18歳未満の方は入場をご遠慮下さい。

大徳寺を歩く

 京都・大徳寺塔頭の瑞峯院、興臨院、黄梅院を見てないので是非参詣したかった。高桐院は平成29年春に感動に震えて、ここももう一度観たかった。興臨院と黄梅院の秋の特別公開にあわせて、令和元年10月29日紅葉目当ての人出がない時期に拝観することにした。
 大徳寺は2度目だから、京都駅→(地下鉄)→北大路駅→(バス)→建勲神社前→高桐院→大徳寺の各塔頭巡り という経路が大変効率的だと考え、大徳寺探訪が2度目であることによる良き着眼を褒めた。
 ところが、建勲神社前バス停近くの高桐院は、工事のため拝観停止でがっかりだった。
 同じ日に南禅寺も見て回ったが、やはり大徳寺のほうが南禅寺よりも外人観光客がやや少ない。
 私自身大徳寺がここまで素晴らしいところだとは全く予想外だ。まあ無知だった。行ったのが遅く、とにかく大徳寺には2回しか行っていない。
 平成29年03月28日 大徳寺(龍源院、高桐院、大仙院)から相国寺などへ
 令和元年10月30日 大徳寺(瑞峯院、龍源院、黄梅院、興臨院、総見院)から南禅寺へ
 まあ建仁寺、相国寺、大徳寺は歴史の本でよく目にするから、それで満腹感やら所詮昔のものだという意識やらが湧いて──わざわざ行くまでもなかろう──と思ってしまう人が多いのではないか。要するに、それは間違っている。天龍寺、龍安寺、金閣寺などのビッグネームよりも拝観して結構な古刹だと思う。

 大徳寺 三門  ('17/3/28)

 大徳寺塔頭の瑞峯院
 瑞峯院の入り口('19/10/30)

 瑞峯院の独坐庭1('19/10/30)

 瑞峯院の独坐庭2('19/10/30)

 瑞峯院の独坐庭3('19/10/30)

 瑞峯院の 瑞峯院の独坐庭4('19/10/30)

 瑞峯院の坪庭('19/10/30)

 瑞峯院の閑眠庭1('19/10/30)

 瑞峯院の閑眠庭2('19/10/30)

 瑞峯院の餘慶(よけい)庵('19/10/30)


 大徳寺塔頭の龍源院
 龍源院の入り口('19/10/30)

 阿・吽の石庭('19/10/30)

 龍源院の枯山水 方丈南庭1('17/3/28)

 方丈南庭2('19/10/30)

 方丈南庭3('19/10/30)

 方丈北庭1('19/10/30)

 方丈北庭2('19/10/30)


 大徳寺塔頭の黄梅院
 黄梅院の入り口1('19/10/30)

 黄梅院の入り口2('19/10/30)

 黄梅院の入り口3('19/10/30)

 黄梅院の入り口4('19/10/30)

 黄梅院の庭('19/10/30)
 黄梅院は激しく推奨できる。実に見事な庭で、それが意外に広い。
 更に、特別公開の時期しか観られないのが俗っぽさを遠ざけ、結構だ。京都観光の一大ポイントして紹介されるべきものが、常時一般公開ではないからそのようには扱われていない。しかし、ここを観ずして『古刹の庭好き』と称して良いものかと思う。
 本当に黄梅院は素晴らしい。別世界だ。直中庭、破頭庭、作仏庭などすべてカメラ撮影が禁止なので肝心の庭の姿は撮れなかったけれど、周辺の庭の様子は撮影した。カメラ撮影の禁止が本当に腹立たしい。
 同じく大徳寺塔頭の大仙院ももう一度見たかったけれど、庭の撮影禁止が腹立たしくて行くのをやめた。どうして庭の撮影を許さないという無粋なことをやるのかと思う。
 それにしても、直中庭、破頭庭、作仏庭には本当に驚いた。苔庭としては最高峰ではないかと思う。帰宅してから念の為画像検索したけれど、撮影禁止が徹底されて、庭の肝心個所を撮ったものは黄梅院が用意した画像以外では殆どなかった。
 よって、黄梅院の庭園の必見度はもう格段に上昇せざるを得ない。

 大徳寺塔頭の興臨院
 興臨院 表門('19/10/30)

 興臨院 入り口('19/10/30)

 興臨院 庭園('19/10/30)

 興臨院 苔庭('19/10/30)

 興臨院 茶室('19/10/30)


 大徳寺塔頭の総見院
 総見院 正門('19/10/30)

 総見院 本堂('19/10/30)

 信長公一族の墓碑('19/10/30)


 大徳寺塔頭の高桐院
 高桐院の入り口('17/3/28)
 表門から続く敷石道の参道の写真はあまりにも有名だ。先に写真で見ていても実物を見ると感嘆する。

 高桐院は細川忠興が建立した寺だ。
 細川忠興とガラシャ夫人の墓('17/3/28)

 本堂の庭('17/3/28)

 大仙院は写真がない。しかし、必見のお寺だ。枯山水の庭が応仁の乱の直後に作られたもので、実に見事。本当に息を呑む。方丈も室町時代のもので、国宝になっている。

 庭園が素晴らしいお寺はもう入り口前の通路から心を浮き立たせる景色が展開する。思わず(ほーっ!)となる。門から拝観受付口までの入り口周辺にそれなりに長い通路があり、その間でも見所になって、苔のつき具合、立木の整備、ゴミと雑草のなさ、もう出来栄えが他と全く違う。整備に手をかけている。
 これが高桐院、黄梅院、龍源院、瑞峯院、興臨院の共通点だ。
 拝観料の高きを嘆く輩は庭の手入れの労力が全然わかっていない無粋者だ。

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(千戸拾倍 著)