(1) 全身愛撫なんて悠長なことはやってられない。
そんなことをしておれば、マッサージ師ならともかくも、普通の人間では、肝心のクリトリス愛撫がおろそかになる。
(2) 陰核茎部とその他の部位とは感受性が全く違うことが多いのに、全身愛撫を強調するのは不合理だ。
(3) 「
加藤鷹氏の『エリートセックス』を論評する」に書いた通り、男の
オーラル力は有限である。
アダム徳永氏はこの本の後半で書いている通り素晴らしい根気とマッサージ力があるけれども、一般向けの教書では、乏しい愛撫能力を前提にすべきだろう。
(4) 例えば、乳房は女性にとって保護すべき大切な部位。男の指の愛撫にあんまり委ねるべきではない。
(5) 女性のクリイキについては、ちんたら長々と動作せずに、最短時間でイカせることが功徳である。
(6) 最短時間でイカせた上で、例えば、マルチオーガズムタイプの女性には、最大ポイントの愛撫によって再度イカせることが大変結構なのだ。よって、乳房や脇腹などから陰核茎部のみに目を移せ。
(7) 後を読めばわかるが、氏の“愛撫”がフィンガー愛撫なのに対して、私の『インテリセックス』はオーラル愛撫絶対論だ。
オーラル愛撫は、省エネの時代にかなった省エネ性があり、合理的で、即効的で、親密感高く、さらに相互愛撫にも適していて最強である。近代兵器のようにピンポイント爆撃ができて、大変結構。フィンガー愛撫はなかなか愛液を呼ばないのに対して、オーラル愛撫は一発で愛液を呼ぶ。
氏が得意とするまどろっこしいフィンガー愛撫は、川中島の全隊激突・戦死者多数のようなもの。過去の遺物だ。