本指名の入浴 春菜

 いつも思うのだが、“やってちゃん”の振る舞い方しかできないソープ客がどうして本指名などというおこがましいことができるのだろう。それこそ豚に真珠だ。“やってちゃん”で、かつ、店外デートの成就に意欲を燃やさない男が1人の嬢に本指名を3回4回と入れるのは奇妙でしかない。
 本指名は女を心の底から愛でる男がする行為だ。“やってちゃん”には女を愛でる行為が全くそぐわない。セックスらしいセックスする心がなくて、高額な支払に見合う射精誘導を願うだけの見窄らしい心では、女に(俺はあんたに惚れとる)と表明する資格がない。ペニスのマッサージを楽しみにいくだけのマグロ男は惚れ心も浅い。むしろ、女を売春者・性欲処置人として下等人間視する度合いが強い。
 こんな奴は私から言わせれば(その男がもう35歳も過ぎているなら)男の屑・劣化品・不要品だ。1人の嬢に10回も入浴することがあんまりないだろう。
 その手のくだらない男ではなくて、真っ当な遊び人、人間味がきちんと備わって、セックスらしいセックスをする男なら、金津園の高級店で多い 130分のコースで遊べば2回射精して満足するだろう。セックスができない“やってちゃん”の男が3回4回射精したがるのとは違う。
 セックスらしいセックスをする男にとって、気に入った嬢に本指名で遊び始めた頃はとても楽しいものだ。勿論本指名を20回もかけた頃でも楽しいことは間違いないけれど、この辺りではどうしても『慣性』的な感じが出てくる。
 ソープで本指名の遊びをじゃんじゃんして、50回を超えるほどに通い詰めた嬢がいて、時には店外デート(無料のもの、若しくは、多少のお小遣いをあげてラブホテルにしけ込むもの)まで成就したことのある1級?の遊び人もいるだろう。このような男でも、時としてリピート入浴が空しいと思ったことがあると思う。
 ソープ遊びは、通い詰めるとどこかで親近化の限界を感ずることがある。やはり相手は『仕事』で応対しているから、ふとしたことで相手の心に何かの壁を見つけて白けることがあるというのは仕方がない。
 それと、うちとければうちとけるほど相手が本来の姿を出してきて、氏素性とか育ちとか教養とか人生の取り組み方のいい加減さに落差を感ぜざるを得なくなり、(こんなものかや)と失望して冷めることがあるだろう。
 そういう時期が早く来るか遅く来るかの違いがあるだけのような気がする。
 しかし、そういう白けの何かが出てくるまではリピート通いは本当に心を浮き浮きさせてくれる。
 本指名して会うたびに絡みもキスも濃厚になっていき、個人的な話にまで入っていった時は、その帰路からもう次の入浴のことを考える。
 リピート入浴というのは、まともなセックスをする遊び人のほうが、いわゆる“やってちゃん”の入浴をする軽い遊び人よりも遙かに意義深いものになると思う。この手の遊び人は、(これは上玉だ!)と思った嬢に本指名を重ねるにつれ、惚れた好いたの気持ちを揺らすと共に、嬢を自分好みの応対の仕方に誘導していくのがとても楽しい。
 これがリピート通いの醍醐味だ。
 相手の嬢が自分好みの応対をするように誘導しようとしない男がソープで本指名をするほどおこがましくて不釣り合いなものはないと思う。これの代表格が、英國屋や艶などの抜きっぷりで有名な1級嬢に何度も入浴して毎度その嬢のペースで射精して喜んでいる下種で低レベルな客だ。

 私は初会入浴のレポートをいくつも出しているが、これは私も嬢の人物像をよく観察していて、筆が進みやすい。しかし、初会というのは手探りで、私も嬢も慎ましく穏やかに振る舞うから(本人はそう思っている)、やることはごく普通だし、それに、初会の遊びの実体験記というのは深い情交が表れない。
 私自身も書き物の制作を意識して嬢を観察することに熱心で、プレイをエロく進めにくいし、その観察心に阻害されて性愛行為に没頭できないことがある。勿論私の本領のどエロの発揮はごく僅かしかしていない。
 かといって、親しくうちとけて女にエロいことをさせるようになった本指名の遊びを書くとすれば、いかにしてそこまでのことを嬢がするようになったかの過程が読者にわからず誤解を生むことがある。
 もう一つ、私の親密化の過程を理解せずに、私のやったエロ行為だけに着目して、その行為を真似しようとする馬鹿が必ず現れるのも大変困る。
 それに通い女との対面というのは、私が女と楽しく過ごすことに夢中で、後になって実体験記が存外書きにくい。初会と違って、後で何かを書こうという意識がないからだ。
 とにかく本指名の遊びの体験記を世に出して一番不愉快なことは、私が嬢から実現した楽しい応対が客の誰でも引き出せると誤解されて、能力のない遊び人に勝手な願望と期待が生じやすいことや、僻み根性の遊び人に、そんな過激なエロを女がするわけがないとして、誇張作文、若しくは、何らかの強要があった筈だと解されることだ。現に2ちゃんねるで、“ほら吹き”“嬢の敵”と断定されたことがあった。
 とは言っても、本指名の入浴を描いたものは読み手に参考になることも多いだろう。それで『本指名の入浴』というシリーズで、比較的最近にあったいくつか愉快な遊興を掲げることにする。
 4度目の二輪車春菜に登場する春菜(仮名)については平成16年8月に『親愛の気持ち』というタイトルで後日談を出した。それを再掲する。



 風俗遊びをして一番愉しいのは、対面した通い女から親愛の気持ちを感じ取ることです。
 これがあるからこそ、心の奥底でソープ通いは虚しい遊びと想いながらも、とにかく嬉しくて、さほど所得が多いとは言えなくても、私は長年これが続けられました。
 こういう楽しみが導き出せないで、「ソープで2年とか20回とかの遊興をすれば、そんなものは飽きが来るぜ」などと心の中で思うだけでなく、わざわざネットの投稿でこれを主張する男は、女の良さ、極めて特殊な世界で働いている女とつきあうことの楽しさというものがわかっていない、かなりのバカです。
 ありとあらゆることをし尽くし、本当に飽きてしまって、それでソープ遊びをやめてしまうなら、私よりもお利口な人です。
 それにしても、特定のソープ嬢の通い客になって、彼女たちから親愛の気持ちがたっぷり伝わると、私は激しく幸せ感を感じます。
 私が通い女に対面している最中に、誰かが透明人間になって立ちあったら、どう観察するのだろうかとよく考えます。
「おまえ、喜んでいるけれど、相手は営業トークだぜ」とでも言うんでしようか。それとも、女たちのあまりの親密さに驚いて、見たこともないほどエロくて、過激なシーンが納得できるのでしようか。
 営業トークだろうが、相手から親愛の気持ちがにじみ出ているものはとても愉しいです。
 以前に通い女の春菜と対面したソープ遊びの一こまです。

「ねえ、キミを昨日予約したかったのに、3日前に電話してもダメだった。ちょっと人気がありすぎるぜ。迷惑だよ。昨日もたっぷり客がついたようで、一体何人だったんだい。今日は僕で何人目なの?」
 ついた客の数の話なんていうのはソープ嬢がもっともいやがる話題ですが、私はお構いなしに進めます。私の前に3本のペニスがバギナに嵌っていようが、そのことにはこだわりません。相方が稼げているのかが気になります。
「いつもはそんなに早くから埋まりはしないのよ。昨日は飛び飛びでついて、空き時間を全部合わせれば結構長かったの〜。今日は3人目よ」
「飛び飛びの不効率な予約の取り方をするなんて、店は許せないなぁ。僕は昨日来たかったのに〜」
 昨日の昼1時に入浴できたならば、その日春菜は休み明けで、私の希望通り前日からおまんφを洗わずにおいて、備蓄したばかりの恥垢を見せてくれたはずでした。
「うん、残念だったわねえ」
「で、今日は3人目か。じゃあ、おまんφは洗いつくしてあるなぁ。こん畜生、洗ったばかりではない、くっちゃくなったおまんφがいいのに。……今日のおまんφは最後に洗ってから何時間経っているの?」
「2時間ぐら〜い」
「じゃあ、春菜ちゃんの本来のにおいが少しは戻っているかねえ」
「ふふっ。……ねえねえ、ごめんなさ〜い。怒らないでね」
 満面の笑みで喋っていた春菜が、深刻そうな顔に変わって言いました。
「何の話?」
「私、今日バージニア(タバコの銘柄)を用意していないの。ほんと、ごめんなさ〜い」
「バージニアが吸えないぐらいはいいぜ〜。クリトリスさえあれば、“吸い”は有効に成立する」
「ごめんね〜。……まっ、このネクタイ、素敵なのねえ。この赤いネクタイを見るの、初めてよ」
「この絞りのネクタイは昔から持っているけれど、これをつけて君に逢ったことは、そんなにないかなぁ」
「うん、初めだわ」
 私は1万5千円超と6千円未満のネクタイを買ったことがありません。そのネクタイは1万2千円ぐらいの値段でした。
 外したそれを手にとって、春菜はしみじみと眺めていたけれど、私は春菜に声をかけることなく、さっさと上の肌着まで脱ぎ終えました。それだけ逢瀬の数を重ねています。
 春菜は私の服や靴下を片付けてから、ワンピースを脱いで、下着姿になりました。
 水色の華奢な布地にフリルがつき、かわいらしくて、春菜に似合いの若さが匂い立つような下着だけれど、フリルがなければ結構煽情的なものです。大きめの乳房をガードして括れたウエストを見せつけているだけにゴージャスな眺めです。
 いつも使っている下着は、仕事柄派手な色合いでも、どちらかと言えば尻たぶをしっかり包み込むような、重厚でがっしりした、実用性に配慮したものです。その選択は彼女の性格がそのまま現れています。
 前回の対面だったか、薄地でカットのついた下着の方が好きだ、と喋ったことを思い出しました。あまり実用的とは思えない、耐用性が乏しそうで、見栄えだけのショーツのほうが、100分程度のはかない逢瀬に似つかわしいような気がするからです。
 私は切れ込み具合のいいVカットのショーツが好きでも、いつもすぐに全裸になるのだから、そんな願望とまでは言えない嗜好をずーっと口にしたことはありませんでした。
「そういうの、好きだぜ」
 下着を褒めると春菜は嬌声を上げ、一瞬ポーズをとり、それから私のパンツを下ろしにかかりました。
 突っ立った私の前で膝立ちし、微笑みを浮かべて、パンツをさーっと膝のところまで下ろしました。
 私はペニスがまだ縮んだまま半被りになっているのを認めました。
 もともとズル剥けが普通だから、仕事疲れを感じていたその日の、予想通り半剥けのみっともない状態に舌打ちし、春菜に言うべき言葉を探しました。
 でも、それを考える間もなく、春菜はパンツを臑のところに中途半端にしたまま、直ちにペニスを右手で掴んでカリ首を咥えました。
 そういう猥褻な動作は私が切に願うものです。春菜の右肘が支えに私の左の腿に当たっていて、その温かさが行為の親密さを語りかけるようです。
「今日はいつもと違って7時の対面だから、朝一よりもチンポに味がする筈だろう。だから、お口でチンポの皮を剥いて、それからしゃぶって貰おうと一瞬考えたのに、春菜ちゃんは、僕がそれを言う暇もなしに指でチンポの皮を剥き上げてパックリしちゃうんだから〜」
「あら、ごめんなさ〜い」
 春菜はペニスを口から放して答え、またすぐに咥えました。詫びる気持ちを唇にこめるようにカリ首を強く吸引するや、いつもの通り、何もかも汚れをこすり取るようなしゃぶり方を続けました。
「どう、味は? 濃いかい」
「そんなに塩辛くないわよ」
「7時だというのに塩味がしないなんて、つまんないなぁ。においは?」
「においは少しあるけれど、味は別にしな〜いの」
 春菜のフェラは、エロビデオの女優のように、穂先を咥えたり放したりしてじゃれついたり、舌を大きく突きだして裏筋をチロチロしたり、喉の奥の方まで入れ込んだりするような、派手な猥褻さがありません。
 しかし、吸い込みがしっかりしていて、動きが持続的で、巧みです。亀頭に力が漲ると、こまめに唇が往復したり、舌の這わせ方が一段と強烈になります。
「おい、すぐに嵌めたいから、唾をあそこにつけながらしゃぶってよ」
 春菜は左手でペニスを掴んだまま、唾を右手にとり、4本の指をすぼめるようにして割れ目にこすりつけました。エロい光景です。そしてまた、強くカリを吸います。
 動作的には、なかなか猥褻を煽り立てるタイプです。口から股間の陰裂まで動いた右手の軌跡を、私は脳裏にリプレイし、その残像がフラッシュして、心が熱くなります。
 春菜を促してベッドに寝させたところで、私は正上位で交わろうとしました。女の体が点火した後と違ってバギナが狭く、少し嵌入しにくさがあるのが結構です。
 嵌めにくそうにしていると、春菜はM字開脚のまま両手を股間にまわし、膣口のあたりを指で開きます。大胆に股ぐらを晒してあらぬ方向を見ながらするその動作は、伸ばした両腕の間に、かすかに膨らんだ下腹とかわいらしいおへそが見えて、私はぐっときます。
 鮮紅色の肉の間で膣口がぽっかり開き、その上で尿道口が可愛らしく存在を主張しています。私はすぐさまペニスを押し下げて嵌入にかかります。
 ペニスが奥まで入ると春菜は「はーぁ」と小さく声を漏らします。私が大腰で送ると「う〜ん、気持ちい〜」と言うこともあります。
 私は腰にうねりをつけて槍を送り込み、顔を春菜の顔の近くまで寄せて、その表情を愉しみます。
 春菜は顔を見られるのが恥ずかしいのか、いつもキスを求めます。口を半開きにして唇を突き出されると、もうたまらなく愛しくなります。
 ベロを吸いしゃぶり、吸いつきながら、しばらく抽送します。春菜は、私の歯が煙草のヤニで変色しているのも、舌苔(ぜったい)が荒れているのもお構いなしで吸いついてくれます。このキスが私には何とも嬉しい動作なんです。
 キスしたままの抽送を堪能してからペニスを抜き、側臥の形で69に入りました。
 最初はクリ舐め中心です。とにかくバギナの入り口から愛液がこぼれてくるまで、華奢な尻を抱え込んで徹底的にクリトリスだけを攻めます。陰核茎部が明瞭に浮き上がっているからとても吸いやすいです。
 膣液の絡んだペニスは春菜の可憐な唇に任せています。一心不乱にカリ首を吸っているから、愛液が流れ出すまでには若干時間がかかるけれど、毎度必ず太い垂れが会陰に一筋流れます。
 そうなると、私はその粘液を親指に塗りたくって、それでアナルを揉みます。もうその頃には、春菜の口から頻繁によがり声が洩れます。
 その合間に陰裂からおびただしいほど液が流れてきます。私は更にクリトリスを持続的に刺激しながら、その粘液を会陰からアナルにかけて塗りつけ、塗りたくる動作で、その部分を刺激します。徹底的にマルチの愛撫を心がけます。
 春菜の愛液は大変粘りがあるから、塗り広げている私の指先までが気持ちいいです。塗り広げても、違和感のあるようなにおいは一切ありません。
 アナルに愛液が充分に絡むと、右手の親指をアナルに嵌めていたずらします。太い親指がとっても滑らかに往復します。唾液なんかとは雲泥の差の威力です。
「おい、親指の先で、ウンコの破片が確かめられるぜ。何だか堅くて尖っている。ウンコの先が」
「うわぁ、イヤだぁ」
 私の指先が小さなウンコの破片に遭遇したとたんに、そのいやらしさに感動して、ペニスがぎんぎんになりました。
「おい、また嵌めたくなった」
 そう声をかけて、再びファックです。
 クリトリス攻めで昂ぶったバギナが、今度は濡れてペニスをくるみます。温かみが増しています。
 抽送していると、春菜の親愛の気持ちを伝える表情がたまらないです。そういう時はキスがしたくなります。
 春菜のキスは、ベロを思いっ切り差し出して自由に吸わせてくれるし、また、私の口に対する吸いも良いし、互いに吸いを楽しみながら、2人がベロでチャンバラしているのがたまんないです。
「ねえ、僕のベロを吸って」
 春菜はしっかりと吸いついてくれます。そのすぼめた愛らしい唇全体を、私の唇が包み込んでいる感触が楽しいです。かすかな産毛を感じます。
 私は決して若くはないから、長く口をつけるのは避けるようにしているのですが、春菜とは長くキスをしたいといつも思います。腰を動かしながらキスをするというのが無上の幸せです。
「う〜ん、い〜」
 春菜の発声も実に結構です。その呼気を吸い込むと実に芳香です。
 射精気運が強くなったところでファックをやめ、また、69です。今度は私が春菜の上になりました。両膝で春菜の肩を挾むようにして、上から春菜の口の中にペニスを差し込む形です。
「おい、チン汁にマン汁が絡んで、おいしいやろう?」
「どっちの味だかわかんない!」
 春菜は両膝を両脇のほうに引きつけるようにして、まるでアナルを天井に突き上げるような格好です。私はその太腿を押さえるように抱え込み、眼前の可憐な肛門の放射状の襞を見つめながらクリトリスをねぶります。
 交わったばかりの互いの性器は、また、格別の味がするけれど、私はその淫らな味を愉しみ、春菜も、自分の膣液がついたペニスをぐいぐいと吸います。
 口が大変楽しい仕事をしていても、私の右手の中指と人差し指は遊んでいません。バギナの開口部からアナルまでをねちっこくさまよいます。部屋の明かりに晒されたアナルと会陰と膣口が格別の光景です。
 春菜は相舐めにとても協力的です。喘ぎよがりをしながら、私の充血の肉を舐めまわします。女はこうでなくてはと思います。
 今度は春菜に気をやらせねばなりません。私は程良いところでまた側臥の相舐めの体勢に変えました。
 2人とも右脇を下にして夢中になって激しく口淫行為を続けます。春菜が愛おしむように私のペニスを含み、私も毎度たまらない気持ちで割れ目の上部の盛り上がりを舐めます。
 何せソープの部屋だから、明かりがそんなにはっきりしていないのが残念です。でも、春菜が終始左足を上げて、股間を私の口に差し出しているのが、嬉しいです。
 そのうち、春菜は更に快感が増幅した気配がしてきます。そうなると、私はイカせるやり方に変えます。そのやり方は相手によって微妙に違うけれど、春菜の場合は、左手でクリトリスを剥き上げて、舌の面を軽く押し当ててこするのが効き目があります。
 右手の中指をバギナに差し込んで、Gスポット攻撃をしながら口を使うと、春菜にもやはり一番効き目があるのですが、今日は、その最強の方法は2度目のアクメにとっておくことにしました。中指の攻撃をしなくても、春菜が「イキそう!」と予告をしました。
 私はアナル攻めのような余分なことはやめて、クリトリスいじめに集中しました。
 春菜はもうペニスを口から放しました。仰向けになってしまい、卑猥な喘ぎ声を連発します。両膝の間隔が狭まります。イキそうになった頃には愛液の流出が一旦止まります。心も体もイクことに集中するのですね。
「あ〜、イク〜ぅ」
 いつもの通り、春菜は時間をかけずに気をやりました。ベトベトになった股間をピクピクさせながら、腰を浮かせて達しました。
「おい、チンコ、咥えて。咥えておれば、続けておまんφを攻めてもこそばゆいのが我慢できるからぁ。今日はまだまだだぞ」
 春菜がパックリ咥えたところで、私は優しくクリトリスの愛撫を開始しました。春菜の腰の動きでくすぐったいのをこらえているのがよく伝わります。
 私はおびただしい愛液をアナルに押し込み、アナルに指ファックです。中指がツルリと第二関節まで潜り込みます。
 そして、それに飽きると、今度は人差し指もバギナに入れ、Gスポットを掻きながらアナルに嵌めた中指を動かします。2つの指でつまむ薄い肉壁を揺り動かすのが楽しいです。これは女でしかできません。そのように指が遊んでいても、勿論口はクリトリスやら陰核茎部やらを捉えたままです。
 その日はいつもよりも早く再点火の気配がありました。そうなると、アナルに差し込んでいた中指もバギナに移し、口と2本の指で恥骨を挟むようにして、激しく攻撃します。
 クリトリスとGスポットの二ヶ所攻めで、春菜は再び見事に到達しました。
 私は直ちに春菜の股間に入り、また交わりました。例によって僅かな抽送です。そして、射精しそうになったところで体を離しました。
 春菜の陰部に休憩を与えねばなりません。私は春菜の横に出て、乳房を含みました。そして、乳首を指で弄いながらキスをしました。イッた後というのは、乳首をいじられるのでも普段よりも数十倍も気持ちいいのです。
 だから、春菜はよがり声を上げました。
 頃良いところで、右手を春菜の股間に伸ばし、中指をバギナに差し込み、手のひらで割れ目の上部を揉みながらGスポットを掻きました。
 キスをしていても、春菜は私の指技にうめきます。こよなく愛しく感じるひとときです。
「もう、勘弁してやろうか」
「うん……楽しかったぁ」
「僕も楽しい。最高だ」
「お風呂、入れようか」
「今日はまだいいよ。チンコとマンコ洗わずに、2度目のベッドをすることにしようよ。どれぐらいくさくなるものだか、確かめたい。いいだろ」
「うん。でも、湯は一応入れておきましょうよ」
 性器を洗わない提案をしたのは初めてです。同意することは確信していました。時計を見ると、プレイ開始から丁度30分の経過です。
「随分していたのに30分しか経っていないぜ。不思議なものだ」
 それだけ、春菜がイクのが早いということです。
 その日私はノートパソコンを持参していました。春菜は風呂の蛇口をゆるめると、PCのコードのセットを手伝いました。
(ネット接続用の)カードは?」
「あれはもう解約したぜ。使っていないのに基本料金が発生して馬鹿馬鹿しい。今日はネットではなくて、この前君が写真を見たいと言ったから、それで重たいカバンを持ってきたんだよ」
「まあ嬉しい。この前の写真ね」
「うん、写真を撮る時、『いつもはにっこり笑った顔ばかりで撮っていたけれど、今日は笑わずに、クールな顔ばかりの路線で撮ろうよ』と言って、そのように撮っただろ。その写真がなかなかいいんだよ。ノーブルな顔とか、春菜ちゃんのちょっとぐれた感じとか」
「へーぇ。見たいわぁ」
 PCを立ち上げると、持参のつまみを広げました。その日は天ぷらの詰め合わせです。
「今日は天ぷらにしたぜ。七時の対面で君が夕食後だから、寿司はやめにして豪勢な天ぷらだ。デパートの地下の天ぷらでなくて、天ぷら専門店の天ぷらだから、おいしいぜ〜」
「うぁ〜。たのしみ!」
「さっきは何を食べたの?」
「ごはんはちょっとだけ。サラダ中心よ」
 春菜は、私が寿司を持ってくると考えていたに違いありません。その日の訪問は事前にメールで知らせてありました。
 小さな皿に天つゆを入れました。春菜は私の使った箸もそのまま使うし、要するに、互いの唾液を吸い合う仲です。私の大好きな“唾垂らし”も受け入れて、真上から口の中に垂らした大粒の唾をゴクンと飲み干してくれる仲です。
 当然春菜は自前で私のためにブランデーを用意してくれます。そして、ビールで付きあいます。
 乾杯をして、天ぷらをつまみます。2人の姿はいつも丸裸。気が向いた時にいつでも陰部がさわれます。
 PCのほうは、春菜の裸像と下着姿、そして嵌め撮り写真のスライドショーです。勿論放尿写真もマン滓の激写もあります。両方ともラビアを指で開いて至近距離での激写です。
 春菜は5秒間隔で現れる自分のあられもない姿に、嬌声を上げて見とれていました。
「うーん、私、笑っていない顔のほうがいいわねえ」
「だろ〜う。君は狐系の美人でなくて狸系の美人だから、あんまり無理に笑わないほうがいい。笑うと、丸い目と前歯と丸い頬がやけに強調されてしまう。クールな顔にしていたほうが知的に見えるぜ」
「そうか〜。確かにそうねえ」
「店の写真撮影も、これからは笑わないのを撮れよ。笑っていない方が面長に見える」
「でも、写真撮影の時、笑ってください、とうるさいのよ」
「お客さんから『笑わない方が面長で知的に見えていい』と言われているの、と説明すればいいじゃないか」
「ねえ、狐系の女って、だれなのよ?」
「狸は、吉永小百合、沢口靖子、松たか子で、狐は、有馬稲子、夏木マリ、井森美幸ってなところかな」
「ふーん。で、私はタヌキ?」
「狸じゃないよ。狸系の美人。タヌ美人。そして、ヌタ美人。おまんφがヌタヌタになるから」
「ヌタ美人? ふふっ」
「この天ぷら、おいしいねえ」
「うん。ほんと、おいしい。ねえ、この中でどれが嫌い?」
「カボチャだな」
「じゃ、私、これ食べる」
「あれっ、車エビの頭の天ぷら、一つしかなかったぁ?」
「私、一つ、もう先に食べた〜」
「何だ、じゃあ、これ、俺食べよっ」
「おいしいねえ、エビの頭も」
「うん、エビの頭はチンコの頭よりもおいしい。……俺の持ってくるものは、いつもセンス、いいだろ?」
「うん」
「ちゃんとした天ぷらの専門店のものだからねえ」
「ほんと、おいしいわ〜。……うわーっ、この写真、すごい〜」
「M字開脚が満点で、割れ目がパックリ開いて、紅いところからおしっこが噴出しているねえ。このおしっこは透明でいいけれど、おまんφ、真っ黒!」
「ほんと、私の、くろ〜い」
「割れ目のまわり、小陰唇とかが薄茶色だと、内側はピンク色になるものだけれど、おまんφが真っ黒だと、割れ目の内側が紅い色になることが多いよ。ほんと、よく対応している」
「ふふっ」
 春菜は、私のチンポを指でつまんだままビールを飲んでいます。
 パソコンには私が撮ったソープ嬢とヘルス嬢の写真が入っています。これで女性器を論評しました。
「これだけたくさんの女が、濡れたおまんφの写真を撮らせてくれたから、不思議だ。もっと早くに始めていたら、もっとたくさんの女の写真が撮れたのに、と思うよ」
「こんなに何人も写真を撮らして貰えたなんて、ほんとうに貴方の人徳ねえ」
 裸の女の写真はまことに魅力的です。皆楽しんでモデルを務めているから、色香をまき散らしています。
 天ぷらは平らげました。話も弾み、残り時間は30分くらい。最後のベッドに誘いました。
 69からスタートです。既に激烈に即ベッドをして、お互いに洗っておりませんでした。
「おい、洗わずにずーっと放っておいても、マンコ、全然くさくなっていないねえ」
「こっちもよぉ」
「不思議なもんだぜ」
 おまんφやチンポがくさくなりやすいのは小便のせいだとよくわかります。
 期待に反しておまんφがくさくなかったけれど、何だか懐かしいような、鼻孔が愉しくなるような、芳香がありました。私は陰裂を開いて嗅ぎまわりました。
 春菜は69で快調に濡れました。よく濡れるだけでなく、刺激のし甲斐のある鋭敏なクリトリスと、これまた突出のはっきりしたラビアの持ち主で、本当によがらせる意欲の湧くおまんφです。
 私はオーラルと指との併用でしっかり攻めました。
 春菜も熱烈なフェラチオをし、時々金玉を舐めます。舐めるというよりは睾丸を口に含んで揉んでくれます。そこまで能動的に動きながらも、同時に、私の攻めに対してこらえきれない快感反応を見せます。これがたまらない素晴らしさです。
 私はブランデーのロックを飲んでかなり酔っているのに、快調に勃起しました。
 春菜のGスポットと思われるあたりは、中指の腹で探ると少しざらざらした感じがあります。そこを攻めながら厳しくクンニリングスをしていると、春菜は早々とイキました。
 このところ私は勃起不全の傾向から、フィニッシュは、数人の通い女の誰と対面しても、また、初対面の女でも口内射精によることがよくあって、その日も、ラストのベッドプレイを始める前には、「ゴックンドリンクを頼もうかな」などと言っていました。
 しかし、何となく気が変わって口で落ちることはやめて、交わることにしました。
 ところが、嵌めてちょっと動かしただけで、勃起の勢いがなくなりました。やりかけた行為を中断して「お口で抜いて」と頼むのは腹立たしいです。一応ペニスに僅かに芯が張っていたので、ちょっと春菜に協力して貰えれば勃ちがしっかりしてくれそうです。
 私は春菜に頼みました。
「オナニーして。本気で。ちゃんと」
 春菜は両膝を立てまま、右手でそよそよとクリトリスを揉みしだきました。左手で、ちゃんと割れ目を開いています。
 私はその脚の間に座ったまま、クレバスの赤らみと指の動きを見つめながら、カリ首をさすりました。
 春菜の指は長くはないけれど、太くもなく、若さが満ちています。その指がクリトリスを捉えてゆらゆらと揺れています。
 そのクリトリスに自分がなった気分で見ていると、ペニスはぐんぐん堅さが増し、完璧に復活しました。
 再び嵌めると、濡れそぼったバギナでも、ペニスの先に侵入感と突進感があります。この感覚がある時はどのように送り込んでもペニスの先に快感が響きます。
 私は正座の格好で両膝を開き、上体を立てたまま春菜の両膝に手を当てて勢いよく腰を動かしました。見下ろす春菜の上げる声の悩ましいこと。
 チンコの先にむず痒いような感覚が生まれたところで抽送を速めると、かなり素晴らしい射精感が得られました。私は春菜に抱きつき、体温を確かめながら、ペニスが縮んで外れるまで感動の睦言を述べていました。
 酔いと腰痛を少し感じながら、私は風呂に入りました。
「おしっこ、出そう」
 春菜が言いました。
 ベッドプレイを始める前に、春菜が私の常用のタバコを用意できなかった罰ゲームは互いのおしっこを飲むことに決めていました。だから、春菜は、私も出せるか?と顔で尋ねました。
「僕はまだおしっこが出そうにないなぁ。もう少し我慢しろよ」
 春菜も風呂に入りました。
 互いにヌラヌラの股間に手をさしのべて洗いあっこをしていると、また春菜が言いました。
「おしっこしたい。我慢できな〜い」
「じゃあ、風呂から出ろよ。でも、僕のほうはまだその気分ではないんだよねえ。出せるかなあ」
「どういうふうにするの?」
「君は風呂の縁に座ったらぁ」
 春菜は勢いよく放ちました。尿道口は、男が小便する時と違って、かなり開いています。
 私は正面から尿道口を見つめ、半分出たかなと思ったところで、口を開けて春菜の陰裂に寄せました。便器に放つ小便はいかにも汚水的ですが、風呂場で放つ小便は、まさしく塩分のある自然水です。
「しょっぱい! むちゃくちゃ塩辛い。そんなに黄色くなっていないのにこんな塩辛いしょんべんは初めてだ」
 春菜の小便はとても辛かったです。
「ショックで、俺も、おしっこが出せそう」
 私が立ち上がると、春菜が私の前でしゃがみました。そして、放水を口に含みました。
「しょっぱい!」
 春菜も同じことを言いました。
 手早く服を着て、パソコンをカバンにしまい、支払を済ませました。
 私は春菜に次の対面でマン滓をためておくように頼みました。割れ目の内側を2日間ほど洗わずに、アナルと性器の表面は一応洗っておくという注文です。極力くさみは追放し、恥垢だけ蓄積するということです。
 更に、淡い色目のショーツを穿いて、黄ばみをしっかり転写した上で、そのショーツの股の部分も撮りたいと頼みました。真っ赤や黒のショーツではよごれが映えません。
 春菜は、以前私が、少々汚れていたショーツのにおいを嗅いだ時、私の動作につきあって、私のパンツの内側に鼻に押し当ててくんくんしていました。その姿が無茶苦茶可愛かったです。
 それぐらい私のDOエロに協力的ですから、春菜はけったいな希望に嬉しそうと言っていいほど、極めて軽やかに応諾しました。
 私は、ヌード撮影やマン滓や放尿鑑賞とかにそれほどこだわっているわけではないけれど、極めてこっ恥ずかしいことを、女が恥ずかしそうにやってくれるという風情に昔から執着するのです。放尿にしたって、女王様気取りで、これを見なさい、てな調子でされたら、そんなに愉しくありません。
 私は次の対面を楽しみにして、部屋を出ました。
 私の口の中にはいつまでも春菜の小便の苦みが残っていました。その日の遊びの甘さを強調するような苦みでした。

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(千戸拾倍 著)
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