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5度目の二輪車(前編)

 平成19年6月に役員を退任し、現役生活を終えた。それで自己慰労で5度目の二輪車遊びをコットンクラブで行った。二輪車は5年ぶりだ。
 既に4回入浴していた小春ようやく新しい通い嬢に登場)と、下調べで1回入浴したチェリー後日素晴らしい経験ができた嬢に登場)を相方にした。
 私から見て小春はかなり上玉のソープ嬢だ。チェリーのほうもファック相手として申し分なしだが、体型が貧弱で容姿的に少し物足りないところがあった。
 平成19年以降で考えれば、金津園ではシャトールーブルと艶グループの店なら初会でもブランデーが飲めた。他の店では、女がルーブルか艶グループの店で働いた経験がない限り、初会ではなかなかブランデーを飲むことができないと思う。
 初会では出し渋るという意味ではない。嬢個人がブランデーを備えていないことが多いと思う。
 そんな時は嬢に用意するよう頼む。本指名なら喜んで配備する。店の備え置きはあんまり飲みたくない。
 私は長年金津園で遊ぶと必ずブランデーのロックを飲んだ。嬢が用意していないと店の物を出させた。ブランデーを用意しないような大衆店には入らなかった。
 昭和60年以降、ラ・カルチェ、貴公子、ヴィーナス、重役室、迎賓閣、宝石、マスターズ、恵里亜と、当時料金の比較的高い店に入ったから、ブランデーのロックを飲まずに遊んだことが殆どなかった。
 そんなことを振り返ると、近頃はブランデーが用意されていることが少なくなったので寂しい。もともとブランデーなんて知らなかった嬢も私が通うようになると必ずブランデーを用意する。すると、仲間の嬢に無断で使われたという非難をよく耳にしたから面白い。
 平成19年のことだが、コットンクラブの小春とチェリーは2人とも輸入物の結構なブランデーを用意していた。
 チェリーの初会は確か新品のカミユのXOを戸棚の奥から取り出して開封した記憶だ。小春から私がブランデーを飲むと聞いて高級銘柄をわざわざ用意した。それは遊び人冥利に尽きる。また、艶グループの指導が徹底していることに感心する。
 私は小春とチェリーの二輪車で遊ぶことにした。退任慰労で豪勢に遊ぶと決めたからには、時間を充分とってとことん卑猥なことをやり尽くしたかった。役員を退任するというサラリーマン人生の葬儀であり、他人の手下となって忍従の日々を送った馬鹿馬鹿しい人生から解放されるのだから、これは連合軍のベルリン侵攻以上に祝福されるべきだ。
 だからダブルの時間で予約した。すごい奮発でもって人生最後の豪華絢爛な祭典だ。そして、二輪車遊びは5年ぶり。決行する記念行事に私は思い入れが深かった。2年前から構想して、祝典に相応しい相方を探した。
 相応しい相方というのは、(1) 2人の仲が良い、(2) 過激な性技ができる、(3) イケる体質である、(4) 私を歓待する心が充分ある、という条件だから、これを2人揃えるのはなかなか難儀だ。これまで結構な数入ったルーブルとダイヤモンドクラブでは候補者2人を揃えることができなかった。イケる体質というのがなかなか難しい。
 その結構な女が見つかったのだから、わくわくしてその日を待った。

 待合室で案内の呼びかけを受けたのは予約の時刻午前11時だ。
 廊下を進むと小春とチェリーが待っていた。2人は背丈にかなり差があるが、両方とも衣装が似合った。小春は黒系のドレッシーなロングドレスが長身に映えて、チェリーは鮮やかな黄色のワンピースで、スカートのカットのラインとひらひらの飾りつけが小柄な体に合う華やかな服装だ。
 私は「よろしく頼むよ」と言って、左手で小春のお尻を揉み、右手でチェリーの陰部のあたりを撫でた。
 部屋に入ると、私は先ず宣言した。
「今日はね、僕が37年働いたのがお役ごめんになって、それで自分を労うために時間もダブルにして、豪勢に二輪車をやるのだから、徹底的にエロくやりたいの。2人とも思い切りエロくなってね。今までで最高のエロというのを発揮してほしいんだよ」
 2人の女は、おまかせあれという顔で微笑んだ。そして、小春は私の上着をハンガーにかけると、ワイシャツのボタンを外しながらキスをしかけてきた。
 チェリーはしゃがみ込んでズボンの上からペニスを揉んだ。
「もう、勃ったぁ」
 甘い声を出して、ズボンに浮き上がったペニスの形を指2本でなぞった。私は、チェリーのいきなりの親密的痴態にニンマリした。
 チェリーは、私の主の相方である小春に遠慮することなく正面に位置取りし、私のネクタイを外し、ズボンのベルトも開けた。小春は衣類を片づける役だ。
 個室は小春がいつも使っている部屋だ。金津園の超高級店の部屋に匹敵する広さで、3人いてもちっとも手狭な感じがない。でも、目の前に女が2人いるのは何やら奇異な感じがする。
 ズボンを脱いだところで2人に質問した。
「僕は貴女方2人に既に入浴していて、そして、今日約束の二輪車だ。2人ともこれまで二輪車は結構やっているだろうけれど、その時、お客が二輪車の2人の女の両方に対して初対面ではないということがあったかい?」
 小春とチェリーは私の質問の意味を図りかねて、怪訝な顔をした。
「自分がしたすべての二輪車を考えてみて、二輪車の2人の女のどちらかはお客と初対面ではないことが多いだろうけれど、あとの1人はそのお客と初対面のことが多いのではないかい?」
 2人の答は私の想像していた通りだった。
「やっぱりねえ。……初めてというのは、やっぱりのりにくいよね」
 小春もチェリーも頷いた。
「僕はチェリーちゃんのことは何もわからないから、ちゃんと事前にチェリーちゃんの性格とおまんこの性能をチェックして、小春ちゃんとチェリーちゃんの組み合わせで二輪車をしようと決めたんだ。チェリーちゃんがエロいプレイができるとわかったからだよ。勿論チェリーちゃんが僕に馴染んでもらうのも目的だ。金津園で二輪車をする客はたくさんいても、二輪車の女を下調べで入浴するような客はなかなかいないと思うぜ。こんな律儀に真面目にエロを追求する男ってなかなかいないのだから、うーんとエロくなってよ」
 小春とチェリーがおまかせあれという顔で迫ってきた。私は部屋に入ってからずーっと立って服を脱がされていて、ここでパンツだけの姿になった。2人の女はなぜかドレス姿のままだ。
 今度はチェリーが私の唇に吸いつき、派手に口を開いて長々と舌を絡ませた。年寄りの私の口に対しおいしそうにやっている感じだから嬉しくなる。
 小春は私の足もとにしゃがんでパンツの中に左手を入れて陰嚢をまさぐり、右手の指で生地にペニスの形を浮き上がらせた。勃起の形と先走り汁で生地が広く濡れているのを、「見て、見て!」と妖艶に微笑んでチェリーに示した。私はきっと待合室にいた時から先走りを流していた。とってもエロい光景だった。
 チェリーが我慢汁の出方に感嘆したのを受けて、小春はペニスの強張り具合を冷やかし、パンツ越しに指先でペニスをしごいて、布地の上からカリを含んだ。
 私は突っ立ったままエロプレイをされていたけれど、そろそろと思い、2人に裸になるように促した。
 ドレスを脱ぐと、小春は大柄の、肩の張った逞しそうな肉体で、目立つウエストの括れがもう見なれたラインだ。一方チェリーは小柄で肩幅がおとなしく、乳房が小さい。上体に肉付きも起伏も乏しく、ウエストより下側で脂肪層が急に厚くなる。魅力的なスタイルとは言い難いけれど、肌の白さが取り柄だ。
 チェリーの初会で、私は裸になったチェリーの下腹がポッコリ出ているのに目をとめ、腹を撫でながら、「女の子のおへそ辺りからポコッと出ているのは卑猥で、いいんだよねえ。男の突き出た腹は胃の辺りから出っ張るけれど、女はおへそから。ボッティチェリのビーナスみたいなの。…うーん、いいよ」と言った。
 チェリーは「わたし、これが恥ずかしいのだけれど、そう言ってもらうと…」と返して、微笑んだ。
 小春と一緒に下着姿になれば、どうしてもチェリーの肉体は見劣りする。そう観察していると、ドレスをハンガーにかけた小春が下着姿でポーズをとって何か言った。私は耳が遠いから聞き取れないが、聞き返すのも癪なので「うん」と生返事し、「2人とも邪魔なもの、全部とって!」と求めた。
 私は目の前のチェリーのブラジャーのホックを外した。小春は晴れやかな顔で私の顔を見つめながら自分で脱いだ。
 女が2人もいると、どちらを眺めたらよいのか困ってしまう。でも、小春は何やら挑発的なのにどうしてチェリーに譲る姿勢なのだろうかと私は思った。
 2人が下着を部屋の隅にかたづけると、私はチェリーの気持ちを掴むために用意していた軽口をかました。
「ねえ、チェリーちゃん。口を開けて舌を出して」
 チェリーが目を見開いて言われた通りにした。
「ねえ、小春ちゃん、チェリーちゃんのベロを見て。紅くてとっても綺麗な色をしているだろう。普通は誰でもベロの中ほどが白くなっている。ベロの全面が真っ白になっている女だっている。きっと精神安定度が悪いんだろうね。その白いのは、舌の苔と書いて舌苔というものなんだよね。それで、チェリーちゃんのベロは白い舌苔が絶対ない。舌の全部が紅くて、本当に綺麗でしょう。絶対に舌苔がない。…この前チェリーちゃんに入って、僕が一番感心したのは、チェリーちゃんのベロが綺麗なことと、このベロの口で熱烈なディープキスをすること。あれだけ見事にディープなキスをする女なんて、僕は20数年間金津で遊んで、出会ったことがない。すごいよ。それと、このポコンと飛び出たおなか。エロいカーブだよね」
 チェリーは乳房が小さく、胃のあたりも前方へ突出してはいないが、下腹がこんもり出ている。そして、肌がとても白く、パイパンにしてあるから着色の乏しい陰裂がもろに目に飛び込むので、全裸の姿はなにやら卑猥だ。
 小春もチェリーも私の露骨な指摘を面白がった。
 私はパンツ一枚の姿になれば、いつもなら自分でさっさと脱ぐけれど、その時はそのままソファーに腰を下ろした。
 小春とチェリーが代わる代わる私にキスをした。キスの相手をしていない時は、パンツの中に手を入れてペニスを弄う。2人がコンビプレイを心がけているのがよくわかる。
「ねえ、いつまでもパンツを穿いていたのでは、ちっともキンタマを舐めてもらえないじゃない」
 小春がパンツを剥ぎ取り、籠にしまった。それに目をやると、先走りで湿ったところが乾きやすいように置いたから、何やら生々しい。
 その間にチェリーが私の足の間に入って、いきなりタマキンに舌を這わせた。小春が私の腰に横に寄り添ってフェラチオを担当した。
 そこで私はチェリーのしたことに驚いた。
 チェリーは私に尻を前に出すように求め、いきなりアナル舐めにかかった。それも、両手で尻たぶをしっかり開き、舌の先だけチロチロするのではなく、舌の全面をしっかり押し当てて肛門のふくらみを掃いた。
 何せ未洗浄だからこれはすごい。私のアナルは大変見苦しく凸凹している上にたちが悪くて、洗ってから時間が経てば必ずにおってくる。だから、恐縮する気持ちもあるが、サディスティックな悦びも感じる。
 だいたい、ローション液という皮膜が覆ってない時に、洗わぬまま尻たぶを開かれて、舌先でなく舌面全体でもってアナルを強くこすられたのは、入浴回数が3回以内の女では僅かに2人目だ。これは嬉しい。
 小春は私の腰の左側に位置を取り、左膝頭で私の上げた左足の腿を支えて、カリを咥えた。チェリーが私のアナルを舐めやすいように、小春が気を配っているのがよくわかる。眼下のチェリーの超エロい舌使いを眺めながら、競うように穂先を舌で強くねぶりたてた。
 私は赤ん坊がおむつを替えられる姿勢でヒイヒイ唸った。素っ裸でこんな格好をするだけでいい加減卑猥なのに、私の裸の股のところに2人の女の顔があり、2人が視線を交わしたり、私の顔に視線を送ったりして、更に、私の先走り汁の多さに感嘆して、妖しい笑みを2人で交わしているというのが何とも非日常的で超常的だ。
 この時私はその二輪車プレイの全時間が間違いなくたっぷりエロモードで進められると確信した。先走り汁があまりにもたっぷりで、私の肉体がエロモードの凄さを客観的に証明している。
「洗っていないお尻の穴を舐めてくれるなんて、チェリーちゃんはすごい。僕の一番汚いところを、綺麗なベロでしっかり舐めてくれたお口にキスをしてあげる」
 私はチェリーに熱い心でキスをした。チェリーのキスは私の舌だけでなく上下の唇まで同時に含もうとするぐらいに熱烈さを演じた。
 小春とチェリーが位置を変えた。小春が私の股間に来てタマキンを攻めた。四つん這いの小春を頭のほうから見ると、肩幅があって、全く女土方だが、ウエストの括れから尻へとふくらんでいく曲線が何とも悩ましい。
 私が望む通り、小春は玉袋を引き伸ばし、睾丸を咥えて揉みたて、チェリーの舐めるだけのと違って痛いぐらいに口を使うから、結構なマウスマッサージになった。現に、私は「痛い!」と声を出しそうになったぐらいだから素晴らしい。小春はもう私の好みが完璧にわかっていた。
 チェリーは私の左側からフェラチオした。小春のフェラチオと比べれば少し優しい。黒髪が小春よりも長くて、黒光りの艶があり、女らしい横顔だ。
 カリをねぶっているチェリーの口もとを見ながら私は小春に言った。
「ねえ、小春ちゃん、僕のチンボの中ほどにイボみたいに黒くふくらんでいるのがあるだろう。この前チェリーちゃんに即フェラを受けた時、チェリーちゃんはこのイボをじっと見つめたよ。これなんだろう?という顔で」
 すぐにチェリーが反応した。
「違うわよ。それを見ていたのじゃなくて、私、あっ、タマタマの毛が短くしてある、と思って見ていたのよ」
「あはっ、そうだったんか。キンタマの毛をわざわざカットしてくる男なんて滅多にいないからねえ。僕がキンタマを舐めてもらうのがいかに好きかよくわかるでしょう?」
「うん」
 名古屋より西の都会育ちの小春は「ええ」と肯定するが、東京より北の田舎育ちのチェリーは「うん」と肯定する。
 私はソファーに大股開きで座って2人の女の熱烈なオーラル愛撫に浸った。小春もチェリーも私のチンボ汁の量の多さを面白がった。20代30代の男ではないからこれはある意味欣快だろう。小春は口をすぼめて汁をすするという卑猥で親密な仕草をした。指先で鈴口から粘液をすくい取り、手の甲に塗りつけて遊ぶ嬌態も見せた。そんな痴態が目の前で展開するから、なおのことチン汁が流れる。
 そして次は、ソファーを使った座位で、チェリーを跨らせることにした。
 対面の形でするために、私は少し腰を前に出し、チェリーはソファーの上に上がって、私の腰の横に両足を構えてしゃがんだ。ソファーは腰掛け部も背もたれも低いから、私の体はかなり天井を向いている。チェリーが中腰で大股開きして、ベトベトになったペニスを右手に掴んで尻をそろそろと下ろしてきたのが、実に露骨な光景だ。張りに張った穂先がチェリーの閉じた陰裂を広げてツルンと収まった。
 小春は私の足の間にしゃがみ込み、チェリーの尻の後ろで挿入の様を見ていて「エロいなぁ!」と景気づけの声を上げた。確かに女上位で嵌めているのを尻の側から見ると、女のアナルが浮き上がり、会陰の向こうでペニスがぶっ刺さって、睾丸が引き締まっている景色は、この角度からご本人が見ることがないだけに本当に卑猥だ。
 そのまま顔を沈めて、2人の合体部あたりに唇や舌先で何やらイタズラをしかけ、手で私のタマキンをかまっていた。
 チェリーは腰を上下させながら私にディープキスを迫った。私は口と股間のすべてが快楽を追求する稼働状態で女上位の嵌めを存分に楽しんだ。
 満足して、射精に至る前に「はい、もういいよ。ありがとう」とチェリーに言った。
 ここまでで小春もチェリーも常に私のために何かをしてやろうとしていた。高額消費の意識が完全に吹き飛び、リタイヤ記念式典がまさしく痛快に進行している。
 チェリーがソファーから下りると私は言った。
「じゃあ、皆で舐めあっこしよう。2人とも僕がおまんこを舐めたらよがりまくれよ。…でも、本当にチェリーちゃんのキスは思いっ切り良くて素晴らしいねえ。ここまで深いキスをする女の子というのはなかなか金津にはいないよ」
 3人がソファーからベッドに移動した。そこで私は気が変わり、すぐクンニリングスするのではなくて、鶯の谷渡りをしてみようと思った。
「鶯の谷渡りをしたいな。2人に順番に嵌めるやつ。2人ともベッドに並んで寝てよ」
 先に小春が仰向けになり、その向かって右側にチェリーが仰向けになった。2人とも言われなくてもきちんとM字開脚だ。2人の脚の長さにはっきり差があった。
 毛もじゃの褐色が目につく女陰と、生白いパイパンマンコが並び、マンコ2つ両手を使って全開している景色がエロすぎる眺めだ。本当に開きマンコというのは素晴らしい。
 私は床に立ったまま先ず小春に嵌めた。すぐさまチェリーが半身になって小春の乳首を口に含んだ。
 それを見て、私はチェリーに腰を小春の腰に寄せるように求めた。近寄ったチェリーのバギナに指を入れ、中の感触を探りながら、小春のマンコをペニスで突いた。ペニスの剛直ぶりが頼もしい。
 小春もチェリーもバギナの刺激によがり声を上げた。この段階ではフェイクが半ばだろうが、雰囲気を盛り上げようとする心が結構だ。私は調子よく突きまくった。
 次に私は同じく立位でチェリーとつながった。やはり小春よりもだいぶ体が小さく感じる。小春の乳房は大きく揺れるが、チェリーの乳房は小さく揺れる。チェリーは良い声を上げた。チェリーのラビアは着色がかなり淡い。更に、低くて、張りがある。だから、股を開いただけでパカッと割れやすい。その2枚を分岐する肉の峰が細かった。
 私が顔を俯け、ペニスをくわえ込む割れ目に見とれてファックしていると、小春の顔が迫ってきた。熱いキスだ。
 小春は私にキスをしながらチェリーの陰核茎部を揉んでいた。その丸い稜線の肉塊と大陰唇の間がはっきり窪んでいるのがチェリーの陰核茎部の特徴で、軟らかすぎて実に頼りない肉塊だ。だから、よく揺さぶられていた。
 女の指が他人の陰核茎部をこね回している光景は本当にエロい。小春が私から口を離し、弄っている肉の小山脈と、その下でペニスが出入りするのを見つめている。その横顔がなんとも妖艶だ。小春は眼がきれいだ。
 小春とチェリーの2人とも、常に何かをしようとしているのが実に素晴らしい。2人のマンコに続けて突入してバギナの感触の違いを味わい、私は充分満足して体を離した。
 私は湯気が立つようなペニスを突き立てたまま言った。
「2人にチェリーちゃんについての僕の感想を教えておこう。チェリーちゃんの特長は、キスが思いっ切り良くて素晴らしいこと。ベロが大変綺麗なこと。とにかくこれは感心できるね。そして次は、チェリーちゃんのおしっこの穴が小さいこと。僕はこの前の時、チェリーちゃんのおしっこの穴に綿棒を入れて遊びたいと言ったら、おしっこの穴が小さいからダメと言われたんだ。本当に小さいんだよ。おしっこの穴が。男の尿道口と同じぐらいだね。それを3人できちんと認識しようよ」
 私は先ず小春をベッドの端でM字開脚させた。
 割れ目を指でパカッと開けさせて、チェリーと一緒に小春の尿道口を観察した。
「小春ちゃんのおしっこの穴の大きさは、マッチの軸2本分以上開いているよね」
 次にチェリーを同じようにご開帳させ、小春と一緒に眺めた。
「ほら、マッチの軸一本分だよね」
 ついでに、割れ目の長さ、尿道口とクリトリスとの距離、割れ目の中で膣口の位置、こういうことについて小春とチェリーの性器の違いを実地に説明した。小春もチェリーも私の露骨な解説を面白がった。
 私は調子に乗って小春の陰核を完全に剥きだし、チェリーに見せた。
「チェリーちゃん。小春ちゃんのクリトリスは大きいだけでなく、しっかり剥きだせて、クリトリスの付け根まで簡単に見えるんだよ。すごいよ。見てみようよ」
 私の2本の指の間で、先があまり丸っぽくないクリトリスが見事に突き出ていた。チェリーは鼻がつくまで顔を近づけ、小春の肉豆の付け根を確認した。仲間のクリトリスを凝視する女の顔は本当に魅力的だ。
「クリトリスの付け根が見えるほど皮がつるんと剥ける女はそんなにいないよ」
 私は2人の女の親密感満点のご開帳ぶりに触発され、また、ペニスを収めるところに収めたくなった。
 チェリーのエロい凝視が可愛くて、私はチェリーのバギナにペニスを入れた。その前後運動の間、小春は私のアナルやチェリーのアナルをいじっていたようだ。
 ペニスでチェリーのバギナを充分突いた後、3人が直列的にオーラルすることにした。私は連鎖のオーラルプレイのポジションを2人に説明した。
 先ず小春をベッドの端に仰向けにならせた。私は床に膝をついて小春にクンニし、チェリーには床に仰向けになるように求め、私の股の間にもぐり込ませた。チェリーの小さな顎が丁度タマキンの下に来た。
 私はチェリーに下からペニスやタマキンをオーラルさせて、チェリーの口の中にチン汁をたっぷり流し込み、同時に、小春のクリトリスを舐め揉みしてよがり汁を出させるのが狙いだ。
「チェリーちゃん、小春ちゃんのマンコが僕に舐められているのを下から眺めて亢奮するんだよ。キミのマンコと違って、毛が多くて見えにくいけれどね。小春ちゃんはマンコ汁がとても多いから、その汁が出てくる瞬間をよく見届けてよね」
 チェリーは返事をするとすぐに猛然とフェラチオにかかった。
 私はカリ首が厳しく揉まれる快感に呻きながら、小春の恥毛をかき分けて懸命にクリトリスを刺激した。もう見なれてしまったが、なかなか大きめの陰核だ。
 小春の陰裂がすぐに潤ってきた。
「小春ちゃんのマンコ、濡れてきたろう?」
「うん」
 チェリーがペニスを口から外して返事をした。
 私は更に心を熱くして、小春の喘ぎ声に耳を傾けながらクンニリングスを続けた。しかし、膝立ちした両膝の間隔が広いので、次第に股関節がおかしくなったし、硬い床に接している膝小僧も痛くなった。
 それでも、下になったチェリーが熱心に私のペニスやタマキンやアナルを攻めているから、股関節と膝の悲鳴をこらえた。チェリーの攻めは射精しそうになってもおかしくはないほど厳しい刺激だけれど、カリが張りに張っているから、その気配がなかった。
 小春はといえば、よがり汁が出ていてもイクのがもともと遅いから、アクメまで至るのは難しそうだ。
「チェリーちゃん、小春ちゃんのマンコ、見ている」
「うん」
「ヌタヌタだとわかるだろう」
「すご〜い」
「濡れた割れ目って、本当にイヤらしいでしょう」
「う〜ん」
 女が同性の、愛液で濡れた割れ目を目の当たりにするなんてことは、いくらソープ嬢でも先ずない。そもそも客が嬢の割れ目をよがり汁でベトベトにするなんていうことがなかなかないから、これはびっくりする景色になる。
 私は口の周りを小春のあわび汁で光らせ、気分を昂まらせて熱心に小春にクンニリングスしたが、ますます膝と股ぐらがおかしくなった。とうとう我慢できなくなって、立ち上がった。
 ペニスを見ると、紅くふくらんで湯気が立っているみたいだ。
 小春の麗しのM字開脚姿の股ぐらを見ると、毛に囲まれてパカッと開いた割れ目と、しょぼ毛に囲まれてギューッと閉じているアナルに実に存在感があった。誘われるように割れ目を指で開いて、立位で小春とつながった。
 チェリーは、私が腰を振るのを見て、少し間をおいてからベッドに上がった。四つん這いの格好で小春に寄り添って、小春の褐色の乳首を舐めはじめた。
 私はチェリーの尻を引き寄せ、バギナに中指を入れた。勿論アナルとバギナに指の2本差しもする。目の前に女が2人横たわり、片方の女のアナルとバギナの両方に指を入れながら、別の女に腰を送るという動作は初めてした。なかなかエロい。
 小春のバギナに存分にチンコピストンすると、次は、チェリーがベッドの端で仰向けになる番だ。小春がベッドから下り、私に寄り添った。
 チェリーは楽しそうにベッドの端でM字開脚した。
 その陰核茎部はなかなか長く、明瞭に盛り上がっていて可愛らしい。肌が白いから、陰核茎部も奇妙なほどに淡い肉色をしている。充血してもぷよぷよの頼りない感じで、先端は小さな包茎クリトリスだ。周辺に邪魔な毛が生えてなくて、着色が乏しく、ぷよぷよしているから、とても露骨で、生々しくしていやらしい存在だ。かまって!と自己主張しているように見える。
 私はチェリーの陰核茎部にしゃぶりついた。姿勢は、膝立ちして腰を浮かせ、小春がペニスやタマキンにさわりやすいようにした。
 小春は私のペニスの先に、チェリーを凌ぐほど粘着的にフェラチオし、私がチェリーにクンニリングスしているのを眺めるためにフィンガー弄いに攻め口を変えると、これもこすり方がかなり厳しかった。
 私はカリ首への強烈な刺激に唸りながら、チェリーのクリトリスを攻めた。剥きにくくて包皮が被ろうとするのを唇や指先で懸命にとどめ、クリトリスに執着心をかき立てて攻め続けた。
 チェリーも小春と同様に陰核茎部を厳しく刺激されるのが好みだった。チェリーは腰を蠢かせ、妙なるよがり声をあげていた。
 私はたっぷりクンニリングスして口が疲れると、小春にチェリーのマンコを舐めるように求めた。
 小春が四つん這いの格好でチェリーの開脚した股ぐらの前に入った。小春はいきなりクリトリスに攻めかかり、その舐め方は軽いお座なりのものではなく、実に本格的だった。
 女がマンコを舐めるといやらしさ抜群だ。小春は舌を長く突き出して柔らかい肉塊を強くねぶっていた。
 チェリーの柔らかいよがり声がなおも続いていた。私は横から女同士のオーラルプレイをボーッと眺め、右手を小春の後ろ側から伸ばしてマンコやアナルをかまっていた。
 そして、これに飽きると、クンニリングスしている小春の後ろにまわり、アナルとマンコを眺めた。
 腰からふわっと広がった見事な尻の中央に褐色のアナルが目につく。小春は浅黒いほうだから、股間は全体に色が濃い。その上、恥毛は生え放題で、かつ、アナルの回りの肌は毛穴がボツボツしている。耽美しにくい景観だが、実に人間的でいやらしい。そして、毛に囲まれた色の濃いマンコがグショグショになっている。この眺めがエロすぎる。
 濡れそぼった陰裂というのはエロ小説にはいくらでも出てくるけれど、現実にはそんなにはない。エロビデオでもなかなかこれはない。せいぜい潮吹きに思わせる強制排尿で濡れているぐらいだ。だから楽しい。
 私はたまらず後ろからペニスを突き入れた。大柄な小春の見事に尻らしい尻に手をあてがって、背中にかかった黒髪が踊るのを見ながら中腰でパコパコと運動するのが楽しい。
 小春は私の突きを受けて、時々声を洩らしながら熱心にオーラルプレイをしていた。チェリーの腿を手で押さえつけて、舌を使う様子はまるでむさぼるようだった。
 私は射精をこらえてペニスを小春のバギナから抜き、チェリーに言った。
「ねえ、チェリーちゃん。僕のチンボが入っていた小春ちゃんのマンコ、すっごくヌラヌラだよ。僕のチンボ汁と小春ちゃんの濃厚なお汁のいやらしい液がいっぱい混ざって、おいしい味がすると思う。舐めてみて」
「うん」
 小春が悪戯っぽい顔をしてベッドに上がり、チェリーは上気した顔でベッドから下りた。
 小春がベッドの端に座り、両肘を後ろについて両足を引いた。豪快なM字開脚だ。割れ目を見ると、大陰唇の毛がそこら中濡れて張りついていた。
 そこへチェリーが顔を寄せた。
「うわーっ、すごい」
 そう声を上げてチェリーは小春のマンコに唇を押し当てた。紅いきれいな舌を長く伸ばし、ぬめったところに這わせる。ベロの使い方が本格的だ。陰裂底を味わった後、きちんとクリトリスを攻撃している。
 私はカリ首をこすりながらそれを見ていて、声をかけた。
「小春ちゃんのマンコはすごい濃厚味だろう?」
「うん、こ〜い」
 両目が三日月形になっていた。口の周りが粘液で濡れている。その粘液は99%が小春の愛液で、私の唾液は1%だ。たまらず私はその口に吸いついた。
 私がしているようなエロ会話とエロ誘導は、エロビデオの男優もよくしている。女優がそれを受けて淫らにやっているが、あれは殆ど演技だ。第一、まともに割れ目を濡らしている光景なんて見たことがない。
 でも今は、小春もチェリーも私のエロ会話とエロ誘導に楽しく乗り、本気で性愛行為をしている。2人の女が気持ちを昂まらせて根元的欲求のごとく行動し、攻めのプレイでも受けのプレイでも見事に淫ら絵図ができあがっている。私は会心の色道を実践している想いがした。もうすべてが猥褻すぎてたまらない。
 男と女が裸になって絡みあう時、イクことの次に大切なのは愛液が出ているかどうかだ。神様は人間に愛液(よがり汁、マンコ汁、ラブジュース、先走り汁、我慢汁、チンボ汁)という素晴らしいものを与えてくれた。これを単に潤滑液としか見ないのは大変愚かなことだ。
 愛液が好感度と亢奮度の計測に一番有効なツールだ。エロビデオでは、男優が女優の陰裂を指でまさぐって粘液が出ていると亢奮を冷やかすシーンがよく出てくる。あの程度のものは愛液の流出とは言わない。多くの女性はセックスすることを目的としてショーツを下ろせば、膣口辺りが湿潤しているものだろう。
 よがり汁の流出とは、見事に濡れそぼった上でシーツに円形の立派な染みを作ることだ。勿論指ピストンによる強制潮吹きの染みなんていうのは問題外だ。
 愛液は肉体の刺激に精神の昂揚があって“相対的に”量が飛躍的に増えていく。つき合っている男女のどちらかが相手に対し心が醒めたなら、その気持ちが醒めた男や女は、出す愛液が必ず従前よりも減少する。
 こういうことをきちんと観察するためには、女に愛液を流させる方法を男は心得ておかなければダメだ。
 変わりなく惚れ心や好感度や関心があることの証として女に“甘い言葉”を求め、その表情や言葉に一喜一憂するなら、愛液の流出具合を観察するほうがはるかにましだ。これはその日の体調に影響されるが、基本的に正直で嘘がない。大体、笑顔や言葉の温かさというのだって、その時の機嫌にも影響される。
 女は男の我慢汁を観察しなくても、『折れた煙草の吸いがら』とペニスの勃ち具合の変化で心変わりがわかるけれど、男は女のよがり汁の量の変化で心を察するより他はない。
 また、男には、女に全く心が冷えても、ペニスをしごかれればすぐ勃つ性欲の権化のようなのもいる。そういう場合は、我慢汁が以前に比べてどう変わったかを見ればいい。
 私も2年とか5年とか通ったソープ嬢に、いつのまにか惰性で通うようになれば、我慢汁の潤沢さが明らかに消える。私自身がそれは老いのせいだと思っていたけれど、振り返ってみると実は違っていた。
 そして私は、女の愛液の本当の量が知りたいから、陰裂に唾を落とすようなことをしない。唾を潤滑に用いるのではなく、潤滑剤を女に出させるのだ。
 小春もチェリーも立派に陰裂を濡らしていた。2人ともシーツに円形の染みを作った。そして、チェリーは小春のマン汁をすすった。
 私は2人がマン汁を垂らし放題なのが嬉しくてたまらなかった。妙な緊張も気取りもてらいもなく心の底から淫乱行為を楽しんでいるのがこれで証明されている。有料の性的サービスの匂いなど微塵もない。それが実に爽快な気分を呼んでくれる。
 そこまでは私を含めた2人が床のところにいて、小春とチェリーのどちらかがベッドの端でM字開脚をしてよがっていたが、次は3人ともベッドに上がった。
 私は2人の乳房を口で愛撫したり、マンコを指でペッティングしたりして、キスも交わした。2人とも雰囲気に乗って淫らな声を出していた。
 流れで、小春とチェリーが私を放ったらかしてキスを始めた。大柄と小柄の2人がベッドの上で膝立ちして抱き合う様はとても妖しい雰囲気だった。
 小春の体はたおやかさが足りないし、チェリーは貧乳すぎて素敵なプロポーションとは言い難いけれど、2人を見ると、まさしく、女の背、女の腰、女の尻で、男と女が抱き合っているのよりもずーっと美的だ。
 2人の艶めかしい横顔を見て、小春とチェリーがたっぷり盛り上がっているのを悦ぶ一方で、女同士がキスをしているのを何やら奇異に感じた。私は5万円ぐらい貰わなければ、男とキスすることはできない。
 私は、小春とチェリーが髪を揺らしながらキスするのを横から眺めながら、ペニスの先をこすっていた。そして、その日初めてペニスが寂しいという事実に気づいて、もう即のプレイも随分長くなっているはずだから、どちらのマンコで射精しようかと考えた。
 小春の中で放った数のほうがチェリーに放った数より多いから、やはり客人のチェリーにぶっ放そう。キスをしている2人に「嵌めたい」と声をかけた。
 私はチェリーを普通の向きに寝かせ、正上位でつながった。最初は上体を立てチェリーの太腿の裏を両手で押さえつけて、合体部を見ながら腰を送った。チェリーの陰裂がパックリ割れて中がポッポとしていた。
 小春が寄ってきて唇を求めた。私は腰をゆっくり動かしながら長々とキスをした。
 それまで殆どの時間カリが刺激されていたのに、早漏のペニスが長持ちして、縦横無尽にチェリーの膣の中を暴れまくった。チェリーのよがりっぷりが愉しい。マンコの色がかなり淡いから、ひたすら突いていると何やら痛々しい感じがした。
 私は唇を離すと、接合部が小春に見やすいように、チェリーの両足を畳むようにして上に被さった。マンコがやや上向きになり、抽送は、上から腰を落とすようにやった。ヌチャヌチャ感が増した。小春がベッドの上で這いつくばるようにしていたから、チェリーのアナルがよく見えるはずだ。
 小春は私の後ろから顔を寄せ、2人のアナルや私のタマキンを舐めていた。
「小春さん、すご〜い!」
 チェリーが小春の淫乱な攻めに驚いて叫んだ。たぶん小春が顔を沈めて、チェリーのアナルを舐め、ペニスを咥えている割れ目の下端をペニスと一緒に舌で掃いたからだろう。
 私も、現にチェリーに腰を送っている最中に、小春がチェリーのアナルから私のペニスを経由してアナルまで舐めあげ、指でタマキンを揉んだりするのがたまらなかった。とにかく私のアナルはまだ洗っていないのだから、そこを舐めるのはどう考えても凄い。よほど気持ちがのっている証拠だ。
 チェリーと小春が互いにマンコに口をつけたり、私のペニスをしゃぶり合ったりしたこと振り返ると、私が男2人女1人の3Pプレイをした時、他の男が舐めたばかりのマンコに口を寄せられるだろうかと考えてしまう。
 ここまで刺激尽くしの二輪車なんてやったことがない。
(期待していた以上だぜ。ここまでエロくやってくれるとは!)
 なにしろ小春とチェリーの年齢を足しても、私の年齢よりも下回る。これが愉快でたまらない。私は目一杯にやけながらチェリーの股ぐらで腰をモコモコ動かした。
 私はチェリーのよがり顔を見ているといつもの悪い癖が出た。
「チェリーちゃん、口を大きく開けて」
 組み敷いたチェリーの喉までが見えた。奥歯に被せものがないのが羨ましい。
「飲んでくれるよね」
 チェリーが一段と舌を突き出した。私は唾を溜め、紅い綺麗な舌の上にドローッと落とした。
 それをチェリーがためらいもなく飲み込み、私を見つめると、私は熱くキスをした。
「小春ちゃん。チェリーちゃんって本当にすごいよね。前回初対面でこれを僕にしてくれた。僕は女の子に唾を飲んでもらうのが大好きだけれど、初対面でこれをやった子はそんなにはいないよ」
 小春が何と言ったのかは覚えていない。
 射精しそうな感じが出てきた。ずーっとカリが刺激されっ放しで、もうこれ以上こらえるのは気の毒だった。私はチェリーの細い腰に手を強く宛がって急ピッチで腰をふった。
 気が遠くなるような快感を得て、めでたくも絶叫しながら射精した。
 呼吸を整える間、「気持ちいい!」を2度言った。
 ペニスを抜くと、ティッシュペーパーをとろうとしたチェリーに求めた。
「チェリーちゃん、僕のザーメンが出てくるところを、小春ちゃんと僕によく見せて」
 チェリーが両足をおろさずにじっとしていた。腿も尻の底も白い。アナルの色も薄い。すべすべの美肌がとても素敵だ。
「ちょっと垂れが少ないなぁ。チェリーちゃん、ちょっと力を入れて。……あっ、出てきた、出てきた」
 2人で精液が垂れるのをしばらく眺めた。
「エロいなぁ。初めて見た!」
 小春が叫んだ。
 そりゃあそうだろう。金津園の女で、二輪車のパートナーが明るい部屋でM字開脚して、中出しされた精液を会陰に垂らし、それを男と一緒に観賞したことがあるのは滅多にいないだろう。そこまで誘導するエロい客がなかなかいない。しかし、二輪車の経験がかなりあるはずの小春が「初めて見た!」と言ったのはやはり意外だ。
 小春は面白がって半透明の液を指先ですくい、チェリーのクリトリスに塗りつけ、揉んだ。
 この手の動作は女が複数の乱交プレイの作品のエロビデオでもよく見かけるけれど、指ですくい取るのは先ず疑似精液で、しかも、シナリオに沿った淫乱動作だ。小春の動作は完全に自発的で、かつ、膣口から垂れているのは本物のザーメン。もう雲泥の差で値打ちがある。それを思うと幸せになる。
 チェリーの陰核茎部は頼りないほど柔らかくてフニャフニャだから、小春が指先で軽く押しただけであっさりとへっこみができた。
 チェリーが「あはぁーん」と言いながら腰を揺らしていた。
 演技の嬌態なのか自然なものなのか、それが知りたい。
「昔はもっと出たんだけれどなぁ」
 私はそう呟いて、陰核茎部を揺らしている指を眺めていた。
 二輪車プレイはゴム使用でやるものではないとつくづく思う。ザーメンの流れ出の観賞はともかくも、バギナに突っ込んでいたペニスを別の女にしゃぶらせるのが二輪車の妙味だ。
 ゴムを着けていては全く様にならない。私はゴムフェラはフェラチオとは思っていない。女の唾液がカリにつき、ペニスのカウパー氏腺液が女の口の中に入ってこそフェラチオだ。
 女2人を相手にして、生のチンコを嵌めてはしゃぶらせ、しゃぶらせては嵌める。この繰り返しが陶酔を呼んでくれる。(続く)
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(千戸拾倍 著)