18歳未満の方は入場をご遠慮下さい。

ソープ嬢の客の数

 昭和の頃から平成10年代まで金津園は『冬の時代』(AIDSパニック〜平成4年、検挙パニック〜平成6年)を除き活況がすごかったです。平成20年以降に金津園に行くようになった人には想像ができないほどの集客ぶりでした。
 右の本数のグラフは、当時中級店だったラティファニーのたぶん平成11年のある月のものです。
 80分の店だと超絶的売れっ子は本指名100本+P指名40本ぐらいの客につけるんですねえ。
1日平均 8本×18日=144本
1日平均 7本×20日=140本
1日平均 6本×24日=144本
 どれに該当するのでしょうか。
 平成生まれの子とは根性が違っていたから、月に24日働いた可能性はありますね。
 それにしても凡庸な嬢と売れる嬢と、落差が激しいことに驚きます。実はどんぐりの背比べの状態になることはあんまりなくて、このように落差が出ることが多いのですね。風俗の世界は厳しすぎます。
(注) グラフはあるソープ嬢の想い出に載せたものを掲げた。
1.グラフ図の源氏名は仮名。1位と2位は恐らくミカ嬢とマリア嬢(ルーブルのママ)で、この2人はその月の出勤日数の多いほうがトップになっていたようだ。3位は3年後Rグループなどでそこそこ有名になったヒカル嬢。
 金津園のシャトールーブルにミカ嬢とマリア嬢について書いた。
2.平成3年にすずめの宿に入った時に見た棒グラフでは、ユキさんが断然他を離した数値で、他の嬢は数字が無きに等しく、あまりにも無残な感じであきれた。
 このことと上のグラフから、凡庸な嬢はふりの客で稼ぎを得ることがよくわかる。
3.私がシャトールーブルへ平成17〜22年によく入った頃、トップを争う3名ぐらいとその他の嬢とはそれなりに差がついていたと思われ、全体的にどんぐりの背比べの状態になっていたわけではない。
4.ミカやマリア、そして、艶グループの有名嬢(アサガオ、アンナ、アンリ、ヒナ、エルザ)のようにフリーの客が滅多にありつけない見事な人気嬢はなかなか出てこない。本当の1級品はとても少ない。
 超売れっ子の2人は本指名が 100本程度で、これぐらいなら今の高級店で本指名が50本というのに匹敵するでしょう。
 しかし、そんな抜群の人気嬢は先ずいません。最盛期のアサガオ、アンナ、アンリ、ヒナ、エルザぐらいしか思い当たりません。Rグループは日数を頑張る嬢がいないから本指名50本の嬢は出ないと思います。
 要するに、標準コースが 120分以上の店では本指名が50本に達する嬢はまず出てきません。普通の流行具合の高級店なら、25本の本指名で充分立派なNo.1になります。
 本指名25本ぐらいなら、月に6本の本指名を入れるぞっこん客を作ったり、毎月嵌めにくるリピーターを10人程度拵えれば楽に達成できます。3本止めで働いていても達成可能です。要するに、若くて美しいだけでこれは達成可能で、必ずしも人並み以上の遊興人が涎を流すほどの一級の女ではないことが多いです。
 標準コースが 120分以上、要するに6万円台の店では3万円台の店と比べてリピーターがそんなにいません。本指名がじゃんじゃん入る嬢は意外に少ないです。

 金津園が好調の頃の人気の中級店でもって嬢の本数の分布を見たので、次は(団塊の世代が高齢化して)集客の勢いが落ちてきた時期の、高級店の中でも冴えない店で本数の分布を見ましょう。
 金津園の嬢が前に出ていた店で撮って保存しておいたある月(多分平成22年)の成績表を見せてもらいました。私が数回利用した店のもので、全員の成績が載っていたから興味深かったです。まとめると次の通り。
 ある1ヶ月の成績 P指名 本指名
 第1位の嬢 41  12 
 第2位の嬢 17  12 
 第3位の嬢 16 
 最も内容的に駄目な嬢 16 
 全員で 161  60 
 平均 10〜15の間の値  4〜7の間の値
嬢の総数をぼかすべく、平均はぼかして掲げている。
 大変驚きました。実にしょぼいです。艶グループ、Rグループ、ルーブルなどの店とは全くレベルが違っています。
 私がよく金津園に突撃した平成3年から9年頃を考えると、まともにはやっている店(90〜100分が標準入浴時間)なら、上位者の本指名数が30〜40はあって、もっと凄い数字を叩き出している超売れっ子もいました。40本程度なら小規模の売れっ子でした。
 俎上の店は 120分で入浴時間が長く、値段も1万円ぐらい高いし、当時と経済情勢も全く違うから、単純には比較できないけれど、本指名数とP指名とを合わせて全員で 221本とは実に寂しい数字です。
 ふりの客の本数がわからない。仮に100本とすると、全部で321本。
 店の取り分が平均18,000円とすると、売上は5,800千円。ちょっと少ないね。仮定が間違っているのか。
 ふりが100本、平均18,000円、これは私の全くの当てずっぽうです。
 更に、本指名数とP指名数の比率に驚きます。P指名数が本指名数の約2.7倍です。2大超売れっ子で集客していた平成11年のティファニーとは全く逆の比率です。
 ソープ道楽は本指名で遊ぶもの、そして、本指名の取れない女は女ではない、と思っている私としては、びっくり仰天の比率です。1位の嬢なんて本指名とP指名のバランスが悪すぎて、もうお笑いです。
 まあ、Rグループや艶やルーブルのような人気店でなければ、店トータルの数字はこれぐらいなのかも知れません。ゴム着の有力店からすれば「NSでやっていてこんな程度かい!」と嗤うでしょう。
 もう一つ思うこと。
 私なら第2位と第3位の嬢をP指名して入り、間違っても第1位の嬢には入りません 。P指名数が41で、本指名数が12だなんて、相当のクソ女です。P指名数<本指名数の嬢が一番値打ちがあります。

 しかし、人気店でも不人気店でも、店全体ではP指名数が本指名数の2倍強ぐらいなのかもしれません。
 今は店にサイトがあって嬢の情報が得られるから、予約なしで店に入る客は存外少ないでしょう。するとP指名数が増えます。私はソープ好きの男はよく店に行くと思っているけれど、そんなに行かない人が圧倒的に多いから、本指名数はそんなに伸びないかもしれません。
 まあ、本指名で遊ぶ面白さを知らない人が多いようです。私も金津園に行き始めた初年度は店に女の予約を取る電話をかけるのが気恥ずかしくてならなかったです。本当に清水の舞台から飛び降りる気持で電話しました。
 一方、待合室で一緒に待つ客を観察すると、こういうことも言えます。
 人気店では、よくその店に来ていると思われる男が目につく。
 不人気店では、そもそもソープ出撃回数の少なさそうな男が目につく。
 年間の入浴回数が3〜6回程度の客では本指名はなかなかしないのかも。
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(千戸拾倍 著)