グロースファクター
後舐め考

 後舐めは射精後のフェラチオで、後吸いフォローフェラお掃除フェラ吸い出しとも言う。嬢がこれを言うときは品良く?フォローフェラお掃除フェラが多いが、高級店で若い嬢が吸い出しと発して、語感の卑猥さに驚いたことがある。
 私は後吸いというのが一番好きだ。舐めるだけでは面白くなく、吸って貰って効き目が突出する。
 この性技は金津園で平成初期まで初会の嬢に振る舞われることが先ずなかった。平成4年春に全ての店がゴム着の方針になったが、その頃後舐めという卑猥な性技を念頭に置いている嬢はいなかったと思う。そもそも日本のファック動画で後舐めが殆どなかった。
 エイズ問題を起因に金津園は客足がかなり落ちて、対策として生挿入OKの店(艶が最初)が現れると、値段の張る店で後舐めが定番の技になった。
 これは瞬間的な動作だけれど、もともと金津園の嬢が殆どしてなかっただけに“ソープ嬢の技”として考察したい。
 後舐めはソープ遊び用語集に書いた通り、生中出しの直後にするものでなければ意義が乏しい。
 ゴム着射精の後にするのは
  ゴム装着のままで後舐め──ちっとも感興があるものではなかろう。
  ゴムを外して後舐め────ゴムの味がして、ゴムの内側の塗布物が口の中に入ってかなわない。
ということで、そこまですることには疑問を感じる。それに、射精後もしばらく抽送したら、こね回された精液がペニスに絡まって、口にする側からしたらたまらないだろう。ゴム着射精の後舐めは好ましくない。
 ヘルスでは口内射精を果たさせた後に嬢が口で残り汁を吸い出すのが当たり前で、これは動作的には後舐めだけれども、続きの動きであって『後』の動作ではない。やはり男がバギナかアナルで放った後、正上位や後背位で男を受け入れていた嬢が素早く体勢を変えて行うのを後舐めと言うべきだろう。
 ここ数年のエロ動画を見るともう全部と言って良いほど後舐めをするから、男が女を支配下に置いたかの如きこの動作が世の中の男に望まれていることがよくわかる。
ソープの後舐めと和製エロ動画の後舐めとどう違うか。
 (1) エロ動画のほうは輪姦での後舐めがよく見られる。ソープでは輪姦にはならない。
 複数の男の精液がついたペニスを咥えるほうが過激だ。最初の男が放った精液は以降の男の抽送で泡立ち、精液臭を増している。このチンボの後舐めはもうテリブルだ。
 (2) ソープの後舐めは嬢がペニスに口を寄せる。エロ動画の後舐めは男優がペニスを女の口に寄せる。
 エロ動画ではどうして使役的、強制的に見せるのだろうといつも思う。時間も長いし。
 (3) エロ動画では男優が膣口から垂れた精液をペニスに塗りつけてそれを女の口に寄せることがある。
 ここまでするソープ客は先ずいないだろう。AV女優というのはすごいね。私は経験ない。
 (4) エロ動画ではソープと比べて、吸いつきの度合いが低いように思う。カリの白汁を舐め取る感じだ。
 もちろん吸い付いている感じのAV女優もいるけれど、性風俗経験者が多いと思う。
 フェラチオが男にとってただでさえ喜悦の行為なのに、中出しを終え、先端に白い汁を残して、マン汁に濡れたままで萎えかけているペニスに吸い付かれるのは、全く歓喜だ。
 使用後でもう縮んで、すぐには起立不能でもフォローのフェラチオをするから、とにかくエロくて、嬉しいほどに何やら野生的で、誠意があふれこぼれるようで、もうたまらない。
 AVによく見られる手こき後の後舐めではなく、また、監督の要請によるものでなくて、中出し放出を終えたペニスに嬢が自発的に顔を寄せ、舐めるだけでなく、残り汁を吸い出すように厳しく吸引すると、もうありがたさが極限に至る。吸い出しなんて、たまらないほどいやらしい言葉だ。
 このサービスだけは、私からやってとお願いしたことは一度もない。
 嬢が過剰豊満だと、私はそれこそ射精しながら縮んでいき、嬢が咥える時にはもう最小サイズになっているから、赤ちゃんになった気分だ。
 男性には、射精した後
  (1) 殆ど萎えることなく再度の抽送にかかれる精力
  (2) 萎えてしまって再勃起に時間がかかる精力

の2種類あるが、後者の場合、後舐めでは七転八倒の刺激感が得られることが多い。
 そういう観点からすれば、前者のタイプは、後舐めをする立場からしても妙味が乏しいだろう。

 次に紹介するのは私の体験談で、昭和61年頃と平成6年の後吸いは金津園でそんなことをする嬢が殆どいなかった時期の事例で、平成10年の体験は、後吸いを定番にしていた艶グループの店でのものだ。

ソープ道入門6より──昭和61年頃
 君は百八十センチに近いから、百七十センチの女を抱いてもどうってことはないだろうけれど、僕にはとっても大女だから、ニーナの立ち姿自体が現実離れしたような荘厳な魅力だったし、天井に突き上げているような長い脚を小脇に抱えて、柔らかい尻たぶの間に向かってパコパコと腰の運動をするのは何とも言えないほど爽快だった。
 判るだろう?……いや、大男にはその実感が絶対に想像できないだろうねえ。
 もう一つ記憶していることは、ニーナの胸を抱えて気をやった直後、ニーナが、「ねえ、田倉さん、いいことしてあげようか」と耳元で囁いて始まったんだ。
 射精してすぐ平常形となって肉壷から転げ落ちた僕のおちんちんに飛びつき、いきなり強烈なバキュームでエキスの残り汁を吸い出してね。縮んだカリ首が猛烈にこそばゆくて、僕は思わず腰が飛び上がったよ。
 逃げる腰を、彼女は力の限り「横四方固め」で押さえ込み、更に吸い取るんだな。舐めるのでもなくこするのでもなく、手加減もまるでなしに、ただ吸ってね、文字通り僕は絶叫したぜ。
「好かったでしょう。これくらいなら飲み込めるわね。田倉さん、やっぱり、あれを出した後は、あんなふうにされるときついでしょ。……絶対にそうでしょ?」
 何かにつけて恥ずかしがるニーナがそんな大胆なことをするのは本当に意外だったなぁ。
 エロビデオには、顔射の後ペニスを女に吸わせるというシーンが多いけれど、その当時僕はエロビデオを見ることが一度もなかったから、そういう絶妙の閨の技があることを全く気づかなかった。もっとも、射精したペニスを舐めて尿道口から残り汁を吸い取るというような濃厚なフォロー動作は、当時のビデオではかなり少なかったと思うねえ。
 それから、ニーナはこれを時々してくれたよ。
「絶対に他の人にはこんなことはしないわよ。田倉さんだけ!」と言っていた。
 
ローザ 2より──平成6年
 その日私はすっかり酒に酔っていた。嵌め慣れたその入り口がよくわからなくなってしまい、ローザに指で誘導させた。
 私の腰の動きを受け入れるローザは、童女の風貌が薄らぎ、よがる顔がいつもよりも女っぽかった。
 既に前戯でアクメに達し、しとどに濡らしていても、躯が小柄なだけに蜜壺は挿入感が良かった。狭い膣道をかき分けるように、ペニスを軽妙に抜き差しすると、私は一歩一歩確実な快感が呼び起こされ、それが腰の中心の辺りから朦朧としていた脳味噌へと伝播した。
 異様な形状の堅いものが、異様な形状の可憐な柔らかいものの中に出入りするのを見つめる眼の瞼がかすかに痙攣し、焦点を合わせることができなくなった頃、私は下腹部の奥のどこかの収斂がそのまわりで感知できるほどの、ひときわダイナミックな放出の時を迎えた。
 躯の発する熱に包まれたまま崩れるようにベッドに倒れ込むと、ローザは余韻に放心していたい心を抑えて華奢な上体を起こし、私の萎えようとする発射管に飛びついて、管の中に残っている生汁を吸い出した。
 ローザに初めてそんな過激な後戯をされ、私は何ともこそばゆくて心地良かった。

驚嘆の即々生セックスより──平成10年
 抽送を続けて腰がつらくなり、そろそろ射精したくなったから、千春とキスをすることにした。私はキスをすると、感極まって射精起動がかかった。
 千春は私の唇も舌も貪るように吸った。吸っているのに合間合間に唇を離して喘ぐから、よほど気持ち良いに違いない。この乱れ方は演技の喘ぎではないと確信した。
 確かに、エロビデオでピストン運動をしている男が女にキスをすると、それまでやかましいぐらいによがり声をあげていた女がネットリとムーディにキスをして、ついさっき狂わんばかり顔で喘いでいたのはどういうことなの?と思う。
「イクぞ! イクーぅ!」
 私は建物に鳴り響くような声を上げて射精した。
 暑いのですぐ身体を離したら、千春が私の股ぐらにダイビングするように飛び込んできた。一体何か?と驚いたら、ヌラヌラのペニスを吸いしゃぶって掃除するサービスだ。縮みかけたペニスを強めにフェラチオするのがとてもこそばゆくて気持ち良い。残っていた粘液を尿道から吸い取られるのがわかる。
 ソープでこのサービスをされたのは5人目、うち初対面でされたのは3人目で、私はトキハの指導が徹底していることに驚いた。
 マットプレイもベッドの抱擁も一通り終わって、千春の仕事ぶりが充分わかった。更に、千春は初対面で私に相当の好感を抱いたようだと手応えを感じた。
「君は、発射したばかりのちんちんをチュウチュウ吸ってくれたけれど、そんなすごいサービスを誰にでもしているの?」
「ううん。この人なら、して上げよう、と思った人だけぇ!」
「そうなの。ありがとう。むちゃくちゃ気持ちよかったよ」
「こそべったくていいでしょ?」
「うん。全身にこそばゆさがピーンと走って、君を足でけ飛ばしてしまうのではないかと思ったぜ」
「うふふっ」
「しかし、君のおまんφはベトベトのヌラヌラだったぜ。あれでワセリンがいるとは信じられないねえ」
「でも、ないと、痛くてしょうがないの。塗っていても、乾いてしまって、とても痛いことがあるのよ」
「へーぇ、大変だねえ。ほんとうかいな」
「切れることはしょっちゅうよ」
「気の毒に。……君は、本指名は月25本ぐらいかな?」
 金津園の嬢が即尺や吸い出しなんてとんでもないと思っていただろうという時期だから、上のニーナの後しばらくは後舐めの経験がなかった。でも、2度目が何年のことだったかは記憶がはっきりしない。初会の嬢に後舐めされるのは、恐らく平成6年の艶が2人目で、平成10年のトキハが3人目ぐらいだろうと思う。
 記憶に残っているのは、どこの誰だか覚えていないが、次の後舐めの光景だ。
──(相方が後舐めにかかろうとするのを認めて)すごいことをするんだねえ。
──吸い出さないと、これの中にお汁が残って後でパンツを汚すから、取っておかないといけないでしょ。
 このやりとりの後、相方がしたのがまさしく吸い出しだった。両手でペニスを口元のほうに向けて中身を誘導するようにしごき、同時にすごい吸い込みをかけてくれた。卑猥で、親身で、野性味たっぷりで、私は悶絶しながら悦んでいた。
 どこの店かわからないのだから、初会で終わった嬢で、多分容姿が冴えなかったのだろうと思う。それでも会話を記憶しているのは、残り少ない練り歯磨きのチューブから押し出すようなじっくりした卑猥な動作が印象的なのと、嬢が若いのにベテラン口調の言い方をしたからだろう。

 射精後にペニスを吸われるのはヘルスでもあるが、ヘルスでは射精自体がフェラチオで果たされるから、吸引を続けられても、それほど気持ちをかき立てられはしない。
 でも、口内射精を受けた嬢は一刻も早く精液を吐き出したいものだから、まずい体液を受けた後も数秒間の吸い込みの持続があれば、私は必ずオヤッと思う。亢奮しても、嬢を観察する眼は閉じない。
 まあ、口内放銃後の吸い込みの継続は、嬢が私に寄せる好感度の大小よりも、口の中にザーメンを貯めておく違和感・イヤさ加減の方に左右されるだろうから、私は無理な期待はしない。
 感心なヘルス嬢がいた。20歳で、業界入り1ヶ月、かつ、かなり太めなので、私は完全にノーサンキューだった。しかし、選べる子がその子1人で、仕方なく遊んだ。
 話していると、オナニーでもイッた経験がなく、オナニー自体そんなにしていないというので、これは私の技と親密さの醸成に、どう変わるのかなと実験気分になり、その娘にしっかりクンニリングスした。イクまでには至らなかったけれど、かなりのよがりっぷりを見せた。彼女は未経験の愛撫に感動していた。
 その後、クリトリスにじっくりペッティングをしてやり、イクに近いほどよがらせ、割れ目がずぶ濡れになっていた。
 その後攻守交代でフェラチオさせると、口内射精が終わってからでも、吸引とこすりの良いこと!
 60分のコースの初対面で、指マンの途中には、私が大好きな口内唾垂らしもドローッとやってしまった。そこまでうちとけたからこそのフォローフェラの気の入れ方だった。
「他人から唾なんてものを飲まされたのは初めて!」
 と、後で目を丸くしていた。
垂れるところを見るのと後吸いとはやや両立しません。

 ヘルスの口内射精後のフェラチオの持続が感心でも、ソープの、膣内射精を終えて離れたペニスに口から飛びつくというのはすごい行為だ。強烈な愛情表現だと私は思う。(まあ、エロ動画の影響で、職業義務としてしているのだろうが)
 このとってもこそばゆい性戯は、高級店以外ではなかなかされない。ゴム着ファックではこれはしたくない。ペニスがゴムくさくなっているし、ゴムとペニスの微細な間隙で、精液とチン汁とゴムの内側のゼリーが攪拌され、くさみが熟成されて、いかにもきたならしい。
 製造後数ヶ月経ったコンドームの内側のゼリーが付着したペニスを口に含むなんて、女の立場からすればとんでもない。
 金津園には大勢の女がいるけれど、ゴム着用でファックするのが多いから、中出し射精直後のフェラチオを初対面の客に振る舞う嬢はそれなりに少ない。だから、これは秘技中の秘技だ。
 艶グループの嬢は射精直後のペニスを吸うように指導されていて、何しろ初対面の男の未洗浄のペニスをしゃぶるという驚天動地の過激なことをするから、最後のフォローもしっかりやる。
 でも、これをやってくれた嬢に聞くと、即尺と違って後舐めをしない女はいくらでもいるし、するようにしている女でも、気に入った客だけにしている。
 フォローフェラにはやれるタイミングがあって、射精した後、男が感動してベラベラ話しかけてはやれない。射精した後に男がすぐに起きあがってタバコを取り出すとやる気にならないし、ねちねちと鬱陶しいキスをしかけられても同様だ。
 男が「イクーぅ!」と絶叫して放ち、すっかり打ちのめされた顔をして速やかに躯を離して、エッチに心底感動した言葉をかけ、しかも、嬢がファック中に本気のキスをしていたなら、フォローフェラの可能性が高まるだろう。
 私の場合、艶グループの嬢に、初会でない限りはフォローフェラをされたい願望の域を既に卒業して、嬢にフォローフェラをやってあげたい心があっても、快感の深さによって完璧にノックアウトされ、上体を起こす気力がないという状態にまで到達していただくのが嬉しい。
 で、フォローフェラを期待しない代わりに、小陰唇を左右に開いて、中出しのザーメンがとろりと垂れるのを眺める。
 見て見て!、とばかりに大股開きをしたままの女がとてもかわいい。

 私はこの性技が好きだけれど、所詮瞬間的な快楽だし、女性冒涜と思っているから、嬢がするに任せ、私から求めたことはあんまりない。求めたとしても本指名を何度もかけた時だけだ。
 私は記録好きでも後舐めされたかどうかをメモしていない。意識がないことの表れだ。でも、私が入る店は高級店が多いから殆どこれをされている。高級店でも嬢が後舐めをしないこともある。だから、これはかなり嬢の好意が表れるものだと思っている。
 艶グループは──NSファック、即尺、即ベッド、2回戦以上、特殊椅子のプレイとマットプレイを両方消化、後舐め──これがもう定番と言っても良いぐらいだが、赤字のものはしない嬢もそこそこいる。
 まあかなり多くの嬢がこれだけの先鋭的性技をしているが、後舐めは好意的に迎え入れた客にだけすることが多い。
 このことは艶グループに倣った“高級店サービス”をするRグループ、ルーブル、セ・ラヴィ、シルクロード、MGM、館、重役室、皆同じだ。(特殊椅子のプレイについてはこれを置いていない店がむしろ多い)
 この先鋭的性技が有効であることを艶グループで働いた嬢はよく知っているから、艶グループ以外の店に出るようになってもこの過激接客技を続けることが多い。即尺や吸い出しをするなんてとんでもないと思っている嬢にとっては迷惑この上もない。
 平成20年代のネットでソープ談義を見ていると嬢の名前付きで「お掃除フェラをしてくれなかった」という叩きをよく見る。嬢の名前付きとは実に許しがたいが、女が気分を良くするセックスをしていないガキ連中の戯言だと思う。
 一つは、「あんたは、嬢がその気になるほどの客でなかったんだよ」ということ。親しくなってから嬢に聞くと、後舐めは振る舞う客と振る舞わない客があるのが普通だ。要するに、その気にならないとこれはやらない。はっきりしている。
 なお、短時間の動作だから嬢が忘れることもよくある。忘れるというのはその気にならなかった客ということもあるが、セックスが充実しすぎて陶酔状態で忘れる場合もある。私はこれが多いが、源氏名つきでBBSでこぼす男にこんなことはないだろう。
 ソープでセックスらしいセックスをしない男が多いことの現れが「お掃除フェラ」願望だ。
 男が本当のセックスをしたら、自分のファックと前戯で女が気持ち良くなるかどうかがもっぱらの関心事で、“後フェラ”なんてどうでも良くなる。また、真剣に最善のセックスをしかるべき時間展開したら体力を使い果たし、放った後にとどめの咥えをされたい気持ちなんて生まれない。
 女も、男に本当のセックスをされることによって、エクスタシーに至るか、アクメがなくてもよがり続けるかすれば、男が離れたときにフェラチオしてやろうという意識が失せる。
 後吸いを願う男は一体何を望んでいるのか。イッた後にカリをしゃぶられても快感はそれほどない。強烈にこそばゆいが、その微妙な感覚が楽しみなのか。それとも、そこまでする嬢に親近感を認めることができて、それが嬉しいのか。いや、女の隷属的振る舞いに感興を覚えるのか。いずれにしても、これなかりせばソープ嬢としてなってないとするのは愚かなことだ。
 後吸いでファック後の嬢の親密度を計測するなんてとんでもない品性だ。ファック後の嬢の親密度は、その前のファックの最中に
  (1) いかに女が乱れたか、濡れたか、気をやったか。
  (2) 正上位で仰向けの女がいかに触れてきたか、抱きつこうとしたか。
  (3) 女がいかなる視線の当て方をしたか、何を言ったか、いかに積極的にキスをしたか。
についてしっかり手応えがあって、その上で、ファック終了後に一仕事終わったなどという顔をせずに、親密さだらけ、対戦が楽しくて気持ち良かったという雰囲気の充満度でもって計測するものだ。
 私が対戦する嬢は日頃後舐めをしているのが多いが、私を相手する場合はしないことが多くなる。
 私は果てた後、女がぐったりして起き上がる余裕がないとか、抱きついてきてじっとしているとか、こういうふうになるほうがよっぽど嬉しい。義務行為を忘れたことでのめり込み度を確認する。お掃除フェラがないことを愚痴る唐変木とはまるでレベルが違う。どうしてこうまで人間には落差があるのだろう。
 とにかく相方の名前まで出して愚痴を書いているなら、こういう男は本当に情けない。

 私はアナルセックスが好きでも最初から最後までアナル挿入で通すことがそんなになくて、中出しはバギナにするのが圧倒的に多い。でも、多少はアナルの中で放っている。
 後舐めで特に嬉しいのはアナルに放った後にされることだとつくづく思う。
 まあ、事前に直腸洗浄なんてしていない尻穴に抽送したペニスは(咥えにくいという点で)別格だから、これをされれば中出し前でも充分感激できる。尿道を精液が通過していないから後舐めと言いにくいが、“ピストン後の”舐めである点においては同じだ。
 私は日頃AFをしていない嬢をAFに持ち込んでいるから、アナルから抜いたペニスにフェラチオするのはどの嬢も一瞬の戸惑いを見せるので大変愉快だ。
 このほか後舐めで私が想うこと。
 高級店の人気嬢でも後舐めができないとはっきり言う子に結構会っている。私がアナルセックスや口内唾垂らしにまで持ち込んでいても後舐めだけはできないのだから、これの嫌さの程度はなかなかなのだ。飲尿までさせても口内射精や後舐めは嫌と拒んだ通い女もいた。
 後舐めした後吸い取った液をティッシュに出した嬢が1人か2人ぐらいいた。ティッシュに吐きだすぐらいならむしろ後舐めをしないほうが良いと思う。
 さて、後舐めにはもう一つある。
 ある嬢(R子)に入浴している時、私が店の売れっ子のP子のことを話題にすると、R子がP子の過激な接客に驚いたという話をした。
 廊下でP子が客にした会話をたまたま耳にしたのだ。
 P子が客を個室に案内する時に「お手洗いをしますか?」と尋ね、客の別室立ち寄りの表明を聞くと「1人でできる? 手伝いましょうか?」と甘い声で持ちかけたのだ。
 R子はびっくりした。
 私はP子がペニスを指で支えて男の放尿を支援?し、出し終えた後はフェラチオするのだろうと思った。R子もP子がそうすると想像したようだ。
 これも立派な後舐めだ。しかし、R子が驚くのは当然だろう。
 R子に「その客は初対面の客の可能性はある?」と聞くと、頷いた。P子が初対面の客や本指名回数の乏しい客でも、一緒にトイレに入って、ズボンの前あきからペニスを取り出し、放尿させ、直後にお掃除フェラをするなら、これは金津園ではかなり希少な卑猥プレイだ。
 R子は私がソープ嬢としての性技を教え込み、私には、アナルセックスの後の後舐めも、放尿を口で受けることもするが、私を別格の常連客としてするのであって、P子がすることはR子には絶対にできない。面白いものだ。
 参考:ソープ遊び用語集(前編)の『ゴックン・後舐め』

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(千戸拾倍 著)