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エクセルの勉強で棋士の昇段日数を纏める

 私は1992年(平成4年)からソープ遊興小説を書いてPCをしっかり利用していた。(PCの利用:一太郎、Basicプログラム、EXCELの前身のMicrosoft Multiplan)
 Windows95が発売された1995年(平成7年)には出向中の勤務先で管理部長をして、数年後 EXCELの便利さに着目し、社内にノートPCの利用を推し進めることにした。あの頃の啓蒙活動は懐かしい。
 爾来 EXCELの操作をそれなりに熟達したが、2007年(平成19年)に完全リタイアすると、操作が全くおぼつかなくなった。サイトの制作の関連で資料を纏めたことが僅かにあったが、その都度 EXCELにはしばしば難渋した。
 毎日アクセスするサイト『将棋連盟 棋士別成績一覧 kishibetsu.com 』が2025/3/19で更新が止まった。あと10日ばかりで2024年度が終わるのにその年度までの成績が纏められない。これは苛立たしいので完遂させたいと思った。
 併せて、棋士の昇段日数・履歴を纏めたくなった。暇をもてあましているし、何か頭を使いたかった。孫にEXCELを指導できるように操作のおさらいもしておきたかった。
 それで、2025/5/1現在172名いる棋士について(勝敗統計に加えて)次のデータを制作することにした。
棋士番号 棋士名 段位 年齢 最終昇段日 九段昇段日 八段昇段日 七段昇段日 六段昇段日 五段昇段日 四段昇段日 8→9 日数 7→8 日数 6→7 日数 5→6 日数 4→5 日数 誕生日
A B C D E F G H I J K L M N O P Q
307 藤井聡太 竜名 xx yy 2021/
7/3
2020/
8/20
2018/
5/18
2018/
2/17
2018/
2/1
2016/
10/1
2002/
7/19
308 大橋貴洸 七段 xx yy 2023/
2/8
2019/
10/23
2019/
7/31
2016/
10/1
1992/
9/22
 本表の制作でのEXCELの勉強を示す。
 1.年月日の表示桁数を揃える
 EXCELシートでの月日の表示が将棋の九段九段昇段日のように不揃いにならず、「01月05日」のように桁数を揃えて示したい。どうするか。(昔はできたが、この時は思い出せなかったので今回検索した)
 セルの書式を次のように設定する。
 表示形式→ユーザー定義→yyyy/mm/dd と入力する。
 各段位への昇段日、誕生日、棋士番号は日本将棋連盟の棋士データベースにて得られる。
【応用】
 コントロールパネル→地域→形式→下部の「追加の設定」→日付(短い形式):yyyy/MM/dd'('ddd')'
 '('ddd')'を作り込むことによってタスクバーに曜日が示される。
 2.棋士の昇段日や誕生日を貼り付ける
 棋士の各段位への昇段日や誕生日を貼り付ける際、入力するセルに書式が入っているので工夫が要る。
 日本将棋連盟のサイト(www.shogi.or.jp)から必要なデータを単純にコピーアンドペーストするとセルの書式がご破算になってしまうからだ。
 藤井聡太の九段昇段日「2021年7月3日」をコピーしてEXCELシートに貼り付けるには次の方法がある。
A.「型式を選択して貼り付け」をクリック→当該ダイヤログから「テキスト」クリック
 ──入力するセルの右クリックを含め、クリック数が3回となるのが面倒だ。
B. 貼り付け先のセルをダブルクリック→セル内入力の形(テキストカーソル)になってから貼り付け
 ──最後にCtrl+V とマウスから手を離すのが鬱陶しい。
C. 貼り付け先のセルをクリック→(カーソルを上に移動して)数式バーの中をクリックしてから貼り付け
 ──マウスカーソルの数式バーへの移動が大きいのが難である。
D.「貼り付けのオプション」に現れる2つのアイコンの中から「貼り付け先の書式に合わせる」を選ぶ
 コピペの回数が多大だからABCの操作を不満に思っていたら、Dのやり方を見つけられた。私が現役の時に使っていたEXCELに「貼り付け先の書式に合わせる」というアイコンはなかったと思う。
 このように書いたが、そのうちに、Bの Ctrl+V とマウスから手を離すという難点は「貼り付けのオプション」の「貼り付け」アイコンをクリックすれば良いとわかった。
 EXCELは使わないと見事に操作を忘れる。「貼り付け」という単純な案内が出ないのがわかりにくい。昔は「貼り付け」が出た筈だ。
 3.棋士の現在の年齢を示す
 年齢は上表のD欄にQ欄(誕生日)から算出する。
 数式は =DATEDIF(Q134,TODAY(),"Y") である。
 Q134は聡太君の棋士番号が総勢172人中133番目であることを示す。(行番号が 1増えているのは見出し行が1行あるため)
【参考】
 一番若い棋士:炭ア俊毅四段 16歳
 最若手 次点:藤本 渚六段 19歳
 最長老の棋士:高橋道雄九段 65歳
 最長老 次点:脇 謙二九段 64歳
 最長老三番手:泉 正樹八段 64歳
 4.最終昇段日を示す
棋士
番号
棋士
段位 年齢 最終
昇段日
九段
昇段日
八段
昇段日
七段
昇段日
六段
昇段日
五段
昇段日
四段
昇段日
A B C D E F G H I J K
 最終昇段日は段位により対象列が異なる。各段位への昇段日(F〜K)を見て最終昇段日をコピーしてE欄に入力するのは面倒だから、次の数式をE欄に入れる。
 =IF(F134<>"",F134,IF(G134<>"",G134,IF(H134<>"",H134,
 IF(I134<>"",I134,IF(J134<>"",J134,IF(K134<>"",K134)))))) 
【説明】
 F134は藤井聡太の九段昇段日を入れたセルである。
 Fに何かが入っておれば(<>""→空でないの意味)Gの値をEにも入れよ、さもなくば、Gに何かが入っておればGの値をEにも入れよ、さもなくば、Hに何かが入っておればHの値をEにも入れよ、さもなくば、Iに何かが入っておればIの値をEにも入れよ、さもなくばJ… 以下略
 最後の「))))))」は間違えても EXCELが直してくれるから大したものだ。
 なお、段位(C欄)は最終昇段日(E欄)がF〜K欄のどこから導かれたものかを見ることによって判定できるが、そもそも昇段があったことを知ってこれを入力するのだから、わざわざ自動編集の算式を調べる気にはならなかった。
 5.昇段に要した日数を示す
棋士番号 棋士名 段位 九段
昇段日
八段
昇段日
七段
昇段日
六段
昇段日
五段
昇段日
四段
昇段日
8→9 日数 7→8 日数 6→7 日数 5→6 日数 4→5 日数
A B C F G H I J K L M N O P
131 谷川浩司 17世 1984/
4/1
1982/
4/1
1981/
4/1
1980/
4/1
1979/
4/1
1976/
12/20
L2 M2
138 脇謙二 九段 2021/
4/1
2000/
11/16
1990/
10/1
1984/
4/1
1983/
4/1
1979/
7/16
  中略
307 藤井聡太 竜名 2021/
7/3
2020/
8/20
2018/
5/18
2018/
2/17
2018/
2/1
2016/
10/1
308 大橋貴洸 七段 2023/
2/8
2019/
10/23
2019/
7/31
2016/
10/1
  中略
346 炭ア俊毅 四段 2025/
4/1
 L2のセルの式 =IF(F2="","",DATEDIF(G2,F2,"d"))
   九段昇段日が空白ならここは空白になる。
 M2のセルの式 =IF(H2="","",DATEDIF(H2,G2,"d"))
 DATEDIF関数は2つの日付の間の日数、月数、または年数を計算する。
 なお、セルの書式を次のように設定する。
 表示形式→ユーザー定義→0"日" と入力する。
 6.各昇段時点の人数や日数の合計を計算する
 結果が次だ。
棋士番号 棋士名 段位 8→9
日数
7→8
日数
6→7
日数
5→6
日数
4→5
日数
A B C L M N O P
131 谷川浩司 17世 731日 365日 365日 366日 832日
138 脇謙二 九段 7441日 3699日 2374日 366日 1355日
  中略
307 藤井聡太 竜名 317日 825日 90日 16日 488日
308 大橋貴洸 七段 1204日 84日 1033日
  中略
346 炭ア俊毅 四段
人数合計 32人 64人 109人 138人 157人
日数合計 90,178 156,880 204,296 197,390 206,375
平均日数 2.818日 2,451日 1.874日 1,430日 1,314日
 8段→9段の場合で数式を示す。
人数合計の数式 =COUNT(L2:L173)──A
 COUNTは便利な関数(数値を含むセルの個数、および引数リストに含まれる数値の個数を数える)だ。
日数合計の数式 =SUM(L2:L173)───B
平均日数の数式 B÷A
 東熱nシリーズ一覧に次の表がある。(一部を簡略した)
初登場
連番
作品
番号
φ女優名 初出
A
再出
B
総集
C
W姦
D
乱交
E
 ここでφ女優名の右欄の各区分は該当する行に「1」を入れて、各列の合計を求めて件数を算出した。
 実はAとBは並立しない。C、D、Eも並立しない。だから、AとBを1列に纏め、C、D、Eも1列に纏めるのが合理的である。
 AとBを纏めたものをa列に、C、D、Eを纏めたものをb列と呼ぶ。
 a列の各セルに「初出」「再出」を、b列の各セルに「総集」「W姦」「乱交」の該当のものを入れる。その上で、それぞれを数えれば良い。
 視覚的なわかりやすさと、件数集計の関数を調べるのが面倒なことから「1」を入れて足し算する方法にしたが、どうやら =COUNTIF(C3:C9,"初出") のようにすれば良いようだ。
 なお、棋士名、現在段位、棋士番号など172人分を入力する労を省くため kishibetsu.comの通算成績ランキングの表を棋士番号でソートの上コピーし、EXCELシートに貼り付けた。(上手く填めてくれるものだ!)
 これをExcel 97-2003ブック形式で保存し、更にそれを一太郎で読み込んでテキスト形式で保存の上、それからHTML形式に直した。
 7.各昇段の分析の要約(四段→五段)
順位 棋士名 段位 五段昇段日 四段昇段日 4→5 日数
1 青嶋未来 七段 2016/03/03 2015/04/01 337日
2 斎藤慎太郎 八段 2013/03/05 2012/04/01 338日
3 南芳一 九段 1982/04/01 1981/01/19 437日
4 本田奎 六段 2019/12/27 2018/10/01 452日
5 富岡英作 九段 1986/04/01 1984/12/18 469日
6 藤井聡太 竜名 2018/02/01 2016/10/01 488日
7 菅井竜也 八段 2011/08/21 2010/04/01 507日
8 近藤誠也 八段 2017/03/02 2015/10/01 518日
9 船江恒平 七段 2012/03/06 2010/10/01 522日
 10 伊藤匠 叡王 2022/03/ 10 2020/10/01 525日
  中略
36 谷川浩司 17世 1979/04/01 1976/12/20 832日
37 羽生善治 九段 1988/04/01 1985/12/18 835日
  中略
156 上村亘 五段 2019/10/10 2012/10/01 2565日
157 島本亮 六段 2011/07/12 2003/04/01 3024日
4→5 昇段者数 157人 全所要日数 206,375日
昇段の所要日数の平均 1,314日
感想  藤井聡太は後期の昇段で順位戦参加が遅れる、この所要日数はしかたがない。
 4→5を早く駆け上がるためには後期三段リーグから4月1日付け昇段で、C2の1期抜けが必要だ。
 谷川浩司、羽生善治の所要日数が意外だ。
 8.各昇段の分析の要約(五段→六段)
順位 棋士名 段位 六段昇段日 五段昇段日 5→6 日数
1 藤井聡太 竜名 2018/02/17 2018/02/01 16日
2 大石直嗣 七段 2013/05/15 2013/04/22 23日
3 村中秀史 七段 2009/10/16 2009/09/15 31日
4 大橋貴洸 七段 2019/10/23 2019/07/31 84日
5 三枚堂達也 七段 2017/11/24 2017/07/27 120日
6 増田康宏 八段 2018/05/22 2018/01/12 130日
7 服部慎一郎 七段 2023/04/20 2022/09/30 202日
8 梶浦宏孝 七段 2020/06/04 2019/07/25 315日
9 戸辺誠 七段 2010/02/09 2009/03/ 10 336日
 10 古賀悠聖 六段 2024/03/05 2023/03/14 357日
11 藤本渚 六段 2025/03/04 2024/03/12 357日
12 渡辺和史 七段 2023/03/07 2022/03/ 10 362日
  中略
137 山本真也 六段 2016/04/01 2004/11/05 4165日
138 島本亮 六段 2024/07/ 10 2011/07/12 4747日
5→6 昇段者数 138人 全所要日数 197,390日
昇段の所要日数の平均 1,430日
感想  5→6の昇段は、早い人は早い傾向がある。
 所謂羽生世代が登場しないが、どういうわけだろう。
 A級到達者が藤井、増田の2人しか載っていない。
 9.各昇段の分析の要約(六段→七段)
順位 棋士名 段位 七段昇段日 六段昇段日 6→7 日数
1 佐々木大地 七段 2022/04/28 2022/02/16 71日
2 広瀬章人 九段 2010/09/02 2010/06/11 83日
3 藤井聡太 竜名 2018/05/18 2018/02/17 90日
4 伊藤匠 叡王 2023/08/14 2023/04/20 116日
5 見泰地 七段 2018/05/26 2018/01/29 117日
6 阿部健治郎 七段 2016/04/22 2015/11/05 169日
7 菅井竜也 八段 2015/11/05 2015/03/ 10 240日
8 梶浦宏孝 七段 2021/05/06 2020/06/04 336日
9 佐藤天彦 九段 2012/04/19 2011/04/21 364日
 10 谷川浩司 17世 1981/04/01 1980/04/01 365日
11 羽生善治 九段 1990/10/01 1989/10/01 365日
12 野月浩貴 八段 2005/04/01 2004/04/01 365日
12 渡辺明 九段 2005/10/01 2004/10/01 365日
  中略
108 松本佳介 七段 2022/04/01 2008/07/01 5022日
109 近藤正和 七段 2021/05/20 2007/07/19 5054日
6→7 昇段者数 109人 全所要日数 204,296日
昇段の所要日数の平均 1,874日
感想  上位に有名棋士がずらりと出てくる。
 昇段者数/所要日数が
  (4→5)157人/1,314日
  (5→6)138人/1,430日
  (6→7)109人/1,874日
とうまく減少/増加している。制度の設計が上手だ。
 10.各昇段の分析の要約(七段→八段)
順位 棋士名 段位 八段昇段日 七段昇段日 7→8 日数
1 渡辺明 九段 2005/11/17 2005/10/01 47日
2 糸谷哲郎 八段 2014/12/04 2014/09/08 87日
3 谷川浩司 17世 1982/04/01 1981/04/01 365日
4 南芳一 九段 1986/04/01 1985/04/01 365日
5 井上慶太 九段 1997/04/01 1996/04/01 365日
6 森内俊之 九段 1995/04/01 1994/04/01 365日
7 丸山忠久 九段 1998/04/01 1997/04/01 365日
8 郷田真隆 九段 1999/04/01 1998/04/01 365日
9 藤井猛 九段 1999/10/01 1998/10/01 365日
 10 三浦弘行 九段 2001/04/01 2000/04/01 365日
11 鈴木大介 九段 2003/04/01 2002/04/01 365日
12 塚田泰明 九段 1988/04/01 1987/04/01 366日
  中略
18 藤井聡太 竜名 2020/08/20 2018/05/18 825日
  中略
63 堀口一史座 八段 2022/12/15 2004/04/01 6832日
64 有森浩三 八段 2022/04/01 2000/09/07 7876日
7→8 昇段者数 64人 全所要日数 156,880日
昇段の所要日数の平均 2,451日
感想  八段昇段は (1) 竜王1期 (2) 順位戦A級 (3) タイトル2期 (4) 勝数規定 による。
 順位戦A級昇級が八段昇級で一番多い。
 藤井聡太は七段→八段の昇段だけ順位が悪い。当時棋士の間で藤井聡太のタイトルの獲得の遅さが意外視されていたと言うが、これを見ると頷ける。
 11.各昇段の分析の要約(八段→九段)
順位 棋士名 段位 九段昇段日 八段昇段日 8→9 日数
1 渡辺明 九段 2005/11/30 2005/11/17 13日
2 藤井聡太 竜名 2021/07/03 2020/08/20 317日
3 高橋道雄 九段 1990/04/01 1989/04/01 365日
4 羽生善治 九段 1994/04/01 1993/04/01 365日
5 藤井猛 九段 2000/10/01 1999/10/01 366日
6 永瀬拓矢 九段 2020/10/14 2019/10/01 379日
7 佐藤天彦 九段 2016/05/31 2015/01/08 509日
8 屋敷伸之 九段 2004/04/01 2002/05/13 689日
9 谷川浩司 17世 1984/04/01 1982/04/01 731日
 10 豊島将之 九段 2019/05/17 2017/03/09 799日
11 佐藤康光 九段 1998/06/18 1996/04/01 808日
12 丸山忠久 九段 2000/06/28 1998/04/01 819日
13 郷田真隆 九段 2001/08/06 1999/04/01 858日
  中略
31 脇謙二 九段 2021/04/01 2000/11/16 7441日
32 富岡英作 九段 2024/04/01 2002/12/20 7773日
8→9 昇段者数 32人 全所要日数 90,178日
昇段の所要日数の平均 2,818日
感想  渡辺明が突出して所要日数が少ないが、これは制度変更によるものだろう。
 表に掲げた上位13人の昇段理由は次の通り。
 名人1期(佐藤天彦、谷川浩司、豊島将之、佐藤康光、丸山忠久)
 竜王2期(渡辺明、藤井猛)
 タイトル3期(藤井聡太、高橋道雄、羽生善治、永瀬拓矢、屋敷伸之、郷田真隆)
(補足)
(1) 九段総数32人の昇段理由の内訳。
 名人1期:計6人(上記5名+森内俊之)
 竜王2期:計2人(上記2名)
 T3期 :計9人(上記6名+南芳一、久保利明、深浦康市)
 勝数規定:計15人
(2) スケベエッセイ15の『将棋の九段』に九段総数32人の昇段理由を載せている。(2024/4/15現在)
 この中の勝数規定による昇段者15人から引退者(福崎文吾)と新規者(山崎隆之〜2025/2/6昇段)を増減させた15人が2025/5/1現在の内訳になる。
 12.スピード昇段者の激烈な早さ
棋士名 段位 8→9
日数
7→8
日数
6→7
日数
5→6
日数
4→5
日数
合計
谷川浩司 17世 731日 365日 365日 366日 832日 2,659日
羽生善治 九段 365日 913日 365日 548日 835日 3,028日
渡辺明 九段 13日 47日 365日 549日 1095日 2,069日
藤井聡太 竜名 317日 825日 90日 16日 488日 1,736日
所要日数平均 32名で
2,818日
64名で
2,451日
109名で
1,874日
138名で
1,430日
157名で
1,314日
 これを見るとこの4人は平均との乖離が甚だしい。
(更に、八段九段に到達しない人が沢山いる事実を噛みしめて欲しい)
 どんな世界にもこんな傑出者がいると思うと凡庸人はつらい。
 右端の合計は 8→9 以下4つの日数の合計値だ。
 念のため九段昇段日と四段昇段日から DATEDIF関数で求めた日数はこれと一致した。当たり前なのかもしれないが私には検算結果が不思議だ。
 13.補足:趣味で作った将棋棋士の纏めデータ
 私のEXCELシートは次の通り。
(1) 成績のまとめ
棋士
番号
棋士
段位 年齢 最終
昇段日
2025年3月末累計 2024年度成績 2024年3月末累計
対局数 勝率 対局数 勝率 対局数 勝率
 縦軸(棋士)の並びは棋士番号順にした。
 ◎は数式によって導いている。
 2024年3月末累計の値は kishibetsu.comの通算成績ランキングの表の『通算』から2024年度(4/1〜3/18)の分を除いたものを算出して『2024年3月末累計』とした。
 2024年度成績は連盟サイトから一人一人拾った。これにより2025年3月末累計を算出した。
(2) 昇段のまとめ
棋士番号 棋士名 段位 年齢 最終
昇段日
昇段日 昇段所要日数 誕生日
九段 八段 七段 六段 五段 四段 8→9 7→8 6→7 5→6 4→5
 縦軸(棋士)の並びは棋士番号順にした。
 野球にしても買春にしても何かを楽しむ際にはデータを纏めたいものだ。
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(千戸拾倍 著)