すずめの宿に再訪

 2ヶ月前すずめの宿に入ってアヤという嬢のつまらなさに参った。ルーブルやクラブロイヤルよりも少し安くて、性技に間違いがないのが魅力だけれど、上がり部屋でアルバムを見て、もうこの店はいいだろう、と思っていた。
 ところがクラブロイヤルのマリ個性的で魅惑の嬢2人に登場)がすずめの宿のユウを勧めた。私はマリが勧めた女には必ず入浴した。それに『金津園ワールド』でユウはアヤよりも評価が高いようだった。

 ユウ〜すずめの宿、H18年8月
 すずめの宿にユウの予約を入れてから、ユウを勧めたマリが、そこで働いたことがないのに、どこでユウと接点があったのだろうかと思った。ユウを随分昔からソープ情報誌で見ていた記憶だから、平成16年春のもので確かめるとすずめの宿に出ているとわかった。
 更に、平成14年9月末発行の『コンチネント11月号』を開くと、すずめの宿にヒロの名で載っているのが、顔はぼかされているけれど、ユウの写真と比較して、同一嬢ではないかと直感した。
 こんな昔の雑誌でもヒロは新人扱いされていないが、マリはここで艶にアイの名で載っている。艶とすずめの宿では接点があるとは言いがたいので、発行時期が半年ばかり早い別のソープ情報誌を調べた。すると、艶のページにヒロが新人として紹介されていた。艶でデビューしたなら美人だろう。そこから下位店に移ったのは恐らく小柄だからだろう。
 朝一で対面すると、ユウはなかなか目が綺麗で、顔が存外にこぢんまりしていて優しげだ。体型もスレンダーで結構だった。
 でも、第一印象がくだけた感じとは遠かった。私の脱衣を支援する様子を見ると、ちっとも甲斐甲斐しさを見せないし、笑顔もさほど浮かべないし、女の魅力が発揮できていない点でもったいないと思った。
 マリは私の好みをよく知っていて、間違った選定をするはずがないから、何か私が好む美点があるだろうけれど、私はユウの声が大変か細くてなかなか聞き取れないのが困った。
 ただ手早くかかった即尺は、ぐいぐいしごきたてるやり方で、唇の動きが気合い良かった。なかなか長時間首を振っているので感心していると、ソファーに座っている私の腰の上に跨ってきた。
 完全に勃起したペニスがグィッと狭いところに呑み込まれた。潤滑剤は仕込んでいないようだった。
 そのまま細身の身体が見事に躍動した。私はきっちりとフェラチオを受けていたし、ユウの性技のレベルに安心したから、勃起が全く充分、かつ、気持ちもぐーんと昂揚して、なかなか長く抽送が楽しめた。
 あまりユウに上下運動させたら気の毒だと思って、私はクンニリングスに誘った。
 ユウを寝そべらせて陰部を眺めると、恥毛は面積がかなり抑えられて、大陰唇から会陰にかけては無毛にしていた。陰核茎部や陰裂のサイズは普通と言ってよかった。
 問題はユウが前向きの気持ちでオーラルプレイを受けるかどうかだ。堅いアヤのようなことになればかなりつまらなくなってしまう。
 ユウはアヤとは正反対で完全に陰部を私に任せた。しばらくクンニリングスをして、ユウが歓迎的に股間を開いていることが伝わった。そのうちにピクリピクリの震えと深い喘ぎ声がはっきりしてきた。
 私はクンニリングスに集中し、ユウの反応を探った。陰阜を突き上げたり沈めたりするのがかすかな動きでも、小さな発声とぴったり連動していた。マン汁はそんなに流れ出ない体質のようだが、快感に浸っているのは間違いない。
 ただ気になったのは、大陰唇の毛が私の唇をおろし金のように刺激することだ。そこら辺の毛が剃られていた。
 どれぐらい陰核茎部を攻めていたのだろうか。ユウの上半身の揺れが大きくなった。私が陰核茎部を舌で包むようにして大揺すりすると、ユウが身もだえした。そしてとうとう「イキそう!」と来た。
 私は一番効きそうな刺激を続け、あっさりとユウに気をやらせた。ユウは「イクー!」という声は出さなかったが、「アー」で落ちた。
 ユウの体から力が抜けても、私は(マリが推薦したわけがわかったぞ)とにんまりしながらしばらくクンニリングスを優しく続けた。
 ユウの股ぐらが逃げていかないので、私はユウに2度イキをさせようと思って69にかかった。ユウは舐められるほうはしっかり浸っていたけれど、ペニスを攻めるほうは指を使うだけで、即尺の時のような気合いの良い咥え方をしてくれなかった。
 私は(何じゃ!)と思い、「(指でチンコを攻めているなら)お口はキンタマを攻めて!」と注文した。すると、なかなか気合いの良いマウスマッサージをやってくれた。
────フェラチオをしてくれないのは、クンニリングスがあんまり気持ち良いからなのかな?
 そう思いながら、ユウの股ぐらに顔を突っ込んでいた。
 頑張ってオーラルプレイをしていたけれど、ユウの様子にあんまり変化がないので、即ベッドで2度イキさせるのをあきらめた。初対面では無理は禁物だ。
 怒張しきった肉棒を正上位で嵌め込んだ。
 肉孔は狭いと言ってよく、抽送がとっても気持ちいい。ユウの嵌められ顔も、ペニスの受け入れ大歓迎という様子で、魅力たっぷりだ。喘ぎ声が麗しい。意識的にしているようには見えない。私は接して洩らさずの方式を放棄することにした。
 最後は、私は両足を後に伸ばして全身を直線状にし、鞭がしなるように腰を送った。
「これ、いいだろう?」
「うん、いい」
 甘い顔だ。ユウが私の腕を強く掴んでいるのが嬉しい。充分の時間腰を振って、私は見事に注ぎ込んだ。爆発的に果てた。
 ユウはティッシュでカリを押さえてからまるで迫力のないあっさりした後舐めをした後、疲労困憊の風情の私を心配した。ねぎらうユウの仕草が女らしくて結構だった。
 ローションプレイを楽しんだ後はしばらくお喋りをした。
 顔は歳の割にはかなり可愛い。ユウの性格については、ものに動じない、男っぽいところがある、あれこれ悩まない、思いつめるような願望がそんなにない、このように判定した。ストレス対策で旅行がしたくなるのでもなく、ブランド品を揃えてニヤニヤしているタイプでもない。
 出勤日数が立派だから「貯金が貯まってしょうがないだろう?」と聞くと、「私、通帳の金額を全然見ていないの。入れるだけ」と答えたが、その通りだろう。借金が嵩んで業界入りしたとは思えない。
 陰部のおろし金状態について聞くと、毎朝カミソリを当てているということだった。夕方にはかなりざらざらしてしまうらしい。
 69でフェラチオがまともになかったことを指摘すると、「私、体がとても硬くて、みんなに嗤われているの」と返した。口がカリ首まで届かなかったようだ。
 ユウが右腕を曲げて力こぶを作り、「これーっ」と笑った。確かに立派な膨らみができていた。
 首の下でネックレスの十字架の飾りが目立っていた。
「十字架がキラキラしている。キミ、クリスチャン?」
「クリスチャンじゃないわよー」
「じゃあ、クリスチャンじゃなくて、クリトリちゃん派なのよ、と答えなければ」
「……?」
「ユウちゃんはクリスチャンではなくて、クリトリスちゃん派だろう?」
「あははっ」
 クリ舐めで見事にイッたからクリトリスだけかなと思っていたら、ユウは中イキもできると説明した。
「ユウちゃんは見事にイッてくれたねえ。……昔のソープ嬢は、客にイカされるのはプロとして恥と考える女が多かったんだよ」
「そんなこと、初めて聞いた。どうしてかな」
 何故か検診の話になった。
「検診は伏見医院に行っているのかい?」
「伏見医院は行かないわ」
「どうして? あそこの医者が何を喋っているのかわからないから?」
「ううん、伏見はヤボなのよ」
「ヤボ?」
「私、一度おなかの調子が悪くなって伏見医院に行ったのよ。おなかが何だか硬くなった感じがしたの。それで『おめでとうございます。妊娠です』と言われて、冗談じゃないわよ。私、ピルを飲んでいるのに妊娠だなんて。それでそんなはずはないと言ってしっかり調べてもらったら、『間違っていました』だって。伏見はヤボよねえ」
「そりゃ、ヤボではなくて、ヘボだよ」
「ヘボ? 伏見はヤボよー」
「そういうのは、世間一般ではヘボと言うものだけれどなー」
「ヤボ!」
「あれっ? ヤボ、ヘボ……、ヤブのがいいのかなー」
「うちの子は伏見医院に行っていないわ」
「どうして?」
「あそこはよその店の子がたくさん来るから、それで、店が避けているみたいなの」
「へー、いろんな考えがあるんだねえ」
 話ははずんだ。ユウはいろいろ喋り、ソープ歴が長いく、昔はヒロの名だったことを打ち明けた。遂には店サイトに出ている年齢とは四つも違う実年齢を口にした。
 お色気とはほど遠いけれど、なかなか愉快な女だ。
 残り時間が30分あまりのところで第2戦を始めた。ユウは、もうクンニリングスは不要の顔をちらっと見せたけれど、私はそんなことにはひるまない。かまわずM字開脚をさせ、陰部を子細に観察した。一通りマンコの形状を論評してから、一方的にクンニリングスから始めた。
 即のプレイで気をやったからには、私になれた段階ではもっと早くイクものだ。
 やはりユウの喘ぎ声は第一戦よりも明瞭だった。すぐにピクピクするようになった。そして喘ぎ声の中に苦悶のようなよがり声が入るようになると間もなく気をやった。早かった。
 ユウの悲鳴を聞きながら更にクンニリングスを続け、69に移った。今度は、私が腰を曲げ、ユウの口がカリ首に届くようにしてやった。具合の良いフェラチオだった。
 残り時間も少ないはずだから相舐めはほどほどにして合体した。
 ローションプレイの時にしっかり女上位のファックを楽しんでいたし、ユウが私のクンニリングスに身もだえした後だから、いきなり急ピッチのピストンで大腰を使った。
 ズボズボと音を立てているような感じだった。こすれの感覚が充分にあった。この感触はローションプレイの最中に合体した時には生まれなかったものだ。
 ユウも快感満喫という表情で私の腰の送りを受け入れていた。私の体にしがみつき、キスが熱烈だった。唇を離すと、更によがり方が奔放になった。
 そして遂に来た。少量の実弾ながらも、ペニスの基部が律動したのがはっきりわかる射精が達成できた。久し振りの2発目発射だった。
 ユウはスレンダー、筋肉質の体型だけに膣道がつるーっとして、広いという意味ではなく、包まれ感が少し乏しかった。
 でも、私はユウに対してかなりの欲情を覚え、しっかり勃起していたせいか、ベッドの第1戦も第2戦も、その間の浴室での合体も皆充分に長持ちした。嵌めの感触がたっぷり味わえた。
 やはり見事に気をやる女は良い。抽送中の燃え方も結構だ。ぐーんとセックスが楽しくなる。ひょっとしたら初対面のセックスではこの5年間で最高のセックスなのかもしれないと思った。
 ユウを推薦したマリは私の好みがよくわかっている。
 ユウがイキへの前触れを明確に見せ、はっきりと気をやったから、私の心に拍車がかかった。するとすべてが良い方向に向かう。私には女のイキが最高の催淫剤だ。
 ユウは甘い表情で身支度を支援した。

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