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Windows11格闘記

 一体型PCの活用

 次は2022年09月23日〜29日の日記の記事を利用したものだ。
 一体型PCが大変結構なものだと訴えたくてこれを書く。
 多分2000年頃だと思うが、私は日立製の画面一体型PCを買った。ところが、僅か2年で画面にスジがいくつも入り、画面が不良になった。こうなってから一体型について調べると、モニターと本体とで寿命が違う点に難があり推奨できないとの意見があった。
 それで私は一体型PCをもう使うまいと思っていたが、2013年購入のデスクトップPCが Windows11を入れられないので買い換えを検討し、ネットでDELLの一体型PCの推奨文を見て心変わりした。
 ヨドバシカメラ松坂屋店でその現物を見て大いにそそられたが、数ヶ月後購入を決意するとヨドバシカメラの店頭展示からなくなっていた。HPの一体型PC(146,800円)が同じタイプなのでこちらを発注した。
 2022年9月に入れて1年以上使った今(2023年11月)昔と同様に「一体型PCはやめておけ」という意見が論者面した御仁から出回っているので、これに対して私の見解を表したい。
 論者はネットの動画に顔を出すIT論者だからこそPCの利用が一般の人よりも高度で、一体型PCでは物足りなくなるのだと。
メリット
 ・省スペース(軽い)
 ・配線ケーブルが少ない
   我が書斎は4畳半だからこの2つの利点が実に大きい!
デメリット
 ・性能がしょぼい──────普通に使う分には全く問題なし
 ・モニター故障で使用不可──今のモニターは昔と比べて長寿だ
 ・拡張性がほぼない─────普通に使う分には全く問題なし
   動画編集や高度なゲームをしないなら全く無問題!
 要するに、パソコンは一般的な使い方をするなら絶対に一体型が良い。
 私が買ったものは次だ。
 HP All-in-One 24-dp1050jp タッチ対応 ナチュラルシルバー 571D3PA-AAAB
 [23.8型 /intel Core i5 /メモリ:8GB /HDD:2TB /SSD:256GB /2022年6月モデル]
 あまりのコンパクトさに惹かれた。画面の周りの枠も薄くて嬉しい。
 Corei5-1135G7 passmark で検索した。「i5」なので何や!と思っていたが、成績は10058なのでなかなかなものだ。さすが第11世代のCPUだ。
 旧機は Corei3-3220で第3世代、このスコアが2224だから4.5倍の能力だ。

 ヨドバシカメラ松坂屋店で一体型PCを発注して不思議に思ったこと。
(1) ウィルス対策ソフトの購入勧誘がしつこい。
(2) クレジットカードの契約、訪問セットサービス、保証の期間延長でごちゃごちゃ勧誘があった。
 多方面で勧誘が随分熱心だから不審に思った。とにかくいずれも複数!の店員による勧誘で、こちらは対応に気圧されやすい。そもそもクレジットカードの契約やウィルス対策ソフトの購入や保証期間の延長をすんなり応じる人が今時そんなにいるのかねえ。(老人の私を組み易しと見ての強い勧誘なのか)
 クレジットカードをいくつも契約するのは賢くないし、ウィルス対策は Windowsに備わっているもので充分だそうだし、これまで買ったすべてのもので保証期間内やその直後に壊れた経験が1つもないしねえ。
 私はエロ動画サイトによく入る。旧機の段階で意を決してカスペルスキーをやめた(PCを買い換える数ヶ月前)が、その後Windows Defender が「危険に対処した!」との報を出したのがかなりの件数あった。
 カスペルスキーでこのような件数はそんなになかったから、windowsに備わったセキュリティーはしっかりしていると想像する。
 Microsoft Officeは別途購入にしたくて、これが組み込まれてないものが欲しかったが、そういうニーズに応える品揃えをヨドバシカメラはしてなかった。
 で、HPの一体型PCが着いたが、とても苦労して設置した。
 外国製は説明書がかなり不親切だ。書類に文字数が殆どない。ネットで説明を見てくれという姿勢で私には困る。後で知ったが、初心者は日本製のものを買ったほうが良いと推奨するYouTube動画があった。
 PC、スマホを持たずに購入した人はこの説明書では途方に暮れるだろう。私は別部屋のPCでHPのサイトを開かずに頑張った。
 12.10 電源ON → microsoft account等設定
microsoft accountを使わない裏道があることを知らなかった。
 12.50 立ち上がった→時間がずれていて調整に格闘
 12.56 updateの適用 更新が大量にあったが、SSDの速さに驚いた。
マカフィーの削除に手間取る。
インストールされたマカフィーを初心者が削除するのは大変そうだ。
私はカスペルスキーを削除した経験が生きた。
※ カスペルスキーの削除はなかなか大変だった。
 14.31 ATOK2015と一太郎2011を入れ終わった。
 14.38 EPSONプリンターの接続 手間取って15.02 終了
 15.10〜15.31 外付けHDDから旧機のファイルをコピーする。早い。
 15.37 筆まめ 入れる。
旧機でダウンロードにより得たものの再度インストールだから、どうすべきかとてもまごついた。
 15.47 JTrim.exe(画像処理ソフト)入れる。
 16.10 FFFTP のインストールと接続(ファイルのUPLOADソフト)
この設定はPCの買換の時のみする動作だから(いろいろ確かめる必要があって)実に大変だった。
 16.18 以下の他 Chrome/Yahooのログイン接続
VLCメディアプレーヤーの導入
Microsoft Office Picture Manager の導入
 Office2010の画像処理ソフトだが実にgood
TeraPadやGoogle検索の設定変更等(エロい検索を通るようにする等で面倒だ)
 これだけを18.00までに終えて、Officeの設定は翌日に回した。PCを立ち上げるのは本当に大変だ。
 感想
(a) 非力だから梱包を解くのが大変。
(b) 本体の各説明がわかりにくい。例えば、電源ボタンがなかなかわからなかった。
(c) マニュアルが実に簡素!!
日本製のものを買えばいろんなものがわかりやすくなるだろう。
もし先にYouTubeで Windows11の立ち上げを説明する動画を見てなければ頓挫したと思う。
(d) PC購入を数多くしていても、最後のが2013年では、もう全く違う。
今のPCの立ち上げは、これに詳しい人が付き添わない限り、とても難しいと思う。
PC初購入の初心者は2〜3万円使って、専門家にしてもらうのを推奨する。
(e) HPのキーボードが違いすぎて困却した。(後述)
 数ヶ月前に検討したDELLの一体型のほうが良かったと思う。
 特に手がかかったこと
@ LAN接続のプリンターの認識。←せっかちによる誤操作
A ATOK2015と一太郎2011。←せっかちによる誤操作、古いから不適合と誤認
B Microsoft Office Picture Manager←Office2010が古いからかなかなかうまくいかない!
C キーボードが普通でないことからミスインプットが多発
 そして、何故かマイクロソフトアカウントがつぶれて難渋し、作業を終えた。
 翌日のPC設定の処理
(1) Microsoftアカウントの復旧に努めたが全くうまくいかない。→最新のOfficeを一旦諦める
旧機で使ったMicrosoftアカウントが通ってくれない。
スマホを持っていないので確認コードの授受ができない。
(2) Jane Styleの広告の非表示化。←by バイナリエディタ
数ヶ月後Jane Styleがtalkを扱うようになってからはJane2ch.exeを使っている。
こちらは始めから広告が掲げられないが、Jane Styleで広告を非表示化したからそうなったのか。
よくわからない。
(3) Chromeの拡張機能で広告のブロック。YouTubeやXvideoも広告を消せた。
YouTubeの広告消しはあまりうまく行かず、Premiumに入った(2023年4月)。
──YouTubeの広告を消すとABEMAがダメになった。
(4) Chromeのブックマークを整えた。
(5) Atokの単語登録。
抽送(ちゅうそう/動詞)、勃(た<つ>/動詞)、
(1) (2) (3) (4) (いち)、No.1 (いち)、陰裂(いんれつ)
恵里亜(えりあ)、おまんφ(おまんこ)、
抽送(ちゅうそう)、〜(から)、&times;&times;(ばつ)、
───(けいせん)、エロ(<い>/形容詞)
〜は『なみ』で変換できることを2023/12/31に発見した。
(6) 何とかEXCELを使おうとしたが、やはりサインインのパスワードで止められた。
やむなくMicrosoftのxxxx@outlook.jpのメルアドを作って実行した。
それでEXCELなどが使えるようになった。実にホッとした。
なお、本来はgmailでMicrosoftのアカウントを作っていた。
これが通るように直せたのは2023年12月だ。(ワイフのスマホで確認コードを授受)
その結果、EXCELのアカウントをxxxx@outlook.jpからxxxx@gmail.comに変更できた。
 更にPC設定の処理
(ア) 高速スタートアップの停止。
(イ) CドライブSSD-256GBの他にDドライブ-2TBがある。
 猥褻動画、猥褻画像などを移転し、Cドライブの空き領域を増やした。
 Cドライブ 使用 76.1GB 未使用 161GB
 Dドライブ 使用 48.6GB 未使用 1.77TB
(ウ) メールの設定に3日間格闘したが、ようやく成功した。
 さくらサーバーでメールを設置していた。
 これをOutlookで扱うべく格闘したが、脳の老化、判断力のぶっこわれの悲哀をつくづく感じた。
 新規PCの感想
(a) HP All-in-One 24-dp1050jpのキーボードがとても使いにくい。もうひどすぎると言わざるを得ない。
 キーボードの印字が薄すぎて、白内障の老眼には見えにくい。
 キーボタンが低い。そのせいか、キーを一つ押して2文字拾う癖がある。
 更に、F3キーで下を検索、F5キーで再読み込み、F7キーでカタカナ化、F8キーで半角変換、こういうものはボタン一つでやりたいのに、HPのPCでは、これらは同時にFnキーを押さないと機能しない。
※ このキーボードに慣れることはできず、翌年普通のものに換えた。
キーボードを交換できたからよかったが、ノートPCであれば換えられない。
HPのキーボードが苦になる人はHP社のノートを買わないほうが良いと思う。
とにかくHPのキーボードは趣味が悪いよ〜。あれはとにかく酷い。
(b) Atokの言語バーがタスクバーに収納されない。
 後でわかったが、フロート表示から直せないのはATOK2015やHPのPCが原因ではなく、Windows11がそういう仕組みのようだ。
 キーボードの詳細設定の言語バーのオプション にて「タスクバーに固定する」が効かないのだ。
 よって、個人用設定→テキスト入力→入力設定→キーボードの詳細設定(深い!)の「使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する」のチェックを外した。
(c) 電源ボタンをなぜモニターの後ろ側つけた!←アホか
 電源ボタンの位置を理解するのにかなり時間を要した。
(d) PC販売側とウィルス対策ソフト販売者との結託が強い。
(e) Win11が10に比べて大きく有用性が増したとは思えない。
 特に、何をクリックしてもMicrosoftへのサインインを求められる感じで、腹立たしい。
 クラウドサービスなんて希望者のみが使用する初期設定にすべきだと思う。
 EdgeとBingとOneDriveの利用要請がくどすぎる。
(f) 動作が速く、動きが素晴らしい。音声入力は便利だ。
(g) 印刷指示で、有線LAN接続のエプソンEP-884ABが自動でONになるからびっくりした。
(h) 1年経過しても使わない機能──カメラ(会議用?)/画面タッチの操作
 新PCに追加購入を含めて15万円出費し、きつい消費になったが、9月24〜29日までPCとWindowsでたくさんのことが勉強できて、苦痛と快感が味わえて、大変結構だった。
 使っているうちに、データの保存時に妙な動きがあることに気づいた。OneDriveのせいとわかって、これを使わないことにした。
 私のサイトやハメ撮り画像や各種パスワードのメモなんていうものをOneDriveに置いて、万が一のことがあったらとんでもない。
 ウィジェットとチャットはタスクバーから消した。
 右クリックメニューのその他のオプションの手間を非常に腹立たしく思っていたが(すんなりコピーや貼り付けができない)、2023年12月に至って解決方法があることがわかった。
 Windows 11の右クリックメニューはどこへ?使い方と変更方法を解説の方法によってレジストリキーを追加すればよい。
 実は、最初は\HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\CLSIDが見つからずに諦めた。
 Classesの中が〜.cap .cda .cr2〜と並んでCLSIDが見当たらないからだ。HPのPCは特殊でこの説明には該当しないのかと思った。
 ところが数時間後もう一度regeditで取りかかると、遥か下に.zplの後 Aから始まる項目があった。それでCLSIDが見つかった。CLSIDがそんな遠くにあるとはねえ。
 新しいPCは(HP仕様がクソでも)本当に良かった。Windows11が良いというよりは、SSDと第11世代インテルCPUが結構だったのだろう。
 私は貧乏性で、ひげ剃り、エアコン、冷蔵庫、PC等古いものを愛用し続けるのが習いだが、買い換えて感動することが非常に多い。古いものを使い続けるのは実に最善ではない。
 女房は更新できないから買春するのが良い。

 データのバックアップ

 次は2023年09月16日の日記の記事からだ。
 データのバックアップはWindowsに備わっている仕組みを利用して内蔵HDDで行って、クラウドストレージでやるつもりはない。
 月1回定期的にするバックアップは、HDD自体を移動できないだけでなく、データに対して直接の操作ができないので、もともと外付けHDDにコピーというのも併用し、これは半年に1回程度で更新していた。
 大切な要保存物について考えると
 サイトのデータで完成したもの──同じものがサーバーにある。
 サイトのデータで未UPのもの──できれば保存のサイクルは短くしたいが…
 ハメ撮り写真と動画───新規の制作がない
 家族等の撮影物─────消滅して絶望するほどのものではない
ということから、この外付けHDDへのコピー作業はそんなに躍起になってするほどのことではなかった。
 しかし、(1) 外付けHDDは 何年も使えば突然機能しなくなるものであることを数例経験した (2) HDDの速度の遅さに対してSSDは雲泥の差で速いとわかった (3) ファイルバックアップのフリーソフトを用いる提言をネットで見た───こういうことで新しいやり方をしようと思い立った。
 USBコネクター一体型のSSDを買った(2023年9月16日頃)。250GB ELECOM 3.860円だ。
 YouTubeの 良き説明 に従ってファイルバックアップを仕組んだ。
 それで、PC起動の度にバックアップを行うよう設定したが、再起動しても自動的に進めてくれない。
 その後良き説明 その2を見つけて起動時実行の設定をしたが、こちらもうまく行かなかった。
 まあ、自動でせずとも、気の向いた時に手動でやれば良いことだからよしとしよう。
 フリーソフトのSota'sのBackupは結構だと思う。

 外付けHDDのデータの完全消去

 次は2022年10月29日の日記の記事からだ。
 これまで外部記憶媒体の処分はすべて物理的破壊で処理してきたが、直近の外付けHDD(読み書きで支障が出るようになったもの)をどうするか迷った。
 HDDデータの完全消去を実現する3つの方法を見て、外付けHDDをフォーマットしても完全消去にならないと知ったので、データ消去ソフトを使うことにした。
 選んだフリーソフトはここで紹介されたFile Shredderだ。日本語化手順があるからだ。
 ところが、日本語化パッチをダウンロードしてもなかなかうまく進まない。かなりの時間悪戦苦闘してから、結局ソフトのあり場所を確認した。
 ダウンロード> File Shredder> File Shredder> File Shredder_64bit.EXE
 C:\Program Files> File Shredder> Shredder.exe
 それで、エラーメッセージの文言を見て、日本語化パッチの File Shredder_64bit.EXEをコピーして実行ソフトの Shredder.exeと同じところに置いたら、Shredder.exeの画面が日本語で示された。
 日本語化パッチをダウンロードした時に示されたReadme.txtにこのことが書かれていたが、これを先に読むべきだった。
 Shredder.exeによるデータ消去は予想外に時間がかかった。HDDに保存するときの時間の2〜4倍?かかったかな。

 スクリーンショット

 次は2023年12月05日の日記の記事からだ。
 2023年12月、エクスプローラーで画像の整理をしていて、\ライブラリ\スクリーンショットというフォルダーがあることに気がついた。これに目をとめたことは一度もない。
 で、中を見ると pngデータがたくさんあるから驚いた。AV関係のものばかりだ。
 要するに、PrintScreenキーを押せば、pngデータが作成され、それがクリップボードだけでなく、スクリーンショット フォルダーに自動的に納められると知った。
 Windows11の機能らしいが、こんなものは他人に見せられないから中身を削除した。
 これまではクリップボードから Ctrl+Vで直接JTrim.exeに放り込み、それをjpgファイルとして保存していたから、pngデータとしてCドライブに取り込まれるとは知らなかった。
 スクリーンショットの中のpngデータはJTrim.exeでjpgデータに保存できるとわかった。
 スクリーンショットというフォルダーは(場所、中身の両面から)なかなか厄介だ。
 スクリーンショット フォルダの中身を消すでググったが、自動消滅方法はないようだ。しかし、扱いやすくする方法が見つかった。
 【Windows 10】スクリーンショット自動保存場所や保存先フォルダの変更・移動方法に従ってスクリーンショット フォルダをデスクトップ画面に移した。
 デスクトップ画面に置けば中身を適時消しやすい。それにスクリーンショットを複数取得して後で処理できる。一つ一つクリップボードからその都度処理するのは不適切だ。
 そこで、VLCメディアプレイヤーにもビデオスナップショットの保管フォルダが作ってあることに気がついた。(VLCメディアプレイヤーのビデオスナップショットについて)
 一緒にすれば良いから、この保存先をデスクトップ画面のスクリーンショットの保存先フォルダに変更した。動作を確認していたら、VLCのupdateの要請があった、
 ところが、updateを実行すると、ビデオスナップショットが全面緑色のものになってしまった。
 この解決に悪戦苦闘し、しばらくして全面緑色(但し、ビデオスナップショットではなく再生動画そのもの)の解決策として再インストールが検索で提示されていたので、(設定の引継ぎを指示した上で)再インストールをやってみた。
 すると、ビデオスナップショットがちゃんと出た。想像するに、動画がDドライブ、ソフトがCドライブと分かれているので、混乱を来したのか。

 SSD換装

 2022年9月に Windows11の一体型PCを買って、Windows10の旧デスクトップPCは残せば置き場所も厄介だから廃棄方法を調べた。購入先に問い合わせても何やら要領を得ず、かなり面倒なようで困った。
 新機でトラブルが起きた時、私はスマホを持たないから調べる方法がない。だから残したい。残せば孫たちが使うかもしれない。そう考えて処分を思いとどまった。
 しかし、その後定例のupdateでかなりの長時間を要し、トラブルだと思って格闘しているうちにディスクのエラーが出るようになった。4ヶ月もupdateが不成功になった。
 いよいよ廃棄かと思い出した時、何故かHDDエラーの表示が出なくなり、頓挫していたWindows10のupdateが遂行できてホッとした。
 そんなときに契約しているケーブルテレビ会社のPCサポートのパンフレットが目に入った。
 SSD換装は以前勉強したことがあるが、ノートPCでならやれると思ったけれど、デスクトップPCはやれる自信がなかった。
 ねじが多すぎる。私は大変非力だからねじが外せるか自信がない。細かいところを見る視力にも自信がない。ねじを外せても、脳みそがパワーダウンして元に戻せる自信がない。そもそも適切なドライバー等の道具がない。これが一番の難事だ。
 熟考の末にstarcatにSSD換装を19,800円で頼んだ。(2023年5月)
 PCが換装を終えて戻ったので、早速コントロールパネルのバックアップと復元 (Windows7)の実行に取りかかった。この旧PCは月例updateで頓挫したから、バックアップは2022年9月が最後だった。
 ところが、外付けHDDへの書き込みが、4時間以上時間をかけても3回失敗した。それで、バックアップ先をUSBメモリーに変えた。
 するとうまく行って 使用21.7GB 空き93.6GB 計115GB になった。所要時間は50分だ(ドキュメントにデータは殆どない)。SSD換装前は3時間かかった。
 なお、PCの起動時間とシャットダウンの所要時間は80%減らせた。SSD換装の効果は絶大だ。
 SSD換装の詳細は次の通り。
 デスクトップPC/CPU 第3世代Corei3-3220 メモリー4GB
 SSD換装は 240GB
 担当の方から聞いた話
 SSD換装を自分でやる方がいるが、実はなかなか問題がある。HDDに対応するSSDの組み合わせがあり、これを判別してSSDを選ぶのが難しい。よくわからずにSSDを買って、うまく進まない事例がある。
 Windows11へのupdateは 裏口ルートで可能だが、これをやって爾後の大型updateで拒絶される程度の問題以上のトラブルが生じるケースが残念ながら多々ある。非適応機の『無理矢理update』は避けるべきだ。
 このPCは2013年取得のものにしては高スペックですよ。CPUはそんなに見劣りするものではないです。
 SSD換装は実に素晴らしい。雲泥の差で動作が快適になる。
 しかし、SSD換装に関する説明はこれまでネットで数多く眺めたが、HDDとSSDの組み合わせに適合不適合がある(デスクトップPCの場合に特に!)という話は出てなかったような気がする。
 今回の費用を考えても、ノートPCならともかくもデスクトップPCではSSD換装は専門店に依頼したほうが良いと思う。何しろ重いPCの引き取りと配達までしてくれて2万円で済んでいるのだから。

 2つのPCでファイル共用

 検索してわかったこと。
ONT ONTは本質的にONUと同じ。光ファイバーによるFTTHサービスでの終端装置
Aterm BL501VA NEC製ケーブルプラス電話端末機器
SGP200W 無線LAN機能とルーター機能を搭載したWi-Fi対応タイプのONT。別途 Wi-Fiルーターを用意する必要がないので、加入者の負担を減らせる。
 2階:2022年購入のWindows11 一体型PC───(毎日使用)以下APCと言う
 1階:2013年購入のWindows10 Desktop PC──(予備:SSD換装済)以下BPCと言う
 2階にケーブルテレビのSGP200Wを置き、ここからAPCへLANケーブルで接続する
 1階にLANケーブルを伸ばし、ELECOMのルーター(WRC-1167GS2H-B 購入品)を置いてBPCと繋げる
 この構成だが、APCからBPCにファイルを渡すことが何度もあり、その都度メールで伝達していた。
 添付書類で授受するのがいい加減嫌になっていろいろ調べて、格闘したが
 APCのエクスプローラー→ネットワーク にBPCのアイコンが出る
 BPCのエクスプローラー→ネットワーク にAPCのアイコンが出ない
までしか到達できなかった。(アイコンは出ても中身は見えない!)
 2023年12月になってパソコン 2台 接続 有線lanでググってWindows 11のパソコンでファイル共有をする方法!により何とか目的が果たせた。
 そもそも私は全く勘違いしていた。適切に繋がった2つのPCでは互いに相手のCドライブの中が覗けるものと思っていた。だが、フォルダ単位で共有の設定が必要なのだ。
 それで、このサイトの記載通り、設定から「ネットワークとインターネット」「ネットワークの詳細設定」→「共有の詳細設定」(ここで@を確認)→「すべてのネットワーク」(ここでAを確認)の設定をAPCとBPCで行った。
 @:「ネットワーク探索」と「ファイルとプリンターの共有」がオンになっているかを確認
 A:「パスワード保護共有」をOFFにする
 前項に書いたとおりデスクトップ画面のスクリーンショットというフォルダがAPCにあるが、BPCでもデスクトップ画面にS Shotとの名でフォルダーを作った。
 そして、スクリーンショットとS Shotに共有設定を施した。即ち、当該フォルダー右クリック→その他のオプションを表示→アクセスを許可する→特定のユーザー→共有する相手を選ぶ 上の空欄右の[レ]ボタンをクリックし「Everyone」を選択し「追加」ボタンを押す→画面右下の「共有」ボタンを押す───これをAPCとBPCで行った。
 結果は、APCのエクスプローラー→ネットワーク にBPCのS Shotアイコンが出た。
 しかし、BPCのエクスプローラー→ネットワーク に『スクリーンショット』アイコンどころかAPCのアイコンすらも出ない。
 困却したが、Windows 11のパソコンでファイル共有をする方法!には『コンピュータ名が表示されないときはIPアドレスを利用』なる説明があり、これをやってみたら、BPCのエクスプローラーにAPCのアイコンが出て、それを辿って『スクリーンショット』を見ることができた。
 cmdコマンド(→ ipconfig)により得たAPCの「IPv4アドレス」をテキストデータに入れ、それをAPCにて覗けるS Shot(BPCのフォルダー)に投ずる。
 BPCでデスクトップ画面のS ShotからIPv4アドレスをコピーした上、エクスプローラを起動し、上部のアドレス欄をクリックしてから、説明の書式(頭に\\をつける)でIPv4アドレスを入力する。
 これで、BPCのエクスプローラーにてAPCのデスクトップ画面に置いた『スクリーンショット』フォルダーを開けることに成功した。
 パソコン 2台 接続でググっても、出てくる説明は、(1) Win10同士 (2) 2台を直接ケーブルでつなぐケース (3) WiFiでの接続 (4) ノート対応 (5) Win11同士──こういうのが多くて私の場合とは異なり、これまでは全く成就不能だった。
 まあ、うまく行って良かった。パソコンが2台になってから、データの授受についてはずーっと懸案事項になっていたから本当に嬉しい。
 しかし、IPv4アドレスを投じる必要があるのが疑問でならない。どうしてAPCで見られたように、BPCのエクスプローラにAPCのアイコンがすんなり出ないのだろうか。難しい!!
 まあ、APCのエクスプローラーでBPCのS Shotフォルダーを開けられれば相互のファイル授受は可能だから、それで充分だったと後で気がついたが…。
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(千戸拾倍 著)