よく店を移った顔出し嬢

 平成20年に初会をした5人の嬢のうち最年長がドルチェビィタ恵里亜のナルミだ。平成14年にスティーションに出たのが初だったと思うが、私と似たような背丈だから小柄、そしてスレンダーで、単なる激やせでなくなかなか結構な体型だった。
 デビューした頃のソープ情報誌(艶グループの宣伝誌のコンチネントの平成14年11月号、金津園の艶グループの『私の艶グループ出身者との遊興』を参照)の写真では眼が大きめの、幼げな顔がただ可愛いだけの感じで、ネットで盛んに名前が出ていても(顔出ししているソープ嬢はネットで大変話題にされる)、コギャル嫌いの私は入浴したいとは思わなかった。
 Rグループが立ち上がった時はそこに出て、平成17年頃もRグループの店にいたという記憶だ。その頃ナルミはさすがに大人びた感じになって、私はナルミに入浴してみようと思った。しかし、ドタキャンを喰らった。
 店をよく替わっているし、ネット情報でもドタキャンが多そうだから、堪え性のない性格なのか、体調不良によく襲われる体質なのか、と想像し、再挑戦をしなかった。顔出し美人は出勤状況が悪くても、広告塔として店は置いておくことがあるということも踏まえていた。
 そのナルミが恵里亜に出た。私は入浴したくなった。

 ナルミ〜ドルチェビィタ、H20年5月
 ナルミはソープ歴が長くなったその頃は童女っぽいのが艶めいた顔に変わり、美しさが加わっていた。眼に手を加えたのかもしれないし、年齢が眼を妖艶にしたのかもしれなかった。
 人物的に多少懸念があったが、性技が見事で会話もなかなかの進め方だ。ベテランらしい落ち着きが好ましい。ナルミが部屋を明るくしていたのも気に入った。聞くと、いつも明るくしている、と説明した。
 即フェラにかかる前、私のペニスを見て「きれいにずる剥けなのね」と妖しい顔で言い、カリ首を指で撫でた。その横顔に完熟した女の雰囲気が満ちていた。ベテラン嬢はこういうふうに振る舞えるのが結構だ。上玉の女が「ずる剥け」というエロい言葉を使うとそれだけで勃起角度が激しくなる。
 28歳と言っていた。ソープ情報誌で初めてナルミの写真を見た年次からすると実年齢だろう。それくらいの歳の嬢は初対面の客でも、金津園によく来る助平男だとわかるとなかなか大胆に攻めてくる。
 それで、ナルミが初対面なのに即のアナル舐めをしたから驚いた。それも中途半端な舐めではない。金津園の嬢は10年前とはずいぶん変わったものだ。
 そんなことをするくらいだから、ナルミはフェラチオも手こきも奔放にこなし、かなり上手だった。向こう意気が強そうな感じの割には笑顔がよく出るし、お喋りも大変感じが良い。
 私はナルミを立派なヒット嬢だと思ったけれど、残念ながらクンニリングスをしても、ナルミはそれほど濡れなかった。よがり声も大して出さなかった。だからナルミをイカせることができなかった。
 それに、ナルミは即アナル舐めまでしたのに、ご本人は尻穴に指を入れられるどころか、69の時私がアナルを舐めようとしたら激しくいやがった。指入れはともかくも舐めるのを真っ向から拒否されたのはたぶん初めての経験だ。こういう場合、私はナルミが上玉だと喜んでいただけに、かなり白けてしまう。
 とにかく、即アナル舐めまでしておいて、自分の尻穴は絶対に弄られたくないというのは、あんまりお目にかかったことがない。
 即のプレイの後でナルミに確認したら、やはり痔だった。切れ痔と説明したが、切れ痔では外観からはわからないことがある。まあ、本当に痔かどうかは不明だ。
 ナルミの陰裂は短かったけれど、クリトリスはよく剥き出て、大きかった。ラビアは稜線側にしっかり着色が見られた。存外と高さがある小陰唇を指で開けると、膣口が円形に開き、入り口から覗けるところが、筋模様が放射状に入っていた。尿道口がつぶれた三角形をしていて大きかった。
 マットプレイを受けてから最後の絡みに入った。
 私はそれまでのナルミの指と唇の強い刺激でカリ首の付け根の反転した皮がヒリヒリしていたので、ファックになれば早く射精しようと思っていた。
 それで、オーラルプレイの後ペニスピストンを始めて驚いた。ナルミの快感反応が、声といい仕草といい即のファックの時よりも雲泥の差で顕著なのだ。よがり声がわめくようで、手も足も不随意のように動きまくったから、私は、何やろう!と思った。
 それまでの雑談で私はナルミに嬢のフェイクについていろんな体験談を喋っていたから、ナルミが演技しているとは全く思えない。
 何しろペニスのヒリヒリ感から早く射精しようと思っていたから射精の起動が早々ときて、私はイクのを我慢するのに苦労した。
 でも、我慢の甲斐なく結局イッてしまった。しかし、ナルミの形相が何やらすごい状態に至っていたので、私は(まだ萎えるな!)と念じてそのまま抽送していた。
 15往復ぐらいして、バギナの前壁を懸命にこすり、それでもペニスが張りを失いかけた頃、ナルミは私にすごい力でしがみつき顔つきが変わった。中イキしたようだ。短い時間の抽送で、しかも初対面でナルミがアクメったから、信じられないような気持ちだった。
 私はナルミが初会で中イキしたことに大感動すべきなのに、その心のときめきがなかった。
 というのは、注入に行ったのに、注入といえるほどの射精量がなくてガッカリしていた。それが強烈な失意だったし、ナルミに痙攣が伴っておらず、ベテラン嬢だけに見事にフェイクされた可能性があり得る。そう思うと単純には感動できない。
 それにしても体液のかたまりが尿道を激走した感触がなかった。こんな情けない射精は初めてだ。だからこそ、射精感覚があった後もペニスが萎えずにしばらくピストンできた。
 私はナルミから離れた後、何も垂れてこない陰裂を見て、射精量が少なかったという感覚を不思議がる気持ちを言葉に出した。そして「どれくらい入っているのだろう」と続けて、バギナの中に指を入れ、ザーメンを掻き出した。
 掻き出せるほどの白濁の粘液が出てこなくて、「やっぱり少ないぞ!」と言った。そのまま指のにおいを嗅ぎ、「ザーメンのにおいがしない!」と叫んだ。
 それをもう一回やって、同じ言葉を出すと、ナルミがチンボの先を指でつまんで、管に残っているものを絞り出すようなことをし、「出ているわよ、ほら」と言った。
 面白い女だ。
 私はナルミから業界の話をいろいろ聞いたが、それを興味深く聞いたがために少し性欲が鎮静化して、射精がドバッとはならなかった可能性があった。
 ナルミに聞くと中イキしやすい体質のようだった。
「お乳を舐められて潮を噴くこともあるのよ。お乳とあそこがつながっているみたい。クリトリスを刺激されながら乳首を吸われると、潮を噴くことがあるの」
 そんなことを言っていた。
 ナルミの特徴は次の通り。
 キスはいきなりディープキス。部屋の明かりは最大状態。ベテランらしく性技は大胆。少々のチン滓は気にしない大胆な即尺(私がチン滓をつけて対面したという意味ではない)。初会でもぶっちゃけた話を盛んにする。上客になりうる可能性のある客(好感が持てて、相手がアナル舐めを喜びそうな場合のみ)には即アナル舐め。3年も4年も同じ店で働いている嬢を不思議な目で見るほどによく店を変わる。(3年も4年も同じ店で働いている同業者が理解できない───という内容の発言をご本人がした)
「指を中に入れられてもそんなに気持ちよくならないの。指は温かくないでしょ。オチンチンの温かさに感じるの。あれがGスポットを突くと感じるの。指ではだめ」
 そうナルミが言っていた。
 ナルミが前の店(Rの店)をやめたわけは、店長の腹に据えかねる横暴、前の前の前の店(艶グループの店)をやめたのは大御所の姉御の言動に腹が立ったかららしい。前の前の店をやめたわけは聞かなかった。
 店をやめたわけというのは私が聞き出そうとしたのではなく、ナルミがソープ業界通の私に気持ちを寄せ、自分のほうからそういう打ち明け話をしたのだ。
 いろいろ話を聞くと、私はナルミが優しい顔立ちなのに土性骨のあることに驚くばかりだった。
 私がスティーションのマコ(平成14〜16年頃、即のアナル舐めと抜群の攻め技で定評があった嬢、沖縄出身の縄文人系の顔立ち、初めての性感プレイを参照)の話をしたものだから、ナルミは私がソープらしい『ねっとり攻め』が好きな男だと理解してそのように攻めた。
 そのことは遊興が終わりかけの頃に、私がナルミの性技を感心して褒めた時にナルミがうち明けた。
 ナルミは不思議な女だった。それにしても濃厚な即アナル舐めにはびっくりした。

 こんなことを私は良性記の日記で発表した。名前は仮名のハルナとした。2008年5月のことだ。ところが、即座に2ちゃんねるで予期せぬ反応があり、私は憤然とした。ハルナが誰であるかを勝手に推量し、2ちゃんねる・ソープ板の恵里亜のスレに書いた奴がいた。全くモラルというものがない。
 私が日記にコンチネントの2002年11月号のことやスティーションのマコなどの情報をちりばめたものだから、ナルミの経歴に詳しい遊び人がそのような判定をして、当該スレにまともに書いた。実にひどい奴だ。
 本指名
 ナルミに裏を返すと、不思議なことに部屋が暗くしてあった。だから、私は(あれっ?)と思いながら照度のアップをナルミに頼んだ。
 初会でナルミは私の即のクンニリングスにさほど昂揚していなかった。ところが2度目では、最初の舐めからよがりまくった。
 私は前回との違いに喜んだ。ファックでもナルミは3回ぐらい中イキした。相当エロい前立腺マッサージもされたから、私は亢奮した。それでも、本人はアナルに指を入れられるのを拒んだ。
 中間休憩でナルミと喋りあった。
 ナルミは、ヘルスで1年やって22歳で艶グループに出たと説明した。若い頃は太っていたと言うが、平成14年頃のソープ情報誌の写真ではそんな印象はなかった。私が会った時は熟し感とお色気が出て、大変結構な女になっていた。
 熟しているのはたっぷり感じたけれど、中イキしたのがフェイクなのか本物なのかはさっぱり見当がつかなかった。(私はこのことについては明確な痙攣を伴わない限り基本的に疑う体質だ)
 後半戦が終わった後ナルミが意外なことを言った。私が千戸拾倍ではないかと聞いてきたのだ。そういう質問をされたのはナルミが二人目だ。
 どうしてそう思ったのかと聞くと、常連客が2ちゃんねるを見て私が書いた日記の女がご当人ではないかと質問してきたのが何と3人もいたのだ。その中の一人はその書き込みをわざわざナルミに示した。
 私が日記に、ナルミが過激な性技を繰り出し、奔放にセックスで乱れたことを書いたから、3人ともそれを読んで驚き、真偽について愉快がる表情ではなく困惑の顔で質問し、とても不審がっていたけれど、ナルミは皆受け流したようだ。
「ナルミちゃんはあんなことするわけないよね?」
「ナルミちゃんは部屋を明るくしたままにするの?」
「あれはナルミちゃんではないよね。間違いだよね?」
 ナルミは常連客のこんな動揺の反応を、その口調を真似して声高に再現し、お子ちゃま客を嗤った。
 ソープ遊びというものは、もしネットなどで、自分の通い女が誰か初会の客に自分よりも親密的に応対しているとか、濃厚そうな性技を振る舞っているとかがわかったなら、即刻その女に通うのを止めるか、ソープ遊びそのものを止めるべきだ。それが男の矜持だと思う。どう考えても自分が下位なんだから。
 この連中はそんなプライドもないのだろう。女に私が日記に書いたことが真実のことかどうかを聞くなんて最低の連中だ。私だったら女にそんなことは絶対に聞かない。金津園に女はいくらでもいる。即停止だ。自分が勝ち組にならなければ女遊びなんて全く意味がない。
 ソープ遊びをするような男は、社会生活(職業生活)においても、良き家庭を築くことにおいても、殆どの人間が負け組に入っているだろうから、女遊びでは勝ち組に入らねばねえ。
 パチンコのカイジ2の語録に「勝負事は、逆発想、別発想、異発想」という名言があるが、私は「エロは逆発想、別発想、異発想」と言いたい。
 その3人はこういうものとはかけ離れたつまらない男なのだろう。
 そもそも、2ちゃんねるのソープ板を毎日のようにチェックするとろい男がナルミのような一級の嬢に入浴するというのが笑止千万だ。三流の人物は三流の娼婦と遊んでおればよい。
 嬢が客にこの行為をすれば客のほうが退いてしまうとブレーキをかけるような、くそ真面目で慕情だけの子供中年男なんて全くお話にならない遊び人どもだ。そんな程度で、金銭の支払を対価としてマンコの開放を受けるなんて冗談じゃない。

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(千戸拾倍 著)
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