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スケベエッセイ 1
いにしえの名文
いにしえの名文を愛撫していただきたく、是非音読されるようお願いします。
交接は百代の佳境にしてイク女人は皆菩薩也。金津園に生涯をうかべ、女の口すひて老をむかふる者は日々交接して交接を栖(すみか)とす。古人も多く交接によがるあり。予もいづれの年よりか片雲の風にさそはれて、女体の思ひやまず〜
──奥の細道より
今は昔クリ舐めの翁といふ者ありけり。多くの女人と交じりて、クリを舐めつつよろづの快楽をうむとなむいひける。
そのクリを舐めしとき、そのしたの溝よりみすぢの汁が垂れることありけり。翁、いぶかしがりて寄りてなむるに、いとあやしきかほりなりけり。
──竹取物語より
イク女の愛液の流れは絶えずして、しかもただの細胞内水分にあらず。よどみになる膣内老廃物は女の亢奮とともににおひ増して、久しくとどまることなし。
──方丈記より
つれづれなるままに、日中からソープに入りて、目の前の豆をそこはかとなく舐めぬれば、怪しうこそ物狂ほしけれ。
──徒然草より
いづれの御時にか、ソープランドに、顔出し女、顔隠し女あまたおりたまひけるなかに、いと美しきお顔にはあらぬが、すぐれていろめきたまふありけり。
はじめより我はと思ひ上がりたまへる御方がた、めざましきものにおとしめ嫉みたまふ。月に一度のミーティングのたびに、指名の多きこと怪しむとぞいふ。なまにてさせたまひしやと、怪しみいぶかしきことといひたてられて、いとはしたなきこと多かりき。
──源氏物語より
あゝハメびとよ、君を泣く 君イキたまふことなかれ
エロに生れし君なれば 親にエロさはまさりしも
親はチンコを濡れさせて 女にハメろとをしへしや
まんこを舐めてイカせよと 大人になるまでそだてしや
名古屋の街のサラリーマン 1男1女のおやじにて
良妻持ちし君なれば 君ナメたまふことなかれ
金津の道の広がりて 店うせるとも、何事ぞ
君は知らじな、ハメびとの 未来に望みなかりけり
Mの字割りて伏して吸う あえかに喘ぐ娼婦とて
女にちがひはなけれども 君わするるや、人の言ふ
娼婦のまんこはきたないぞ 公衆便器と思ひみよ
この世ひとりの君ならで 浪費癖はいかんぞよ
君ハメたまふことなかれ
──与謝野晶子のあの詩より
濡らしまんこを突きだして をとめのごとき君なりき
濡らしまんこに指入れて わらべのごときわれなりき
わらべとをとめよりそひぬ ただ相舐めのひとときを
うれしくふたり巴取り かひなきことをただ夢み
割れ目のなかに出る液は ありやなしやとただほのか
金津のこひのはかなさは 濡らしマンコの火なりけむ
──佐藤春夫殉情詩集 「海べの戀」より
なせばなる なさねばならぬ何事も ならぬは人の なさぬなりけり
舐めればイク イカせねばならぬ何人も イカぬは人の 舐めぬなりけり
──上杉鷹山だがや
鈍感力と鋭敏力
テレビを見ていたら、作家の渡辺淳一が野際陽子にふるさとを案内しながら鈍感力の必要なことを語っていました。男が女を攻略するに当たって鈍感力は確かに必要です。
でも、私は鈍感力がなくて鋭敏力ばかりです。鈍感力がないから、失敗を恐れて女性にモーションかけることができない。そのかわり鋭敏力があるから、女性が私にドーンと関心を寄せているのかどうかがよくわかります。
鈍感力のある人が、嬢と対面して早々に「アナルの即舐めをやって」とか「アナルセックスがしたいな」とか、どの嬢にもねだっていたら、顰蹙を買うだけで成功率は極めて低いと思います。
何と初対面で、嬢に「アナルの即舐めをやれ」とか「アナルセックスをやらせろよ」とか「写真、撮らせていよ」とか「キミとは相性ぴったりだ。ご馳走するから外で会おうよ」などと求める横着な客もいるんですねえ。ひどいものです。
鋭敏力のある男性のほうが、女性が協力してあげようという気になる確率が高いです。相手の感情を読み取って嬢にこういうことをおねだりするから、成功率が高いのです。
私は何事にも成功率重視の考え方です。低い成功率に立脚した成功なんてちっとも美しくありません。短い性交時間に立脚した性交と同じです。それで、多回数射精するとなると、マンコをオナニーグッズとして利用しただけで、女性には惨劇というものです。
鈍感力のある男性は嬢と格別なエロ行為が果たせたとしたら、それは、嬢が『しかたなく』やらせるケース・根負けして応じることが多くなると思います。
それに対して、鋭敏力のある男性が嬢と格別なエロ行為が果たせた場合は、嬢が喜んですることが多くなるでしょう。その違いは大きいです。
私自身、鈍感力のある男というのは昔から嫌いで、鋭敏力のある男に好感が持てます。
渡辺淳一氏が『鈍感力』という本を書いているというのは最近知りました。
中身は全く読んだことがないけれど、氏は作家だから恐らく鋭敏力のかたまりで、その上で───女性に対してぬけぬけしゃーしゃーで当たれば上手くいく───ということを説いているのかなと思っています。
エロい女
エロい女は、エロい男から見ればじゃれ合うにおいてとっても楽しいです。
女性が羞恥心でがんじがらめになっていてはセックスを楽しく進行させることができません。女性が性行為において、好奇心を拡大し、羞恥心を消して、快感を求めて能動的に動作すれば、男はセックスを楽しく進められるし、これはもう必ずと言っていいほど『エロい女』に昇格します。
エロい女の基準点をぐーんと甘く考えれば、ソープ嬢なんていうのはその9割が、また、ヘルス嬢はその8割が『エロい女』ではないでしょうか。(あくまで、嬢をのせることが巧みな客からの視点ですよ!)
彼女たちは一見の客とか若い客には完全に本性を隠して、慎ましやかに振る舞いもし、逆に、客から一切よけいなことをされないように誘導的に出たりもします。『エロい女』の判定以前に仕事として意図的に攻勢的に振る舞います。
リピートの客にしようと思えば仕事として射精支援行為に頑張るけれど、しかし、状況が整えば彼女たちは気持ちの上でも性的意欲をかき立てて、『エロい女』に変わることは間違いないです。よく遊んでいるソープの客もソープ嬢にはエロさを求める男性が多いと思います。
射精支援に頑張る女が『エロい女』というのではありません。仕事をマジメに遂行すればするほどエロさとは離れることがあります。心がエロいかどうかです。
ネットを見ていると、ソープ嬢が単に射精支援に奮闘的に努めているのを「××はエロい女だ」と書いているケースばかりですね。心が絡み合った上でエロい行為に没頭できた場合は、男がネットに嬢の名前つきで書き込まないでしょう。
ソープ愛好家が求めるエロい女の代表的なものは、ネットの書き込みを見ていると、これから個室に入ろうとする廊下や階段やエレベーターの中などで、ズボンのチャックを開けてペニスを咥えり、そのまま合体に誘ったりするような女ですね。
でも、私はこの考えには賛同できません。何故かというと、ソープ嬢が客とする限りにおいてそれはかなり演技・演出だと思われるからです。
本当にエロいことが好きならば、女はたとえ風俗の仕事をしていても、心おきなく安心してエロに専念できる場所でエロいことをするものです。専念しておれば、エロい言葉もそんなには出しません。
店の廊下で「私、これを待っていたのよ」と取り出したペニスに話しかけはしません。「私、今これが欲しいの!」と言えば演出です。
このケースで本当にエロい女は、露出癖がある場合ですね。ならば、店の仲間に見られるのを期待して、廊下でいちゃつきたがるのが理解できます。(でも、こんな接客を許す店なんて金津園にはないでしょう。警察に睨まれます)
後は次のようなプレイです。
即アナル舐めをする。ベッドルームから浴室に行く時に勃起チンポを握ってそのまま引っ張るようにして、助平椅子までペニスを握ったまま案内する。マットプレイから、互いにローションにまみれたままベッドプレイに持ち込む。69の体勢で、上になった女が腰を浮かせて、指でオナニーしながらフェラチオする。ペニス型バイブを取り出して遊ぶ。精液を口で受けて飲んでしまう。
即アナル舐めについては、女が男にそんなことをしてご本人が亢奮するわけがない。これも100%演技・演出です。
仮に、アナルをある程度くさくしておいて、それでもって女が楽しそうににおいを嗅ぎ、いかにも強く舐め、陰裂を濡らしているのであれば、これはもう正真正銘の「エロい女」と認定します。このケースは、嬢が常連客の男からエロいことをされてそれが楽しめる場合にあり得ます。
私はこれをもうかなりの数の金津嬢で実現しています。
どうしてここまでできてしまうのだろう!と私自身不思議でなりません。
嬢のほうがただ一方的にエロいことをするなんていうのは基本的にはあり得ません。(月に8本の指名をかければ、上述の見せかけの「エロい女」の行為が、客の持ちかけ方によっては引き出せます)
そのように考えれば、作られたエロに感激している人は多そうです。作られたエロにも出会えない人よりは幸せですが。
私がエロい女を定義すれば、(女がその気になって)次のような行為ができることです。
(1) これからまさに嵌めようとする瞬間や、まさにクンニリングスを受けようとする瞬間以外の状況で、かつ、部屋の明かりが最強の状況で、M字開脚をする。
(2) 男の前で割れ目を開きながらおしっこをする。(尿道口まで見せるのが前提)
(3) 長時間手こきをし、そのやり方が、手のひらでカリをさする方法で、しかも、楽しそうに指を動かし、かつ、大変堂々と唾の補給をしたり、男のよがり顔を眺めたりする。
(4) アナルとバギナに同時に指の挿入をさせる(二本刺し)。
(5) 中出しの精液が垂れるところを観賞させる。
(6) エロ話に楽しんでつきあえる。
(7) オナニーが大好きでよくやっている。お喋りしながら、相互ヘビーペッティングをする。
(8) 性器愛撫やペニスピストンに快感反応が濃厚である。
(9) マルチオーガズムの体質を如実に披露する。
全部に該当する必要はありませんがね。でも、(1)や(7)や(8)は必須でしょう。(7)の自宅でするオナニーだけでなく、職場の客の前でオナニーして気をやってしまうなんていうのは最高です。
また、エロい女にはイキ方が深い女性が多いです。(女が男に惚れていればやりたくなる動作が多いことに注目してほしい)
エロいソープ嬢は、同じ店のエロい女を話題にするのが好きな傾向があります。恥毛をかなり控え目にする傾向があります。性格は陽性タイプが多いような感じです。そして、仲間のソープ嬢には「エロい女だ」と認識されています。
なお、ペニスがバギナに突入する状況での発言──欲しいの、早く嵌めて、硬いのを頂戴、すぐ来て、太いわ、硬いわ──この手の言葉は「エロい女」の証明にはなりません。95%は商売上の演出です。
私はたくさんの「エロい女」に逢い、充分エロさを引き出していますが、皆こういう段階では無言で行為に浸っています。喘ぎ声があるのみ。
風俗嬢が主語(省略あり)、述語の構成の言葉を発すれば、男の気分を高めるために計算尽くで意識してひねり出されたものです。(素人の女性でも性交経験をそれなりに積んでいる場合は全く同様です)
エロい男が大勢いるのと同様に、風俗嬢にはエロい女がたくさんいます。しかし、そのエロさを客にまともに見せることはそんなに多くはありません。女をのせるのが上手で、かつ、エロさが輝いている男というのがそんなにたくさんはいませんから。
一番肝心なことは、自分にだけ特にエロさを発揮してくれること、これです。
多くのソープファンが「エロい女」に出会うことを願望しますが、断じて、初めにエロい女ありきではありません。心からの親密さが人を本能通りに振る舞うことを許すのです。
男がまともな人柄・容姿であれば、どんなに堅そうな素人の女でも、親近さ・誘導・快感の三つを揃えることによってエロさを引き出せます。大学で教鞭を執っている女性だって、40歳を超えてもオナニーしているのはいるんです。
男は、女の本来のエロさを引き出してやろう、というしっかりした意気込みと技術と見事なチンボの勃起が必要です。
素敵なエッチ
私は買春セックスでいつも渾身のオーラルセックスをします。すると、嬢がしばしば次の言葉を洩らします。初会で言われたことも何度かあります。リピートすれば殆ど一度は言われています。
「こんな素敵なエッチが、ほんとうに好きな人とできたらいいのに」
目の前の私に対してこの言い方はちょっと問題があるといえばありますが、(所詮30歳以上歳の離れたどうでも良い男なんだと思うようにして)素敵なエッチを褒めていることだけに着目するようにしています。
しみじみとこう言われることが大変多いのですが、私が返す言葉はいつも同じです。
「これまで素敵なエッチって、したことがあるの?」
殆どの場合、嬢は首を横に振ります。自発的なセックスは業界入りの前に数多くしている嬢が多いのですが、「好きな人とエッチしたことすらないわ」というのもよく聞きます。
人間って、ほんとうに好きな異性との交際が簡単にできるものではありません。殆どの場合『ちょっといいかな』程度の気持ちでしょう。男でも女でもこれは同じです。交際することになっても、(この人がほんとうに好きなんだ!)と登りつめた気持ちにはなかなかなりません。だから、独身のままの人が増えてきました。
本気で惚れられる異性というものは簡単には出現しません。男はセックスに早く持ち込みたいから、その気持ちを『惚れ』と錯覚するだけ。女は、男に惚れられないと自分の存在価値がないように感じるから、「好きだよ」と言ってくれた男に何となくついていっているだけ。
というわけで、ヘルス嬢でもソープ嬢でも、私がセックスについて討議?した子は、自分のプライベートエッチ経験について──惚れていたからセックスしたわけじゃない。何となくしてしまったの。──と説明することが多いです。
平たく言えば、セックスへの好奇心、処女の否定ですね。
で、若いときのプライベートエッチにおいて、相手の男が素敵なエッチを遂行する力量があるはずがありません。
私が女房と一緒に俗なテレビ番組を見ていると、その番組の話題に関連して、ふと女房に質問しました。
「おい、俺のこと、キミはどう見ているのかい?」
女房が即座に返しました。
「優しい。貴方は思いやりがある人。口はとっても悪いけれど、優しいわ」
思うに、セックスを上手に遂行できる男というのは、優しい人です。優しい男が(素敵なエッチができるようになりたい)と思って努力したとき、『素敵なエッチ』ができるようになります。
そういう男はそんなにたくさんはいません。かなり多くの男は次のいずれかに該当します。
(1) そんなにセックスを願望していない。
(2) 自分の射精のことしか考えていない。
(3) 肉筒にペニスがこすれて気持ちが良いからには、肉筒のほうも同時に気持ちが良くて
肉筒の中で射精してペニスが満足するからには、肉筒も射精を受けて満足すると信じている。
チンコを動かされたってイクはずがないじゃない。女が本当に気持ち良くなるのはクリトリスよ。
こう言い切る女性は多いです。
ソープ嬢で抽送中にイク女の子もいます。どういうふうにイクのか?と聞くと、「私が上になって、クリちゃんがうまいことこすれるようにしてイクの」と答えられたことが何度もあります。
これは、ローションという結構なものを使っているから、男があっけなく射精しない限り、確かに充分可能になります。
まあしかし、ソープにおける強烈な多回数射精願望男、勃起支援の強力な嬢を願望する客の多いことを考えると、女のイキにロマンを感ずる男性というのはそんなにたくさんいないということがよくわかります。
馴染みのソープ嬢(彩香)が店を変わりました。1ヶ月経ったところで私は入浴しました。
彼女は言いました。
「私、この店に来て初めて店でイッたわ」
ファックだこ
ファックだこができました。
床の上に両足を揃えて北の方向に伸ばして座ると、右膝頭の頂点から西北西の方向6cmぐらいのところが広く赤くなって、少しだけ盛り上がり、皮膚が剥けています。
「なに、これ。どうしたの。どうしてそんなところにタコができるの?」
ワイフが指摘したから大変困りました。ファックをし続けているせいだとは言えません。
それにしても、正上位のパコンパコンの力強さと回数の多さでもって膝にタコができるとは──。AV男優でもファックだこなんてできないだろうからおかしくなります。
私は柔らかすぎるベッドでセックスのピストンをするのは好きではありません。おまんこの穴が逃げていくような感じがするのです。ピストンにつれて女の体がバウンドするのは昔から嫌いなんです。
猟奇的?にソープ店の堅い床の上でやったりするので、抽送の持続力が増すと、膝にタコができます。
床にタオルを敷いてセックスするのは、嬢も「雰囲気がエロいね」と言います。
ベッドが堅めのときは普通にベッドで合体しますが、女の子が痩せていると、私の勢いの良いパッコンパッコンで、女の子の背骨のところの肌がシーツにこすれすぎて出血したりして、大変です。(クラブロイヤルの中堅嬢2人のアカネ参照)
偉大なる快感は、やはり代償を求めます。その代償がSTDでないだけ、まだましなのですが。
以上を書いたのは多分2005年だと思うけれど、買春活動をしなくなってから日記にファックだこについて書きました(2019年9月14日)。
それを掲げます。
性交しなくなって久しい。
その結果ファックだこが寂しいほど薄らいできた。昔は嬢がこのたこを見て驚いた。ファックだこを拵えるほどの性交好き/豊富な性交量の男はそんなにいないと思う。そして、女上位のファックをそんなにしていない証だ。
腰を高く構えて打ち下ろすようにパコンパコン、そして、腰を低く構えて突き上げるようにパコンパコンに励む。これが本当に愉しい。おいらにはそういう時代があった。まあ、金津園の硬い盛り場で盛りまくって、仰向けの女に両膝を引かせてとりかかると、膝頭の横の角質化がどうしても進むな。
男の腰の振り
芸能シーンで、男性のコメディアンがよく性交をイメージした腰の動きをします。必ず爆笑が出るので、これはコメディ演劇や漫才などで笑いを取る安直な方法です。これをやるようになればコメディアンとして大成しないとまで言われます。
でも、このことの意義を若い人はわかっているのでしょうか。
性交とは、男性が腰を振るものです。ところが、エロビデオでも、女性が実によく女上跨位(断じて騎乗位ではありません。騎乗位ならチンボがシーツの側を向いて、上の女性に挿入できません)になって、不安定の形のまま懸命に上下動をしています。
女上跨位では男が受動的になり、従って、能動的に行為する時よりも、性的昂揚が鎮静的に流れます。男性は心が観察的になり、射精に至らない昂揚を相対的に長く楽しめます。
一方、女性はバギナの摩擦が必ずしも性感の最高の感受動作ではありません。これで女性が多少の快感を感じるとしても、動作時間が長ければ体力の消費の観点から気の毒、実は殆ど快感を感じないとしたら、たとえ1分の動作でも憐れと言って過言ではありません。
でも、エロビデオとソープのファックでは、この協力が“当たり前”視されています。
ソープ嬢に、若い客のセックスの仕方を尋ねると、マットプレイ好き、即ち、女上跨位でやりたがる、という答を得ます。して貰いたがるだけではなく、ベッドでも女上跨位を希望します。ところが、たくさんのペニスを受け入れなければならないソープ嬢は、本音は、できるだけ男に動いて貰いたいものなんです。
で、なんとか正上位ファックを持ちかけると、その腰の振りがまるでおぼつかないのです。かろやかに腰を往復することができない。(それどころか、腕立て伏せもどきになったり、体重を女性にまともにかけっ放しにしたりで、様にならないのがよくあります)
とても情けない話です。
しかも、三こすり半でイッてしまう人と、ちっともイカない人という両極端の男性が結構います。後者は『ペニスの茎部を強くしごく』を主体とするオナニーを長年やっていて、バギナとの摩擦ではペニスが全然感動しないのですね。
こうなると、ソープ嬢は大変です。プロがそうなら、素人の女が後者の男性を恋人にするとうーんと大変です。
女性は、自分に性的満足感がなくても、好いた男性と合体したことによる一体感で気持ちが高揚したり、相手に満足を与えられたことに感動し、達成感を得ることがあります。
しかし、相互歓喜があってこそセックスは本当に楽しいのだから、男性は、単なる射精活動からもう一歩上を狙いたいですね。
男性はクンニリングスで相手を高めた後、自分でペニスを嵌め入れて腰を振り、どこを突いたら結構なのか、どんな抽送スピードが結構なのか、能動的に工夫していきたいものです。
さて、男の腰の振りに関連して、男性が懸命に(若しくは夢中で)腰を振っている時に、その男性は一体どこを見ているのでしょう?
私は自分の行動と裏ビデオの考察から、男性は『どこも見ていない時間が一番多い』と思います。
挿入部を見たり、相手の嬢の顔を眺めたりはするけれど、やはり‘見よう’という意識で何かをしっかり眺めているのは、パコパコの最中では存外少ないと考えます。男性は、むしろ視覚よりは、自己の肉体の動き、そして、性感感受部位の感覚に集中しているのではないでしょう。
その場合、男性は何を視野に入れているか。部屋の壁とか、女性のボディとか、踊る乳房であろうと思います。女性の顔をまともに視野の中心にすると、顔が気になって、性感(若しくは動作)に集中できません。女性も同じで、男性の顔を見つめ続けているなんていうことは先ずないと思います。
で、男性が女性のボディを視界の中心に入れて、無念無想の境地で、若しくは、性感のみに集中して腰を振っている時、女性の何が一番の興醒めになるのでしょうか。
顔を眺める意識で顔を眺めないからには、女性の器量がちょっと?マークでも、これは関係ありません。
男性が女性のボディを何となく眺めてワッセワッセとやっているからには、そのボディが横に広いか、前に突き出ているか、これがどうしても目に入ります。女性が寸胴の時に、いくら‘見よう’という意識がなくても、そのマイナス部分が目につきます。
要するに、腰を振っている男性には、女性の不器量よりも、体型の不細工のほうが、潜在意識へのブレーキの働きかけが大きいと思われます。
だから、男に嵌めさせて、腰を振って貰いたいという気持ちがある女性は、絶対に豊満体型になってはいけません。男性の80%から95%はデブの女性が嫌いなのですから。
エロマンコ
前項の「エロい女」に挙げた条件を全く満たさなくても『エロマンコ』の持ち主であれば「エロい女だ」と思う男性もいると思います。
ネットでは『エロマンコ』という素晴らしい言葉をよく見かけますが、これは一体どういう意味で使われているのでしょうか。
多分男をエロい気分にさせる女性器という意味で使われているのではないかと私は思います。それはマンコの機能的な意味で言っているとしたら、上手に執着心を持ってマンコを愛撫して欲情ギラギラのマンコに導ける男性がそんなに多くないからには、これは疑問です。
ということは、これはきっとマンコの外観から来るものなのでしょう。マンコの外観を見て、男が「エロい」と感ずるのはかなり個人的なことです。外観がエロなマンコとはどういうもので、それはどれくらいの分布率なのか、というような研究があると良いですねえ。
しかし、そんなものはエロ文献を多数眺めている私でも見たことがないから、私の経験をもとに書けるだけ書いてみましょう。
私が外観から「特別にエロい」と感ずる女性器は次です。
(1) 多毛でないこと。
パイパンであれば当然エロマンコの栄誉を得る可能性がぐーんと高くなります。
とにかく毛もじゃであれば、何がどうなっているのかわからないからエロさからは離れていきます。
多毛でも、マン毛が細くてストレートに揃っているとか、綺麗に均一にカールしているとかの特徴があると、エロマンコに近づきます。
(2) 並以上のサイズであること。
陰裂の長さが例えば5cm以下の小さいものですと、卑猥さがかなり消されてしまいます。
たとえパイパンにしてもエロマンコにはなりにくいです。
(3) 小陰唇の形に特徴があること。
上下に長い。突出が見事(前後に長い)。肉厚。極薄。薄手で扇状(高低差がある)。
綺麗なナイフエッジ。先端にねじれ。奇妙に先太。激しく左右非対称。素晴らしいほど左右対称。
見事に色黒。色白。皺だらけ。醜く垂れている。張りよくピーンと突き出ている。
小陰唇下部(会陰側)がつながって、Uの字の堤を作っている。
小陰唇が大陰唇の裂け目に隠れて全く目立たないとなると、私はエロマンコとは思いません。
(4) 陰核茎部に特徴があること。
長い。太い。突出が見事。張り方がしっかりしている。(クリトリスの根元の形状についてです)
陰核が露出。陰核包皮が拡がった形(包皮が肉厚)。
クリトリスを正面から見た時の直径がデカい。クリトリスを上から見た時に長い。
(5) 色彩に特徴があること。
黒い。赤黒い。着色薄し。陰部の色の変化が激しい。まだら模様。
(6) 形に特徴があること。
陰裂の内側がベローンと露出しやすい。尿道口がパカッと大きい。膣口がグニャッと変形。
膣口が美的にヌルッと真円形。舟形の窪みが複雑怪奇なまでにゴチョゴチョしている。
陰核茎部の下部と小陰唇の上部の接続が二重三重の襞になっている。──マン滓がたまりやすそう
陰核茎部下端から小陰唇が伸びているのが明確になっている。──∧の形がくっきり
膣の直径が大きくて中が見渡せる。処女膜の残骸が目立つ。
全体に著しくふっくらした感じになっている。大陰唇が皺だらけになっている。
陰阜のところで突出して、恥骨がペニスを押さえつける。──
以上のいくつかに該当すればエロマンコです。サイズが大きくて、M字開脚して小陰唇を開けた時、指を放してもその割れ目が開きっ放しになっているようなのは視覚的に完璧にエロマンコになります。
しかし、この視点からのエロマンコというのは、私の風俗遊びの経験ではそんなにたくさん出くわしているわけではありません。やはり平凡でおとなしい形のものが多いです。
対戦したことのないマンコですと外観だけで判断せざるを得ないですが、一戦を交えたことのあるマンコでしたら外観以外のことも判定要素になります。
(1) イキマンコであること。
対戦した時にイッてくれないと、どうしてもエロマンコの美称は差し上げにくいです。
(2) 濡れやすいこと。
感じてくれるのがエロマンコです。
(3) 愛撫中に果てしなく汁を流すこと。
女性に果てしなく汁を流させたことのある男だけがこれを理解できます。
(4) 硬くなるのがよくわかるクリトリスであること。
これはもうペッティング好きな男が亢奮します。
(5) マンコの持ち主が大股開きをよくすること。
恥ずかしい──の硬い態度に終始されたらもうエロマンコには該当しません。
(6) 匂いに特徴があること。
無味無臭ではちょっと価値が薄れます。
(7) 次が伴えばエロマンコと称えやすくなります。
扉を開くと閉じるのに時間を要する。快感で極まると腰や下肢が痙攣し、マンコの風情が良い。
マンコの持ち主が、舟形の窪みを露出して放尿拝観させるような性格である。
愛液が濃厚・粘性大である。バギナが襞に富んでいる。バギナの締め付けが良い。
バギナがペニスに吸いつくように絡む。マン滓がついている。
ペッティングしていると、扉が開き、舟形の窪みの底が盛り上がり放しになって、滴で光る。──
以上のいくつかに該当すればエロマンコです。
エロマンコって本当に素晴らしいです。開いた陰裂を形容して、「ザクロのようだった」と言うことがありますが、これはエロマンコの筆頭ですね。20代の女性ではなかなかお目にかかることはありませんが。
機能的にエロマンコというのはセックスをしなければわからないけれど、外観的にエロマンコというのは写真や映像を見ただけでわかります。
これで私が思うのは、エロビデオに出ている女優には「外観的にエロマンコ」の存在率がかなり高いことです。これにはあきれます。
私は金津園や名古屋のヘルスでたくさんの女性器を見ているけれど、ごく普通のおとなしい形をしているのが多くて、「外観的にエロマンコ」の存在率はAV女優に圧倒的に負けます。
エロマンコ形状の女性は、自分の局部が他の女性よりもイヤらしい形をしていることが誘因となって、子供の頃からオナニー経験が豊富になり、セックスへの想いをかきたて、その結果『助平な女』に育っていく傾向があると思います。それで、AV女優にはマンコの形がエロいのが多くなるのではないでしょうか。
これは、ソープ嬢よりもAV女優のほうが根っからの助平が多いという持論に基づきます。
長谷川京子や東ちづるや川島なお美などは「外観的に非エロマンコ」ではなかろうかと想像します。
エロチンコという言葉を女性は使いませんが、ソープ嬢の話を聞いていると、この単語を使わなくてもそういう概念は間違いなくあります。
女性はやっぱり形の良いペニスが好きなようです。カリがしっかり露出し、エラが張って、すっきり伸びた陰茎です。そして、チン汁を流すとか、勃起時と非勃起時のサイズ等変化が激しいこととか、角度がきちんとつくとかですね。
参考:AV女優全集
(千戸拾倍 著)