(1) 重役室に出る前は、総額3万×千円のA店に出て、その前はB店に出て、金津園の中級店のB店が業界入りした最初の店だった。重役室ではもう3年以上働いている。
(B店は現在別の名前の店になっていて、B店があったのはかなり以前だ。カナは業界歴の古いことを隠さなかった。これはかなりめずらしいことだ)
※ このB店が何であったか思い出せない。A店はフレンドかバースディのどちらかだ。
(2) 直前の店のA店は、方針としては、ゴム着用厳守だった。しかし、カナは6人ぐらいの常連客にはゴムなしで相手をしてやった。やはり、ゴムなしで相手をするのは、常連さんで、そういうことを口外しないと見極めた人であって、どんな客にもそれを許したわけではない。A店は、仮に店の女がゴムなしの接客をしたことがわかっても、そのことで首にはしない店だった。
(3) ゴム着用を方針としている店には、ゴムなしの接客をしたことがわかると首にされる店がある。A店がそういう堅い店でなかったから、仕事をする立場としてはありがたかった。というのは、肉体的にどうしてもゴムが馴染まない男の人もいるから。
(4) ゴムなしOKの店の女がゴム着用の店に移ると、「ゴムなしのセックスは絶対にしてはいけない。もしそういうことがわかったら店をすぐにやめてもらいます」ときつく言われる。厳しい店というのは厳しくやっているものだと、移籍した仲間の話を聞いてよくわかる。
(5) A店から重役室に移ると、私が好意で『ゴムなし』を許していた客が皆ついてきてくれたからとても感謝している。総額3万×千円の店の客が6万円クラスの店に動いた後もそれだけついてきたのはとてもありがたいことだ。継続して通ってくれているお客は、重役室で私以外の女にはリピートで通っていないこともわかっている。でも、対面数は、A店で月2回が、重役室では月1回とさすがに減った。しかたのないことだ。
(6) ペニスのでかい男はいや。私のおまんφは頑丈にできていて、膣が狭くても長くできているから、でかいペニスを奥まで突っ込まれても結構大丈夫だけれど、膣の奥行きが長くない女は皆大きいペニスには気を遣う。おまんφを舐めてくれる客はなかなかいない。
(7) ペニスのピストン運動自体でイクことはない。ベッドプレイの女上位で、クリトリスがこすれるように自分で工夫したときはイクことがある。基本的にはクリトリスの刺激でイク。
(8) 長年ソープ嬢をしているけれど、貴方ほどの通には会ったことがない。喋ることと雰囲気作り、動作が全然普通の人と違う。好意を感じている常連客にも話していないことであろうと、貴方なら初対面でもお話しできるから、すごい人だわ。
売れっ子はとにかく営業トークがうまい。私は酒を飲みながらカナに喋らせるのが愉しかった。この中で (8)については自分自身に感心する。私はカナの強烈なマン臭に相当心が折れていたのに振る舞いがいつも通りで、カナにここまで言わせたのだ。