良性記

奥まで突かせない客

 18歳未満の方は入場をご遠慮下さい。

 性交で『奥を突く』ような動きができないのは2種類あります。
 子宮下垂によりペニスが突けない──行き止まりの状態  私は3人の嬢で4回は遭遇した。
 正上位の性交で、女が足を立てる角度、足を開く角度、骨盤の角度を意図的に(男性から見て)具合悪くし、男性が抽送しにくいようにする。
 顔を見つめるようなことはない。
 後背位の性交で、女がペニスの動くラインと膣道のラインを一致させないように腰の角度を維持する。
 左の支障を、嬢の性交痛、不快感、恐れなどに起因する防御反応の癖の流れで、私は初会の即の性交で恐らく10人以上は経験した。
 ただ、2回戦では、必ず上手なクンニリングスと比類なきエロさの発揮により親近化を果たし、解消させている。
 本稿は後者のほうを扱います。ソープ嬢が性交時に防御的に出ているのに、それを理解せず、不満を言っている客について考察します。
 2ちゃんねる(金津園スレ)を眺めると、「××姫は奥を突かせてくれない」という書き込みが結構あることに気づきます。
 クラブロイヤルなどの人気店が若い女をどんどん入れだした平成17年から急にこの手のものをよく見かけるようになった。同じ嬢が何度も書かれていた。
 嬢は皆結構防衛しています。防衛というか、痛いだけなのでしょう。女の気持ちを盛り上げてくれる男なんてそんなにいないから。ペニスのサイズはあんまり関係ないです。並でもスモールでも、厭な男のペニスは障害そのものです。
 女の気持ちを盛り上げられず、待ちの姿勢で創意工夫のかけらもないとろい遊興人が2ちゃんねるに名指しの罵倒を書きます。
 実は、私が平成17年と18年の2年間で対戦した嬢の中に、即ベッドでペニスを嵌めて抽送するときに(足の構え方が協力的でなくてやりにくいな)と感じた女が何と6人もいました。
 平成17年以前では22歳未満の嬢にあんまり入浴していないし、即の合体も少なかったので、そんなに経験がなかったようです。
 殆どは軽く不審に思った程度ですが、抵抗的に感じたこともありました。
 私は基本的に正上位か床上床下男上前位でします。独身の未熟なセックスマンとは違って、私は必ず自分でペニスを嵌め入れるので、嬢が仰向けでM字開脚したところで始めますが、やりにくいというのは、そこで挿入の瞬間はともかくも没入後に、嬢が両脚を閉じ気味、両膝を垂直に立て気味にするのです。
 要するに、両膝を乳房のほうに引き寄せて派手に割れ目を晒すようにはしてくれない。
 で、私が腰を突き出した瞬間に反射的に膝を私の胸に押しつけた嬢もいました。当然、ペニスの突きが予定した距離を進みません。
 私は、相方の嬢が嵌められることを潜在意識的に拒絶していると思うとガックリします。それだけ、春を売る仕事は嫌な仕事だろうと理解しています。
 私はスモールチンコだから奥を突かれるのを警戒されることはないです。そして、上の6人は150cm台が4人、165cm超が2人です。
 この6人にはクラブロイヤルのアカネ(クラブロイヤルの中堅嬢2人)とチヒロ(個性的で魅惑の嬢2人)が入っている。この2人は、性交中の顔の接近とペニスの深い抽送に対してもう完璧にガード体勢になることでよく叩かれていた。
 なお、私は初会の最初の抽送では、自分の腰が動かしやすいようにするために、相方の足を自分の思うように押し込んだりはしません。腰をヒコヒコ動かしながら、彼女たちの自然の受け入れ方を観察します。
 私は本人かその友だちに、そのような受け入れ方になったわけを尋ねたこともあります。すると、1人は──腰の骨が悪い、3人は──股関節が悪い、ということでした。
 ただ、この4人は即のプレイの後の会話でいろいろ質問すると、デカチン嫌いが徹底していました。しかも、うち3人は「奥を突かれるのが嫌だ」とはっきり言いました。客につく時、痛いエッチをする男かどうかが最大の関心事であるかの様子でした。そのうち2人はソープ歴が半年以内です。
 6人のうち5人は、先に掲げた即ベッドの交接の受け入れ方を2回戦ではもうしなくて、両膝を胸に引きつけ、股を開く角度も大きくなり、恰も「奥までどんどん突いて!」という感じになりました。
 骨が悪いと説明した嬢も、全く積極的になり、はっきりよがっていました。どうして足の構えが変わったかというと、私が優しいクンニリングスをして、楽しい会話を続けたからでしょう。
(注) 私のプレイのパターン:
   フェラ→1回目の嵌め→クンニリングス・69→2回目の嵌め(1回目の射精)
   →会話(マットプレイ等が入ることがある)→クンニリングス→3回目の嵌め
 嬢の振る舞い方は、客の動きと人柄の投影図です。
 6人のうち残りの1人は、骨格的に『歓迎的受入姿勢』ができなくて、また、両膝を寄せていたほうが快感が深まるという体質のようでした。激しいよがり方をして、いつもマン汁どろどろだから、彼女の足の構え方によって、いつも舐めにくくて、かつ、深く挿入しにくいのを、私は不満に思わず、リピートで通いました。

 嬢の顔と言葉は歓迎的な態度でも、気持ちが伴っていないと、ファックの受入姿勢はちっとも歓迎的になりません。ペニスの大小関係なく、深い挿入とペニスの奔放な動きを拒むかのごとく、嬢の受入体勢が堅くなります。これはかなり無意識的なことがあると私は見ています。
 更に、「俺のでかい業物で奥を突きまくってイカせてやる!」と書くバカがいます。それはエロ小説の世界のことです。現実の嬢は「奥を突かれてイク」のでも「でかいものでイク」のでもないです。
「豪快に奥を突かれて、違和感と疲弊感がたっぷり」で、体の変調を来したのを、突かれまくったご本人がイキと錯覚することがあるぐらいだから、汗を垂らして突きまくった男が誤認するのは当たり前。
 される身で考えてください。バギナは痛くなるし、長い時間足を上げっぱなしで、股を開きっぱなしで、足は攣るし、体の振動に耐える時間がとにかく長い。突くほうが弾みに任せた単なる前後運動なのに対して、体重の軽い受けるほうはとにかく大変。凄い忍耐力が必要です。
 デカマラは充満感ばかりでGスポットがちっともこすれません。微妙なこすられ感がちっとも出て来ない。
 そもそもチンコピストンの気持ちよさというのは
   チンコ側>>バギナ側です。エロビデオを見ている限りに於いては全く逆のようですが。
 私が対戦したソープ嬢の中には、
「私、一度で良いからチンコがついて、ワッセワッセとやってみて、それがどんな感じだか知りたいわ」と、もの欲しげに呟いた子が何人かいました。
 バギナのほうはそんなに気持ち良くてたまらないというほどではないからですね。
 そして、中イキよりもはるかに達成が容易なクリイキですら、ソープ嬢でも未経験の子が結構います。
 なお、「奥に当たっている〜ぅ。気持ちいい」という言葉は、AVでも、また、ソープ嬢からもよく出てくるリップサービスです。
 バギナが強くて体力のあるソープ嬢ですと、豪快にバッシンバッシンやられてもそれほど忌避感には浸りません。男が呼吸を乱してリズミカルに腰を振ると、嬢も乗りに乗ってフェイクができます。合の手が出しやすい。感動のイキ顔をつくれます。AV女優顔負けの痙攣も演じられます。
 でも、これはある程度バギナの奥行きに自信がある嬢の場合で、そうでない嬢は奥を突かれないように防御するものです。2ヶ月も働いて、婦人科医院で悲しい気持ちになった嬢ならばそうするでしょう。
 子宮や子宮口や膣の奥が炎症を起こすと、とっても怖いです。不妊症にはなりたくないです。
 で、ペニスの長さに自信のある男というのは、思い上がって、とってもいやらしい性格を育てているのが時におります。
 嬢がバギナの奥までペニスが届かぬように両脚を狭めて構えているのに、その脚を押さえつけ、しかも、無理やり大きく開かせて、陰裂をどーんと浮き出させ、その上部に恥骨の土手を密着させるのです。
 嬢が、無理矢理脚を押さえられ、腰の位置を上げされた(そうするれば奥まで没入できる)のを非難すると、「僕は先が刺激されないとイケないんだ。気持ち良くならないんだ」などと不満を言います。
 要するに、手癖のついた性能劣化のチンボか不感症気味のチンボなんです。遅漏です。
 亀頭の摩擦でイケず、長時間の幹の刺激でイク。先を刺激したければ一番狭い入り口のところで高速往復させておればいいのにそうしない。
 ソープ嬢から見たら、こういうのは最も悪質な客に分類されます。凶器持ちですからね。
 チンボの長さが16cmもあるという男は滅多にいませんが、ソープに来るチン長16cmの男は悉く性格が悪い男のようです。被害者の嬢の怒りを聞いているとそう思えてきます。
 チンボがとても長くて困ったなあと思ったけれど、さすが妻帯者で、前戯をきちんとして、ファックのやり方にとても思いやりがあって、入り口のところで動かしてくれて、優しい人だったから良かった───という類のお話を、私は相方の嬢からこれまでたった一度しか聞いたことがありません。あとは、思いやりがなかったというぼやきばかり。

 デカマラの男は、ベテラン嬢ではいろいろと意に沿わない対応をされるから、新人で、なぜか身長 150cm台の女を狙うといういやらしさがあります。
 デカマラは海綿体だか肉質だかが充実しすぎて性神経が鈍感になり、NSセックスが好みのことが多いようだ。Rグループの新人がデカマラ男によく狙われる。
 そこまでソープ嬢の多くが私に言うというのは、女はチンボの太いのだけでなく長いのも嫌だということです。チンボの長いことは男(+異常なサイズのバギナの女)にしか誇れません。女は、チンボの長さと太さが不安にならないサイズの時、抽送快感に浸ることができます。
「奥を突いてあげるのが良いのです」とハウツーセックス物に書くピストン至上主義の性交論者は、単に自分のデカマラが誇りなだけの(或いはデカマラを羨望しているだけの)愚物です。愚物どころか害悪の元です。
 それにしても、チンボの長さが自慢の男って嫌ですね。団体旅行が大好き。皆で一緒に温泉に入りたがる。一日に何度も温泉に浸かりたがる。便器から離れて小便をしたがり、最後に滴を床に落とす。細いズボンを穿きたがる。
 チンボの長さとピストン運動の持久力が自慢の男となるともっとすごい。イカせてもいないのに、女の自己防衛のフェイクでもってイカせたと信じて、「奥を突いてやらないと女はイカない」と主張したがる。チンボで嬢をイカせたと思うと、(相手はフェイクなのに)もう目標達成で、(ひょっとしたら、リピーターになったら相手に申し訳ないという心があるのかもしれないが)別の嬢を漁りたがる。
 突きの達成感が欲しいから、小柄な新人で、バギナが狭くて奥行きの短そうな嬢を狙う。ベテラン嬢には上手にあしらわれてしまうから絶対に入らない。
 端的なバカは、「ペニスの前後運動で女が口から泡を吹いて失神する──これが本当のセックスだ!」と主張します。特殊なケースを普遍化して原理や公理にしてはいけません。現生する女性の殆どが本当のセックスをしていないことになってしまいます。
 チンボの長さを誇る男というのはどいつもこいつも性格異常者に見えます。チンボの長さを誇る男に果たして読書好きっているのでしょうか。人間としての大物はいるのでしょうか。

 性風俗で8年働いている嬢の話ですが、3回抜く客が2人続くと、3人目の客の接客ではさすがにバギナがつらいそうです。「僕は1回だけでいいからたっぷり楽しませてね」などと声をかける客だとホッとするそうです。
 AVを見ていても、巨根の男優が浅くピストンしているのをよく見かけます。それは必ずしも没入の光景を見せつけるためだけではなさそうです。一流の男優は思いやりがあります。
 そして、膣の前側の壁、中程から入り口近くのところで女性は感じるということをよく知っています。
 AV男優は女優に必ず指ピストンをします。
 女優を仰向けにさせて正面から指を2本入れる時、手の甲を上に向けてバギナの肛門側の壁をこすりたてているのがいます。こういう3流の男優は巨根を根元まで入れたがります。私はエロ動画を見る時、女優も男優も微細に動作をチェックしています。
 人間をしっかり観察していると、馬鹿な人間の行動パターンがよくわかります。
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(千戸拾倍 著)