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ソープ遊びの要諦

 ソープ遊びの要諦
 何でもありの女は何でもありか
 反論の考察
 嵌めようとすると……?
 ソープ遊びは本当に面白い──長年金津園で遊んでつくづくそう思います。男と女が深く接触するから想うことが多くなります。しかし、ペニスの前後運動だけの、浅い接触で済ませる人が本当に多いようです。情けないですねえ。

 ソープ遊びの要諦

 ある学者さんが「人が他人に会ったときには、最初の4分間でほぼその人を判断して結論を出してしまう。よい人か悪い人か、暗い人か明るい人か、感じのよい人か悪い人か、できる人かできない人かを瞬時に判断して一旦答えを出す」と言いました。
 また別の学者さんによると「第一印象によって聞き手が受けるインパクトの中で、言葉から受ける部分はわずか7%、声の部分が38%、そして見た目のボディランゲージ(態度、姿勢、身振り、手振り、外見、視線、服装など)が55%を占める」としています。
 人は外見よりも中身が大切と言うけれど、出会いの種類によっては、外見が中身以上に大切です。
 確かに、ゴジラ松井、イチロー、ベッカム、貴乃花、高島礼子、こう考えれば、パッと見た目で、もう惹かれますねえ。いい男といい女、声に張りがあるとか、笑顔が映えるとか、利発に見えるとかの人は何かにつけて得です。
 この二つの研究成果は『よきビジネス展開』をするために出てきたのですけれど、男女の出会いでも基本的には同じでしょう。
 ソープやヘルスの店で気持ちいい遊びをしたいと思ったら、当然この二つの発言(研究成果)は充分認識すべきです。
 大金を払うのだから、やることをやってもらって当たり前、やることをやってくれなかったら、あの愚かしい人間ばかりが集まって、乏しい知性と情けない感性と独善的思考と浅はかな洞察力を自ら思いっ切り晒し上げている、例の巨大バカ掲示板に書き込んで晒す、という考え方なら、まっ、そんな人は言うまでもなくどうにも救いようのない性格ですけれど、そんな人はこの文章を読むことはないでしょう。
 その他の人がこの文章を眺めたなら、そして、自分の意識がこういうところに向いていなかったなら、大いに考え方を再検討すべきです。
 最初の4分間の外見が大切ということから、ソープ遊びで客がよりよい対面感を得るには何に気をつけるべきかをまとめました。
(1) 身なりは大切。
(2) 明るく言葉をかけよう。
(3) ジョークはいくつか持っていよう。
(4) スマートな振る舞いに心を配ろう。
(5) 相手の目を見て話そう。
(6) 声に魅力のない人は、欠点を少しでもカバーするようにしゃべろう。
(7) オーバーな表情を上手に作って、見せよう。
 ソープでは、会って1分後から10分後ぐらいに大きな審査関門があります。何かというとペニスの清潔さなんですね。
 ペニスが清潔でないとわかった途端、それまで女が男に感じていた不満感とか馬鹿馬鹿しさとか“どうってことない”感が一挙に拡大します。ペニスの清潔さはやっぱり大切です。
 それと、パンツを下ろしたら、ほんのりウンコ臭というのもいけません。結構いるらしいですよ。
 なお、ソープは 80分とか120分を一対一で対面するから、所定の料金の支払があることを前提にしてこれだけの長い時間の対面を果たすとなると、結局は、外見よりも中身です。
 しかし、対面して最初の10分間で女の心があらぬ方向へ行かないようにしたほうが良いことは間違いありません。
 それだけでなく、相手の気持ちをガキッと掴めるものなら、そのようにしたほうが確実に楽しい遊びが実現できます。
 だから、相手の気持ちをガキッと掴むためにどうしたらよいかを常に検討している人が、遊び人として優れた人です。初対面や裏を返したときの最初の10分間は戦闘行為ぐらいに真剣なんです。顔は笑顔でもね。
 で、相手の気持ちをガキッと掴めた人は、その後の対面でこれを更に深堀していきます。
 一発で女の気持ちをガキッと掴み、その後の対面で親しさを深堀していくように真剣に考えて行動する人は、そういう努力を払うことに楽しみを覚え、リピートの遊興を愉しみます。
 その能力のない男は毎度いい女を求めて相方を変えます。変えずに定着している場合は、「僕のオキニ」と思っている嬢から、内心では充分に軽んじられていることがよくあります。
 リピートタイプでも、なんぼ長年継続して特定の嬢に、月1回〜3回ぐらいのペースで通っていたとしても、相手の女に楽しい気分を全く生じさせないお人、たとえば、自分の趣味を一方的に語ったり、何かと店外デートの方に話を向けたり、いつも長々と女上跨位をさせたり、時計の針の位置が気になって何かと発言する人は、だめな遊び人です。
 こういうお人(収入の観点からはオイシイ人)が多いと、女は鬱陶しくてもとりあえず稼ぎは増えるし、私のようなスマートな遊び方をするのはそれだけ好印象が増幅して楽しく遊べるから、両者にとってありがたいです。
 一発で嬢の気持ちをガキッと掴み、その掴み方が甚だしい人は、誰しもびっくりするようなことが嬢とできます。
 なお、一発で嬢の気持ちをガキッと掴む客には、嬢が(この人は月に2回以上ソープに来る人だ)と想像しないような男はいません。

 何でもありの女は何でもありか

 2ちゃんねるにこんなことが書いてあったから、驚きました。
 一つは、某氏(私)が女から受けたサービスをもっともらしく書いているけれど、その女は誰にでもそうしていて、本人(私)がそのことに気がつかずに、勝手に感激しているだけだという主張。
 もう一つは、ヘルスやソープでアナルセックスを許す女は誰にでもそれを許す、ヘルスで本番をさせる女は誰にでもそれを認める、ノーサックを認めるソープ嬢は誰にでもそれを許すものだ、という主張。
 後者の発言の趣旨は、そんなことをやりたいと願望するなということのようですが、願望抑制のことは別にして、主張していることは間違っています。
 なかなか女の気持ちを掴むことができないと、醒めた目で見たいやけくその気持ちになることはわかりますが、正しい意見ではありません。
 私の場合は、女との親しくなる度合いが普通の遊び人とは全然違うんです。初対面でも違うし、通い出せば、どんどん違ってきます。心の捉え方が格段なのです。
 誰にでも何でもありの女は確かにいるようです。私は話には聞きます。でも、そういう女と私は対面したことがありません。
 私は至る所で書いています。別格の待遇をされるのが男の遊びであると。そうなんです。ベッカムの待遇と別格の待遇は、とっても気持ちがいいです。
 念のため、私はゴムなしでファックするのが目的で女に会うのではありません。本当の心の絡み合いを願って、裸の私をぶっつけ、女と年が20歳も30歳も離れて心にパッと飛び込むのが大変難しくなっても、そのことをものともせず、ジョークも言い、演技もして、結果として心が共鳴し、特別の応対を得ているだけです。
 別格の待遇をされるのが男の遊びであるとしても、その女と遊ぶ10人が10人とも別格に待遇されれば、もうこれは別格の待遇ではないです。だから、逆に言えば、別格の待遇が存在している限り、「男の遊び」をしている人は存外に少ないことになります。
 私の小説で初期のものは恵里亜(後年高級店になった恵里亜の前身です)を舞台にした作品が多いです。
 以前に通った梓がそこにいるとわかって驚喜し、平成2年以降私は梓に入りましたが、1店1女主義ではないので、恵里亜では梓以外に猛烈な数の女に入浴しました。勿論梓よりも売れっ子もたくさんいます。
 その中で私が別格の応対を引き出したのは、由美、ミユキ、ローザ、夏美、アリサの5人だけですから、誰でもというわけではありません。
 私は、どこか一つのソープ店に入るようになると、いつも集中爆撃的に入ります。金津園に通い出した頃で言えば、パールヒルトン、ラ・カルチェ、ヴィーナス、マスターズ、恵里亜などです。
 こういう店では何人かの女と私は親しくなります。そして、女は内緒話が大変好きです。すると、私が通いつめた女は、私に小さなうそはつけても、大きなうそは絶対につけません。
 何故なら、私は主要な女について、次のことがわかってしまいます。
 実際の年齢、出身地、前職、ソープ店に入ったわけ、親ばれの有無、控え室での態度、店のスタッフや仲間の女に好かれているか嫌われているか、特徴的な性的感度、ホストクラブに入っているのかどうか、独り住まいかどうか、その他諸々。
 というわけで、私以外の客には必ずゴムを使ってファックしているとか、なかなかディープキスをしないことは、掌握可能です。
 初めて男の前でおしっこをさせる。おしっこをしている最中のペニスを華奢な指で初めて摘ませる。初めて即尺をさせる。初めて男のアナルに指を入れさせる。初めて男のアナルを舐めさせる。初めてタマキンのマウスマッサージをさせる。初めてアナルにペニスを受け入れさせる。初めてバギナとアナルにダブル指ピストンを受ける。初めて男のパンツの前あきから口でペニスを取り出させる。初めて後舐めをさせる。初めて精液を飲ませる。初めてオールヌードを撮影させる。
 こういうのが遊びの醍醐味です。
 何でもありの女に対面したって、特に面白さが拡大することはないですよ。それだけはなしを何でもありに変えていくのが愉しいのです。
 何でもありに変えてから、この1年で急に突き出てきたおなかを、女が両手で飛び出し具合を確かめるようにさすりながら「柔らかくてすべすべで気持ちいーい!」と呟く、そのくつろいだ顔を眺めているのが愉しいのです。
 で、このように経験談を書くと、すぐに自慢話だ!と反応する人がいるから、全くイヤになります。
 ケンブリッジ大を出た人間が、地方の三流大学を出た人間に「俺はケンブリッジ大の出だ」と話の流れの中で言ったら、自慢話なんですかねえ。三月に一度ぐらいの頻度でしか金津園にいけない人は、やっぱり金津園で面白い体験をする確率が低い、と指摘したら、傲慢なんでしょうかねえ。
 世の中は、仲良しこよし、平穏無事、穏便、事なかれ、こういう方向へ向きすぎです。つんぼはつんぼ、バカはバカ、チビはチビ、ブスはブス、掃除のおばさんは掃除のおばさん、デブはデブ、うすのろはうすのろ、包茎は包茎、短小は短小、父なし子を生んだ女は未婚の母、投稿で人をくさすことしかできない奴は真のダメ人間です。
 私は、ソープ遊びで愉しいことが実現するための方法を親切に説明しているのだから、素直に読めよと言いたいです。
 要するに、ソープ遊びの熟練者や巧者ならば、たとえ年が若くても、闇の掲示板なんぞでレベルの低い会話なんぞするわけがないということですね。高みの見物、にや笑いですよ。
 そうでない男は、あくまで心が狭いから、不快な応対をした店と女を2ちゃんねるでつるし上げるのだと息巻いています。さもなくば、顔出しの超美女で、なかなか予約が取れない女に入浴することのみに情熱を燃やしています。(どう考えたってその手の男は、女から十把一絡げの相手しかされないだろうにねえ)
 闇の掲示板で吠えている意見に、時給700円のスーパーの女だって客には丁寧に応対するのだからソープの女はもっとまともな応対をせよ、というのがありました。
 時給1万円の女に、僅かそれだけの時給でファックさせてもらって、しかもその時給は世間相場に合致していて、何が文句あるの?と言いたいですよ。(客が払うのは時間あたり2万円でも、1万円は店に入ります)
 とにかくファックは大変なことで、何と言ったって売春は違法行為。ヘルスとは比較にならない行為をしているのです。
 これは、ファックさせるだけで時給1万円以上の価値があるのですから。これが高いと思うならソープになんか行かなければいい。(最近は、ソープとヘルスとで、時給の差がなくなってきましたが…)
 ソープ嬢は2ちゃんねらーに体を許したくないと思っていることが多いけれど、それでも彼らが来たらファックせねばならないから、これが大変なんですよ。(彼らは女に2ちゃんを趣味としているとは言えません)

 反論の考察

 もうかなり昔のことですが、私は金津園ワールドへしばしば書き込んで様々な意見を発しました。
 で、意見には必ず異論が現れます。
 それが、反対理由の論旨明確な、意見交換のできるものであれば、それなりに相手ができますが、ただ切り捨てるだけのものですと、腹が立つこともあります。
 ここで、反対意見と思われるものを羅列して、それについて考察します。
1.表通りの店は好かないというのがけしからん
 私は金津園の表通りの店については結構冷たいことを書いています。表通りの店の関係者は腹が立つでしょうねえ。
 でも、表通りの店というのは放っていても客が入るものです。私がああいうアピールをして丁度いいのです。奥の方に良い店がたくさんあるのに知らない人も多いから、こういう意見は、大局的には客と業界のためになると思います。
2.自由出勤を強調している店は好かないというのがけしからん
 求人募集で自由出勤を強調している店の関係者は腹が立つでしょうねえ。
 でも、それは仕方がありません。個々にはいろいろあるでしょうが、傾向的に次は事実です。
 次のような場合、遊んで愉しい女というのは少なくなる。
完全個室待機にしている女
控え室で皆と仲良くやっていくぐらいのことができない女
不定休にしている女
出勤日数が少ない女
二足のわらじの女
ヒモなり愛人なりがいる女
ホスト狂いの女
わがままな性格を主原因として、店の標準的な勤務時間に従わない女
 要するに、恵里亜系のようにルーズな勤めを認めて嬢の確保に努める店は、高度に遊興する客にとってはだめな店です。店長が店の女を愛人にするような店もだめです。
 たとえば、体が虚弱なために出勤日数が少ないとか、一日の本数を制限をしているのはしょうがないじゃないかという意見があります。
 それは、女の理屈としては通っても、客から見れば、それだけ会いにくいし無理が利かないし、病弱の愚痴をこぼされ、そういうふうに考えれば、体が頑強な女よりも愉しめない可能性があります。
 ただ、言えることは、深い遊びをしない客、ときたまにしか出撃しない客、同じ女に二度会わない主義の客、濃厚なセックスができない客、この手の男には、どうでもいいことです。
 艶グループの店は概ね出勤管理が厳しいです。
 女はたとえば風邪を引いてもそれだけでは店を休めません。とにかく一旦通常通り店に顔を出してそれから医院に行き、診断書を貰わないと店を休めないという、厳しいルールです。このような管理をされると、もう殆どずる休みができません。
 このような店と、自由出勤を標榜する店とでは、私のような客の場合、満足度がかなり違います。
 だから、私の考えに反対だと言われても、事実は曲げられません。
 なお、部屋持ちの女でも、持ち部屋にこもらずに、控え室で皆と談笑する人はいます。そういうのは『性格の良い女』です。No.1嬢がそういう姿勢をとってくれたなら、他の人間が、その女の客の心をつかむテクニックを学習することができます。
3.顔出し美女オンパレードの店は良くないというのが不愉快だ
 顔出し美女オンパレードの店の関係者は、私の意見には腹が立つでしょうねえ。
 まっ、私が20年のソープ遊びの結果得た結論ですから、しょうがないです。
 とにかく、私はビッグが嫌いなんです。仮に、私ごときにけなされたって、ビッグはビッグ。いいじゃないですか。
 それに、そういう店では、ねっとりとした絡みをする女が少ないのは、紛れもない事実。客に甘く寄り添うだけ。或いは、客に甘く寄り添うより、客にお世辞を言われたい女が多くなる。
 私の経験からこれは事実です。ままごと的逢瀬でポーッと来るお客さんがそういう店を好めばいいでしょう。
4.やたら、いわゆる過激な性戯を推奨するのがけしからん
 サービス精神旺盛な振る舞い方をするのが嫌いなソープ嬢とか、セックスについていわゆる堅い考えの男、或いは、いわゆる『ままごと的逢瀬でポーッと来る』客は、私の意見が不愉快でしょうねえ。
 見解の相違としか言いようがないです。
 良性記はエロが過激すぎると思うなら、これはもう、あなたとは住む世界がちがいますなとしか言えません。ここは、大人の男女交際を語っているのです。それも、大変こなれた大人のね。
 でもね、他の客の時は淑やかに見せても、私の前では私が唖然とするぐらいに奔放にドすけべを演ずる女も大変多いのですよ。
5.店の女がすべてW>60ならばとんでもないことだと言うのがけしからん
 該当する店が本当にあれば、その店の関係者には、私の意見は不愉快でしょうねえ。
 でも、こういうのは、ごく普通の考えです。
 こんなことで罵倒したいという気持ちが理解できません。
6.デジカメで写真を撮ったり、生嵌めしたり、やりたい放題がけしからん
 そう言われても、女が協力してくれるんだもん。
 誰だって願望はあるのだから、実現方法を紹介するのも、情報として存在価値はあるでしょう。
7.顔出し美女をけなすのがけしからん
 顔出し美女をけなして、恵まれない「非顔出し美女」を救済するのが私の狙いなんです。
「もっと顔出ししていない女にも目を向けようよ」と書いたって、誰もそんなに着目しません。
 意見というのは、必ず目的があって、意見が投じられます。固定ハンドル名の投稿の世界では、その目的が自己顕示だけの人も沢山いるようですが、私の場合は常に啓蒙という確たる狙い・思想があります。
 それに、傾向として、顔出し女は非顔出し女よりも気性的に魅力が落ちることは、20年間の体験で私が実感しています。24歳以下の女の場合、どチンピラ割合はかなり増加しますね。
 2ちゃんねるの金津版では、顔出し美女で集中砲火を浴びるようにけなされているソープ嬢がいます。けなされる理由は「仕事不足」のようです。私に言わせれば、写真の『顔』で選んでおいて『仕事』を求めるな、サービス不足を批判する資格なし、と言いたくなります。それに、そこの投稿者に人間的魅力は希薄だろうから、女がまともにサービスしないのは大いに考えられます。
8.イカせることを推奨するのがけしからん
 これは、見解の相違としか言いようがないです。
 女にサービスをさせるのがソープ遊びであって、女のあそこを舐めることについてキャンペーンを張る千戸はとんでもない奴だと思っている人もいます。でもね、これは、ある意味では、女から破天荒なサービスを引き出す作戦でもあります。
 要は、女から好意を引き出せれば、遊びは愉しくなるし、延々と絡み合っておられるし、演技でない陶酔の顔が、セックスにおいては最高の媚薬なのです。
 貴方のチンボを舐めるのが、とっても愉しいの……。
 逢瀬はこれでなくては。
 いいですか。ソープで遊ぶ多くの男は嬢と親しくうち解けたいと思っています。で、うまく行って親密ムードになりました。
 そこで、嬢がイクことのできる体質だとします。ならば、イカせようとする気がないのと、イカせられないのは男として間違っています。私はそういう考えです。
 女のイキがあって、男のイキがより一層楽しくなるのです。もっともこの喜びは、自分が多回数射精することに値打ちを考える唐変木の男性には永久に理解できないことです。
 イクことのできる乙女がそこら中にいる事実さえ体感できていない男は実に哀れだと思っています。
9.平凡な遊び方を小馬鹿にしているのがけしからん
 この世で『常識的』ほどくだらないものはありません。凡庸って、とってもつまらないです。テレビを見ていても凡庸な芸人って本当につまらないです。
 例えば、自分が課長という役職について、部下が5人いて、全部が凡庸人だったら、その課の業績は間違いなく凡庸で終始します。しかし、凡庸というのは実に世の中の大勢を占めています。
 人は自分が凡人であると納得した時に、イチローやマー君の活躍に心から感銘できます。
 ソープ嬢の立場になって考えてご覧なさい。皆同じような行動をし、皆同じようなことを言って、射精を喜んでいるだけです。日常茶飯事ぶりにあきれますよ。
 平凡というものは小馬鹿にされる資格が充分にあります。そして、誰にも気分悪く思われることがないような没個性のウェブサイトなら出さない方が良いです。
10.ソープ嬢に花束を進呈する男はアホやというのがけしからん
 アホではないと自信があるなら、どうぞじゃんじゃん持っていってください。持っていくのが趣味ならばしょうがないです。花屋が喜びますから、人助けになります。
 そういえば、ソープの待合室で花束を持っていた男は存外ダンディな格好をしているのが多いです。
 いくらおめかしが上手でも、嬢を楽しませるセックスをしているのがいませんね。私が聞いた範囲では。(花束を持ってくる男は基本的に嬢たちの間で話題になる。勿論良い意味で話題になっているのではない!)
11.ソープ嬢の具体的情報は何も提供せずにわかったようなことを言うのが鬱陶しい
 私は、ネットで現役のソープ嬢の源氏名をあげてあーだこうだと書くのは良くないと思っています。
 ソープ嬢は芸能人ではありません。芸能人のような人気稼業ではありません。人気稼業と言う以前に、ある意味では犯罪行為をしている者であり(警察が手入れしようと思えばいつでもそれができます)、決して、大衆公開の場で、皆でサービスの善し悪しを論ずる対象ではありません。
 彼女たちはひっそりと働いておればいい存在です。本来は絶対に広報の対象となるべきではありません。(いい女は客が自分の努力で発掘すべきものです)
 勿論、雑誌に写真にバーンと出されて、ネットで取り上げられて、喜ぶ女もおりますが、誉め言葉であろうとけなし文句であろうと、一切ネットに名前を出されたくない女も沢山います。
 私はその気持ちを忖度して、芸能人のようにおもちゃにしてはならないと主張しているのです。
 2ちゃんねるにしても金津園ワールドにしても、私にはとても不愉快なものです。
 2ちゃんねるでもpinkちゃんねるではない普通版のほう、たとえば時代劇板、少しはまともかと皆さんは想像するでしょう。しかし、全然そうではありません。芸能人をこけにすることはなはだしくて、もう見ていて胸くそが悪くなります。とにかく他人を罵ることしかしていません。情けない日本人がおります。固定ハンドル名を使わずに投稿する人間はすべてどチンピラと言って過言ではありません。
 では、コテハンを使う金津園ワールドはまともか? これもひどいですね、自己誇示が目立ち、愚論が多く、遊びがかなり低レベルです。『遊びがかなり低レベル』というのは、資金量、既婚かどうか、これも大いに影響するけれど、もともと“エロ遊び”のようなもので投稿したがる人間というのは、そもそも人間が低レベルということが多いんですよ。
 ソープやヘルスに関係したことでの私の考えはすべて女から聞いた話を元にしています。受け売り発言も大変多いです。要するに、私が対面した女から取材した話ばかりです。
 表通りの店に入る気がしないは、多くの女がそのように言いました。顔出し美女オンパレードの店に入れば、自分が情けなくなる、と多くの女が言いました。お客なんて、貴方以外は感動できない人ばかり、と多くの女が言いました。個室待機の女は我慢ならない、と多くの女が言いました。ポーッとのぼせて花束を持ってこられても困る、と多くの女が言いました。自由出勤が認められている女は我慢ならない、と多くの女が私に言いました。
 こういうことを総括したのが私の意見です。
 ソープ嬢との会話において、自分のことを説明するのが多いという進め方をする人と、相手のことを聞き出そう、相手に喋らせようとする進め方をする人と、この二つに分かれます。前者はやっぱり自己虫な男が多いです。私は後者の会話の仕方で、取材活動的です。だから、私の意見は女の意見の集大成なんです。
 千戸拾倍のあの圧倒的自信は一体何なんだという声も聞こえます。
 私は自信があるわけではありません。自分に自信がないことには大変自信があります。女が、私以外の客をボロボロに言っただけのことです。
 私は嬢たちに本音を言わせるのが上手です。私は素直な人間だから、それを素直に表現したまでです。
 それで、投稿はわかりやすく明確に書きます。確率的に正しいことは、それが正として表明します。断定的だ!と言われたって、わかりやすく書いているだけのことで、例外がいくらでもあるのは、言わずもがなの当たり前です。
 金津園の表通りの、顔出しオンパレード店で、自由出勤の個室待機でやっていて、本人もバーンと顔出しし、ウエストが何と61cmもあっても、素晴らしいお嬢さんというのは当然にいるでしょう。
 ただ、これはやっぱり存在確率が低くなるし、そういう女性がいたとしても私が対面することは先ずありませんから、そのソープ嬢は、私にクリトリスを攻められて、あまりの気持ちよさにこれまでのセックスって一体何だったのかしらと思うことがあり得ないというだけのことです。

 嵌めようとすると……?

 ネットでソープとかセックスとかに関連するものを眺めていると多回数射精の話が目立ちます。120分で 4回放出できたとか、2回戦までして3回目に挑んだけれど不発に終わったとかの話題です。
「××嬢と5回戦、やったぞ!」なんていう書き込みを見ると、バッカジャナカロウカと思います。バギナをオナニー穴として利用するだけの最悪の質のセックスしかしていないのに。
 一方、勃起不全関係のものを眺めると、50歳にはまだほど遠いのに勃起できないとか、中折れするとか、バギナの中では射精できないとか、1回射精するのが限度とか、気の毒なケースばかりが目につきます。
 現在の成人男性では、一体どちらが傾向として多いのでしょうか。
 まだ勃起不全治療薬を頼っていなかった頃、親しいソープ嬢(いつもNS応対)、それも二人の女が私の元気なペニスを掴んで同じことを言いました。
「堅いわねえ。ねえ、近頃は、口でしている時は完全にカチカチでも、入れようとすると軟らかくなってしまう人が本当に多いのよ」
 どのように多いのかを聞くと、フェラチオしていた時の堅さを維持して嵌められる人よりも、軟らかくなってしまう(嵌められる程度の軟化を含む)人のほうが多いとのことです。
 その店はゴムなしの店だから、ゴム着用の店よりも勃起力の弱い客が多くなると思われるので、ゴム着用の店を含めて、これがソープ客全体の傾向なのかどうかはわかりません。
 現に金津園のNSの店で入浴時間が130分を超えるところでは3回抜きの客が多いようです。
 しかし、ソープでNSへの強い需要は勃起力の弱い客が大いに関係していることは間違いありません。「ゴムがないほうが気持ちいい」と言いたがりますが、ゴムがあると勃起が甘くなるのです。
 というわけで、金津園では、NSの店と、NS嬢・S着嬢の混在の店がどんどん増えています。
 別の親しいソープ嬢も同じことを言っていました。
「おい、今日僕の前についた客は二人いたのだろう? 合計何回キミのマンコの中でイッたんかい?」
「二人で一度も私のマンコの中に出していないのよ。一人目はもう二年ばかり続いている人だけれど、殆ど中でイッたことがなくて、第一殆ど勃つことがないの。私がずーっと手でしごいて、その人が私のマンコに指を入れて、それで悦んでいるだけ。次の人も同じで、前の店で会った人だけれど、きちんと中でイケたのは数えるぐらい。今日は手でイッた。柔らかいままで。だから、処女も同然よ」
「へーぇ、そんなにチンコの元気のない人が多いの?」
「うん。初めから膣に入れることをあきらめて、手でするのを求める人とか、ゴムを着けて入れると必ず萎むから、もう入れずにフェラと手だけで良いと言う人とかが、私のお客の中にはとても多いの。……ゴムを被せて、それでエッチしだしてから萎んでしまうと、私たちもお客も本当に困るもんねえ」
「一応勃たせられて合体までこぎつけられるのだったら、キミが上になってガンガン腰を振ってあげるなどのことはしてあげるのかい?」
「そういうふうに弱い人というのは、私が上になってしても小さくなるのよ」
「勃起が弱いならバイアグラのような薬を使ってみたらいいのにねえ。そういうアドバイスはするの?」
「言ってあげてもねえ、『30代でそういうものを使うのは、後が恐いから』と言うのよ」
「バイアグラのような薬は、飲み続けてどうという問題はないから、使ってみれば良いのに。そういう人のための薬なんだから」
 勃起力が弱いうえに、予算の問題でNS店に入ることができない客は、ゴム着用の店で、最終的にフィンガーで放つようです。
 実は私も『嵌めようとすると……?』の男でした。但し、それは初対面の嬢とか、馴染みであってもこちらにそれほど慕情が伴っていない場合の不始末です。
 私は、まだ勃起不全対策薬を使い出す前、勃起不安がある時のプレイでは、嵌める前は殆ど69をしていました。これは、一方的にフェラチオされるよりも雲泥の差で勃起の促進剤となったので、いつも合体の直前は69にしていました。
 おまんこを舐めながらペニスをしごかれていると、少々勃起力が弱くてもビンビン状態です。膣口から愛液が垂れているのを認めると、私のペニスもダラダラとチン汁を流します。
 ところが嬢の口がカリから離れると、とたんに亀頭部の張りが弱くなり、私が起きあがって、M字開脚の中心に肉棒を進める時には、ほんの数秒後なのに、ほぼ完全勃起状態から一転してかなり怒張が弱くなっていることがあるのです。
 そんなペニスでは、私は絶対にゴムなんてつけられません。
 まあ、馴染みの惚れ込んだ女が相手だと終始カチカチの傾向があったから、多少気持ちがすくわれます。
 私の場合、嬢に対する惚れ心があるのとないのとでは、そして、嬢が私に大いに関心を寄せていると思われる場合とそうではない場合とでは、勃起力にずいぶん違いがありました。ナイーブな男です。
 私は「女上位が好みでない。女上位はセックスではない」とよく書いています。確かに私の論拠の一つ、私の睾丸が女の尻で圧迫されて痛いという問題はありますが、これは女が腰を浮かせるように気を配ってするなら問題はありません。
 私も、女上位でしていると、こすれ感が乏しくて、いずれそのうちにペニスに硬さが薄れてくるという問題がありました。
 そもそも嬢が私のペニスを嵌めようとしてもたもたすると、瞬時に勃起が弱くなりました。私は、嵌める時には、瞬時に嵌めて、即座に腰を自分で動かさないと勃起が甘くなる傾向が昔からありました。
ソープ遊びを考える  トップページ
ソープ嬢を愛しむ  ソープ嬢の秘技を考える  金津園遊びの手引き
(千戸拾倍 著)