突っ込まない普通のキス」と教えると、「つきあった誰とも普通のキスしかしていない」と微笑んだ。
「10代で20人もの男とエッチをした女が、キスで男の口の中にべろを入れ込んだことも、男にべろを口の中に突っ込まれたこともがないなんて、珍しいねえ」と僕は言ったよ。
 最近の若い男は、クンニリングスどころか女にディープキスをさせることもできないんだねえ。
 ミナコは、フェラチオも過激な恰好でするようになったし、金玉のマウスマッサージも覚え、僕に尻の穴へ指を差し込ませることまでも許すようになった。
 何せ僕は、クリトリスを舐めながら、2本の指をアナルと膣に突っ込んで動かすことが大好きだからねえ。とにかくミナコはセックスの回数だけ多くて、自分の愉しみ方も男の悦ばせ方もよくわかっていなかったけれど、僕好みのセックスプレイをする女に変身させたぜ。
 ミナコの性器は、小陰唇があんまり発達していないから、形に卑猥さが乏しい。それに、身体が大柄の割にクリトリスが小さいから、クンニリングスの妙味にかけるきらいがあった。吸いにくいお豆だった。
 でも、長い足を肩で支えて、ゴージャスな肉体を、形のいい顎からすべすべの下腹まで鑑賞しながら、ネットリと舌を動かし、肉体の反応を探るのはいいもんだ。陶酔状態のミナコが、無意識に手を宙に浮かべ、口を半開きにしてよがっているのは、なかなか可愛いし、僕も愉しくてならない。
 ラビアは突き出しが乏しく、稜線が均一に丸っぽくて、変色があまり見られない。その子供っぽい形の女性器がなかなか毛もじゃで、マン汁をべっとりうるませていると本当に魅力的だよ。
 割れ目の全体から会陰までがすっかり濡れたところで、その粘り汁を指につけて、そろりとお尻の穴に入れるのが愉しいんだ。ミナコが口を半開きにして、顎を僅かに突き出し、指が肛門に差し込まれる奇妙な感触をこらえる。その顔が魅力的だ。君はなかなかそういうことを許してくれないからねえ。
 8月に逢った時には、遊びが終わってエレベーターの前に立った時、ミナコが「私、まだ全身がポッカポカなの。全く力が入らないわ。もう、お仕事、したくない!」と笑顔で呟いたのが、後にして思えば、僕の心をノックアウトした。
 だから、2月まで毎月指名していた。6月から2月まで9ヶ月間、ミナコに僕は通った。
 とにかく僕は、ミナコの動作が馬鹿丁寧で遅いのには参ったし、イクのもなかなか遅い。
 プレイ時間も殆ど残り少なくなった時にようやくミナコがアクメに到達したことがあったけれど、その時あいつは気合いの入ったフェラチオをしてくれて、僕はすぐにドカーンと射精することができた。終了の合図のベルの音を聞きながらね。
 マリーのフェラチオと違って吸い込みが伴っているから、女が垂らした唾液で金玉をベトベトにされて白けるというようなことがないんだぜ。
 ミナコは、僕と知り合って初めて体験した猥褻行為がたくさんあった。
 男に長時間クリ舐めをされたこと、敷いたタオルに大きな染みができるほどベトベトに濡れたこと、股をおっぴろげたまま店のベッドでイッたこと、互いにアナルに指を入れること、べろを渡し合うディープキス、しゃがんで割れ目を洗うところを下から覗き込まれること、金玉のマウスマッサージ、アナル舐め、キスをしながら相互ヘビーペッティングをすること、手こきのいろんなテクニック、写真撮影、皆初めての筈だ。
 だから、僕のことをすごいエロ親父だと思ったろうねえ。生まれて初めてのアナル舐めをさせたし、何しろカリ首のこすり方や睾丸の圧迫のしかたなんていうのをしっかり講義したからねえ。
 一度、ミナコに逢うなり、「僕の顔を見ると、条件反射的におまんφが濡れるだろう?」って聞いたら、「うん」と頷いたぜ。
 それで、ミナコの素晴らしい肉体と、僕好みのダイナミックなフェラチオを考えれば、もっと続けてもよかったけれど、なにせ子供っぽくて会話がつまらないから、2月に、もうこの程度で良いだろうと思った。
 ミナコは、自分で、まだ子供だと言うから面白い。ミナコの話が単純だということを指摘したら、あいつは可愛い声で言ったんだ。
「私、ついこの間まで19だった子供なのよ。そんなにいろいろなこと、お喋りできないわ」ってね。

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(千戸拾倍 著)
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