京都探訪5
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 京都観光で撮った写真を纏めた第5作です。
 令和4年に至り新型コロナ感染禍が少し落ち着いたので、久しぶりに京都散策を思い立った。難聴が進んで不安があったが、何もしない怠惰の日々を改めたかった。
 まともに歩くのが3年前の秋の洛東以来で、運動不足によりすっかり身体の老化が進んだと感じた。すぐに疲れが来て、その疲労が深いのだ。動けるうちにもっと京都を散策したいと令和4年は痛感した。
 これまで何度も同行した孫娘が学業優先で旅につきあうことはなくなったから残念だ。まあ、高校受験や大学受験が迫る年齢の孫娘が私と一緒に旅行をしてもそんなに愉しくはないだろう。
 しかし、京都散策といっても、殆どのところは観ている。なかなか旅の立案が難しくなった。まだ観てないところで大物は、修学院離宮、桂離宮、瑠璃光院、光悦寺、源光庵、渉成園、東本願寺、西本願寺、城南宮ぐらいだ。最初の3つは予約が必要で面倒くさいのが難。雨が降らない日を選んで予約するのか難しいだけに鬱陶しい。
 それに、重度難聴者の一人旅は何かと問題が出るのがつらい。
以下は全て日帰りの一人旅だ。
令和4年11月 将軍塚 青龍殿、青蓮院、知恩院、赤山禅院、鷺森神社、圓光寺、金福寺
令和5年 3月 熊野若王子神社、霊鑑寺、真如堂、吉田山、百萬遍知恩寺、相国寺
令和5年 4月 京都御苑、仙洞御所、廬山寺、仁和寺、妙心寺大法院
令和4年11月16日 将軍塚 青龍殿、青蓮院、知恩院 等
'22/11/16
将軍塚 青龍殿
 三条京阪からタクシーで将軍塚に向かった。
 ところが運転手は南に進み、四条祇園を過ぎるから奇妙だ。
「将軍塚だよ。蹴上を通るはずだが」と言うと、カーナビを操る指が老化現象を極度に発揮している。
 操作を指導しているうちに、大回りして何とか蹴上に進む道に出た。
 蹴上から先に進むと、進行方向右手の高台に登るために左折して、府道143号線にかかる橋を渡ることを知っているからわけがわからない。
 青龍殿に着くとメーターは2,300円ほどになっていたが、2,000円に値切った。
'22/11/16
将軍塚 青龍殿
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青龍殿(せいりゅうでん)
10:52
青龍殿
10:53
'22/11/16
将軍塚 青龍殿
青龍殿は青蓮院の別院。平日はバスが運行しない。
それでも観光客が存外いた。
奈良大仏殿のおよそ横幅半分の木造大建築物だそうで、中は広かった。
青龍殿玄関
10:54
国宝「青不動」の複製をお参りした。
大舞台は立派だ。東山山頂からの眺めは素晴らしい。

大舞台からの眺め
10:58
'22/11/16
将軍塚 青龍殿
大舞台からの眺め
10:59
大舞台は広い
10:59
'22/11/16
将軍塚 青龍殿
東山山頂の将軍塚周辺は青蓮院の飛地境内だ。
桓武天皇が平城京遷都にあたり、王城鎮護のためここに将軍の像を埋めて塚とした。
将軍塚
11:11
将軍塚
11:04
'22/11/16
将軍塚 青龍殿
回遊式庭園は立派だ。
残念ながら、紅葉が今一つだった。
11:00

庭園
11:05
'22/11/16
将軍塚 青龍殿
庭園
11:06
庭園
11:06
'22/11/16
将軍塚 青龍殿
庭園
11:07
庭園
11:08
'22/11/16
将軍塚 青龍殿
庭園
11:09
庭園
11:10
'22/11/16
青龍殿


青蓮院
庭園
11:10
青龍殿から青蓮院まで歩いて下りようとしたが、道がわからなくて、ままよと思って歩き続けたら東山五条に出た。
昼食を摂ってから青蓮院に向かった。
青蓮院(しょうれんいん) 門
12:32
'22/11/16
青蓮院
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青蓮院/天台宗  粟田口に所在
本尊は熾盛光如来
絹本著色不動明王ニ童子像が国宝
相阿弥の庭
12:40
相阿弥の庭
12:40
'22/11/16
青蓮院
相阿弥の庭
12:41
相阿弥の庭
12:47
'22/11/16
青蓮院
霧島の庭
12:49
霧島の庭
12:50
'22/11/16
青蓮院
霧島の庭
12:51
霧島の庭
12:52
'22/11/16
青蓮院
日吉社への竹林の小路
12:58
日吉社
12:54
'22/11/16
青蓮院


知恩院
本堂 熾盛光堂(しじょうこうどう)
本尊 熾盛光如来
12:58
知恩院さんのサイトよりスナップショット
'22/11/16
知恩院
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 知恩院は2015年4月に行ったが、工事中でほぼ素通りしたから再訪した。
 知恩院は実に立派だ。浄土宗は浄土真宗に蹴倒された宗派と勝手に決めて軽んじていたが、凄い寺だ。本願寺よりも霊廟の感じがする。
 方丈庭園がああまで素晴らしいとは思わなかった。
 御影堂外陣正面の「明照」の文字に打たれた。(写真は知恩院さんのサイトより)
 東海中学と東海高校で明照殿の存在は重い。
「♪尊く聖くあきらけき 明照殿の霊光は〜♪」と歌ってきたからだ。
'22/11/16
知恩院
青蓮院から南下して知恩院に北側の黒門より入る。
黒門の内側はこのように雰囲気ある拵えだった。
知恩院/浄土宗
本尊 法然上人像(御影堂)/阿弥陀如来(阿弥陀堂)
本堂(御影堂)、三門、阿弥陀二十五菩薩来迎図ほかは国宝
13:06
北門あたりの紅葉はまだだった。

北門
13:08
'22/11/16
知恩院
阿弥陀堂
13:12
御影堂
13:12
'22/11/16
知恩院
御影堂前から経堂
13:13
方丈庭園
13:24
'22/11/16
知恩院
方丈庭園
13:25
方丈庭園
13:26
'22/11/16
知恩院
方丈庭園 徳川家光御手植の松
13:26
方丈庭園
13:27
'22/11/16
知恩院
方丈庭園
13:27
権現堂
13:28
'22/11/16
知恩院
権現堂
13:29
方丈庭園
13:30
'22/11/16
知恩院
方丈庭園
13:31
山亭
13:34
'22/11/16
知恩院
山亭庭園からの展望
13:34
山亭庭園
13:35
'22/11/16
知恩院


赤山禅院
御廟 御廟拝殿
13:37
赤山禅院は厄介なところにあるので知恩院前バス停からタクシーを使った。
赤山禅院(せきざんぜんいん)
14:23
'22/11/16
赤山禅院
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赤山禅院/天台宗 本尊 泰山府君(赤山大明神)
14:26
道教の神を祀って、神仏習合の形を残している
14:26
'22/11/16
赤山禅院
赤山禅院
14:27
赤山禅院
14:27
'22/11/16
赤山禅院
赤山禅院
14:27
赤山禅院
14:28
'22/11/16
鷺森神社
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鷺森神社(さぎのもりじんじゃ)
14:56
鷺森神社
14:58
'22/11/16
圓光寺
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圓光寺/臨済宗 南禅寺派
本尊 千手観音
奔龍庭
15:14
圓光寺は2015年11月27日(金)に行っており、2022年11月16日(水)は2度目だ。
訪問客は前回に比べて3割程度で、写真が撮りやすかった。
15:15
'22/11/16
圓光寺
手水鉢と水琴窟
15:15
15:15
'22/11/16
圓光寺
15:16
応挙竹林
15:17
'22/11/16
圓光寺
鐘楼
15:17
東照宮前
15:19
'22/11/16
圓光寺
15:20
15:21
'22/11/16
金福寺
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金福寺/臨済宗 南禅寺派 本尊 聖観音菩薩
15:32
金福寺(こんぷくじ)
15:35
'22/11/16
金福寺
七代目小川治兵衛が作庭した枯山水庭園
15:36
金福寺
15:40
行程
京都駅→(地下鉄)→三条京阪→(タクシー)→将軍塚 青龍殿→(徒歩)→東山五条→(タクシー)→青蓮院→知恩院→(タクシー)→赤山禅院→圓光寺→金福寺→(バス)→京都駅
まとめ
JR乗車券・往復 by割引 2,640  JR特急券・行き 2,840  JR特急券・帰り 3,070 
taxi:三条京阪→将軍塚 2,000  taxi:東山五条→青蓮院 940  taxi:知恩院前→赤山禅院 2,460 
地下鉄とバス 490  拝観料:将軍塚/500円、青蓮院/500円、知恩院/400円、赤山禅院/0円、圓光寺/1000円、金福寺/500円 3,000 
昼食:カレーライス 750  喫茶店:飲み物 450  夕食:銀座ハゲ天 4.210 
 全部で22,850円だ。お土産は今回はなし。お賽銭はこれまでは結構投じたが、今回は一切なしにした。要するに、本堂、方丈にあんまり入らなかった。
 経路は次の通り。
 京都駅→(地下鉄)→三条京阪→(タクシー)→将軍塚 青龍殿→(徒歩)→東山五条→(タクシー)→青蓮院→知恩院→(タクシー)→赤山禅院→圓光寺→金福寺→(バス)→京都駅
 感想は次の通り。
 紅葉は今一つだった。
 将軍塚 青龍殿から東山五条まで歩いたのは長かったが、久しぶりの山路、気分良し。
 赤山禅院から金福寺まで歩いたのは長かった。知らないところを歩くのは愉しい。京都の民家は玄関前にナンテンを植える家が多い。
 名古屋から京都のJRは、行きと帰りで乗車券の値段が違う?
 圓光寺の拝観料は高すぎる。
 観光者がかなり増えてきたようだ。外国人も目についた。
 夕食はハゲ天ミッドランドスクエア店にした。久しぶりに(食事で)4千円を超える贅沢をした。うまかった。
 さんざん歩いたし、朝食が120円の菓子パン1ヶで、昼食が750円のうまくないカレーライスだから、夕食を2,000円前後で抑える気にはならなかった。奥方には申し訳ないが。
 コロナのせいで旅は令和元年10月からしてない。その結果完全に運動不足になり、老化を早めた自覚がある。京都に行って良かった。急に思い立って(コロナ感染機会にヒステリックな)ワイフの了解を得た。
 帰宅後の筋肉疲労感は4年ぶりだ。嬉しい。
令和5年3月29日 霊鑑寺、真如堂、相国寺 等
'23/3/29
熊野若王子神社
 京都駅から市バス系統100の路線で宮ノ前町バス停まで行こうとしたのに、乗り場D1に×が付してあった。係の人に聞くと、この路線がなくなったから乗り場A1に行くように教えられた。乗客減のせいなのだろう。
 系統5で東天王町バス停に向かった。東天王町バス停から観光客のいない道を熊野若王子(にゃくおうじ)神社を目指す。
 哲学の道は銀閣寺から永観堂ぐらいまでと思っていたが、銀閣寺から若王子神社までの約2kmの散歩道が正しいらしい。
'23/03/29
熊野若王子神社
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哲学の道の南端に到着すると外国人ばかりだった。
哲学の道の南端、若王子神社前
若王子橋から撮る
8:53
熊野若王子神社は足利尊氏、義政が花見の宴を開いたとのことだが、簡素な社だった。史書でこの名前を見た記憶もない。
観光客は散見する程度だが、欧米人を数組見かけた。
熊野若王子神社 門前
9:03
'23/3/29
熊野若王子神社
熊野若王子神社
9:03
熊野若王子神社 本殿
9:04
'23/3/29
熊野若王子神社
熊野若王子神社 案内
9:06
桜花苑は若王子神社の裏山にあるが、登り口がわかりにくい。
親切などなたかに案内して頂けた。
桜花苑
9:12
'23/3/29
熊野若王子神社
桜花苑の桜はソメイヨシノではなかった。
桜花苑
9:13
ここから新島襄・八重夫妻の墓を目指したが、長い登攀!で、ルートの3割程度上ったところで挫折した。
熊野若王子神社 裏手
9:17
'23/3/29
哲学の道
哲学の道は銀閣寺方面から南下する人が多いようだ。
哲学の道
9:30
哲学の道
9:38
'23/3/29
哲学の道


霊鑑寺
哲学の道
9:40
10時オープンなので哲学の道と門前で時間をつぶした。
予想外に椿が素晴らしい。椿の最盛期に訪れるべきだろう。

霊鑑寺/臨済宗南禅寺派 尼門跡寺院
  谷の御所

霊鑑寺 門
9:46
'23/3/29
霊鑑寺
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霊鑑寺
9:47
霊鑑寺
10:04
'23/3/29
霊鑑寺
霊鑑寺
10:04
霊鑑寺
10:04
'23/3/29
霊鑑寺
霊鑑寺
10:05
霊鑑寺
10:05
'23/3/29
霊鑑寺
霊鑑寺
10:06
霊鑑寺
10:06
'23/3/29
霊鑑寺
霊鑑寺
10:08
霊鑑寺
10:09
'23/3/29
霊鑑寺
霊鑑寺
10:13
霊鑑寺
10:14
'23/3/29
真如堂
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白川真如堂橋を渡って東参道を目指し、入り口はどこだ?と思いながら上り坂を歩いていたら、前を進んでいた人が突然消えたので、その姿を求めて少し戻った。
すると、消えた人の姿が石段の上に見えた。道ばたを見ると真如堂東参道の石碑があった。これが参道?と思うような狭い道だ。
真如堂 真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)/天台宗
10:39
2018年に歩いた北参道は長い坂だったが、東参道は短い急坂だ。

真如堂 本堂横
10:41
'23/3/29
真如堂
真如堂 涅槃の庭
10:52
真如堂
10:53
'23/3/29
真如堂
真如堂 随縁の庭
10:54
真如堂
10:54
'23/3/29
真如堂
真如堂
10:55
真如堂 三重塔
10:59
'23/3/29
真如堂
真如堂
11:03
私は70歳を超えてから楓の新緑が大好きになった。
68歳の時(2015年)モミジを庭に4本植えて、モミジの新緑の良さがわかったからだ。
11:03
'23/3/29
真如堂
総門に「大涅槃図特別公開中」とある。
大涅槃図は2018/3/30以来2度目だが実に素晴らしいものだ。

真如堂 総門
11:05
総門から南に行けば金戒光明寺だ。
今回は西へ、吉田山を目指す。

真如堂 総門
11:05
'23/3/29
陽成天皇御陵


宗忠神社
陽成天皇御陵
11:07
三高寮歌「逍遥之歌」で耳になじみすぎている吉田山を歩きたいと思って訪れたが、いきなり立派な桜が目に入って驚いた。
これが吉田神社かと思って石碑を確かめると、全く知らない神社だった。
宗忠神社 吉田山の中腹
11:08
'23/3/29
吉田山
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吉田山 宗忠神社
11:11
宗忠神社を過ぎると、また桜が立派な参道が現れて驚いた。
吉田山 竹中稲荷神社
11:17
'23/3/29
吉田山
ここが大層桜の楽しめるところだとは全く知らなかった。
吉田山
11:19
今出川通で昼食を取る店を探すことにした。
吉田山 今出川入り口
11:33
'23/3/29
吉田山
 一人旅は思う存分感傷に浸れる。吉田山の山道を歩いて、久しぶりに懐かしい歌曲が頭の中を巡った。
(三高寮歌)
 紅もゆる丘の花 狭緑匂ふ岸の色
 都の春に嘯けば 月こそ懸れ吉田山
 緑の夏の芝露に 残れる星を仰ぐ時
 希望は高く溢れつつ 我等が胸に湧返る
(八高寮歌)
 夕陽あふれて草萌る 瑞穂が丘に佇めば
 零れ地に咲く花菜にも うら若き子は涙する
 見よソロモンの栄耀も 野の白百合に及かざるを
 路傍の花にゆき暮れて はてなき夢の姿かな──八高寮歌を聴く
 これを脳内で歌えば何とも懐かしい。青春の頃を思い出しながら辿る道は相当な山道で、私には厳しかった。
 登りはじめが11:08(宗忠神社鳥居)で、今出川通に着いたのが11:33だから、吉田山を南から北まで通るのに25分かかったことになる。25分しかかかっていないことを知って驚いた。
 それにしても後半はなかなかの森の気配だった。吉田山は山だった。
'23/3/29
百萬遍知恩寺
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知恩寺 浄土宗大本山
12:19
私と娘の恩師である林霊法先生(1906−2000)が知恩寺の法主を勤められたので、ここを訪れたいと思っていた。
12:20
'23/3/29
相国寺
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相国寺 臨済宗相国寺派
開山 夢窓疎石
開基 足利義満
本尊は釈迦如来
鹿苑寺と慈照寺が山外塔頭
12:57
2017年3月は西門から入り、西門から出た。
今回は総門から入りたいと考えた。
相国寺 鐘楼
13:01
'23/3/29
相国寺
法堂で本尊の釈迦如来坐像を拝み、天井の蟠龍図を観てから方丈を拝観した。
相国寺 杉戸絵
13:12
相国寺 裏方丈庭園
13:13
'23/3/29
相国寺
相国寺
13:13
相国寺
13:14
行程
京都駅→(バス)→東天王町バス停→若王子神社→霊鑑寺→真如堂→吉田山→百萬遍知恩寺→百萬遍バス停→(バス)→烏丸今出川バス停→相国寺→地下鉄今出川駅→(地下鉄)→京都駅
まとめ  熊野若王子神社、吉田山、知恩寺は入場料が不要だが、それ以外は通常は必要となる。
拝観料 窓口での視覚による状況
正規 身障者
霊鑑寺 800円 400円 身障者割引は示されてなかったが、尋ねると半額との回答だった。
真如堂 1000円 無料 身障者割引は示されてなかったが、尋ねると無料との回答だった。
相国寺 800円 無料 身障者割引は示されてなかったが、尋ねると無料との回答だった。
 2022年の11月は5寺院(青龍殿、青蓮院、知恩院、圓光寺、金福寺)で有料の拝観をして、全て正規の料金を払ったが、身障者割引(無料または半額が通例)を確認したら割引があったかもしれない。
 身障者割引が明示されるケースは少ないようだ。また、身障者割引は義務ではないから、割引なしをわざわざ掲げないのはしかたない。
 でも、現実に身障者割引があるのに、尋ねないとそれがわからないところが多いのは良くないだろう。こういうお寺はネットで調べても「身障者割引」の情報が出てこない。
 桜の季節の観光客の状況は次の通り。(私の視覚による大まかな見当)
 (a) 日本人───最盛期の3割の水準 日本人の京都観光はそんなに戻っていない。
 (b) 西洋人───最盛期の7割の水準
 (c) 中国韓国──最盛期の2割の水準
 中国人は品の悪い服装と態度からすぐに見分けられる。悪目立ちする。欧米人は一気に増えた感じだ。昨日の京都は本当に多いと思った。それに、毛唐女性の一人旅らしきのが目立った。まあ、哲学の道は外国人だらけだった。
 今回は自分の体力の低下に愕然とした。長時間の歩きが肉体的につらい。更に、ここ数年歩行で躓くことが多い。それで、昨日はつま先着地(ズリ足)ではなく、かかとの着地を心がけた。その結果帰宅後はかかと、脹ら脛がやたら痛い。それだけ、真如堂や吉田山の上り下りがきつかった。
 相国寺は開山堂に入れなくて、残念だ。
令和5年4月20日 京都御苑、仙洞御所、仁和寺 等
'23/4/20
京都御苑
 京都御苑、仙洞御所を主目的に新緑の景色を楽しもうと考えた。
 仙洞御所の予約は2月の上旬にした。もう4月上旬まで塞がっていた。
 参観の時間が 09:30 11:00 13:30 14:30 15:30の5段階で、私は09:30で入った。
 京都御苑、仙洞御所、廬山寺、仁和寺、妙心寺大法院と回って、新緑の景色を堪能した。
'23/4/20
京都御苑
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京都御苑はなかなか良きところだ。
通勤者、通学者が行き交う中を歩くと、何だか虚しい。
8:32
朝の8時台だから散歩の人を散見する程度だ。
閑院宮邸跡が無料なので入った。観光客は3人見かけた。
閑院宮邸跡
8:36
'23/4/20
閑院宮邸跡
閑院宮邸跡
8:38
閑院宮邸跡
8:42
'23/4/20
京都御苑
宗像神社
8:48
建礼門前大通り
8:50
'23/4/20
京都御苑
蛤御門
9:04
建礼門
9:06
'23/4/20
仙洞御所
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9時15分に北門受付に着いた。参観者休所で待ち、9時30分に参観スタート。
参観単位はざっと27名、うち西洋人が9名だった。
大宮御所横
9:35
案内人がしっかり説明するし、警備員?が見張っているし、皆まとまってるので、撮影を意識した独自の行動がしにくい。
御常御殿
9:36
'23/4/20
仙洞御所
北池の舟着
9:41
北池
9:41
'23/4/20
仙洞御所
阿古瀬淵 六枚橋
9:44
阿古瀬淵
9:46
'23/4/20
仙洞御所
北池巡り
9:47
束橋
9:50
'23/4/20
仙洞御所
北池
9:50
石橋
9:51
'23/4/20
仙洞御所
北池
9:52
北池
9:53
'23/4/20
仙洞御所
9:54
八ツ橋
9:55
'23/4/20
仙洞御所
八ツ橋
9:58
洲浜
9:58
'23/4/20
仙洞御所
紅葉橋
10:00
藤棚
10:01
'23/4/20
仙洞御所
藤棚
10:02
藤棚
10:02
'23/4/20
仙洞御所
紅葉橋
10:02
藤棚
10:07
'23/4/20
仙洞御所
八ツ橋
10:12
醒花亭(せいかてい)
10:14
'23/4/20
仙洞御所
南池
10:18
又新亭(ゆうしんてい)
10:23
'23/4/20
廬山寺
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廬山寺 廬山天台講寺
天台圓淨宗 天台宗系単立
10:51
廬山寺
10:52
'23/4/20
廬山寺
源氏庭
10:53
源氏庭
10:57
'23/4/20
仁和寺
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南庭
12:43
南庭
12:44
'23/4/20
仁和寺
北庭
12:45
北庭
12:45
'23/4/20
仁和寺
宸殿
12:46
宸殿
12:48
'23/4/20
仁和寺
北庭
12:49
北庭
12:50
'23/4/20
妙心寺
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妙心寺北総門方向(衣笠山)を眺める
13:20
妙心寺塔頭 大法院
13:24
'23/4/20
大法院
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真田信之の菩提寺だ。院号は真田信之の法名に因む。
大法院
13:26
大法院
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'23/4/20
大法院
ドウダンツツジ
13:27
路地庭園
13:34
'23/4/20
大法院
路地庭園
13:34
路地庭園
13:35
行程
京都駅→(地下鉄)→丸太町駅→京都御苑入り口→閑院宮邸跡→仙洞御所→廬山寺→烏丸今出川バス停→(バス)→御室バス停→仁和寺→妙心寺大法院→JR花園駅→(JR)→京都駅
まとめ
 今回の京都は西洋人の観光客がとても目立った。中国・韓国と思われる人は少なかった。
 京都御苑と仙洞御所は観光案内本でそんなに紹介されないが、とても良いところだ。そして、無料だ。かつ、人が少ない。激烈に結構だ。京都の街中にあの御庭は凄すぎる。
 仙洞御所に行く前は、ここを手始めに桂離宮と修学院離宮を参観するつもりだった。
 しかし、案内人を中心に大勢の参観者でまとまった行動をさせられるから窮屈で、かつ、私はスピーカーとマイクを使った説明が全く聞き取れないので、この2つの離宮は諦めたほうが良いのかもしれない。
 仁和寺は桜が終わって残念だった。
 妙心寺はもう私が疲れて、素通りに近くなった。体力の衰えを痛感した。
まとめ
 霊鑑寺を椿の時期に訪れると驚嘆できる。
 哲学の道から真如堂を経由して吉田山の頂上から今出川通に下りるコースを桜の季節に歩くことを推奨する。
 仙洞御所(修学院離宮、桂離宮も同様)は予約がすぐに埋まるから2ヶ月以上前に予約することが必要だ。私は藤と新緑の季節に予約して大正解だった。
印象的な徒歩行程
 将軍塚 青龍殿→青蓮院
 但し、私は道を間違えて 青龍殿→東山五条
 赤山禅院→曼殊院門跡→圓光寺→金福寺
 吉田山縦断(宗忠神社→今出川通)
 仁和寺→妙心寺→JR花園駅
 京都御苑 散策
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(千戸拾倍 著)