セックス論について想う(2)

 女性とセックスをして、その時に先ず女性がクリイキするように男性が努力したら、それだけでかなり素晴らしいセックスになります。これを私は声を大にして言いたいのです。
 ここがバギナ中イキに過度に視点をおいた局所拡大性論者たる、藤田徳人氏、加藤鷹氏、アダム徳永氏と私の違うところです。
 女性が気をやる姿、顔つきは本当に美しいです。(動物的で幻滅する!)と思う男性もいるようですが、やっぱりこれは素晴らしい。
 女性は、愛する男、または、自らの意欲でもってたまたまセックスをすることになった男の前では、絶対に『アクメ』を見せるべきです。
 そういう女性とセックスするからには、男性は女性のエクスタシーを見事引き出さなければいけません。
 クリイキで良いのです。
 ただ、そのクリイキは、バイブ器具を使って達成するのでは感心しません。バイブでは男性の努力と熱意と奉仕精神がちっとも認められないから、女性は、初めのうちは「これ、気持ちいい!」と言っていても、いずれ(これが愛なのかしら?)と思って白けることが考えられます。
 そんなのは行為の質としてオナニーと同等で、男に「ペッティング物質」にされたのと同じに思えます。
 これは、男性の指技でクリイキを果たす場合も同じになりかねないです。女性のよがり顔をニヤニヤ眺めながらフィンガープレイをしていては、対等な愛というよりはペット扱いと女性が感じることだってあるでしょう。
 その後女性は(さっさと嵌めて射精しなさい)という程度の気持ちにしかならない可能性があります。フェラチオを狂ったようにしてやろうという心理には動きにくいです。「指には指を!」です。
 日本のエロ動画では、男優が嘲弄的に女優のマンコを弄った後、女優が実に奉仕的に、実に意欲的にフェラチオしますが、あれはそういう演技なんです。女性を貶める芝居を女性がしているから腹が立ちます。
 オーラル愛撫ならば、全く問題はありません。女性は自分からも一生懸命愛撫しようとします。
 クンニリングスされれば気持ちいいし、なにしろ、あれほどまでにドギタナイところに口を持ってこられるのですから気持ちも高揚します。(きれいにしてからベッドインすれば良いのであって、本来的によけいな付着物がいっぱいつきやすい箇所だということです)
 そして、オーラル愛撫が重宝な所以は次です。
一方的にクンニリングスする場合
 (1) 女性から顔を見られずに、女性の表情を観察できる。
 (2) 女性の内腿、下腹などの動きや陰裂の昂揚状態を観察できる。
69をする場合
 (1) 相舐めでは同時にペニスやタマキンやアナルに女性からオーラル愛撫を受けることが可能となる。
 (2) 女性の内腿、下腹などの動きや陰裂の昂揚状態を観察できる。
 69は、先ず男性からの一方的なクンニリングスで、女性を一度以上クリイキさせてから、若しくは、クリイキ寸前まで昂まらせてから取りかかるのがよろしいです。
 一方的なクンニリングスは男性にとってとにかくペニスが寂しくて、ペニスの勃起が維持できないこともよくあります。それに、単なる愛奴になるのも嫌です。(竹内結子や黒木瞳や稲森いずみクラスなら愛奴になってもいいのですが)
 69は短い時間しかやらないなら単なる座興であって、できるだけ長くやるのが望ましいです。となると、私が提唱しているように、二人が逆向きに横寝して、要するに、側臥のままオーラルするのが、互いに体が楽で結構です。
 一生懸命オーラル愛撫をして、女性を陶酔の淵に誘えば、女性も、男性への愛撫に没頭します。互いにオーラル愛撫しあうのが、二人のセックスをより楽しいものにします。
 完全に亢奮させるオーラル愛撫を毎度しておれば、たとえその女性が生来性的なことに大変潔癖であったとしても、なんとフェラチオも、ペニスの手こきも、明るいところで尿道口まで見せることも、唾液の受け渡しも、口内射精も、飲精も、飲尿も、アナル愛撫も、アナルセックスも、浣腸も、いずれ受け入れるように誘導できる確率が高いです。
 それほどまでに、男性に、マンコへ口を押しつけられて、割れ目を淫汁だらけにすることは、女性にとって楽しいのです。自分が愛されていると感じます。バイブや指技では、ここまではなかなか至りません。
 側臥の体勢の69から女性が上になる69に変えて、ラブジュースが目に流れ込んでたまらない、という経験を一度でも良いからしてごらんなさい、と私は言いたいです。あれは痛いですよ。
 それを経験すれば、ハウツーセックス物なんてもう眺めなくなります。
 女性が本当に感じるのは、しかも、疲れずに感じられて、何度でも感じられるのは、クリトリスなんです。これを愛撫しまくるのが、セックスなんです。
 ペニスだって、本当に一番気持ちいいのは、バギナに収まっている時ではなく、女性の目で見つめられて、その女性の手や口で、ネチネチといやらしく刺激されている時なんです。胸に手を当てて考えてご覧なさい。そうでしょう。
 そこでイクのは男の恥と考えて我慢し、何とかペニスピストンで「アンアン」と言わせたいと考えているだけです。それは「刷り込み」です。
 女性がペニスピストンで「アンアン」と言うのは、その主因は、異物が入っている違和感(違和感が言い過ぎなら、ちょっと変わった感じ)と、粘膜がこすられる心地よさと、全身が男の動きで揺さぶられることによる反射的反応です。
 所詮それだけのもの。傾向で考えれば、女性は、中イキで強烈に快感が感じられる人もいるけれど、多くはクリトリスで強い快感を感じるのです。10代から30代の女性の殆どはこういうことなんです。
 40代以上の女性がどうかは知りません。私は対戦したことがないに等しいですから。ただ、お産を何度も経験した後は中イキが得られやすいそうです。
 中イキが男性の願望にしかすぎないことはAVを見ればわかるでしょう。全部見事に中イキへ中イキへと演出が向かっています。それが、制作者やビデオ鑑賞者の全員の理想だからです。
 だから、女優がオナニーシーンを見せる場合でも、笑止千万なことにクリトリスいじりはほんの形ばかりして、もっぱらペニス型バイブを使います。現実離れも良いところです。
 理想には、多少の努力をすれば実現できるものと、永遠の理想とがあります。永遠の理想のほうが思い描くにおいて、より楽しいです。
 中イキがどちらに属するのかは、わかるでしよう?
 なお、ペニスの抽送が長くできる人は、女性が中イキするのに遭遇できる可能性が高くなることは間違いないけれど、同時に、女性から勘弁してくれ!と思われる可能性も高いです。
 30分も腰をパコパコするようなロングピストン力を誇る男性が「これは中イキさせた」と思ったセックスでも、単に女性が激しくばてて、心身の変調を来しただけのものとか、長い抽送にあきれて、射精を我慢するのを止めさせるべく、フェイクで始末をつけたものが相当多いと思います。
 とにかく女性は、男性に(感じもしない面白くない女だ)と思われるのがとても嫌ですから。
 ロングピストン力を誇る男性は、女性がイッたと認めると射精を我慢するのをやめます。そのことはたくさんの男性と性交をしている女性ならわかります。

 中イキは、経産婦で、かつ、男性への心の許しかたが並々でない女性の場合に可能性が高まります。
 でも、その中イキが裏側からクリトリスの根元を刺激されて感じたのなら、これはクリイキと同じです。
 そもそも女性は恥骨のところに恥骨を押しつけられるようなファックを望むことがよくあります。これもクリトリス性感を狙っています。
 確かにペニスがバギナの中を往復しているけれど、それは快感の補助にしかすぎなくて、クリトリスで気をやっているのです。
 女上位のファックを、女性に、ペニス側の快感を全く度外視して自由にやらせたら、エロ動画に出てくる見事な上下動、ペニスの出入りが見事に観察できるやつではなくて、局部を密着させて前後に漕ぐような動きになると思います。
 これでは、ペニスのほうはあんまり気持ちよくありません。挿入時間が長くなる利点があるだけです。
 結局、何故そんなに男性は女性の中イキにこだわるの?ということになります。
 要するに、女性の唯一無比のポイントのところにオーラルしまくって、その結果、女性が気持ち良くて気持ち良くて、我を忘れ、むさぼるようにキスをし、表情をすっかり変えて、まるで変質者のようにペニスや睾丸を舐めまくる状態に至れば、それは、もう男性にとっては楽しくてならない無上のセックスなんです。
 そんな素敵なセックスを男性が味わいたかったら、先ず先に、一心不乱にクリトリスをオーラルしなさい、というのが、私のセックス論です。
 長時間腰を使って、女性がよがり狂い、痙攣状態に突入させて、心がすっかりどこかに行っているようで、それで男性の心は歓喜だろうけれど、ペニスはそんなに楽しいのですか?、と私は言いたいです。
 長時間ペニスが収まっているバギナというところは、指や舌や唇ほどの刺激を与えてくれません。ある意味つまらな〜い、ただの肉の筒です。カリ首が気持ち良くなるためには、どちらかがスコンスコンと腰を速く動かす必要があります。大変体がつらいです。汗もかきます。
 そう考えれば、ただの肉の筒でもバギナよりアナルのほうがペニスにとっては気持ちいいです。
 時々反対の意見の男性がいますが、それは、アナルに対するペニスの通りを良くしていなかったがためと私は考えます。
 それに、肉の悦びで狂乱状態になった女性は、甘い視線を男性に送ってくれません。男性の突き込みを受けて自分の快感に浸っているだけです。甘い言葉もかけてくれないし、ペニスがバギナに嵌っている以上は、“楽しくてならない”気持ちを露わにして、カリ首やタマキンやアナルを舐めることができません。
 勿論その手の女性と一戦交えたならニタニタと嬉しがっておればよいけれど、私はあくまで確率との関係でものを言っています。滅多にはないことを追求するものではありません。
 中イキを究極の目的として女遍歴したところで、(ああ、この女も中イキにまで持ち込めなかった!)と、がっかりする回数が多くなるだけです。
 楽しさと淫らさと人間的交流の面から見たら、(前座としての前戯に一応の配慮をしていても)中イキ一本勝負のセックスと、オーラルプレイを相互にするのを愉しみとし、クリトリス快感を必死に導き出そうとするセックスとでは、あまりにも優劣がはっきりしています。
 優劣がはっきりしないのは、クリトリス快感がさほど生まれない女性(15人に1人ぐらいの割合か?)とセックスする時だけです。
 30分とか60分とか長い時間、肉の筒にペニスを差し込んで、汗をかいて全身運動して、(セックスには体力が必要だ。スクワットだ!)なんて考えていて、何が楽しい!。
 それよりも、20分とか30分とかの長時間、ペニスやタマキンやアナルを女性の口や指で、相手の積極的な心のもとに刺激され、なんと尻の穴にまで指を差し込まれて、とにかくいじくり回されて「もうお願いだから、射精させて!」という状態のほうがよっぽど楽しいです。
 女性がここまで至るのは、クリトリスを巧みに刺激されているからこそのこと(逆に、不感症の女性にはこういうのがうまいのが時々いる。不感症コンプレックスの裏腹の行為なのだろう)
 オーラル愛撫によるクリイキを低レベルの快感とほざく、突き一本勝負の原始本能的な男性には、女性から徹底的に攻められる楽しさがわからないのですね。そこまでやったことがないから。
 お前の相手がソープ嬢だからさ、と冷笑してはいけませんよ。ソープ嬢でも、ベッドプレイでは普通はここまではやらないし、本気のベッドプレイはなかなかしません。
 私は、藤田徳人氏やアダム徳永氏はそういう経験がないのではなかろうかと思っています。
 ペニス挿入至上主義者のセックス論は、女性に完璧なまでに能動的に股間をむさぼられたことのない、魅力のない男性のセックス論なんです。そのひがみをチンコでイカせることにぶっつけているのではないかと勘ぐりたくなります。
 インチキ性論者の、藤田徳人氏、加藤鷹氏、アダム徳永氏の共通点があります。女性が狂ったように男性を愛撫する様をあんまり書いていません。自分がされる性戯にそれほど言及していません。
 女性への愛撫を『前戯』と位置づけ、女性にするオーラル愛撫というものを相対的に軽んじ、ペニスペネトレートが本行為という認識で性行為を行い、ひたすら中イキに憧憬して、現にペニスを嵌めている女性を観察しているからそうなります。
 だから、お三方とも女性のびしょ濡れという状態についてそれほど書いてはいません。屈強なペニスで女性を支配したいという心ではなかろうかとすら思えます。
 全くのインチキ性交論で、私と根底から違うところです。
全著作を読んだわけでもないから、間違った認定であるかもしれません。
 たまたま2ちゃんねるで今回のテーマにぴったりの書き込みを見つけたので、それを掲げます。
【タイトル】 彼氏にはいえないエロい私 2言目
167 名前: えっちな18禁さん [sage] 投稿日: 2007/07/25(水) 04:49:19 ID:X2ykZn1U0
クリトリスって、ペニスと違って生殖や排尿などに必要ない。
『快感を得る為だけ』にしか機能しないエッチな器官。
凄いものが女の股間のワレメの内側に付いてるんですよ!
全ての生物のメスに付いているものでもない器官です。
だから、もっともっと活用しないとダメですよ。
せっかくあるのにもったいない。
自分で弄るだけでなく、もっと男に舐めてもらうべきです。
指(皮膚)で撫でる感触と違って、舌(粘膜)での愛撫は気持ちイイのです。
たくさん長時間クンニしてもらいましょう!


【閑話休題】
 2ちゃんねる────過激な恋愛・板 『☆☆☆クンニ大好き2☆☆☆』
950 名前: なまえを挿れて。 [sage] 投稿日: 2008/05/26(月) 01:27:04 ID:d4do2Nge0
昨日のクンニ

見られるのは恥ずかしいということだったので、足を思いっきり広げて見入ることにした。不思議だけど、手で一生懸命隠そうとするのに、足を閉じようとはしない。ゆるくとは言え、こちらの手で押さえつけてるんだけどね。

両手首を握ってしまうと諦めたようで、顔を背けてジッとしている。
濃い陰毛、でもちょっと手入れをしてるのか、短め。
割れ目はビラビラが貝のように閉じていて、中が見えない。

すぐに舐めるのはもったいないので、陰毛を撫でてみたり、太ももを舐めてみたり。徐々に割れ目に近づきながら、ゆっくり愛撫をしていく。
力が抜けてきたところで手を離した。すぐに顔を隠してしまう。可愛い仕草だ。

割れ目に沿って大陰唇を舐めあげていく。
何回か繰り返していると腰をムズムズと動かす。
大分焦れたかなと思い、ビラビラを舌先で軽くなぞる。
その拍子にビラビラが弾けて、潤った赤い割れ目が覗いた。

そのまま舐めずに舌先でビラビラをつついたり、息を吹きかけたりしながら、指先で会陰をなぞる。すぐに愛液が垂れてきてヌルヌルになってくる。
アナルに軽く指を這わすと、くすぐったそうに身悶えて悲鳴を上げた。

そろそろいいかな、というところで、割れ目に舌を差し入れ、ゆっくり舐め上げる。
深いため息と喘ぎ声、それまでふらついていた腰がしっかり落ち着く。
すぐにまたふらつくんだがw

951 名前: 昨日のクンニ [sage] 投稿日: 2008/05/26(月) 01:27:46 ID:d4do2Nge0
軽いタッチで割れ目を舐めあげるのを繰り返す。
穴の上から、クリトリスの直前まで。
クリトリスには触らず、割れ目に溜まっていた粘り気のある愛液を舐め取っていく。
たまにはビラビラに舌を這わせたり、啄ばんだりも。
お尻を持ち上げ、穴から会陰にかけてもじっくりと。
悲鳴をあげるが、もはや抵抗はなくされるがまま。

舌がクリトリスの近くにくるたびに腰を上げるようになる。
腰をくねらせ、舌を捕らえようとするので、尻の下に手を入れて尻たぶを両手でがっちり掴んで固定した。

催促されたので、ちょこっと頭を出しているクリトリスの先っちょに舌先をちょんちょんと当てる。あくまでもちょっと触れているだけ。

また催促。「クリを触ってるでしょ」と俺。
どこをどうされたいのか、言わされる羽目になる彼女。

クリトリスを舐め上げると、悲鳴のような喘ぎ声を上げた。
両手で尻を押し上げ、ちょうどいい高さにしてクリトリスを攻め続ける。
舌から力を抜いて、相手の反応を見ながら速さを加減して。

程なく腰に力が入ってきて、準備OK。そして絶頂。
痙攣し続ける間も優しくクリトリスを舐め続ける。

ひと段落して弛緩したところで、今度は本気で抵抗する。
謝りながら覆いかぶさると、抱きついてくる。

キスをしたり、指で愛撫したり、余韻に付き合いながらしばし休憩。

まーったり

 独りよがりの気取った文章であることも気になりますが、それよりも、私に言わせて貰えば、これは自己満足のクンニリングスですね。
 男女のセックスはクンニリングスだけが目的ではありません。フェラチオもされたいし、ペニスピストンで何とか女性に昂揚をもたらしたいです。
 ちゃんとしたセックスなら1時間はかけないとだめでしょう。
 その1時間はどういう時間配分になるでしょうか。
  クンニリングスする時間+これに準じた時間(たとえば、乳房を吸いながらクリトリスをペッティング)
    ────20分
 (1)(連続の20分にあらず)
  69をする時間────5分
  フェラチオされる時間+ペニスにフィンガープレイをされる時間+ペニスピストンの時間
    ────30分
 (2)(連続の30分にあらず)
  会話の時間(互いに陰部が刺激されていない)─────5分
 無言の行で60分間全く喋らずに相手の陰部を刺激していることはないでしょうから、5分ぐらいは遊びの時間を見ても良いでしょう。
 (1)の20分は結構苦行だと思います。
 (2)の30分も、延べこれだけの時間ペニスに耐久させるというのは多くの男性にとって結構難しいです。
 私は、この書き込み者の説くようにするのは馬鹿げていると思います。女性は手早く昂揚させるのがよろしいのだから、こんなに手をかけなくて良いと思います。
 要するに、初めからクリトリス直撃でよいのです。もちろん最初はきわめて優しくです。
 ビラビラや大陰唇に挨拶する必要は全然ありません。乳房も後回しでよいです。
 こういうところは、クリイキした後、次のクリイキ(または、ペネトレート)までの間奏曲で攻めるだけで良いのです。
 この書き込み者がわかっているとおり、それだけクリトリスを攻められるのが女性にとって結構なことならば、速やかに専一にクリトリスをいたぶってあげることが一番ベターです。
 女性の多くはクリイキが2度3度と可能です。
 そういう恵まれた体質の女性の場合は、(1)の20分の間にそれを狙うべきです。20分間クリトリスをオーラルされたら、クリイキが4回できる女性はいくらでもいます。4度目のクリイキとなると、結構体が痙攣するものですよ。
 男性の自己満足の愛撫という悠長な性戯をしていては、
   (1) 女性はマルチオーガズムを楽しめない。
   (2) 女性は一度のクリイキに時間がかかりすぎて疲れる。
   (3) 女性は嘲弄的愛撫になれてしまって、厳しいフェラチオ攻めをお返しする気分になりくい。

 となってしまう懸念があります。それではつまらないセックスです。



 もう一度女性の“中イキ”について書きます。
 私が「(一応30歳以下と条件をおいて)女性の中イキはかなり少ない」と書くのは、学術的な記述で同じ指摘をよく見かけることも理由ではありますが、このことについて若い時から興味を持って女性から聴取してきた結果でもあります。
 私がセックス対戦したソープ200人、ヘルス40人の女性や、酒場でうちとけたウエイトレスなどから私が聴取したのは、すべて昭和58年以降、要するに36歳以降のものです。
 私のセックスに関する耳学問は相当なものだと自負しています。風俗の女性との会話は殆どセックス関連と言っても過言ではありません。
 そして、ソープやヘルスなどの個室で対面した女性とうちとけ、セックスに関して質問して、ヒアリング力に偏りとか未熟なものはないし、聞き出す答にも偏りとか未熟なものはないと思っています。
 そして、私はソープ遊びを始めた当初から、女性の中イキ成就率がどのくらいのものかを興味津々と聞いてきました。
 勿論、自分が女性の中イキ達成には抽送持続力が不足していることはわかっていて、それを脇に置いて、要するに、自分が対戦して、という条件でなく、一般的に、(プライベートエッチも含めて)中イキができたことが一度でもあったかという観点で、対面した女性に質問してきました。
 しかも、私は──女性には中イキという男性のイキ以上に素晴らしいものがあるはずだ。中イキってどんな感覚なのだろうか──という意識・スタンスで、昭和の末期から質問をしてきました。
 そして、私はいつの頃か(一応35歳以下の女性と条件をおいて)
「女性の中イキはかなり少ない」
「セックス相手におもねって、その最中に中イキしたことにする女性は存外多い」
「セックス談義をしている相手に赤裸々に言いたくなくて、中イキ経験があることにする女性は存外多い」
と理解しました。
 その頃、女性の手になるセックス関係の書物にも中イキがよくあることを前提にした記述がないことにも気がつきました。だから、これはかなり正しい結論だと思っています。
 女性の学者が中イキを否定的に書くと、すぐに(お前はものを書くような女だから不感症なんだろう)という意見が出てくることに私は腹が立ちます。
 また、私のこの見解には「一方的独断的偏見だ」という意見が必ず出ると思います。
 そう書くのはかまわないけれど、そこまで罵るのなら、自分は何人の女性とセックスして、何人を中イキさせているから、お前の意見は間違っている、と反論してもらいたいです。
 ついでに、中イキしたと判断した状況を説明してもらえればありがたい。相手の申告で判断したのなら、申告を信じる傍証を挙げてもらいたい。
 10人対戦して1人だけ中イキさせたとか、10人対戦して5人中イキしたとしてもその女性の多くが35歳以上の経産婦だとかならば、私がつけている条件によって、初めから反論にはなりません。3人対戦して1人中イキしたというのは、母集団が小さすぎて、参考意見にしかなりません。
 とにかく女性を中イキさせなければセックスではない、セックス自慢なんてできるものではない、と言い張る男性は、人数的に僅かな成功例を錦の御旗としてこういうことを言い張るからかないません。私の言っているのは絶対論ではなくて確率論なんだから。
 20人の女性のうち1人に起こることに着目してセックスを考えるよりも、19人の女性に起こることをしっかり念頭に置いてセックスしたまえ、と説いているのに、それは偏った考えだ、間違っている、と来るのだから、中イキ憧憬者・ペニスピストン至上主義者にはかないません。
 デカマラのロングピストン力の楽しさを男の誇り・自己の存在の証として浸りきっているのでしょうねえ。
 なお「お前のデータはソープ嬢が主だ。ソープ嬢は中イキを好まない精神状態であるはずだから、データは歪む」とする意見があるかもしれません。これには次の反論をします。
 (1) 私は仕事に限定して中イキ経験の有無を聞いていない。
 (2) ソープ嬢は一般女性よりもセックスにかなり前向きの精神状態、かつ、熟した肉体の持ち主である。
 (3) ソープ嬢も女だから、好意的に迎える客が必ずいる。
    (惚れる気はなくてもこの人とならセックスを楽しんでやろうと思う客)
 (4) クリイキを拒む嬢は先ずいない。
(ソープ嬢はイカされるのを嫌がると思っている人が多いようだが、イカそうとする男がまともな人品の持ち主で、イカされかたがまともなものであれば、先ず拒まれることはない)
 ペニスピストンが女性に対する最後の締めだと思っている人には寂しいでしょうが、仕方がないです。女性の生理がそうなんだから。ペニスピストンは男性に対する最後の締めなんです。
 ロングピストンで(一応30歳以下と条件をおいて)女性をノックアウトしている自信のある男性は、それは相手を疲労困憊させているだけなのではないかと考えてください。
 疲労困憊ではない、よがりまくらせていたのだ、と確信している男性には、「真によがらせていたのなら大変結構だけれど、よがるのとイクのとは別物だよ。潮吹きとイクのとが別物であるのと同様に。そして、よがり顔と違和感を堪え忍ぶ表情は殆ど同じだよ」と言いたいです。
 自分の反応を勝手に良いように解釈されて、本当に腹が立つ。好きな人だったから、本当のことを言わなかったけれど──という女性の意見を、私は女性誌で大昔からよく見ています。
 私は──長くパカンパカンとされたからイッてしまったわ──という経験談を、男性の助平心を煽る大衆週刊誌の記事では何度でも目にしていても、非寡聞にして直接耳で聞いたことがほんの数例しかありません。
 勿論、私に対して、他人とのセックスでの中イキ経験をもろに話すのは具合が悪かろう、なんていう意識は吹き飛ばした上でのセックス問答です。
 中イキを追い求めなくても、女性が、ペニスの抽送で気持ちよくなってくれればいいのです。
 その上で、なかなか巡りあえない中イキ可能な女性とファックすることができて、渾身のピストン運動で見事中イキさせられたら、これは嬉しいです。

 私は「中イキする女性はかなり少ない」「早漏では女性を中イキさせるのが難しい」「女性が中イキするためには、相手の男性にかなり心を許していないとだめだ」「中イキのようなものを強烈に願望するものではない」「クリイキを楽しめ」などと言いたいだけで、中イキなどあり得ないと言っているのではありません。
 中イキが可能な女性に巡りあって、見事に中イキまで持ち込むと本当に楽しいです。
 私は必ず先にクリイキさせて、その時の体や表情の反応を見ていますから、中イキのほうは少し乱れ方が違うというのはよくわかります。
 顕著なのは、手などの震えと、足腰ががくがくになること、そして、後で乳首を口に含んでみると、激しくこそばゆがること、などですね。
 中イキというのはアナルセックスでも可能です。
 私は長年、アナルセックスで、女性は本当にイクことがあるのだろうかと思っていて、これがそれこそ私の生涯最大の関心事(研究課題)と言っても良いぐらいでした。
 ところが、平成19年、私が還暦に達してから、なんと2人の女性にアナルセックスで中イキをさせることができました。2人とも手がわなわなと大きくふるえる見事な痙攣を見せてくれました。人が変わってしまったような痙攣には本当にびっくりしました。
 それも、2人ともがなんと初のアナル中イキでした。しかも、一人の女性は続けて通常のセックスでも再度達しました。カレンは、私とのものがまともなアナルセックスの初体験でした。
 この二つのことは、大変驚いたし、狂喜乱舞の感動でした。

「中イキのためにはクリイキは妨げになる。女性はオナニー依存となるほどまでに自慰をしてはならない。クリトリスの刺激を求める体質になりすぎるのがよくない」
 このような論を男性のセックス論者が書いているのをよく見かけます。これは私が学生のころに読んだ本でもよく書いてあって、私は長くそれが正しいと思っていました。
 しかし、最近は、私はむしろクリイキは中イキを誘導しやすくなると思っています。
 女性に、相手を受け入れる心が強まって、恥じらいと慎みと不安の気持ちを追いやり、気持ちも体も更に快楽を求めるようになりますから。
 セックス論について想う(1)に掲げた饗庭龍彦氏の文章の
マスターベーションを前向きに行い、クリトリスで若い時期から「快感」を得ることが、多くのセックス指南書に書かれている。しかし、筆者はこのクリトリスオーガズムで容易に快感を得てしまった女性は、結合におけるオーガズムを会得しにくい体質乃至は心理的制御が働いてしまうことを懸念している。クリトリスにおける快感の享受には体力も差したる努力も必要ではなく、お手軽快感に満足する傾向が顕著である。
という意見に私は反対です。
 クリイキはホップ・ステップで、中イキはジャンプです。
 ただし、三段跳びはジャンプまで行かないと成立しないけれど、セックスは、ホップ・ステップで通常は充分です。出来そこないと思う必要はありません。そこを誤解のないように。
 中イキを三段跳びのジャンプとして説明する性論者が多いけれど、「ジャンプがなければ不完全なセックス」と捉えている点で、私とは違います。
 二段跳びでも飛べれば良いのです。世の中には、男性だけが跳んで、女性が跳べないセックスがあまりにも多いのだから。
 なお、中イキのためには、女性が中イキすることについてかなり前向きの気持ちになっていないと難しいことは確かです。クリイキでもそうですが、中イキはもっとその傾向が強くなります。
 要するに、相手の男性を心の底から受け入れる気持ちになっていないと、なかなか中イキというのはあり得ません。
 従って、ソープ嬢が客を相手のセックスでクリイキや中イキすることはかなり少ないと思います。
 客を相手のセックスで中イキするには、やはり心のこもったクンニリングスが必要です。中イキにクリトリスオーガズムは邪魔な存在ではありません。
 中イキには、女性をリラックスさせることが大切で、そのためには陽性のエロが一番です。
 陽性のエロを受けつけない女性というのは、風俗嬢で5%、一般の女性で10%もいないでしょう。
 伴侶(または恋人)を毎度クリイキさせておれば、その女性は自分のエロを認識するし、男性の陽性のどエロもしっかり受け入れさせるようになります。当然女性は陽性のエロで振る舞うようになります。それが真の男女関係です。
 様になる陽性のエロを身につけるにはどうしたらよいか。それは、優れたエロ小説を読むことです。

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