二輪車の2度目の相方のユウ、3度目の相方のアスカと同じで、私は春菜とも性交していない。
性交しないのは3人とも同じ理由だ。普段ゴム着でしている嬢にゴムなしセックスを頼み込むことはしなかった。大御所の由美の前で、由美よりもうんと若い嬢にそれを依頼するのは強要になりかねないので、それはできなかった。
良性記を読んでいて私のコンドーム嫌いを知っている可能性の高い春菜に、由美がいる前でゴムなしを頼むのは、春菜がいつもゴムを使っているだけに、男の名折れになる気持ちが強かった。
そして、ゴム着では多分中折れして完遂できないだろう。ゴムを外させてフェラチオの支援を受けるような情けない状況になれば、私の心はそこで打撃を受けてはっきり駄目になると思う。
私は陽気にド助平な話をまき散らしながら心はいろいろ想い乱れていた。
それにしてもこの二輪車は強烈な想い出になった。最後の性交は、後にも先にも例のない生涯最高の飲酒運転で、泥酔ファックは冷や汗ものだ。泥酔中の射精感というのはわけのわからない感覚だ。
この時撮った写真の撮影時刻を確かめると、13時22分が第1号で
(これが最初に掲げた写真)、最後が17時17分だった。17時の写真で私の顔は完全に正気をなくした朦朧状態だ。この後よくファックができたものだ。よく勃起が膣の中で維持できたと驚く。
ソープ愛好家が定年退職の時や還暦などに自己慰労をするのは二輪車遊びを推奨する。その二輪車は、相方の1人をしっかり親しい嬢にするのが良い。
世の中には二輪車が結構な遊びだという想いから、三輪車とかそれ以上の多輪車をする男がいるけれど、嬢との心の交流というものを考えない愚劣な野郎だと思う。二輪車の相方の2人ともが初対面というのも、ソープ遊び=セックス、女=嵌められるだけの人間──と扱う愚物の行為だ。
なお、すぐに春菜に裏を返すとNSで応じてくれた。この時は本当にありがたかった。この日からのことは
春菜と
本指名の入浴に書いてある。