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初めての性感プレイ

 昭和63年という昔のことだが、私はヴィーナスの業師・玲子(仮名)の徹底的に亀頭を攻める技に感嘆した(驚嘆のマットプレイ参照)。それからは亀頭をぐりぐり刺激されるのが大変好きになった。
 しかし、玲子のように見事にカリ首を刺激しまくる嬢は、平成3年に入浴した「すずめのユキさん」ぐらいしかいなかった。でも、いつかはそのクラスの技量の嬢に出会えるだろうと思っていた。
 平成14年に艶グループのスティーションで入浴したマコが猛烈な性技を繰りだした。そして、私は彼女で初めてアナルをまともに刺激される経験をした。
 私は金津園の高級店については平成6年に艶に一度行ってからしばらくは念頭になかった。
 私は入浴の頻度から1コマ45,000円以内の予算意識があって、その背景には、基本的に
(1) 本当の美女はソープになかなか来ないから、高級店と中級店とで女の格差はしれている。
(2) サービスの質は、女をその気にさせて、技量不足なら教え込めば、高級店も中級店も同じ。
(3) 高級店の女が初会のどの客にも卑猥きわまりない性技をするなら、私にいつもとは違う応対をさせることによって私の優位性を確かめることができないからつまらない。
と思っていたから、総額6万円以上の高級店では遊ばなかった。
 しかし、即々NSが嬉しくて平成10年から艶グループの下位店(トキハ、クラブ美人)に行くようになると、艶やスティーションなどの上位店の女の話がよく耳に入って、それまで突撃する気がなかった店に行ってみようかという気になった。(ただ、艶と英國屋の馬鹿馬鹿しいほど高い店には入る気はなかった)
 それで、平成14年8月にスティーションのミライに入浴した。過激店の女3に登場)
 ミライの腹がボテッとして興醒めで、鋭い勃起が得られず、口直しに翌月売れっ子のマコを予約した。
 スティーション探訪の第二弾はエロサービスで有名なマコだから期待した。ミライと同じようにウエストに括れがなさそうだけれども───ミライに入浴して耐性がついたやろう───と自分に言い聞かせた。
 対面すると、マコはエレベーターの中でねっとりとしたディープキスからズボンのチャックを下ろして手を潜らせた。そこでチャックを下ろされるのはネットの情報で予想していて、これは初体験だ。
 初体験だから放胆な入り方に素直に感動すればいいのに、ペニスが勃起してくれなかった。
 マコは雑誌に顔出ししてウエストのラインを見せない服を着ているから、私はマコが太めということも、あまり感動できない容貌であることもわかっていた。だから、対面する前からスタイルを気にかけずに、淫奔なテクニックに気持ちを向けて亢奮することだけに集中しよう、と考えていた。
 しかし、勃起するにはやっぱり心の感動が欲しい。太めであることを気にかけないといくら決意しても、初対面は必ずしも野生の衝動にも心のヒートアップにも結びつきにくい。特に、マコの容姿の今一つの印象が性欲に足かせを噛ませていた。体型は珍妙だったし、お顔は微妙だった。
 折角の猥褻テクニックを振る舞われても勃ってくれないから、マコに言い訳がましいことを呟くより他はなかった。
 だから、マコの手はパンツの上からペニスを揉んだだけで、エレベーターの中での即尺なんていうサービスは未実現となった。(未実現と書いたが、初会にそこまで過激なことをするのかどうか確証があったわけではない)
 部屋に入ると、艶グループの特徴の丁寧な挨拶を受けた。私はどうもこれに違和感を感じる。要するに、照れ屋だ。
 部屋は広くてかなり暗くしてあった。平成6年ここがアネックスという店の時に南条玲子に入浴したが、その時に使用した部屋のようだった。
 マコの私物らしきものがたくさん置いてあることから持ち部屋であることが明らかで、さすがナンバーワンの部屋だと思った。いつもなら照明のアップを求めるけれど、ペニスが勃たなかった萎れ気分と、マコとマコの部屋の貫禄の風情から言い出せなかった。
 私が自分で服を脱ごうとするとマコが止めた。本当は自分で脱ぎたいけれど野暮な態度をしないことにして、マコに服を脱がさせ、私はソファーに座って即尺の入り方を見分することにした。
 艶グループの店で初対面で即尺される時、私はベッドかソファーに腰掛けて、嬢がどうするというと、私が入浴した13人の女の6割ぐらいが、全裸になった私の腰にバスタオルをかけてフェラチオにかかった。
 私はこの入り方が好きではない。フェラチオしている全景が露骨に見えるべきだし、私の陰毛が女の頬を撫でるべきだし、股間のにおいをしっかり嗅いでもらいたいと思っていた。
 マコはどうするのかと見ていたら、やっぱりタオルをかけた。で、タオルをめくってすぐにペニスを咥えるものと思っていたのに、キスから始まって股ぐら以外のところに長く唇を這わせた。マコが業師だと聞いていたから、この穏便な入り方が残念だった。
 そして、マコは私に腰を前に突き出すように求めて、ようやくペニスを咥えた。すると、すぐに不満のもとのタオルを取り去ってしまった。何のためにタオルをかけたのだろうか。ペニスのまわりにタオルをかけるというのは、陰毛から匂い立つのを抑えるためであろうが、ひょっとしたら、ペニスが不潔なときに口の中に入ったものを始末するためなのか、と思った。
 フェラチオのやり方はそれほど強めではなかった。
 マコがペニスに来る前に私の乳首やら耳やらいろんなところに唇を這わせたから、それがまどろっこしいのと、バスタオルをかけられたこととで、私は少し白けていた。それで、少々持続的にフェラチオされてもペニスがゴムのような状態だった。
 立派な即尺をされているのに実に勃起が頼りないから私は困った。マコにウエスト回りがありすぎたから勃たないのだろうが、これだけしてもらって勃たないのではマコに申し訳ない。でも、この容姿でナンバーワンを張れるのが不思議だった。
 気をもんでいるうちに、カリの一番具合のいいところに刺激が入って、起立が良くなってきた。するとマコが睾丸をペロンと舐め上げてから、ぱっくりと口に含んだ。
 キンタマのマウスマッサージは大好きだけれど、ペニスが完全勃起した後でないと有り難迷惑だ。私は勃起しかけたところで矛先を他に向けられると、カリの張りがどんどん弱まるだけでなく、次に勃起させる技が繰りだされても反応が遅くなるという具合に、ペニスパワーがだらしなくなった。
 マコに軌道修正を求めたかったけれど、初めて顔を合わせて間もないので、一々注文するのは控えた。案の定勃ちかけていたペニスが縮んだ。
 キンタマを口に含んでいる間指でカリ首をつまんで揉んでくれたらいいけれど、どういうわけか艶グループの女は指でカリ首を揉むのを避ける傾向がある。ペニスを刺激するのは口でなければいけないと指導されすぎだ。
 マコは、私が強いフェラチオを好むことが次第にわかってきたようだ。今度はグイグイと来て、私の腰の奥に快感が走るようになった。
 そして嬉しいことには指先でアナルを弄り始めた。マットや椅子の浴室のプレイならともかくも、即のプレイでアナルに来るのはなかなかいない。しかも、初会でするのだからやっぱりマコは評判通り過激派だ。
 ローションまで用意し、本格的にアナルとカリ首のダブル刺激をした。ソファーの上で尻を突き出し、両足を上げて股ぐらの深いところを攻められるのは愉しい。
 とにかく即のプレイで、アナルをまともに弄られるのは初めてだ。ローションが塗ってあるとはいえ、初会の即の絡みでアナル舐めを受けるのも初めてだ。いくら艶グループの女がすごいことをすると言っても、ここまでやれるソープ嬢は少ない。
 マコが即アナル舐めをするのは知っていたが、半信半疑だったから驚いた。こういう過激な行為はやっぱり親しくなってから男が女を導いてするものだという気持にはなった。打ち解けていない時はどうも気分が盛り上がらない。
 私もそろそろマコのおまんφが見たくなったので、相舐めのベッドプレイを頼んだ。
 マコの括れのない体がベッドに横たわった。あらためてマコの肉体にみっともなさを感じたが、肌は存外に白かった。恥毛がかなり処理されていた。前月に入浴したミライも大陰唇の毛を無くしていたけれど、マコはそれだけではなく、陰核茎部の上で陰毛が生えている面積のほうもグーンと落としてあった。
 私はそれまでの流れから、マコが、私が上になる69を拒むことはなかろうと思い、その過激な体勢の相舐めを求めた。予想通りマコはベッドに寝たまま私を待った。
 私はマコの胴の上に被さってペニスを咥えさせた時マコの股ぐらを眺めて眼を見張った。小陰唇はおとなしい形だけれど、クリトリスが見事に突き出てていた。これは吸いやすい形だぞ、とニンマリした。でかいクリトリスを見ると、マコのウエストに括れがなくても気をやらせる意欲がグーンと湧いてきた。
 私は、マコに膝を引きつけさせる淫らな体勢をさせたまま、69でクリトリスを舐め尽くした。マコは愛液が多いほうだった。煽情的なよがり声も出した。
 マコが私のアナルを徹底して攻めたからには、自分がアナルを攻められて拒むことはあるまいと思い、指を差し込んだ。
 やはりマコはいやがらずに受け入れた。これは面白いと思い、男上位の69を続けて体が苦しくなったから、側臥の69に体勢を変えることにした。横寝の69であれば、存分に指攻めをしながら相舐めできる。
 マコに体を横にずらすように求めると、太い体を動かしながら、マコは「助平なお口ね」と言った。
 目の鋭い顔立ちに似合わず可愛い言いようだし、私の口の動きに対して極めて適切な誉め言葉だ。何故か急に意欲が湧いたように思った。
 マコはアナルの指入れに何ら抵抗感がないように見えたから、当然バギナへの指ピストンも許すに違いないと判断した。
 私は休むことなくクリトリスを刺激しながら、アナルに指を深く入れたり、ちょこちょこと動かしたり、抜いてはまた嵌め入れたり、更にバギナの方にも2本の指をぶち込むという動きを繰り返して遊んだ。
 アナルセックスをするのかと聞くと、しないと答えた。そう答えても、マコはアナルとバギナのダブル指ピストンまで許した。許すどころかしっかり快感に浸っていた。
 横寝の69ではたっぷりとアナル・バギナ・クリトリスの三ところ攻めをした。すっかり興にのって、いつの間にかクンニリングスの吸い方が強くなりすぎて、弱くするように求められてしまった。
 マコの腰の蠢きと喘ぎ方がいよいよ本格的になってきたところで、私は69をやめ、マコの脚の間に腹這いになった。マコの両足を持ち上げて、一方的に、リズミカルにクンニリングスをした。
 胴回りが太いだけに、太腿も太腿らしい量感があって、これを2本とも上げているポーズがいかにも異形で、何やら狂おしい感じがした。
 マコが快感に浸ることに集中できるようにアナルいじりなんぞは控えると、マコは間もなく絶頂の予告を何度も発した。そしてとうとう両足を狭めて気をやった。
 継続の舐めにくすぐったがる腰の捩れを見て、イク女は本当に魅力的だといつものように納得した。
 痛快な助平行為をしていても残念ながらペニスが縮んでいたから、フェラチオで勃起を呼び起こし、私はようやくマコの白いからだとつながった。
 くるみ込まれ具合のいいバギナだった。ミライやマコのような太い女のバギナは、ペニスが柔らかくくるまれて、膣道の感触が結構だ。接して洩らさずの行為が切ないぐらいだ。

 最初の即のプレイがソファーとベッドとで随分長くなったから、イスのプレイはなしで、マットプレイだけすることにした。プレイを一つを端折ることについてマコは盛んに恐縮していた。
 即ベッドの長いプレイの後は風呂に浸かっている間まで、私はマコにいろいろ質問した。マコはガードが堅くて、経歴に関することについてはまともに答を返さなかった。
 態度にはまじめさが滲み出ていて、ざっくばらんな打明け話をしないタイプだった。個人的なことを語る点においては、マコよりもミライのほうがずーっとフランクだった。
 マコのマットプレイには驚いた。最初の即のプレイでもマットの上でも、マコがやたらと乳首や耳などを攻めてくるのはノーサンキューだけれど、股間への攻撃の仕方がなかなか味が良かった。
 それまで艶グループの店で対戦した12人の中でマットプレイがうまいのは、マリ・ミナミ・アカリ・香織・里佳の5人(最後の2人が仮名)だが、この女達のやり方よりもマコのほうが苛烈だと思った。
 マコはアナルの刺激が得意技のようだ。とにかくマコは股間をしっかり攻めてくれたから、私はなかなか勃起が良かった。
 驚いたのは、マコが「いいことしようか」と言ってマットから離れ、戻ってきた時に手に持っていた物だ。黒いゴムの輪で、平たいゴムの幅が15mm、輪の直径が13cmぐらいあった。何をするのかと思ったら、ペニスとキンタマを一緒にゴム輪で巻かれた。
 3重ぐらいで巻かれたから穂先がガンガンに張り、そこをぐりぐりこすられた。これは初めてのプレイだ。ゴム輪で巻かれるのは確かに感触がいい。私は緊縛されたまま、アナルとキンタマとカリ首への三ところ攻めを充分に愉しんだ。
 平成24年の今この時のプレイを振り返ると、あの日勃起不全(の一歩手前の状況)にずーっと苦しんでいたが、この時だけは勃起が楽しめた。まあ、強制勃起だが。
 キンタマと勃起ペニスをひとまとめにしてゴムで縛られ、そこをねちねちと刺激されるのは、その後馴染みの嬢2人に靴下留めを利用して1度ずつさせたことはあったが、これを除けば10年間全くない。
 マットプレイが終わって湯に浸かり、風呂から出たところで、大いに驚いた。
 私はタライを取り上げ、湯をすくった。それを見たマコが「おしっこするの?」と尋ねた。とても勘が良いから驚いたが、それだけではなかった。
 私が「うん」と答えると、マコは私の手からタライを取り上げ、右手でシャワーを持って、私に寄り添うや、左手でペニスをつまんだ。
 私はにんまりして、そのまま小便を放った。マコが時々ペニスのつまみ方を強くするから、放水が断続的になる。飛ばす方向も、マコは45度の角度の範囲でいろいろと動かして遊んだ。
 2人とも湿りをぬぐって、落ち着いたところで、私はまた驚いた。
 マコはたばこも吸わず、飲み物もとらずに、すぐにペニスをいじりだした。そして、先走り汁が穂先から頭を出しているのを認めると、舌を突き出してすくい取って、舌とカリとの間に粘液のブリッジを作った。
 そして、見ろ見ろという誘いの視線で、下から私の顔を覗いた。とにかくサービス精神が旺盛だ。私は感心した。
 エロビデオで「優等生」という作品を見たが、若くて細身で、顔も美しい女が嬉しそうにペニスの先の滴を眺め、いただきま〜す!てな調子で粘液をすする。それで、舌と尿道口の間に先走り汁のブリッジを拵えて遊んでいるのが果てしなく猥褻だった。
 その女優はその動作以外にもまさしく優等生的淫らさを全く自然体でこなしていたが、マコがその女と似た仕草をした。違っているのは、ボディの太さと顔の器量と年齢だ。
 マコのフェラチオは、裏筋を丹念に舌で掃いたり、カリの正面の小さな割れ目に舌先を押しつけて撫でる動きを繰り返したり、とにかくやり方に卑猥さと工夫がある。睾丸の二つの丸みの間をチロチロと探ったりもして、その時の表情が〈これをご照覧あれ!〉という雰囲気でたまらないものがあった。
 殆ど休憩らしい休憩もなしに、マコはサービスしっ放しだった。
 そのままベッドプレイに突入し、私はまたも珍奇な初体験をした。
 またキンタマとペニスの根元をゴム輪で締められて、オーラルの愛撫を長々とされた。そして、何とアナルにバイブを突っ込まれた。バイブは数珠を伸ばしたような形をしていて、それがコンドームを被ってアナルの中でブーンブーンと振動していた。
 直径は1センチを少し超えるぐらいなので、アナルの入り口にそれほど違和感はない。両脚を宙に浮かせながらフェラチオされていると、高額の料金も納得できた。マコの名声?もよくわかった。
 これは嬉しい体験だぜ!とほくそ笑んだ。こういうのを性感プレイというのだろう。充分にSMチックだ。私はアナルで快感を感じることはないようだけれど、アナルバイブを突っ込まれてカリをこすられるというシチュエーションには亢奮する。
 アナルに違和感が出てきたところで、マコに相舐めを誘った。
 するとマコはイタズラっぽい顔をして、69ではなく、顔面騎乗の形になった。ありとあらゆる性愛のパターンを繰り出そうとする心を愛でたくなる。
 私がクリトリスをペロペロすると、大きめの肉塊がブラブラとそよぎ、喘ぎ声が可愛い。私はペニスが萎まぬよう右手を伸ばしてカリ首を摩擦しながら、ひたすら突起を舐め、吸った。
 その後、69もし、一方的なフェラチオもさせ、最後はゴム輪を外して合体した。もう射精は付け足しみたいなもので、私は結構疲れていた。
 マコは面白い女で、体を離すと、私の胸にまたがり、精液を私の胸の上に落とそうとした。精液があまりに少量だから残念ながらその目論見は果たせなかったけれど、サービス精神が逢瀬で、目の前でクリトリスの皮を剥いてバギナをヒクヒクさせるのは、なかなか猥褻だった。
 昭和58年から平成24年まで遊んできて、私に中出しされた女が自発的に中出しの液が垂れるのを見せようとしたのは多分5〜8人ぐらいしかいないはずだ。
 その中で同時に陰核包皮を剥いて中身をさらけ出したのはマコ1人しかいなかったと思う。
 精液を垂らすのをあきらめると、マコは後舐めに入った。ロングランの随分徹底した後舐めだった。
 サービス精神が満点の後舐めを誉めると、マコはこう言った。
「よく吸っておかないと、後から出てきてパンツを汚すでしょ」
 私はマコに対面して初体験したことが次の通り大変多かった。全く感心な女だと思った。ここまでしてくれるなら、マコの胴が太いのが実に残念だ。
1.初対面のエレベーターの中で、ズボンのチャックを下ろされたこと。
2.初対面の即のプレイで、アナルに指を入れられたこと。
3.初対面の即のプレイで、私が女の上になる69をしたこと。
4.初対面の即のプレイで、アナルとバギナの両方に指を入れたままチュッパチュッパとクリトリスを吸ったこと。
5.初対面の女に、ペニスを摘まれて放尿したこと。
6.キンタマとペニスを幅の広いゴム輪で締められたこと。
7.アナルにバイブを差し込まれたままフェラチオされたこと。
8.仰向けの私の目の前で、エロビデオの女優のように、ザーメン垂らしを披露したこと。
9.極めてロングランの、サービス精神が満点の後舐めをされたこと。
 そう言えば面白いことがあった。マコは私のアナルを見ながら、「これ、おまんこみたい」と何度も言った。アナルのふくらみを指で撫でながら「かわいい。助平っぽい」と、これも何度も言った。最初は言葉攻めのテクニックかと思ったが、本気で感嘆しているようだった。
 私のアナルは、今は治癒しているけれど、長年の重い痔瘻でかなり変形し、ぶよぶよだ。女には「気持ち悪い」とか「イヤらしい形!」とかよく言われた。
 気にかけているアナルのくしゃくしゃの変形ぶりをマコに喜ばれ、盛んに攻められると、変な気分だ。
 マコががっくりするような体型でも、見かけが30代の顔であっても、とにかくそういうことを気にしないようにという心の構えがあったから、私はマコの過激なサービスにまあまあの亢奮ができた。
 マコはここに書いたことの他にも私が驚くようなサービスをしてくれた。それは、私に対する親密感の表れでもあると思っていた。
 しかし、それにしても、ここまで好みのやり方を目一杯されれば、私はガーッと大亢奮を果たすべきなのに、そうならないのが腹立たしかった。
 マコが太すぎたのか、私の精力が減退しているのか、それとも、永年の遊びに飽きているのか、一体原因は何なんだろうかと悩ましかった。
 マコが私のペニスと睾丸を太いゴム輪できつく縛って、無理矢理充血度が増したカリ首を左手でガンガン揉みながら、同時にアナル棒でアナルを刺激しまくった体験は忘れられない想い出だ。
 私はその当時、馴染みの通い嬢と対戦する時にはまともに勃起できたけれど、親しくなっていない嬢を相手するとどうも勃起が芳しくなく、マコほどの性技上手が雰囲気良く進めてくれても勃起が良くないので、かなり心が折れていた。だから、ものすごい体験をしたのに文章が短い。
 それに、この時私はマコの美貌度(特に体型)にかなり低い点をつけてがっかりしていた。だから勃ちが悪く、感動が鈍くなっていた。
 マコがしたような性感プレイをその後女から初会で全く自発的な動作として振る舞われたことは艶グループの数人の女しかいない。やはりマコよりは過激度が低いけれど。
 これは基本的に女が自発的にする動作ではないから、私は馴染みになれば女を指導・調教・籠絡していろいろやらせている。
 その原点が昭和63年の玲子と平成3年の“すずめのユキ”と平成14年のマコだ。この3人の過激な性技はそれぞれに特長があった。
  玲子───変形体位、妖艶、プロポーションの良さ
  ユキ───動きまくり、元気、庶民的
  マコ───性感プレイ、妖しい目

 3人の共通点は、カリ首をこするのが徹底していることと、アナルを攻めることだ。
 マコには1度本指名し、苛烈な性技をさせてもやはり勃起具合が芳しくないし、引退が近いと聞いたから、それでストップした。私はマコが大変感心な女だと思う。幸せになっていれば結構だと願っている。
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(千戸拾倍 著)