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ソープの講習追考

 以前ある嬢との会話で次が話題になった。その嬢は私が良性記の制作者であることを知っている。
「ねえ、ソープに入って女の子が困るのはほんとに簡単なことなのよ。お風呂の中で潜望鏡をしなさいと言われたって、簡単なことがわからないの。おフェラをするためには殿方の腰を浮かさなければならないでしょ。両膝を殿方のお尻の下に入れて膝で腰を持ち上げなければならない。そういうことがネットで説明されていると良いと思うの」
「うん、そうだねえ。ソープの新人さんは店からいろいろ指導されるけれど、教えることが多すぎて、細かいことにまで指導が行き届いていないよね。例えば、風呂から出たらお客の体を丁寧に拭きなさいと教えたって、男のタマキンの付け根やアナルまできちんとタオルを這わせなさいとまで具体的に言わないから、そこまでしない女の子が多い。艶グループなんかはしっかりしているけれどね」
「そうよねえ。貴方、そういう説明を書いてよ」
「一応、ソープ嬢向けに『ソープ嬢へのアドバイス』というのを出して、下着に金をケチるなとか客に親しさを感じさせろなどと書いているんだけれどねえ。でも、そこでは多分潜望鏡のやり方までは書いていないだろうし、それ自体新人向けに書いていないからなぁ」
「私、そういうサイトを仲間と作ろうかと考えたこともあるのよ。ヘルスとかキャバクラで働いていてソープのことを考えている女の人ってたくさんいるでしょ」
 この会話を思い出して帰宅してから良性記を確かめたら、『ソープ遊び用語集(前編)』に次のように書いていた。
 潜望鏡とは、二人が浴槽に浸かっている状態で、ソープ嬢が膝で男の尻を持ち上げ、湯面から突き出たペニスにそのままフェラチオをするものです。
 客から見れば、注意事項は『湯あたり』です。日頃烏の行水の男は、潜望鏡プレイを悦んでいると、風呂から出たとたんに転んだり、気分が悪くなったりするものです。

 私は昔から金津園の嬢に“店から受けた指導”についてよく質問している。
 昔の金津園は店長などの男が実技講習するのが多かったけれど、次第にベテラン嬢の担当に変わっていった。羞恥心・職業倫理・セクハラ忌避の心からそうなってきたのだと理解している。
 指導された嬢に聞くと、先輩嬢からの指導だけでは実技が不徹底になるのを懸念する嬢もおれば、店の上層部の男性に体の隅々まで見られないことに安心する嬢もいる。
 ソープ実技について男の指導と女の指導とがどう違うのか思いつくまままとめる。
長所 短所
女性による指導  嬢の立場に立った指導ができる。
 例えば、女性のSTD症状と対処、仕事による性器の損傷、マットでの体の姿勢の保ち方、乱暴な客への言葉のかけ方、美容法。
 先輩嬢が教えることの優位性
 例えば、受講者が恥ずかしくならない、要領の良い動作の微細な説明ができる。
 指導者が同僚の先輩なら肝心なポイントを絶対に教えない。
 基本動作だけ教えて、後は自分で習得しなさい、というスタンスになる。
 ペニスやタマキンが備わっていないから、実技指導に具体性が欠ける。
 先生が同性だと、生徒に甘えが出る。
男性による指導  男性性器の快感の肝心なところについてきちんと教えられる。
 店の女とのつきあい方について注意点などずばり教えられる。
 客の立場になって当該嬢の様子や性格に応じた指導ができる。
 受講側に忌避感・羞恥心が生じて、説明が頭に染みこみにくい。
 どうしてもセクハラとか不必要な性交射精に結びつきやすい。
 女性のSTD症状とか女特有の体に関する事項について指導内容が希薄になる。
 補足がある。
 店長などが実技講習すると店の方針をそのまま教えられる。また、女は着衣の時と裸で性的なことをする時とはまるで様子が違うことがあり、実際に絡んでみることにより、新人嬢が、稼ぐ女なのか稼げない女なのか判定できる。
 デカマラに耐えられる性器なのか、1日に5人の客につく擦過に耐えられるバギナなのか、こういうことの見当がつくのは、店にも新人嬢にも結構なことだと言える。
 閨の仕草(具体的には男がペニスを前後させている時の女の行為)でご本人が気づいていない欠点は、指導者がファックしないとわからない。
 閨の仕草の中には明かりを調整する時の所作もある。
(ア) 勃起物を突きたてた男をベッドに寝させてから無言で壁のところの光量調整スイッチを直しに行く。
(イ) 勃起物を突きたてた男に明かりの好みを聞いてから光量の調整をし、その後ベッドに誘導する。
 このどちらがよいかを指導できるのは女よりも男だろう。
 私の経験では、(a) 先輩嬢 (b) わかっていない男性(早漏や包茎の店長等)から指導された嬢には、その指導の未熟さや教え控えなどからマットプレイにおける性技を誤解して理解することがとても多い。
 その誤解とは次だ。
(1) 男が俯せになるプレイでペニスやタマキンを刺激することが殆どない。
──男に、マットで膝をつかせるか、自分がマットに座り込んで太腿を男の太腿の下に潜らせれば、男の腰が上がり、その股間が自由に愛撫できる。
 前者はアナル舐めをしながらペニスを揉めば良いし、後者は密着感を与えながらペニスとタマキンの両手揉みが執拗にできる。
 要するに、男が仰向けになった段階で初めてまともにペニスを愛撫するようでは“わかっていない”としか言えない。
(2) 男の体の上を器用に滑って、腿や脹ら脛や背中をさするのがマットプレイの基本だと考える。
 結果、嬢の腕がどんどん太くなっていくだけ。
(3) 男の体の上に自分が乗っからない時も、自分の手・腿・乳房などで性器以外のところをすりすりすることがローションプレイで肝心な動作だと思う。
 女性が自分の全身にローションをかけて、体のどこをさすったら一番気持ちよいか考えてみなさい。
 要するに、ローションが何のためにあるのかわかっていないのだ。
(4) 男の股間を、ローションの粘りを利用して執拗に擦りたてるなどは邪道だと勘違いする。
──(1)〜(4)は要するに、“滑って転んでツルリンコ”と私が冷やかす動作、すなわち、男の体の上で女の体が揺れ、押しつけ動作をし、回転し、反転し、という全身運動がマットプレイの華だとする誤解だ。
 こんなものはつなぎや前座の動作とするか、ペニスが軟弱な男に対するおやつのようなもので、男への愛撫の基本はあくまでペニスやタマキンやアナルに対する執拗な攻撃だ。
 ソープを舞台にしたエロ動画もこんな調子だからお笑いだ。(エロ画像として見栄えはある)
 そのような動作は、パイズリのような弱い刺激が嬉しくて、ちょっとカリ首を刺激しただけで射精してしまうオコチャマ向けのプレイだ。
(5) マットの上に座り込んで男の股間を両手で刺激するのは横着だと勘違いする。
 どっかり腰を下ろしっぱなしにするのも相手によっては結構なことがある。
(6) 口と手の両方、または、マンコと手の両方を使って男の股間を複合的に攻める工夫をしない。
 教えられたことをその通りやりたがり、工夫と遊び心がない。
(7) アナル攻めOKな客にアナル攻めをしようという心がない。
 マットプレイは体の洗浄後にするのだから、アナルを攻めるべきだ。
 もし、それまでに男の肛門に痔の気配を感じたなら、アナルは攻めない。必ず嫌がるからだ。
 客は、アナルを舐められて、「そんなこと、しなくて良いよ」と断る人と、その攻めを嬉しがる人と、必ず二つに分かれる。前者のが多いかもしれない。
(8) マットの支度や後かたづけに時間がかかりすぎる。
 要領よくやろうと心がけておれば動作が改善できる。
 マットプレイに限らず性技全般に『男の好みに合わせた性的刺激』というものに思考が足りないと思う。
 男の好みだけでなく、男の性的資質・性器の形状に合わせた性的刺激が大切だ。
 長身・短躯、肥満・痩身、巨根・短小、遅漏・早漏、かろうじて剥けるマラ・完璧なずる剥け・反転した包皮がマフラー状、下腹にめり込んだ配置か、剛毛か、などの違いだ。

 金津園ワールドで「業界素人の教育は誰が行うのですか?」という質問があって、これに対して私が書き込んだものを参考までに載せます。
 一度でもソープで遊べば、自分がもし入店したての素人女の立場になったら、相当勉強しなければならないことが多いと気づかれると思います。
 手順を一通り理解するだけでも大変です。……椅子洗い、マットプレイ、ベッド、その難しい行為だけでなく、検診、タオルの用意としまい方、服の脱がせ方、下着の扱い方、ローション液の作り方、イソジン溶液の作り方、ゴムの準備の仕方、その後処理、床やマットについたローションの洗い流し方、客を転ばせない注意、浴槽や助平椅子の洗浄、同僚とのつき合い方、店の決まり、女の班編制、性病の見分け方。 (注:イソジン溶液を濃く作りすぎている嬢がたくさんいます)
 表面的に知ることだけでも、新入社員が会社の研修を受ける以上に大変です。
 更に、包茎の客の扱い方、ゴムがつけられないほどの短小の扱い方、クリトリスを強く刺激する男へのたしなめ方、客がゴムなしを要求したときの断り方、デカちんの場合の断り方、イキにくい場合の扱い、病気持ちの場合の対応、ピルが躯に合わないときどうするか、下り物が多いときはどうするか、値切られたときどう言うか、用意していない飲み物を頼まれたときどうするか、客が顔を見られたくない男だったらどうするか、客が高額なプレゼントを持ってきたときの対応の仕方、水蒸気の多いところでどういうふうに化粧をもたせるか、ローション荒れへの対応、酔っぱらいへの対応、毛切れ防止、ストーカー対策、応用問題は限りなくあります。
 もともと男のアナルや金的など洗ったことも舐めたこともない女性がするのですから、男の躯の洗い方から丁寧な説明が必要です。
 不特定多数の男に金銭で身体を任せる勇気を持って入店しても、一度に高等技術を教えようとすると、全くの素人娘は驚いて逃げてしまいます。
 だから、ソープの店長は女性の性格を見抜いて、その子に合った指導を数回に分けてします。女性は店の従業員に身体を見られたくないですから、普通は店長が講習します。ただ、同性が教えた方がいいこともありますから、店長とベテラン嬢のコンビで教えることが多いです。
 男の講習者が被講習者と合体までしているかについては、店によって違います。
 講習は職業を教える神聖な行為ですから、合体は絶対にしない店もあるし、合体しても発射はしない店もあるし、全く逆に、数回の講習で毎度発射まで待ち込む店長もいます。
 僕自身は、女性が身体を合わせているときにどんな癖があるかわからないから、一応合体して、確かめるべきだと思います。(仕草等の癖だけでなく、過度のプレイに耐えられる通路であるかどうか、通路が異常な形になっていないか、狭すぎないか、広すぎないか、確かめておくべきでしょう。狭すぎれば、炎症をおこして痛いと言われれば、仕事を休ませなければなりません)
 ヘルスでも、講習はあります。必ずフェラをさせますが、「絶対に抜かないでね」と声をかけることが多いようです。ここにも、講習は神聖な場という意識が働いています。
 もちろん、店によって様々で「私、講習を三回もさせられて、全部発射させられたわ」と語った女もいました。
 私がヘルスの店長なら、抜くまでやらせます。何故なら、抜いたものの処理の仕方・ティッシュを使う動作をチェックしておく必要があるからです。
 いかにも汚らしいものを吐き出すような仕草をさせてはなりませんから。
 経験者が店を変わる場合は、講習しないのが普通です。

 いろいろアドバイスを書いたが、この他、新人嬢やこれからソープで働いてみようかと悩んでいる女性にアドバイスを書き並べてみよう。
 客を恐がるな。
 どの客も対面した嬢には好ましい男だと思われたいのだ。自分がファックさせてやる男は可愛いものだ。
 客の中にはほんの時々手荒な愛撫をする男がいるが、心配するな。
 その手の男はその行為が良いものだと信じ込んでいるのだ。優しく教えれば大抵の男は従う。もし従わないなら、遠慮なく伝家の宝刀──店に連絡すればよい。
 無断欠勤をせず、横着を言わない性格で、きちんと挨拶ができ、それなりに指名が取れるならば、店の上層部の人は必ず貴女の味方になってくれる。自分を搾取したがる警戒すべき連中だと思いすぎるな。
 店毎の手取り率の違いをあんまり意識するな。それよりも店の流行具合と客層の善し悪しだ。
 マットプレイを恐がるな。あんなものは慣れだ。
 器用に動作することがまだ上手くできないなら、ローションを利用してカリ首を刺激することに努めておればよい。
 売春をなさけない稼業・いけない仕事だと思うな。それは売春防止法ができる以前の話だ。特に、避妊と疾病対策がなっていない昭和40年代以前の話だ。
 売春防止法は性交を売る女からの搾取とSTDの蔓延を防ぎ、暴力団の資金源を絶つための法律だ。
 ソープの仕事は社会正義に適うと胸を張れ。40歳から70歳の男性が20代の女性と気楽に性交するにはソープが必要なのだ。
 ソープを危険な仕事と思わなくて良い。疾病対策は充分されている。料金の安い風俗と違って、客にSTD感染者は少ない。
 デリヘルかソープかと悩んでいる女性へ。(デリヘルでは本番をしないと稼げないとわかっている女性へ)
 デリヘルとソープを比べると、女性にとってあらゆる意味で(STD対策、客の横暴など)安全度が違う。ソープのほうが雲泥の差で結構だ。
 それに、客層がデリヘルとソープとでは結構違う。ソープのほうがはるかに働きやすい。また、客と性交等するにおいて、ソープは事実上売春防止法の摘発がされにくい──殆ど合法扱い──のに対し、デリヘルは嬢にとって不法性が高くなる。
 ソープが売防法違反で摘発されるのは、未成年者の雇い入れ、クスリ、客への暴力、強制使役、暴力団への資金の流れなど重大な問題が生じた時だ。
 デリヘルは、無許可営業や売春行為だけで摘発されると考えて良い。
 ソープでの奉仕的性技の必要性への心配・悩みからデリヘルを選ぶのは愚かな考えだと思う。
 助平になれ。
 これは指名が伸び悩む嬢に先輩がするアドバイスとして私がよく聞いた言葉だ。
 助平になるとは具体的には、(1) イキ好きになる (2) 嵌められ好きになる (3) 男性器や女性器に対する好奇心と愛着を膨らませる (4) 性器の刺激(受・攻)が好きになる───ということだろう。
 とにかく笑顔を見せることと、相手の目を見ること、相手に関心を覚えたことが相手に伝わるようにすることが大切だ。
 単純な愛撫でなく、複雑な愛撫を心がけよ。
 男性器はとっても扱いやすいものだ。
 亀頭をクリトリスのように鋭敏なものだと誤解するな。手で触ると刺激が強すぎる男性もいるが、そんな軟弱な男は“まともな継続客”にはならない。
 亀頭は、ローション・先走り汁・唾液の助けがあれば、きつく刺激してもかまわないところである。
 例えば、フェラチオしている時、口がペニスを含んでいるだけではダメ。手はどうしているのか。ペニスに添えてない方の手が男の体以外のところを触っているようではいけない。せめて相手の腿に添えるとか、タマキンを包んでいるとか、工夫せよ。
 相手の好みに合わせた動作を心がけよ。
 2年以上ソープで働くつもりなら、年齢や経歴詐称を徹底的に考えろ。
 売れっ子嬢をよく研究せよ。売れっ子は女から見ても魅力的に艶やかであることが多い。
 ある程度の器量さえあれば、女は顔ではない。接客態度で本指名の獲得量が決まる。
 売れっ子とは、仲間が「貴女、そんなことまでするの!」と言う女だ。(店外デートではない)
 どんな体位があるのか知ろう。
 でも、エロ動画は参考にならない。ソープで働くことを考えている女がエロ動画で参考になるのは、お股の見事なおっ広げぶり、フェラチオのやり方、フェイクの仕方、イラマチオというすごいプレイを見聞することだけだ。
 エロ動画の性交体位は現実離れしたのがよくあり、結合部のカメラ写りの良いもの、観る者に猥褻感を与えるもの、こういうものが好んで選ばれている。
 本当に結構な体位があんまり出てこない。座位、床上床下男上前位、腰枕の使用などだ。
 一方、くだらないもの──駅弁ファック、背臥位、女上跨位、まんぐりがえしの逆さま体位──は馬鹿みたいに出てくる。
 どんな体位があるかは、ネットで『性交体位』で検索し、図解入りのサイトで研究すればよい。
 例えば、エロ動画の作り上げられたセックスを“模範にすべき”と思ったら、男がチンコピストンをしている最中に、女はベッドの上に両手を置いているか、枕を片手で掴んでおればよいと思ってしまう。
 やはり本指名客が頑張って腰を振っている最中には、女は手を、男の腿、肩、背中、首、二の腕などに添えるべきだ。(エロ動画のファックシーンなら、監督が──手が邪魔だぞ──と思うような動作)
 ウエストの細いことはものすごく大切だ。
 マン毛は処理すればするほど結構だ。
 キスが嫌ならフェラチオと玉舐めを徹底的にやれ。フェラチオが好きでないならキスを徹底的にやれ。両方とも過激にできれば一番良い。両方ともそこそこのことしかやる気がないのなら、ペニスを嵌められた時の仕草・表情・声・視線などに抜群の工夫をせよ。
 例えば、朝店に出て2コマ分の時間客につけなかったら、一度おまんφを洗う習慣をつけろ。即のプレイをするなら相手も即のクンニリングスをすることがあるから、それぐらいの手当はしたほうが良い。
 即のプレイ(ペニスを先に洗わないことを意味する)を拒絶するなら、客層が悪くて稼ぎの効率の悪い店でしか働けないと理解せよ。
 即のプレイが嫌ならば、(ウォシュレットなどを使わずにおいて)自分の恥垢を指で取って舐めろ。しばらく入浴していない割れ目や尻穴を指先で擦って、そのにおいを嗅ぎ、ねぶれ。
 なれればどうってことがないとわかるはずだ。それがわからないなら、自分の赤子の世話なんてできない。女失格だ。
 色恋営業を決してするな。メルアドを客に教えるな。
 サイト・ブログを作ることを考えるな。自分の人品と知性の程度が客にばれるだけだ。
 ソープ嬢へのアドバイスを読め。
 その他参考資料として、客の心をとらえる一言ソープ嬢の客についての判定ソープ嬢との擬似恋愛と店外デートがある。
 ソープ業界入りを考えたらどうするか。
 総額3〜10万円に分布している店のどのクラスを選ぶのかをよく考え、店のサイトをパソコンで丹念に見たらよい。職場としての様子は値段が同じクラスの店は似たようなものだと思って良い。
 ネットを眺め、話題にならない店は流行り具合が今ひとつだと思ってよろしい。金津園を選ぶなら、金津園ワールドと良性記が大いに参考になる。
 あれこれ迷わずに、とりあえず店に電話をかけ、面接を受ければよい。面接を受けたらそのまま強引に入店させられないかと不安がらなくて良い。(強引なことをされたら警察へ)
 ホスラブを使うな。できの悪い女が騒いでいるだけだ。
 肥満型でないのが前提の上で、器量がよいとか若いとかなら値段の高い店に入ったほうがよい。例えば、金津園だとNS接客になるが、客層が良くて、むしろSTD感染の心配が少ないと思う。
 ヘルスで働く女性へ。
 ヘルスよりはソープのほうが女の子の保護・扱いについてしっかりしている。
 ヘルスよりもソープのほうが体が楽で、行為が人間的で自然だ。客層も良い。それなりに社会的地位のある男性を相手にするのは面白いものだ。
 キャバクラで働く女性へ。
 客の交際希望や性的要求をかわすことに日々心を疲れさせていたのを考えれば、いきなり体を許すソープのほうがうーんと気が楽だ。キャバクラ出身のソープ嬢は皆これを言う。
 キャバクラで女攻略の腕を磨こうと考えている若造どもを相手するよりも、ソープで純粋にファックを楽しもうとする中高年を相手にしたほうが面白いよ。
 最後に。
 ソープ嬢といちゃつくことに書いたアドバイスをここに掲げよう。
( 1) メルアド、携帯番号等を教えるものではない。
( 2) 月収や預貯金の額を言わない。
( 3) 車通勤の場合、車種や駐車場を具体的に説明しない。
──通勤方法は、JR利用などと初めから嘘を言っておれば良いぐらいでしょう。
※ もし嘘がばれても狼狽えない。「お客にはいつもこう言うようにしている」と開き直ること。
( 4) 自宅の町名など決して言わない。岐南に住んでいるのなら、「お城の近く」と言っておればよい。
( 5) 出身校を言わない。
( 6) 家族構成を言わない。
( 7) 仕事が終わった後の行動や休日の行動を披露しない。
( 8) 稼ぎをどこの銀行に預けているのかを言わない。
( 9) 有料セックス稼業であることを常にわからせる。
(10) 恋心をそのまま受け取ったような態度をしない。
(11) 貴男に会っていると心が癒される、なんていうような態度を見せない。
(12) 愚痴を言えるのは貴男だけというような態度を見せない。
(13) 店外デートの話が出たら、即座に頭から拒絶する。
(14) この客に指名をかけて貰おうと思って自分が言った甘い言葉をよく記憶に残しておこう。
──相手がその言葉を持ち出してなんやかや言ってきた時にきちんとかわすために。
(15) 店からの帰時に用心深く気配り(尾行の警戒)をすること。
(16) 自分が答えたくないことをかわしても再度質問してくるようになったら、警戒する。
(17) 客が独身かどうかは確かめる癖をつける。
(18) 客が既婚者の場合は結婚が破綻に至っていないかをそれとなく探っておく。
(19) 異常な数の指名をかける男はもうそのことだけで客の動向・話し方などに注意を払う癖をつける。
(20) 入浴してもセックスをしない男は、インポでない限りNGにしたほうが良い。
(21) もともと入浴してセックスをしていたけれど、もう話をするだけでよい、となったらNG。
(22) 店の仲間に無警戒であんまり自分のことを喋りすぎないこと。
──恋慕した男はあらゆる手を使って情報を集めるから要注意。
(23) 客から5千円以上のものを貰わない。(見返りを必ず期待される)
(24) 客とのトラブルは、いつも、このお客さんなら信用できそうだと安易に判断したのが出発点になる。
(25) どんな客も、来なくなったらそれは仕方がないことだと思う。
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(千戸拾倍 著)