驚嘆の即々生セックス

 金津園で遊びだした最初から即々プレイをしている男はこれに感嘆する程度が低いと思うが、洗剤を使って股間をきちんと洗われた後エロプレイに入るのを長年してきたら、即々プレイというのは嬢の驚嘆すべき頑張りと思うだろう。
 私はいろんな初めて(1)に書いた通り昭和63年にヴィーナスのルナで即尺即ベッドのプレイを経験したけれど、その後長く初会でそんな過激な行為を楽しんだことが殆どなかった。
 私は必ずクンニリングスをするのでベッドプレイの前に女にはシャワーを使ってもらいたいから、生セックスのほうはともかくも、即尺即ベッドのほうはそんなに願ってはいなかった。
 だから、平成元年から10年まで即尺即ベッドという卑猥な行為のことをそんなに考えたことがなかった。
 平成10年になると私は勃ちの悪さからとにかく初会でも生でセックスすることを切望した。それで生路線の店に入ろうと決断した。
 生路線の艶グループの店ができたのはもう少し前のことだけれど
  1.遊興予算は1コマにつき4万円以内としていた。
  2.生を認める馴染みの嬢(由美)が、私の艶グループ遊興を嫌がった。

の2点から、その時まで艶グループの店に入っていなかった。
 平成10年の頃私はインターネットをしていなかった。情報源がないから艶グループの店の嬢の殆どが即尺をすることについて確証がなかった。生というのは嬢から聞いていたけれど、即尺のほうは“する嬢が多少はいる”程度だろうと思っていた。
 思い切ってトキハという店に突撃して、2年間で3人の嬢に入浴した。
 私は女性が本来的に男性よりも遥かに汚れに敏感だと思っていたので、即尺が本当にあるのかを懸念して、この3人の嬢に対面する前いずれもスタッフに即のプレイがあるのかを確認した。
 3人の最初が千春(仮名)で、この入浴であらためて即尺即ベッドという卑猥な行為に感じ入った。
 金津園のトキハは艶グループの店だ。艶を筆頭とする艶グループは全くの過激路線でやっていた。嬢にコンドームを使わずに性交させ、しかも即尺に即ベッドという、根性を据えた接客をさせていた。金津園に6万円を超える店がなかった頃に7万円の店を登場させたし、平成10年では6万円を超える超高級店を数店揃え、グループの店はどれも客の入りが良かった。
 私は4年前の平成6年に艶に入ってから以降グループの店にはどこにも入ってなかった。しかし、コンドームが大の苦手だから、平成10年に至ってとうとう生セックスOKの艶グループの店に行きたくなった。
 トキハはソープ情報誌の写真を見る限りハッとする美人がいない。でも、遊ぶのに8万円が必要な艶と比べれば軍資金が半分程度で済むし、その程度の料金でも、客のパンツを下ろすと女がすぐにペニスを咥えるという噂が本当なのか確かめたかった。
 洗っていないペニスは恥垢がついて、人によっては大変くさく、口に含めば異様な味がすることをソープ嬢はよく知っている。即尺を売り物にしている店にソープランド経験者はあまり入店したがらない。どれだけ収入に魅力があっても即尺だけは絶対にやりたくないという女が多い。私の馴染みのソープ嬢も皆、艶グループの店については吐き捨てるように言うぐらいだ。

 トキハのやけに手狭な待合室に入って候補者の写真から私は千春という女を選んだ。千春が太っておらず、まあまあの顔立ちで、入店して8ヶ月経っているのが決めた理由だった。
 千春は、小母さん顔の頬骨の飛び出しが目につく田舎娘がスパンコールの入ったロングドレスを着て、無理やり飾り立てている感じで現れた。覗く乳房が小さくて、ドレスの胸元に隙間が開いてブカブカなことも併せて何やら違和感に満ちていた。
 更に、私は部屋の作りの粗雑さに幻滅した。くつろぐスペースもベッドも狭くて、天井がやけに低い。照明がとても暗く、しかも白色光ではなくてピンクとブルーの通俗で不自然な色の光だ。カーペットも毛の短い粗末なもので、備品も古くさい。壁の色彩も暗い。
 いかにもゴキブリの巣窟、お化け屋敷、ノーセンスの感じがして、大金を払って遊ぶにしてはひどすぎる。いつもはトキハよりもはるかに内装のしっかりした店に入っていたから、私は千春の容貌にがっかりしたこともあって、部屋に入ったとたんにその日の遊びがひどくみすぼらしいものに思えた。
 でも、私は千春の所作を観察し、千春が部屋まで案内する際に歩きながら手を握って身体をすり寄せることといい、朗らかな語りかけといい、なかなか気立てが良さそうだと安心した。千春が私に馴染もうとしているのが見て取れた。
 私は千春の小母さん顔の印象と俗っぽい部屋への嫌悪感を抑えることにした。千春と早くうち解けることに心を砕き、冗談を言いながら服を脱いだ。千春の笑みを絶やさせないように気を使った。
 千春がどういうタイミングで全裸になるのか、どこで即尺をするのか、それに興味があった。愛想が良く、会話を楽しそうに続けても、裸になるのが遅い女はサービスが悪いことがある。だから、千春が素っ裸になるタイミングが気になる。即尺サービスなんて非人道的?なことが本当なのかとも思う。
 即尺は「即」なのだから、裸になったらすぐペニスを咥えなければ意味がない。フェラチオを始める前に、例えば、ウェットティッシュでペニスを拭うのかどうかが気になる。先にティッシュやおしぼりを当てれば、もうそれは即尺とは言えないし、いきなりペニスを口に含んでも、深い接触も強い吸引もせずにただ咥えただけのフェラチオであれば、形だけの即尺だ。
 千春がドレスを脱ぐと、躯はやせ気味の中性的なスタイルで、女らしいうねったラインがあまり明瞭ではなかった。写真の通り色白なのは嬉しい。
 部屋が暗かったので、私は千春がセミヌードになったところで明かりを上げさせて裸体を鑑賞した。
 部屋が狭いから千春はどこにいても私のすぐそばだ。目の前にポーンと飛び出したパンティ姿は、千春がバストだけでなく尻の張り出しも顕著でないから、股ぐらの布も後ろのふんどしのような細い布にもピチッと張った感じがなく、ゆとりがあって、むしろゆとりがありすぎて、子供が大人の女の格好をしている感があった。
 そう思うと何故か小母さん顔の印象が薄らいできた。
 私がパンツ1枚の姿になってベッドの端に腰掛けると、千春は赤で揃いのパンティにブラジャー、ガーターにロングストッキングの姿のまま私の正面から寄ってきた。両手を伸ばしてパンツを脱がせようとする構えだ。
 ストッキングにガーターとは古風な色気だが、私の両膝の間に膝立ちして微笑むのがなかなか愛らしい。貴方にサービスするのがとても愉しいですという顔に見えるから、よく教育されているなぁ、と感心した。
 千春は私のパンツを取ってたたむとそのままキスを仕掛けてきた。25の若い女が、51の口臭が気になる年寄りに思い切りのいいディープキスだ。ハッスルぶりがなかなか愉しい。
 パンツを下ろすのを手伝い、その後すぐに深い口づけをするという上出来の流れを見て、私は千春が即尺にかかるのだろうと想像した。
 私がすっぽんぽんで千春がショーツを穿いたままというのは趣味に合わないから、促して脱がせると、光沢のある2本のストラップの間に茂みがこんもりという景色が目に飛び込んだ。この娼婦っぽい裸姿をしばらく見ていないので随分エロチックに見えた。
 千春はブラジャーを外すと腰を下ろし、期待通り、既に力みかえっていたペニスをパックリ咥えた。それも、カリ首の溝に恥垢が付着していないかしっかり確かめることもなく、鈴口が先走り汁で濡れているのを気にかけずに、目を閉じたまま、深く含んで厚くしゃぶり始めた。
 私は前日の夜10時頃に風呂に入って以来だから、ペニスは多少の小便臭があるはずで、そのペニスをネットリ舐めるというのはやっぱりすごい。ペニスにガキッと快感が走った。
 馴染みのソープ嬢ならばともかくも初対面で即尺されたことが大昔に1度あっただけで、しかも、その時よりも唇と舌の絡み方が全くしっかりしているので私は気分が昂まり、何のためらいもなく素直に勃起したペニスが唇の摩擦の心地よさに痺れ、トロリと先走り汁を流した。
 部屋に入ったのは4月にしては温かい日の夜の7時だった。ペニスと睾丸には充分に体臭が絡んでいるに違いない。だから、千春が初対面の私に激烈な愛撫をすることがわかったところで無理なサービスをやめさせるべきだと思った。
 でも、カリ首をねぶり、唇でしごく快感がとにかく結構で、私は千春の乳首を摘んでいじりながら、ベッチョリと裏筋を舐められるのを楽しみながら、どう考えても初対面で即尺というのはものすごいと思っていた。
 千春は口内射精を勧誘しているのではないかと思うほど熱心に吸いしゃぶった。私は、程良いところで千春の顎に指を当て、ペニスから口を離させてキスを求めた。即尺した女の口にディープキスをしかける男はそれほど多くはいないと想像できる。だから、千春のキスの受け入れ方は即尺を始める前よりも更に熱烈だった。
 私は千春が差し出した舌をたっぷりと吸い、舌を絡ませた。
「あんた、いつもチン滓がついているかいないか確かめずに、パックリと咥えちゃうの?」
「ちゃんと確かめたわよ。貴方のはきれいだって!」
「へーぇ、そうかいな。確かに僕のちんちんはそんなに汚れていないと思うよ。でも、僕が部屋をできるだけ明るくして欲しいと言ったから、瞬間的に見ただけでもチン滓がないようだとわかったんであって、最初のようにあれだけ暗くしてあったら、絶対に清潔かどうかわからないぜ。そうだろう?」
「うん」
「すっごく度胸がいいんだねえ。この店に入る前にわざわざシャワーを浴びてくる男がそんなにいるとは思えないのに」
「……」
「君はウェットティッシュのようなものを置いているの?」
「置いてないです」
「あのね、部屋は明るくしておいて、もしちんちんが汚れていたら、堂々とウェットティッシュで拭けばいいと思うよ。滓だらけにして来る男が悪いんだから」
「本当にくさいちんちんの人、多いのよ。私たちがこういうサービスをするということを知っていて、それで白い滓をいっぱいつけたままの人っているの。たまらないわ」
 ペニスの溝に恥垢がついていないかと気にする男がそれほどいるはずがないから、即尺すれば、殆どの場合は滓を吸い取ることになるに違いない。私だって1日分の滓が貯まっていることだろう。
「大変だねえ、この店で働くのは。……即尺に感謝して、今度は僕が舐めて上げよう、君のおまんφを」
「えっ! それ、駄目なんです。私、ワセリンを塗っているから」
「ワセリンだってぇ?」
「ええ」
 ワセリンは即座にセックスするために必要な用意なのだろう。この女は全く濡れない体質なのかと思った。
「ワセリンというのは初めて聞いたなぁ。馬鹿たれが! そんなもの、次からはつけないでよ。僕は君にマン汁という天然物のローションを出させてあげるからさぁ。鰻も鯛も天然物が一番。絶対に君にマン汁を出させてやる。……じゃあ罰だ! もう少し尺八をして」
 私はベッドに寝そべって、しばらく千春のオーラルプレイを愉しんだ。
 フェラチオする時に潔癖なぐらいに陰毛を指で押さえる女がいるが、千春は毛を防ごうともせずに深くペニスを咥えた。仰向けだからしゃぶりやすくなって、カリの裏筋からくびれまでネットリと舌が這った。千春は最初眼を瞑って咥えていたけれど、テクニック評など話しかけてやると、私に視線を送るのが何とも猥褻だ。
 私は合体することにした。
 ベッドの横から顔を出してフェラチオしていた千春は「嵌めよう!」の声を聞くとすぐベッドに上がり、俯せになって尻を高く上げた。期待通りサックを取り出さなかった。
 しかし、千春が跳ねるような素早い動きで、膝をついたままベッドに俯せになり、腹を下げて尻を突き上げたのが何やらユーモラスだった。すっかり色気をうち消している。
 私の呼びかけで千春が後背位の体勢になったのは、その体位でしたがる男が多いからなのか、それとも千春がそれを好きなのか、わけが聞きたくなる。でも、本当のところは、惚れてもいない男に身をまかせるにはバックが一番無難な体位に違いない。
 バックで交わるのは女の顔と割れ目が見えないのであまり好まないけれど、千春がいかにも入れて下さいとねだっているようだから、仰向けになるように求めずに、そのまま指定の体位で嵌めることにした。
 尻の後ろに立って眺めると、千春はとてもきれいな尻たぶをしている。アナルのまわりにも、会陰にも、密度はそれほどではないけれど、長い毛が生えていた。まったく恥毛を処理していない。
 立ったまま腰を落として、千春の尻の正面に構え、ペニスの角度を90度下げた。
 人差し指と中指で扉を開けようとして、小陰唇の片側がワセリンで光っているのに一瞬気を取られた。その肉片の突き出しが豪快だ。とにかく開き甲斐としゃぶり甲斐のありそうな立派な飛び出しをしていて、しかも縦にも長い。素晴らしく豪快なラビアだ。
 これは珍品のおまんφだ!と見とれてペニスを下方へ押し進めた。
 千春の割れ目がかなり長くても、膣の奥は普通に締まっていて、ペニスの先に肉孔を押し開いて侵入する感触がしっかりとあった。ただ、ワセリンがヌラッとして気持ちが悪い。ペニスは3、4度抜き差ししたらワセリンまみれになり、抜いて眺めるとカリの溝から根元までところどころ妖しく銀色に光った。
 膣にワセリンを仕込むなんていうのはセックスの尊厳を台無しにする悪魔の所業に思えた。そこまでしなければならないというのがもの悲しい。ワセリンを塗った膣に嵌め込むのがどうにも即物的でうら寂しい。ペニスに妙に不自然な肌触りを感じる。ローションとはまるで違うしつこい粘り気があった。
 ペニスだけが動物的に勃起しているのが他人のペニスのような気分だ。
 心でため息をついて眺めると、白い尻がもっこりと突き出て、中央にきれいにすぼんだ尻の穴があり、そのまわりには黒々とした長い毛が渦巻いている。日常的に見る景色ではないから何やらおかしい。バックスタイルで交わるのは猥褻だとつくづく思う。
 私は再び陰裂の上端にペニスを埋め込んだ。尻の脇に手をついて、中腰になって斜め下方にペニスを送ると、色彩的にまるで金属棒みたいになって出入りしていた。
 千春は明瞭な喘ぎ声を出した。ピストンを始めたらすぐによがり声を出すから演技が見事だ。演技であろうが「ああん、ああん」のよがり声はいいものだ。虚飾でも相手の気に入るようにしようとする心を愛でたい。
 私は「今度は表!」と声をかけて躯を引き、千春に仰向けにならせた。千春が体勢を変え、両脚を上げて股を開き、その動きがまるで体操のように元気がいい。
(おいおい、ほんとうに気持ちが良かったのかい?)
 そんな疑問が湧くけれど、千春は、あっち向け、こっち向け、と指図されるのが嬉しいという雰囲気だから可愛い女だ。もう千春が不美人に見えなくなった。
 引き抜いたペニスはワセリンの薄膜が金属色の光沢をにぶく放ち、それはいつもよりも長く太くたくましく見えた。ピストン運動がワイルドな動きに思える。
 両膝を引いた千春の膣道に侵入させたとき、また千春は一際高く「あはん」と叫んだ。抱きついて腰を送ると抱き返す腕の力の入れ方がいい。まるで惚れ合ってセックスしているようだ。私はにんまりしてゆったりと腰を動かし、口づけを求めた。千春はまた深くキスを返した。
 私は千春が濃密なサービスをすることがわかったところで即ベッドのプレイを止めることにした。そこで射精してしまうと、後で勃たなくなって困る。
「僕は射精は1回でいいから、パコンパコンはこれぐらいにしておくよ」
 そう言うと、千春は最後まで完遂することをせがんだ。何故頑張って2度抜くことに挑戦しないのかとしきりに誘ったけれど、私は断固中断した。
「でも、驚いたぜ。ワセリンがついたおちんちんというのは銀色に光るんだねえ。……しかし、どうして君はおまんφにワセリンなんか塗るんだよ。コンドームなしで受け入れるんだから、フェラチオしておちんちんを濡らしておけば、そこまでしなくてもいいんじゃないの。ムードが壊れるし」
「私ね、もしワセリンを塗らなかったらあそこが痛くてたまらないの。狭かったでしょ。いつも痛くてたまらないの。切れちゃうこともしょっちゅうあるのよ」
「君のおまんφの孔は狭いとは思ったけれど、すぐ痛むほど狭すぎてもいないと思うぜ。それぐらいなら、潤滑油はいらないと思うけどねえ」
「それが、ほんとに普通のサイズのちんちんでも全く入らずに、お客に謝ったことだってあるのよ」
「ふーん、大変だねえ。でも、次に僕の予約が入ったらワセリンは塗らないでおいてよ。僕は、君がワセリンを塗らなくてもお湿りが出るようにしてやる。それに、僕はデカちんではないから大丈夫だろう。絶対にワセリンを塗っちゃダメだぜ。さあ、ワセリンをしっかり洗い落とせよ。たっぷり舐めてやるから」
 私はそれまでの千春の応対が気に入ったから、翌月も入浴しようと思ってそう注文した。

 千春は浴室の流しでイス洗いのプレイから始めようとした。イス洗いのプレイというのは、女が大股開きし、腰を落として躯をすり寄せる。女が蹲踞の格好をしたって美しくない。私も、椅子に座りっぱなしで女に一方的に愛撫されるのは面白くない。
 ベッドプレイの時間をたっぷり残しておきたいから、椅子でのローションプレイを断り、マットプレイだけさせることにした。
 千春のマットプレイのやり方は私の想像していた通りだった。
 殆どの客は即ベッドで射精するだろう。射精直後のマットプレイでペニスを完全勃起させる男が少ないから、千春は怒張したペニスを相手にマットプレイをすることがあまりない。
 だから、千春は足の指を1本1本舐めたり、ローションの粘りを駆使して互いの全身をすり合わせるというような普通の泡踊り、私に言わせればくだらない動作、そんなサービスを熱心にするけれども、勃ったペニスをペッティングして徹底的によがらせるテクニックが備わっていなかった。
 それに、千春はペニスが勃つとすぐに私の腰に跨って嵌め入れた。怒張したペニスを見たら嵌めるという習性は、ベッドプレイならともかくもマットプレイでは嬉しくない。ペニスを握らずに、背中や脹ら脛を毛だわしで撫でる程度の、そんな子供だましのプレイなら、やって貰わない方がいい。
 千春に私好みのねちっこいペッティングをさせたい。フェラチオは充分に力強くできるから、ローションを活用して私が身をよじるような厳しい手淫ができると良い。また、千春なら淫乱にカリ首をこね回すことができる筈だ。
 次に逢うなら、ペニスの手揉みを多用するマットプレイを仕込んでやろうと思った。
 マットプレイの後、しばらく千春と喋り合った。いろいろ尋ねて、好奇心を放散した。
 千春は金津園でトキハ以外の店に出たことはないと言った。去年の8月に入店した。出身地や前職やトキハでの客のつき具合などを尋ねると、口が重かった。私はいつも初対面ではそのような立ち入ったことを聞かないようにしているので、千春の濃厚なサービスに心安さを感じて無理な質問をした自分を叱った。
 トキハの女は、即尺、即ベッド、ノーサックのとんでもない過激な仕事をしているから、さぞや収入がいいだろうと思って尋ねると、よそよりも女の手取りの割合がむしろ低いようだ。
 ボーイ達の給料はよその店より良い、と言って千春が怒った。店の取り分が多いだけでなく、休みの日の数も少ないらしい。義憤を感じたけれど、客が入りが良いから、女達はそれほど不満を感じてないようだった。
 千春はとても愛想良く喋った。好感を抱いているようだと私は喜んだ。しばらく会話して、千春は言葉遣いが良くないけれど、性格が悪いのではなくて、育った環境がよろしくないのだろうと想像した。
 私は言葉遣いが上品で教養もあるお嬢様のような女がうんと猥褻なプレイをするのが一番好きだけれども、なかなかソープ嬢にそういうのがいないから、猥褻なことを存分にやって言葉遣いが悪い千春は次善の女だ。

 入浴時間が残り40分ぐらいになったところで千春をベッドに誘った。
 殆どの客はすぐ仰向けに寝てフェラチオを受ける。私も最初の即ベッドでは、ベッドに寝そべってフェラチオを愉しんでいたし、マットプレイでも千春の躯に手を出さなかったから、千春は同じようにフェラチオからベッドプレイが始まると考えていた。
 だから、千春に先に横になってくれと頼むと驚いた顔をした。
「おまんφをたっぷり舐めてやるから、ワセリンをきれいに落としてくれ、と言っただろう?」
 そう言うと、千春は微笑んでベッドに上がった。
「お尻はこっち!」
 千春にベッドを横切って寝させた。ベッドの角に尻を置いて仰向けになるのは初めてのようで、もじもじしながら従った。
 部屋は千春が暗くしたいというのを止めて明るいままにしてあった。千春はそんなに明るいところでまともに性器を露出するのが初めてで、眼を丸くして、私の言うがままにそのままMの字に膝を立てた。私はベッドサイドの床にタオルを敷いてどっかりと座っているから、千春は私の目の前で割れ目をご開帳することになる。
 陰裂はやけに陰毛が目立った。毛の密度はそれほどでもないけれど、1本1本がかなり長いから毛が濃いように見える。ちぢれずに単一のカーブの形をして、要するに相同形の曲がり方をしていて、細目で黒々としているのが特色だ。その毛が股の付け根からアナルのまわりまでも広い面積で生えていた。
「おい、おまんφの毛というのは、腋の毛を処理するように完全に除去せよと言わないけれど、もう少し美しく見えるようにしておくものだぜ。ソープで働く場合には」
 そう冷やかして2枚の扉を開いたら、間に細い粘液のブリッジが1本できた。
「何だ。もう濡れているじゃあないか。マン汁が糸を引いているぜ」
「自分でも濡れている感覚があるの。こんなの、初めてぇ。不思議だわぁ、何にもしていないのにー」
「女というのはねえ、男におまんφを見られるのが好きなんだ。だから、君もおまんφが濡れる。よし、たっぷり舐めてやるからな。ズドーンとイケよ!」
 何気なしにラビアを摘んだら根元に恥垢が付着していた。マットプレイとシャワー洗浄が済んだ後だからふやけていた。
 マットプレイの前にシャワーで股間を洗って、終わるとまたシャワーをかけて、風呂に入って、タオルで拭いて、しかも、私がその日3人目の客のようだ。それで、ベトッとマン滓がついているのだから、一体どこを洗っていたのかと不思議だ。
「おい、マン滓が残っているぞ。それも、なかなか広い面積だ。ふやけてぶよぶよしているぜ。……恥ずかしがることはないよ。小陰唇と大陰唇との間の溝になっているところ、それもクリトリスに近くて深いところに、皆恥垢を溜めているものなんだ。おしっこの出口やお尻の穴の近くは皆ちゃんと洗うから、その近所にマン滓はあんまりない。皆ここだよ。ここにつけている。……僕にチン滓のついたペニスを即尺するつらさを訴えておきながら、マン滓をべっとりさせているのは良くないぜ。社会正義に反する。おまんφのすべての溝に指先を届かせて、しっかり洗うのが女のたしなみだよ」
 恥垢を取ろうとして小陰唇を摘んで引っ張ると、板かまぼこの切ったのを2枚並べたように見事に並んだ。その肉片を開くと、割れ目の中だけでなくラビアの内側も妙になめらかでテカテカして、極めて卑猥な形をしている。外観はまるで腐敗したかまぼこだ。
 恥垢をすくって指を離すと、その2枚の扉が閉じ、それが曲がらないように立てておくと、見事にドーンと突き出ていて、それほど肉厚でないのに張りのあるしっかりした形をしていた。
 クリトリスがパチンコ玉ぐらいの大きさで包皮から覗いていて、包皮を後退させたら全体に霞がかかったように滓がついていた。そのまま扉も観音開きしたら、かすんだクリトリスに、テカっている広いラビアで、何とも猥褻な景観だ。
 多少ためらいながら小突起を咥えると恥垢の味が口の中に広がった。
 千春は私のクンニリングスに痺れた。大きなよがり声を上げ続けた。
 クリトリスをヌラーと舐め上げてもプチュッと吸い込んでも文字通り狂わんばかりのよがり声で、それは「えん、えん、えん」と言っているように聞こえる。しかも、割れ目と会陰がズルズルのヌラヌラになった。
(おいおい、どうなっているの? この女は!)
 私は豊富な愛液にひたすら感嘆し、クリトリスを舌で撫でて吸い続けた。肉豆を弄いながら、指でアナルの窄まりや陰裂の中の滑らかな肉面を圧迫したり撫でたりした。初対面で膣に指ピストンをすることはあまりしないけれども、千春が最上のローション液を流すので、とうとう中指1本をバギナの奥まで差し入れてしまった。
 中をほじくるように動かすと、千春が「えん、えん、あはん、あはん」とよがる。千春にはGスポットがあるのかなと指先で探りながらクンニリングスをすると、一段とよがり方が激しくなる。
 初めて会ったのだから、そんなに喘ぎ声を出されると何だか妙な気分になった。それで、アナルに指を挿入してみようと思った。初対面ではそんなことをなるべくしないようにしているけれども、千春には意欲が湧いた。
 人差し指でアナルの皺を揉んでも千春が嫌がらないから、クリトリスに当てた舌の動きを強めながら、指先を少しだけアナルに入れた。千春が私の手を払わないので指を押し進めてゆっくり前後に動かした。強く締められるけれど、粘り気の強いラブジュースをなすりつけてあるから、そんなにきしまずに動かすことができる。
 千春のよがり声は弱まったけれど、なくなったわけでもない。膣にも中指を差し入れて、腹の側をこするようにした。膣壁を刺激すると、また、よがり声が高まり、ヌラーッと汁が流れてきた。
 私はクンニリングスをしながら、膣とアナルにダブルピストンを続けた。すると、千春はヒィヒィ喘いで胸を反らせ、よがり汁の滴を私の右手の肘のあたりまで飛ばした。
 それほど時間をかけずに千春は昇天した。気をやったことがわからずにクリトリスを吸い続けたから、千春は上体がのけぞって、両手を震わせていた。実に麗しい眺めだ。

 クンニリングスの時間は10分から15分ぐらいだろう。深い快感反応にペッティングも愉しくでき、千春をイカせることができた。私は満足して合体した。
 すると、千春の応じ方に驚いた。とにかく千春は足と手を総動員して私の身体にしがみつき、喘ぎ方が凄まじい。あまりに豪快なので、半分演技が入っているのではないかと疑いながら大腰を送った。
「おい、店でイッたことはあんまりないんだろう?」
 腰を止めて訊いた。
「うん」
「ここまでしっかりとおまんφを舐められたことはないだろうねえ?」
「うん。こんなに舐められたことは一度もなーい」
「気持ちよさそうだったなぁ」
「うん。むちゃくちゃ気持ちよかったぁ!」
「お尻の穴に指を入れさせるなんて、いつもよくしているの?」
「ううん。そんなこと、初めてぇ。いつもは手をぴしゃりと叩いている」
「お尻の穴に指を入れたら、気持ち良かった?」
「ううん、別に。何だか、邪魔な、変な感じ」
 私を見つめる千春の顔が小母さん顔に見えなくなった。それどころかとても魅力的な若い女に変わっていた。
 千春が陰阜をグイグイ押しつけるので、抽送がしにくいぐらいだった。普段は早漏気味の私のペニスが、どういうわけか信じられないほど長持ちした。
 抽送を続けて腰がつらくなり、そろそろ射精したくなったから、千春とキスをすることにした。私はキスをすると、感極まって射精起動がかかった。
 千春は私の唇も舌も貪るように吸った。吸っているのに合間合間に唇を離して喘ぐから、よほど気持ち良いに違いない。この乱れ方は演技の喘ぎではないと確信した。
 確かに、エロビデオでピストン運動をしている男が女にキスをすると、それまでやかましいぐらいによがり声をあげていた女がネットリとムーディにキスをして、ついさっき狂わんばかり顔で喘いでいたのはどういうことなの?と思う。
「イクぞ! イクーぅ!」
 私は建物に鳴り響くような声を上げて射精した。
 暑いのですぐ身体を離したら、千春が私の股ぐらにダイビングするように飛び込んできた。
 一体何か?と驚いたら、ヌラヌラのペニスを吸いしゃぶって掃除するサービスだ。縮みかけたペニスを強めにフェラチオするのがとてもこそばゆくて気持ち良い。残っていた粘液を尿道から吸い取られるのがわかる。
 ソープでこのサービスをされたのは5人目、うち初対面でされたのは3人目で、私はトキハの指導が徹底していることに驚いた。
 マットプレイもベッドの抱擁も一通り終わって、千春の仕事ぶりが充分わかった。更に、千春は初対面で私に相当の好感を抱いたようだと手応えを感じた。
「君は、発射したばかりのちんちんをチュウチュウ吸ってくれたけれど、そんなすごいサービスを誰にでもしているの?」
「ううん。この人なら、して上げよう、と思った人だけぇ!」
「そうなの。ありがとう。むちゃくちゃ気持ちよかったよ」
「こそべったくていいでしょ?」
「うん。全身にこそばゆさがピーンと走って、君を足でけ飛ばしてしまうのではないかと思ったぜ」
「うふふっ」
「しかし、君のおまんφはベトベトのヌラヌラだったぜ。あれでワセリンがいるとは信じられないねえ」
「でも、ないと、痛くてしょうがないの。塗っていても、乾いてしまって、とても痛いことがあるのよ」
「へーぇ、大変だねえ。ほんとうかいな」
「切れることはしょっちゅうよ」
「気の毒に。……君は、本指名は月25本ぐらいかな?」
「どうしてそんなことわかるの? 何でもお見通しなのねぇ」
「長年遊んでいるから、僕はそういうことには勘が働くんだ」
 千春が素っ裸のまま髪を直しながら、業界に入ったときの想い出話を始めた。
 大阪より西の育ちで、最初は金津園ではないどこかの店に出たということはベッドプレイの前に聞いており、今度は、初めて客をとった日の惨めな気持ちを熱っぽく語った。
 千春は、セックスは好きだけれど、お金と引き替えに不特定多数の男とするのは絶対に嫌だ、でも、背に腹は代えられない、そう思ってソープ店に入った。
 最初の客がとっても酷い奴で、横柄で乱暴で、クリトリスをかきむしり、我慢のできない奴だった。
(もう、これはお金じゃない! こんなことは絶対に嫌だ。いくらお金を貰うにしたって、ここまで自分を落とさなくてもいいだろう。どんなにつらいことがあろうと、嫌だという気持ちは抑えて風俗で働こうと決心していたけれど、これではあまりにひどすぎる、情けない!)
 そう千春は思った。
 それで、店長の胸にすがり、「もう私は嫌だ! 絶対にイヤ!」と叫んで大泣きした。
 店長が、とにかく今日1日辛抱してみないかとなだめるから、不承不承従った。それから後2人の客につき、もううんざりだったけれど、逃げ出すわけにはいかないので我慢して働いた。
 その男達が普通のおとなしい客で、最初の男よりはうんと紳士に思えて、それで千春は安心した。
「もし客の順序が逆だったら、絶対にその日に店をやめていたと、私、思うわ。それで、幸か不幸かソープランドの仕事が今日まで続いているの」
 梳る手をとめて千春が呟き、ニコッと笑った。
 初対面でこの手の話を聞いたことはあまりなかった。
 出身地を明確に言わないのはマットプレイの後の会話と同じだけれども、初めて客をとった日のつらい気持ちを感情も露わに訴えたのが意外だった。
 千春が何故このうち開け話をしたのかを考えると、どうも、風俗初体験の日に、私のような、無茶をしなくて優しくて、セックスの上手い客につけたら、その女はとても幸せだ、と言いたかったようだ。
 イカせる前とイカせた後では女の態度がかなり違うというのは何度も経験していた。そのことに慣れてしまって、千春がそうであっても、以前のように心を震わせて感動することがなくなった。それが私は残念だった。
 でも、千春は、本人も驚くほどずぶ濡れになり、私のユニークな会話の進め方やクンニリングスのテクニックやセックスの誘導の仕方にすっかり感心して親しむ気持ちになったから、風俗初体験の日の心の動きを思い出してしみじみと語ったのだ。
 千春がそこまでうち解けたことがやっぱり嬉しかった。

 翌月の5月にまた千春に逢った。
(ワセリンを塗るなと言っておいたのを千春が守っているだろうか? 多分忘れているだろう)
 私は、トキハでは女が自分の予約の状況を記録帳で確かめられることを知らなかった。
 嬉しそうに私を迎えた千春は部屋に入るなり千春が朗らかな顔で言った。
「今日はワセリンを塗ってないわよ」
 尋ねもしないのににっこり微笑んで言った言葉に私の心が一瞬にして熱くなった。ソープ遊びをしていると再訪を嬉しがられた時がとても楽しい。千春に裏を返したのは正解だと思った。
「男は皆ソープランドで20歳ぐらいの女と遊びたがるけれど、女も25ぐらいにならないと心が大人にならないし、ムーディに相手をすることもできないから、千春ぐらいの歳の女が一番いいね」
 私は千春の女の魅力にすっかりノックアウトで胸をはずませて予約した、と照れた顔で千春に訴え、服を脱ぎ始めた。
「即尺はすごいサービスだけれど、女にパンツを脱がせて貰うというのは、僕はお尻の癖が悪いことがあるから恥ずかしいもんだねえ」
「私、いつも客のパンツを脱がす時は内側を見ないようにしているわ。もしパンツがうんこで汚れていたらフェラする気がなくなるから」
 千春がパンツを受け取りながらにこにこして言うのがおかしかった。
 ドングリ眼が垂れていて、鼻先も丸く、頬骨の辺りがふっくらしているのが目立ち、それほど美人ではないけれど、眼が大きくて、肌が白いのがいい、とあらためて思う。
 千春はまたガーターにストッキングの姿だった。どうやら客をとる時はいつもガーターをつけているらしい。前回は赤の色で揃えていたが、今度は薄いベージュで揃えて、この色の方が似合った。
 私は女の下着の値段をよく知らないけれど、レース地のものをセットで揃えて、着古した感じもしないから、商売の道具にけちなことはしていないようだと思った。
 千春はセミヌードになると、前回と同様私にすり寄って熱い接吻をした。背の低い私に対して、腰を落とし、顔が私の顔の下に来るようにして、少し顔を上げて口づけを受け入れた。そんなキスの仕方が女らしくてなかなか心憎い。
 千春は私とまともに口を吸い合った。互いに撫でるように舌先を打ち合わせて戯れ、合間に下唇や上唇を唇で交互に挾み合ったりした。だから、千春のキスは情感があり、心のこもったねっとりとした触感があった。唇を合わせている時間がやけに長かった。
 千春は、私が舌を強く吸うと、精一杯舌を伸ばした。でも、私が千春の口内に舌を深く突き出すと、応える吸引が今一つ弱い。自分の舌を絡み合わせて応答するという程度の動きなので、そのことだけはちょっぴり面白くなかった。
「僕のべろをしっかり吸いしゃぶって!」
 そう千春に言ってやろうかと思ったが、それよりも、早くペニスを咥えられたい。とにかく即尺が楽しいのだ。私から要求するのもどうかと思うから、唇を離して腰を下ろすと、ブラジャーのホックに指をかけた。
 どう見てもBカップぐらいだけれど、3ヶ所あるホックの一番輪が広がるところで止めてあった。日本女性の胸回りと乳房の出っ張り方の平均的な相関関係に対して、千春の乳房が小さいということがよくわかった。私はデカパイに憧れてはいないから、それでも気にはならない。
 ブラジャーが外れると、千春は俯いて背を見せていた上体を起こした。私はベッドに座っているから、膝立ちした千春の額が私の顎の辺りにあった。
 千春が膝立ちのまま器用にパンティを脱ぎ、私は乳首を指で弄った。
 乳房は小ぶりで、乳曇も小さくて色が薄いけれど、乳首だけが異様に大きい。乳首とラビアはサイズが相関関係にあるのだろうか。26歳の授乳未経験の乳首とは考えられないほど豪快な形をしている。軽いタッチで微妙に弄っても、勃つような反応はなかった。
 千春が顔を下げて、私のペニスをカッポリと唇で挾んだ。それが楽しみでまた千春に逢ったのだ。
 即尺は、時には小便くさい陰茎を口に含むだけに、おずおずとした優しいものになるのが普通だろう。でも、千春はがっちり穂先を咥えて舌を鈴口に強く這わせ、舌の動かし方がいい。一発で充血を誘い出してくれる。
 2度目の即尺で、カリ首への舌のまつわりようを観察して千春のフェラが結構だとつくづく思った。この結構なフェラが即尺で繰り出されるから本当に素晴らしい。
 千春がワセリンを仕込んでいないから、少しは準備がいるだろうと思った。即尺を愉しんだ後、かがみ込んで乳首を吸いながら、クリトリスに当てた中指を柔らかく震わせた。
 割れ目がローションか愛液でベトベトになっている時にペッティングしており、指でクリトリスをこすったり強く揉んだりするようなことは絶対にしなかった。愛撫はなるべく舌や唇でしていた。だから、クリトリスに指を伸ばしても極めて優しい動きに終始した。
 割れ目の内側を探ったら湿り気があった。
(これなら、クンニリングスをしなくてもいいぜ)
 すぐにペニスを挿入しようと思った。
 千春をベッドに寝させて陰裂を覗くと、ちょっとペッティングをしただけなのに粘り汁がたっぷり出ていた。だから、ペニスがツルンという感じで入った。その感触は、狭いところへ潤滑油の助けを借りて無理に押し入ったような感覚だった。
 ペニスがツルンと入る時にカリ首に響く感触が何ともたまらない。女も、ペニスが押し入る時に入り口で感じる抵抗感が何とも良い、とよく言う。
「逢ったばっかりなのに本気汁が出ているじゃあないか」
「どうしてだろう? いつもはまるで乾いているのよ」
 恥ずかしいのだか、とぼけた顔で言う。
「いつもはワセリンを塗らなかったら絶対に痛い、塗っていてもすぐ乾いて痛くなる、と言っておいて、俺の場合は痛くないということなら、俺のちんちんが小さいということじゃあないかねえ?」
「ちがう! いつもはカラカラなの。だから痛いの」
「ちがう!」の声が声高だった。
 私はそのまま正上位で抽送した。逢ってすぐペニスをバギナに嵌め込むというのはあまりしたことがないからどうも妙な気分がするけれど、ペニスはビンビンだ。
 千春は仰向けだから、乳房のふくらみが殆ど消えてしまっている。上体に女の曲線美が乏しくても、ペニスを受け入れて、こたえられないという顔がいい。
 私はベッドから下りて床に立ち、千春の腰をベッドの端に寄せて交わる体位に変えた。女がVの字に突き上げた両足首を持って立位で大腰を送るのは、ぱっくりペニスを咥えた合体部分から女の顔までがよく見え、深い抽送ができて、好みの体位だ。
 腰を千春の股間に叩きつけると、よがり声が悩ましい。本気汁がとめどもなく流れ出し、カリ首にこすれ感がなくなってきた。ペニスに見事なまでに濃厚な粘液が絡まった。
「ネチャネチャだぜ。クンニリングスもせずにドッキングして、こんなに濡れるのなら、ワセリンなんか使う必要がないだろう? お前の話は絶対に信じられない」
「いつもは全然濡れないのよ。だから私、最初に嵌める時はいつも入り口が痛いわ。ワセリンは絶対にいる!」
「本当かい。信じられないぜ。でも、たとえ最初は痛くても、ちんちんがつるんと入ってしまってパコパコ動かされていれば、すぐに濡れるんだろう?」
「絶対にそんなことはないの! いつもはちんちんを動かされれば動かされるほど、悲しいぐらいに湿り気がなくなっていくの。孔の中がひび割れているんじゃないかと思うことだってあるのよ」
「動かされれば動かされるほど、悲しいぐらいに湿り気がなくなって、孔の中がひび割れるのでは、本当に気の毒だねえ。それで、どうして僕の時は、ちょっとおまんφをさわられただけで濡れて、ズコンズコンとピストンされると濃厚なお汁がちんちんに絡みつくんだい?」
「だって、××さんは他の人と雰囲気が違うんだものー」
 千春は私を受け入れたまま可愛いことを言った。
 私は千春を俯せにして、股を目一杯広げさせ、アナルが丸出しのバックスタイルで挑んだ。腰の位置を高くしてペニスを下方へ送るのと、腰を低く構えてペニスを水平に動かすのと2つの抽送をした。
 日頃後背位をしたがらないのに千春には別だ。千春の尻は白くて見事に瑞々しい肌をしている。
 千春は顔を枕の上で横向きにしているから、柔らかくて大きな2つの丸みが上に突き上げられている。そこに手を置いて腰を送ると、千春が頻繁によがり声を出す。私は完璧に欲情した。
 千春の膣は、初会の時、指2本でも濡れそぼっておればスムースにピストンできた。ゆるいのかと思ったけれど、「ワセリンの助けがないと、いつも痛い思いがするばかり」と言うぐらいだから、ペニスを差し込むとカリ首に吸いつくような包み具合がとっても良い。
 特に、奥の方まで同じ直径で続いているような感触で、末広がりではない。だから、バギナが奥までカリ首にネットリと絡みついて、最高級の肉孔だと讃辞を送りたくなる。
 ラビアも見事に飛び出ていて、それが粘りのあるマン汁で光り、そこに長めのマン毛がペッタリとついて、もう限りなく卑猥に見えた。
 それで、千春のわめくようなよがり声が響くと、射精を我慢するというのはとても難しい。でも、私は最後のベッドで射精するというのが主義だから、「接して漏らさず」でやめた。
 ペニスを抜くと、千春のうっとりした顔が何とも魅力的で、しかも、「だって、××さんは他の人と雰囲気が違うんだものー」の言葉の余韻が脳味噌に響いた。
 千春を仰向けにさせて、熱い心でクリトリスにしゃぶりついた。抽送の直後だからいい匂いがする。
 千春はすぐに愛液でシーツを濡らした。それを見て、即ベッドで千春を早々とイカせてやろうと思った。
 濡れそぼった股ぐらに吸いついて、大きめの肉豆をピンポイント爆撃した。千春は吠えるようによがり、しばらくして気をやった。ずぶぬれになっても愛液に粘り気が強いからシーツの湿った面積が存外に狭かった。

 初会のマットプレイで千春が平凡な泡踊りをしたから、千春に不合格の判定をすると、千春は次の入浴の時にマットプレイのやり方を教えて欲しいと言った。
 その日、私は即ベッドの汗を風呂で流すと、約束通りマットプレイでローションの威力を活用したペニスのこすり方を教えた。
 千春は歓んでやっていたが、カリ首はクリトリスと同様に繊細な柔肌であるという先入観をどうにもぬぐい去れないところがあり、指の動きに厳しさといやらしさが足りなかった。フェラチオが上手なほどにはペニスの手淫が上達しそうになかった。
 指使いが下手でも、千春のようにフェラチオが深くてねちっこく、特に長い時間フェラチオを続けることをさほど苦にしないのならば、私がセックスプレイを愉しむのに全く不都合はない。
 だから、初会の時、次は千春にペニスのこすり方を教えてやらねば、という意気込んだ気持ちが霧散してしまった。マットプレイを早めに切り上げてブランデーを飲むことにした。
 私がグラスを手にしていると、千春は口数が少なかった。甘えるような顔をして寄り添い、ベッドを誘っているような気配があった。
 2度目のベッドプレイで、千春にまたたっぷりとクンニリングスをした。
 千春は、初対面の時の即ベッドで、前戯なしでインサートして、ピストン運動しているだけでかなり濡れた。明らかにワセリン以外の潤滑油があった。
 その日の千春はクンニリングスでベトベトに濡れて、糸引くような粘っこい愛液を流した。
 私はラブジュースをアナルになすりつけてそこにも指ピストンして遊んだ。中指がリズミカルにアナルを往復して、指まで勃起するんじゃないかと思うぐらいだった。
「君のようにラブジュースが濃厚な女には会ったことがないぜ。もう、ドロドロ。君の体質がかなりセックス好きであることは間違いないし、ワセリンが必需品であるとは、やっぱり絶対に信じられないねえ」
「だって、いつもは、カラカラなのよ。信じて!」
「じゃあ、今はどうしてベトベトなの?」
「××さんが上手だからぁ」
 千春の股ぐらに、何とも言えないほど発酵した女の匂いが充満していた。
 その匂いを胸一杯吸い込んで、クリトリスを根元からしゃぶりながら、力強く突き出ている2枚の扉の間で右手の中指を前進後退させた。同時に、人差し指はアナルに第二関節まで埋没させてもぞもぞと動かした。
 中指をバギナに入れたままアナルに人差し指を差し込むために右の手首をひねり続けていると、とてもつらいけれど、バギナからぐちゅぐちゅと音が出て、温かくて、何やら生臭くて、卑猥この上ない。
 薬指までの3本の指の股に粘りの強い愛液の膜が張った。スキーに行って、吹雪の中でティッシュを出すのが面倒で手鼻をかみ、鼻汁だらけになった手のようだ。
 ベトベトの指2本でバギナやアナルを交互にほじりながら、クリトリスの皮を引き上げ、徹底的にクリトリスを舌で弄った。
 千春は即ベッドで既にアクメに達しているから、私は千春のよがり声を愉しむだけで、イクまで徹底して攻めようとは思っていなかった。1人の客で2度もイケば、疲れすぎて次の客で仕事にならない女もいるからだ。
 その代わり、私は千春のフェラチオを愉しむことにした。
 ペニスの先走り汁を吸い込むのがいやで、舐める動作だけのフェラチオはつまらないけれど、亢奮した千春のフェラチオは吸い込みが強くて、表情に愛撫を愉しんでいる雰囲気があり、とても素晴らしい。
 フェラチオを受けているだけでは唇が暇だから、私もクンニリングスを愉しむことにした。千春と横寝の69の体勢になり、しばらく吸い合った。イカせるつもりの時に、私は女が自分の快感に集中できない69をしないようにしている。
 69を上手くできる女はそんなに多くはいない。クリトリスを男に舐めさせながら、自分もペニスやら睾丸やらをしゃぶるのを長い時間熱烈に続けるのはなかなか気合いと熱意がいる。
 69が下手な女はフェラチオすることに一生懸命で、割れ目を男の口に押しつけることがうまくできなかったり、自分が快感に浸ってしまってすぐに口の動きがとまったりとか、動物的な動作に嫌悪感や激しい羞恥心を抱いていたりするものだ。
 千春は片足を上げ続け、私の腰を抱え込んで見事な69をした。快感を愉しみ、相手に快感を与えることを悦び、ペニスを口に含んだまま洩らすよがり声が良い。私にとっては最高のセックスプレイだ。
 長い刺激で千春の股ぐらは濃厚な匂いが漂っていた。
 オーラル行為を愉しんだ後の交合は最初の即ベッドと同じように3つの体位でかかり、射精をできるだけ長引かせた。狭いベッドで組んずほぐれつの絡みが大鏡に映るのを見て亢奮した。
 抽送されて千春が洩らす声はまさしく絶品だった。私はとろけるように射精した。

 6月も心をはやらせて千春に対面した。
 千春と初会の時、私は遊興のポイントを千春のエクスタシーに置いていた。千春に気をやらすことができるかどうかが最大のテーマだった。
 2度目の5月は、互いに一方的に愛撫していた初会のベッドプレイと趣向を変えて、千春が69を上手くできるか、熱烈に相互愛撫をするかどうかがメインテーマと思って入浴した。
 3度目の入浴では、私は千春に2度気をやらすことをテーマにしようと思った。
 4月は即ベッドの後の2度目のベッドで、5月には最初の即ベッドで千春に気をやらせていた。あれだけ見事な快感反応を返すなら、私もイカせることが愉しいから、今度は、即ベッドと2度目のベッドの両方でアクメを味わって貰おうと考えた。
 千春はアクメの後に続けて愛撫しても耐えられないことはなさそうだし、連続のエクスタシーがつらいような身体とは思えなかった。
 私の次に予約が入っているかと訊き、客が連続していないとわかったから、私はにやけた顔で言った。
「おい、今日は2回イカないかい? 2回もイクなんてことは滅多にないだろう。どうだい?」
 千春が助平そうな顔で同意した。
 私はいつものように即尺を愉しんでから、千春をベッドの端に寝かせてクリトリスに舌を這わせた。ワセリンを塗っていないのは私の予約だとわかっているからで、千春は既に春情を燃やしていたに違いない。
 2回のアクメに挑戦させるから、1回目はじらさずに早めに気をやらせたい。私は千春が一番よがる責め方を見つけだしてそれに集中した。
 思惑通り千春はあまり時間をかけずにオーガズムに舞った。千春の割れ目はワセリンを塗ったのと同様、あきれるほどヌラヌラになった。
 私はペニスをこすりながらベッドに上がった。しかし、千春をイカせることに熱中しすぎて、少し勃起が足りなかった。千春にフェラチオを頼むと、千春が飛びつくようにペニスを咥えた。
 肉棒が張ったところでじゅくじゅくの肉孔に嵌め入れた。
 合体して射精せずに終えた後は会話で結構時間が過ぎていた。私はもう一度千春に気をやらせたいから、ベッドプレイには充分な時間が欲しい。それで、マット遊びは省略し、一緒に風呂に入って湯の中で互いに相手の股ぐらを洗って戯れた。
 しばらくブランデーをロックで飲んで談笑してから、最初のベッドプレイと全く同じ格好でクンニリングスを始めた。私は千春がもう1度イクと確信していた。
 千春は愉しそうで、会話にのりがよく、それだけでなく、ベッドの端の股ぐらに唇を寄せると、何やら熱くて欲情しているのが伝わった。私が冷たいアルコールを口にした後だから、クリトリスへ舌を当てる最初の一撃が冷やっこくて大声を出した。
「うわーっ、冷やっこい! でも、気持ちいーい!」
 床にあぐら座りをして、クリトリスを舐めて揉み、はたいて吸った。秘肉の充血を確かめ、ラブジュースを味わい、女体のふるえを感じ取るのが、私は愉しくてならない。
 千春は両脚をMの字に引き続けたまま喘ぎっぱなしの状態になった。気をやりたい気持ちが伝わるから、強めのクンニリングスを根気よく続けた。
 2度目だから時間がかかったけれど、千春は歓喜のよがり声を上げてアクメに到達した。
 狙い通りに千春を2度落として、私は嬉しくてならない。潤沢なよがり汁を指ですくって、クリトリスを揉みながらディープキスをすると、千春の吸い込み返すのが激しい。
「おい、俺のちんちんもヌラヌラになっているぜ。どんな味がするのか、しゃぶってみてよ」
 千春が愉しそうに私の腰を引き寄せ、先走りでべとべとのペニスを掴んだ。その顔つきは恋人ムードが漂っていて、私の気持ちはますます昂まった。
 そのまま熱烈な69になり、割れ目をいじりながら千春が唇でペニスをしごく感触を味わった。
 抽送は、互いに眼を見つめながらじっくりと行った。
 ピストン運動を受けている女は眼を閉じることが多いけれど、千春は恍惚の表情で私を見つめるから嬉しい。腰の送り方をいろいろ工夫したくなる。突く角度や速度、それに移動距離、千春の足の上げ方、これをいろいろ変えて具合を試し、千春の反応を確かめるのが愉しい。
 私のようにひよわな躯でも、下半身だけがたくましく変身した気分になる。
 最後は千春と胸を合わせ、千春の両足首を肩に寄せるきつい格好にさせて、上向きになったクリトリスにペニスの根元を叩きつけるように腰を送った。ネチョッネチョッと音がして、まといつく肉孔から痺れるような快感が走る。
 たまらず射精すると、まるでブラックホールへ吸い込まれるように鋭い恍惚が飛散した。
 私にしてはやけに長い抽送が続いた。気をやって、そのまま上体を起こし、千春が膝を立てたままの股のところで、私は正座の格好で、息を立て直すべく喘いでいた。
 すると、千春の言うことが面白かった。
「あー、ものすごく気持ちよかったわ。何年もエッチをしているけれど、こんなに濡れたのは初めてだわよ。今まで男の人に『君はよく濡れるね』と言われたこともあったけれど、その濡れ方はこのヌラヌラとはまるで桁が違うの。貴方は、エッチというものは男と女が両方気持ちよくなるべきだと思っていらっしゃって、しかも上手にエッチをして、ちんちんを嵌めるときは必ず貴方が上になって、自分でリードするのがいいわ。自分でリードしていくつもの体位をする人って、案外に少ないのよ。男のひとは自分が下になっておまかせスタイルの人が本当に多いの。皆、マグロなのよ。それで、上になってする人は早漏が少ないし、下になってする人にはどういうわけか早漏の男が多いわ。上になってする人は、下になってする人よりも包茎の人が少ないの。貴方は上になってするから、自分でセックスも女もコントロールしたい人で、私もそういうセックスの方が好きだわ」
 千春は淫らに股を開いて、割れ目から精液を垂らしたまま、昂揚した顔で一気に喋った。
(おやおや、随分真剣に長ゼリフを言うなぁ)
 そう思ったら、千春は跳ね起きてそのまま腰を屈めて私の股ぐらに顔を寄せた。マン汁と精液とでべっとり濡れて、白濁したよだれを垂らしながら縮みかけているペニスをカポッカポッと吸った。
「気持ちいい?」
「もっと吸って!」
 私は両目の焦点の位置を違えたまま叫んだ。

 今(平成24年)大衆店や中級店でも即々のプレイする嬢はいる。しかし、昔はそんなサービスは全く考えられなかった。そんな頃から金津園に来ているから、私には初会の即々が驚嘆のプレイになる。
 そういう感動がない遊び人はある意味気の毒だ。
 千春に会う前、私は親しい嬢に即尺をさせたことは何人かである。でも、私は人によっては性器の汚さが激しいことがあるとよく知っているから、初対面でこれができるというのは信じられないような気持だった。
 女が発揮するどんな過激な性技・親密的な性戲も初会ではハードルがしっかり高くなる。それを崩していくのが女遊びの面白さだと思っているから、即々や後吸いが必須というのはどうも頷けない面がある。
 まあしかし、苦労してゴムなしに持ち込むのではなく、最初からゴムなしというのが本当にありがたかった。

『金津園遊びの実録』  『初会の金津園遊び』  トップページへ戻る
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