グロースファクター
ソープ嬢の工夫

 ソープ嬢が演出で腐心するのは導入部でしょう。初対面の客の心を最初にガンと惹きつける。自分のランキングを上げたい嬢はこのことをしっかり考えます。
 馴染みの嬢で対面時の導入部を振り返ると、所作顔つきにおいて最も“力入れ”を感じたのは、本指名を初めてした時や、何度か本指名して打ち解けぶりをつくづく感じた後の入浴よりは、初会ですね。
 どんな男かわからないけれど頑張ってやろうという気持ちと、何としても第一印象で失敗せずに上手く運ぼうという心、それにわからない男に対する不安の身構えが全身に現れます。
 やっぱり初対面の時の迎え方が最も…と感ずるのは、その後の親しくなりぶりから残念に思うのですが、嬢の頑張り度よりも安心感に着目すべきでしょう。心にむち打った所作よりも慣れ親しんだ振る舞いを賞味すべきですね。
 私は同じ店に徹底的に入る遊び方だから、初会の嬢が、私のことを仲間や店のスタッフから聞いていることが多く、(ああ、こういう感じの人かぁ)という気持ちがちらっと顔に表れたと感ずることもありましたね。後日、1回こっきりで終わられたら恥と思って出迎えたと聞いたことが何度かあります。
 女神がどう考えているかは知りたいです。ソープ嬢を見つめてその工夫を観察しましょう。
 一昔前には殆ど見なかった工夫としてはおもちゃの用意があります。たくさん持っている嬢がいます。皆客が持ってきたと説明します。
 嬢が進んでおもちゃを出したことが多く、私から金津園の嬢に「おもちゃを持っている?」と聞いたことが殆どないから正しいかどうかわからないけれど、次が言えると思います。
艶グループ──先ず持っていない。
 即→マット→椅子→ベッドといくつもこなして多回数抜きが義務だから、そんな余計なものを置かないのか、それとも、店におもちゃの販売機があるから嬢が無償貸与しないのか??
Rグループ──私が入浴した範囲ではあんまり持っていなかったような。
 妖艶な淑女が店のコンテンツからなのか??
ルーブル───殆どの嬢が持っていた。
 客に使わせれば時間が過ぎるから、絡み時間が短い客のために嬢が用意するのか??
※ 持っていると言っても、部屋持ちでなければこういうものはいくつも保持することはできないです。
 バイブを陰核茎部に当ててもバギナに入れても、こちらはヒマだから、私はこんなことをしたいとは思いません。(使うならアナルです)
 それにしても工夫のない嬢が現れると本当に心がくじけますねえ。会って最初の8分間にまともな笑顔がない女です。私はもうたくさん遊んでいるからこの手の嬢に(平成17年以降でも)3人ぐらい出くわしていますね。

 とにかく嬢は客の心を引きよせるためにいろいろ工夫しています。その嬢の工夫の中で私がとにかく嫌いなものは次です。
1:ネールアート、つけ爪
 これは客のためというより自己満足でしているのでしょう。もうまともに手業を繰りだせないから、ネールアートをしていることがわかっておれば私は入浴しません。
2:金津園ワールドの『愛の伝言板』で客を惹こうとすること
 これはもう本当に女の性格が嫌ですね。とろすぎる客にここまでして、軽薄すぎると思います。まともな嬢はここに顔を出す同業者を馬鹿にしています。ここに書き込みたがる客にろくな客はいません。
3:客にメルアドを教えること、客と店外デートをすること
 これはもう大嫌いです。指名数を稼ぐためにここまでするなんて情けないでしょう。当然のことながら私にそれをするのは構いません。(補足:滅多に打診しないから)
4:金津園ワールドのトップページに写真を出すこと
 私の通い嬢でこれをやってくれたのがこれまでもう何人もいます。私がそれを大嫌いだとわかっているから皆「ごめん、ごめん。キンタさんに断りにくくてぇ」と言います。
 私のほうがもっと過激な頼みを聞いて貰っているから許さざるを得ません。
 以上は、わかっておれば入浴を避けたいぐらいに嫌ですが、もう一つあります。それはフェイクが明瞭な嬢です。即のプレイならともかくも、ある程度心が近づいた本プレイでもあからさまに演技候を見せるなら本当に白けます。
 たださすがにここまでのは私は殆ど記憶にありません。一生懸命クンニリングスするから嬢がそこまで演技しません。
 まあよがることはソープ嬢の工夫の最たるものです。この形態を分類します。
中イキする。 相当にレアケースだ。
中イキは難しいけれど、抽送でしっかりよがる。更に、クリイキをする。 クンニやペッティングが相当上手で、かつ、嬢が快感を得られる体質であるうことが必要で、これもそこらの客が期待するよりは該当例が乏しい。
抽送でそれほどよがれないし、陰核茎部の刺激でもイクまでには至らないが、こちらはそれなりによがれる。 男に技量があれば、一応可能になることが多い。
フェイクでよがれる。そのフェイクがフェイクと察知できない程度に上手である。 嬢が拒否したい男でなければ、その男にそれなりの技量がある時、発揮できる。
フェイクでよがることに徹する。セックスに手慣れた男がフェイクを見抜ける。 これが多い。
嬢が潮を噴くのは(いろいろ問題はあるが)一応『イキ』に含めて良い。但し、クリイキのレベルでしょう。
 フェイクのポイントは次だと思います。
(1) アンアン、エンエンの発声が明瞭で、眼が通常と何ら変わらない。
(2) アンアン、エンエンの発声スタートが男の行為開始と近い。行為ストップの時でも発声の停止が遅い。
(3) 体の痙攣的な動作が何やららしくない。
(4) 女上位の動作でよがりの声が出る。
(5) 声は出れど、濡れがない。
(6) 快感の様子に起伏の感じが乏しい。だんだん快感が高まっていくという“登り”の感じがない。
(7) 男が気をやった後(行為停止後)、直ちに平常状態の雰囲気に戻る。
(8) 即のプレイでよく現れ、次のプレイでは相対的に大人しい。
(9) 初会でよく現れ、次の本指名では相対的に大人しい。
 まあ観察していると面白いです。フェイクのよがり声は声が明瞭ですが、本物はもっと微妙な音声です。本物のよがりでは、足の構えが微妙に変わり、悩ましいほどの体のよじれや揺れが認められ、特に表情が常態と全然違うことがあります。
 フェイクでこの全部をこなすのは難しい。
 フェイクは嬢が客に迎合的な気持ちでして、気に入らない客にこんなことはしないから、そんなにフェイクをこき下ろすべきではないと思います。立派な演出です。
 ただ、客が若いとかペニスがでかいとかバギナが濡れていないとかの場合は、さっさとイッていただくためにするということがあります。それはちっともサービス的ではありませんね。
 まあネットで相方のよがりについて書いてあるのをよく見ますが、フェイクばかりのように思えます。
 なお、私は必ずクンニリングスをしますが、これでよがりを見せると、チンコピストンでいつもフェイクをしていると思われる嬢が先ず私がチンコピストンしている時はよがり声を出すことなく慈愛の顔をしていますね。
 チンコピストンで意識的によがり声を出す嬢は、チンコピストンで強烈な快感など得られない体質だから意識的に発するわけで、慈愛の顔でピストンを受け入れておれば、私にはフェイクなんかしないほうがよいと判断したとわかります。
 これが、何かを耐えるような顔をして喘ぎ、なおも観察していて中イキ気配を認めると、一気に楽しさが大きく膨らみますね。

けばくてとても個性的な女より
 サユリは見事に両足を上げたままで私のクンニリングスを受け入れた。顔をしきりに横にふるとか喘ぎ声を時々強くするとかの反応があった。上体を持ち上げてクンニリングスの様子を覗き込みもした。これはかなり心が掻きたてられる仕草だ。
 そのうちにサユリは両手を股間に伸ばし、クリトリスを剥き出した。クンニリングスしている私が顔を前に倒すと、指が頬に当たる。女が自らクリトリスをさらけだして刺激を歓迎するというのは本当にエロい。
 この応答も含め初対面のサユリがそれまで私にしていたことは、性技で人気の嬢が常連客にするような淫ら尽くしだから、私は大変喜んだ。そして、サユリの様子からもっと強くクンニリングスしても良さそうだと判断した。
 舌の圧迫を強め、クリトリスへの刺激をきつくした。かなり強く圧迫しながら、激しく横に揺らし、激しく縦にこすり上げた。
 これぐらいの強さが好みなら指攻めのほうがいいかな、と思いかけた頃、「いきそう!」の声が飛んだ。私は勇躍し、首に力を込めてクリトリスへの強い刺激を持続させた。
 とうとうサユリは気をやった。官能の叫び声を上げ、息を荒くし、股を狭め、足を伸ばして私の肩に差しだし、上体を反らした。
 淫奔な乱れに気分を昂ぶらせ、間髪を入れず私はサユリの両膝の裏を抱えて押し込むや、ペニスに指を添えることなく、開いた女陰に差し込んだ。私は床に立ったままでしばらくもこもこ動いた。サユリは盛んに快感を訴えた。
 そのやり方に飽きたところでペニスを外し、私もベッドに上がって69にかかった。互いに横に寝たままで陰部を舐めあうやり方にサユリは戸惑いを見せた。
 私はなおもクンニリングスに努めながらサユリがしゃぶるペニスの感覚に集中した。私はバギナにピストンしたペニスをしゃぶられるのが昔から大好きだ。
 サユリは昂揚ぶりが足の動きと熱心なフェラチオに現れていた。私は性技の合間にサユリに卑猥な言葉をかけ、反応を楽しんだ。
 もう一度嵌めた。正上位で抽送して驚いた。サユリの乱れようを眺めながら抽送に励み、イキそうになったところで、また次の遊び、ペッティングか69のどちらかに変えようとしたら「やめないで!」と言われた。
 どういうことやと思っていると「イキそう!」と叫んだ。そして、サユリは私にしがみつくように足を絡め、陰阜を私の陰阜に押しつけた。私が抽送の速度を上げるととうとうイッた。
 サユリにふるえるとかの端的なアクメの反応がないから、私はサユリが本当に気をやったのかどうかわかりにくい。ただ、直前の喘ぎっぷりが激しく、しがみつく力が抜けた時の表情が崩れていたから(こんな短い時間のピストンでもイクことがあるんだな)と驚いた。
 それまで嵌めた合計時間は長かったが、69から正上位に入っての抽送はそんなに長くしてなくて、精々3分ぐらいの感じだった。
 私はペニスの動きを止めていたが、また動きはじめた。サユリの甘い表情が何とも言えない。キスをするとまるで愛人のような濃厚な応じ方だ。サユリの舌と唇が奔放に動いていた。私は気持ちが昂まった。とうとういつものお願いの言葉を出してしまった。
「唾ためて! 僕にちょうだい」
 サユリが私に渡した唾液の量はかなり多かった。これほど多量の唾を口中に送り込まれたことはなかった。そして、不思議なことに味が良かった。
 元来他人の唾なんて、いくら若い女であってそんなに味は良くなくて、気分的に甘露なだけだ。多分 100回以上はしているから、そのことをよく知っている。でも、サユリの唾は違っていた。
「僕のも飲んでくれるね」
 サユリが妖しく微笑んだ。
「口を大きく開けて」
 サユリはまた見事に大きく口を開いた。しかも、舌をドーンと突き出したから、私の願望が大変よくわかっている。女神のような女だ。私は紅い舌の上にたっぷりと唾を落とした。
 私は初対面でこれをしたことはあまりない。口内唾垂らしをやると、本当に女とうちとけたことがわかる。
 また69をした。口内唾液垂らしのようなエロいことが成立した以上、私はもうひとつサユリにしてもらいたいことがあった。未洗浄の肛門に舌を這わせていただくのだ。
 相舐めの最中に頼むと、これも、サユリは私の股ぐらに顔をドーンと寄せ、尻たぶを両手で開いて、私のぶよぶよしたアナルに見事に舌を這わせた。
 これで私は満足感にとどめを刺された。
 初会の女で、見事なクリイキ、ペニスピストンでの中イキ、口内唾垂らし、即のアナル舐め、この全部ができるなんて前代未聞の出来事だ。実に上出来のヒット作だ。まあ、中イキはフェイクかもしれない。ベテラン嬢はイキのフェイクがとってもうまいから、本当にイッたかどうかは本人しかわからない。
 私はにんまりしてまた合体した。
 亢奮のあまり早漏傾向が完全に遅漏に反転していた。抽送のしかたに工夫していると、またもや早々とサユリの口から「イキそう!」が出てきた。本当に質の良い肉体をしている。
 そしてサユリは見事にイキ終えた。今度のは最前のオーガズムよりもサユリの乱れが激しかった。ここまで来ると私はフェイクの疑いを消さざるを得ない。
 私はずーっとサユリを賛美しながらエロいことばかりを言っていた。自分でも、初対面の女に調子づいて何を言っているんだろうと思うような卑猥さだった。それが、サユリの気分を相当高めたようだ。クリトリスに上手に刺激を与えるだけでは、初対面のベテラン嬢が中イキすることはないだろう。
 私はペニスを外すと、仰向けのサユリの体に寄り添ってアナルを弄った。
 指入れは絶対ダメということで、愛液を利用して揉むだけにした。サユリに両膝を胸元へ引きつけさせたままでかなり長くアナルを刺激した。その間サユリは終始右手で私のカリ首を揉んでいた。
 アナルに飽きると今度はクリトリスの指弄いだ。仰向けのサユリの胴に跨って、サユリに背を見せ、左手で陰核茎部を吊って、右手中指1本でクリトリスを揉みしだいた。
 サユリは快感がいっぱいで、あられもなく両脚を開き、淫らに足を踊らせていた。
 これをやると制圧的で誘導的で露骨さ満点で、本当に淫ら感が楽しめる。女の嬌声とかよがり声が華やかに出てくると、還暦男の淫欲が実に活性化する。
 そして、尻を後ろに突きだし、アナルをサユリの顔に寄せてやると、これもまた、サユリがペロペロと舐めはじめた。「タマも!」と言うと、口でタマを揉みしだく強さと粘着がすごい。
 サユリがカリ首を指で揉みながら、それより後方の、タマ袋や会陰やアナルや尻たぶを淫らに舐め尽くすのに私は満足した。股ぐらをサユリに任せるのをやめ、サユリの体の上に乗っかって、尻をサユリの乳房の下に置いた。眼下にサユリの股ぐらがある。
 サユリにはペニスいじりなどさせず、ペッティングの感受に専念とし、私が攻める番だ。
 左手でクリトリスを剥きだして、右手の中指の先でねちっこく優しくさすった。巧妙な刺激にサユリが身もだえしだすと、陰核茎部を中指の先でガーッと揺さぶった。右手がつらくてたまらなくなった頃とうとう2度目のクリイキに導いた。
 私は超極楽気分でベッドに寝そべり、サユリに合体を求めた。
「上になってよ」
 その女上位からバックへと体位を変え、正上位にした。すると、今度も早々と「イキそう!」となった。私はもうあきれ、夢うつつの気分で腰を送った。
 サユリは激しく私に抱きついたまま気をやった。
 私は一旦ペニスを外し、熱いキスを交わし、また、唾液交換をした。サユリの甘い表情が心をかき立てる。今日初めて会ってこれほどまでに情感のこもったファックをしているというのが不思議だ。
 そこまで何度もイッて、マンコに外観上の変化があるのかしら、と思い、局部を調べてみた。特になんの変化もないようなので、バギナの中に中指を入れて確かめてみた。これも特に狭まったとか、広がったとかの変化はないようだった。
 仰向けのサユリを横抱きして中指で膣の前壁を揉んでいた。サユリがなかなかの反応を見せたけれど、私はペッティングを長くするのを憚った。それで、指を抜いたら「やめないで!」の声だ。
 にんまりして、左手の中指はクリトリス攻撃に使い、右手の中指はバギナ攻撃に繰り出した。程なくサユリの腰が浮き上がり、両腿に力が入って膝の間隔を狭めた。
 右手のほうに集中したので、途中から左手でクリトリスをいじるのをやめた。私はしつこい指入れをしないから、指でバギナの中を揉んで中イキさせたのはそんなに多くはないのだ。
 そこで即の絡みをやめた。時間を見たら50分経過していた。
 その間サユリは、舐めでクリイキ1回、指でクリイキ1回、ペニスで中イキ3回、指で中イキ1回、の素晴らしい反応だ。このほかに、私が気づかずイッたのがあったのかもしれない。私は大満足だ。

 馴染みの嬢が私にした工夫で最も思い出深いのは、初めての月4回入浴の由美が恵里亜の玄関まで見送るようになったことです。彼女がそこまでしたは私だけです。
 恵里亜のフロントは2階にあって、客はエレベーターを2階で降り、スタッフの案内で上がり部屋に入っていましたが、私は遊びの終わりがけに、送迎車が用意できるか由美にフロントへ照会させ、車の準備ができると2階の上がり部屋に入らずに、エレベーターで直接1階の玄関まで降りていました。
 それで由美は一緒に玄関まで降りるようにしたのです。由美にどうしてそうするのか聞いた時の彼女の顔と甘い口調が記憶に残っています。
 店長に認められていない嬢がこのようにしたいと申し出ても「たわけ!」と言われたでしょう。
 NS高級店で、遊興終了後嬢が上がり部屋までついてきて、お絞り(飲み物、デザート)を渡してお別れするという演出があります。結構なやり方だけど、これは嬢の工夫でなくて、店長の指示だから値打ちはそんなにありません。
 ダイヤモンドクラブがルーブルの姉妹店だった時に初めてこれを経験して驚きました。あの店は当時上がり部屋にしている部屋が複数あって、客が上がり部屋に1人で入れる時にそこまでサービスしました。
 私はそうなると予想すると、嬢にノーパンのままにさせ、上がり部屋でスカートの中に手を入れながらお別れのキスをしたり、スカートをめくらせてお別れのご開帳をさせるとかのおふざけをしていました。初会や2度目の入浴ぐらいでもここまでしていました。嬢が本気で私を歓待しているかがよくわかります。
参考:ダイヤのナオ 楽しく遊べた若い女
 ここでの嬢の付き合い方で、嬢が私を本指名客として期待しているかどうかが如実にわかります。実に結構なやり方ですね。
 ルーブルのほうは、上がり部屋が1つなのでそういうことがしにくいけれど、客が上がり部屋で1人になれるときは、スタッフが嬢に、部屋に1人のことを合図し、嬢が待合室の中に入ってきました。
 私は嬢からお絞りを渡されながら壁に先月のランキング別に掲げてある嬢の写真を眺め、2人で感想を言い合うことをしていました。
 その後もこれは多分続いていると思う。
 本指名でない客や嬢が腹立たしく思っている客にまでしていたかどうかはわからない。
 そんなに長く2人でいられないけれど、ダイヤモンドクラブでもルーブルでも、壁の写真を見て嬢から同僚について感想など聞くのが楽しかった。
 客が私だけでないときは、2人のママのどちらが挨拶に来るというやり方です。
 艶グループでも嬢が上がり部屋まで一緒に来るとか、玄関口で嬢が見送るとかの親密的演出がありました。どの程度までこういうことをやっていたのかはわかりません。なお、Rグループやセ・ラヴィなどでは、私が知る限りではしていません。
 見送りではなくて迎え入れのほうで店が嬢にやらせている行為では、金津園で一番最初に行われたものとして、店の手の空いた嬢がずらりと並んで挨拶するというので、これは艶グループの演出です。その後これを真似する店は1つも出てきませんでした。
 その後シルクロードが、相方の嬢が待合室まで客を迎えに来るという変わったやり方を採用しました。私はこの演出は例の『飾り窓の女』みたいでとても気に入りません。嬢を物品扱いしてます。他の客に私の相方を吟味されるのは不愉快です。



裏を返せず残念でならない女より
 驚いたのは、私の舐めの最初の一撃でカスミが「あは〜ん」と声を出し、腰をよじり、それからずーっと喘ぎ続けたことだ。実に感度が活性化している性器だ。
 私は一気に気分が昂まってクリトリス攻めに精を出した。舌の感触はかなり柔らかいものに当たっている感じだけれど、頬と顎にはかなり違和感があった。
 カスミは大陰唇の毛をカットしていたのだ。私の口の周りに当たる毛先の感じは剛毛に近かった。でも、鼻に当たる恥毛が柔らかいから、不思議な感じがした。
 大変素人っぽいからマンコはにおうかもしれないと思っていたが、大陰唇の毛を処理しているだけあって、洗浄が上手なのか少しもくさくなかった。
 カスミの喘ぎは私の耳にはっきり届くほど大きかった。身悶えも顕著だ。私は(なんじゃ、この女は!)と思いながら刺激を強めた。そして、ものの2分ぐらいで「イキそう!」と来たから驚いた。
 私が、ならばイカせてやろうと、舌をクリトリスに押しつけて揉みたてた。
 カスミがすーっと気をやった。
 イクのが早かったから、続けて舐めても、カスミがノーサンキューということはなかろうと判断した。
 そのままクンニリングスを続けたら、こそばゆそうにしてはいるけれど、股を閉じずに舌使いを受け入れていて、そのうちにまた明瞭なよがり声を出しはじめた。
 もう私の攻め方になれてただ喘ぐだけでなく、「気持ちいい」とか「いい、いい」とかの声も調子よく出てきた。
 顔もよく動き、腿にも力が入り、カスミの腰のあたりに当てた私の手を探る動作もあった。
 私が相手の腰とか膝の裏とか腿とかに手を添えてクンニリングスをしているとき、嬢が私の腕に触れようとして手を伸ばすというのは、初会の即のプレイで考えれば、3人に1人ぐらいしかいないと思う。
 カスミの手の動き方はそうせざるを得ないという無意識的なもののようだから、私はカスミの官能にニンマリした。
 私は(感度は良いけれど、ヌラヌラのズルズルのベタベタになるほどには愛液が出ないな)と思いながら唇と舌を使っていた。途中からは首のつらさを軽減するように、カスミのでかい尻の下に両手を入れて、マンコを少し上向きにしてクンニリングスした。
 クリトリスは包茎タイプで、舌先の振動よりは、舌を強く押しつけて‘押し揉み’するほうが効くようだった。そして、さほど時間を要せず、カスミは再びアクメった。
 私は体を起こし、69に移行するつなぎの体勢として乳房をオーラルしようとした。
 カスミはそれを見て、ペニスが完全に勃ち上がっているのを認めるや言った。
「来て!」
 絶叫のような声だった。私はまだされていないフェラチオを味わいたかったが、切実な要求顔にはそういうわけにもいかない。
 正上位で取りかかった。
 バギナは包み具合が良かった。中に穂先を刺激する起伏があるようだ。そして、私の腰の動きによがるカスミの喘ぎ顔が素晴らしかった。
 私は存分ペニスを突き入れ、射精の兆しが現れたところで、ペニスを抜き、「まだフェラチオをしてもらってないから、69をしよう」と言った。

 ソープ嬢の演出で、2大演出を挙げるとすれば
  1.あでやかにM字開脚して「さあ、来て!」のお誘い〜極めて非日常的な、嬉しくなる積極さ
  2.まだ2人が裸になる前に、好感たっぷりを思わせる積極的なディープキス〜買春を超えた密会性
 これでしょう。1については、買春セックスの多くが──やりたいなら私の膣を貸したげる──のような感じがする中で、これは嬉しくなります。
 お堅い人・真面目な人は、こんな淫乱ぽいのよりは、“楽しそうにするフェラ”や“嬉しそうに(気持ちよさげに)受け入れるチンコピストン”を挙げるかもしれません。
 でも、2は多くのソープ愛好家が頷くでしょう。
 男のほうから仕掛けたキスは意義が乏しいと思います。仕掛けられたら応ずるのが嬢の仕事ですから。
 でも、初会で嬢がここまでするのは、ケースとしてそんなに多くないし、しても好感たっぷりであるはずがないから無意味でしょう。それに、リピーターで、嬢が好感たっぷりでも、ベッドプレイでない時に自分からしようとは思わない嬢もいます。
 そんなに強く願望するものではないかもしれません。
 嬢が意図せずにするコケットリーに満ちた所作には、演出として嬉しいものがたくさんあります。これは好感を抱かれたリピーターが長い時間で余裕を持って入浴した時に味わえるものだと思います。ロングコースで3回抜き、4回抜きに熱意を注いでいる人には…。

ソープ嬢の秘技を考える  ソープ遊びを考える  金津園遊びの手引き  トップページへ戻る
(千戸拾倍 著)