18歳未満の方は入場をご遠慮下さい。

ソープで撮影

 ソープランドのような性風俗店でハメ撮りするには、通い続けられる嬢を見つけて、被写体にしたいと心から願い、その嬢がこれに応諾する寛い度量であることが必要だ。
 私の場合、入浴した嬢が通う気になる嬢である確率が20%、該当嬢で写真が撮れるなら撮ってみたいと思う確率が90%、その嬢がハメ撮りにとてもお堅い考えではない確率が50%、3つをかけると9%になる。
 ざっくり考えるとこんな感じかと考えたが、念のため確認した。平成8年デジカメを買ってから会った嬢が金津園と名古屋・池下のヘルスを併せて多分 110人ぐらいで、被写体の嬢が22人だから、丁度2割になった。存外に比率が高い。
 ということは
 0.2×0.9×0.50=9% ではなくて
 0.3×0.9×0.75=20% ということか
 ハメ撮りは結果であって、撮影を意図して新規の入浴をしたことは全くない。撮るのを第一の楽しみとして遊んでいたら恐らく3割は撮影できたろう。
 私が女遊びで狙うのはよがらせることだ。そして、それ以外の卑猥な狙いはよがらせたことの副次的効果として期待する。
 私は上玉にしっかり親密さを醸成できて、撮影の願望が湧いても、相手がこれを認めそうにない性格だと判断すると、もう全く願望の言葉を発しない。かなり引っ込み思案だ。
 しかし、可能性があると思うと撮った写真を披露したりして反応を窺う。それで“脈あり”と判ずると希望を述べる。成功率(対申し出件数)が極めて高かった。成功率が高いのは“脈あり”の判断が厳格だからだ。ハメ撮り写真を披露して“脈なし”と思えば、願う言葉を出さない。
 しっかり通って撮影がOKになると実に嬉しい。通いが長く続く。

ハメ撮りに想うこと

 金津園のある程度の値段の店のサイトで嬢の画像を見ると、ホテルで撮ったと思えるものが多い。写真の撮り方がうまいから専門家が撮影したと想像がつく。
 嬢に聞くと、撮影の仕方がいかにもプロで、料金はやはりそれなりの金額だし、1回の撮影で撮影枚数がものすごく多い。しかも、記録画質が立派だ。
 2人でホテルに入るからちょっかいを出されることも多い。性交率が高そうだ。(ラブホテルでの撮影でちょっかいを出された話を2人の嬢から聞いた)
 嬢はベッドが目につく部屋で‘服を着た’撮影者に向かってポーズをとる。だから、私が素っ裸で勃起マラを突き立てながらカメラを向け、露骨な言葉のオンパレードであれやこれやポーズを指定すると、一段の感興を覚えることがあろう。嬢の意外なノリの良さを感じるとこのように思う。
 撮影のポーズについて嬢とやりとりするのが楽しい。撮影を重ねれば過激なポーズをお願いする。嬢の嬌声のもとにカメラを構え、芸術家のような発言をするのが快感だ。
 こういう時絵になるのは、露骨事態の女陰(例:中出しが垂れる、マン滓を溜め込む、尿道口に綿棒等)、立位のセックスや正上位のアナルセックス、アクロバチックな体勢でのフェラチオ、おしっこショーだ。浣腸にウンコショーの撮影となると、誘いから実行までの会話の過程が上限なしに痛快になる。
 サイトに載せる写真を吟味し、必要な修整をすると、発射の戦果を捉えた股間の写真以外はほぼ全部私の射精前だった撮影光景がありありと思い出される。その時の嬢の嬌声が頭に浮かぶ。
 写真を撮った嬢は長く通うことが多い。その結果容色の経年減衰?が私にはよくわかる。嬢は高々2年ぐらいで結構老けることがある。
 写真で顔立ちや体型が1、2年前のものと比較できる。ソープ嬢は店と客に関して相当のストレスを受けることが多く、容色の衰えが短期間で出ることがあって、そういうのが容易にわかるのが撮影の悪しきことだとつくづく思う。
 写真を眺めて、容色の衰えに気持ちが退いたのが通いをやめる要因の1つになった嬢が3人ほどいた。
 逆に言えば、容色の衰えと体型の劣化が目立つまでに売色稼業にストレスを感じる嬢ほど私に気を許し、私を次元の違う客として歓待したと思う。私への親密さに感謝するとともに、ソープ稼業の大変さを想わざるを得ない。
 仕事はとてもしんどくて、嬢は心が様々なことに占拠される。そもそも射精させるのが仕事であって、男と心の交流をするのが狙いではないから、初会の客の多くがさほど記憶に残らない。
 裏を返された時に何も覚えていないのでは客が白けるからできるだけ心に留めようとするが、さほど覚えていない。メモを残す嬢もいる。
 嬢は裏を返した客に「貴方のことはよく覚えています」と外交辞令を言うけれど、思い出すのがなかなか大変だ。やはり、本指名が3週間以降ぐらいであれば、綺麗に忘れるほどたくさんの客につく。
 次のように分類できる。
 1.記憶に残らない客
 2.記憶に残る客──A:楽しかった客・興味深かった客
           B:とても不愉快だった客
 1が7〜8割、2が2〜3割というところだろう。
 1は、要するに、大人しい客、手がかからない客、嬢が自分の手順で進めていけば良い客で、これが大多数を占める。無問題だっただけに客は満足していることが多いが、嬢には印象がさほど残らない。こういう客が多い。
 2のAは客が思うほどには該当者がいない。
 この中で、経済的に遊興力があり、更に、嬢の心を捉える遊興力があって、かつ、堅い職業に従事している既婚者で、性格的にも、嬢が『信頼できる』と感じ、写真を撮りたいと望む男がハメ撮りを成就できる。割合的にはかなり少ないだろう。嬢が(良い意味で)唖然とする振る舞い方ができていないと撮影を許す気にはならないと思う。
 わかりやすい例を1つ。乳首を摘みたがる男と女上位で射精したがる男とバギナに指を突っ込みたがる男とクンニしない男は必ず1か2Bに該当する。全部が非該当でもやはり2Aには当てはまらない男が多い。
 で、嬢が(良い意味で)唖然とする振る舞い方をする男に会ったことがあるかどうかについては、会ったことがない嬢が大部分だろう。だから、仮に風俗誌の記者が「貴女はお客が写真撮影を望めば応ずることがあり得ますか?」と質問したとしたら、多くの嬢が「私はそんなこと考えられません」と答えると思う。

ハメ撮りの振り返り

 ソープで遊んで私が得たのと同様の感激を経験した人は大勢いるが、そんな人の多くと私が違うのは遊興時の感動を文章で詳しく記録することだ。これで何年経っても感動を反芻できる。大変な違いだ。
 記録すると、その後の通いで感動がしっかり持続するだけでなく、その嬢をより深く見つめられて、交流が深まる。持続する感動が真の高揚を生む。それに感動期間の長さが大切だ。どれだけ嬢に感動しても4回入浴したら最初の昂揚がかなり沈静するようでは本当の感動ではない。そういう人が多かろう。
 更に、私の感動が他の人と違うのは、文章記録に加えて、何人かの通い嬢で写真を撮っていることだ。写真でその時の交歓を振り返られるのがありがたい。現場写真は感激の記憶の確かな支えになり、ビジュアル記録が後々本当に結構なものになる。女の裸像ほど男にとって楽しいものはない。
 現像が不要なデジカメの登場はありがたかった。平成8年、デジタルカメラがよほどの新しもの好きの人しか買わなかった頃に、被写体としてソープ嬢だけを考えて富士フイルム DS-7 33万画素をかなりの金額で買ったのが発端だ。
 1996年発売、69,800円、サイズは640×480で、フラッシュもついてなくて、絵が極めて暗かった。
 皆がスマホを持っていて、それにカメラがついている今と比べれば、原始時代の印象だ。
 スマホが当たり前の道具の人に、デジカメが登場した時の私の超絶的歓喜はわからないだろう。ファックする女の裸体をカメラ収めたい願望があっても、現像処理ができないなら事実上不可能という制約が解消した嬉しさは凄まじいものだ。
 何10回も入浴している嬢2人に撮影の許しを得た。それがハメ撮りの始まりだった。
 ソープ遊びの感動に抜群の上玉に出会った悦びがあるが、美貌への感激はどうしても2度目の対面で存外に低下する。すぐに見慣れてしまうからだ。それに、別嬪ぶりは“私だけに対するもの”ではないから排他的な感激ではない。
 その点写真撮影は先ず私だけに許す行為と言え、こうなると感動と親密感がいや増さる。ハメ撮りが許されれば本当に嬉しい。
 ただ、初会の感動が写真で残せないのが残念だ。初会でハメ撮りを頼むことはないから、初会の感動が写真に残ることはない。
 何人かの客に着衣姿の写真撮影を許す嬢はいるようだが、複数の客に文字通りのハメ撮りを許すのは聞いたことがない。
 なお、初会で撮影した嬢が2人いる。私の遊び方と撮影好きを仲間から聞いたからうまく行ったのだろう。店の女たちの間で(好意的に)有名になることが大切だ。私は初会ではいつも手ぶらで会い、カメラを持っていたのはこの2例しかない。
 1件は馴染みの嬢との二輪車で、もう1人の嬢にカメラマンになってもらおうと考え、このことは相手に伝わっていたのだが、もう1件は、どうしてデジカメ入りの鞄を持っていったのかわからない。馴染みの女の予約が空振りになったのかな。
付記:
(好意的に)と書いたが、(不快的に)噂になる遊び方をしている多回数遊興人がはるかに多い可能性が高い。私が馴染みの女の多くから聞いた話がそういうことだ。
 更に、抜群の容姿の女は通うようになっても撮影を頼みにくい。確たる信念でしっかり拒むことが多いと想像するからだ。私は引っ込み思案の本領が発揮される。よって、写真が得られず、感動の記憶は4年で薄れる。
(ただ、抜群の上玉(店の飛び抜けたNo.1)からマムコの写真を撮らせてもらったのが(僅か2度目の入浴で)2人いた──2度目の二輪車の恵里亜・ユウと想い出の女の恵里亜・アリサ
 とにかく『ハメ撮り(顔もOKのものに限る)』の感動は後々まで突出する。
 私のお宝はソープやヘルスで撮った写真だ。これは他人が見たってさほど感興が湧かないだろうが、私は性風俗の遊びが何よりも生き甲斐だっただけに、嬢との交情が偲ばれる写真がとても大切だ。

 ハメ撮りは4回面白い。
1.嬢の性格・私への好意の度合いを読み、依頼の言葉を口に出しても良いだろうか、二つ返事でOKしてくれるだろうかとさんざん悩む時〜私はとても慎重だ
 好ましい客である筈の私に拒絶する時、相方は相当心苦しいだろう。その心を思いやる。
2.許諾を得た時の歓喜〜その時にはデジカメを持っていないことが多い
 カメラを持参せずに撮影を頼んだことに認める気になった──と言った嬢が1人いた。
3.初めてカメラを構え、ポーズを求める時の愉しさ
 股間を撮影するだけでも充分嬉しい。股間の撮影後更に対象を拡大できればまた嬉しい。
4.撮影するようになって知る相方の意外な一面、そして、親密さの一層の拡大を感じること
 撮影を重ねると心の近接を間違いなく感じる。お顔の撮影が不可ではそれが得られないから残念だ。
 この最後の愉しさが何とも言えない良いものだ。純真な男ほど歓びが大きい。
 本稿のハメ撮りは特別な対価がないことが大前提だ。嬢の好意をもとにシャッターを切るのが価値があって、有料の撮影は、嬢に10数万円も出して店外デートに持ち込むのと同様に殆ど無価値だ。
 私は嬢にハメ撮りを打診した時、特別なお手当を無心されたことは一度もない。そんな性格の嬢にハメ撮り意欲をかき立てていない。
 平成後半以降の金津園はデフォルトで撮影が用意されることも僅かながらあるが、そんなものはこの4つの歓喜を全く味わえなくて利用する価値がない。全くもって無能力者の娯楽だ。ハメハメして撮り撮りして心から快哉を呼べるのは、相手が初めてした(と考えられる)場合だけだ。

ハメ撮り成功のこつ

 ハメ撮りを果たすには遊興頻度が大切だ。わけを書こう。
(A) 本指名数確保の願いを満足させるためには遊興頻度が多くなければ駄目。
(B) 遊興頻度の多い男は本当にきっちりした助平が多く、その手の男には嬢も承諾しやすい。
(C) 遊興頻度の多い男は、ソープ遊びもセックスも上手なことが多い。
(D) 遊興頻度の多い男は高所得であり、その手の男は人物的に魅力に富むものだ。
 こう考えれば、ソープ店に突撃するのが年に20回以内の小規模の遊興人はハメ撮り願望を温めるものではない。月に2回以上ソープ店に突撃する男でも、セックスが“やってちゃん”では駄目。たとえセックス巧者でも、同じ女に3回入浴したら嫌になる性格ではこれまた駄目。
 なお、ハメ撮りするには嬢と年齢が近い男は成就しにくいと思う。やはりこれは『好感』だけでは駄目だろう。女がコケットリー発揮の気持ちや征服的なものを受け入れる気持ちにならねばねえ。

 しっかり出撃しているとして、ハメ撮り持ち込みのこつは何だろうか。
 親しくなること、それ以外にはない。その親しさは友達のような親しさではダメで、
  敬服的なもの──性の熟達と遊興のしかたに対して
  慈母の心────無邪気なエロさに対する微笑みの心
 私の場合はこうだ。お堅い子に頼んだってダメ。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる──の行動様式では美しくなかろう。成功率を重んじたい。Noの返しは相手をとても不愉快にさせていることをよく考えて欲しい。
 ハメ撮りはとにかく猥褻だし、親密さを満喫できる。単にお顔の写真を撮らせてもらうのと違い、全裸のM字開脚姿や自分が合体中の写真を撮るのはとにかくエロいし、楽しい。
 撮影に至れば、(顔が写るのを拒んだ嬢を除き)嬢も必ず楽しげにポーズをとる。高級店の嬢はプロカメラマンの撮影になれているとよくわかる。だから、写真の撮り方がださいのはダメだろう。
 私はポーズの注文が速やかに出て、カメラの構え方に工夫があり、「写真の撮り方がプロみたい!」とよく感心された。
 私は風俗遊びについて書いた小説を世に出したいだけでなく、ソープ嬢やヘルス嬢の撮影写真がたまったから、世間に紹介してやろうと考え、平成12年の半ばにサイトを出すための勉強をはじめた。
 その頃嬢にハメ撮りをお願いすると、百発百中と言って良いぐらいに許諾を得た。勿論お願いする相手の性格を見て(不許可となるのが私には猛烈な屈辱だし、相手の嬢に気分の悪い想いをさせたのが残念だから)、拒まれることが絶対にないように厳選して頼んでいたが、厳選しただけあって見事な成功率には驚いた。
 見事な成功は見事に思いやりのある性交があったからだ。
 で、こつに戻るが、これはアナルセックスに持ち込むこつと同じで、平たく言えば『クンニ』ではなかろうか。端的な要領だ。これが思いやりのある性交だ。
 ハメ撮りが他のどんな快楽よりも素晴らしいのは、後々嬢のこともその時のエロ行為も写真や動画を眺めて反芻できることだ。本当に結構だ。
 このことからこつで1つ思いつく。それは成果の画像を嬢に見せる(被写体の嬢と会話してないと思われるもの)ことだ。驚嘆し、面白がって見ていればお願いの言葉が出しやすい。
 知己の先輩が私にハメ撮りを許し、その親密そうな表情と淫らなシーンを会い始めたばかりの嬢が見て仰天することがよくあった。そのような反応を見るのが楽しいだけでなく、その嬢について意外な裏話を聞かされたことも何度かあった。金津嬢の世間は狭い。
 でも、私はそういうものを見せた時には、原則として相手に撮影の願望を言わない。ただ反応を観察しているだけだ。男と女のことは何事もせっかちはよくない。
(A) 自分がこんな助平写真を撮らせたら、やはり同じように他の女の人に見せられるに違いない。
 そんなのは絶対嫌だな。
(B) この人はこんなことを許されているんだ。私も認めてあげても良いかな───と安心する。
 このどちらの気持ちになるかは相手の性格を見て判断する。(B) だと思えば、後日打診する。
 ハメ撮り前は、顔出ししていない嬢数人の写真を見せるだけだが、これを許された後は10数冊の簡易アルバムを嬢と一緒に眺める。その対象者の多さと写真のエロさに嬢は嬌声を上げる。これが本当に楽しい。
 化粧の仕方、裸のスタイル、恥毛の手当のし方、他店の部屋の様子、親密関係の雰囲気、こういったものに関心を寄せる。嬢はペニスを嫌というほど見ているけれど、開いた女陰はそんなに見たことがない。やはり興味深いだろう。
 なお、写真を披露するのは撮影するようになってからが7割、写真を披露した後で撮影を頼んだのが3割ぐらいかと思う。後者は当然“脈あり”の判断をする材料としてやっている。また、全く脈なしと判断していても、見て面白がる性格だと思えば、遊興の座興として写真を披露することが当然ある。
 写真を披露すれば、嬢は(私が撮影を認めれば、同じように誰かに私の恥ずかしい写真が見せられるのではないか)と思う。そんなことは絶対にイヤ!と思う気質の嬢には絶対に写真を見せてはならない。
 性格を読まねばならない。

ハメ撮りがしやすい嬢

 ハメ撮りのノウハウを説くサイトがないかと思って何度かハメ撮りでググったけれど、なかなかそういうサイトが出てこなかった。これを論じたサイトやハウツーをまともに書いたサイトがないのが不思議でならなかった。
 で、とうとうその手のサイトが現れた。
 ハメ撮りを楽しむ人々は、どのように相手を見つけているのか?
 世間を震撼させたハリウッドセレブのポルノ流出から約1か月。ハメ撮り最新事情を探ってみた。
 ハメ撮りの最初のステップは、被写体を見つけること。彼女や妻が即OKしてくれれば話は早いが、難色を示されることも。しかし、あきらめるのは早計だ。「スマホの利点を利用して長期戦に持ち込むべき」と語る田中直義さん(40歳・仮名)は、3か月に及ぶ粘り腰で実現にこぎつけた経験を持つ。
「ウチの妻は最初、完全にNGでした。そこで考えたのが普段からスマホで写真を撮り、撮影を日常化していく手段。ちゃんとしたカメラだと構えてしまいますが、スマホなら撮るほうも撮られるほうも気楽。一緒に自画撮りしたり、アプリで写真を加工したりするとテンションが上がります、慣れてくれれば、日常の行為の延長としてSEX中でもすんなり撮らせてくれるようになりましたよ」
 一方、出会い系でハメ撮り相手を漁っているという斉藤直人さん(35歳・仮名)は「『プロっぽさ』を演出することで撮影を了承させるようにしている」と語る。
「出会い系に来るコはそもそもお金目的なので、最初にきっちりとビジネス感を出して金額の交渉をします。今のコはみんな、ハメ撮り写真が流通していることを知っているので話が早い。特に販売の予定はなくても、同意書を事前に用意するほうが逆に相手も首を立てに振りやすいんですよ」
 ちなみにナンパ師・Sai氏によると、ハメ撮りOK女子は3種に分類されるという。
「大きく分けると『一途で男性に尽くすことが好きなマジメ系』、『自己主張の弱い女性』『エロいドMな女性』。まずマジメ系は『ハメ撮りの拒否=愛情の拒否』という図式を作ると断りにくいため、愛情表現の一種として撮影するのがベスト。『自己主張の弱い女性』はMであることが多いのでハメ撮りをソフトSMの一環として位置づけましょう。最後の『エロいM女性』はノリが非常にいいコが多いので、『エロい!』『カワイイよ!』などと褒めながら撮影すると受け入れてくれます」
<2014.09.30 取材・文/週刊SPA!編集部>
 私は、ハメ撮りは男の趣味として最高のものだけれど、相手を嫁とか恋人で考えるのはどうかと思う。
 2人の極秘とするなら良いけれど、世の中にはこれをネットでひけらかしたがる人間が多い。他人に見せるなら、また、写真を見せないとしても女房や恋人をハメ撮りしたことを他人に言うなら、私はそんな男を好かない。妻は神聖にして冒すべからずだ。徹底して2人だけの秘密にするなら良いけれど。
 遊び相手なら良いと思う。で、撮影のために特別な料金を払ってハメ撮りをなすのは、全く美しくない。そんなものは何十万円も払ってソープ嬢と店外デートするのと同様に自慢にも値しない極めてみすぼらしい遊興だ。
 買春客が嬢にお金を払ってハメ撮りするのは、女性やエロスの神を冒涜する邪道と思う。ハメ撮りは性愛のプレイとしてお互いが楽しく自己欲求的にすべきだろう。ただ、その写真で利潤を得るを目的として、そのためにお金を払って撮影するなら、行動の美学は不要で、指弾しない。
 遊び相手(性風俗の嬢に限定)にハメ撮りする時、そのように進められる嬢はどんなタイプだろうか。
 紹介文では一途で男性に尽くすことが好きなマジメ系自己主張の弱い女性Mであることが多いと筆者は書く)エロいドMな女性の3つに分類している。
 玄人女性が一途で男性に尽くすことが好きなマジメ系でハメ撮りを許すケースはなかなかないだろう。となると、この論者の考えではMの嬢がハメ撮りを許すことになる。本当だろうか。
 私はハメ撮りできた相手にM性を感じたことはない。ただ相方(ハメ撮りしていない)に「貴方はMに見えて完全にSね」と言われたことは複数回ある。
 この論の中で賛同できるのは──『エロい!』『カワイイよ!』などと褒めながら撮影すると受け入れてくれます──のところだけだ。
 なお、『割と一途なマジメ系でエロ心はしっかりある』と変えれば、大いに頷ける。私はそういう嬢に通い詰めた。
 私がハメ撮りした嬢は大勢いるが、ハメ撮りした時点で雑誌に顔を出していたのは1人もいなかったと思う。顔出し嬢は『自己の人生に対する取り組み姿勢に疑問あり』と私は思っていて、その手の女は“割と一途なマジメ系”には該当しないだろうから、一応理屈が通る。
 エロ心の証の例としては恥毛の処理がある。ソープ嬢は性交時のトラブル防止のため陰毛を穏やかな量にするのは昭和の頃でもやっていたが、例えば、平成10年から平成20年の時期のソープ嬢やヘルス嬢で考えると、大陰唇を無毛状態にするのはそんなに多くはいない。
 平成10年以降のハメ撮りの写真からそれを確かめる。
大土手に恥毛があったが、私の勧めで縮小させた  5人
もともと大土手の恥毛を処理していた  5人
処理せずとも大土手の恥毛がかなり薄い  5人
 恥毛の処理は面倒だから、大土手の恥毛に対策しているのはエロ心が認められる。ハメ撮り応諾と関係はありそうだ。
 で、私なりに考えるハメ撮りの成就しやすいソープ嬢(ヘルス嬢)は次だ。
 割と一途なマジメ系でエロ心はしっかりあり、お顔の美貌面がそれなりのレベルで、むしろこれ以外のところで女としての魅力を自負していて、人気面で仲間の中の序列が低いのは我慢ならないタイプ。
 要するに、純な女。男に好感を抱いた時、男の頼みを聞く心が生まれやすい。
 ハメ撮りがしにくい嬢を例示する。片意地張って風俗業界を生きているという感じの情の強い女が代表例だが、他には次。
 全く不感症の嬢───エロ心がない
 飛び抜けた人気嬢──心がお高い
 全くの不人気嬢───客に心を寄せない
 顔出ししている嬢──写真ならサイトに出しているよと返す

 後編:裸体撮影の楽しみ
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(千戸拾倍 著)