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本指名の入浴 彩香

 上がったはずの彩香が金津園に戻ってきた。私は大変喜んだ。
 1回の入浴でバギナに2度射精するという生涯初めての快挙を得て初めての射精2回参照)、相性が抜群の女だと思っていたから、私は彩香に3度目の入浴をしたいと切望していた。

 彩香 魅惑のスレンダー嬢に登場
  初会はH17年クラブロイヤル
 彩香には、美しいキリッとした目と小さな唇の気高い風貌に似合わない大胆なエロさがあって、しかも、初対面でも私への飛び込みの良さを感じたけれど、乙女らしいコケットリーが殆どなかった。ただセックスでは激しく燃えて落差が大きいから、私は奇異に感じたぐらいだ。
 20代半ばなのだからもう少しパーッとした感じがあればよいのにと思うぐらいに、要するに、談笑時にはもの静かで、クールな雰囲気に満ちて、「キャー」の大歓声とか「ヴハッハッ」の高笑いとかの派手な感情表現をしそうもない。若い女がよく言う「うそー」とか「ほんとー?」とかの発声が全くなかった。
 大人の落ち着きに満ちているから男からすると、彩香は突っ込みを入れにくくて、おふざけがしにくかった。ということは、客は擬似恋愛気分が持続しにくいだろう。
 私は初対面で、彩香が普段はお嬢さん風に振る舞って客にはなかなか見せないはずのエロさをしっかり露呈させたから、そのことは大変愉快に思った。エロさを露呈させたのは性感の良さを引き出したからだ。
 彩香には『自分が馬鹿をしにくい』という点から勝手が違った。その馬鹿がしにくい大人っぽさが彩香の魅力でもあった。その大人っぽさがスレンダーな体や性感の良さと調和した。
 私は彩香に土性骨みたいなものを感じた。彩香はやくざに取り囲まれてもビビリはしないように見えた。すらーっとした体にきりっとした眼と風俗嬢らしい少し崩れた感じ、投げ遣り的なふてぶてしさがよく合っていた。
 私がセックスの相手として一番気にするのは、愛撫を受ける姿勢・表情がいかに気をそそるものであるかで、それも──貴方の素敵な愛撫が私は楽しいわ──というムードがあればとても意欲をそそるが、彩香はまさしくこれがあった。それで、抽送に狂おしい姿を見せてくれれば、これは最高に亢奮できる。
 だから、私はあの日レビトラの使用3回目(使用3人目でもある)で初めて2度の射精ができた。
 彩香は、男に繰り出す性技がそんなに上等ではなく、熱心さに欠けた。本人が「私は受け身タイプよ」と言って、確かに、ペッティングやクンニリングスを受ける様は大変私の心をかき立てた。
 これは何が大事かというと、やはり『股を大きく開ける』『両膝を胸のほうにしっかり引きつける』『広範囲の多毛密林ではない』『よがりまくる』『濡れる』『気をやる』、こういうことだろう。
 彩香は私に対してこれが満点で、要するに、性感が発達して、愛撫されることが歓迎で、不随意の肉体の律動を見せ、割れ目の任せ方もAV女優のように徹底していた。
 彩香は、艶に出てしばらくはよく膣口が裂けたと説明した。そのバギナの狭さと、陰核茎部が露骨に突き出ていることが、エロ感性を揺すってくれるから、私は亢奮した。
 私の卑猥な希望にも、アナルへの指入れ以外はきちんとついてくるから愉快だ。卑猥な希望というのは、超親愛的なディープキス、即のタマ舐め、おしっこショー、口内唾垂らしなどで、彩香には初会と2度目の入浴ですべて実現した。
 あと、彩香の素晴らしいのは、案内を受けて顔を合わせた時の笑顔が素敵なことだ。部屋に入ってからは物静かで大人しいのだけれど、対面した瞬間の笑顔だけは素晴らしくコケティッシュだ。
 私は嬢が笑顔で客を迎えることを重視するけれど、彩香に初対面の時そのニッコリ顔を見て──うん、これは良い!──と思った。
 裏を返して顔を合わせると、彩香はニッコリ顔が文字通り破顔一笑、微笑んだ顔を頷くように縦に振って喜色満面になった。あの歓迎顔も印象的だ。
 残念ながら、部屋に入ると落ち着いたお姉さんになって、嬉しさを表明する笑顔がそれほど出まくるわけではないから、この表情の大変化は印象に残った。女は、笑顔とマン汁ということだ。
 久し振りの3度目の対面でも、迎える彩香の笑顔は派手に嬉しさを放散した。その笑顔には痺れた。
 私はもう老人だから、彩香に限らず金津園の女と会えば毎度年齢的に隔絶感を感じる。45歳未満の遊興人は──60歳クラスの客はソープ嬢から見て意識の対象外で、客として存在をかろうじて認めてやるぐらいの位置づけだろう──と思っているかもしれない。
 そういう認識は私が40代の時にもあった。しかし、55歳以降どの嬢に対面してもこれを実感することがなかった。でも、私は慎重な性格だから、実感して寂しい想いをしたことがないのは私の希望的観測であるはずだ、と思いたい潜在意識があった。
 彩香に逢うとそういう心の澱みが吹っ切れた。
 その日即の絡みはいきなりペッティングから始めた。彩香は物腰も顔つきもノーブル系なのに似合わず、こういう露骨な切り込みにのりが良かった。細い腿を淫らに開いて、指技でも濡れてくるからいじり甲斐があった。私はたっぷりクリトリスを弄ってからクンニリングスして、次に69、長々と性感帯を攻撃した。
 彩香は喘ぎ声を上げて私の淫らな動作を受け入れた。とっても気持ちよさそうにしていた。
 私は女遊びして、相手がよがらなかったらもう全然面白くない。よがらないなら、どんな美女も私にとっては価値なしだ。
 彩香の愛液は粘り気が全くないけれど量が多かった。感じているからこそ前戯中のキスが熱烈だ。
 世の中の遊び人は風俗嬢から積極的でディープなキスをされないとむくれるが、ディープキスは本当に嬢を感じさせれば簡単に実現できると思う。また、嬢が前向きにディープキスをしたところで、ただ接客技法として意識的にしてご本人の心と体がちっとも昂揚していないなら、それには値打ちが認められない。
 女のキスに不満を洩らす遊興者はやるべきことをやらずに要求だけしているから情けない。ネットに文句を書き込む男はこんな子供ばっかり。「店や女には直接言いにくい文句をここ(ネット)に書こう!」なんて吠える連中は粗悪品だ。言論の自由と言ったところで、粗末な言論ばかり吐かれてはどうにもならない。
 私は長い長い前座の愛戯の後ようやく合体した。久し振りの嵌めで彩香の膣が狭いとあらためて感じた。
 目一杯亢奮し、カリがこすれまくっても早漏になることなく、楽しくピストン運動を続けた。気持ちよく射精し、体を離したところで時計を見ると、ほぼ1時間が経っていた。
 部屋に入るやすぐに開始した即の絡み合いが随分長かったことに、彩香も驚いた。
 雑談すると、彩香は、上がることに失敗したのを受けて、今後どうしていくのか目標がなくて悩んでいる様子だ。業界入りがどちらかというと遅いし、彩香は浮ついた性格ではないから、そういうことに悩むのは当然に思えた。
 何やらしんみりしてしまったので、私はその日めずらしくマットプレイを受けることにした。
 彩香にこれをさせるのは初めてで、私は射精後なのにずーっと勃起していたからしっかり楽しめた。
 彩香のマットは下手ではないけれど、体がとてもスレンダーなので堅いものが終始当たる感じで妙味が乏しかった。でも、ペニスの手こきが意外に上手だから、私はそれなりに満足した。彩香はカリ首にしっかり手のひらを当て、接触面積広くこするという、わかった技だ。ペニスが悦びまくった。
 最後の抱擁はクンニリングスから69と進めた。69の最中にクンニしながら中指1本でGスポットをこすると彩香の反応がよくなり、指を抜いて強めにクンニしたら、そのまま気をやった。
 それまではオーラルでイカせることができず、指攻めでイカせていたから私は嬉しかったし、それは彩香が私に気を許したことの表れだと思った。
 彩香がイッたところで私は直ちに正上位で合体し、急ピッチで腰を送った。2度の射精を何とか再現したいと願ってペニスを打ち込んだ。
 私はピストン運動が長くなると腰がとてもつらくなる。とうとう耐えられなくなって、ノックダウンの状態でベッドに寝そべった。
 彩香が私にくっつくように寄り添い、私の胸に左手をのせて私の横顔を見ていた。
 情感をほんのりと出してくれるのが結構だ。そんなにベラベラと喋らないけれど、なかなか魅力的な女だと思った。

 数ヶ月後、私と彩香は即ベッドを済ませた後で、一緒に風呂に浸かった。そこで、彩香としたたわいもない会話が次だ。私は助平椅子を指さして言った。
「もう(椅子の上の尻が当たる箇所に敷いてある)あのタオルは濡らさなくても良いからね」
「わかっているわ」
 高級店は 即ベッド→湯を張る→入浴→椅子(股間などの清め+性的奉仕)→ が一般的な流れで、私は、助平椅子に座ったままで性技を繰り出されるのも、椅子に腰掛けて洗剤で股ぐらを洗われるのも、いつも断っていた。
 理由は、椅子でのプレイは男の一方的な受け身であって、それは性に合わない。また、洗剤を使って股ぐらを洗うなという注文を女がすんなり承ける性格であるかどうかを知りたいからだ。
 にっこり微笑んで私の希望通りにすることが、その女が私を認めたかどうか、即ベッドで私に瞠目したかどうかの試金石になる。
 私が助平椅子に座ったのは、この10年間で5回ぐらいしかない。その5回は、嬢が初対面の私にそんなに関心を覚えなかったと思われるケースか、非常にきまじめで手順通りやらないと気が済まないという固いタイプの嬢との初対面だ。
「うん。もう彩香ちゃんには何度も会っているけれど、そんなに間をおかずに足繁くという通い方をしていないから、忘れているかもしれないと思ってね。……即ベッドをした後の股ぐらは風呂の中でパシャパシャと洗えば良い。そのほうが、タオルも濡らさず、ローションも使わず、洗剤も使わず、経済的だし、自然に優しい」
「ふふっ。……さっきは気持ちよかったわ」
「僕のほうも今日は随分長持ちして、《ファックをしたぞー!》という感覚がたっぷりだね。疲れすぎて、射精感が小さくなってしまったぐらいだ」
「……いつも堅いのねえ」
「うん。堅いだけじゃねえ。3回発射できると良いのだけれど。何しろ男の快感というのは、チンコの中をザーメンの激流が突進する時だけだと言っても過言ではないからねえ。トリノのスケルトンみたいなものだよ。あのスピード!」
「女にはわからないわ、そういうことは」
「女は良いよなぁ。仰向けに寝たままずーっと気持ちいいんだから」
「うん、気持ちいーい」
「マリに入ったよ。君たちが仲が良いのはよくわかった」
 マリは彩香と同じで、艶からクラブロイヤルに来た。彩香と比べると格段にプロポーションが良い。
 マリとの初会のことは個性的で魅惑の嬢2人に書いた。
「どうだった、マリちゃん?」
「マリはかなり色白だねえ。驚いた。それで、スタイルが抜群だ。感心したよ。全体に細いのに太腿だけが太めだから、何だかセクシーな体に見えるね」
「私、マリちゃんが羨ましい!」
「おへそのすぐ下が、彩香は絶壁、マリはぷっくらと突き出ている。両方とも良いよ」
「マリちゃん、おなかが出ている、と言って恥ずかしがっているわよ」
「あれぐらいなら、出ているうちには入らないよ。で、性格は何というか庶民的、それで、チンコを勃たせようという気合いはキミよりもずーっとある。あれならキミよりも客がつくんだろう?」
「うん、私より稼いでいる」
「そんな、簡単に頷いていちゃあダメじゃなーい」
「マリちゃんもこの仕事が向いているねえ。あの子、なかなか頑張っているわ」
「あの白さが良いよ。キミなんか浅黒くて、色白に憧れる僕からすれば本当に魅力不足だ。だけど、マリには一つだけ気に入らないことがある。マリは、僕が正上位でセックスしている時、いつも膝を立てていて、その膝が深く引き寄せられることがないんだよ。あれではピストン運動がしにくいし、チンコがマンコに突き刺さっているのがよく見えない。それはつまらないぜ。まさか、こんな短いチンコが奥まで届くのをイヤだと思ってガードしていることはないだろうから、ホント不思議だ。マリは股の関節が悪いのかなぁ」
「あの子、股関節が動きにくいと言っていたわ」
「へーぇ、そうかね。……彩香はすっかりマンコを上向きにさらけ出して、舐めて!嵌めて!動いて!という感じだから、すっごくいやらしいぜ」
「ふふっ」
「でも、マリに女上位で腰を振らせると見事に動いていたよ。長く激しくね。しかし、バタンバタンと上下に動くのと膝を思いっきり引きつけるのとは、関節の負担がちょっと違うのかも知れないなぁ」
「マリちゃんはいつも上になってしているみたいね」
「そんなふうに女が頑張ることはないと思うんだけれどねえ。やっばりセックスは男が腰を振るべきだから。マリと2度目のセックスをした時、僕は即ベッドで射精していたけれど、何とかもう一度射精したいと思ったんだ。それで頑張って腰を送ったけれど、結局イケなかった。で、僕がベッドに寝そべると、マリが上になって頑張って動いてくれた。でも、イケそうになかった。寂しいぜ。2回出すのは本当に難しい」
「堅くなるのにねえ」
「うん。……しかし、マリのマンコがしっかり狭ければイケたかもしれない。男が何度もイクためにはやっぱり膣の締まりがかなり大切だよ。マンコがガバガバではなかなか客がつかないよ。1回入って、それで終わりだ」
「私は?」
「広くはないけれど、狭くもないね。射精に大切なのは奥のほうであって、入り口じゃあない。入り口だったら、キミのはかなり狭いよ」
「ふーん」
「生理明けはやっぱり狭くなっているよ。生理明けなら、僕も2回射精できるかもしれない。キミの生理休暇はいつだったの?」
「月初めよ」
「何? 月初めなら今じゃん。今日は店に出るようになってから何度目の出勤なの?」
「3日目よ」
「3日目かぁ。じゃあ、2日働いただけだ。……2日間で6本ついたぁ?」
「それぐらいは……」
「いくら生休明けでも、6人の男と10回以上エッチをすればマンコも拡がっちゃうなぁ」
「6人も相手していないわ。トリプルで来た人がいたから」
「この店でトリプルかぁ、すごいねえ。いつも長い時間で入る人?」
「うん」
「じゃあ、艶の時から続いている客?」
「そう」
「僕は 120分ダブルが限度だな。トリプルだとすっごい長い! 時間はどんだけになるんだい?」
「6時間半よ」
「すげえ長さだな。……そんだけ長くても、セックスは3回ぐらいだろう?」
「うん」
「セックスが3回ではそんなに時間がかかるはずがないし、マットはするの?」
「その人は、マットをしないの。お喋りが好きな人」
「いくら女に惚れていても、僕は6時間も会話を続けるのは不可能だなぁ。トリプルって、店外じゃなくて、店の中だろう?」
「うん」
「キミは退屈しないの? 6時間も相手していて」
「退屈はしないわ。その人はよく喋るし、面白いことも言うし」
「退屈しないなんて信じられない。彩香にそんな客がいるというのは妬けるなぁ。僕よりはつきあいが古いだろうし」
「アナタはアナタよ」
「僕はこのところ毎月1回のペースだけれど、いつもきちんと早めに予約して来ているから、たっぷり惚れ込んでいるのはわかるだろう?」
「うん。私も楽しい」
「しかし、6時間というのは、僕は持ちこたえられないなぁ。セックスには時間をかけているの?」
「その人はエッチが長いのよ」
「長いって遅漏かい?」
「ううん。舐めるの、じっくりと」
「へーぇ、めずらしい。そんな奴に長く舐めさせるなんて、むちゃ妬けるぜ。キミはイケるんかい?」
「イカないわ」
「イカないのか、イッヒッヒ。それは僕にとって良いことだ。イカないというのは、ポイントのところに舐めが来ないのかい?」
「うん」
「そういうのって多いねえ。本人は一生懸命舐めているのだろうに、もったいない」
「……」
「僕の時は派手にイッて、他にはなかなかそういうことはないの?」
「イカせてくれる人って、少ないのよ」
「女をイカせられない舐めを長くする奴って、馬鹿だね」
「ふふっ」
「6時間でも、店外ならば時間が消化できるとは思うけれど、店外はしないの?」
「この店はそういうのはダメなの」
「へーぇ。艶は?」
「あちらも駄目だったぁ」
「へーぇ。艶は外出がダメなのか。ちっとも知らなかったぁ。ふーん。艶もこの店も女の子のことを真面目に考えている良い店だ」
「うん」
「昨日休みだったということは、一昨日に店に確かめて、今日僕が朝一で予約を入れていることを知っていたの?」
「知らなかった」
「何だ。張り合いがないねえ」
「うふっ。でも、今日店に出てアナタに会えることがわかって、嬉しい!と思ったから良いじゃない」
「逢う度に気持ちよくさせてもらえるもんねえ」
「うん。気持ちいい」
「助平だね?」
「うふっ」
「僕はダブルで入るのは100分のダブルばかりだったよ。お金の節約で100分プラス60分というのもよくやっていたし、よほど余裕がある時にだけ 120分のダブルをした。この店は高いから、ダブルはできない」
「……」
「ダブルはできないし、月2回は来れないけれど、できるだけ嵌めに来るから、僕の気持ち良い舐めでいつもたくさん汁を流せよ」
「うん。気持ち良いもの」
「僕は、ソープ嬢になる女はセックスが好きな女が多いと思っているぜ。そうだろう?」
「うん、そう。私もエッチが好き」
「キミは、マンコを舐める時やチンコを嵌める時に思いっ切り膝を引き寄せて、マンコが上向きになるぐらいの体勢を続けるから、こういうのは絶対に性感が強いんだなぁ」
「そう」
「逢いはじめの頃は舌と口ではなかなかイカず、指の協力が必要だったけれど、そのうちに舐めだけでイクようになったし、最近ではもう僕にすっかりなれたと見えて、イクのが早くなった。いつもたくさん汁を流すし……最高の女だよ」
「ほんとうに気持ちが良いの」
「さっきは、キミがイッてから、お尻の孔とマンコの孔と両方に指を入れたら、文句も言わずに気持ちよさそうにしていたから、だいぶんお尻のほうはなれたようだね」
「どうしてかなぁ」
 彩香は対面3回目までは、アナルへ指を入れることが断固NGだけれど、いつのまにか受け入れるようになった。
 私は、いつもクリトリスをしっかりオーラルしながら、女が最高潮の時にアナルを刺激した。
 その日は彩香の尻穴とバギナに同時に指を挿入してゆっくりと動かした。これは精神的に不快感がない限り先ず気持ちいいと思う。
「そのうちにキミのお尻のほうの処女をもらうからね」
「イヤだ〜ん。……私がパイパンにして最初のお客がアナタだもん、良かったぁ」
「それも縁だよなぁ。しかし、なんだかベテランソープ嬢っぽいねえ。キミは落ち着いた感じがあるから」
「ふふっ」
「どっぷり浸れよ。金津園に」
「どっぷりはイヤだけれど、しばらくはいるわね」
「結婚が遅れるなぁ」
「うーん」
「おいおい、さわるならいつも言っているように、幹のところではなくて、先っちょを3本の指でこにょこにょだぜ」
「こういうものは全体をさわりたいんだなぁ」
「その気持ちはわかるけれど、先っちょが一番肌触りが良いだろう?、すべすべの柔肌なんだからぁ」
「ふふっ」
「うん、そうそう。あくまでカリだよ」
「もう勃ったぁ! カターイ!」
 彩香と即ベッドが済んだ後、2人が風呂に浸かりながらの会話だ。
 この中のアナルへの指入れについては、その後しばらくしてから、彩香が「アナル(に指を入れるの)はダメーっ!」と言うようになった。
 私は不思議に思ったけれど、そのことにはこだわらなかった。
 彩香は初会からずーっと逢う度にアクメを楽しんでいるし、とにかくフィーリングがぴったりで、初対面の時に『口内唾垂らし』をしたから、私は大いに気に入ってリピーターになった。
 9回目の入浴をすると、彩香は私の顔を見るなり「随分久し振りの気がするわ!」と言った。
 その頃私はリピート頻度を従来のパターン(通い女には最低月2回のペースの対面)から変わって、月1回にしていた。
 それで9回目は8回目の入浴から1ヶ月半経っていた。
「随分久し振りの気がするわ!」というのは、間が空いた不満を洩らすような口調ではなかった。ニュアンスは──ちょっと会っていないだけなのに随分顔を見ていないような感じがするわね──だろう。
 でも、これを聞いた時は愚痴かと思い──月1度と決めているのだから、そう言われても困るなぁ──と言いたいのをこらえ、何も言葉を返さず、割れ目に指を伸ばした。
 いつものように長い即のプレイが終わり、彩香がブランデーのロックを用意して、彩香と私が床に落ち着いて座った。
 セックスの感想を一言言って彩香が私を見つめたので、私も彩香の目を見つめ返しながら、手ぶりでもう少し体を寄せるように伝えた。
 私があぐら座になっているので、彩香が私の左側に寄りそうと、その右膝が私の左足に当たった。
「月に一度キミに逢うのが、僕はムチャ愉しいんだよ。間が空いてもちゃんと月1回のペースだよな」
 そう言いながら彩香の右足を私が持ち上げる仕種をすると、彩香は私の意図を察して、右足を伸ばし、私の左足の上にその右足を置いた。左足も伸ばしたから尻が床におり、両足がVのふしだらな形になった。
「去年の5月からだから、もう9回目になるな。……良い足だ。……いい女だ」
 彩香にキスを求めた。その応答はいつも燃えるように妖しく濃厚だ。
 私は左手で彩香の太腿を撫でながら、右手でテーブルからブランデーのグラスを取った。
「昔は気に入った女には必ず月2回以上会っていたけれど、まあ、1回が良い。そのほうが長続きする。毎度気持ちをかき立てて会いに来ることができる」
「あっ、……出てるーぅ」
 私は直前のベッドの上の絡みで射精していたが、その余韻の汁がペニスから垂れた。
 彩香は指で垂れの先端を受け、そのまま粘液を引っ張った。半透明の汁が長く伸びて、それで遊んでいた。粘液のブリッジを見つめる横顔が妖しかった。
「そんなのは指でいじくるのじゃなくて、口で吸い取るものだと思うけれどな」
「……」
「そちらはどうなっているかな?」
 私は彩香のほうに屈み込み、左手で彩香の陰裂を開くようにして引き上げ、右の中指で、陰裂を探り、次にバギナの中を確かめ、最後にクリトリスに指先を当てた。そして、そのまま微妙な振動で揺らし続けた。
 その即ベッド後の談笑を切り上げて、最後のベッドをしようとした時、彩香が唐突に言った。
「私、こう見えても好き嫌いがはっきりしていて、合う人と合わない人では態度が違うのよ。もう、はっきりしている〜」
 私を見て微笑む顔が素晴らしかった。
 こういう言葉を言われすぎて感動しなくなったのが寂しかった。ソープ遊びの面白さはやはり女と親しくなるのを楽しむ──これだろう。
 私が年齢を重ねていることはあんまり関係ないようで、そのことは不思議に思った。
 こんなふうに毎月の逢瀬を楽しんでいたけれど、そのうちに彩香は退店してしまった。
 私は当然気落ちしたけれど、ソープ嬢は27や28になる前に上がるべきだ、そうしないと普通の結婚ができない、というのが私の観察と持論だから、上がるなら結構だと思って決意を讃えた。
 ところがすぐに金津園に復帰した。この復帰について──キンタマが正しく拭ける女の『久しぶりに対面した嬢』──に思い出を書いた。


 結局彩香には次のように通った。
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
平成17年 1 1 1 2 1 1 1 8
平成18年 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11
平成19年 1 1 1 1 4
 平成19年は恵里亜で彩香に通った。この時のことは 買春メモ4に書いてある。
 1コマで2度の膣内射精の初体験をして彩香は忘れられない女だ。
 最後の頃はクラブロイヤルでは手取りが3万円ないという愚痴をよく聞いた。あの総額で3万円ないのは店が取りすぎで、問題だと思う。客がつく自信のある女はRグループで働かぬほうが良かろう。
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(千戸拾倍 著)