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女上位の69

 女上位の69はソープ嬢の秘技です。
 ヘルス嬢も女上位の69をするけれど、ヘルスはベッドが狭くて部屋が暗いです。頼りない光源が天井に一つあるだけだから、上になった女の尻たぶの谷間は陰になり、膣口やアナルがまともに目に入りません。これでは妙味が消えます。
 一方、ソープはベッドが広くて、嬢はいかようにも大股開きできます。光源が複数あって、しかもうーんと部屋の明かりを上げられます。ヘルスと比べて段違いに豪勢な69になります。
 また、ヘルス嬢はソープ嬢ほどにはマムコをしっかりと男の口に差し出しません。そんな露骨な動作の経験が乏しいからです。ソープ嬢よりもおまんφがくさい傾向にあるのもかないません。
 このように考えると、女上位の69がソープならではの奔放な秘技になります。
 69は男と女がする性的な行為の中で至高の交歓気分をもたらすものであり、実にわくわくします。(嬢が過剰豊満だと呼吸困難になり、気持ちよさで押しつけられて、酸素不足で気が遠くなったことさえあります)
 その中で、いいことを一つだけ取り上げれば、明るいところで69をするからこそ、普段は股ぐらの奥に秘め隠れたアナルをたっぷり鑑賞できるし、夢中で吸っているうちに、いつしか陰裂から濁った液体が流れてくる光景を愉しめます。
 要するに、女上位の69は、煌々と明るいところで女にパカッと股を開かせて、そこに光が当たっている状態で、ガーっと目を見開いてするのがよろしいです。
 ガーっと目を見開くと、嬢が股間を寄せる直前に見える景色はこんな感じ(勿論放水なし)ですね。びっくりします。
 客が「69をしようよ」と求めた時、嬢はどんな体勢を考えるでしょう。寝そべってフェラチオされている時に言えば女上位、嬢が寝ている時に求めても、恐らく女上位を想定するのではないでしょうか。
 私は二人が横寝の形になる側臥位で舐め合うのを求めるから、嬢はびっくりします。先ず未経験ですからね。でも、この体勢はクンニリングスがしやすくて結構です。
 ペニスを前後に扱くのが少しやりにくいけれど、私の方は口でクリトリスを思うがままに刺激しやすいです。唇や舌がクリトリスを攻めているから、指はアナルとバギナに進入させます。三所攻めになります。
 側臥位に飽きたときは男上位の69で舐め合いっこします。
 私が上に被さる体勢は、嬢は私が大量に流す先走り汁を飲み込まざるを得ないから、男上位の69はしっかり好感を抱かれた嬢とだけします。
 この体勢は相対的に嬢が快感に浸りやすくなるのか、マン汁が流れ出やすいのがいいです。嬢に膝の裏を抱えるようにさせると、尻穴と膣口が上を向き、膣口に愛液の池ができて、嬢がカリを含むフガフガの音が聞こえると、卑猥感が凄まじいです。
 要するに、私は女上位の69をそれほどはやりません。これは、嬢が性器を寄せるのが下手だとすぐに首がつらくなります。そう言えば、嬢が大量に愛液を流し、それが私の目に入って痛くてたまらなかったことがありました。まるで雨天でした。
 嬢が上になるのが良いのは、業師だと、両手とお口で素晴らしい多角的こすりが楽しめる点ですね。業師なら大胆にマンコを押しつけてくるしね。経歴が浅くてエロさ不充分な女とは女上位の69をしないほうが良いでしょう。マンコが遠すぎるし、チンボが暇───こういうことになります。
 どんな体位の69であろうと、嬢が私に好感を抱いてくれさえすれば、延々と吸いしゃぶってくれます。互いによがり汁を流し尽くしてオーラル行為にふけるのは最高の快楽です。

桂木 2より
 桂木が一段と深いオーガズムに身悶えすると、私は、桂木にベッドの端から尻を後ずさりさせ、躯の向きを九十度変えるように求めた。自分もベッドに上がり、横寝の体勢で69をして桂木の愛液を舐め、桂木にもペニスの先走りの淫汁を吸わせた。
 桂木のフェラチオのピッチが上がると、私は桂木が口を動かしやすいように少し上体を開いて腰を突き出し、ついでに桂木の濡れた秘所を指で開けてまじまじと観察した。桂木は言われなくても片足を上げて協力した。
 淫らにさらけた股ぐらは、陰唇からアナルにかけて紅い裂け目を囲むように全体が黒ずみ、その中を粘液が伝った幾筋もの跡が僅かな色合いの違いを見せている。縦には短くてもよく突き出た薄いラビアがパックリと開き、その中に股間の向こうの壁のライトで濁り水がにぶく光り、メスの発情の匂いが漂っているのが猥褻の三重奏だった。
 桂木の口の中で完璧に漲ると、どんな体位で嵌めようかと考える。ベッドの脇に立って抽送する床上床下男上前位と、ベッドで自分が上になってする正上位が殆どだった。どちらの体位でも、スラストの間の桂木の表情が何とも言い様のないほど悩ましかった。その顔を見ながら、ペニスを包む肉壁の迫り方を感覚すると、更に怒張が力を増し、抽送にも拍車がかかった。
 ペニスの根元と睾丸で桂木の割れ目を叩くようにすると、ネチャッと湿った肉壁に当たるのが、何とも素晴らしい感触だった。
 桂木の上げた脚を抱える手に力を込め、吠えるように射精の快感を告げて、いつも私は果てた。

夏美 1より
 私は、夏美が69のような交歓プレイをしたことがないようだから、逆向きになって乗るのは嫌がるだろうと思った。
 しかし、夏美は意外にもすんなり求めに応じて、私の顔に向かって股ぐらを差し出した。私は夏美が精一杯協力姿勢を出していると思った。
「僕は軽いフェラチオよりは指でグイグイとこすられるほうが気持ちいいから、手でちんぽこの先っちょをグリグリネチネチと揉んで!」
 夏美がローションにまみれたペニスにフェラチオをしたがらないだろうと想像して、声をかけた。
 そう言われたら夏美が意地で濃厚なフェラチオに挑戦することを期待したけれど、カリ首に触れたのは唇ではなく指だった。しかも、そのフィンガーマッサージはやっぱり圧迫が弱く、いかにも頼りない。快感を感じるには程遠いものだった。
 夏美の尻は後ろにぴょっこり突き出て、横から見るとセクシーな感じがする。でも、尻を正面から見ると尻たぶが内側に寄っていて、谷間に汗やら拭き損なった便やら女の下り物の臭いが立ちこめそうで、何ともいやらしい形に思える。
 そう考えれば猥褻感に満ちているけれど、足を閉じていれば、尻たぶの間にアナルや割れ目が全く覗かないのが魅力に欠けるところだ。
 しかし、69の形になって眼前に尻が突き出ると、いかにも谷間に臭いを閉じこめていそうな尻たぶが開き、アナルがしっかりと浮き出た。ローションで毛が張りついた割れ目の上に、くすんだ色のアナルが浮かんで、何とも生々しい景色だ。
 アナルには綺麗に放射状の襞が入り、その変色した唐傘状の円形を囲むまばらな太い毛が、下の陰裂の左右の土手が盛り上がるにつれて段々と数を増し、クリトリスの左右ではかなり濃くなっている。
 その茂みに守られたラビアはパックリと口を開き、膣口も尿道口も開放状態で、ローション液に濡れて鮮紅色に輝いている。
 ガキの頃不気味に思った防空壕のように、膣孔が暗い蔭に包まれている。光線の加減で着色したラビアの稜線が暗紫色に変じているのがとても卑猥だ。間近に見る陰核茎部は長さも幅も短い。クリトリスも小ぶりだ。
 夏美の愛撫がまるで締まらないものであっても、近視の裸眼の前に丸い尻が大きく拡がると、猥褻で、心を許したようで、何とも結構ものであることには違いない。
 割れ目の内側の卑猥な肉襞やすぼんだアナルを間近に眺めて、ペニスはようやく張り始めた。
 私は尻の谷間の眺めを賞味しながら、左の親指で包皮を後退させ、右の親指で露出したクリトリスを攻めた。
 圧迫は弱く、バイブレーションのピッチは早くすると、夏美は更に股を開いて尻をつき上げ、どうにもたまらないというように腰を震わせた。指が這わせやすいように協力して、愛撫をしかと受け入れただけでなく、なかなか気をそそる喘ぎ声をあげた。
(これは、その気になっているぞ!)
 そう判断して、指責めを口唇愛撫に切り替えることにした。
 菊座に指を這わせながら、顔を持ち上げてクリトリスを吸い立てると、肉体の身悶えが、俯す夏美の二の腕や胸や腹から私の躯に伝わる。
 それまでの夏美の硬い態度から、あっさり69に応じ、アナルを晒して徹底的な大股開きでペッティングを受け入れるのは全く予想に反した。かなり白けていたのが、夏美の腰の蠢きを肌で感じ、吐息を聞く度に、徐々に気持ちが盛り上がってきた。
 温熱の湿地帯から菊座のほうまで密生というほどではなくても、黒々とした太い毛が生えている股間に部屋の明かりが当たっている。眼前の双臀の丸みとかなり色の濃い菊座を眺め、逆さまの舟形の造形が濡れそぼち、愛撫に揺れるのを見て、すっかり亢奮してしまった。
 ペニスを口に含むことをしなくても、カリ首を包む指の動きと秘めやかな喘ぎ声は、夏美が乗っていることを示していた。夏美の身ぶりや手の動きや抱きつく様子が、私に好意を寄せているように思えた。
 二枚の花びらがローションで光っていたのが、いつの間にか愛液でぬめり、開花していた。充分に着色した肉片が充血してポッテリしている。鮮紅色の起伏の間で尿道口が開いている。
 夏美のペニス揉みも本人の亢奮が動きを大胆にさせて、カリ首をこするのがちょっとばかり強くなった。
「いー、上手いぞ。そう、もっと強く!……あっ、あーっ!」
 私は少し大袈裟に、快感で身をよじるふりをして夏美を煽った。
 夏美はいつも客にバギナへ指入れをさせないだろうから、ここまで気分が昂まっても挿入を嫌がるのかどうか確かめたくなった。
 左の親指で膣口をこねるように刺激し、予告の動きを見せてからそのまま親指を差し込んだ。夏美は拒むことなくペニスを揉んでいた。私は両肘を上げて、左の親指で肉壷の前壁を揉み、同時に右手の親指でクリトリスを撫で、中指で菊座を弄った。
 すると、無愛想というか慎ましやかな夏美に似合わぬ何とも艶めかしいよがり声が出てきた。
「あはぁん……あはぁん」
(こりゃ驚いた。「あはぁん」の声がいいじゃないか)
 親指が軽妙にクリトリスをなぶっているのに見とれた。
(俺のフィンガーテクニックはなかなかのものだぜ。これならばクリトリスは気持ちいいぞ!)
 と、充血した肉の突起が羨ましくなった。
 膣に差し込んだ左の親指に、ぬめった肉の壁が絡みついてくる。微妙のようで、激しいような、得も言われぬ指の三重奏に、夏美はいつの間にか膝や肘で躯を支えることを止め、全体重を預けて胸を私の腹にぴったりとつけた。
 私の胸にのしかかっている夏美の柔らかい下腹がリズミカルにふくらんだり平らになったりして、その度に接触面積が変わる。
(腹式呼吸なのかな?)
 夏美はもうカリ首を揉むことを忘れ、ペニスを握った掌を根元のほうにずり落とした。その手を突っ張らせているから、ペニスが私の左足のほうに傾き、薬指の先が陰嚢に触れている。
 夏美が顔を私の左の内腿に寄せているから、その深い呼気が陰嚢にかかる。表情は見えないけれど、焦点の定まらない陶酔の顔になっているに違いない。
 私は夏美の恍惚の様に、してやったりの気分になった。
 女上位の69を最も堪能できるのはどこでしょう。
 金津園では高額店です。床が広いし、カーペットが結構です。磨かれた床ならバスタオルを敷けばよい。
 浴室でなく普通の部屋で絡みあうのが明るくできて結構です。広いから足や肩がどこかに当たることがありません。足をソファーやベッドに置いて変な体位で逆さまに抱き合うことができます。回転して男上位に持ち込むこともできます。顔面騎乗も互いに横寝の69も自由奔放にできます。
 狂ったように絡んでおれば、アナル指入れも認められやすくなるし、嬢にアナルへ指を入れるよう誘いやすくなります。床の上で野性味豊かにエロ行為をするのがこういう淫らさを生み出してくれます。
 高級店の嬢は、例えばヘルス嬢なんかと比べれば、割れ目を男の口に押しつけるのが上手です。きちんと腰に負荷をかけて協力します。
 床ではなくベッドで69をするときは、壁に鏡がついていると、顔にマンコが押しつけられ、嬢がチンコをしゃぶるというエロい光景が楽しめます。
 そういえば、ペニスが放ったらかしはいやだから、相舐めの時以外では女上位のクンニリングスを殆どしてないです。二輪車ならもう1人の嬢がしゃぶれるから、女上位のクンニリングスをよくやりました。
 ただ、手技が強烈に上手い嬢と対戦すると、嬢に顔面騎乗させてフィンガープレイを楽しんだことがあります。
 本稿ではどちらかが上になる重ね餅の形の69を取り上げましたが、私は基本的に互いが横寝の体勢で相舐めをしています。これが体を支える意味からして一番楽です。手足の自由度も高いし、照明の影が出にくいし、とても結構です。
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(千戸拾倍 著)