春菜

 ここでは私の生涯最も記憶に残る入浴を書き綴る。
 平成14年の4度目の二輪車に登場の春菜(仮名)が相方だ。
 この頃金津園はNSを売りとする店とそうでない店とがはっきり分かれて、後者ではゴム着用が殆ど必須だった。標準入浴時間が 100分ぐらいで、在籍の嬢の多くが20代の店なら、NSを接客を公言する嬢が先ずおらず、勤続の長い嬢が特定の常連客にNSを許したかもしれない程度だ。
 NSを不可としている店ではなかなか規則破りが難しかった。そういう方針の店だからこそ嬢が応募したのだ。金津園の店がゴム着用を申し合わせたのが平成4年で、それ以降に業界入りした嬢に、初会や2度目の入浴ぐらいで生嵌めをするのはかなり可能性が乏しかった。
 春菜もゴムを使っていただくという確たる方針で働いていた。しかし、私には生を認めた。私以外に例外はなかったと思う。
 春菜は健康と快活の権化と思える嬢で、私は長年の遊興歴で最も心を奪われたと言っても過言ではない。金津園遊びをエクセルで平成5年からまめにメモっていたが、春菜に通い始めてから、(ヘルスの通い嬢を除けば)もう春菜以外の女に入浴しないだろうと思ってメモるのを止めたぐらいだ。

 私は金津園で遊ぶに当たって、原則として相方に良性記のことを教えていない。入浴した嬢で、私が良性記の制作者であるのを知ったのは、由美、春菜、歩の3人だけだ。
由美──良性記は由美の協力で制作したようなもので、当然由美には作品を見せていた。
春菜──由美が春菜に常連客の私が千戸拾倍であることを教えていた。
    春菜は金津園ワールドを見ていたから、由美にそのことを聞く前から良性記を知っていた。
歩───良性記を知っていて、私の所作(ブランデーをロックで飲み、エロくて、クンニがうまい)や体格から私が千戸拾倍だと察した。小娘なのにエロいのが素敵な嬢を参照。
 だから、会った嬢が、猥雑サイトの制作者と知ったらいかなる応対をするだろうかについて考えることがなかった。良性記を世に出してから1年経ち、金津園関係のネット談義でも私のことが盛んに話題にされていたとはいえ、50歳をとうに越えた爺さんがさほど金津園の女の関心を呼ぶはずがないと思っていた。
 ところが春菜は、由美をパートナーとして二輪車をした時、良性記の新作や私が金津園ワールドに投稿した文を読むのを愉しみにしていると言い、極端に表現すれば、憧れの君に会えたという態度を見せた。
 私はソープ嬢の味方と自負しているのに、金津園ワールドの嬢用のBBSで、ある嬢に何度か貶された。腹に据えかねたから、その投稿名を使ってチンピラ嬢を徹底的にからかう作品を良性記に出した。ソープ嬢の独り言がそれだ)
 こてんこてんにからかってやったのが相手にわかったと見えて、少しは自分の品性のなさを反省したかと思ったら、その後は投稿名を変えて私を攻撃している気配だった。
 そういうことがあったから、春菜が、千戸拾倍という馬鹿なペンネームを振り回している私に会えたことを喜び、しかも、そういう悶着まで知っていて、私にエールを寄こすのが大変嬉しかった。春菜は私のからかいの創作文がとっても面白くて小気味よかったと言った。
 一般的に二輪車で遊ぶときは、2人の嬢の年齢が近いほうがいい。歳が離れていると若いほうが遠慮して、複数プレイに必要な淫らさ・積極さが生まれにくい。
 ところが、春菜は部屋に入るなり私たちのすぐ目の前で堂々と全裸になり、嬌声高らかに堂々と受け答えながら、彼女にとって初の3Pプレイにとけ込んだ。由美が金津園で11年働いているベテランで、私がたっぷり浸り込んでいることがわかっていても、春菜は由美に遠慮して引っ込みがちになることがなかった。春菜のソープ歴が短いだけに、このことが全く意外だった。
 春菜が来た時、私と由美は照明を全開にしてベッドに背をもたれて並んで座って、私はデレーンとペニスを晒して胡座をかき、由美は横座りしてマン毛を見せつけていた。春菜は2人の歓声をBGMにして素早く全裸になった。
 後日春菜から聞いたところでは、その光景に度肝を抜かれながら服を脱いだそうだが、裸になった春菜が私の求めるまま寄り添って腰を下ろすと、私は由美に背を見せるように上体をねじりキスをした。いきなりしかけたキスに、春菜は由美の前で見事に応えた。
 由美は2人の唇の絡み具合と春菜の唇の使い方を間近に見た。春菜が目を閉じていたから、由美は春菜が軽いキスをするのかヘビーなキスをするのかを観察したと思う。そして、春菜の熱いキスに感嘆した。きっとそうに違いない。
 私のほうはもっと驚いた。春菜のキスは熱烈で、受入時間が長く、吸い付きの許諾度が高く、舌の差し出しっぷりも気合いが良かった。
 私にとって由美は、何せ初対面が平成3年という長いつきあいで、まさしく愛人だ。由美の前で春菜とキスをするのは、照れくさいというか罪悪感みたいな気分が少しあった。だから、春菜が目を閉じてキスをしているのを確かめると、横目で由美の顔を窺った。
 私は由美と目が合うとドキッとしたが、由美は私の視線を認めると──おやおや、この子、なかなかやるじゃない!──と言いたげにニヤッとして私に目配せした。
 その後春菜は私にぐーんと飛び込んでくる会話をして、私は──すっげえ亢奮ものだぜ──と驚きながらやりとりしていた。とにかく春菜は私と由美の親密さがもとの過激なほどド助平なじゃれ合いに見事についてきた。性的戯れにおいてもなかなかの奔放さを見せ、時には大声ではしゃぎ、3Pプレイが誠に盛り上がった。
 由美は春菜の協力ぶりに驚き、本人も大変気持ちよく進められた。由美は私を客にして二輪車をするのが4度目、相方も4人目だったが、春菜ののりの良さには感心したようだった。
 私は──中級店の有名ではない店にこんなやる気のある若い女がいたのか!──と心底驚いた。
 後日聞いたことだが、春菜は由美から、私が繰上定年退職記念として豪勢に二輪車遊びをしたがっていると聞き──そのような特別なセレモニーで満足して貰えるようにできるかしら──と心配しながら部屋にやってきたのだった。
 その時春菜は1回分の予定であり、由美のほうが2回分の時間だから、由美の1回目の途中から参加した自分の上がり時間が由美よりも早いとわかっていた。
 自分が先に部屋を出てから、由美と私の2人で自分の品評をされて──これがダメだ、あれがよくない、と話し合われたらとってもいやだ。2人に絶対にけちをつけられないように頑張らなければ──と春菜は思っていた。
 だから、もう根性据えて元気よく喋り、初対面の私と由美の前で、何のためらいもなくM字開脚をしたり、おしっこを放ったり、ベッドの上でお尻を高く突き上げてアナルに指を入れられたり、カメラ撮影に応じたりと、まるで馴染みのように振る舞った。アナルに指を入れられるなんて初めてだったに違いない。
 私は春菜の気合いの良さに驚き、猛然と意欲をかき立てて、春菜の遊興時間をダブルに切り替え、由美のほうはトリプルに延ばした。
 全裸の女2人のみだらな姿を写真に撮って愉しみ、得意のクンニリングスで、春菜、由美の順にイカせて、気をやる様を互いに観賞させた。快感に喘ぐ声もイク声も聞き、エクスタシーの微妙な震えも見て、これが女の美だと2人が思ったに違いない。これはまさしく淫猥の極みだった。
 そして、二輪車であってもただ1回の合体と射精を、私は春菜の目の前で、由美と正上位でファックして果たした。そのピストン運動を春菜は間近で眺めていた。私のペニスが由美の陰裂に出入りする様も、放ち終えてペニスが抜け出た後の由美の陰裂の卑猥きわまりない姿も見えたはずだった。
 長い時間が恍惚のまま過ぎていき、最後はブランデーの酔いが完璧に回った。私は苦労して気合いでペニスを勃起させ、中折れしそうなのを耐えてなんとか射精に持ち込んだけれど、射精した後風呂に浸かったら一気に酔いが回った。
 服を着るのも容易ではなかった。今にも崩れ落ちそうになってエレベーターに乗り込んだ。JR岐阜駅まで送る車に乗り込む時は懸命に嘔吐をこらえ、快速電車に乗り込む時は殆ど正体を失っていて、足を動かすのが大変だった。乗車してしばらく意識を失っていたが、意識を取り戻すと、脱糞と嘔吐が同時に暴発しそうなのを懸命にこらえ、脂汗を流して震えていた。名古屋駅のトイレでは随分長い時間しゃがんでいた。
 繰上定年退職の特別な日が、会社のセレモニー、生涯最高額の振り込み入金の確認、という深い記憶になる出来事の後、そんなものを消し去るほどの強烈なド淫奔痴態を繰り広げることになった。吐き気が収まると、退職金額の意外な多さを喜びながら無上の幸福感に浸った。
 私は、春菜が恥をかきたくないどころか、私を常連客にしてやろうという意識で振る舞ったのだろうと想像した。そう思わざるを得ないほどあの時の応対には気合いが入っていた。とにかくいきなりカメラ撮影に応じたというのが、感服する決断だった。

 3月15日の二輪車遊びから帰宅すると友人からメールが入っていた。30日にその店で遊びたいのでつきあって欲しいという内容だ。
 2週間後の遊興なら是非春菜に裏を返したい。それで、由美に頼んで、春菜に、良性記に記載のメルアドを利用して、30日の出勤の有無を知らせるように求めた。
 果たして春菜から連絡が来るだろうかと思っていたが、19日になってメールが入った。
「こんにちは。暖かいですねー。先日はどうもありがとうございました。さて、由美さんから聞きました30日の件ですが、その日は残念ながら出勤じゃないんです。ごめんなさいー! この前公休日の話はしたのですが、忘れちゃった? でも、またお会いするのが楽しみです。嫌なお客さんのネタも増えました… それではまた」
 ここに「嫌なお客さんのネタも増えました」とあるが、後日春菜からいろいろ聞いて着想したのがソープ客の中のバカという作品だ。
 携帯を利用したわりには長い文面で、私は最初この便りを読んだとき、素直に感動すべきかどうか迷った。
 由美から伝言を受けた春菜がすぐさま私にメールを寄こしたのは、やっぱりソープ嬢の動作としてはかなりめずらしいような気もする。
 しかし、自分のアドレスを隠すべく、しかも、私は由美の客なのだから、由美に私への伝言を頼むやり方が当然のような気がするのに、求められるままメールを出したのは私をたらし込む手練手管なのかもしれない。
 内容は、「この前公休日の話はしたのですが、忘れちゃった?」というのが突き放した言い方に思えるし、「またお会いするのが楽しみです」は平凡でまじめっぽい。そう否定的な観察をしても、「嫌なお客さんのネタも増えました(今度会ったらお話ししたい)」というのは、一度会っただけにしては、随分心に飛び込んだ言い方だと思う。
二輪車  振り返れば、あの日、春菜が写真を撮らせ、放尿まで披露したのが、あまりにも圧巻だった。
 とにかく春菜がペニスを握ったまま陰嚢を口淫するところも、春菜が放尿しながら私に陰核茎部を含まれているところも写真に撮れた。
 2人が腹這いで重なってお尻と股ぐらが比較できる撮影がしたいと頼むと、大姉御の由美の上に重なるのを大変恐縮しながらも、由美に急かされて協力したので、愉快な写真が撮れた。
 とにかくすべてのシーンが歓楽きわまりない酒池肉林状態で、水蜜桃が浮かんだ蜂蜜の桶の中に脳天逆落としを食らった気分だ。
 私はあれやこれや考え、春菜の睫毛がはねた笑顔を振り返ると、すぐさま春菜に会いたくなった。
 15日の初会に「次は来月に来るよ」と言ったけれど、由美が生理休暇に入っているのを幸いに、自分も春菜も由美が不在のほうが気が楽だと考えて、結局同じ月の25日に予約を入れた。

 春菜に2度目の対面をして、私は大いに驚いた。
 先ずエレベーターで待ち受ける春菜の顔が満面の笑みだ。10日前にはこのエレベーターに3人で乗って、私はデレデレの顔をして上から下りてきた。相当酔っぱらってふらふらだった。
 そして、部屋に入ると、春菜は「嬉しい!」と叫んではしゃいだ。飛び跳ねんばかりの反応が私にはご馳走すぎて、年齢に30歳以上の差があるだけに、素直に歓んでいいのか悩ましい。
 とにかく子会社に転籍するために定年退職を迎えてから、自分が老人にどんどん近づいていることに気を揉むようになった。要するに、このところ僻みっぽく考える癖がつき、プラス思考が働きにくくなった。
 だから、春菜が歓んでいるのを見ても、そんなことはあり得ないはずだ、何かが変だ、嬉しがりすぎるのがおかしい、と後ろ向きに考えてしまう。
 戸惑いながら服を脱いでいて、テーブルの上に未開封のブランデーがあることに気がつき、眼を瞠った。
 春菜は言うならば普通の小娘で、稼ぎをもとに華美な生活をしている様子がなく、しかも、高級店で働いた経験がなくて、ブランデーを用意する接客工夫とは縁遠い感があった。それなのに、知り合ったばかりの私のためにヘネシーの高級品を調達した。
 それを指摘すると、春菜は私に寄りかかり、いきなり吸い込みの力もたっぷりにキスをした。私は春菜の何やら存在感のある舌を差し出されるまま賞味して、キスが終わるや、ヘネシーが用意してある経緯を聞いた。
 春菜は、店のスタッフの指示で夕食の時間が思惑と変わったので、わけを男に尋ねた。すると、私の予約が入っているから早めに済ませなさいとの要請だ。
 私の次の入浴は来月だと思っていたから驚いて、再度店の男に間違いなく私の予約であることを確認した。つぶらな目をパカッと見開いて、そう説明した。
 で、私の予約を知って驚いたことを大仰に言い立てるから、ブランデーをどういうふうに買い求めたのか詳しくは聞いていないけれど、とにかく春菜は急遽ヘネシーを1本調達したのだ。
 私はソープやヘルスで遊べば、必ずブランデーをロックで飲む。良性記にこれが書いてあるから、春菜はブランデーを用意せねばならないと思った。これは無条件に感動すべきことだ。気持ちがガーッと熱くなった。
 こういう感動が女遊びの醍醐味なんだろうと思いながら、私は春菜のパンティを下ろした。
 春菜は、私が二輪車の日から僅か10日後に裏を返したことについて、言葉を尽くして喜んだ。そのはしゃぎようと、ヘネシーの用意を考えれば、即座のメールを手練手管と考えて白けてしまうのは、老人の偏狭さなのかもしれない。
 私を心から歓待している証拠に、春菜は私のパンツをたたんだ直後に、振り向きざま未洗浄のペニスを口に含んだ。これには驚いた。その店で即尺する嬢はいないはずだ。それをしたら仲間から叩かれるような店だ。春菜もそれまで私が観察したところでは即尺するなんて考えられなかった。
 私はペニスを突き出しながら、これは破格の待遇だぞと自分に言い聞かせた。
 春菜のペニスの含み方は、ただ咥えたというだけで、強引に吸うのでなく、舌でこするように舐めるのでもなかった。金津園で即尺即ベッドを奨励している店の女がするようなねっとりしたものではないけれど、求めもしないのに即尺をしたのは感動ものだ。
 私が即尺を好むことは良性記に書いてあるから、春菜は私の歓心を買おうとしてこの大胆な行為をしたのだろう。しかし、ふだんは殆どしていない可能性が大いにある。その辺を確かめたいけれど、「いつもこういうことをしているの?」という質問を2度目の対面ぐらいでは控えるのが私の性格だ。
 その日120分で入った。100分や90分が標準入浴時間の店でも120分のコースを設けるところが多くなった。でも、この店で120分で遊ぶ客はかなり少ないと由美から聞いている。時間がたっぷりあった。初会と同様に話が盛り上がって、私はブランデーをしこたま飲んだ。
 春菜は、二輪車で私と由美が、要するに他人がファックしているのを生まれて初めてライブショーで見て驚いたことなどを声高に語った。あの日がとても愉しかった、と盛んに言って、熱烈歓迎の姿勢を通した。
 私はその応対に鼻の下をすっかり伸ばし、アルコールが進みすぎてかなり酔っぱらってマットプレイを受けることになった。
 私は良性記でマットプレイについて通ぶって何やかやと大きなことを書いている。春菜はそれを読んでいるから、二輪車の時にしたマットプレイの指導の続きを望んだ。だから、全く指導的・授業的な進行になって、私のシャイなペニスはどうもバキンバキンにはならなかった。
 それでも、春菜が私に猥褻なプレイの仕方について教えを乞う姿勢だから、前回の二輪車のときのマットよりは倍の時間をかけた。
 私は春菜にカリ首のこすり方やアナルの刺激のやり方を教えた。私のアナルに中指1本奥深く入れさせることもした。関節一つまで入れた前回と同様、おっかなびっくりで挿入したが、左の掌でカリ首をさすりながら右手の中指を関節2つまで潜らせてしまうと、盛んに嬌声をあげた。
 性器の鋭敏な柔肌地帯を徹底的に刺激しなさいと説き、刺激の方法を具体的に教えると、春菜はやる気も充分でよく理解したようだ。カリ首、金的、アナルいずれへの愛撫も、また、男がよだれを流して悦ぶようなマルチ動作もすぐにうまくなりそうに思えた。
 実際、私は春菜に、口では金的を咥えて引っ張り、右手の中指はアナルに差し込み、左手でカリ首を揉むという高度なマルチ愛撫を練習させた。春菜が、したことのない行為をする度ににぎやかに声を出すから、なかなか愉快なマット遊びになった。
 一通りマットプレイの指導が終わろうとする頃、私は考えた。思考の向け先は、サック使用のありやなしやだった。そのことをずっと懸念していたからペニスの勃ちが不充分だったのだろう。
 二輪車の初会では私は由美のバギナに嵌め入れただけで、春菜とは全くファックしてなかった。生ではできないと思っていたからだ。
 店は厳しくゴム着用の方針で、店の1番の年長嬢は、由美が私にはサックを使っていないと知っていて、その特例を不快がった。3番目の嬢は金津園ワールドのNS論議でそんな願望をたしなめる投稿をしていた。春菜もいつも客にゴムを使わせているはずだ。
 二輪車の日に春菜は純生性交を目の当たりに見たけれど、同じようにしなければならない理由は全くない。
 春菜が私に対してどう出るかが全くわからなかった。私はもう何年間も金津園のサック着用の店で、初対面の女に、私からゴム不使用を打診したことは殆どない。二輪車の日もその日も、春菜に「サックは使わなくて済むか?」の類の問いかけをする気はなかった。
 過去の二輪車で、ユウの時2度目の二輪車に記載)もアスカの時スペシャル二輪車に記載)も、私は求めていないし、NSの強要になってはまずいと思って、彼女たちの前で由美と交わることすらしてなかった。
 その日春菜が即尺をしたことから、サックを取り出さない可能性があるとは思った。でも、その答は、マットプレイではわからないままにして、最後のベッドプレイで確かめるのが良かろうと考えた。
 サックを取り出されてがっかりするなら、がっかりするのはできだけ後のほうがいいという判断から、マットプレイで春菜に合体を求めず、「さあ、もう(ローションを)流してよ」と声をかけた。
 春菜の顔に「えっ?」という表情は現れたが、嵌めを誘うことなくローションプレイを終了した。
 私は、マットプレイでは、そこで交わると決めておれば、ローションを活用した厳しい摩擦をカリ首でしっかり感受し、ペニスに芯が通り続けただろう。そうなれば、サックを装着しても元気よくファックを遂行し、いつものように接して洩らさずで終えたに違いない。
 しかし、その後のベッドプレイでは、ローション摩擦の効果もないことだから、弱いフェラチオではペニスがガキッと点火せず、一方では、サックのことが頭から離れずに、サックを被せても怒張が弱くならない程度までしっかりと勃起しなければ…と、気ばかり焦って、からっきし元気がなくなるような気がした。
 春菜が装着を求めるのかどうかわからぬままベッドプレイをすれば、春菜をクンニでイカせてから、いざ合体というところで、仮に春菜がゴムを取り出したとしても、私は気分を高揚させたまましっかり勃起が果たせそうな予感があった。
 春菜にはそういう魅力を感じた。そこまで合格点がつけられる女には、これまで5年に1人ぐらいの割合でしか会っていない。
 そう考えて、春菜がマットの上で合体をしようとする前に、要するに、サックの要否が判明する前に、私はマットプレイの終了を告げることにした。
 しかし、春菜が私に対してノーサックでファックすることを認める心があれば、「さあ、もう流してよ」と私が言ったとき、ソープで2年も働いているなら、間髪を入れず「一度しようよ」と甘い口調で言って、私の腰の上に跨るのが自然な動作だとも考えられる。
 私は、その日サックをかぶせて春菜に挑むことになるのか、それともテラテラのカリ首の背で部屋の明かりを反射させながら、にんまりして挿入することになるのか、一体どちらになるのか、まるで見当がつかなかった。千々に思考が乱れて、ずーっと落ち着かなかった。
 指導的・授業的な進行になって、シャイなペニスがバキンバキンになりにくかったけれど、むしろ、サックが要るのか要らないのかが気になって、勃起を阻害していた。

 ローションを洗い流してから、春菜と私は寄り添うようにして床に腰を下ろし、しばらく歓談した。
 前回の二輪車のことはなるべく話題にしないようにした。それを話題にすると、どうしてもあの日の由美が話題に出てきてしまう。やはり春菜を話の中心に据えなければならない。
 私はその日ノートパソコンを持っていった。二輪車のシーンや以前に由美を撮した猥褻画像と良性記を見せるためだった。春菜は携帯電話で良性記を読んだだけだからまともな画面で見せたかった。
 春菜は二輪車の時の自分の裸像を興味深く眺めた。そんな写真を見るのは初めてなのだろう。例えば、自分の全裸で四つん這いのポーズのアップ写真を見たことのある人は、日本人1億2千万人の中で0.1%もいるだろうか。(私は自分の肛門部を確かめたくて自動シャッターで撮ったことがある)
 私と由美の親密なつきあいについては、由美からかなり話を聞いているようだったが、私が何年にもわたって撮り続けてきた、由美の、すっかり寛いだ顔のモロ画像を見て、あらためて親しさを再認識したようだ。由美の笑顔満載に驚いていたから、由美は普段あんまり笑顔を出さないようだ。
 更に、春菜は良性記を液晶モニターで見て、これがなかなかカラフルで、しかも、少々過激な写真があることに驚いた。その写真を愉快そうに眺め、しばしば嬌声をあげた。(現在の良性記は過激な写真を載せていない)
 私は由美と良性記を酒の肴にして、春菜と談笑の一時を過ごした。
 春菜は終始快活に笑っていただけでなく、私の求めに応じて、二輪車の日と同様に放尿もした。
 私はあまりにも風俗嬢の放尿を見過ぎて、いささか感動がなくなってはいたが、春菜が立て膝の体勢で腰を突き出し、華やかに笑みを浮かべて、水平方向に小便を飛ばすのを鑑賞した。
 眺めながら、小便鑑賞に食傷していることも確かだが、春菜がちっとも恥ずかしがらないのがそもそもよくない、などと勝手なことを考えていた。
 それにしても、春菜は、私の好みのことをさせるに当たって殆ど手がかからなかった。良性記から、私が何を好むかを完全に把握している。好みに合わせるという気配りにおいて春菜は完全に菩薩様だ。そういう性格だから、春菜は本指名が飛び抜けて多い。
 歓談しながら、私は春菜がサックを出すのだろうかということばかりに思考が澱んでいた。
 流れから行くと、ノーサックが許されそうな感じもあったけれど、それが希望的観測だという想いが頭から離れなかった。春菜が明朗にして闊達な女だから、その顔を眺めていると、願望に関する判定を待つのがとても切なかった。
 私はパソコンで、私の裸のペニスが由美の割れ目に嵌っている写真や、その膣口から私の精液が垂れている写真を、春菜に見せた。そういう過激なものを見ても、春菜が「わー、すごーい」と発するだけで、「私にもこれぐらい出して」などと言わないから、掟は掟とするのだろうと想像した。
 とにかく願望の未実現をなぞっていたので、最後のベッドプレイで、春菜に気をやらせた後、いざ合体というところで、春菜がサックを取り出さなかった時は、これはもう実に嬉しかった。
 それまでいい加減あれやこれやと想いを巡らしていたから、私の合体を待ち受け、ベローンと大股開きをしたままの股ぐらを見ると、東大受験者の合格決定のように嬉しかった。
 嵌め入れようとして春菜の股間に正対し、ペニスを摘んで向きを下に下げたときは、春菜の顔を見るのが怖かった。突然春菜が「ちょっと待って!」と言うのを恐れもした。
 で、とにかく悦んで純生で合体したけれど、春菜の素晴らしい歓待にもかかわらず、私は肝心の抽送が続けられなかった。
 それまで春菜と歓談しながら、サックがいるんだろうかと考え、その思考から、現に話題になっていることへ頭を切り換えるたびに酒をのどに流し込んでいたから、やはり酔いすぎだった。
 いや、あの程度の酔いで勃起不全になるはずがない。二輪車の時と比べれば、酒を飲んでいた時間は三分の一以下だ。要するに、顔は朗らかに談笑していても、心はサックの要否のことばかりあれこれ考え、気疲れしていた。
 嵌めた後少しは往復した。しかし、充血が薄らいできた。いったんバギナから抜いて、素股のようにしてカリ首をこすり、怒張を呼ぶことにしたが、こすっているうちに射精起動がかかってしまった。
 入れてすぐに洩らしてしまうのもみっともないと思い、そのままクリトリスから陰毛にかけて精液をぶちまけることになった。
 メインイベントはしまらないことになったが、そこに至るまでが良かった。
 クンニリングスで割と短時間で気をやらせた。しかも、春菜のよがり声が明瞭で、実に気をそそった。春菜は、落ちる前と落ちる瞬間とでは、肉体や表情に明瞭な変化が見られ、頂点がはっきり感知できるから落とし甲斐がある。それに私が好む『エロマンコ』形状で、ラビアが魅力的だった。
 しかも、ゴムを着けなくてよいときた。
 私は嬉しかったし、酔いもあって、もう充分遊び尽くした気分だった。
 帰宅すると、意外なことに春菜からメールが入っていた。
「今日も、楽しい時間をどうもありがとうございました! 来月まで会えないと思っていたので、ドンデン返しが嬉しかったでーす。それではまた会う日まで…おやすみなさーい」
 私が、次回は来月だと言ったのに、メールで来訪予告をしたりせずに現れたので、春菜にはそれが大変印象的な再来になった。だから、キスを交わしてから「やられたと思った」という言い方で私に感謝を表した。それがメールでも「ドンデン返し」という表現で繰り返した。
 私は春菜のメールをうっとりと眺め、反芻してから、次のメールを送った。
「来月は、ロング・延々・バトル的69を愉しみましょう。ちんこ洗わずに。きみはアナルに指嵌められながら豆を吸い続けられるのです。ふやけるのを楽しみにしなさーい」
 私は春菜のアナルに指を2本もねじ込んでクリトリスを吸った。春菜はそれがなかなか良かったようだ。
 アナルに指を入れられるのは、業界歴2年で初めてだと言ったが、あまりにもあっさりと当然のように許したから、「初めて」というのは嘘のような気がするし、顔が幼くて歳が若いことからすると、もともと春菜のアナルに指を入れようとする男がいないとも想像できる。
 更に翌日、春菜との猥褻な痴態を思い出し笑いしながら、またメールを送った。
「アルコール濃度はブランデーが40%、ビールが5%。ブランデーはビールの8倍濃いです。従って、25日のようにブランデーをグラスに半分も入れるとすっごいアルコール量です。ブランデーは高いし、ちびちびと飲むのが正しいから、あんなにたくさん一度に入れてはいけませんよ。僕はアルコールに弱いから、貴女と別れてから、もうあんまり記憶がありません。あの日は名古屋に着いてから餃子と炒飯を食べて、帰宅すると、10時ぐらいに風呂も入らずに寝てしまいましたよ。しかし、よく勃起ができました。イッヒィヒィ」
 すぐに春菜から返事が来た。
「なるほど!ごめんなさい!でも勉強になりました、ありがとございます。アルコールの知識も積まねば…ソープ嬢をまじめに続けて、なおかつ××さんと遊べば遊ぶ程、博学になれそうです。ウフッ」
 とにかくサックの要否のことで頭がいっぱいになり、完璧な性交ができなかったことを、ブランデーのロックをしこたま飲んだせいにした。どちらが原因かと考えればフィフティフィフティだが、酒が進んだのは、そもそもサックの要否のことを考えていたからだ。
 春菜と2度対面して、両方とも春菜をイカせてはいるけれど、私のほうはまともに春菜のバギナの中に放っていなかった。次にファックするときは、まともにバギナの中に放ちたいと思った。

 私は春菜から重要な了解を取り付けていた。デジカメの撮影の許可だ。
 確かに二輪車した日は撮らせてもらえたけれど、それは由美の手前渋々協力した可能性だってある。心で泣いて顔で笑うことは誰でもできる。もし、そういうことだったら、私は申し訳ないと思う。
 で、裏を返したときはノートパソコンを持っていったけれど、デジカメは持ち込まなかった。
 撮影した写真をパソコンで春菜に見せながら、私はたくさんの女が嵌め撮り撮影に大変面白がって協力し、撮影された現品が変なところに流れないものと信用してくれたことを話した。
 春菜はニコニコして私の想い出話を聞いた。それで、同じように春菜が図ってくれるかと聞くと、明るい顔で頷いた。
 私は有頂天になって、春菜と早く3度目の対面をすることを願った。もう来月まで待てなかった。
 会えばやりたいことばかりだ。まず、今度こそ男らしい抽送をしたい。そして、バギナの中に放ってから春菜とキスをしたい。それに、今の若い春菜の裸体の美しさを画像データで残してあげたい。更に、ペニスが自分のおまんφにズブリと填っている写真も、割れ目を指で開いて小便している写真も、そういうものを所有している女が殆どいないだろうから、そういう珍品の破廉恥写真を是非ともかわいい春菜に進呈したい。
 そういう願望を元にいろいろプレイ手順を考えた。
 そして前日に春菜にメールを入れた。
「明日(平成14年3月29日)の金曜日7時に予約したから、おしっこを直前にしてはいけないよ。ネットリとスッケベをして、僕ちゃんを和ませてね!」
 7時に部屋に入ってから、私はパンツ1枚の姿まで裸体になり、春菜には服を脱がせずにパンティだけを下ろさせた。
 春菜は私の妙な注文を不審がったけれど、奇妙だからこそ愉快がって言うがままになった。
「春菜ちゃんねえ、パンツの前開きからちんちんを突き出すから、それにフェラチオして。ちょっとしょっぱくしてあるからね。おいしいよ。……で、僕は、パンツから飛び出したちんちんを咥える春菜ちゃんの顔を写真に撮るの〜。パンツから飛び出したちんちんに即尺するのは、すっごい助平っぽいんだから〜。ちゃんとカメラのレンズを見るんだよ。で、そういう写真を撮るなら、春菜ちゃんも服を着ていた方が絶対に助平っぽいだろう? だから、パンティだけ取るの〜。いいかい?」
「うん」
 おもしろがってペニスに顔を近づけた春菜が言った。
「うわっ。くっさい〜!」
「そうか、くさいか。くっさくたって、相手が好ましい男なら、ちんぼがくさいのがちっとも苦にならないものだ。僕ちゃんは好ましい男だろう? それぐらいのくささなら、さあ、思い切ってしゃぶってごらん。しゃぶってしまえば、くさくはないさ。臭いにおいの出るものを飲み込んでしまえばいいんだよ」
 春菜は私の足下にしゃがんで、もうカメラを意識した視線で口を開けた。
「うわっ。しょっぱい!」
「そうか、おいしいか。こんなおいしいものをしゃぶらせて、この野郎!と思うなら、仕返しをしてもいいよ。おまんφを臭くすればいい。ちゃんと、君の休み明けの朝一で入るから、前々日の最後の仕事からおまんφを洗うのを止めるんだね。メールで逢う日が確認できるから、丸一日以上かけて、確実においしいおまんφをセットできる。徹底的におまんφを汚しておいていいから〜。白くなるぐらいに滓を貯めて、むちゃくちゃしょっぱくしても、春菜ちゃんのマン滓だらけのおまんφならベロンベロン舐めてあげるからね」
「うふっふっ」
「さぁ、しっかりしゃぶって、おちんちんをガチンガチンにして〜!」
 私はパンツからペニスを突き出して仁王立ちし、春菜が足下にしゃがんでガンガンとペニスを吸った。私がその顔をデジカメで撮影すると、春菜はたいそう目を見開いてポーズをとった。
 それにしても、夜の7時ともなると、ペニスの汚れも最高潮のようだ。申し訳ない気もするけれど、春菜は言っていることとやっていることが違う。文句を言いながら、行為が積極的だ。
「じゃあ、今度はファックしよう」
 立ち上がった春菜が服を脱ごうとしたから、私はその手を制した。
「脱いじゃダメ! すぐにおまんφに嵌められるように、先に君にパンティを取らせていたんだから〜」
 私はいつもクンニでべとべとになったバギナに嵌めて射精しているけれど、それではかなりこすれ感が減殺されてしまう。だから、前戯の前のまるで濡れのないバギナにグイッと挿入することも大好きだ。
 春菜は赤のシャツも黒のスカートも着たままでベッドに仰向けになり、M字型に脚を構えた。このM字開脚が立派だ。
 どうしてかというと、股関節が柔らかくてしっかり開けられる。そして、陰毛が薄めで、陰裂が長めで、ラビアの突出が見事だからだ。シャツを着たままでスカートを穿いているだけに、実にエロチックな眺めだ。
 春菜の小陰唇は、膣口近くで会陰に向けて沈み込まずに、下部がつながった、いわゆる囲い込み型をしていた。中世イギリスのエンクロージャーという言葉を思い出す。
 で、かわいい顔に似合わず、ラビア全体が皺だらけで、着色豊かで、厚みもあり、突出がこれまたはっきりしている。口に含むと、質量感がたっぷりある。陰核茎部も顕著で、先太だから、陰核包皮を剥き上げると、中身はベローンと露出し、それが大きめだ。大陰唇は毛もじゃではなく、右側も左側も縦皺が何本も入って着色が濃い。春菜の体全体と同様に、大陰唇も皮下脂肪が感じられる。
 会陰にさほど毛が生えておらず、アナルは円形にすっきりしている。しかし、ラビアも大陰唇もアナルも皆たいそう黒ずんでいるから、見た瞬間眼をガーンと引っ張られ、しかも、外すことを許されない感じがする。ブラックホールの事象地平の境界を超えたようなものだ。
 春菜が完璧に両膝を引きつけているから、太めの太腿がそれほど邪魔にならずに、中央では膣口の内側の微妙な肉襞までを露出し、陰部だけをやけに強調した形になっている。これだけの眺めが眼下にびろーんと展開しているのは実に猥褻だ。
 ペニスに唾をつけて突っ込んだが、スルリとは入らなかった。嬉しいことにペニスがすっかり膨らんで、このところ見たこともないような大きさだ。前回の情けない性交を名誉挽回するチャンスが来た。
 EDに悩む男の多くは充分な時と不充分な時があって、後者のケースで困るのだ。これは心理的な要因によることが多い。私も精神的な何かが障害になっていない時には完璧な状態を保てる。由美と逢う時は先ず問題がなかった。でも、由美以外ではこのところ殆どが不充分だった。それが、その日は前回と違って完全な問題解決に至り、雄々しさが確かだった。
 春菜に唾を性器の入り口に塗るように言った。
 アメリカのエロビデオでは、何せ男優が巨根だから、女が唾を指に落として、自分でおまんφに塗りつける卑猥なシーンがよくある。私はそのエロい仕草を目の前でしてもらうのが大好きだ。粗チンが巨根のように思えるからだ。
 春菜は、唾を膣口に塗る淫らな仕草を堂々と実行した。
 私もカリ首に唾を満遍なく塗って、ゴーンと嵌め込んだ。指で開くと、茶褐色のラビアの内側はベローンとしたサーモンピンクの肉襞が続いている。その中心に潜り込ませるのがすっごく突入感を生む。
 私は服を着たままの春菜に腰を振り立て、唇を吸い、結合部をのぞき込み、上体を立てたり倒したりして、盛んに腰を振った。時には、全部抜き出してからズブズブと潜り込ませるというストロークの長い挿入を繰り返した。ペニスはすっかり漲りかえった感触だ。
 服を着たままの嬢とファックをしたことがないから、一度それをしてやろうと思って、先に春菜にパンティだけ取らせておいた。予定通りにファックして、腰のところまでまくれたスカートとUネックの赤いシャツを見ていると、その日の着想の良さに気分を高めた。
 春菜もなかなかいいよがり方を見せた。考えてみれば、3度目の対面で初めてまともな合体だ。しかも、もう3度もデジカメのシャッターボタンを押している。勃ちまくれるはずだ。春菜が演技か本気かさっぱりわからないけれど、女っぽい応じ方をして、とにかく私はファックしている!という実感があった。
 こんなしっかりした勃ちは由美や馴染みのヘルス嬢でしか得られなく、ここ数年NS方針の店に入ってもなかなかなかった。とにかく勃起が完璧だから、パカッと開いた股間への往復運動に手応えがあった。バギナにも湿り気が出てくると、挿入感と往復感がますます深くなった。
 頃良いところで、ペニスが突き刺さった割れ目の写真を撮った。次はペニスを抜去して、填った形の残った割れ目を撮影した。春菜は上手に少しだけ太腿の肉を引いて、膣口をさらけ出した。
 再度合体し、ピストンしながらキスをして、もう充分満足した。春菜がゴムを出すのか出さないのかとあれこれ考えていた前回と違って、男性復権で、ペニスが我が物顔に怒っている。もう嬉しくてたまらない。
 即ベッドを終了しかけたところで、ふと気がついて大きな声を出した。
「あっ、そうだ。お尻の写真! お尻の写真を撮らなきゃあ。春菜ちゃんのでかいケツの、どアップ!」
 私は春菜に四つん這いにならせて臀部の写真を撮った。春菜は大変愉しそうに過激なポーズを見せつけた。菊のご紋章が随分大きく、着色も立派だった。
 モニターで画像を確かめていて、1週間前に出したメールをふっと思い出した。
「来月は、ロング・延々・バトル的69を愉しみましょう。ちんこ洗わずに。きみはアナルに指嵌められながら豆を吸い続けられるのです。ふやけるのを楽しみにしなさーい」
 私は69にかかろうと思い、春菜に相舐めを誘った。
 春菜は即ベッドプレイを続けることを嬉しそうに応じた。逆向きに絡み合うと、未洗浄でも金的までためらうことなく吸い込んだ。
 私は春菜の存在感のあるクリトリスを吸い込んだ。割れ目が鼻先にあり、たった今ペニスを突き込んだばかりの膣口からはいい匂いが漂っていた。春菜の両足をたたませたまま、クリトリスからラビアまで満遍なくねぶってやると、春菜も丹念にチュッパチュッパの同調だ。
 いつものくせで、アナルを見ると指が入れたくなった。バギナに差し込んで湿り気をなすりつけ、アナルをペロンと舐めてから指を入れ込んだ。バギナとアナルの両方に指を1本ずつ入れて、同時にクリトリスを舐め尽くした。
 とにかく指が春菜のアナルを犯し放題で、人差し指2本まとめて差し込んだりしながらバトル的69を続けた。ペニスを咥えっぱなしの口から訳のわからない声が出ている。
 春菜は股関節を曲げっぱなしで、もう即ベッドが随分長くなったから解放してやらなければと思い、身体から離れた。
 ところが、春菜が満足したという顔をして、両足をたたんだMの字体型のまま寝ているから、そのもろだしのアナルを見ていたら、私はムラムラっときた。
 ペニスは充分に芯が張っているから、アナルファックがやりたくなった。
 その希望を口にすると、春菜は前回も今回も指2本埋没させただけあって、予想通り拒まなかった。私は春菜が仰向けのまま嵌めようとした。ところがうまく突入できないので、今度は四つん這いの尻を突き上げる体勢にならせた。
 ぐっと押し込んで、とうとう春菜にペニスによる初のアナルの貫きを経験させた。
 私としても久し振りの肛門内突入だ。
 半分埋め込んでそれを確認したところで、あらためて春菜の協力ぶりに驚いた。春菜は私に誘われるまま、助平道を一気に実践した。私に全幅の信頼を置いている。
 これほどの応対をしてくれる以上、私はこれから勤務先で毎日仕事の合間に春菜のことを思い出してパンツを湿らさなければならないと思った。

 私は春菜での初体験が次のようにあった。
(1) 二輪車でデジカメを使った。
(2) 良性記を眺めている嬢に会った。
(3) 初対面の嬢からメールを得た。
(4) 服を着たままの女と合体した。
 一方、春菜は私と知り合って、初めてのことばかりのはずだ。
 先ず初会での初体験。
(1) 二輪車をした。
(2) 次の(a)(b)(c)の行為。
(3) 自分と客が全裸でみだらなことをしているのを仲間の女(由美)がデジカメ撮影するのを許した。
キスシーン
私が春菜のラビアを開くシーン
フェラチオシーン
M字開脚にて放尿し(a)、私に飲ませている(b)シーン
私が春菜のアナルに指を入れている(c)シーン
(4) 仲間の女(由美)と私が全裸でみだらなことをしているのをデジカメで撮影した。
(5) 男のアナルに指を差し込んだ。
(6) クンニリングスでイクところを仲間の女(由美)に見られた。
(7) 仲間の女(由美)がクンニリングスでイクところを鑑賞した。
(8) 客が仲間の女(由美)とファックしているのを間近に眺めた。
(9) 中出し精液の流出シーンを間近に眺めた。
 2度目と3度目の対面では、客のためにブランデーを用意したことの他に次の通り初の体験があった。
(1) アナルに指2本も挿入された。
(2) 客からマットプレイの指導を受けた。
(3) ハメ撮りの画像を見た。
───次は3度目の対面───
(4) 店で服を着たままショーツだけ取り去ってファックに応じた。
(5) 店で純生で性交して中出しを受けた。
(6) パンツの前あきから飛び出た(清潔さにやや問題のある)ペニスに即尺した。
(7) アナルセックスをした。
(8) 文字通りのハメ撮りをさせた。
(9) 寝そべったままで流し場に向かって小便を放った。
 どれをとってもすごい。破天荒な猥褻行為だ。それに、即尺するのも、店でイクのも、120分で客をとるのも、客を助平椅子に座らせなかったのもなかなかないと思う。もしかしたら初体験かもしれない。
 私の意のままに猥褻行為をすることが愉しいという春菜の顔を見ていると、私はとにかく浮き浮きした。
 躯の洗浄は風呂の中で行った。前回もそうだが、結局私は助平椅子には一度も腰を下ろさないし、春菜も洗剤を全く使っていない。
 2人が湯船の中で向き合って、相手の股間を洗った。互いにアナルの中に指を入れて洗うのは、とってもエッチっぽい。こういうのに応じる女は実に素晴らしい。
 マットは、俯せの場合のテクニックを指導した。私は前回よりもより徹底した高度な技を説明したから、春菜はかなりそれに驚くとともに深く感じ入ったようだ。
 私はもうすっかり満足して、春菜と歓談しながら酒を飲んだ。話題は良性記に関連することが多かった。
 私は酔いすぎないようにアルコールの量を抑えた。その代わり一層多弁になり、軽口も出した。春菜には、とにかくカリ首を弄うことの大切さを説いた。
 春菜はたいへんできの良い生徒で、歓談しながらでも私に寄り添って、うれし涙を流し続けているペニスを両手でネットリとかまった。人間は助平になることが大切だ、という訓話にも大いに共感したようで、可憐な顔を嬉しそうにほころばせ「おしっこ、したくなったぁ」と言った。
 前回は上体を起こしたままMの字開脚の形で水平に飛ばしたから、今度は仰向けに寝てするように求めた。春菜はそんな恰好で排尿したことはないだろうから、少し戸惑ったようだが、ニコニコしながら見事に割れ目を指で開いて放った。
 私は今まで大勢の女にその恰好で放尿させているけれど、女はそんな破廉恥な行為は先ず初めてで、大変恥ずかしいから、私が指で割れ目を開くように求めても、うまくパカッと開けられることが少なかった。
 小陰唇を引っ張り上げすぎて割れ目の形が崩れたり、大胆にオープンできなかったり、開いているのか隠しているのかわからなかったりで、何度も経験しないと、美観的にサーモンピンクの中身を露出して、尿道口が引きつらないようにすることも、排尿の放物線をきれいに描くこともできなかった。
 春菜は初めてでもたいへんうまく中身を晒した。これさえ経験しておけば、たとえば大腿骨骨折で入院したとしても、自信を持って尿瓶を使えるだろう。女が尿瓶を使うというのはなかなか難しいのだ。で、放尿モデルとして第一級のレベルであることを認証して、褒め、おしっこを飲もうとしたら、もう全部出たと言う。
 私は不満顔をして、春菜に、飲料分を残すことに気づかない助平精神の欠如を指摘した。春菜の朗らかな反省の言葉を聞いてから、股ぐらに湯をかけてやった。
 モニターを確かめると、放尿の原点がまことにきれいにデジタル画像に転移していた。春菜も嬌声をあげて猥褻画像を見た。
 身体を拭き終わったところで、春菜にキスを求め、ベッドを誘った。応ずる春菜の表情と身のこなし方は年齢に似合わない色香があった。そして、クンニリングスを受けるときの股間の晒し方が立派だ。
 当然私は熱烈に吸いまくり、舐めまくった。春菜のよがりは呼吸音も快感を訴える言葉もなかなかそそってくれる。要するに、やり甲斐のある女だ。だから、ラブ行為をしていて、歳が30以上違うという想いがあまり湧いてこない。
 春菜が階段を上るように快感を増幅させていくのがわかる。うんと気持ちよくなれよ、そんなかけ声を出したくなる。私のとことん反復する愛撫にとうとう春菜は絶頂を迎えた。
 苦悶するような最後のあがきを見て、股間のペニスが勃っているのを確認してから、私は立ち上がった。
 春菜が、さあ、来て!と両膝を引きつけた。太めの2本の円柱の間で、紅い裂け目がパカッと開いたところで、ペニスの角度を下向きにして、ズブズブと埋め込んだ。
 そのまま高速ピストンだ。私は長く保たせたくない。逢ってすぐの即ベッドでない限り、一気に射精するのが好きだ。女が気をやった後はいつもそういう抽送にしている。
「イクよ!」
 その一声からまもなく私は深く散弾した。煌めくような射精感だった。
 デジカメを眼で探しながら、躯を離した。
「ザーメンを写真に撮るから、ザーメンが流れるように気張って!」
 春菜は何でも協力する。垂れが乱れぬようにMの字形をきっちり保っている。量の乏しいザーメンだから、会陰にかかる白い静止(精子)滝がか細かった。
 私はその日の最後の画像をカメラに納めて、完全なる性交の快感の余韻に浸った。
 春菜はそのまま私にしなだれかかり、しばらく寝そべったまま会話した。波長が合うと嬢は皆同じだが、ベッドプレイの後は、ひどい客についた想い出話を必ずする。私は「ひどい客」の対極にいるから、こういう会話が多い。
 女はいい! こんないいもの、他にないぜ! そう思いながら、春菜が股ぐらにティッシュを当てるのを眺めた。
 その春菜を紹介した由美には平成5年からもう9年も通っている。平成11年までは月2回以上のペースで入浴していたが、12年からは回数が落ちていた。
 ヘルスでミサ本指名の入浴に登場)、金津園で由美と春菜、名古屋駅西で香織過激店の女2に登場)、合計4人に通い、春菜には是非月2回は入浴したい。これはとても大変だ。
 由美をやめる時期が来たようにちらっと思いもするが、由美は春菜と同じ店だ。いくら何でもスパッと止めるわけにはいかない。大難問だ。

 私は春菜に裏を返したことを由美に秘密にする気などなくて、すぐに由美にメールで教えた。由美と春菜が同じ店で働いているからには、由美が第一、春菜が第二の区分けをはっきりさせておかねばならぬ、と考えていたからだ。
 ところが、由美が丁度その頃退店して名古屋駅西のソープ店に入ったから驚いた。
 当時、由美は店をやめたいという考えを口にして、すぐにでもとび出る雰囲気をよく見せたから、その行動は不思議ではないが、春菜と一緒の店ではなくなったからホッとした。
 私は、4月の初旬に新しい店で由美に逢った。二輪車の日以来だった。
 由美は、私の顔を見ると、「春菜ちゃんが『××さんが来てくれた〜。いいかしら〜』と申し訳なさそうな顔で言うの。あの子、ホントかわいいわ〜」と言った。
 私が、二輪車の後、既に2度春菜に入浴したと教えると、露骨に質問した。
「春菜ちゃんは生でやらしてくれた?」
「生で激しく注ぎ込んだよ」
「よかったじゃな〜い!」
 大きな声で返した。春菜が純生応対したことを心から大喜びしている顔だった。
 二輪車の時の猥褻画像を由美に見せるために、私はノートパソコンを持参した。
 由美は液晶画面で写真を見て、春菜のラビアの黒ずみ具合と突出が立派なことに感心し、二輪車プレイが愉しかったことをしきりに強調した。
 私が、春菜が若いのに似合わない過激なプレイをしたことを褒めたら、由美は春菜の想い出話をした。
「春菜ちゃんねえ、風俗は直接ソープなのよ。ヘルスとかの経験がなしに金津園に来たの。そういうのは珍しいから、どうしてかと聞いたら、あの子、ヘルスというのは、男の人が出したものを飲み込まなければいけないと思っていて、それでヘルスには絶対に行きたくないと思った、と言うのよ。おかしいでしょ」
 そのことは後日春菜本人に確認した。春菜はまだ素人の時、ボーイフレンドにフェラチオして、口の中に出されて、強烈な不快感に襲われたことがあって、それで口内射精には大変嫌悪感を抱いたようだ。
 駅西のソープ店で由美に逢った後、私は春菜に入浴した。
 4度目の入浴は4月の半ばだった。
 春菜は、由美が店まで遊びに来て「××ちゃんが来てくれた〜」と嬉しそうに言ったと報告した。
 更に、2人で二輪車のことを話題にした。あの日は酔いすぎて勃起が維持できるかと冷や冷やした、と後日私がぼやいたことを、春菜が由美に持ち出した。
 その時由美が春菜に言ったことを、春菜は嬉しそうにうち明けた。
「由美さんがニターッとした顔で言ったわよぉ。『××ちゃんはそんなにお酒が強くないのよ〜。あの時××ちゃんは、後半のことはあんまり覚えていないはずよ。顔を見ていたらそんなに酔っているようには見えないけれど、あれであの人、結構酔っていたのよ。わたし、わかるの〜。つきあいが長いから〜』って」
 春菜は、由美の低い声と甘ったるい抑揚をうまく真似して再現した。
 私は、由美と春菜のコンビの二輪車がもうできなくなったのが残念だった。
 2人とも純生ファックを認めるなら、交互にペニスを嵌めることもできるし、春菜ならば、私が由美のバギナに嵌めていたペニスもしっかりしゃぶるだろう。2人の同時放水ショーもカメラで撮れるに違いない。とにかくファックしているところを第三者の手で写真に撮りたいから、そういう愉しみが消えたのが哀しいぐらいだった。

 馴染みの嬢が名古屋駅西のソープ店に移るのは前年秋の香織に続いてだ。
 それで、平成14年の夏には名古屋駅西のソープ店に通い嬢が2人いることになった。
 当初は──近場で、安いぞ──とほくそ笑んでいたが、すぐにインフラ的にみすぼらしいことが我慢できなくなった。ベッドが狭くて固いから、性行為の味わいが良くない。それに、部屋の内装が酷くて、照明が暗く、手狭なので、ハメ撮りも全く出来の悪いものになる。
 後5年で、年収が減るであろう60歳に到達することもあって、とうとう名古屋のソープのほうをやめると決断した。その時由美を断念せざるを得なかった感傷から、エクセルでソープ遊興記録をつける気をなくした。
 由美を止めたことを負い目に感じ、(金津を出たからだぞ)と言い聞かせながら私は春菜にのめり込んだ。そのことは本指名の入浴に書いたとおりだ。

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