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勃起不全からの脱出
私は50歳になった頃からはっきり勃起力が弱くなった。
もともと20代でも、良い『おかず』がないと、その気になってオナニーしても中折れすることがあった。その程度の精力だから、当時、最上級の『おかず』が手に入って勇んでオナニーしても、連続で(少し間を開けて)刺激して再度射精することができなかった。
ファックは20代からいわゆる2回戦なんて全く無理だった。40代になると、コンドームをつければ中折れしてしまうぐらいで、とにかく怒張が維持できなかった。50代になると、エロ動画で美女の演技のよがりを見て(こいつ、調子よくフェイクしやがって!)と思いながら勃起させても、抽送シーンになってペニスがコンドームをつけていることを察知すると、先走り汁でヌルヌルになった指をどう動かそうが、条件反射的に萎えた。
57歳の時に突発性難聴にかかってからは、その活力不足がますます進行した。金津園の高級店で若い美女と対面しても、相手の声が聞き取れぬことに苛々すると、なかなか思うにまかせない遊びが続いた。
もともと心がかなりデリケートで、こと下半身の問題には焦りやすいところがあるから、馴染みの嬢では大丈夫なのに、初対面では、たとえ美人相手のNSのプレイであっても中折れしてしまう惨状だった。
とにかく、馴染みの女では、射精前でありさえすればビンビコビンの状態が長く続き、一見性豪的に見えることさえあったけれど、初対面の嬢では手のひらを返したようにまるで駄目。
男女の仲では、男の心離れは勃ちが悪くなる現象を必ず伴う。セックス経験が豊かな女性は、つきあっている男性の勃起力の低下で男の心離れを察知する。こういうので察してから、折れた煙草の吸い殻を見て昨夜の閨の判断を確認するのだ。
ソープの常連客も、馴染みの女に会って「勃ちが悪くなったな」と感じた時にその女に通うのをやめる。
ソープ嬢は常連客の勃ちが悪くなって、来訪の間隔が拡がると──そろそろ切れるのかな──と思うものだし、ついた初対面の男がすんなり勃起しないと──この人、私が気に入らないようだ──と判断する。
初会の嬢にそう思わせないようにこちらも気をつかって、したくもない弁明をしなければならないから、心理的に切迫して更に勃起力が弱まってしまう。
ペニスの勃ちが悪いのはとにかくかなわない。いくら嬢に好かれるように努力したところで、半勃起のものを示されれば女の気持ちは退くだろう。
嬢をうちとけさせようと会話に心を砕けば、私のペニスは何故か勃起しなくなる。会話に注力して、嬢の心を捉えかけたかなと思ったところでペニスが縮んでいて──なんやねん、この人?──となっては、自分を責めること甚だしきになる。心が繊細にできている人間は何かとつらい。でも、その代わりに、射精だけの獰猛男よりも人の心がよくわかる利点はある。
私は40代の頃でも、初会の女が若くて第一級の美人だと、なんだか申し訳ないような気がして、とにかく勃ちが悪かった。だから、その手の女にはなるべく入浴しないようにしていたぐらいだ。
それにしても、初対面の女の前ではまるで勃起力が消し飛ぶのには参った。
勃起不全にはバイアグラなどが実に有効である、と知り合いから聞いてはいた。
しかし、私は何しろ『薬』に過敏なので飲んだことのない薬は怖いし、そんな物を使う男は人間が軽く見えてしょうがなかったし、とにかく薬に頼ること自体が情けなかったので、ネットで勃起不全治療剤の生理的仕組みや効き目などの説明を一度眺めたことがあったけれども、ため息をつくばかりだった。
男の哀愁に浸っても、バイアグラのような恥ずかしい薬を個人輸入する勇気が全く出なかった。
そもそも所帯持ちに個人輸入は現物の受け取りの点で難しい。私はエロビデオを調達し『パソコン部品』の名目で女房に受け取らせ、怪しまれて発覚し、軽蔑され、切ない想いをした経験があって、バイアグラのようなものを自宅に送らせるのはやりにくかった。
平成17年に入ってからペニスの不如意が一段と激しくなった。そのことは初会の金津園遊びの最初の6作に悪戦苦闘ぶりを書いている。
勃起の悪さを感じるだけでなく、勃起することに何度も悪戦苦闘しているせいか、嵌入後の抽送までもがまるで迫力がなくなった。抽送の力強さと持続の点において平成16年までと格段に劣って、しかも、射精が噴出ではなくなって、洩れこぼれる感じになった。
私は平成16年末に、いつも確実に勃起し、噴出の射精をしていた通い女の1人を喪失して、それがあまりにも痛手だったために、勃起不全が飛躍的に進行したのだ。(参照:ソープ嬢といちゃつくことの『ソープ嬢といちゃつけない男の愚行』)
精力が急に衰退したから全く気持ちがいじけ、この重なるソープ遊びの不出来が何とも苛立たしかった。かといって快楽をあきらめる年齢ではない。私から性的快楽を取ったら何も残らない。
そんな時に、私と同年齢の人にこの愚痴をこぼすと、次のアドバイスを得た。
ファイザー製薬のHPに取り扱っている医療機関が載ってますよ。〜url消滅
健康保険が利かないので結構高価なものになりますが・・・
私の時は簡単な問診だけで、すぐ処方されました。
大きな病院だと、いろいろ検査されるかもしれません。
巷でかなり盛んであるらしい個人輸入代行のようなものを使わなくても、簡単な診察で勃起不全治療剤が出るとは知らなかった。私はサイトの地図をクリックして目星をつけた医院に翌日早速出向いた。平成17年の半ばだった。
すると、確かに「簡単な問診」だった。
「大きな病院だと、いろいろ検査されるかもしれません」というのは多分杞憂だろう。
ただ、頭の固い医師がいることを想定して、問診では正当なる婚姻関係にある女性とか婚約者とかとのセックスにおいて大変男として苦労している旨を主張したほうが良いようだ。
医師からは「バイアグラとレビトラがあるけれど、どちらにしますか?」と尋ねられた。
私は何となくバイアグラのほうが“劇薬”に感じられて、認可されたばかりの新薬のレビトラにした。
「貴方は58歳という歳なんだから、うまくいかなくて当たり前でしょ。でも、これは劇的に効き目のあるものだから、使ってごらんなさい」
そう医師が言った。劇的なんて言葉を文字ではなく耳で聞いたことも自分で使ったことも滅多にないとその時思った。
レビトラは1錠10mgが千円で、1回の性行為において1錠飲めばよく、1箱が20錠入りだった。その1箱の値段を含めて支払った金額は、採血と心電図チェックが込み26,000千円ぐらいだった。
レビトラは新薬で、服用の結果の報告を聞かせてもらうのが役所の指示らしい。「使用後にもう一度来てください」という依頼を了承した。
勃起不全治療剤のレビトラが、知り合いに教えられた通り簡単に入手できて驚いた。
要点は次だ。
レビトラは商品名で、一般名は塩酸バルデナフィルである。
レビトラはドイツ・バイエル社と英国・グラクソ・スミスクライン社が共同で開発した勃起不全薬。
酒を同時に飲まないこと。なるべく空腹時がよい。
性行為の約1時間前に服用する。
1日1回の服用とし、次の服用には24時間以上あけること。
65歳以上の場合は半錠とする。
4時間以上勃起が持続するようなことがあると、これはよくないらしい。
グレープフルーツ、グレープフルーツジュースを食した後の服用もよくないらしい。(←これはネットから)
3日後に私は金津園のミサに会って効き目を確かめることにした。
ミサとは長いつきあいで、平成12年10月にヘルスの店で初めて会った。もう5年になろうとするファック交際だった(参照:高身長女に嵌め通い1)。私はミサとアナルセックスも楽しんだし、ミサの性感を開発したのが私だった。
平成15年だったか、ミサがヘルスに向いた年齢ではなくなったし、リピート客確保のために私以外の客とも本番をしているようなので、私はミサに金津園に行くように勧めた。
ミサが悩んだ末に金津園の店に出ると、月1度の頻度で会いに行った。
その頃のことを書いた1文がある。次だ。
何年も前の話です。金津園の、総額で4万円強の料金のソープ店(ラ・カルチェ)に入りました。
そこに行ったのは馴染みのミサがヘルスから移ったからです。私はミサを予約して店に入りました。ミサからは、早く来て欲しいと何度もメールで催促されていました。
で、ミサはようやく私に逢えたし、その日店に出てから約6時間も客がついてなかったので、私の顔を見るともう気分を出していました。
ミサがドレッシーなワンピースを新調したから、私はミサに「服を脱がずにパンツだけを脱いで、ベッドにあがってよ」と求めました。
「そのままスカートをめくり上げて、股を開いて、両手の指でガバーッとおまんφを開けるのだよ」
ミサは私の意図を察して嬉しそうに頷きました。
デジカメ撮影です。ミサが長いスカートをめくりあげたままM字開脚をして、にっこりして両手でおまんφを開くから、なかなか猥褻な写真が撮れました。
その店は料金のわりには部屋が狭く、風呂も小さめです。しかし、天井が高くて部屋の貧相さは薄らぐし、ベッドがやや高いのです。
ベッドが高いと、私がベッドの外に立って、仰向けになった女の腰をベッドの端に寄せて、その格好でファックをよくしていたけれど、このところ3年以上もベッドが低い店にしか入っておらず、殆どその体位で交わったことがありません。
だから、その体位が懐かしくて、ベッドの高さに気がついたとたん、もうこれは、その体位でやろうと決めました。
ミサに構えさせると、その体位は初体験です。この床上床下男上前位の体位は、やってみると実に腰が動かしやすいし、接合部がよく観察できます。
ミサの両脚をたたませたり、Vの字に真っ直ぐ上げさせたりして、私は前後運動をしました。ペニスが深浅自由自在に遊べます。抽送によって、私のタマキンがミサの会陰にパタンパタンとあたり、それも気持ちいいです。
ミサは前戯なしでも信じられないくらいに欲情して、私の小ぶりのペニスが短時間運動しただけで、見事に快感の表情を見せました。ミサは前戯だけでなくファックでも真実気持ちがよくなるから、私は嵌めるのが愉しくてなりません。
そのまま69に突入し、クリトリスをチュッパチュッパすると、直ちに大量のよがり汁が出てきます。それを指に絡めて、その指をバギナにもアナルにもズボズボと入れました。
それからは、69と合体ファックを交互に繰り返し、途中はアナルにもペニスを嵌め、そのペニスをミサにねぶらせもしました。ミサは「にがい」と言いました。
ミサは本当にしとどに濡れました。69は、側臥位→男上位の卍固め→側臥位の順で続け、ミサが上になる体勢のはしませんでした。ミサがあれだけ淫水を流すと、ちょっと女上位の69は即ベッドのプレイではしにくいです。いきなり顔がベトベトになってはねえ。
側臥位の69に指でのGスポット攻めを併用して猛攻です。ミサに気をやらせたところで、区切りのペニス嵌めをして、ようやく即ベッドを終えました。そうしたら、すでに1時間が経過していました。
ミサが30分の延長を言い出したので、私はそれに乗ることにしました。ミサにはマットプレイの指導を求められていて、それには時間がいると考えたからです。
マットプレイをはじめる前に、ミサにその店のことをいろいろと尋ねました。
すると驚いたことには、大部屋に皆がいなくても良くって、部屋が空いている限りは、皆個室待機にしていると言うのです。女の子同士が仲良くして、お客や店のことが皆に筒抜けになったり、女同士で諍いを始めたりするのを店は好ましくないと考えて、そのように指導しているのです。
プライバシーを守り、干渉を嫌うのは、現代っ子にうけるのかもしれないけれど、いやですねえ、こういう店がどんどん増えているのは。ただ、出勤のルーズなことにはかなり厳しい方針のようです。
私は、個室待機の方針=自由出勤容認と理解していたから、ミサの話を聞いて少々意外に思いました。
「この店は、女の子の出勤管理に厳しいだけでなく、態度の悪いお客さんにもとっても厳しいのよ。すぐに来店拒否にすると言うの。だから、きちんとしたお客ばかりなの」
ミサがそう説明しました。
ミサは私が来るのが待ち遠しくて、個室だから少しだけ性器にさわったと言いました。
私は部屋に入る前に待合室で店の女の子のアルバムを眺めました。
写真では15人ぐらいが載っていたのでしょうか、私の目からは、一人だけはっきり器量の落ちる女がいて、三人ぐらいの女がウエスト>60と思われました。
ということは、この店の在籍の女は美人がとても多く、しかも、スリムな体型の若い女が揃っているとのことです。
で、意外なことに、アルバムの写真は、A子、B子、C子、ミサの順で並んでいました。A子、B子、C子は、どうも売れ具合の順番で並んでいる気配です。新人のミサが何と四番目に登場です。
店は、ミサを売り出そうとする姿勢が明瞭です。そのことをミサに言うと驚いていました。面白いもので、ソープ店は、客に見せるアルバムを女の子に見せたがりません。だから、アルバムでの自分の写真の登場順位を知らない女が多いです。
だから、私がアルバムの写真構成を教えると、興味深げに聞く女がよくいました。
ミサに、A子が2ちゃんねるでこてんぱんに叩かれたことがある、と教えると、ミサは不思議がりました。
「どうしてえ? A子さんはうちのNo.1で、言葉遣いとかお客さんに応対する態度とかが素晴らしくいい女の人だと聞いているよぉ。どうしてえ」
そりゃあ、No.1の女でも相性が合わないということはあるでしょうが、わざわざ2ちゃんねるで女の人品骨柄まで非難するのは、これはもう男がおかしいとしか思いようがないです。勿論、B子やC子が男の投稿を装ってA子を叩いている可能性もあります。
A子もB子もC子もなかなかチャーミングだから、私はどの子にも対面したい気はありますが、この店はコンドームの使用を守ることについて厳しい姿勢なので、踏ん切りがつきません。
ミサに「前のヘルスの店からの継続客は僕以外にいるのかい」と聞くと、頭(かぶり)を振りました。続けて欲しい候補の客は一人いたのですが、「高い店に移るのだから、店外を許すなら」と交換条件を出してきたのでガックリきたそうです。
「2万円台の店でしか遊んでいない男を4万円の店で遊ばせようとしたって、絶対に無理! 僕みたいに、もともと両方で遊んでいる男ならいいけれど」
私はそう答えました。
こういう話を、持参した蟹のお寿司をつまみながら交わしていました。ミサはブランデーのロックを私以上に飲みました。そんな強い酒が飲めるようになったのは私の指導です。
ようやく始まったマットプレイは、私の講習が続きましたので長くなりました。
ミサは前の店では殆どマットプレイらしいものをやっていませんでした。
私は、潜望鏡(湯船でのフェラチオプレイ)の説明をした後に、最初にミサに普段のやり方でやらせてから、求めに応じて上級の動き方を教えました。
マットプレイの基本は相手に合わせることです。ペニスの弱い男のペニスをグリグリ揉んではいけません。逆に、股間を濃厚に愛撫されたがってる男に対して、背中や太腿の愛撫に終始してはいけません。
私はそういうことと、股間の刺激の仕方を具体的に説明しました。
ソープ遊びを愉しく過ごさせるための基本動作は、
(1) ペニスとキンタマを徹底的に刺激する。
(2) おまんφを見せつける。
(3) おまんφをさわらせる。
の三点ですから、マットでのこの三点の活用の仕方を教えました。
ミサは熱心に実技を繰り返しました。そして、「なるほど」を何度も繰り返しました。私の指導は彼女の疑問点をすっきり解消したようです。
床のローションを洗い流していたミサが、唐突に「出る!」と叫びました。
私は一瞬何かと思いましたが、「我慢しろ!」と言って風呂から出て、濡れ手を拭き、カメラを用意しました。
ミサを床の上に仰向けに寝させました。Mの字開脚で噴き上げるおしっこの写真を撮ってから、私もミサにペニスをつまませたまま放尿しました。そのままミサに『後舐め』をさせました。
もう残り時間が30分ぐらいになってしまったので、そのまま最後のベッドプレイに突入です。
側臥位の69で、気合いを入れてクンニリングスをしてやると、ミサもガンガンフェラチオをして、積極的にオーラルを励んでいても、それほど時間をかけずに気をやりました。
私は満足してミサと合体しました。いつものように中出しです。ミサは私以外の客には、生嵌めも中出しもAFもハメ撮りも一切認めていません。
「イッてから嵌めると、どうしてこんなに気持ちがいいのだろう。私少しおしっこが出てしまったわ」
ミサが感にたえない顔をして言いました。
ミサはとにかくサイズの大きなペニスが嫌いで、私の可憐なペニスが丁度いいそうです。
ミサがその日のセックスと業務指導にあまりに感激しているので、私は調子に乗って言いました。
「今度は、僕がおしっこをしたら、そのまま君が口でうけて、飲むんだぞ。それをカメラで撮りたい」
「そういうの、もししたら、私が初めて?」
「そこまではまだしたことがないよ。君が初めてになるねえ」
初体験であることにミサはとても嬉しがりました。私は次の対面が愉しくなりました。
ミサとはこういうつきあい方だ。そのミサが金津園に移ってからも私は通い続けた。
ミサとはつきあいが大変長いし、ミサには過激な性技を仕込んだから、平成17年初に私の精力が変調しても、ミサとのファックで勃起不全に悩むことはあまりなかった。
ミサに昼の3時で予約したので、2時に名古屋駅でJRに乗り、座るとすぐにレビトラを1錠飲んだ。
いかなる結果になるだろうかと浮き浮きしながらも、薬の副作用にかなり不安を抱いたけれど、飲んでから岐阜駅に着くまで体の具合がおかしくなることはなかった。(視覚異常、体のほてり、動悸、めまいなど。私はそれまでの病歴から、特にめまいや動悸を心配していた──その時の日記 2005年5月20日)
ミサは2時から写真撮影をする予定で、「新調のドレスと新しい下着を見せられるから嬉しい」と前日にメールをよこした。
店で20分ぐらい待ち時間があり、女体満載の写真誌を5冊も眺めていると、股間に明らかに効き目を感じた。私はボーイに案内を告げられて、ズボンの前のふくらみをバッグで隠してエレベーターへ進んだ。
ミサは撮影の後だけに髪型と化粧がしっかり決まっていた。新調のロングドレスも似合っていた。そのことを予想していたから、私はバッグの中にデジカメと三脚を入れていた。
私はミサを平成13年から嵌め撮りしていたが、ヌードや合体写真を撮るのは飽きてしまって、また、店の照明がかなり弱い白熱灯でもあり、もう9ヶ月ぐらいはカメラを持ち込んでいなかった。
ミサは私が久し振りにカメラを持ってきたのを知って嬉しがった。私はパンツ1枚の姿になってミサの衣服姿やセミヌード姿を撮った。
そして、嵌めの撮影にかかった。
「おい、マンコに唾を塗ってよ。すぐ嵌めて、写真に撮りたい」
「その必要はないわ。もう濡れているの」
「何、濡れているって。どうして濡れているんだよ?」
「だって、××さんがすごく亢奮していて、パンツの横から勃ったチンコが覗いていて、それを見ていたら、わたし濡れちゃったわよ。そんな元気なの見せつけられたから、濡れたの」
確かに尋常でない勃ち方だった。ペニスの皮膚が裂けそうだった。
私は嬉しくなって、ベッドの端、角のところにミサの大きな尻を持ってこさせ、床上床下男上前位(男がベッドサイドに立ち、女がベッドの端で仰向けになる)で、ミサの長い足を畳むようにさせて合体した。フェラチオすらさせていない。
確かにミサのバギナはヌルッとした感触だった。
いつもは、クンニリングスをしないままで即嵌めをすると、ぎしぎしとペニスをねじ込む感じがあり、裏筋がかなり引っ張られるのだが、つるーんと入った。
「いつもは、……即嵌めをすると」といっても、そんなに簡単に即嵌めができたわけではない。ミサのような馴染みの女以外の初会の遊興では、折角の即尺即ベッドでもペニスが芯から硬くはならず、かなりファックが不完全だった。
ミサの時でも勝手に勃ってくれることは先ずなかった。ミサが強烈な即尺をするか、ミサにM字開脚させておっぴろげマンコを眺めながら猥褻な言葉をかけ、自分の指2本でカリ首を刺激することが必要だった。
相思相愛的な雰囲気が出ている馴染みの女と即ベッドのセックスをする時は、そのどちらかの補助動作でペニスを硬くすることが大体においてできた。馴染みでない場合は完全勃起の確率が数%ぐらいに低くなって、中折れに至ることもよくあった。
驚いたことにその日はレビトラのおかげでペニスがめざましいほど剛直した。カリ首の皮膚にもペニスの付け根にも、それこそ10年以上前にしかなかったような突っ張り感があった。なんだか怖いぐらいだ。
腰を振ると、堅い穂先がミサのバギナの前壁をぎしぎしとこすっている感触で、かなり昔に体感した懐かしいような接触感だ。
私はカメラを手に持ったままマイクロモードで接合部の写真を3枚撮った。見事にペニスがバギナに突入している絵だ。こんな余計なことをしていても全くペニスが萎えてこない。レビトラの支えがなければ、至近距離がまるで見づらくなった目でもたもたとカメラを操作していると、必ず萎えるだろう。
ペニスがすごく頼りになるのを感じ、喜び勇んで一旦ミサから離れて、ベッドを降りてカメラの三脚をセットした。女を待たせまいと焦ってこの作業をしていると、ペニスが急速に縮小するのが常だけれど、そんな懸念がないから、ミサと語りあいながら慌てずに準備を進めた。
ミサはペニスの角度とカリの張りように驚嘆した。
カメラの位置と被写体の位置を決めると、ミサにフェラチオシーンを撮ることを告げた。そして、ミサにポーズ、上体の構え方、顔の向きを説明した。自動シャッターで性的行為を撮るのはなかなか大変だ。
私がベッドに腰を下ろして、ミサがベッドサイドから私の股間に愛撫をするシーンを2枚撮った。カリ首舐めと金玉舐めの2つだ。ここでもペニスは些かも萎えなかった。
次は嵌めのシーンを同じく三脚で撮ることにした。私が上になっているのを尻の側から撮るのが1枚、ミサが上になっているのを尻の側から撮るのが1枚、それに、私が正上位でかかっているのを横から撮るのが1枚、計3枚だ。
私のデジカメはなかなか良い物だけれど、自動撮影にはなかなか手がかかった。その上にセックスの自己撮りだからなかなか難しい。
一つ撮るごとに一旦合体をやめて、液晶モニターを見ながら面倒なボタン操作をせねばならず、かなり鬱陶しいけれど、苦労して撮るとすべてまあまあの出来だった。
ミサとの嵌め撮りで三脚を使ったのは初めてだ。だから、合体を尻側から撮したのも初めて。モニターをチェックして、2人の尻の大きさがこうまで違うのかと驚いた。ミサの足の裏もでかい。ミサにキックされれば、チビの私は一発で死ねるのかもしれない。
ミサのウエストのサイズは、私が絶対に許せない大きさで、なんと65cmぐらいの異常値だ。腹を屈めると三段腹現象が出た。ため息が出るぐらいだ。
女のウエストが60cmを下回らないと勃起ができない私が、驚異の65cmのミサに、いつも完全勃ちの壮快ピストンの果てにズドーンと射精してきたのは、よほど相性が良い証拠だ。ミサが私に本気で「好き!」と言うから私は勃てる。
店はゴム使用の方針で、私はミサに中出しするが、ミサは基本的にはゴム出しでやっていた。即尺即ベッドの店ではないけれど、私はミサに通い出したヘルスの頃に即フェラを教え込んでいて、ミサはいつも私に即尺即ベッドで応じた。
ヘルスの時に性技を教え、アナルプレイもおしっこプレイも私が導いた。その店では多分ミサが一番性技が強烈だろうと思う。
それにしても、勃起不全治療剤の効果は凄まじかった。ペニスがものの見事に力みかえって突入した。勃起の維持には最悪の、撮影の段取りというしょうもないことをしているのもかかわらずだ。
嵌め撮りの行為に亢奮できて、勃起の支援になったのは、新規の被写体でない限りせいぜい3年前までだろう。あまりにたくさんの女の裸を撮ってきて、もうさっぱり亢奮できなくなっていた。
嵌め撮りが終わると一旦風呂に入った。湯船の中で互いの陰部を洗いあってから、部屋で寛いだ。
「ブランデー、頼むわね」
「ブランデーは、頼んでも良いけれど、君だけ飲めよ」
「えーっ、めずらしい。どうしたの?」
「ドクターストップなんだ」
レビトラのことを考えると、ブランデーを飲みたくても我慢したほうが良かろう。
レモンティーを飲んでから、2回目のベッドプレイを始めることにした。部屋に入ってから40分経っているから、私は性交で射精まで持ち込もうと考えた。
問題はどこで放つかだが、アナルでやろうと決めた。
私はミサのアナル処女を4年前にいただいた。ミサとのアナルセックスは3年前が最後で、それ以降ミサにアナルセックスが完遂できたことがなかった。
試みてはいるけれど、アナルに入るかなと思ってもペニスが逸れて突入できなかったり、嵌めても中折れしたりで、要するに勃起が不完全だった。とにかくアナルセックスをするには、強い勃起が必要だ。
でも、馴染みのミサとは、私は挿入が難しいアナルセックスはともかくも、ノーマルセックスではそれまでうまく遂行できなかったことが一度もない。
ミサはフェラチオがとても上手だし、私の情熱的クンニリングスが大歓迎で、たっぷり愛液を流し、目一杯昂揚して毎度複数回到達した。
だから、私はいつも充分気持ちをかき立てることができて、ペニスの不如意という失策がなかった。ミサとセックスするにおいては、私はアナルセックスを望まない限りレビトラを使う必要がないと言えた。
それでもこれを使うことにしたのは、この服用によって、もし私の体に異変が出たとしても、馴染みのミサならばそんなにあわてずに済む安心感、それに、三脚を使ったデジカメ撮影をしてもペニスが勢いを失うことなく、性行為をきちんと遂行できるだろうと期待でき、更に、久し振りにアナルセックスのシーンを何とかカメラに納められないか、という意欲だった。
ベッドプレイは69からスタートした。ミサは69をかなり淫奔に情熱的にやるから、私はこれが愉しみだった。
いつもはクンニリングスを始めればミサをイカせていた。しかし、その日はミサを先にイカせたくても、ミサのフェラチオに私の最強勃起のペニスが我慢できなかった。
ミサもいつもよりも快調で、汁の量が多かった。私はその汁を取ってアナルに塗りつけ、いきなり親指を挿入した。私はミサに会うたびに必ずアナルに指を入れているから、アナルで指の通りが楽になっていた。
ミサは便秘が常だけれど、その日は、中指を奥深く差し込んでも異物に当たらなかった。
で、私はクリトリス攻めよりもアナル攻めに気が行った。
そうしている間も、ミサはガンガンと私のペニスや金玉を攻めた。ミサの舌と唇の動きは激烈と言って良かった。もうかなりの年数たくさんのペニスにフェラチオをしているから、並の風俗嬢とは雲泥の差の、急ピッチの往復だ。勿論唇で掌握する力も強く、とにかくエネルギーの塊が首と唇に籠っていた。
私は時々ミサに「ソフトに刺激して!」と訴えながらクンニリングスをしていたが、とうとうペニスの勃起が息苦しいぐらいになって、もう嵌めたくなった。
正上位で合体すると、嵌め撮りを目的にした即ベッドと同様に、実にカリのこすれが具合良かった。芯が通ったペニスがとても頼もしく感じられた。全く動かないバギナは、ペニスに対してとても獰猛なミサの口よりもずーっと平和で、ペニスが揺りかごに納まった気分だ。
肉体が射精を要求しはじめたところでファックをやめ、また、69にして、クンニリングスをしながら、更にミサのアナルをほぐした。人差し指と中指の2本が入って、これをねじ回すような動きが楽にできるようになればもう何とかなる。
2本の指先に感覚を集中していると、ミサの厳しい攻めで荒波に揉まれる小舟のようなペニスから伝わる感覚が薄らぎ、ペニスが凪の中に入ったように平和だ。
頃よいところで、ペニスの出番だ。私は、バギナにゴムを装着したペニスを嵌め込んだことは滅多にないし、アナルにゴムを装着したペニスを嵌め込んだこともない。
テラテラと光るカリ首に唾を塗りつけて押し込むと、ペニスが実に軽やかにミサの尻穴にもぐり込んだ。ずぶずぶと入っていった。
──きっもちいい!
それしか言いようがない。さあ、♪♪記念の写真をと〜りましょね!♪♪
デジカメをどこに置いたのか確かめると、手の届くところではなかった。
「ちょっとカメラを取ってくるよ」
アナルの無抵抗の受け入れぶりに安心し、再度の突入に苦労はないだろうと思いながらペニスをきつい穴からゆっくり抜いた。
下へ倒されていた勃起ペニスがピョコンと跳ね上がると、ミサが「あーっ!」と声を上げた。
「ガンガンだ。これならまた苦労せずにおけつの穴に嵌められるぜ」
私はベッドを降りてカメラを取りにいった。それでも、ペニスはノープロブレム。10代のように下腹を叩くことはないけれど、その直径と伸びの見事さ。ナチス下のドイツ軍のヘルメットを思わせるカリエラの微妙な反り返し。
鈴口からチン汁をすくってカリ首に塗りつけ、再度の入れ直しがきわめてすんなりできた。レビトラは言うことなし。神のごとき支援で、実に欣快だ。
私は本格的にピストンを愉しむ前に合体部の写真を撮った。
後で写真を見ると、ペニスが余所へ行ってしまって、ミサのラビアが淋しそうだった。以前のアナルセックスの写真では、ペニスが軸方向に圧縮しているのがはっきり認められたけれど、今回は、つぶれが全く認められなかった。自賛したくなる。
ミサの尻と骨盤がでかいから、肛門部も長いのだろう。アナルに抽送すると、入り口から奥のところまでカリ首になかなかこすれを感じた。最高の勃起だからチン長が最大化して、動作距離に極めて充実感があった。
ペニスを包む肛門部の壁がペニスと一緒になって動くような肛門性交特有の頼りなさもなく、まるでバギナと同様の通過感を得た。勿論、バギナよりは断然圧迫感があった。その機構的抵抗を断固打ち破るこの怒張の確かさ。あきらかにペニスは20代以前だった。
ミサも、根元まで押し込まれたり、カリが抜けそうになるまで引かれたりのペニスの動きに快感めいたものを感じたようだ。
──すっげえ、きっもちいい!
「いくぞ!」
ミサは、まだイカせたくない!、と顔を大きくゆがめて意思表明をした。私がここで精を放ってしまうと、もうベッドプレイが終了してしまうから、それを嫌がったのだ。
まだ自分が気をやっていないから、ベッドプレイが終了してしまえばイク機会がなくなると予想できて、ミサは面白くないのだ。とにかく私はミサに会ってイカせずに去ったことなど殆どないのだから。
私だってミサが願う通りイクのを我慢したい。でも、極めて狭い通路で最強勃起のものをこすっておれば、もう気持ち良くて気持ち良くて、射精をこらえるのはあまりに無慈悲というものだ。
私は切ない声で再度イク許しを求めた。今度はミサが頷いた。慈愛の心だ。
私はミサのアナルの中で激しく射精した。
ペニスを抜くと、一筋の汁跡が尻たぶに走った。ミサが両脚を下ろそうとするのを制して私はカメラを手に取った。アナル中出しの撮影だ。
2人が股間を洗った後、残り時間が50分ぐらいあるので、しばらく語りあった。
私はひとたび射精を果たすと、ペニスの先にまるで感覚がなくなってしまう。若い時からそうなので、もう一度交わる気は全くなかった。勿論そのことはミサもわかっていた。
しかし、話題が尽きかけると、何しろレビトラを使っているのだから、だめでもともとで挑んでみようかと思った。
その日、ミサを嵌め撮りするために最初形ばかりにセックスした。前戯なし、射精する気なしだから「形ばかり」と表現したが、ミサも私もしっかり亢奮していて、2人とも合体前から先走り汁でヌラヌラになっていて、短い抽送でもミサの喘ぎ声はまことに結構だった。
この即ベッドを第1戦とすれば、湯船に浸かった後にした第2戦は、レビトラの威力を活用して正上位のアナルセックスだ。
私は既に接して洩らさずの第1戦をしていたし、浴槽でもミサにガンガンとフェラチオされていたので、第2戦は、アナルに挿入後、(何せ締まりが強烈だから)そのしごかれ具合の良さに堪えきれず、たぶん3分以内に射精した。
ペニス全体から快感が強烈に響き、精液が進行方向から強く圧迫されながら尿道を突進する感覚がはっきりあった。その感覚はまさしく搾り取られたかのようだった。
アナルセックスの時ミサのよがり方も強烈だったが、その前後でミサをアクメに至らせていなかった。
ミサにはいつも必ず到達させ、それも殆どがマルチオーガズムに浸らせていて、ミサは私とセックスすることをいつも待ち遠しく思っている筈だから、私だけがイッて、写真を撮って楽しんでいるのはとても具合が悪いと思った。
ペニスにはすぐ勃起しそうな感覚がないけれど、刺激されればどうなるのか。説明書には「レビトラを服用しただけでは勃起しません。服用後に性的刺激を受けてはじめて勃起します」とあった。これはもう、再度性的刺激を受ける価値がある。
「1回、イカせてあげようか」
「でも、いつも、出した後はなんにもしたくないと言っているのだから、無理しなくていいわよ」
「今日は何となく、やってみたいんだなぁ。君が最初から濡れていたからねえ」
「うん、最初から濡れていたーぁ」
「おまえ、69で、自分がイクことだけを考えろよ」
「うん」
互いに横寝して69を始めると、意外なことにたちまちペニスが硬くなった。それも、ガチンガチンが極まりない。
フェラチオされても、射精前と違ってビンビン快感が走ることはなく、むしろカリ首には殆ど快感がないのだが、それでもどういうわけか勃起しまくった。レビトラの効果は目覚ましい。
ミサも、私が強くクンニリングスをする度に、体のピクピク具合がはっきり認められた。もちろん汁の出もいい。私のペニスをオーラルしながら、時々快感を訴えた。
遂にミサはペニスから口を離し、「そこ、そこ」「あっ、それがいい」などとわめくようになった。ミサはこういうふうにわめき出すと完全に表情が崩れるから、よがらせている人間としてはとっても楽しい。
そして遂に股を閉じるようにして到達した。アクメがかなり早かった。
私の攻めから逃れようとして両脚を狭めるところを私が顔で押し開いて、再度オーラルでグイグイと攻めると、過敏なもだえが麗しかった。私はこのありがた迷惑の乱れが昔から大好きだ。
私はミサの女ぶりに満足すると、その両脚を割ってペニスを押し下げた。
すでに射精した後に、ここまで怒張して突入したのは生まれて初めてだ。10代の頃でもこんな再起力はなかった。
数10分前に射精を果たしたにもかかわらず、3戦目に進めたのが驚異の出来事なのに、その3戦目は69でミサを一度イカせた後、正上位でノーマルセックスをして、8分ぐらい比較的高速の動きで腰を送ることができた。
私はこれまで8分も抽送したことはないと思う。その第3戦は、とにかく日頃肉体の運動を全くしない私のことだから、もう腰がつらくて根を上げた。AV男優の必須能力である汗を垂らしながらのロングピストンは大変な運動であることがよくわかった。
腰を振っていてもカリ首にさほど快感を感じないのが問題だった。しかし、とにかく勃っていた。
ミサは私のクンニリングスでイッた直後のピストン受入だから、かなり明瞭によがった。私はミサの乱れっぷりと強烈なしがみつきに感激して、一生懸命に腰を送った。ミサの顔面のゆがみと握力の強さに煽られて少し腰を振る早さが立派すぎたかもしれない。
しかし、生命の輝き、男性復権だ。栄華のペニス、生殖の誇りだ。私はミサの長い足の間で息も荒くファックしながら、なんだか人生が変わったような気がした。
私は射精後にガンガン勃起の抽送が頑張れることに大変心を躍らせたけれど、とにかく腰がつらくてたまらないし、ファックで汗をかくなんて滅多にないことだし、心臓に負担になりはしないかと懸念した。それに、怒張は立派でも射精の兆しが随分遠いところにあるような気がした。
そもそも勃起を果たすために69でフェラチオを受けていた時、カリ首にあまり快感を感じないのに、それでもペニスが直ちに硬くなった。ミサのバギナを縦横無尽に突きまくっても、やはりカリ首にこすれの感触がなかった。
そういう物足りなさはあるけれど、元気に腰が送れることと、ミサの強烈な悶えがとにかく嬉しい。
とても親しいミサとでレビトラを試したのは大変結構な判断だった。
私がへとへとになって離れた後、ミサは私の勃ちの良さに疑念を浮かべた様子はなかった。
その時私は長いつきあいのミサにレビトラのことを言わないのはまずいと思った。
打ち明けると、ミサは全く意に介さない素振りだった。それどころか、楽しかったと言った。
レビトラは効き目のスタートが早くて、終わりが遅いのが特色らしい。私は昼の2時にそれを飲み、30分後にははっきり効果が出ていた。そして、6時間後、自宅でネットのエロ画像を眺めていると、股間に力強い何かを感じた。
長い時間効くことも間違いないようだ。単に心理的なものなのかもしれないけれど、翌日まで勃ちが良かった。3年ぶりに朝勃ちした。
翌々日、久し振りにネットで勃起不全関係のものを眺めた。検索で出てきたサイトを眺めると脱法的?販売業者の広告サイトばかりだった。
2ちゃんねるを眺めていると、バイアグラとシアリスの使用例が目立った。レビトラを20mgの錠剤で飲む人が多いようだが、体重が80kgあるような男性でない限り、10mgの錠剤で良いのではなかろうか。(国内の正規の販売では、バイアグラ50mg、レビトラ10mgだ)
こういう薬を長年使っていて、なれによる効果のダウンが懸念されるが、長年の間服用の度に同じように効果が現れるらしい。
ある掲示板(金津園ワールド)を見ると、次の書き込みがあった。
バイアグラやシアリスなどのED治療薬はいわば無理矢理勃起させる薬なので、精力剤とは方向性が異なるように思います。
無理矢理勃起させる薬というのは間違っている。「専門家の書いた文章」によればこうだ。
バイアグラとは、そもそもペニスを直接勃起させる薬ではなく、勃起を阻害する体内酵素の働きを弱めることにより、勃起を促進させる薬です。
バイアグラの仕組みは、VIAGRATM(成分名:クエン酸シルデナフィル)という阻害剤で、
勃起を抑える方向に働く物質をブロックすることによって勃起反応を長引かせます。性欲を亢進させて陰茎を勃起させるものではありません。
海綿体の血流の流入と停滞を増強し、陰茎の勃起を誘発、増強するものですので、その気がなくても、服用すれば勃起が起こってしまいます。
レビトラの仕組みは、ホスホジエステラーゼタイプ5『PDE5』という阻害剤で、勃起を抑える方向に働く物質をブロックすることによって勃起反応を長引かせます。
レビトラの仕組
(1) 性的刺激を受けると情報伝達物質として神経終末から一酸化窒素(NO)が放出される。
(2) 一酸化炭素が血管細胞(血管平滑筋細胞)の中に入るとサイクリックGMPという物質が合成される。
(3) サイクリックGMPが溜まると血管が拡張する。その為、血液が多量に流れ込み勃起する。
(4) この時、サイクリックGMPが細胞内のホスホジエステラーゼという酵素によって破壊されると勃起は完成しないが、レビトラの主成分であるバルデナフィルが、ホスホジエステラーゼを阻害することで、陰茎に血液を充満させる。
人間の体の中には、あることに関して正の働きをする物質があるときに、逆に負の働きをする物質も存在することがある。
勃起に関しても、これを助長する物質と抑える物質がある。性的な目的が全く無いときにペニスが勃ち、それが継続するならば、男性は大変困る。勃起を抑えにかかる物質(萎えさせる酵素)は必要だ。
私の10代20代の性的能力を振りかえると、新たに性的亢奮を覚えた時の勃起力は充分だったけれど、射精を果たせば、しばらくは徹底した無反応状態が続いた。その期間が長かった。
50代では、ソープ遊びにおいて、馴染みの女ではあまり問題を感じないけれど、そうでない時はかなり勃起不全になった。
また、ピストン運動中に、自分の腰痛とか相手の咳き込み、性交痛、赤ん坊の泣き声などがあると、すぐにペニスが力をなくした。
これらの事実は、私の、勃起に対して正の働きをする物質や機構組織にはあまり問題がなくて、負の働きをする物質(萎えさせる酵素)が“強い”ところに具合の悪さがあるのでは、と推定できた。
だから、レビトラが効果的になった。もともと勃起力のない男性にはバイアグラやレビトラは有効ではないのだ。
とにかく『無理矢理勃起させる薬』という表現は正しくない。
私は、レビトラを使っていないと「ペニスの先にこすれの感覚が出てこない時=萎える時」で、また、「射精後→萎えっ放し」で、連続のファックなんてやったことがない。なのにその日はそれができた。
私としては初めてのことで、さすがレビトラなんだけれども、驚きを通り越して何だか気味悪く感じた。
だから、汗をかいたところで──これだけミサをよがらせればもう良いだろう──と思い、ペニスを硬くしたまま体を離した。
ミサは、ベッドから流し場に歩む時、完全によろけ、フラフラの状態だった。私は「おい、転ぶなよ」と声をかけた。
これまでオーラルで(時々はGスポットの指攻めを併用し)4回ぐらい連続でイカせると、ミサは立ち上がってよろめくことがあったが、たった1回のクリイキと高速ピストンでの快感でもって、それ以上のノックアウトに至った。
こういうのを見ると、中イキなかりせばセックスは完全なものではないという考えはおかしいと思った。
体を清めた後、ミサと、ソープの客の持続力について語りあった。
ミサは次を説明した。
1戦目はどの客もかなり射精が早い。大体3分以内で果てる。
1戦目が20分とか50分という客がいたりする。
2戦目となると皆長くなる。10分以上というのも多い。
やっぱり早い客も多い。
ピストン時間が長いと、たとえ最初は良い!と思っていても、途中でいやになる。
最初から最後まですーっと気持ちいいピストン時間なんて、なかなかない。
私はミサが中イキできるのかどうか知らなかったけれど(以前にそのことを聞いた時には「中イキはできない」と言った)、中イキさせるには、その時もう少しの持続があったなら可能だったような気がした。
そう思えるぐらいにミサはよがった。別人のようになった。
さて、レビトラを使うようになってから一度だけ服用せずに遊んだことがある。ミサでこれを実験した。
その時の模様は次の通りだ。
馴染みのミサにはレビトラを使わずに会った。そのことはミサにも告げた。
いきなり2人が横寝の体勢になって69を始めると、毎度のことながらミサが熱心に強烈なフェラチオを繰り出すから、もう私の宝刀はカチンカチンになった。
しかも、レビトラを使っていないから、ミサの厳しいフェラチオを受けてもカリ首が過敏にならず、そのため心に余裕があって、ミサに気をやらせるまで、私も強烈なクンニリングスを持続させることができた。
ミサが唸るようにして落ちた後、私は亢奮しきって合体した。
バギナに嵌め込むと、フェラチオされている時よりも刺激が弱いからペニスが少しだけ柔らかくなった。この辺はレビトラを使っていないことがつらい。正上位でかかる私はピストンを激しくして勃起を持続させ、それなりの時間腰を振った。そして射精した。
予想通り、レビトラを飲んでいる時よりも射精感が深かった。補助なしのセックスは久し振りだったから、感覚の違いがよくわかった。
ミサはクリイキをした後嵌められたのに、私の射精が早くて不満の口ぶりだった。ミサの私を咎める顔を見ると、やはりレビトラを飲んでおいて射精まで長持ちするようにしておくべきだったと思った。
レビトラを飲むと、ミサをイカせる前にどうしても嵌めたくなる。ミサの熱心なフェラチオにペニスが我慢できない。これを69ではなくて、私からの一方的なクンニリングスという導入の仕方にしたって、やはりミサをイカせる前に完全怒張のペニスを濡れたバギナに嵌めたくなってしまう。
飲んでいないと、互いに延々と69を楽しめて、ミサも勃起度の甘いペニスを最強の堅さにしてやろうとフェラチオに励みができ、また、長時間の69の結果イキの満足に浸れるけれど、フィナーレの交合のほうはお互いに少し物足りないものになってしまう。本当にセックスは難しい。
即ベッドが終わってから時計を見ると丁度1時間経っていた。結構長かった。
そこで私はレビトラを飲んで2回戦に備えた。しかし、話が弾んでしまって、2戦目は残り20分のところで開始した。
僅かな時間オーラルプレイをした後合体をしたけれど、ちょっと長くピストン運動をしていると、カリ首にはさほど快感を感じないのに腰を送っているから、どうしてもバカバカしさみたいなものが生まれてくる。
腰がつらくなったところで、ピストン運動をやめた。最初の射精の快感は素晴らしいけれど、2戦目はちっとも感動することができない。
肉体が2度目の射精を歓迎していないのだろう。いや、大柄のミサのバギナが広いのが原因なのかもしれない。
ミサに私が初めてレビトラを使った時のことを聞くと次の通りだった。
もともと服用していない時でも(未射精である限り)私のペニスがカチンカチンになることはしょっちゅうあったから、ミサは、その日即ベッドとその次の絡みでは、私の勃起がとても快調なのを見ても全く薬のことを想像しなかった。しかし、私が射精した後少し間をおいてまた絡み合いを申し出て、しかも、69でペニスがビンビンにさせた時には、ミサはED対策薬に思い至ったそうだ。
ミサが、私が新規の遊びをよくしてミサへの対面数を増やそうとしないから愚痴を言った。
レビトラを使い、ペニスの抽送が持続するようになると、ミサが昂まって乱れるのが顕著になった。
初めて服用してセックスした時、私が射精を終えた後ミサが洗い場に行く姿はフラフラだった。その時の人事不省のような顔を思い出すと、私は、もう少し長く抽送すればミサを中イキに持ち込めるかもしれないと思うようになった。
中イキは、昔そこに至ったのかなと思ったのが2例ほどあった。しかし、その後のミサは中イキした可能性が認められるようなものがなかった。
私はミサとの対面では、以前よくやっていたアナルセックスを控え、ノーマルセックスで抽送のやり方と持続に工夫した。
その甲斐あってか、1年後平成18年にとうとう中イキさせることができた。ミサの麗しき痙攣ぶりに実に達成感を感じた。
その後中イキの再現がなかったが、平成19年の夏にこれがあった。日記に書いたものを掲げる。
今日はめずらしいことがあったので書きとめておく。
時間(分) |
区分 |
遊びの内容 |
8 |
|
案内→エレベーター→脱衣+会話 |
10 |
合体 |
オーラルプレイなしで即ピストン運動。女がベッドの端に仰向けになり、私は床に立ち、精一杯射精をこらえて腰の運動をした。 女のよがりっぷりはいつもの通り大変結構だった。 私は接して洩らさずで離れた。 |
7 |
|
会話+飲酒 |
30 |
|
湯船の中で、お喋りしてから、私のアナル毛、キンタマ毛、ペニスの根元の毛を剃らせる。→タオル拭き(股間がすっかりさわやかになった) |
10 |
|
会話+飲酒(つまみは、つちやの柿羊羹) |
1 |
クンニリングス |
女がベッドの端に仰向けになり、私は床に膝立ちして、絶妙のオーラルプレイをした。 |
− |
|
女が気をやる(1回目) |
4 |
クンニリングス |
こそばゆがる女にかまわずクンニリングスを続けた。 |
− |
|
女が気をやる(2回目) |
8 |
69 |
女はすぐ嵌めるように求めたけれど、ペニスが完全勃起になっていなかった。 だから69をした。指入れは短時間だけした。 |
10 |
合体 |
正上位のファック |
− |
|
女が気をやる(3回目)〜〜中イキ |
4 |
|
二人ともグターッとしていた。 |
6 |
|
入浴→うがい→タオル拭き |
22 |
|
おしゃべり→服を着る→エレベーター |
合計時間は120分だ。
女は馴染みだ。クリイキがいつもよりもかなり早かった。ファック中に女の表情の歪みっぷりがいつもよりも極端で、「あんあん」の声がどんどん大きくなっていった。
最初は私が上体を立てて抽送していたが、途中から重ね餅の体勢になって、上からストンストンと腰を落とすようにすると、「あーっ、それいい」の声。
クーラーがガンガン効かせてあるから、重ね餅のまま女の体にしっかり抱きつき、チンボの根元を大陰唇に密着させたまま、ヒコヒコモコモコ突いてやった。
女は、超便秘のクソを超頑張って排出しているような顔だ。そして、女がベアーハグのように私の腰を抱きしめる。かと思うと、尻たぶを二つとも鷲掴みして、引き裂くような感じに引っ張る。誰に俺のアナルを見せているの?という感じだ。
これは、中イキするかな、と思ってみていたら、ふるえが出て、とうとうイッた。
女はしばらく足もとがおぼつかなかった。
聞くと、クリイキが2週間ぶりで、中イキが3ヶ月ぶりだ。
私自身はこの女には2度目の中イキ持ち込みだ。毎度女がイキかけのところで、我慢できずに発射してしまうことがとても多かったから、大変嬉しい。
とにかく、また満足感たっぷりのセックスができたが、腰のダメージは大きかった。楽しいことはつらいものなのだ。
なお、最後の歓談で聞いた話。
真性包茎の客に久し振りについた。40代で独身。ペニスを剥いて洗おうとしたら、手を男に叩かれた。ソープとヘルスによく行っている男だった。当然ゴムを被せてフェラチオしたが、くさかった。射精にも時間がかかって、大変だった。
40代にもなって真性包茎を放置していて、それで風俗通いするなんて、とんでもない奴がいるものだ。
夜、帰りの彼女から来た携帯メール。
こんばんは 今日は会えてとってもうれしかったです まさかお盆に会えるなんてうれしい ちょっとみんなと違う気分です いつも行事には家でしょ だからなんかしあわせ それに気持ちよかったし沢山イケてうれしかったしなによりも一緒にイケたのがうれしかったです 又来月楽しみにして待ってます 今日はゆっくり休んでね 愛しい人おやすみなさい
私以外の男とでミサが中イキしたと聞いて、私はミサを咎めたが、ミサは平然としていた。
その時は、リピーターではない客にとにかくピストンを長くされたようだ。
ミサはクリイキも中イキも私に開発されたと訴えた。それまで(中イキまで)もうちょっとのところが多かった、と強調した。私のピストンが一番具合がよい、と叫ぶように言った。確かに、レビトラを使う2年ぐらい前からファック中の乱れが激しくなった。
それは私が老化するにつれて射精まで時間がかかるようになったのと呼応していた。そして、レビトラを使うことによってミサを完全な中イキに導くことができるようになった。
私は勃起不全からの脱出の喜びを再び噛みしめた。
その翌月またミサを中イキに持ち込めた。その時の日記 2007年9月14日も掲げる。
今日はめずらしいことがあった。
ハートムン+のミサをクンニで2回イカせた後正上位で合体した。
先月ミサを久し振りに中イキをさせられたので、なんとか今月も中イキさせたい、と願った。ところが、ペニスを嵌めてすぐに射精感覚の事前感覚のようなものが生まれた。これは中イキさせるまで持続させるなんて無理だぞ、と思いながら腰を振っていた。
ミサの反応が良くなってきた。ペニスを長持ちさせるには、ガンガンの勃起状態を保つのが一番良い。そして、刺激を変えることだ。
それで、「イキそうだから、舐めあっこに変えよう!」と声をかけて69をした。ミサも私のペニスが微妙なことを心得ていて、玉舐めからはじめ、カリを含んでも強くこすりはしなかった。
また、正上位でかかった。射精しそうなのが治まったと思ったのだけれど、間もなくまた兆してきた。
ミサが快感反応を見せてきただけに、(中イキさせられずに撃沈するのは残念至極)と思いながら、懸命に射精をこらえた。しかし、ペニスの先があまりにも気持ちよすぎた。
「もうダメ。イクぞ!」
そう声をかけると、ミサが激しく首を振った。
「まだ、だめーっ!」
そう絶叫されても、止めることはできない。私はあえなく精液をバギナの奥にぶちまけた。
「もう、ちょっとだったのにー」
完全な怒り顔だ。
私は強い放出感で、ミサにしがみついたままフーフーしていたが、ミサにしきりに残念がられると、動作をする気になった。まだ萎えていないペニスをとにかく動かしてみた。
「あっ、それいい」
そういうや否や、ミサの顔が最前のように乱れだした。ものすごい力で私にしがみついてきた。
私は強く腰を押しつけたまま両手でミサの肩口を持って強い力で引き寄せながら、腰を振りまくった。
突然ミサの力が抜けた。イッたのだ。ふるえは出なかったけれど、表情が変わった。
体を離して横に寝そべった。
「今、イッたんだよな」
「うん。……一緒でなくて、ダメだよー」
「そんなものは、とにかくイケばいいんだろう」
「気持ちよかったー」
ミサがティッシュを取ろうとするのを見たら、指先が震えていた。
ペニスを拭いた後、立ち上がろうとしたけれど、「ダメー」と言ってしゃがみ込んだ。
「立ちくらみになりそう」
「じゃあ、一緒に寝ていよう」
「うん」
「射精し終わった少し柔らかいペニスで、よくイケたねえ」
「精液がグチュグチュになって、それで穴の中でちんちんの動くのが気持ち良かったぁ」
果てたペニスで中イキさせたのは初めての体験だ。
私はレビトラのおかげで圧迫とこすりの弱いフェラチオでもすんなり勃起できるようになった。しかも持続力がつき、女に中イキをよく味わわせるようになった。
そうなると、ミサが熱烈で強烈なフェラチオを長年楽しませてくれたことも、男を亢奮させるマルチオーガズムの素晴らしき肉体を持っていることも、ファックに陶酔のよがり顔を見せてくれることも忘れ、他のいろんな女に嵌めたくなった。
それだけミサとはつきあいが長くなりすぎていた。
(千戸拾倍 著)