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高身長女に嵌め通い1

 私は高身長の女を抱くのが昔から憧れだ。女にベッドを横切るように寝させて、天井にVの字に突き上げた長い足を太腿のところでガキッと抱えて、立位でパコパコするのが楽しくてならない。しかし、165pを超える背丈のソープ嬢がなかなかいなかった。
 私が平成12年までにファックした165cm以上の嬢を順に並べると
  168p──昭和59年 ロイヤルヴィトンのセリーヌ(金津園遊び初期の想い出
  171p──昭和60年 ラ・カルチェのニーナ(初めて惚れて通った女
  165p──昭和63年 ヴィーナスの玲子(驚嘆のマットプレイ
  171p──平成?年 英國屋の篠ひろ子
  167p──平成6年 恵里亜のシオリ
  174p──平成7年 恵里亜のアキナ

の6人だ。(貴公子の桃──昭和62年──が165pあったかもしれない)
 165pを超えると私からはかなり大きな女になる。でかい女とファックするのは自分の低身長コンプレックスの解消手段であったが、とにかく背が高い女は見栄えが良いのが結構だ。それに、気っぷが良い。おおらかでほのぼのする。
 170cm台の嬢で初めて通ったのはニーナで、昭和60年から平成元年まで通った。
 170cm台の高身長女に嵌め通いの2人目が勃起不全からの脱出に登場するミサ(仮名)だ。
 ミサとは長いつきあいで、平成12年10月にヘルスの店で初めて会い、その後ミサは私の勧めで金津園の中級店に移って、私は平成20年まで通った。
 私は長身の女とセックスをすることに意欲を燃やした。女が長身であればプロポーションが良くなる。それに、背の高い女は性格がコセコセしていない。
 そんな背丈の女は皆私に同じことをぼやいた。背が高すぎて客に敬遠されるから困ると言う。ちっとも敬遠しない私はめずらしいらしい。男は皆自分よりも小柄な女を抱きたがるから、ソープの女は 背丈が170p前後もあると宣伝文に身長を載せないことが多い。
 私は自分よりでかい女を拒絶していたら、エッチができる女がとても少なくなる。それに、でかい女をよがらせるのがとにかく愉しい。長い足が開脚しているその中心部を、ラブジュースでベトベトにさせるのは何と小気味のいいことかと思う。

 名古屋池下のヘルス店で行きつけのレディースリゾートにめずらしくフリーで入り、アルバムで選んだ女がミサだ。
 ミサは身長が172pと店で一番の長身で、顔も面長だから気になっていた。年齢が24歳で、子供っぽいのよりはいい。身長170pの女とキスや69をするのは、私には何だか異常性愛のような趣もあって、助平さがヒートアップする。
 久し振りののっぽ女は一体どんな感じなのだろうと興味津々だったが、一方では、まるで愉しめない遊びに終わる不安も大いにあった。今まで風俗遊びをして、長身の女が小男の私に全く興が乗らなくて冷たい態度をしたのを何度か経験していたから、ミサがいい加減な応対をしないかと心配した。
 ミサに対面すると、顔が見上げるようなところにあった。でも、ミサがすぐさま身体を寄せ、くだけた態度で言葉をかけて、腕に手をかけたから、私は安心した。
 ミサは私のジョークに心安く応じ、「今の、とっても受けたわよ」などと笑顔で返した。
 部屋に私物が置いてあるから、個室待機かと聞くと、頷いた。ミサは応答が素直で、気さくな性格だとわかったから、控え室に入らないのを不思議に思った。
 顔は大柄な女によくある大人びた風貌をしていた。可愛らしくはないけれど、ケチをつけたくなる不細工さはない。胸は存外控え目で、私はこのほうが好きだ。ウエストが括れて良いプロポーションなのに、猫背にしているのがもったいない。女はそれだけ長身だとどうしても猫背になるようだ。
 ミサがユニフォームを脱ぎ終え、私がミサのパンティを脱がせようとしたら、腰を突きだして協力した。大抵のことは応じそうな性格だから、私はミサがキスを拒むことはないだろうと予想した。
 パンティは脱がせられなかった。あまりにもぴっちりしすぎて、無理に引っ張れば薄手の生地を傷めそうな気がして、下ろすのを遠慮した。そんなにきついパンティは初めてだ。
 要するに、ミサはすぐに裸になった。服を着たままでしばらく会話をする態度でないのがいい。何やかやと朗らかに喋りながら私の下着もきちんとたたんだ。
 私が全裸になると、ミサはすぐにシャワールームに入った。それほど待たせることなく私を呼ぶから、何もかもてきぱきしている。
 ミサの素肌は若々しくて、目につくふすべも傷痕も不自然な凸凹もない。恥毛もおとなしく生えている。決して色白ではないが、もうそこまでは贅沢を言えない。
 股間の洗い方がなかなか手慣れていた。カリの溝から尻たぶの奥の微妙なところまでしっかり指を這わせる。もちろん金的の皺もがっちりこすり洗いした。
 狭いシャワールームの中で接近して立つと、ミサのへそも顔も私よりもはるかに高い。へその高さの差と顔の高さの差が同じくらいということは、足の長さだけに差があるのだから、さすがにめげる。
 洗い終わると、ミサがローション液をこしらえた。
「ローションをする?と聞かずに、いきなりローション液をつくるのはめずらしいねえ」
 そう言うと、ミサが感心な答を返した。
「そんなふうにお客さんに聞くと、ローションプレイをするのをできることなら避けたいと思っているみたいでしょ」
 ミサは盥を持って私の胸から股間まで粘液を塗りつけた。終えると、盥を差しだして「私にも塗って」と求めた。もうたくさんのヘルス嬢と対面しているけれど、そういうふうに求められたのは初めてだ。
(こいつ、なかなかやるわい、この女は人気が出るぞ)
 私はそう思いながらローション液を乳房に塗り、股ぐらにも塗った。塗りつけ作業に協力する身体の寄せ方、開き方は、風俗遊びになれすぎた私でも充分に気をそそられるムードがあった。
 塗り終わったところで、ミサがどういうふうにローションプレイをするのかと思っていたら、先に唇を寄せてきたから驚いた。初対面でシャワールームの中で女の方からキスをしかけるのが、とてもいい根性だ。
 そのキスがなかなか濃厚だった。私は、でかいミサと唇を合わせるために顔を上に向けねばならない寂しさを追いやって、夢中で舌を吸った。深く肉塊を捕らえると、ミサがヘビースモーカーだとわかった。
 ミサはディープキスをしながらペニスを握って揉んだ。これには私は煽られた。とにかく能動的にキスをし、そのキスがディープで、しかも、キスをしながら右手でペニスの先を愛撫する女は、ソープでもヘルスでもそれほどたくさんはいない。この放胆さ、猥褻さがとても嬉しい。
 そして、特筆すべきは、私より18cmも長身だから、何だか私が蹂躙されているみたいで、壮烈に非日常的かつ卑猥だ。私は風俗稼業には審査が大変厳しいが、ミサは花丸印を認めうる基準に達している。
 これは愉しい女に出会ったぞとほくそ笑みながら、ローションでヌラヌラになった割れ目を指で探った。ラビアは大きすぎず小さすぎずの感触だ。
 私はミサのなかなか手なれた手淫を愉しんだ後、素股プレイを誘われた。
 立ったまま素股をすると、2人とも自然に立っていても、ミサの足が長いからペニスが水平にミサの股ぐらに潜り込んだ。ミサの閉ざした股ぐらの中心部に向かって腰を前後すると、カリ首の背がちょうど良い具合にこすれた。私としてはいささか情けないが、気持ちいいことには変わりがない。
 シャワールームの中での相互愛撫が終わると、私はブランデーのロックを所望した。
 初対面だからいきなりベッドプレイはしにくい。住所だとか家族構成だとかではなくて、差し障りがなくて助平ぽい会話のネタを考えた。
 アルバムの自己紹介に全身舐めが特技と書いてあった。
「アルバムに全身舐めが特技と書いてあったけれど、僕はそれよりもへその下だけを重点的に攻められるのが好きだぜ。乳首なんぞは全然感じない」
 ミサが微笑んだ。
 ミサはシャワールームで私のアナルをしっかり洗った。
「君は僕のお尻をきちんと洗ったから、アナル舐めもするんだろう?」と聞くと頷いた。
 入店が2ヶ月前だと言った。歳が24になっているから、風俗稼業は一体何年しているのかと尋ねると、2年あまりと答えた。前の店をやめたわけを聞きたかったけれど、その質問は抑えた。
 正面から眺めると、陰毛が密生繁茂の生え方をしてない。ローションプレイで割れ目をさわったときも、大陰唇がそれほど毛もじゃではなかった。
「毛を処理しているのか?」と聞くと、殆ど自然のままらしい。角度のついた水着を着るときに、はみ毛を処理すると説明した。
 そろそろベッドプレイを始めることにした。
 私は、ミサにベッドの端まで腰を寄せるように求めた。ミサをベッドの向きと直角に寝させると、さすがに長身だから狭いベッドでは完全に首から頭が壁につかえる。私は枕のクッションをとってミサの肩の下に敷き、首が楽になるようにしてやった。
 私がそういう心遣いをすると、チンピラ女でない限り、皆私に愉しそうに笑顔を向ける。ミサも例外ではなかった。
 私は床に膝をついてクンニリングスするから床にバスタオルを敷いた。「膝が痛くなるからね」と声をかけての私の動作を、ミサは、こりゃ本格的だぞ!という感嘆の表情で眺めたようだ。
 ミサはベッドに仰向けになると両膝を引きつけた。部屋の明かりを最大にして、ためらいもなく割れ目もアナルも丸見えの恥ずかしい格好をした。クンニリングスされることに大層なれているように思った。私の臨戦体勢の準備に心打たれて、思わず知らずその気になり、ガーッと開帳したのかもしれない。
 愛撫して女の性反応を愉しむためには、女に、さあやってちょうだいよという奔放さがあったほうがいいけれど、初対面の時ぐらいは、少しは恥ずかしそうなふりをすればいいのに、とさすがに思った。
 性器がもろに浮き出るMの字開脚の格好はこれまで大勢の女にさせている。長身のミサが両膝を躯に引き寄せると、そのたたんだ足の大きさがやっぱり豪快だ。長身の割には割れ目が短い。小陰唇もそれほどのさばっておらず、あまり特徴のない外性器とも言える。
 クリトリスは完全に隠れていた。大陰唇の恥毛の生え方が控え目でアナルの着色が薄い。そして、尻の大きさがあまり感じられなかった。それほど骨盤がでかくない。
 私はミサの上げた脚を支え持ちながら、舌先でクリトリスを優しくはたき始めた。20秒ぐらいで割れ目が濡れてきたのを下唇と下顎で感じた。舌で割れ目の中を探ると、充分潤っていても性器臭がなかった。
 ミサは吐息を深くして、完全に私の愛撫に身をまかせた。私が快感を呼び起こそうと熱烈に愛撫するのに応えて、私の腕を手でさするようにしているのがいい。ラブ行為で女はどうするべきかよくわかっている。
 私はひたすら唇と舌でクリトリスを揉んだ。ミサはそれほど奔放に喘ぎはしないけれど、吐息が明瞭だから、私はミサがこのまま気をやる可能性があると踏んだ。
 途中で愛液をアナルになすりつけて指を挿入しようとしたら、ミサは「痛いからダメ」と拒んだ。「恥ずかしいからからイヤ」とか「そこはダメよ」とか「おなかの調子がよくないからダメ」と言われたことはあるけれど、「痛いからダメ」という拒み方は初耳だ。再度聞くと、本当に痛いらしい。
 ミサの愛液は粘りがあるけれど、あまり濁っておらず、量はシーツに大きなシミをつくるほどではない。しかし、違和感のある味が全くない。やや甘くて、おいしいと言っていいくらいだ。
 陰核包皮を剥き上げると丸みが姿を現した。そんなに大きくないクリトリスで、舌先で強めにはたくと、悲鳴を上げて躯をよじるほどの鋭敏さはなかった。
 熱烈なディープキスをしても、バギナに指を入れられるのは嫌がる女もいるから、ミサは、アナルで拒んだのと同様に指ファックも拒むかもしれないと思った。
 たっぷりクンニリングスしたところで、中指で膣口のまわりを撫でてみた。指入れを予告するような動きを見せてもミサに特に身構えるような様子がないから、中指を入れ込んだ。ミサはそれを受け入れた。バギナの中は凹凸がそれほどなかった。まるでベテランのソープ嬢のように膣道がすべすべしていた。
 指ピストンにミサは目立った反応がなかった。指攻めはそれほど快感を生まないのかと残念に思いながら、指送りの角度と速度とこね回し方を検討した。
 私が指ピストンに夢中になってクリトリスへの愛撫が疎かになると、ミサは「クリちゃんも舐めて」と求めた。はっきりした性格だ。
 そんなことを初対面の私に言うぐらいだから、私はミサをイカせたいと念じ、バギナの中をこね回しながら、長い時間クンニリングスを続けた。イカせるのは無理かなと少々あきらめの気持ちが出てきた頃、熱烈に攻めた甲斐があって、ミサが喘ぐ仕草を見せるようになった。やはり指ピストンが利いていたようだ。
 私はミサをイカせたい一心だから、クリトリスから唇を離してよがる顔を覗き込むこともしなかった。
 突然ミサが「イキそう!」と訴えた。私は指ピストンをやめて、2本の指でクリトリスのまわりの皮膚を引き上げ、小肉塊を強く揉み舐めした。
 ミサは、開いた股の間隔を狭め、上体をそらすようにして気をやった。私はなおも鋭敏なところを舐め続けた。ミサが「くすぐったい!」と叫んでも、強引に刺激した。
 初対面の身長170p台の女をイカせたのがとても嬉しい。私はベッドに上がってミサを抱きよせ、キスをした。ミサはなかなかムーディな応え方をした。
 今度は私が受け身になる番だ。でも、攻められっぱなしは面白くないから、69を誘った。背丈に違いがあるときは、互いに横寝して相舐めをするのがいい。その格好の69をミサはうまくこなした。足をたたんでしっかり股を開いた。互いに側臥して相舐めした経験がありそうだ。
 ミサが気をやった直後だから、私はクリトリスからラビアに優しく唇を這わせた。それでもミサはくすぐったがった。ただ、フェラチオを始めたらしっかり咥えてこすりたてたから、その頃にはくすぐったいのが緩和されたようだ。
 ミサのこそばゆい感覚がなくなると、私は厳しくクンニリングスをした。ミサは次第に快感が昂まり、またイキそうな気配があった。その証拠にいつの間にかペニスを咥えなくなった。代わりにペニスを握る指にも力が入らない。
 しかし、残り時間も少ないので、ミサが気持ちいいのにつき合っていたら私がイケなくなってしまう。私は69をやめてベッドに仰向けになり、ミサが私の愛撫に専念できるようにしようと思った。
 クンニリングスに熱中しすぎてすっかり勃起がおさまったペニスを、ミサは愉しそうに口に含んだ。
 萎えたものをグイグイとしゃぶられて、それはすぐに怒張した。唇で圧迫したまま首を大きく振るという男が一番イキやすいフェラチオが続いたから、私はすぐに射精するのかと思った。
 しかし、ミサはカリの皮膚が一段と張ったところで、口からペニスを外した。強めのフェラチオはほんの挨拶程度で、お預けとばかりにペニスの周辺を舐め始めた。それからミサは私をイカせずにとことん愉しませるやり方を長々と続けた。玉袋も舐め、予想通りアナルも舐めた。私は眼鏡をかけてミサの熱烈な愛撫を眺めた。
 とてもサービス精神が旺盛だけれど、そのやり方では私は発射ができそうもない。だから、時間切れで終わるのを心配していると、ミサは再び肝心のペニス攻撃にかかった。
 なかなか熱烈な口唇愛撫だった。とにかくミサは、カリの底面に舌の中ほどを強く押し当て、横方向に撫で続けた。とても具合のいい摩擦だった。
 それでも、最初にミサがした首振りの激しいフェラチオよりはペニスの芯が疼かず、私はやっぱりイケそうもないから、時間もないのにミサが何故厳しい前後運動のフェラチオをしないのか怪訝だった。ミサは、イカせずに私をよがらせているのか、早くイッてくれればいいのにと思いながらこのやり方で咥えているのか、一体どちらなんだろう? そう疑問が踊った。
 イケそうもなくても、私は快感を満喫した。この横揉みのフェラチオが続いて、イクぎりぎりの昂まりに登りっぱなしになって、最後に、激しい前後の首振りでどっと射精したいと願った。ミサが時間を気にせずに目一杯のサービスをしているのなら、素晴らしい一時だと思った。
 ようやくミサの口が前後の動きになった。圧迫を強めたリズミカルな往復にイケそうな気運が現れ、遂に噴出の時が来た。
 私は腰の前面の肌が裏返るような快感で、ミサに頬ばられたまま果てた。
「精液の量は少なかっただろう?」
 そう聞くと、ミサはティッシュに出し終えてから「多かったわよ」と答えた。
 身体を流してから服を着終えた時、時間が15分ぐらい超過していた。
 シャワールームに入ったとき、ミサに時間超過を私に意識させなかった気持ちを質したら、徹底的にサービスしたかったという趣旨の答を返した。
 嬉しい気持ちなので私が派手に悦ぶと、ミサは、前の店よりもこの店の方が時間にうるさくないのが良いと言った。前にいたJJクラブは接客の間の時間が3分しかとれなくて、あまりにも忙しいから嫌になったと説明した。
 個室待機にしているのがどうにも不思議だから、わけを尋ねた。
 とにかく、仲間に気を遣いたくないということで、JJクラブははやりすぎて、皆が連続で客につき、まるで個室待機と同じだから、それほど女同士が仲良くなるようなことがなかったと言う。
 ミサは、男を愉しませてあげたいという心があり、しかも、20、22歳の小娘ではないから、言葉遣いがまともだ。風俗稼業をしているわりには話す内容がしっかりしていた。私の愛撫はまともに受け続け、能動的なサービスも立派なレベルだ。
 これは通う価値がある。何せ170cm超えが気をそそるから、これでアナル愛撫を許してくれたなら、最高だぜ。私はそうほくそ笑んだ。

 1週間後、私はミサに裏を返した。
 ミサに会うと、私の顔を見たとたんににっこり微笑んで私の腕に手をかけた。その笑顔は、あきらかに心底嬉しいという気持ちが浮かんだものだ。
 部屋に入り、すぐに服を脱いだ。それが私のいつものやり方だ。ミサはそれに戸惑いも見せずに手早く私の衣服をかたづけた。
 ミサが絞りのネクタイに目をとめたので、「これは正絹の手絞りだから、ものはいいんだぜ」と言うと、手にとって眺めた。
「手絞りのネクタイは良いけれど、僕のちんちんは手絞りは嫌だぜ。口絞りがいい」
 そう言うと、ミサが笑った。
 ミサのその日の仕事始めが私だった。未洗浄のおまんφならば是非味がするのを舐めたい。その気持ちを訴えると、ミサは協力する答を返した。
 私もペニスを未洗浄のままでしゃぶられたいと申し出ると、ミサが、「即ベッドは前の店でもしていたから、いいわよ」と微笑んだ。
 私は大いに驚いた。ミサが「即ベッド」というソープで使う言葉を口にしたことも、洗っていないペニスを咥えることに応じたのも、とにかくびっくりした。
 シャワールームに入らずにそのまま相舐めをするのは大好きだけれど、ヘルスの僅か2度目の対面で即尺を受けられるのが信じられない。リゾートで即フェラをする女なんて、私がしつけた女以外では殆どいないはずだ。
 ミサは「JJクラブではイメージコースがあったから、即ベッドをしていたわよ」と言い、ヘルスで稼ぐ女が即ベッドをしないのを不思議がるような言い方をした。
 私は、ヘルスで稼ぐ女が即ベッドをしないのをミサが不思議がるのが怪訝だし、イメージコースが即ベッドを前提にしているというのも初耳だ。どう考えたって即尺はすごいプレイだと思っていた。
 イメージプレイは通常のヘルスより料金が高いのは何故だろうと疑問があったけれど、その値段差に即尺のサービスが含まれているのは信じられない。私はイメージヘルスで遊んだことがなかった。
 ミサは初会よりも濡れた。しかし、どういうわけかイカせることができなかった。前回では気をやらせただけに私は失望して亢奮が少し退いてしまった。
 それで、意地悪がしたい気分になって、即尺が許されたことから冗談半分にアナル舐めを求めた。ペニスが未洗浄ならアナルだって未洗浄だ。
 ミサが、これまた私の求めに応じたから驚いた。膝を引いた私の股間に顔を潜らせて、尻たぶの窪みにねっとりと舌を這わせた。
 既にクンニリングスをした時間は長かった。その後アナルをねぶらせ、次には69をして、その後は、ミサのフェラチオを受けた。しかし、私のペニスは何故かなかなか点火しなかった。
 そのうちに、かなり強めのフェラチオで怒張がしっかりしてきた。でも、何故かガッと昂まらなかった。だから、なかなかイケなかった。勃起するのに時間がかかったときは、勃起したとたんに射精するのが私の体質だけれど、そのときは妙に時間がかかった。
 ようやく射精ができたあと、ミサは私をしばらくのんびりさせてくれた。ミサもかなり疲れた顔していた。終了を告げる合図が何度も鳴った。

 その2週間後にミサに会った。
 私の顔を見たとたんにこぼれるような笑顔を見せるのが嬉しい。
 私はミサが大層気に入ったから、初対面のことをすぐさま文章にした。それを前回ミサに渡したが、その初会の60分を記した日記調の文章がミサに大層受けた。綿密に書いてあるのを盛んに感心していた。
 ご挨拶のフェラチオを求めると、ミサがパックリとペニスを咥えた。私は仕事帰りに店に入るのだから、ペニスにはたっぷり小便の残滓が残って、塩辛いに決まっている。その味がするものをしゃぶらせるのが親密さを確認できて、とっても愉しいから、親しくなった女で応じそうな性格の場合は必ず即尺をおねだりしている。
 これまで、頼んで拒まれたことがない。即尺が初の行為でも、女が受けてくれるかどうか私はかなり洞察力がついた。
 しかし、どう考えても即尺はすごい行為だから、ミサが前回即尺に応じたのが一過性のサービスではないと確かめることができて、私は嬉しかった。
 その日はミサをベッドにうつぶせに寝させて、裸の後ろ姿を鑑賞することから始めた。躯を伸ばして寝ると、長身だからベッドの端から端まである。170cm超えというのは見事に長い。
 ミサは微笑んで私の観賞を受け入れた。背が高すぎると、躯の造形にひずみが出やすいけれど、ミサはきれいな曲線をしている。尻がでかすぎないからいい。肌の色がやや浅黒いのが残念だ。
 尻たぶに顎を突っ込んで、アナルや会陰を舐めながら指でクリトリスを刺激すると、ミサの反応が良い。
 でも、私はミサが前日まで生理休暇だから、前回同様に気をやらせることができないかと心配していた。ミサが今回もイカないと、私はがっかりして、次に指名する意欲が薄れるに違いない。
 仰向きにさせてクンニリングスをすると、ミサが喘ぎ声を出すのが前回よりも早かった。指ピストンも加えると、ミサはそれほど時間をかけなくてもイッた。それもかなり深くイッたようで、表情がすっかり崩れていた。前回イカせられなかったのが不思議だ。
 よく濡れていたので、途中で、指3本の挿入をしようとしたけれど、ミサが痛がったから止めた。
 ミサは、生理直前のほうがイキにくいと言った。敏感すぎてかえってだめなのだ。生理後はむしろエッチを待ち望む気持ちになって昂まりやすいそうだ。
 イカせてくれる常連客は私の他に1人いる。その男は口も使うけれど指攻めをすることが多い。
 その男の指攻めが上手でも、イケるときはいいけれど、イケないときはとってもバギナがつらくなるだろう?と聞くと、ミサが頷いた。
 私は、即ベッドでミサをイカせて、しかも、その後、更に舐めてくすぐったがらせて、ミサが悶える感触に大層満足した。だから、ミサと69をすると、ペニスの勃起がよかった。また、ミサのしゃぶり方も熱烈で、快感が激しく続いた。ラブジュースにまみれた割れ目がとても美味だ。
 私は69で素晴らしい射精感を味わった。放ち終えた後、また、ミサが強く吸ってくれて、これがとても良かった。
 前回ミサが語った、JJクラブのイメージプレイは即ベッドが当たり前というのが意外な話だった。本当なのかと疑問に思ったから、ミサに尋ねた。
 すると、イメージプレイは、女がシャワールームに入らずにアイマスクなどをつけ、男の希望するコスチュームを着てベッドに寝て待ち、男は先にシャワーを浴びてから、女の衣服に手を突っ込んで愉しむという遊びなのだ。
 だから、即クンニリングスがあっても即尺はない。これをミサが即ベッドと表現したから私は驚いたのだ。男が未洗浄の状態でベッドプレイをするのでない限り、決して即ベッドではないだろう。
 即尺したことのない女にそれをさせるのが趣味だから、即尺のような過激なプレイが当たり前になっているなら、即尺させる楽しみが薄れてしまう。私は安心した。
 やはり、2度目の対面でミサに即尺をさせたのはとても嬉しいとあらためて思った。

 ミサと初めて遊んだのは平成12年10月だ。その頃リゾートで私が通っていた女が上がった。
 私は代わりの女を求めていたし、ミサのようにでかい女の両脚を引きつけさせて、下腹の深い横じわと尻の丸みの大きさに感嘆しながら股ぐらを愛撫するのが、とっても愉しいから、10月以降ほぼ月2回のペースでミサと遊ぶようになった。
 ヘルスの女に常連の客として通う以上は、私としても秘めた目的がある。女の性格を観察して、その狙いを達成することが期待薄なら、私は通い続けることはない。2、3度の対面で撤退するはずだ。
 狙いとは、未洗浄のペニスをしゃぶらせること、ファックをすること、アナルファックをすること、小便をさせること、裸体画像を撮ること、端的な言い方をすればこの5つだけれど、即尺については拍子抜けするぐらいにあっさりとOKになった。
 ミサが即尺のようなすごいことを僅か2回目の対面で許すなら、もし残りの4つの狙いが果たせないとしても、ミサには通い続けたいと思った。だから、即尺以外の願望を口に出すのはかえって慎重になった。
 何故なら、口に出して断られたら、互いに大変気まずい思いをする。私は口に出してノーを喰らったら、とっても自尊心が傷つく性格だ。とにかく申し出はどんなことでも成功率 100%がいい。たとえは変だが、綸言汗のごとしだ。
 私は岐阜の金津園に定着して通う女をいつも用意してある。手軽な名古屋にも、ヘルスであっても逢いたい女を置いておきたい。その女が私をはるか上から見おろす長身であるなら、とっても面白いと思った。
 私は、残りの願望のうち、一番成就しやすいのはデジカメ撮影ではないかと考えた。
 10月、11月、12月に2回ずつミサに逢った。その6度目の年末の対面の時に、エッチ納めにミサを選んだことを告げたら、ミサが喜んだ。その顔を見て、ミサに思い切って撮影の可否を尋ねた。
 私は、ミサが多分頷くだろうと予想していたが、さすがに一つ返事の了解ではなかった。尋ねたとたんに困った顔をしたので、その困却顔の歪みを深めたなら撤回しようと一瞬考えた。
 ところが、次に出た言葉は「人に見せないでね」だった。
 私は1月にはデジカメを持ってミサに逢い、顔を隠したミサの全身裸像や陰部の写真を撮った。浮き浮きとはしゃいだ撮影ぶりにミサも面白がったように見えた。
 その日から11月までの約1年間で、私はミサに多分15回以上会っているが、そのうち9回デジカメを持参して卑猥な写真を撮った。
 私は、顔を撮るのは急がずに、主に性器のどアップ写真を撮った。ミサがフェラチオしているところを撮ると、ミサは前髪やら顔の角度の付け方で顔が明確に写らないようにしていた。
 しかし、次第にフェラチオの写真でも顔がわかる向け方をするようになった。ミサのガードがあきらかに緩くなったとき、私はミサの顔と性器が一つの画面に写っている写真を撮りたいと求めた。
 それが、平成13年の6月のことだった。
 ミサが求めに応じたその時から私は淫ら路線を全開にした。結局ミサは私の誘いに乗って、放尿シーンまで撮影させた。私は撮影することが目的ではなくて、そこまで心を許してくれた嬉しさに浸りたいだけだったのかもしれない。
 裸体画像を撮ることと両手で割れ目を開いて小便をさせることに成功すると、後はペニスをどちらか2ヶ所に嵌めることが目標になる。
 実は、アナルファックについては、ミサはやったことがなくても、私にアナルを捧げることについてはかなり肯定的で、変態的性行為への興味が勝ったようだった。
 ミサは通いはじめた当初の2ヶ月間は、アナルへの指入れにかなり恐怖感か嫌悪感があって、私が指を入れようとするたびに拒んでいた。
 ところが、毎度会うたびにアナルに愛液を塗られて撫でられるので、ミサはとうとう慣れてしまったようだ。初めは人差し指を関節一つまで入れるのを認め、平成13年の夏頃になると、アナルに中指をずっぽり差しこまれることを受け入れた。
 それからは、私はミサと逢うたびにアナルを思う存分蹂躙するようになった。
 そして、ペニスを嵌めることを求めると、とうとう尻を突き出すようになった。ところが、なかなかうまくいかないもので、私は平成12年の頃までとはペニスの勃起力が全然違っていた。
 気持ちはしっかり亢奮しても、ペニスはどうも柔らかいままで、ガッと閉じたアナルになかなか嵌入してくれない。会うたびに、ミサにうつぶせか仰向けの体勢で思いっきりアナルを突き出させ、突入を試みたけれど、悪戦苦闘するだけで結局没入ができないという惨めな結果になった。
 たまに没することもあった。しかし、アナルの中に入ると、すごい圧迫で血液が海綿体から押し出されてしまう。もう堅さが退いて抽送が続けられなくなる。とにかく、情けないエロ事師になってしまった。
 ミサはそのペニスが強ばりを保って嵌入できるように努力するけれど、そういうのを見ていると、私はミサに申し訳ない気がして、よけいにペニスが萎縮するナイーブな性格だ。
 アナルセックスの完全なる抽送がなかなかできなくても、いずれきちんとできるだろうと思っていた。
 ペニスを本来入るべきところに嵌めることについては、私はミサがいくら物わかりのいい女であっても、それについては固い考えであろうと想像していた。店も本番には厳しい姿勢だ。
 だから、本番の願いをはっきりと申し出るのはためらっていた。
 ところが、ペニスをアナルに嵌めることに苦労していたとき、仰向けのミサが無防備にバギナをさらけ出したままだから、そこにペニスを嵌め入れたことがあった。
 存外なことに、ミサは抜去を求めなかった。しかし、その表情と足の構え方は、不快感をにじませているように思ったから、私は3、4回スラストしただけで、撤退した。
 その後も、アナルファックを試みているときに、2度ばかりバギナに嵌めたことがあったけれど、私は遠慮気味で、殆ど抽送らしいことはしていない。ミサの足の組み方がペニスを好意的に受け入れる構えであるようには思えなかったからだ。
 とにかくミサは足が長いから、私の胸に当てた両膝をちょっと押し出すだけで、バギナがペニスを排出する感じになる。それに、Mの字開脚をして膝を引いた体勢の時、太腿の付け根が盛り上がって、更に、膣口がやけに奥まっていて、私の短いペニスにはどうにも突撃しにくいおまんφの感があった。
 ミサが好意を持ってペニスの挿入を歓迎してくれないと、私のようなナイーブな性格では勃起の持続ができない。私はミサがペニスを嵌められるのを歓迎する気持ちになるのを待つことにした。

 本番行為を除けば、私はミサと思うがままに愉しんでいた。
 かなりペニスやアナルを汚したままでいきなり口を使わせたこともある。当然ミサは「くさいわ」と言うが、それでも思いっきりしゃぶって舐めた。
 私が特にミサに感動するのは熱烈な金的舐めだ。金的というのは腿と接する部分が蒸れて派手な香りを放つものだろう。邪魔な毛もたくさん生えていて、およそ舐めてあげたくなるものではないはずだ。
 それでもミサは、「すごい味がする。ここに、おしっこの滴がついていたみたい」などと言いながら、ペロンペロンと陰嚢を舐めた。
 しかも、ミサは私に淫らな写真を撮らせ放題だった。私はミサと逢っていると、破戒の人生を過ごしているような気分になった。
 ミサとしている行為で私が脳溢血を起こしそうなものは、69だ。この69が本当にすごい。
 何がすごいと言うと、154cmの男が172cmの女と巴の形になることがむちゃくちゃ痛快だ。ミサが上になってペニスを咥えると、体勢によってはミサの割れ目が額のところに来てしまうから驚いてしまう。
 それで、ぐーっと腰を引かせると、私の顔の両側にあるミサの腿の長さが素晴らしい。尻の穴が見上げる高さにある。それではおまんφが舐められないから、ミサに両膝を引かせるようにすると、私の顔がまさしくミサのおまんφプレスを思いっきり受けることになる。
 ただ、ミサはデブではないから、どれだけプレスされても呼吸困難になることはない。そのかわり、淫汁攻撃がすごい。ミサの高い腰に両手をまわして私の上体を持ち上げ、クリトリスに口を届かせてチュッパチュッパと吸うと、際限もなく愛液が流れてきて、私の顔を汚す。
 ミサもペニスや金的への舐めと吸いが激しい。私がおまんφを舐めやすいようにミサが躯を構えると、どうしても上体を私の腰の方に寄せることになる。すると、ミサからは私のペニスよりも金的の方が含みやすくなる。睾丸が可憐な口に咥えられ、ガーッと引っ張られるとなかなか具合がいい。
 ミサの女上位の69はかくの如くゴージャスだけれど、私が上になる69もまさしく脳卒中ものだ。
 ミサのどでかい足を私の両脇に入れ込んで、アナルが天井を向いたところを上から被さるように陰部に吸いつくと、バギナの開口が見事に漏斗状になって、膣の後壁が覗く。濡れた会陰はライトにテカテカ光る。
 そして、ミサの両脚の邪魔なほどの体積を知覚するのが痛快だ。私の靴のサイズは22.5と情けないほど小さいから、ミサの足が異様に大きく見える。
 ぶよぶよした大土手の中に唇を押し込んで、クリトリスを探し出して舐めこすりしながら、人差し指2本をミサのアナルに差しこむのが愉しい。
 そして、ミサは躯を丸めたままで私のペニスに吸いついている。下から吸い込まれるのが何ともエロい。私は先走り汁を流し続け、ミサは仰向けだからそれを飲まざるを得ない。カリ首を吸い疲れると、手で握って口は陰嚢の皺を這わせている。
 私がクンニリングスを続ける限り、ミサはフガフガと呼吸音を出しながら私の未洗浄の股ぐらを口唇愛撫し続ける。その鼻先で、私の未洗浄のアナルがかすかににおいを放っているに違いない。
 よくぞミサはここまでやってくれるぜ!と私は毎度思う。このような快楽は、禁断の領域を侵しているのではないかと心配になってしまう。ミサがかくまで親密にふるまうことが怪訝に思えることもあった。
 ただ、その頃私には一つ不満があった。
 それは、前年の、初対面と3度目の対面の時にミサは気をやったのに、その後は、よがるだけでなかなか終局まで持ち込めなかったからだ。
 ミサはそのたびにイケないことを残念がった。「今日は、絶対にイキたい」とミサが言ってからプレイを始めたことが何度かあったが、イクことができたのは僅かだった。
 私は、ミサが毎度親密な応対をして、性器をラブジュースまみれにしても、深層心理では、もう私に飽きているのではなかろうかとひがんでいた。
 ミサに通い出してから丁度1年になろうかという頃、私は、いたずら心でミサに「今度、ちんちんを滓だらけにして来ようか。滓だらけでも、しゃぶれるかい?」と聞いた。
 かまわないというのがミサの返事だった。
 で、それならミサもマン滓だらけにしないと不公平だから、マン滓を貯めたところで、私が最初の客になればいいと思った。
 そうなると、いつ対面するかの打合せが必要になる。そのためにはメールアドレスがわかった方がいいから、ミサに私のメールアドレスを教えて、ミサの方から連絡を入れてもらうことにした。
 ミサからメールか来たところで、私はミサに逢える日を連絡し、少しチン滓をつけたままで対面した。ところが、ミサはマン滓を貯めていなかったので、私はがっかりした。汚れたペニスをしゃぶらせることで不満は解消したが、何のためにアドレス交換をしたのかと釈然としなかった。
 その頃ミサはリゾートのやり方にしばしば愚痴を言っていた。風俗嬢は同じ店に1年おれば愚痴を言うのが当たり前だから、私はそのことをそれほど気にとめていなかった。
 ところが、ある時リゾートに電話すると、「ミサはやめました」という答だった。びっくりして、メールを入れると宛先なしとなった。
 私はがっくりした。メルアドが消されていたら、もうミサに会う手がかりはない。手がかりがないことを腹立たしく思いながら、私はただミサのことを偲ぶだけだった。
 ミサとの助平プレイを振り返ると、初対面の時以外はすべて、シャワールームに入ったのが射精した後のことだった。ものの見事にミサに未洗浄のペニスを咥えてもらった。
 ミサのローションプレイは見るべきものがあるけれど、シャワールームに入ってローションプレイを愉しんだのは初会の時だけだった。
 そのことを考えると、自分がミサと並んで立っているのはいやだったんだとわかる。狭いボックスで2人が立ってするローションプレイと違い、ベッドプレイは2人が寝てするから、背丈の差をあまり感じない。
 それに、もう遠い昔のことのような気がするけれど、ミサに私の精液を飲ませたこともあった。そんなことは他の客にはしていないから、協力精神には感謝するばかりだ。
 僅か1年と2ヶ月のつき合いだけれど、やっていることが淫らすぎただけに、夢のようにあっけなく消えてもしょうがないぜ、歳が30も違うんだぞ、と自分を嗤った。
 ミサからメールが来ないのが見捨てられた証拠だと思わざるを得なかった。だから、あの破廉恥で、別世界に漂うような69は一体何だったのかと考え込んでしまう。ミサのことを考えては苦笑する日が続いた。
 そして、ミサの写真をパソコンで見ては、ラビアや膣口の形を追い、濡れを確認していた。
 ミサの小陰唇は向かって右側が大きくて、なにやらいじけたように捩れていた。亢奮しているときには、稜線にむくんだような張りがあり、皺が全く認められなかった。その稜線で一番突出する箇所が、右と左で随分位置が違っているのが奇妙だった。
 そんなことがありありと確かめられるほどの親密な関係になっていたのに、突然喪失して全く探しようがないのが信じられない出来事だった。

 3週間ぐらい経って、そろそろリゾートへ行き、新しい女でも探そうかと考えていたある日、見知らぬメルアドでメールが入った。
 不審に思いながら、おっかなびっくり開いたのが、ミサからのメールだった。
「バカ!どうして返事をくれないの」
 私は「バカ!返事とは何のことや。今一体どこにいるんや」と返事を出した。
 何度かやりとりしてわけがわかった。ミサは私にメールを入れたけれど、件名がブランクで、しかも発信者に心当たりがないから、当時ウイルスメールに困っていた私は、それを不審メールとして、読まずに削除していたらしいのだ。
 ミサはリゾートの近くのシャイに変わっていた。
 名古屋市内には至る所にヘルスの店があるけれど、別の繁華街にある店を選ばず、私の便宜を考えて同じ池下の店をあえて選んだようだった。
 私は以前ミサに、名古屋駅前や栄町近辺の店で働くならば、そんなところでは知り合いにばったり顔を合わせやすくなるし、帰りのタクシー代も嵩むから、大変困ると力説したことがあった。
 というわけで、平成13年の年末はシャイで淫ら仕舞をすることになった。
 ミサが店を変わって、良かったことと具合の悪いこととがあった。
 具合の悪いのは、料金が5千円ほど高くなったこと、そして、それだけ料金が高いのに店にアルコールが置いてないことだ。一方、いいことは、店が静かで、部屋がリゾートよりも明るくて広いことだ。
 部屋が明るいのは私にとっては大変嬉しい。陰部の造形の隅々までがよくわかってエロい。それに、デジカメ撮影がうーんとやりやすくなる。エロ写真を撮りまくるぞと宣言すると、ミサは嬉しそうに頷いた。
 また、ベッドにゆとりがあるのは、淫らな行為がやりやすくなるし、その結果、ミサがイキやすくなる可能性がある。
 リゾートを脱出した経緯をしばらく聞いてから、生々しい味がするに違いないペニスをミサにたっぷり咥えさせた。いつものように壮絶な69をしてから、一方的にクンニリングスをすると、ミサの応答が深かった。
 クリトリスを強く舐めあげるたびにミサが明瞭に反応した。クリトリスを唇でつまんで、チュッパチュッパと出し入れすると、ミサの躯が震えた。頃よしと見て、私はミサの股ぐらから横に出て、指ピストンしながらクリトリスを吸った。
 ミサは私にしがみつくようにして、見事に気をやった。
 もうその後は、何をされるのも勘弁して!という深い登りつめ方で、ミサの恍惚の顔を見れば私もなにやら嬉しくなってしまう。ミサはこのところ汁を流してよがるだけで、ずーっと気をやったことがないから、殆ど1ヶ月ぶりの再会を悦んでいることがよく伝わった。
 キスをしながらミサの股間に手を伸ばし、こそばゆさにタッチから逃げるミサを見て、風俗遊びの醍醐味をひとつ体験した気になった。
 そして、すっかり気分爽快になって、いつものいやらしい行為をミサに求めた。
「僕のつば、飲んでくれる?」
 ミサが仰向けになったまま、ちょうだい!とばかりに口をあけた。私は舌の中心に向けてダラーっとつばを垂らした。
 その後、ミサはシャイで逢うたびにアクメまで上りつめた。リゾートではアクメらせるのが少なかったので、調子よくイケるようになったわけを2人で話し合った。ミサは、前の店ではベッドが狭く、物音が良くして集中できなかったと分析した。
 女がイクためにはいろんな問題がクリアーされないとダメだということがよくわかった。
 ミサはシャイに移ってからは、メールで頻繁に私を誘うようになった。
 全面的に歯を治療する決断をし、お金が50万以上かかることと、治療に際し3週間ぐらいは商売ができなくなることから、早急にしっかりお金を稼ぎたいようだった。それに、新しい店に、指名客がいることを示したいこともあっただろう。
 その医療費稼ぎに協力するのはやぶさかではないが、遊興の単価がリゾートよりも大分高くなったから、多少の見返りは欲しい。
 それで、2つ希望を出した。一つは店に自費でブランデーを置くこと、もう一つは、好意的な気分でもってペニスをバギナに嵌めさせることだった。
 前者はもう実行済みだった。後者を申し入れると、ミサは気をやった後なので潤んだ目で同意した。
 私はペニスを手でこすり、強張りを確かにしてから堂々と正面にあてがった。
 私が遊んだ女を対面数の多い順で並べると次のようになる。(コマ数ならもっと増える)
1.由美 (H3年〜14年:主に恵里亜)────207  初めての月4回入浴由美
2.ミサ (H12年〜20年:ヘルス→金津園)──110[推定]  本指名の入浴ミサ勃起不全からの脱出
3.桂木 (H6年〜10年:主にマスターズ)── 95  桂木
4.春菜 (H14年〜16年:金津園中級店)─── 80  春菜
5.ローザ(H5年〜8年:主に恵里亜)──── 65  ローザ初めての二輪車入浴
6.アズサ(S63年〜H5年:主に恵里亜)─── 50[推定]  
 当然ミサは想い出の多い女だ。
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(千戸拾倍 著)