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昔の日記 〜その5
2009年12月19日(土)
最近読んだ本。
開国と幕末改革
日本の歴史18 井上勝生 著 講談社学術文庫
(大変勉強になる)
新作
変態セックス5(今の驚嘆のアナルイキの後半部に当たる)をUPした。これを出したいがために陶酔記をリスタートさせたという思い入れのある作品だ。
このすべての情交シーンが懐かしい。女って本当に良いものだなぁと思う。
買春を毛嫌いするとか恐がるとかの男は気の毒ですな。
ここのセックス論の記事は
スケベエッセイ 5の
セックスに関して想うに載せた。
2009年12月21日(月)
最近読んだ本。
秋山兄弟 好古と真之 明治の人材はいかにして生まれたか 井上勝生 著 講談社学術文庫(イモだった)
この二人はよく勉強し、学業成績が優秀で、報告書の書き方が群を抜いていたとある。
文章を上手く書くのは極めて大切なことだ。思考力のない人間は上手く文を書けない。頭の良さは文章力と会話力に出てくる。教養・知力・判断力がそのまま出てくる。
これを涵養するには読書と思考しかない。
私はサラリーマンの現役の時学卒の部下が何人もいたけれど、まともに文章が書ける男がいたっけ。
そもそも定例的な公文は別にして、自分で文章を書くことを発案してそれを私のところに差し出した男がいない。「たまには自分で発案して俺のところに持ってこい」とよく言ったものだ。
秋山兄弟は上役から何々について書けと言われて提出文を書いたのではなかろう。私も通知文、社規案、提言書など自分の発案で積極的に書いて上司に出した。
そういう男がなかなかいない。「何々について書いてくれないか」と私が指示して、それで書いてくる男ばかりだ。
書いたものを見ると、視点がよくない。ありとあらゆるIFを考えることが疎かだ。抜け落ちばかり。頭が悪いなぁ、日頃ものを考えていないなぁ、と思うばかり。とにかく皆本を読んでいないのが良くない。
本を読むのは小学校から高校までにしなければならない。私が高校生の時丸善に行けば若い客がいっぱいいた。ところが今丸善に行っても若い客がそれほど見あたらない。
読書よりも他のことにばかりに気が行くというのは一体何が悪くなったのだろう。やはり一番良くないのはテレビが凡俗のことしか流さないということだろう。それと、贅沢。
人間は大変な生き物だと思う。普通の動物は子供が成人すれば死ぬ。ところが霊長類となるとなかなか死なない。生物としての役割を終えたのに、毎日食べてウンコして、生きている。他には何もしていない。
よ〜く考えてみると、その程度なら生きている必要がない。ただ死ぬ必要もないだけだ。
孫と一緒に暮らしていないから、『自分の群れを守る・指導する・子育てを助ける』という役目もない。チンパンジーのほうがましだ。
2009年12月23日(水)
最近読んだ本。
坂の上の雲1 司馬遼太郎 著 文藝春秋(文句なし)
年が明けてから読む予定だったけれど、あまりに読む本がないから読み始めた。昭和46年以来の再読だ。
これは文庫本並みに活字が小さいけれど何故か読みやすい。司馬さんの文章は大変読みやすいのだ。文章はこうであらねばならぬ。
NHK坂の上の雲の脚本がどのように原作から取捨選択と俗受けするための改変(感動を狙ったシーンの創作)をしたのかがわかって面白い。テレビドラマのための脚本としての工夫がよくわかった。
同じく原作を読んだ『篤姫』の時も思ったが、脚本家のプロはさすがに巧妙だ。
第一巻は秋山好古と秋山真之の少年期のことも書かれている。明治の初めの頃の学校や政庁のことはなかなか文献が乏しいけれど、司馬さんはよくぞあれほどまでに調査したものだと思う。
氏がした関係者からの聴取と文献漁りは凡人には到底なしえないものだ。本当に敬服する。
作家が必要とする労力と素養を考えたらいかにも収入が少なすぎるのが理不尽だ。作家になんてなるものではないとつくづく思う。
私は一日三食食べて、ご飯は椀軽めに一杯だ。なにのにウンコは太くて長いのが毎日出る。入った体積がそのまま、否、それ以上出てくる感じで、栄養摂取効率がかなり悪いのではないかと思う。室内で飼う愛犬のウンコを見ても、それこそ摂取した量よりもたくさん出ているような気がする。
いかに内臓の剥脱皮膚や腸内雑菌の死骸が老廃物に加わるにしてもさほどの体積があるべくもないから、このことは本当に不思議だ。
2chのウンコ関係スレでは「女のウンコは男のウンコよりも太くてでかい」とよく出てくる。私も昔見た排便ビデオで女が驚嘆すべき量のウンコを出すのをよく見た。
で、金津嬢に浣腸すると、残念ながら便秘中でもまともな量のウンコが先ず出てこない。排便は実に迫力がない。いくらなんでも少なすぎる。
スレンダーな体型を維持するために炭水化物をちっとも食べていないことがよくわかる。「あんた、レタスと牛乳と卵しか食べていないのだろう?」と聞くと、「うん」と言う。
男が驚くほどのウンコを出す女は、まともに炭水化物を摂って、排便が毎日ではない人なのだろう。
スレンダーな体型を維持することだけを考えている女は果たしてまともな子供を作ることができるのだろうか。健康面と知能面の両方でだ。
よくもともと頭の良い人とか生来的に馬鹿な人という言い方をするけれど、これは本当だろうか。子供の頃から書を読み、沈思黙考もする人が賢くなるのだ。学問をする人が頭の冴える人間になる。
陶酔記のアクセスログを眺めると、文字数の多いものを読めない情けない人が多いことがよくわかる。昔は2chに「あんな長い文章のサイトを見る馬鹿がいるのか?」と書き込む馬鹿がいた。
もっと昔は、馬鹿は表に出てこなかった。ひっそりと馬鹿をしていた。今は馬鹿でも百家鳴騒に加わり、一人前の格好をして馬鹿をまき散らす。馬鹿もBBSやブログで一人前の顔をしだした。
明治の初め、教育に重点を置いた政府高官の見識は立派だ。そして、坂の上の雲を読むと、それは江戸時代からの日本の流れなのだとよくわかる。
その観点で
開国と幕末改革 日本の歴史18 井上勝生 著 講談社学術文庫(大変勉強になる)
を推奨する。
井上氏は幕末を国際関係から描いているのが特色だ。文量的に大部なのに尊皇攘夷の志士たちの動きにはそれほど筆が割かれていない。当時の農民一揆は秩序と規律と皆の合意があったことを説き、北海道の事情や西洋列強の東アジア浸出の状況、幕府の外交などを書き込んでいる。
明治以降に書かれた本では、無知で無能な幕府役人が外国人とおろおろ交渉して『ど下手』を重ねたごとくに書いているが、その認識は間違っているとの説だ。
更に、明治政府の関係者は前時代のことを悪く書くのが当然で、それを鵜呑みにして、江戸時代は最悪の時期だったと思うのは間違い、遅れた国というのも間違いだと言っている。
司馬氏は幕末の日本を「米と絹だけの後進国」と表現し、日本の未開性を強調しているが、井上氏は逆のことを言っているわけだ。
両者は、幕末の日本が教育的には立派であったとする点において一致している。
坂の上の雲1を炬燵の上に置いておいたら知り合いに「読み終わったら貸して」と言われた。それで、私が子供の頃から現在まで一貫して(こういう人は嫌いだ!)と思っていることを思い出した。
(1) 私の蔵書を貸して欲しいと言った人。
(2) ガムを噛みながら私と喋る人。
(3) ポケットに手を入れたまま私と喋る人。
(4) 酒癖の悪い人。
(5) 息のくさい人。
(6) 漫画しか読まない人(ゲームばかりする人)。
(7) 運動能力があることだけが自慢の人。
(8) 櫛を手放さない人。
この世で費用対効果で考えたら本ほど安いものはない。希少本ならともかくもそこらの本屋ですぐに手に入るものを「貸してくれ」とは何事かと憤る。私が所有する本は私の脳みその片割れだ。「貸せ」と言う神経がものすごく気に障る。読みたいなら「俺も買ってみようかな」と言えば良い。私はそうする。
なお、この(1)〜(8)の嫌いの程度はかなりのものである。諸般の環境がそれを許せば、その男に私のほうから話しかけることは先ずない。
2009年12月24日(木)
最近読んだ本。
坂の上の雲2 司馬遼太郎 著 文藝春秋(文句なし)
これは次の日曜日の放映が終わってから読むつもりだったけれど、待てなかった。面白すぎる。
第2巻に次の文章があった。
真之が書いたサンチアゴ海戦についてのレポートは
「極秘諜報第百十八号」
というものものしい表題がつけられていたが要するに現実の海戦を実見することによって得た戦術上の問題点を摘出し、分析し、それに意見を加えたもので、日本海軍がはじまって以来それが終焉するまでこれほど正確な事実分析と創見に満ちた報告書はついに出なかったといわれている。これが、真之個人の運命をかえることにも役だった。かれがのちにバルチック艦隊に対抗する東郷艦隊の参謀にえらばれ、
「艦隊の作戦はすべて秋山にまかせる」
という信用をうけるにいたったのは、このレポートが日本海軍の上層部を驚嘆させたことからはじまるといっていいであろう。
秋山真之が連合艦隊の参謀をして作戦をすべて立案したのは、今で言えば、トヨタの北米対策担当重役の下で、1課長が全戦略を立て指揮するようなものだ。日本のどの大企業でもあり得ないことだろう。
文章力・提言というものがいかに大切かということだ。「創見」とあるが、これは大変難しい。日頃自分の属する組織などの問題について熟考している人間だけがこれをなし得る。
凡庸な人間がたくさんいてはじめて非凡な人間が冴えわたり、その力量が発揮されるのだから、ある組織の全員が優秀になる必要はないが、男子たるもの、自分が凡庸きわまりないことを納得するまでは「俺が一番」というのを目指すべきだ。
そこで凡俗たるを脱し得ないと思ったら、女体覗きの腕一番とか、痴漢の腕一番とか、エロ動画鑑賞数一番とか、ソープ遊びの腕一番とかを目指せばよい。
そこそこの会社に勤めている人間は必ず昇格試験というものを受ける。通常「経営に対する提言書」の作成だ。
日頃本を読み、真剣に熟考している人間が採点者を満足させる文書を提出できる。
まあ長年こういうものを審査してきた私としては、(どいつもこいつもひどいものしか書いてこない)が感想だ。残念ながら感歎したことは一度もない。
陶酔記のファンから時々メールが来るが、中には(こんな凄い文章が私に書けるだろうか!)と感心する文面を見ることがある。実に感歎した。こういう発見があるから、62歳にもなってエロサイトを続ける意義がある。
サイトの制作者への激励のような軽い?文章でもその人の見識・人品はまともに出てくる。
2009年12月26日(土)
最近読んだ本。
坂の上の雲3、4、5、6 司馬遼太郎 著 文藝春秋
(文句なし)
私は高校1年ぐらいから文藝春秋などを買っていたから氏の短編を少しは読んでいたけれど、私の読書日記で司馬遼太郎氏の本が最初に出てくるのは大学3年目(S42)の『北斗の人』だ。
(昔読んだ本、そして我が青春時代(3)参照)
でその年、父が持っていた燃えよ剣、新撰組血風録抄などを読み、その頃は大衆小説と思って氏の作品にはのめり込まなかった。だから長く氏の作品を買わなかった。
社会人2年目(S46)に関ヶ原を読んでおったまげた。その臨場感ある詳しい記述に感歎した。それからは氏の作品を読みまくった。氏の小説は昭和50年までに殆どすべて読んだと思う。
氏の作品は昭和50年以降は殆ど読んでいない。Wikipedia で調べると、ひとびとの跫音(1981)、菜の花の沖(1982)、韃靼疾風録(1987)が読んでいない長編小説だ。主人公に興味が持てなかったからだろう。
当時私は司馬さんの作品は、関ヶ原、坂の上の雲、国盗り物語、新史太閤記、翔ぶが如く、竜馬がゆく、これぐらいを読めば充分だと考えていたと思う。並べた順に良作だ。
ウィキペディアの司馬遼太郎の項は面白い。
この中に『直木賞選考委員だった際に、なんども候補になったSF作家・広瀬正の作品を、候補になるたびに高く評価したが、他の選考委員の賛成を得られず、授賞させえなかった』とあるが、なかなか興味深い。
私は広瀬正の作品が大好きだ。この文を目にとめた人は是非氏の小説を読まれると良い。
で、昭和46、47年以来38年ぶりに坂の上の雲を読み、脳髄を鉄槌で打たれた気分になった。そして、青春時代の乱読熱が蘇ったような気分になった。
データを示す。
第一巻 S44年4月 1日 第1刷 S46年7月1日 第23刷 480円 S46年8月 9日読む
第六巻 S47年9月25日 第1刷 550円 S47年9月25日読む
私は昭和46年8月に坂の上の雲が第四巻まで発刊されたところで第四巻まで買い、一気に読んで、後はじりじりと続編が出るのを待っていたようだ。第1刷の日付が読んだ日付と一致している。
2009年12月27日(日)
最近読んだ本。
動的平衡 生命はなぜそこに宿るか 福岡伸一 著 木楽社(面白い)
この中に次の文がある。
コラーゲン添加食品の空虚
「体調や肌の調子が悪いのには何かが不足しているからだ。だからそれを補給しなければならない」──私たちはしばしばこのような欠乏の強迫観念にとらわれがちである。
最近、よく宣伝されているものにコラーゲンがある。コラーゲンを添加された食品の中には、ご丁寧にも「吸収しやすいように」わざわざ小さく細切れにされた「低分子化」コラーゲンというものまである。
コラーゲンは、細胞と細胞の間隙を満たすクッションの役割を果たす重要なタンパク質である。肌の張りはコラーゲンが支えているといってもよい。
ならば、コラーゲンを食べ物として外部からたくさん摂取すれば、衰えがちな肌の張りを取り戻すことができるだろうか。答は端的に否である。
食品として摂取されたコラーゲンは消化官内で消化酵素の働きにより、バラバラのアミノ酸に消化され吸収される。コラーゲンはあまり効率よく消化されないタンパク質である。消化できなかった部分は排泄されてしまう。
一方、吸収されたアミノ酸は血液に乗って全身に散らばっていく。そこで新しいタンパク質の合成材料になる。しかし、コラーゲン由来のアミノ酸は、必ずしも体内のコラーゲンの原料とはならない。むしろほとんどコラーゲンにはならないと言ってよい。
なぜなら、コラーゲンを構成するアミノ酸はグリシン、プロリン、アラニンといった、どこにでもある、ありきたりなアミノ酸であり、あらゆるタンパク質から補給される。また、他のアミノ酸を作り替えることによって体内でも合成できる、つまり非・必須アミノ酸である。
もし、皮膚がコラーゲンを作り出したいときは、皮膚の細胞が血液中のアミノ酸を取り込んで必要量を合成するだけ。コラーゲン、あるいはそれを低分子化したものをいくら摂っても、それは体内のコラーゲンを補給することにはなりえないのである。
食べ物として摂取したタンパク質が、身体のどこかに届けられ、そこで不足するタンパク質を補う、という考え方はあまりに素人的な生命観である。
福岡氏は「(化粧品の)コラーゲンが皮膚から吸収されることはありえない」「グルタミン酸ソーダを食べても頭はよくならない」とも書いている。どうしたら皮膚がコラーゲンを一生懸命生成するようになるのかについては書いていない。
私の肌が腰や足や股ぐらなど至るところ痒いのは、皮膚の老化──水分の減少・コラーゲンの劣化・皮膚の細胞の部分的死滅──だろうから、この対策が何かないのだろうか。
いまのところステロイド系の薬を塗って痒みと変色への対策をし、セックスして全身を青春気分にさせるしか手だてがない。(注:再掲時点では禁煙が一番の策と断言できる)
許せないニュース。資金移動 小沢氏側に新生、自由党解党時残金22億円余
次の選挙で、日本一の爬虫類顔男の小沢が所属する政党に投票する人間はとんでもない無思想・ノータリン人間だと思う。民主党がいかに気の利いたことをやったとしても、この策謀だけの男を大幹部にしているようでは駄目だ。
ブオトコは普通存外謙虚に生きるものだけれど、この男はブオトコの劣等感をバネにして権勢意欲だけを駆り立てている。
2010年01月01日(金)
最近読んだ本。
箱根の坂1、2、3 司馬遼太郎 著 講談社(時間はつぶせた)
日清・日露戦争 シリーズ日本近現代史3 原田敬一 著 岩波新書(ぼちぼち)
本書は西暦表記なのが気に入らない。邦歴も併せて示すべきだろう。
読む本がないから暇だ。司馬遼太郎のものを読もうと思っていたけれど、本棚を見ても手に取ろうという気持にならない。坂の上の雲よりも素晴らしい作品は関ヶ原だけれど、この関係のものは読みすぎて新鮮さがまるでないのだ。
2010年01月03日(日)
坂の上の雲が見られないから昨日はNHKドラマ「蒼穹の昴」を見た。西太后を描いたこの作品は金と手がかけられているから大変面白そうだ。
時間が夜の10時スタートというのも良い。これから続けて見ようと思う。
今日は息子の嫁と孫が実家に戻った。すっかり静かになってほっとした。4歳児と3歳児ではとにかくやかましいだけだ。
かわいいと思わねばいかん、と思っていても、躾がなっていないのが気になって仕方がない。娘のほうがまだ子供の躾ができている。怒らない母親と怒る母親との違いだ。
嫁は私たちと同居などしたことがない。亭主が海外勤務で里帰りしていないのに、29日に我が家に来て今日まで滞在したのは、心理的に休まらなかったと思う。
嫁と孫はしばらく実家にいて、その後今月中に息子のところに向かうことになっている。
私は現役の頃、海外勤務を仄めかされる前に「海外勤務不可」の意向を周りにまき散らしておいた。家族の状況からして単身赴任も家族連れの赴任もできるはずがなかった。状況的にはUSAや中国などで働くのが必須だったけれど、辞令は免れた。
家族がたとえ健常でも、私は医者通いが多いし、運転免許は持っていないし、金津園遊びという趣味を離したくなかったし、とにかく名古屋を離れるのはいやだった。
だから平成12年頃に大阪に行ってほしいと東京本社から打診が入った時も断固抵抗した。
息子は私のような難しい事情はないし、入社する時、どこにでも行くという前提で採用されたようだから、しょうもない海外勤務をせねばならない。昔と違って海外で勤め上げれば箔がつくというものでもない。それに、ひとたび行けば8年10年と島流しに遭う。
まだ若いのに、責任者のような立場で仕事ができるから、裁量範囲が広いことに満足しているようだ。
2010年01月04日(月)
三菱UFJ信託銀行に寄って同行のパンフレット(資産運用「はじめの一歩」)を手に入れた。
ここに、サラリーマンが退職時に保有すべき金融資産の額について参考になる次の文があった。陶酔記の読者は圧倒的に50歳未満の男性が占めているであろうから、その人たちのライフプランに資するようにと掲げる。なお、一部の金額はラウンド表示する。
ゆとりある生活のためにはご夫婦で1か月38万円が必要といわれています。
仮にご退職直後の金融資産を 3,000万円とし、年金を受け取りながらこの金額を取り崩していくと、資産を運用した場合としない場合とでは、ゆとりある生活を過ごす期間に差が出ます。
運用利回り別金融資産残高の推移
推移のグラフ 省略
シミュレーションの条件
@元本: 3,000万円
A収入:公的年金部分…夫60歳からの受給月額100千円(老齢厚生年金のみ)、63歳からの受給月額232千円(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む[夫婦同時支給と仮定])(出所:厚生労働省ホームページ 平成19年度の年金額の見込み 夫が平均的収入(平均標準報酬額36万円)で40年間就業し、妻がその期間全て専業主婦であった世帯の新規裁定の給付水準、昭和20年4月2日〜昭和22年4月1日生まれの方の場合)
企業年金部分…受給月額51千円(含む代行部分+プラスアルファ部分)(出所:企業年金連合会平成17年度3月末の速報値)
B支出:生活費月額232千円、余暇費月額151千円(生命保険センター「平成19年度生活保障に関する調査<ゆとりある老後生活>」をもとに設定。)
C物価上昇率は0.9%/年と設定しています。
要するに、老夫婦がゆとりある生活を過ごすためにはBの月額消費が必要であり、Aの年金収入を前提にすれば、元本: 3,000万円でもって養老年金などにするのが良い、ゆとりある生活を過ごすためには 3,000万円の預貯金を退職時に持って良き運用をしなければならない、ということらしい。
まともな会社(一部上場)に勤めていて、その会社が企業年金制度を導入しておれば、退職時に年金部分につき100%年金支給を選択しても、功労付加対応で最低次の退職一時金が出るだろう。
係長級────1000〜1500万円
課長級────1500〜2000万円
部長級────2000〜4000万円
事業所長級──2500〜5000万円
仮に退職一時金で2千万円が出たとしても、現実にはかなり多くの人が大口出費
(住宅ローンの返済、子供の結婚式費用、建屋補修、海外旅行、甥・姪の結婚祝い金、前年度対応の地方税など)にこれをかなり使ってしまうのが実態だと思う。
だから、退職一時金をもらう時点でどれぐらいの預貯金があるのかが分かれ目だろう。定年退職後1年を経過して3千万円の金融資産を持つというのはなかなか大変だと思う。
私は退職後自分の当座の年金収入を社会保険庁に出向いて確かめた。63歳到達後に老齢基礎年金が加わっていかほどの額になるのかも確認した。
しかし、私より3つ若いワイフが60歳到達後にどれだけ加算があるのかについてはこれまで考えたことがなかった。
だから、ここで、「夫60歳からの受給月額100千円(老齢厚生年金のみ)、63歳からの受給月額232千円(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む[夫婦同時支給と仮定])」の文章を見て大変喜んだ。
これはありがたい。
(ただワイフは既に障害年金の受給者で+αはない)
私はこの試算の
「夫60歳からの受給月額100千円(老齢厚生年金のみ)」が受給月額140千円(老齢厚生年金のみ)
「企業年金部分…受給月額51千円」がこの3倍ある。但し、自己拠出の金額と退職金の年金化部分を含む。
ということだからゆとりがあるはずだ。しかし、現実はどうか。
私が給与収入を無くしたのが平成20年の7月。それから1年半が経過した。
18ヶ月の月当たりの生活費を計算するとなんと59万円に達しており、驚いた。私のところは母がいるから上の例よりは増える。母は1週間に一回美容院に行く贅沢な人だから、その手の支出は本人が支払っても、食べ物はなかなか廉価品を食さず、器具備品の類には注文が多くて、結構出費がいる。
この59万円から、建屋補修費用と前年度対応の地方税の追加払いを除いても月当たりの生活費は48万円に達して、考えてみれば、大口の慶弔金が大きかった。
この生活費を減らさないと預貯金が急激に減りすぎる。今年の目標は月40万円だ。ワイフが60歳になれば国民年金保険料は払わなくて良くなるし、私の基礎年金が加わる。インとアウトがバランスしないまでも近づく。
(実際は他に障害年金があるからこれで見事にバランスする)
上の「余暇費月額151千円」に相当する金額は、私の場合、1年半で45回金津園に行き、この金額とパチンコ、本、タバコに消費した金額を併せて390万円。月当たり217千円で、151千円をかなり上回り、しかも私一人の余暇費。
反省している。
2010年01月07日(木)
興味深いニュース。 ウナギの祖先は深海魚…東大海洋研
私が旧良性記の時の雑感や日記、そして陶酔記の日記にもライフプランのことをよく書くのは、基本的にサラリーマンは定年退職後に「事業を興したり、無理にどこかの勤め人になる」ことを考えるよりも、おとなしく年金などで無為に暮らすようにしたほうがよいと皆さんに言いたいからだ。
テレビではこういう奮戦・充実ぶりの成功例ばかりが出てくるけれど、現実には失敗者、即ち退職金を無にして更に借財をためる例を私はよく見ているからこう考える。
サラリーマンは退職したならその後は悠々自適の生活を送る、若しくは、限られた所得でもって、冴えない生活であろうと何とかこれで過ごすようにしたほうがよいのだ。ボケ防止のために自分の趣味を生かしてサイトを作るなどしてご逝去を待てばいいと思う。
そう考えると、今の20〜40代の給与所得者があまりにも贅沢をしすぎ、貯蓄をあまりしていないというのが大変気になる。
昨年はテレビのニュースで、ブラジルなどから、自動車産業が景気を牽引している東海地方に出稼ぎに来た人が職を失い、生活にも住む家にも困却していることがよく報道された。
そのニュースを見ていると、不景気になれば全く危うい立場を理解せずに、日本語の習得に努めず、故国では考えられないような見事に豊かな生活を送って、余ったお金は全て故国に送金し、貯金零だったが故に困っているという図式ばかりだ。
約40年の期間で考えるホワイトカラーの正社員は、8年の期間で悲劇に襲われたブルーカラーの派遣社員と危うさが同じと思わねばならない。生活水準が皆立派で贅沢すぎだ。リスクを全く考えていない。家族も自分もご逝去までは健常者であり続けると思いこみすぎだ。60歳超えても稼ぐネタがあると信じすぎだ。
今、信託銀行に行っても、普通預金窓口以外のところで30代、40代の男性を見ることは滅多にない。私は30代の頃から信託銀行にはよく入っていた。その頃私と同年配の人が順番待ちをしているのをそれなりに見かけた。今はそれこそ70代の人の顔しか見ない。
今朝のニュースで100円レンタカーが話題になった。
こんなに安くできるのは
(1) 中古車を使う。
(2) ガソリンスタンドなどの事業をしていて既存のインフラが利用できる。
の2点によるらしい。
で、マイカーを持たずにこのレンタカーを使うユーザーの声に「浮いた金で美味いものを食べたい」。
今の若い人は皆こんな調子なのだ。どうかと思う。貯金もせずに金津園に行くなんてもってのほかだ。
子供手当が出ても貯蓄に回されて経済効果が出ないという声があるけれど、私はその考えは間違っていると思う。貯蓄に回るのは受給者が50代の場合だろう。
私の目から見て生活水準が立派すぎる家庭は、要するに、
嫁さんの消費傾向が大なのだ。ケチで質素な身なりをして夜なべをする嫁と、外食・高級衣類・華美な装身具・友人と美術館などに行きたがる性癖・子供にブランドものを着せたがる心・夜はテレビの前で大笑いしているだけ──こういう嫁とで、両者が同じ年収でも蓄えは天と地というほど変わる。
華美な服装を好み、食器を洗うのが嫌で旦那とレストランに行きたがる女を嫁にすれば、男子一生の不覚となる。惚れる女と結婚する女は別だ。男は皆これが何となくわかっているけれど、恋は盲目。
恋は盲目にならないためには、私のように10代の頃からエロの道に邁進するというのも一つの手だろう。エロを第一義とすれば、女の美貌は第二義に落ちる。するとその分冷静になれる。極端な話、女の美貌なんぞいかほどのものか、という気分になる。
男は、食器とマンコを洗うのが好きで、残飯を捨てるのが嫌いな女と結婚せねばならない。マンコがきちんと洗える女は部屋の掃除もしっかりするだろう。
今年の初セックスは金津園ではなく、ラブホテルのフェリーチェ(名駅前)で行った。
昨年はミラージュ(千早)、リゾパラ(今池)、A−1(今池)、タウス(千種)、JAZZ(大須)、ラグーン(大須)に入っていて、これで名古屋で有名なラブホテルは殆ど網羅した。
この七つのラブホテルを考えると
(1) 冷水(茶)の無料サービスがある。
(2) 全灯状態の明るさが満足できる明るさである。
(3) 冷蔵庫で持ち込み品が冷やせるスペースが充分ある。
(4) 地下鉄の駅から近い。部屋が広い。清潔感がある。湯の出が良く、温度が充分。空調がよろしい。
を全て満足するのはフェリーチェ(名駅前)であるとわかった。
2010年01月09日(土)
興味深いニュースがあった。
明治安田生命、操作ミスで年金二重払い28億円
MONEYzine編集部 2009年02月08日 13:00
明治安田生命保険は8日、企業年金保険契約者に対する1月分の支払いで、1万6096件、計28億1400万円分を誤って二重に送金したと発表した。
1月5日分の送金処理の際に、誤って4日に送金済みの契約者に重複して送金した。(後略)
私は生保会社を胡散臭く思っていたからここで年金を組むことは全く念頭になかった。大金を預けて、生保のような怪しげなところが倒産でもしたら、と考えるのだ。
だから月の支払額が28億円という額の大きさに驚いた。ビックリした。一人当たり平均174,826円だ。
しかし、天下の明治安田生命でも私的年金のユーザーが16千人しかいないのだな。
馬鹿馬鹿しくて、毎月の支払なのか隔月の支払なのか調べる気も起きない。隔月の支払だとしても公的年金にプラスして175千円の私的年金はでかい。生保会社を利用して私的年金を組む人はかなり裕福な御仁が多いようだ。
それなりの額になった退職一時金はどーんと預けて年金支給にするのがベターだと今にして思う。
それにしても明治安田生命は事務処理ミスで、重要な経営情報を世間に開示することになって、大変頭が痛いだろう。
2010年01月11日(月)
お前さん一体なんちゅう言葉で検索するんや!、と言いたくなる検索を我がサイトの今月のアクセスから紹介しよう。
以下で、(Y20)は Yahoo検索20位、(G9)はGoogle検索9位を示す。
クリトリス 面それー他無(Y20)、ソープでキスは駄目?(G9)、名鉄 クリトリス(Y1)、奇形マンコ(Y8)、オナニーのやり方をエロ小説として説明するサイト(Y1)、膣派 オナニー 指入れ派(G40)、おしっこの穴に綿棒(Y99)、ソープ しない客(G4)、フェラチオ69は女がつらい(BIGLOBE)、初対面の M字 おまんこ アナル 恥ずかしい(Excite)、まだらな女とセックス(Y3)、金玉 ロープ 勃起 見たいわ(G88)、男性性器が長いと女性に害か(Y17)、子会社の社長 年収は(Y2)、毛のないマンコの研究(Y6)、SEX 体位変えるのは何分(Y1)、陶酔記 深い イキ(G1)、セックスの切り出し方(Y3)、陰部の色(Y66)、刃物 女性器(Y11)、マンコクリトリスの 見方(Y14)、指入れ 濡れてない(G14)、女性器 形 不思議(G6)、女性器 小陰唇 ねじれ(Y2)、小陰唇を剥き出す(Y9)、マン毛、多毛(Y45)、舟形 濡れて 愛撫(G5)、陰核包皮 恥垢(G5)、クリトリス いじめる(Y18)、肥大小陰唇愛好家(Y32)、マンコの奥の底(Y1)、陰唇 引っ張る(G87)、イキマンコ(G30)、オーガズムの表情(G80)、女性の性器の形の種類(Y5)、官能小説 年寄り クリトリス(Y5)
ここで一つめのもの、メンソレータムをどうしてこんな誤変換したのか不思議だし、これで検索した意図がわからない。検索した意図がわからないのは『名鉄 クリトリス』も同様だ。何の誤インプットなのかが想像できない。
クリトリスにメンソレータムを少量つけるのは面白いらしい。私はメンソレータムを殆ど使ったことがないからこの発想がないけれど、ペパーミント系の菓子を食べてクンニリングスをしたことはよくある。
『おしっこの穴に綿棒』というのは99位と順位が遅くて驚いたが、Google検索では32位だった。
複数単語での検索は中に画像や動画が含まれているものが多い。45年前の私が今の世を過ごしておればこんな卑猥な検索ばかりしているだろうが、同時に学業もきちんとやっていると思う。今の17〜18歳の男はどうなんだろう。
「夫婦別姓」子供たちの姓は統一…民法改正案、となったようだ。
1月11日3時10分配信 読売新聞 によれば
別姓を選択した夫婦の子の姓について、民主党が野党時代に繰り返し議員立法で国会に提出した民法改正案は、兄弟姉妹で姓が異なることを認めていた。これに対し法相の諮問機関である法制審議会は、19966年の答申で、兄弟姉妹の姓を統一するべきだとして見解が異なっていた。
選択的夫婦別姓が持論の千葉法相は、民主党案の提出を主導していたが、子供の姓を統一する案を採用したのは、「家族の一体感が失われる」との批判に配慮し、法案成立を優先したためと見られる。
民法改正案では選択的夫婦別姓導入のほか、〈1〉女性が結婚できる年齢を現行の16歳から引き上げ、男女とも18歳にそろえる〈2〉婚姻届を出していない両親の子である「非嫡出子」の法定相続分が法律上の夫婦の子である「嫡出子」の半分となっている格差をなくす〈3〉女性の再婚禁止期間を現行の離婚後180日から100日に短縮する――ことも盛り込む方向だ。
私は〈1〉と〈3〉は賛成だけれど、〈2〉は絶対に反対だ。正常な婚姻のもとに生まれた子供を不利にするのは許せない。どうしてこういう発想が出てくるのか。
最近は何でも悪平等主義だ。
外国人の地方参政権、貴乃花親方の一門離脱と強引な立候補、派遣社員の権利主張、馬鹿なタレントだけ集めてのクイズ番組、非一流の龍馬を一流に見せかけるドラマ、見苦しいデブ女タレントの横行、ニューハーフタレントの年収急増、パワハラ・セクハラの度を超した主張、河村名古屋市長のITでの市民固有の番号管理の拒否…。
おおらかにエロ話ができないという最近の我が国はどうもねえ。
今朝の中日新聞の一面トップが『日航年金解散も』。
日航OBは馬鹿だ。現役では企業年金減額の賛同が必要数集められたというのにOBでは難しいようだ。
それで、「日航が支援を要請している官民出資の企業再生支援機構は、同意が得られれば、法的整理を行っても、現計画の減額幅を維持する。しかし、政府は一時検討した強制的な減額のための特別法の制定は断念しており、同意取り付けに失敗すれば年金基金を解散する方針に転換したようだ。2008年度末時点の年金資産は2918億円で、解散時に必要な積立額より2400億円の不足となっている。年金基金を解散した場合、現役とOBが公平に一時金として分け合うことになり、日航の試算では、現役、OBともに削減幅は60%に拡大するという。」
日航OBの近視眼と、自分たちがお世話になった会社に対する愛社精神の乏しさに呆れる。会社が倒産しているという事実を忘れている。
年金基金の解散とはひどい話だ。
しかし、前にも書いたけれど、年金資産に対する積立不足額の割合が高すぎるから、歴代の経営陣と人事部門及び経理部門に日航は人を得ていなかったことがよくわかる。
読者は自分が勤めている会社において年金資産に対する積立不足額の割合がいかほどであるかをよく見たほうが良い。
2010年01月15日(金)
2chから
133 名前: 投稿日: 2010/01/14(木) 17:49:37
日本航空、新聞によれば、月50万円らしいな。(厚生年金とあわせると)。
それでもって、今回3割カットしても7万円減で、43万もらえるらしいな。
もっと、カットすればいいのに。
134 名前: 投稿日: 2010/01/14(木) 20:32:29
普通に働いていても現役で退職まで43万なんてもらえないよ。はぁー
前者の意見。多分国の年金月20万+企業年金23万という計算なんだろう。羨ましい。
後者の意見。比較するのがおかしい。
(1) 先ず小学校でクラスの男子の中で3番以内にいて、いつも学業に励み、難関高校に入学する。
更に、難易度の高い大学に入り、そこで落ちこぼれにならず、給料水準の高い業界の優秀企業に入る。
または、エリート公務員、エリートCPA、エリート弁護士などになる。
(2) 55カレーやカレーハウスCoCo壱番屋や築地銀だこを開くほどの商才を持つ。
(3) オードリー春日やキムタクや北島三郎や島田紳助のような立派な才能資質を持って芸能界で活躍する。
(4) プロスポーツ選手になる。
この四つに該当しない限り、被雇用者なら生涯の最高年収が8百万円を超えないのは当たり前だ。
(2)〜(4)は難しいから (1)を狙えばよい。これなら比較的に達成しやすい。
★社員の給与水準が立派な会社──仮に800社あると想定しよう。
★その会社に採用される1年当たりの平均人数──仮に100人と想定しよう。
※すると、ここに就職したことによってその人は在籍期間に年収が8百万円を超えることがあるだろう。
学卒の新規就労者は1年当たり8万人ぐらいが比較的裕福な生活を送れる候補者になる。このうち出世ができない人がいることを考えれば6万人ぐらいが比較的裕福な生活を送れるはずだ。
☆平成10年における小学校の男子生徒数──3,900,000人
☆この1学年の男子生徒数──650,000人(単純に6分の1)
☆このうち上位10%に入る成績優秀者の数──65,000人
※よって、★の結論の数と☆の結論の数とが大体見合う。
(2)〜(4)で稼ぐのはなかなか難しいし、例えば、プロ野球の選手としてそこそこの活躍しても、生涯年収の合計値としては寂しい人だっていくらでもいる。
事業を興して盛大にやっていても結局左前になって元も子もなくすというのもいくらでも見かける。
よって、生涯年収をきちんと得る最も確実な方法は (1)のコースだ。貧乏人や犯罪者や母子家庭の子供でも (1)のコースは可能だ。難関大学を出て、採用面接で×をつけられるような人柄でなければよい。
小学3年で成績は後から数えたほうが早い生徒が6年生では前から数えて3番手というのはいくらでもあるだろう。親の指導の仕方だと思う。
優秀校と言われる中学の1年で成績は後から数えたほうが早い生徒が3年生では学年の順位が1桁というのはいくらでもあるだろう。本人の心構え次第だと思う。
心配なニュース
<テポドン2号>推進力は1号の8倍 北大教授ら解析
1月15日2時31分配信 毎日新聞
【ソウル西脇真一】北朝鮮が昨年発射した長距離弾道ミサイル「テポドン2号」が、98年発射の「1号」に比べ、推進力が約8倍に向上したとみられることが、日置幸介・北海道大教授(測地学)らの研究で分かった。人工衛星を使ったGPS(全地球測位システム)のデータを解析した。日置教授は「北朝鮮のミサイル技術が着実にレベルアップしていることが裏付けられた」と話している。
昨年12月に米国サンフランシスコであった米地球物理学連合の秋季大会で発表した。日置教授らはエンジンの排気に含まれる水蒸気が電離層の電子を消失させる点に着目。日本に1000カ所以上あるGPS観測局のデータを解析、電離層にトンネルのような穴が開いたテポドン2号の航跡をとらえた。
日置教授らの解析では、1段目の上昇速度は、日本のH2Aロケットに見劣りしない。また、電離層における電子の減少率の比較から、1号に比べ2号はエンジンの推進力が8倍だったとみられる。
2010年01月16日(土)
最近読んだ本。
龍馬を継いだ男 岩崎弥太郎 安藤優一郎 著 アスキー新書
(ぼちぼち)
文字数が少なくて743円。ただで膨大な文字数がある陶酔記のほうが値打ちがある。
なお、これは『小説 岩崎弥太郎──三菱を創った男』
(河出文庫)を読んで、あまりにもくだらなかったから、口直しに買った物だ。
中日新聞に愛知県の知事と副知事の報酬が出ていた。知事が 2,157万円、副知事が 1,802万円とのこと。
一流企業のトップの報酬は3千万円〜1億円ぐらいだろう。しかし、不況の今、非一流企業のトップの報酬ならば5百万円〜2千万円の範囲にあるところが大多数だと思う。
愛知県知事の報酬が高すぎると思う人もあれば、低すぎると思う人もいるだろう。私はこの程度ならまあ妥当かなと思う。
しかし、解せないのは、県知事の報酬を是としたとき、副知事の報酬が高すぎる。この両者は責任と権限が全く違う。どう考えても8掛けだろう。要するに、副知事は 1,600万円近辺でよい。
副知事が 1,802万円もらえば、そのすぐ下の職位の者は 1,700万円ぐらいと想像できる。いくら何でも多すぎる。県議会議長の報酬にしてもしかりだ。
一流企業
(500社ぐらいを想定)の部長職にある者の年収の多くは 1,300〜 1,600万円。全国で数は多くても、ここに到達するのはかなり難しい。県庁のいわゆる部長クラスに当たるものは 1,500万円あれば充分だ。
だからこんな馬鹿なことになる。
公務員の給料&年収トップ-年収ラボ
その他:参考
より頭に染み入るようにわかりやすく書こう。
学卒で一流企業に入る人間は覇気のある人だ。そういう会社の面接で自信のない者や、一流企業の中での激しい競争に自信のない者、残業残業の生活を予想してそれを嫌う者が、地方公務員になる。
一流大学の出身者が一流企業に入る。一流大学の出身者でも上記の者が、そして、一流大学から少し落ちる大学の出身者が地方公務員になる。
どう考えても、地方公務員の給料が高いのはおかしい。
しかし、このようにリンクを貼っていると、ネットは本当に情報が多すぎるねえ。情報だけ求めて何も具体的な努力をせず、文句と僻みだけを発達させる男がどんどん増えそうだ。まず、自分で努力・研鑽だよ。
岩崎弥太郎を含め、維新の傑物や、明治勃興期の秋山兄弟のように、克己心と志のある若者が今の世には少ないようだ。
私の原体験の一つを想い出話。
就職して最初の集合研修のこと。(昭和45年)
何かの調査を課題として命じられ、某市役所に行った。そこで名刺を差し出し、要望を言ったところ、最初横柄な感じだった男が一流会社の所属を示す名刺を見た途端全く態度が変わり、23歳の私に30代後半と思しき男が平身低頭で応対した。
名刺の威力にびっくりすると共に、市役所の役人なんて大したことないな、と思った。その当時は、地方公務員は年金が立派でも現役時の給料は寂しいものだと聞いていて、それは当然だと思っていた。
2010年01月17日(日)
こんなニュースが出ていた。
1月16日20時9分配信 産経新聞
新党大地の鈴木宗男代表は16日の民主党大会であいさつし、小沢一郎民主党幹事長の元秘書で衆院議員、石川知裕容疑者らを政治資金規正法違反容疑で逮捕した検察側の対応について「検察が正義と思ったら大間違い。間違った権力とは断固戦っていこう」と批判、会場を沸かせた。
民主党代表の鳩山由紀夫首相には「堂々と権力に立ち向かってもらいたい」と要望。小沢氏にも「自信を持って幹事長としての役割を果たしてほしい」と強い口調でエールを送った。
鈴木氏は東京地検特捜部に受託収賄容疑などで逮捕された自らの経験を紹介。「(特捜部は)終戦直後に闇物資摘発のためにスタートした組織で、今の時代に合っていない」と指摘すると、会場からは「事業仕分けしろ」と賛同の声も出た。
容疑者の取り調べを録音・録画する「可視化」の必要性も強調し、会場の中井洽国家公安委員長に「よろしくお願いしたい」と注文した。
このような政党に投票するのが本当に正しい選択なのだろうか。これを見ると、全く思い上がっているとしか思えない。
鈴木宗男ごときにドカッと票を投じるほっきゃあどーの人はくそだわけとしか思えん。ぽっぽちゃんは自分が検察のトップの人の上に立つ立場だということを忘れた発言をしている。
昨日の日記を読み返してまた腹が立ってきた。選挙で選ばれた知事の報酬が2千万円。その知事が選ぶ副知事の報酬が1800万円。どう考えても副知事の報酬は多すぎる。
橋下知事や河村名古屋市長が自分の給料を下げることなんか考えなくてよい。その下の幹部連中や議長の年収を10%下げろと言いたい。
私のような意見をマスコミで見たことがない。
地方行政の首長の多くが恐らく地方公務員の給与水準が高すぎると思っているだろう。だから、自分の給与カットなど言い出す。しかし、本当に高いのは、副知事、局長、部長、本庁課長のクラスの年収だ。ここを下げれば平の職員の年収も抑えられる。外郭団体の幹部の給与レベルも落とせる。
マスコミが地方公務員の給与水準が高すぎる懸念など表明しても、首長のそれと下の者(幹部)のそれとの差がないことを指摘する意見を全く出さないのは、意見のシナリオを作る連中が不遜にも自分が属する組織・会社での、自分と自分の二次上長やトップとの年収差に僻み気分が大きいからだ。
その莫大な差は当然のことだと思いながらも、自分の現在の仕事のレベルでもってもっと給与を増やしてもらいたいと思っているからだ。自分の見識、力量、責任の大きさ、組織を隆盛させようとする熱意と真剣さの程度、これがその連中と圧倒的に差があるのにもかかわらずだ。
全てが悪平等主義、中産・上流階級志向意識に凝り固まっている。
やくざの世界、オーナー会社の世界、アメリカの企業、こういうところはトップとそれ以外とは圧倒的な所得格差がある。それが当たり前なのだ。
愛知県知事が2千万円もらうとするならば、局長で一番切れる男が 1,200万円もらえればよいのだ。
逆に言えば、局長で一番切れる男に 1,600万円与えたいなら、県知事には 2,700万円与えよ。
私は内閣総理大臣の給与は安すぎると思っている。石原東京都知事は公金を使いすぎだと思っている。
2010年01月18日(月)
厚生労働省年金局の年金財政ホームページに『厚生年金保険 年金額階級別老齢年金受給権者数』の表があった。このうち年金額の低いものを集約して表を簡素にして掲げる。じっと見つめるよろし。
平成18年度新規裁定
年金額
単位:万円 |
男子 |
受給権者数 人 |
構成比 % |
累積度数 % |
合計 |
516,960 |
100 |
100 |
〜 156 |
441,171 |
85.4 |
85.4 |
156 〜 168 |
40,071 |
7.8 |
93.1 |
168 〜 180 |
18,625 |
3.6 |
96.7 |
180 〜 192 |
4,564 |
0.9 |
97.6 |
192 〜 204 |
1,183 |
0.2 |
97.8 |
204 〜 216 |
1,070 |
0.2 |
98.0 |
216 〜 228 |
1,366 |
0.3 |
98.3 |
228 〜 240 |
1,500 |
0.3 |
98.6 |
240 〜 252 |
1,758 |
0.3 |
98.9 |
252 〜 264 |
1,767 |
0.3 |
99.2 |
264 〜 276 |
1,600 |
0.3 |
99.6 |
276 〜 288 |
1,117 |
0.2 |
99.6 |
288 〜 300 |
699 |
0.1 |
99.9 |
300 〜 312 |
351 |
0.1 |
100 |
312 〜 324 |
80 |
0 |
100 |
324 〜 336 |
16 |
0 |
100 |
336 〜 348 |
14 |
0 |
100 |
348 〜 |
8 |
0 |
100 |
私は平成20年の新規裁定だ。私の裁定額をこの平成18年の表に当てはめると、緑色の部分に当たる。
すぐ上の欄の累積度数が93.1%だから、全国で高い支給水準から 6.9%の範囲に当たると思えば嬉しいが、私よりも上の支給水準の男が17,093人もいるのが不思議だ。
大変しゃくに障るからそのわけを考えた。次が可能性のある理由だ。
(1) 現役時代の各年度の所得が私よりも雲泥の差で多かった人が大変多数いた。
(2) 中卒、高卒で、企業で立派に出世して、給与水準が高く、かつ、掛け金納付の期間の長い人がいた。
※ 大卒の私よりも納付期間が長い。
(3) 60歳を超えても働いて、掛け金納付の期間が私よりも長い人がいた。
(4) 新規裁定の時に、その人の到達年齢から基礎年金まで加わって高くなった。
※ 私は基礎年金は63歳まで貰えない。
例えば、平成18年4月で60歳になる人は基礎部分の支給が63歳からだ。
しかし、平成18年4月で62歳になる人はもうこの年の裁定で基礎年金がつく。
よって、この年62歳以上の人が裁定申請すれば基礎年金がつく。
22歳ぐらいから掛金を天引きされた人の基礎年金は恐らく75〜77万円程度と思われる。
まあ、(3)と(4)が主たる理由だろう。
私は基礎年金が加わっても、240万円を超える程度だ。しかるに、この表では252万円を超える男性が日本全国でなんと 5,652人もいる。とってもくやしい。
結局、たとえば会社社長を65歳までやり、67歳まで相談役で頑張って、ここまで厚生年金掛金を払った人は、年金額がぐーんと増えるのだ。何しろ支給開始が遅い。私のように61歳で裁定申請した人間とはかなり違ってくる。
年金の65歳支給化に伴って企業は雇用延長をしなければならない。60歳で定年処理として退職金の精算をし、嘱託のような感じで雇用延長することが多いと思う。
すると、61歳以降年金を受給するどころか、厚生年金掛金を払い続けることになる。
この効果が大きいのだ。貰いを払いに変えるのだから、年金額は65歳支給時にぐーんと高くなる。
60歳で定年となり、それまであまり会社の役に立たなかったことにより、サヨナラを喰らって、別の会社などで65歳までアルバイトのような立場で厚生年金未加入のまま、月収15万とか8万とかを得て過ごす人と全く条件が変わる。
だから、60歳定年、61歳から嘱託的立場で更に働き、役職をとられ、現役時代の収入が半減したところで、文句を言うべきではない。厚生年金掛金を払う期間が延びるのは大変ありがたいことなんだから。
一番馬鹿馬鹿しいのは、現役中飲み屋通いに励み、60歳到達前に逝去することだ。
飲み屋など殆ど行かずに、金津園に真剣に通い、青春の維持に努めて、63歳以降も生き続ける人生のほうがよっぽど賢いし、美しい。
週に3回以上コンスタントにアルコールを摂取してきた男は、60歳になるまでバギナの中に週一回のペースでザーメンを注ぎ込んできた男よりもうーんと愚劣なのだ。
まともな大学を出て、まともな会社に入り、酒に溺れないまともな生活をして、その会社で、小沢一郎のように権力があって、一族郎党作りの志向の強い男に媚びることができなく、それがために上級管理職まで昇進できず、運が悪くて子会社の要職にありつくこともできず、その結果、60歳定年後はシニアエクスパートのような美名で、最盛期の年収の40%の支給額で働くことになっても、それで62歳や65歳まで働かせて貰えれば、全く御の字だと思わなければならない。
それにしても、掛け金納付期間が長くて受給開始が遅いからといって、年金額330万円になるのは、大多数の人が156万円以下なのだから、上限制限を喰らっても良いんでないのかなあ。
なお、我が国は、現職の時の給料に対する年金額の割合が、先進国の中でもなかなか低いほうらしい。
だびてで変換したらダビテが出なかったから?と思って検索したら「もしかしてダビデ?」と出てきた。ダビデが正しいとわかった。
どうしてダビデなんて言葉をはじめてキーボードで入れたかというと
私の裸体は、ミケランジェロのダビデ像ほどではないにしても、まあ見られると思う。
という冗談を書こうとしたからだ。
2010年01月20日(水)
最近読んだ本。
老化はなぜ進むのか
(遺伝子レベルで解明された巧妙なメカニズム)近藤祥司著
ブルーバックス(good)
すごいニュースが出ていた。『7000年近く前に外科手術=前腕切断の人骨発見−仏』
1月19日8時32分配信 時事通信
【パリ時事】フランスのパリ南方70キロのセーヌエマルヌ県内で、左腕がひじ関節上部で直線的に切断され、前腕のない推定6700〜6900年前の成人男性の骨が見つかった。仏国立予防考古学研究所(INRAP)がエックス線検査などで調べた結果、切断は重傷の男性を救うための外科手術によるものと結論付けられた。
同研究所の人類学者らが英考古学誌アンティクイティの昨年12月号に発表した論文によれば、これは「フランス最古の切断手術の成功例」。外傷で破損した関節の残存部分が切除され、止血、感染症予防など高度な医療処置も施されたらしい。当時の欧州は新石器時代で、手術は鋭利な石器で行われたとみられる。
遺骨は2005年、砂利採取場の拡張に伴い遺跡の有無を調べる調査で、地下1.5メートルの縦穴式の墓内から発掘された。歯が抜け落ちており、高齢だったらしいが、手術後も数カ月から数年間は生存していたもようだ。
ワイフが長距離でタクシーに乗って、運転手さんといろいろ喋ることになった。
以前は建築関係の仕事をしていた運転手さんが語ったこと。
「最近の若い奥さん連中は、自分の家を新築するとか改築するとかの時に、職人さんにお茶も出さず、新築工事の状況を見にくることもしないのが多くなりました。まかせっ放し。呆れますねえ。見に来もしないんだから。それでは、大工さんも仕事をしっかりしてやろうという気が起きなくなりますわ。肝心の工事には手抜きもされるでしょう」
ワイフは10時と2時にはお茶とお菓子を必ず出す心ばえだから運転手さんと話がはずんだと思う。
私は年をとって横着になったから最近は言い方が軽くなったけれど、昔はソープ嬢やヘルス嬢に会ったら、必ずにっこり笑顔を作って「よろしくお願いします」と言っていた。
そういう気持のある遊び人が一体どれだけいることやら。
しかし、最近の若い奥さんが昔の奥さんに比べて人間の質が落ちたのだろうか。昔だってひどい奥さんがいたはずだ。
私の想い出で一番狂ったババアは、私の勤め先の常務取締役で、大阪の事業所長から名古屋の事業所長に転任して私のボスになったオヤジの嫁さん。まあ、自分の引っ越しという私事に、私の部下の、50歳を超えた総務課長をなんと顎でこき使いよった。威張りくさったものの言い様を伝聞してあきれかえった。
私は葬儀も引っ越しも、勤務先に一切手伝いを頼まなかったけれど、そういうことを当たり前のように依頼して平気な男が多い。その奥さんもそれが当たり前のこととして、旦那の所属する会社の人間を使う。
そんな人間には罰が当たらないかと思うけれど、罰が当たったようには見えない。
女の中でもとろい女というのは、旦那の地位が高いと、自分の地位も高いと思うのだ。
30代や40代で自宅を新築する男は立派だと言える。そういう人が嫁さんを選定するに当たっては選定眼力がまるで駄目になっているのではないのだろうか。
私の頃はお見合いが当たり前。教育が行き届いたしっかりしたお嬢さんが紹介された。今は皆恋愛だ。
惚れたら、女を見る目は消える。
大工さんにお茶も出せないような女、旦那の会社での部下が引っ越しの手伝いに来ても恐縮しない女・上寿司の出前を取ることを考えない女に惚れてしまうのだ。
そんな、股の間に孔があることと、繁華街を並んで歩いて恥ずかしくない顔立ちであることの二つしか値打ちのない女にプロポーズするようではどうしようもない。
ワイフ選びと就職する会社の選定はとっても大事なことだ。
ワイフ選びと就職する会社を選ぶことのどちらかを間違えると、男子一生の不作だ。二つとも間違えた人は多いようだ。
2010年01月21日(木)
最近読んだ本。
薬の常識はウソだらけ 三好基晴 著 健康人新書
(必読の書)
××の薬を使うと……の病気になって、かえって有害かもしれない、と書いてあるが、どうしたらよいのかわからない。風邪を引いたら、ただひたすら安静にしていなさい、というのはわかるけれど、痒くてたまらない時にはどうしたらよいのか。
ステロイドは良くないと言われたって、使わなければ私の肌は誠にひどい状態になってしまう。
医者にかかって薬がいっぱい出るのは、製薬会社のため、そして、医者が生活できる利益を得るため、という指摘は納得できるけれど、服用しない薬と服用する薬との区別がつかない。難しい問題だ。
日頃軽い運動で良いからそれをたっぷりしなさいと書いてあるけれど、そうやって健康に気を遣っていてもあっさりと重病になる人もたくさんいる。小林繁さんを見ろ。60歳前に亡くなってしまったぜ。
私は鼻炎とノド炎に年に最低3回は罹る。発熱から始まらないからアレルギー性の疾患だとわかる。我慢して放っておくといずれ炎症部に菌が繁殖し、必ず発熱して、喉の赤らみが強烈に拡大し、鼻汁や痰が尋常ならざるものになる。そして、炎症が気管支にまで広がる。
抗炎症剤や抗生物質を服用しないと大変なことになる。鼻汁が出だした時や喉がシカッとした時にはすぐに医者にかかり、薬を服用するのが私の場合は一番結構なやり方なのだ。
喉がちょっとおかしいなと思った時に医者に診てもらうと、もう結構喉が赤らんでいるのだ。昔は激しくおかしくなってから、要するに、発熱でフラフラになり、青鼻・青痰が出て、激しく咳き込むようになってから医師にかかっていた。そうすると、直るのに3週間かかる。
ちょっと変だぞと思った段階で薬を飲めば、大体5日で直る。「体調不良→すぐに医者にかかるのはよくない。欧米人は日本人のようにすぐに医者に診てもらわない」などというのを見たことがあるが、私のアレルギー性疾患の場合は話が別だ。
いわゆる喉風邪、鼻風邪、と言われているものの大半は、ノド炎、鼻炎で、この殆どはアレルギー反応からスタートしているらしい。私の場合は、エアコン排気・急激な寒気・花粉・排気ガスなどが起因らしい。いきなり細菌感染で発病したのではないのだ。
要するに、鼻汁が出るようになった時、スタートが鼻水状であれば、これはアレルギー性鼻炎。
私は医院に行くのが大変嫌だったから、鼻や喉に異常が発生したら即医者にかかるべきということがわかるのに50年かかった。
(注:再掲時点では禁煙と街中に出かけないことが最善の対策だとわかった)
SEO対策の説明を参考にして sitemap.xmlを作り、Yahoo とGoogleに登録した。果たして効果が出るだろうか。まあ、SEO対策というものが勉強になっただけ、退屈しのぎができたけれど。
(千戸拾倍 著)