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金津園の嬢について

 金津園の昔の有名嬢
 移籍嬢が追いかけ客に吠える
 せっかちなのね、と咎める嬢
 ネットで宣伝する嬢
 長年金津園に通って、(多分昭和の頃にマキシムで)相方にチップを要求されたことがありました。まだ私が40代前半の頃、2回目か3回目の入浴の終わりの時のことで、びっくりしました。
 私は必要額以外のお金を持っていかないので(最初から今に至るまでずーっとそうです←路上恐喝を警戒)、渡すようなお金はありません。もし持っていても払うことはありません。
 その嬢には通うのをやめました。
 その後のすべての通い嬢に(チップを頂ければ嬉しい)という気配を感じたことは一度もありませんでした。まあ、店外デート希望をちらつかせた時にそのような気持ちを感じた嬢が1人いたぐらいです。
 意気投合した通い嬢にチップについて尋ねたことがあります。絶対に受け取らないと答えたのが2人ぐらい、つまらない客なのに本指名をかけてくる客がお金をくれるのなら腹いせに受け取る、とにっこり笑って返したのが2人いた記憶です。
 全員が──気持ち良くさせてもらって、ソープの仕事の仕方も教えてもらって、私のほうが出したいぐらい──とにっこり言ったので、昔の会話でも記憶に残っています。
 この作品をまとめていてふとこんな昔のことを思い出しました。
 金津園は基本的にチップが不要な遊び場です。それでもチップを渡したがる男がいますが、余分なお札を渡さずに嬢から歓待される男にならなければいけないでしょう。
 チップはもらうものではないと多くが思っている金津園の嬢は本当に気立てがよいです。
 金津園の嬢についていろいろ書きます。

 金津園の昔の有名嬢

 私のソープ遊興記にはたくさんの源氏名が出ている。基本的には私が拵えた仮名だけれど、本物の源氏名も少しはある。
 仮名のほうは、10数年前の遊興談の嬢につけた仮名が現役の嬢の名前とたまたま一致することがある。金津園のソープ店名と源氏名でAND検索をかけると私のページがよくヒットするが、現役の嬢の名をあんまり出していないから、ご本人が調べたかった嬢とは違う嬢が出てくることが多い。
 面白いのは、マスターズの夏木ルイや相原エリカのような大変古い嬢が今でも3ヶ月に一度ぐらいの頻度で検索されることだ。これより新しいところでは光月麗奈が、最近はそれほどでもないないけれど、以前はよく検索されてかなりアクセスがあった。
 ある月(注:2010/8/1〜8/13)の嬢の名前での検索(店名と源氏名でAND検索)は次の通り。
すずめの宿、エリカ──これが毎月複数件ある。それほどの器量ではないが、ソープが満喫できる嬢のようだ。
英國屋、アサガオ───これも毎月ある。対面するのに10万円もかかる嬢がかくまで検索されるのが不思議だ。
マスターズ、神崎愛──非現役だ。
   どうしてこんな検索があるのか不思議だ。私はこの嬢を全く評価できなかった。
ダイヤモンドクラブ、ラム──これはもう古い嬢だ。しかし、よく検索される。
恵里亜、チャコ────同様にやや古い嬢だ。
知らない嬢については次の通りだ。
ヴィーナス、ヒトミ:ヴィーナス、かおり:ティファニー、りりか:エル、のあ:シルクロード、ちはる
コットンクラブ、シルク:アーバンマキシム、優:重役室、蒼:ムーンライト、ドール:館、れお
 ある時『恵里亜 チャコ』の検索が13日間で3件もあった。昔の嬢だし、まあ二線級だったし、AVやストリッパーに転身したのでもないから、こんなに検索されるのを不思議に思って私も検索した。
 紹介筆頭のサイトにアクセスすると次の文(日本ピンサロ研究会)があった。
 十数年前ケイが「シティ・プレス」に掲載された写真は、お粗末そのものだった。まだわずか19歳だったと思うが、華奢というより貧弱な容姿はまるでヒィリピーナだった。ケイはパブリシティ全開だったようで、その後も様々な雑誌媒体に顔を出すが、年月を重ねていくに連れて身体全体にほどよく肉がつき、ショートカットで売り出した顔には可憐さが増し、目には以前はまったく見られなかった愁いのようなものさえできてきた。確実に、そして着実に美しさを増していった。
 私がケイと遊ぶべく決意した時は、最初に写真を見てからすでに二年が経過していた。ケイは恵里亜でチャコと並び、超売れっ子に成長していた。金津園のソープはほとんどのお店が会員制を敷いており、ケイのような売れっ子は数日前に予約で埋まってしまう。そこで仕方なく私は恵里亜のメンバーになるため、新幹線を乗り継ぎ、岐阜まで向かって恵里亜にフリーで入った。つまり本来なら2,000円で済むメンバーズカードを得るために、総額45,000円のプレイ代を払ったのだ。プレイが終わり、フロントでメンバーズカードを作ってもらうと、その場ですぐケイの出勤日を聞き、予約を入れた。
 後日、私は再び新幹線に乗っていた。
 ケイに会った第一印象は、やけに背が大きく顔の小さな女の子。ケイ自身、その事はよくお客に言われるらしい。童顔でショートカットのせいか、写真からは小柄な女性のように思われるようだ。もっとも愛くるしいキュートな顔は、当時まだけばけばしさ、野暮ったさが残る女性が多かったソープ業界では異質と言えた。とは言え、金津園では名花と言われた南野陽子が去った後、ケイを含め、恵里亜のチャコ、宝石のジーナ、優、キャッツアイの瞳、ダイヤモンドクラブのイヴ、シャトールーブルのリリーなどまさに百花繚乱で、吉原のソープ嬢をはるかに凌駕していた。金額も安い事から、東京からわざわざ新幹線を使って遊びに来る人がけっこういたほどだ。しかも当時は吉原よりも金津園の女性のほうがはるかに「仕事」はできたのだから当然と言えよう。
 ケイとのセックスは思いのほか楽しかった。敏感なケイはよく濡れ、本気で喘ぎまくった。しかも演技ではなく、実に簡単に果ててしまう事に吃驚した。それにしてもよくもまあこんなに濡れるものだと感心していると、
「この仕事は濡れないとやっていけないわ」
 そう言ってころころ笑っていたのを強く記憶している。ケイはよほどセックスが身体に合っていたようだ。男に抱かれる事で、身体に磨きがかかっていったように思われる。後々親しくなった部長がこう話してくれた。
「今までいろんなコを見てますが、お風呂の仕事をしていてこんなに奇麗に生まれ変わったコも珍しいですね」
 ケイにとって、ソープの仕事は天職だったのかもしれない。
 その後も幾度か逢瀬を重ねた。ケイは陽気な女性でよく笑った。ショートカットの笑顔が非常によく似合う可愛い女性だった。最初に抱いた時はケイは21歳だったが、その年になってもなお、乳房が成長している女性だった。このままいったらどこまで美しくなるのだろう。そんな事を考えた時もあった。
 やがてケイに転機がくる。ケイは一度美倉ケイという芸名でAVにデビューしているが、その時は失敗していた。再度AVに賭けたのだ。今となっては何が彼女をそこまでさせたか理由はわからない。有森麗となったケイはクリスタル映像を中心に、大手メーカーから次々と作品がリリースされた。ケイは生活基盤を名古屋から東京へと変え、やがて吉原のラ・ゲールに現役AVソープ嬢として働くようになった。もっともケイだけが総額10万円と、破格の金額だった。私は吉原に来てからのケイと一度も遊んだ事はない。冷たい言い方かもしれないが、しょせんケイは45,000円の女性で10万円出して抱く価値はないと思ったからだ。人気の凋落とともにケイは恵里亜に戻り、恵里亜が締まる前にひっそりと退店した。今、ケイがどこで何をしているのかは当然わからない。
 ケイはいなくなったが、今から十数年前、ケイと幾度と抱き合った出来事だけは忘れる事はない。ソープ嬢がお客と本気になる事はない。一種の疑似恋愛だったにせよ、30代初頭の私の想い人だった事は確かな事実だ。

 調査部 広域調査課長 るねぱぱ (H17.06.12)
 平成3〜5年の頃のことを書いたと思われるこの文章を読んで昔を振り返った。(赤字の源氏名は仮名)
恵里亜 ケイ
 通いつめていた梓と由美が「ケイちゃんは××さんにはあわないと思うわ」と言ったから入浴してない。
 理由をはっきり言わなかったけれど、短い発言から
(1) 美貌を鼻にかけた、向こう意気の強い女で、貴方の嫌いなタイプだ。
(2) フェイクだけ上手でイカない女だと思うよ。(もしくは、受け身を嫌うよ)
(3) エロくないからつまらないよ。
(4) NSは先ずしないと思うから貴方にはつまらないでしょ。
というところだと推定でき、好き心は振幅したけれど入浴していない。
(a) 由美がケイをかなり嫌っていそうだと感じたこと。
(b) 予約の取りにくい嬢には食指が動きにくい。
 これも敬遠する理由になった。
 まあ、ケイは美貌のみに着目する客が大量に押し寄せていたのだろう。文章を見るとしっかりフェイクをしていたようだ。
 なお、ケイは恵里亜が再開後は、以前の店長が責任者になっていたマキシム(シーレイ)に出ていた。ゲスの勘ぐりかもしれないが、私はその人との関係を疑った。
恵里亜 チャコ
 豊満系の別嬪だ。当時私は肉付きのよいのといかにも風俗的なのは完全に敬遠していたし、梓と仲が良いので入浴しなかった。
英國屋 南野陽子
 3回ぐらい予約の電話をした。しかし、全く予約できそうになかったのであきらめた。
 数年後彼女が出ているエロビデオを見た。もろ見えのものを鑑賞した印象としては、ええ女であることは間違いないけれど、ただのムード派で、フェイクが上手なだけと認定でき、性技としては全く物足りなく感じた。割れ目もスジマンで、エロい形ではなかった。
 低レベルの遊興人がしゃかりきになって予約を入れているだけの、顔立ち以外はさほど魅力がない女と思った。
宝石 ジーナ
 好みのお顔ではなかった。すれっからしの感じがした。
宝石 優
 かなり長くやっていた有名嬢だが、彼女が業界入りして1年以内の頃に入浴した。(まだゴム着が義務づけられていない頃)
 まるっきり小娘で、思考的に深くなさそうで、性技も駄目で、感度が鈍いと思ったし、裏を返していない。スタイルはかなり良かった。
キャッツアイ 瞳
 ケバくて、すれっからしの感じがして意欲が湧かなかった。
ダイヤモンドクラブ イヴ
 夏木ルイがダイヤにいた時にイヴが入店したから夏木ルイはイヴの仕事ぶりをよく知っていた。
 夏木ルイがイヴの仕事ぶりがよくないことを説明したので私は敬遠した。
シャトールーブル リリー
 入浴したかもしれない。手許の平成5年の漫遊記に写真が載っているが、実に魅力的な容姿だ。
 いろいろ書いたが、要するに、私は顔出し嬢にあんまり触手が動かなかった。レポートに出ているのは顔出し嬢ばかりだろう。顔出し嬢しか狙わない男は、私は最低の遊び人と認定する。
 顔出し嬢には
(1) ソープ業を恥の仕事とは考えていない。
(2) 売らんかなの気持が異常に強い。
(3) まともな家庭で育っていない。→知性・性格の点でノーマルな水準にないことが考えられる。
(4) 美貌を鼻にかけたいやーな女だ。
の4つの可能性がある。売春するだけでも通常人、常識人と比べて大いに異質なのに、顔出しすると、圧倒的に異質の人間でありすぎることになる。
× 顔出ししていて、本指名が月40本
◎ 顔出ししてなくて、本指名が月35本。
 これは後者の嬢のほうがはるかに値打ちがある。何故なら、顔出し嬢には、写真を見ないと入浴する気にならないクソガキ客がじゃんじゃん入浴するからだ。これは圧倒的な量になる。  顔出ししていて、目を瞠るような予約のされ方だと、私は敬遠するのが習性だった。その手の嬢には低レベルの遊興人がどーっと真っ先に予約を入れてしまう。
 すると、その嬢がクソガキ客にあまりにもなれてすぎて、そんな連中に応対する態度でどの客にも応対してしまう。そのように感じたから私は超別嬪の顔出し嬢を避けた。昭和の頃からそのように思っていた。だから南野陽子やケイのような有名嬢に嵌めていないのだ。

 こうやって考えると、とろいというか、ヘボな遊興人の集まりとしかいいようのない『日ピン』の広域調査課長なる男は視点が顔出し女ばかりで、生意気にわかったようなことを書いていても、実に低レベルだ。
 日ピンの当該レポを読んだ人がこの広域調査課長なる男を、剛毅・粋な遊び人だと思うかもしれない。それが間違いだとする理由を念のために掲げよう。
(1) 自分の本拠地で良かオナゴを見つけまくっていないらしいのが大いに疑問だ。
(2) 新幹線で金津園まで遠征するのが愚かしい遊びだ。
(3) 顔出し女しか眼中にないのがものすごくとろさを感じる。
  これだけで遊興人としての品格も社会人としての人品も零点だ。紛れもなきクソ人間だ。
(4) 書いている文章表現がいかにも幼稚だ。
(5) このようなことをわざわざここに書いているのが人品的に低レベルだ。
 この程度の低レベルの人間はいくらでもいて、これがある意味標準なんだから、本来ならこき下ろすべきではないが、あまりにも生意気な文章を書いて世間に読ませているから私は断罪せざるを得ない。
 文中に「後々親しくなった部長が」とあるが、当時店に店長はいても部長なんていない。店長のことだろうか。しかし、私はあれほど恵里亜に行っても店長の顔を見た記憶がない。殆ど客と会話をしなかったはずだ。何か変だ。
 あの店長は嬢の採用と管理に注力していて、お客との折衝はマネージャーに完全に任せていた。だから、マネージャーを部長と表現したのだろう。
 どうでも良いが、客が親しくなるべきは嬢であって、スタッフ(店長を含む)ではない。
 スタッフと懇意になったことをネットで自慢する(若しくは、それとなく触れている)遊び人がよくいるが、世に秘めるべきことをしているのであって、店の人も客と余計な会話をすることを避けているのだから、スタッフとやたらと喋りたがるのは馬鹿だと思う。
 それにしても、私が遊興した嬢に、雑誌や店サイトに顔を出していたのは本当に少ない。私は買春していて顔出しする女は基本的におかしいと思う。(育ったところが遠く離れているのなら別儀)

 移籍嬢が追いかけ客に吠える

 ソープ嬢の店の移籍は昔も今も大変多い。長年金津園見ていると、今は昔よりも嬢の移籍が増えている。
 嬢の我慢度や純朴さが違う。店に関する情報量が違う(ネットの存在、携帯電話の普及)。店の料金格差が広がっている。店の繁忙の格差が広がっている。こういうことが原因だろう。
 金津園ワールドで出た質問で、回答が紛糾したのがあった。
移籍する度に追い掛けてくるお客様について [女の子からの質問]
 ハンドル名:ゆゆ[風俗嬢] 日時: 2007/12/07(金) 02:52
 移籍するとネット上で情報収集し、追い掛けてくるお客様がいます。姫からすればいろんな事情や気持ちがあって店を変わるんです。2度3度移籍する度に追い掛けてくるのはいかがなものでしょう?面と向かって「君を探すために三人ほど入ったがどれも違っていた」とまで言われました。ストーカーではないですか?NGにされて「なんでこの俺が・・・」と落胆されるでしょうがご自分の胸に手を当てて、粋な風俗遊びをしていただきたいです。
 同じ経験をされた姫様いませんか?
 これは書き方が杜撰で、出てきた回答はストーカー論議とか入り込んでしまって、みぐるしい書き込みが多くなった。要は、何が問題なのか伝え切れていないから話がこんがらがった。
 いやな常連客がいてそれで移籍したなら、そのようにはっきり書かなければわからない。この書き方では、移籍後従前の客をすべて拒んでいるように思える。
 嬢の移籍について、一般的には次が言える。(全くの新人嬢ではない女性の移籍を念頭に置く)
(1) 店は、嬢が前の店から常連客を引き連れてくることを期待している。
(2) 嬢は、もともと顔出ししていなかったのに、移籍すると、顔出しするケースがよくある。
(3) 移籍しても、従前の源氏名を使うことが多い。
(4) 嬢は移籍のことを考え出すと、常連客にメルアドを教えることがよくある。
 このように考えれば、単に、移籍しても追いかけてくる客を嫌っているだけの論調は奇妙だ。
(a) 何らかの事情があって、前の店の時のことを消し去りたい。
 よって、前の店のことは今度の店の店長にも秘密で、当然源氏名は新しいものにしている。
 雑誌に顔出しはしていない。前の店の客は今度の店に移ったことを知らない。
(b) 上ほどの消し去り意識はないが、とにかく一から出直したい。
(c) 売れない女になるのはいやで、前の店の客には来てほしい。
  しかし、何人かはリピートしてもらいたくない客がいる。
(d) リピーターをどいつもこいつも切りたくて移籍した。
 以上のどれかなら理解できるが、こんな書き方では(a)〜(d)に該当するとは思えず、(この女はただのドチンピラか)と考えたくなるのが正常な読み取り方だ。
 もし、嫌っている常連客がいて、このように考えるのなら、嫌っていない常連客にはどうなんだ?と質問者に聞きたい。
 たぶん、その手の客がいない、人物的にみすぼらしい嬢だと思う。若さと器量だけで一応のフリー客とP指名客が取れているのかもしれない。
 また、好ましい常連客がいるけれども、鬱陶しくてならない客の存在感が大きすぎて、ノイローゼになって、このような書き込みになったことも充分考えられる。もしそうならば、逃げてもそれだけではダメだろう。毅然とした態度を取らなければ。要するに、NG指定だ。
 まあ、嬢に内心嫌われていても、若しくは、嫌われるまでに至っておらずとも嬢から関心を殆ど寄せられていなくても、営業的配慮で笑顔の応対をされていたのに(それが嬢の職業人としての腕前)、そのことを全然読み取れず、一方的に好いた惚れたの一心で通いつめる常連客がとても多い。
 基本的に「好いた惚れた」で通っている客は、その殆どが嬢に疎ましがられ、指名数だけが好まれていると思うべきだ。
 これとは違って、メルアドなど望みもせず、(一緒に気持ち良くなろうぜ)という心のみで通って、現実にそれを着実に実行している客は、嬢から疎ましがられることは殆どないと思う。
 嬢は性愛行為を販売しているから、それにどっかりと乗り、他のことを考えない男が、嬢から見て一番楽しい客だ。
 そして、肉体が反応すれば、必ず心がついてくる。

 せっかちなのね、と咎める嬢

 私に「貴方、せっかちなのね」と咎めた嬢は、3年前でも15年前でも覚えている。
 勿論初会での発言で、多分4人ぐらいはいたが、これを言われるのはいささか面白くなかった。
 何がせっかちかというと、両者が裸になることについてであって、決してフェラチオとかインサートとかキスとかボディタッチとかの接触行為ではない。その手の本格的接触については、私はじっくり型・嬢を様子見する気質で、初会の前半部はかなりおとなしく進めている。
 私は早く女の裸が見たいし、女の裸を讃える言葉をかけてやりたいし、ペニスが勃起している事実を突きつけたいし、そういう気持ちから、ソープの部屋に入るとすぐに上着を脱いでくつろごうとする。互いに裸になることだけはさっさとしたい。
 私が金津園に通い出した頃何に一番感動したかというと、嬢がとても早めに恥毛を見せることだ。しかも、ちっとも恥ずかしそうにしない。ストリップでマン毛が現れるまでに4曲以上流れて大層時間がかかるのを見なれていたから、このことはとっても斬新だった。
 すぐショーツを下ろすのは結構だけれど、嬢10人が10人とも、さっさと脱ぎ、脱ぐ表情に恥じらいなるものが全く見受けられないからあきれもした。
 でも嬉しい。ソープの部屋で2人が着衣の状態でいるのは、神父さんが祭壇の前でオナニーしたり、教室で先生と生徒が裸でいたりするのと同じぐらい変なことだ。
 金津園の高級店では即尺があるが、時々ドレスなど着たままでこの即尺をする嬢がいる。客だけ裸にしてフェラチオするのは初会のプレイとしては感心しない。少なくとも下着姿になるべきだろう。私は必ず「キミも脱いでよ」と求める。
 で、本論に戻り、私がさっさと裸になろうとすると、それを咎めるもったいぶった嬢がいるのだ。割に売れ筋の女でもこういうのがいて、本気で、男のそういう行動はムードがないと考えているようだ。
 せっかちは嫌いということなのかもしれないけれど、この手の嬢は必ず部屋を暗くして、部屋の照度増加の要請にもなかなか応じてはくれない。要するに、カタイ。
 私はソープやヘルスは、すぐ裸になってリラックスすればよいと思っているし、また、そのように思って接客している嬢が圧倒的に多いから、「そんなに急かさないでよ」などと言われると、内心はかなりその女を相方にしたことを不運だったと思う。
 でも、結局は自分のペースに引きこむ。話術と素敵なエッチで、いわゆる堅い考えの嬢でもなんとか丸め込んでしまう。そうでないと遊びが楽しいものにならない。
 逆に、部屋に入ったらすぐに私の上着に手をかけてきて、一気に全部脱がせるような嬢はやっぱりやり手が多い。(艶グループの嬢は皆早めに脱がせる)
 私が上着を脱ごうとしたら、それを止めて、ソファーに座るように求めた嬢もいた。その嬢は、客を先ず座らせてから、順次脱衣の支援をしていく作業手順をモットーとしているようだった。
 いろんな女がいるのだ。
 初会で私が性器をさらけだす前に嬢が恥毛を披露したことはヘルスではあったけれども、金津園ではあんまり記憶にない。
 私は馴染みになれば先にショーツをはぎ取ることもあるし、ノーパンで現れてくれと先に注文することもある。コスプレがあれば、全裸+エプロンなんていうのを所望する。(初会でこれをOKする嬢はいない)
 せっかちな助平爺にはセーラー服かナース服にノーパンが一番だ。

 ネットで宣伝する嬢

 私は平成17年以降従来よりも雲泥の差で初会のソープ遊びを増やし、いろんな女と遊んで想ったことがあります。
 先ずソープ嬢の個人サイトやブログについて。
 ソープ嬢の個人サイトやブログには次の3種類あります。
(1) 宣伝用サイトで、文章の量は少なく、自己の写真や出勤予定や連絡事項が主である。
(2) 宣伝用サイトで、(1) に加えて随想的なものを載せ、読み物として努力している。
(3) 自分の日常的などうでもよいことばかり書いていて、宣伝の気配が希薄である。ご本人の娯楽的。
 私は個人サイトやブログを持っているソープ嬢にはあんまり対面したいとは思いません。それがわかっていてP指名やふりの入浴をした嬢はこれまでいません。
※ P指名は、初対面の指名という意味です。
 ソープ稼業は大変特殊なもので(本来は違法の意)、私は古風な心があるから、嬢が個人でネットを活用して宣伝する性格には大いに抵抗を感じます。
 それに、嬢が個人サイトやブログに何を書くかがとっても難しいから、どの嬢のサイトやブログにもろくなことが書いてありません。
 店名や源氏名をあきらかにしていないサイトやブログは上の(3) に当たるけれど、個人の宣伝ではなく純粋に趣味でやっているから、中には読み応えが多少あるものもある。
 仕事のことや内幕的なものは秘密にしておくべきことが多くて随想などのネタにしにくいです。例えば、素敵な客に出会った話を書けば素敵でない常連客が僻みます。腹の立つ客のことを書いて、ご本人がもしそれを読むと、2度と来ないか、逆恨みされて、2ちゃんねるにむちゃくちゃ書かれます。
 サイトやブログには、仕事以外での自分の動静など、客に知られても何も問題ないことだけを書くか、それとも、自分の写真と出勤予定表を置くだけの内容になります。仕事に関して正直な想いなんて金輪際書けません。
 努力を厭わない嬢はパスワードを設けて客とネット上でやりとりするのもいます。
 両方ともまともな客にとってはどうでも良いものになります。むしろ嬢に自己顕示や子供っぽさや、場合によっては、特殊な思考(人気芸能人的気取りの意識と言って良いか)を感じてうんざりします。
パスワード形式でもって客とネットでやりとりする嬢は、私は全く割れ目販売人のように思えます。
 というわけで、自分の源氏名を明らかにしてサイトやブログを運用する嬢は変わった性格だと見て、私は敬遠したくなります。
 金津園では、昔美優という嬢がこれをしていて、その頃から日菜子や咲楽もやっていたけれど、この嬢たちについては、私はP指名をする気になれませんでした。
 それに、私と同じ趣味を持っているから、入浴するとどうしても良性記のことを教えたくなってしまうと思うと、(やはり予約するのは止めておこう)となるのです。
 ところがある時(平成20年夏)、ルーブルのサイトを眺めると、私の入浴したことのある嬢で、個人サイトやブログを出している嬢が3人もいて(極端に言うと、汚物を掴んだ気がして)びっくりしました。
 驚いて金津園ワールドのリンクページを確かめると(これは3年ほど見てなかった)『姫様のホームページ』になんと100件以上も登録されていました。
 驚きました。良性記を出して1年経過した平成14年では確か4件ぐらいしかなかったはずだから、時代が変わりました。
 嬢のサイトやブログを見ると、仕事のことを書く嬢と一切書かない嬢と二つに分かれますね。私は後者の女がまだましだと思います。
 仕事のことを書くだけでなく、仲間の嬢のことを書く女がいます。本人に悪気はなくても、自分の動静などの情報を他人のサイトなんかに書かれるのは、書かれたほうにしてみれば不愉快なものです。
 休みの日にブティックの店に行ったとか、イタリア料理を食べたとか、美容院に行ったとか、そんな情報を何故同業の他人のサイトに載せられなければならないのかということです。そんなところでことさら友人関係を強調されたりするのも不愉快になることだってあります。秘めた仕事の仲間にしかすぎないのに。
 私は、リピートのソープ遊びは“愛人ごっこ”と思っているから、その疑似愛人が「みんな、私のところへ嵌めにいらっしゃ〜い」と自作のサイトやブログを使って宣伝するのは絶対に我慢なりませんね。
 サイトやブログを作らない嬢で、KWを利用して宣伝するのもいます。店の移籍を自分でPRするぐらいなら良いけれど、ここは客を装って書き込んでPRするのが時々います。
 かなり昔のことですが、クラブ美人によく行っていた頃、相方から「ユリさんはものすごいわよ。自分で金津園ワールドに客を装って自分のことを書いているのよ」と聞いて、『泡姫データベース』を確かめると確かにそれらしき書き込みがありました。(平成30年12月に記憶していた店のサイトを見たらまだ現役でびっくりした!)
 最近では『泡姫データベース』のMGMの次なんかが自作自演ではないでしょうか。
2013/06/23(日) あき坊
久しぶりに会ったけど、更にオトナのいいオンナになって、超〜キレイだった。
ついつい、テンション上がっちゃって、すぐイカされちゃった…
強烈、気持ち良かったぁ〜!!
お互いにいっぱい笑って、盛り上がってるうちにあっという間に時間になっちゃったね。
まやちゃん、また行くね〜!
何回も通って仲良くなれたら、このコ、マジ楽しいよっ!!
2013/03/19(火) ぷ〜さん
その瞬間、温かくそして柔らかく包み込まれ、何とも幸せな気持ちに。ふと、顔を見てみると、とてもいとおしい表情で、小さく喘いでいた。その声もとてもかわいくて、激しく動いたら、不思議な感じでキュッと優しく締め付けられ、一気に果ててしまった。
そのあとのまやちゃんのちょこっと幸せそうな表情、とてもかわいかった。あの表情は二度と忘れない。
こっちがいっぱい愛情かけて接すれば、きっとたくさんの愛情で返してくれる女性なのだろう。
久しぶりに心の満足を得られた感じ。
2012/12/16(日) おっぺけぺ〜
久しぶりだったけど、楽しかった!髪切ってキレイ系からカワイイ系にイメチェンしてた!相変わらずボディライン美しかった!気持ち良かった!燃えた!
また行こう!!っと。
まやちゃん、ありがとねっ
2012/10/19(金) ぽんぽこりん
店のホムペ見て、一発で気に入ったので、速攻お店に行って指名しました。
ホムペの写真はキレイ系でしたが、実際に会ってみると、超絶カワイイ〜!
この前、A〇Bを卒業したあっ?ゃんに似ていて、くしゃっと笑ったトコなんか、マジそっくりでした。
性格も明るく元気でおおらか、めっちゃ楽しかったぁ〜!!
ボディーラインもめっちゃキレイで、こっちも見た瞬間ビンビン、テクもさることながら、何よりも情熱的、魂燃え尽きて最後果てました。マジでホレちゃいました。
もっと仲良くなりたいので、また遊びに行きます!!!
(A) 文体、文調、褒めの内容
(B) 文末の形───た!、たぁ〜!!
(C) 書き込み間隔
(D) 投稿者の名前のパターン
 これとご本人の性格から見て自作自演の可能性があります。2人目が本文に〜と!を使っていないから客が書いたかもしれないけれど、書いている内容が当該嬢とはかなりそぐわないです。
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(千戸拾倍 著)