18歳未満の方は入場をご遠慮下さい。

写真で随想 F

 写真で随想Dに平成26年までの行楽をまとめたが、平成27年は次のところに出かけた。
 平成27年04月 浄瑠璃寺、西大寺
 平成27年04月 八坂神社、円山公園、知恩院、長楽寺、大谷祖廟、青蓮院、智積院、養源院、三十三間堂
 平成27年05月 當麻寺
 平成27年09月 姫路城
 平成27年11月 永源寺、多賀大社、彦根城
 平成27年11月 神護寺、西明寺、高山寺、直指庵、大覚寺
 平成27年11月 実相院、蓮華寺、修学院駅前、曼殊院門跡、圓光寺、詩仙堂、圓通寺
 平成24年以降の行楽で日帰りバスツアーを利用したものとそうでないものを掲げる。
企画のバスツアー 自由旅行
行き先 阪急交通社のバスツアー
  宇治平等院・醍醐寺、吉野山、
  高野山、貴船神社・下鴨神社
クラブツーリズムのバスツアー
  永源寺・多賀大社・彦根城
厳島神社・岡山後楽園、長谷寺・室生寺
東大寺・薬師寺、興福寺・法隆寺、延暦寺・石山寺、
等持院・二条城、銀閣寺・永観堂、
浄瑠璃寺・西大寺、青蓮院・三十三間堂、當麻寺
姫路城、神護寺・直指庵、実相院・圓光寺
特徴点 ・阪急交通社のバスツアーは(単独で)4回利用しているが、相席になったことがない。お一人さんは相席にはしないようであり、3人連れも空き席を設け、バスにはいつもいくつかの空席があった。
・ネットでやたらと広告を見つけるクラブツーリズムは1度利用しただけだが、阪急交通社のバスツアーよりも雲泥の差で集客している。阪急交通社よりも断然商業主義で、バスは完全詰め込み型。お一人さんや3人連れの3人目は相席の感じだから、2度目の利用はない。
 長時間の観光バス乗車はとても疲れる。相席だと疲れが倍増する。
 用意される昼食は、添乗員が良いものだと盛んに言うけれど、団体客用の 1,500円程度の代物で、中途半端。高級志向か逆に軽食で済ませたい私の口には合わない。
 バスだから現地に着くまでは時間がかかるが、各見学地にはスムーズに近場に移動できるのが大変結構だ。
 見学時間が短すぎると思ったことはない。
 公共交通機関を利用して行楽するのは、現地との往復時間が少なくて済み、疲れないが、各見学地点に向かうのに手間と時間とお金を要する。
 現地でたっぷり時間が取れるから拝観件数が増え、拝観料とお賽銭がしっかりかさむ。
 この2点から、まあ、バスツアー(1万円程度)に比べてざっと3倍のお金がかかる。
 コースを自分で考え、移動方法を調べるから、こちらのほうが楽しい。晴れの日を選べるし、気ままが結構。それに、とにかく歩くから健康に良い。
 団体旅行のうざさがない。
 京都への朝の新幹線は指定席が取れなかったことが何度もある→立ち席。
 名古屋から奈良へは、電車は大回りでとても不便。
 路線バスは行きの時刻は問題ないが、帰りが時間的に問題がある。(早すぎる時刻と遅すぎる時刻のもので、ちょっと具合が悪い)
 阪急交通社とクラブツーリズムの日帰りバスツアーについて比較する。
クラブツーリズム 阪急交通社
宣伝規模と
全国展開の度合い
ともにかなり大きい
1つの企画に対し、愛知県内だけでも出発箇所がいくつも用意される。
左より小さい
1つの企画に対し、愛知県内では出発箇所が先ず名古屋駅前の1つである。
相席の扱い バスは完全詰め込み型 左のようなことはない(単独者の横は空席)
ゴミの扱い 帰路にバスの中で「ゴミは各自が持ち帰ってください」と言われた 左のようなことは言われない
日帰りメニューの豊富さと
私の好みとの合致度
物足りない 関西の会社だけあって、私が興味を向ける関西地区については企画がよろしい。
 11月の永源寺、多賀大社などは永源寺の紅葉を見たいと思ってバスツアーを利用した。
野洲の湖岸
 行程の最初は琵琶湖。久しぶりに琵琶湖に行った。東岸に佇んだのは初めてだ。
 景色が全部青色で幻想的な感じだった。
永源寺
 永源寺に着いたのは昼過ぎ。月曜日でもさすがになかなかの人出だ。
 大学生の時愛知川上流を遡行したことが2回あり、下流にある永源寺はどんなところだろうかと思っていたが、ようやく参拝できた。大変結構なお寺だった。行ったことがない方には是非秋の参拝を勧める。
 愛知川の川岸に建てられた永源寺のたたずまいがとても素晴らしい。紅葉の景色も見事だ。
多賀大社
 多賀大社が意外に立派な神社だから驚いた。
 多賀大社では奥書院と庭園を見てきた。
當麻寺
 當麻寺を見てきた。當麻寺は名古屋からは遠いが、見る価値が大いにある。
 由緒ある梵鐘だ。
 名古屋から當麻寺に行くには近鉄の当麻寺駅を目指す方法をとらないほうがよいと思う。私は近鉄大和八木駅で準急に乗り換え大和高田駅で下車した。
 高田駅→(タクシー約3千円)→當麻寺→(帰路:タクシー約4千円)→大和八木駅

 當麻寺 本堂

 當麻寺 中之坊・香藕園(こうぐうえん)
 5月に行ったので残念ながら牡丹が終わっていた。是非牡丹の開花時期にもう一度行きたいものだ。

 東塔
 當麻寺は境内が存外広く、見所が多い。関西の人はここをよく知っているが、東海地方の人はあまり馴染みがないと思う。
 牡丹の開花時期に行かれることを勧める。牡丹シーズンでなくても、ここは人が少ないのが良い。

 京都・洛東地区に行った。祇園バス停から八坂神社、円山公園、知恩院、長楽寺、大谷祖廟、青蓮院、知恩院前バス停→東山七条バス停、智積院、養源院、三十三間堂と回って、歩いた距離は結構あった。
 人が多いからシャッターチャンスに恵まれなかったのが残念。
八坂神社
円山公園
 4月下旬だったため遅咲きの桜だけ見られた。
知恩院
 私は浄土宗の学校(東海中学・東海高校)で学んだから法然上人を開基とする浄土宗総本山の知恩院にはお参りしたいと思っていた。
長楽寺
 長楽寺 庭園
 ここは人がやたら来ないという点からも穴場だ。サイトを見ると、どうも秋に来たほうが良さそうだ。
大谷祖廟
 お金持ちの宗教を実感した。
青蓮院
 青蓮院は素晴らしいところだと思う。入り口の巨大な楠から見とれてしまう。

 青蓮院 庭園

 青蓮院 苔の庭
 青蓮院は京都の観光案内で金閣寺、銀閣寺、清水寺などのように大きく取り上げられてはいないけれど、是非訪れるべきところだろう。
智積院
 とても立派な庭園だ。
 智積院は真言宗智山派の総本山で、とても広かった。
 智積院も穴場だと思う。どんなに結構なところでも人だらけではうんざりだ。
三十三間堂
 蓮華王院の本堂の長さには驚く。寺のサイトに『手前からはるか彼方へ一点透視的に漸減する眺めは、胸のすく壮快さです』と書いてあるが、まさしくその通りだ。
 千手観音坐像も千体千手観音立像も風神・雷神像もとにかく仏像には目を奪われる。
 三十三間堂は外国人客と修学旅行の生徒が多かった。私は小学校の修学旅行以来の見物だ。

 国内を観光して腰を抜かすような景色(但し、人の手によるものに限る)は何かと考えた。
 永観堂の紅葉、吉野の桜、醍醐寺の桜、宇治平等院、金閣寺、三十三間堂の仏像群、中宮寺の菩薩半跏像、新薬師寺の塑造十二神将立像、東大寺の大仏
 本当にこれらは腰が抜ける思いがした。まさしく息をのんだ。ただ、後の6つ(平等院以降)は、もしテレビや本の写真などで見てなかったとしたらそうなると思われるものだ。
 次点として名が出せるのは次だ。上の9つと比べると腰が抜けるほどではない。
 日光東照宮、厳島神社、高野山、興福寺、法隆寺、薬師寺、銀閣寺、圓光寺、南禅寺、龍安寺、仁和寺、等持院、南禅寺、青蓮院、天龍寺、彦根城、姫路城、二条城
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(千戸拾倍 著)