18歳未満の方は入場をご遠慮下さい。
指入れて!
裸で絡みあう時に女性が発する言葉で、男性が聞いて一番楽しいのは「指入れて!」ではないでしょうか。
───「(ペニスを)入れて!」のほうがファックマン冥利に尽きるし、嬉しいぜ。
こう思う人はセックス実行者として未熟です。
大体この要請は、女性が、男のキス攻めや乳首弄りやペッティング攻めや効き目のないオーラルプレイが鬱陶しい場合に発せられることが大変多いです。
(おお、欲しいのか)とにやけていてはいけません。
そもそも私が「(ペニスを)入れて!」と言われるのは、ソープの遊興時間の刻限が迫った時ぐらいです。むちゃくちゃ気持ちよいオーラル愛撫や指の動きの巧妙さに浸っている時に、嬢はこんなことを言いません。ひたすら続けてもらいたいだけです。
快感に浸り続けて遂にアクメった後でも、「(ペニスを)入れて!」とは言いません。ボーッとしているだけです。私が勝手に入れるのです。
私は「指入れて!」のほうはよく聞いています。
これを絡みの相手が言う時、恥ずかしいのを打ち消すように消え入りそうな声で言うこともあれば、喉の奥から絶叫して訴えることもあります。どちらも大変『女』を感じます。
言われるのは熱烈なオーラル愛撫の途中です。だから、正確には「指も入れて!」です。
これは、通常演技や演出としての発声ではないから、ソープで遊んでも初対面の絡みでこれが出てくることは殆どありません。(艶や英國屋などの有力嬢だと初会でもあり得ます。当然演出です)
3度4度と入浴して、相手が本当にうち解けた時にこの要請が出てくることがあります。
そういう嬢は、オナニーの時に指やバイブをバギナに入れているのです。オナニーをクリトリス弄りだけで済ます女性は絶対に「指入れて!」とは言いません。オナニー好きかどうかにかかわらず、いわゆる『中派』の女性なら、これを発することがあり得ます。
私は昔はヘルスの店によく入っていたのですが近頃はとんと行っていませんでした。
それで、ある日久し振りにヘルスの店に入り、「指入れて!」という言葉なぞ全く言いそうもない若い女にこれを言われて、そのとたんにどーっとチン汁を垂らしました。
歳のせいでもうチン汁が乏しくなっていたのに、59歳にして、その垂れ方のすごさ。立ち膝の中腰でクンニリングスしている私のチンコの先から床まで40cmもあろうかという距離を欲情の粘液が見事につないで垂れたその状況を振り返ると、チン汁は大脳皮質の動きで出てくることがよくわかりました。
私はチン汁の出が悪くなったことを老化と捉えて寂しがっていたけれど、スッケベ行為になれ過ぎて、単に前頭葉の中の信号の往き来が少なくなっていただけなんですね。
人は自分が老化したと感じることで老化していくのです。そう何かの本で読んだけれど、その通りです。
その子は、
(1) ずーっとまともに会話が成立しなかった。かなりとっつきが悪かった。
(2) シャワールームで歯磨きとイソジンでの口ゆすぎを要請した。その後彼女も粘着的に口腔の処理をしていた。
(3) にもかかわらず、キスは唇を閉じたままで殆どまともに応じなかった。
(4) シャワールームでのローションプレイは殆ど瞬間的と言ってもよいほど短かった。
(5) シャワールームでじゃれ合いをさせず、フェラチオもなかった。
(6) シャワールームを出てから部屋の明かりを強めることを求めても殆ど照明を変えなかった。
(7) 平日にその店に飛び込んだにもかかわらず出てきた写真はその子一人で、しかたなく選んだ子だった。
(8) その子は豊満系で並の器量で、かつ、新人だった。
ということから、私には相当つまらない遊びとしか言えなかったです。
どう見ても、親しい雰囲気なんぞは出るはずがなかった。私はその遊びが、口内射精だけの情感ゼロの対面に終わることを覚悟していました。
しかし、それでも、何故かこの妙なるお言葉が相方の口から悲鳴のように出てきました。決して営業的心で発せられたものではありません。営業的気配りなんて殆どない女の子でした。
私はその嬢とうちとけようとお喋りに気をつかった上で、シャワールームでの前プレイのお粗末さにガッカリして、相手の性技もエロ情感ものりの良い会話も全く期待できないと思ったから、私がオーラルプレイをして女体の反応を楽しむことに徹しようと思いました。
「おまんこ、舐めてもいい?」
と聞くと幸いにも頷いたので、彼女をM字開脚させてクンニリングスを始めました。
すると、私が指定した体勢(ベッドの端にお尻を持ってきて仰向けになるポーズ)になることにかなり戸惑いを見せたにもかかわらず(当然そんな露骨な姿勢になるのは業界入り後初めてということ)、やけに太い両腿を閉じ気味にしたりするようなこともなく、舐められることに浸っているのですねえ。
ラビアはあんまり飛び出ていなかったけれど、割れ目の長さが立派でした。
そのうちに喘ぎ声を出すようになり、陰裂がねっとりしてきました。お顔は恍惚のようです。
私は指攻めも併用してやろうかと思い、割れ目に指を這わせながらクリトリスにオーラルし続けました。
指の動きに指入れを警戒する様子がなかったので、私は中指1本をたっぷり湿ったヴァギナに入れてみました。Gスポットをもぞもぞと掻きながらクンニリングスを続けました。
私は彼女に手首を捕まれて、指が遠ざけられるのを想像していたのですが、そんな動きはなく、彼女はなかなか具合の良さそうな様子です。膣道は素晴らしいほどヒダが織りなしていました。
お尻の孔はどうじゃろかと思って、ベトベトの割れ目から液をすくってなすりつけ、アナルをさすりました。そして、中指を進入させると「いやー」とは言いますが強い拒みようではありません。
そのままアナルとヴァギナの二本差しでクンニリングスを続けました。
女のプロフィールに出ていたのは、22歳、160cm、ウエスト60cm。ウエストは後から「これなら63cmはあるだろう?」と聞くと、否定しませんでした。実感は70cm以上です。
太腿が豊かだからかなりクンニリングスがやりにくかったです。
いつもはスレンダーな体の女としか遊んだことがないから、まるで豚のような体に見えるのですが、私は(相手が誰であろうと、そこに割れ目があるからには、舐め男の本領発揮!)とねばり強くクンニリングスしました。指も懸命に動かしました。
けれど、とうとうイカせるのはあきらめました。
「気持ち良かったろう? 今度は君の番だよ」
そう言って、ベッドに寝ている彼女に覆い被さってキスを求めました。
あれだけきっちりとクンニリングスをしてやると先ずしっかりとキスに応じるものなんですが、女はやはりまともなキスを返しません。ディープキスをしたくないというよりは、ディープキスを知らないという可能性がありました。
キスでまた白けさせられて、更に、言葉をかけてもうちとけた話っぷりの言葉が返ってくるのでもなく、オーラルのし甲斐がなかったことを馬鹿馬鹿しく思いながら上体を起こして座り直しました。
──こいつめ、さっさと起きろ!
と思うのですが、女は起きようとしません。太い物体がヘルスの幅の狭いベッドに寝転がったままです。目は瞑っています。一体何をしているのかと思って視線を下半身に下げて、えっ!となりました。
両脚を伸ばしたまま中指一本クリトリスに当ててオナニーしているのです。それは私を楽しませようとして出てきたものであろう筈がありません。思いがけない熱烈な愛撫に若い体が反応し、どうにもならなくなってやっているのです。
──ニヤニヤしたいところだけれど、時間が!
と思って見ていると、
「おっぱい、舐めて!」
太くて柔らかそうな物体が目を閉じたままでそう言いました。
何しろ本物のオナニーだから、私はカリ首でもさすりながら、顔を割れ目にうんと近づけて女の指の動きを見ていたかったのですが、そう言われると協力してしまいます。豊満体型だから大きな乳房でした。
で、床に膝立ちの中腰の格好で乳首をオーラルで刺激していたら、ここで「指入れて!」と来ました。「指入れて!」とは、なんて素晴らしい言葉なのでしょうか。
ずーっと無機的に終始していたのに、また、このような言葉をサービスとして発するような女ではなかろうに、私の誠意溢れるオーラルプレイに本能的に官能的に生の言葉が発露したのです。
私は女の丸々とした両膝が上げられるのを見て、中指を濡れ濡れのヴァギナに差し込み、Gスポットを掻きました。その中指の付け根のところに、彼女がそよそよとクリトリスを揉んでいる中指の先が時々当たります。何だか最高の退廃ムードです。
彼女は一生懸命にクリトリスを縦に掃いています。横に揺らすか、円を描くように動かすのが多いのですけれどねえ。
私は更にリズミカルに指を動かします。素晴らしいほどの膣のヒダが私の中指を包みます。指の移動方向に対して直交しているヒダの段々が極めて明瞭です。ソープ嬢にこんなに襞がついているのは滅多にいません。
Gスポットの揉み込みとともに、「あーっ」という悲鳴が洩れます。「いーぃ」とも言いました。
私は彼女の指をどけて、私のオーラルには耐久性があったクリトリスに絶妙のフィンガープレイを振る舞ってやろうかとも思いましたが、ウエストが括れていない女の本気のオナニーを目の前で見るのもこれまた楽しい。右手の中指で奥ヒダを揉むだけの奥飛騨慕情路線にして、彼女の無念無想の丸い顔と、ふくらんだ腹のゆるやかな上下動と、ラビアが揺れているのを交互に眺めていました。
そしてとうとう気をやりました。それと同時に丸々と太い両膝を寄せて半身になりました。体が太いだけにやけに生々しいです。彼女が勝手にオナニーしているのに気づいてから、せいぜい3分くらいしか経っていなかったと思います。
私はすぐに手で彼女の股をこじ開けながらきちんと仰向けにさせ、クリトリスに吸いつきました。両腿を手でがっちりと押さえてしゃぶりました。こそばゆがって身もだえする丸太のような肉体がエロいです。
次は彼女からフェラチオを受ける番です。時間がなくなります。私はペニスの勃ち具合を確認したくなりました。
陰核茎部に対して横から含む体勢だったので、横目でペニスが見えます。それで、クンニリングスをしたまま自分の股ぐらを眺めて、卑猥な景色がわかりました。
そそり立ったペニスの先からチン汁の垂れの細い柱が床まで見事にできていました。先走り汁の量たるや、まさしく青春復活です。
「チンボ、ここに嵌めたい!」と言ったら、「だめーっ」と言われました。
それにしても、「指入れて!」と依頼されて、どれどれと填め込む先を眺めると、ゆらゆら揺れる中指の先にパックリ開いた濡れた陰裂。結構ですねえ。あー、エロかった。どんな女でもエロいのは結構です。
とにかく私は長年女遊びをしていても、丸太の裸なんて滅多に見たことがありません。その丸太が、命じもしないのに自分で指をいやらしいところに当てて、無念無想の丸顔が顎を僅かに突き出している。こんなエロいのは経験ありません。
残り時間があんまりなかったけれど、彼女はイケる自信があったのでしょうね。
思いがけぬ「指入れて!」の要請から、イッた直後の閉じた股をこじ開けて生々しいおまんこに唇を寄せるまでの卑猥なシーンに心を躍らせれば、チンボ汁がドバドバと出まくるはずです。
満月の顔の彼女に口内射精を果たし終え、極太丸太が精液を始末してからシャワールームに入りました。私はティッシュペーパーを取って床の上のチンボ汁の水たまりを拭いました。
その日はかなりの早撃ちだったことに苦笑していました。
(千戸拾倍 著)