良性記

マットプレイ考

 マットプレイはソープ嬢がローションの粘性を生かしてする性技の華だ。
 即尺即ベッドでやる嬢は即の絡みを済ませてからマットプレイをするし、即尺即ベッドでやらない嬢は初めに股間を洗浄してからすぐにマットプレイにかかることが多い。客がマットプレイを望まない時はベッドプレイだけとかベッドプレイ+椅子のプレイとかの進め方になる。
 金津園では艶グループのように、 120分の長い時間で入浴すれば、マットプレイと特殊椅子のプレイの両方をするところもある。
 マットプレイを断る客が意外に多い。理由は次だ。
(1) ローションプレイを好まないから。(まあ、そういう感覚の男もいるだろう)
(2) 嬢にあのような奉仕をさせるのが忍びなくて、会話の時間を増やしたほうが良いと思うから。
 (助平精神が豊かでなく嬢への思いやりに篤い男でこのように考えるのが意外にいるようだ)
(3) ベッドプレイが好きだから。
 (マットプレイは男が攻められる。自分が攻めたい男はベッドプレイに時間をかけたい)
(4) 遅漏でベッドプレイに時間がかかるから。
(5) マットプレイの本当に上手な若い嬢がそれほどいないから。
 まあ、気持ちはわかる。
 嬢が体を客の体に摺り合わせる『泡踊り』は、専ら性感帯ではないところをマッサージしがちになり、わかっていない嬢ほど全身運動するのが妙味だと心得違いをして、ペニスの先や玉袋やアナルに口や指を使う動きが乏しいから、ペニスが強い男なら大変くだらなく思える。
 要するに、この泡踊りは嬢の全身運動に使役性を強く感ずる。嬢はこの動作で筋肉痛に悩み、腕が太くなるだけだ。心優しい男なら、遠慮したくなることもあろう。
 マットプレイについて否定的な論調で始めたが、やはりマットプレイはソープの華だ。私は「ソープ嬢は技の習得に努力しているのだから、客はソープ独特のマットプレイを楽しむべきだ」という趣旨のことを何度も書いている。
 私が味わったスーパーマットプレイについては驚嘆のマットプレイに書いた。かなり昔の昭和63年のことでも私には鮮明な想い出だ。
 昔は即々のプレイがなくて、脱衣→洗浄→マットプレイ→洗浄→談話→ベッドプレイ の流れで、私は毎度かなり長時間マットプレイを楽しんだ。その頃の楽しみ方からソープ遊び用語集に『マットプレイ』について解説を書いたので読んでいただくと良い。

ソープ遊び手引き書前編』より
 マットプレイが好みでない人もいます。その理由を推定すると次の通りです。
1.3度4度と抜きたいから20分以上はかかるマットプレイはいらない。
2.なるべくお喋りしたいから20分以上はかかるマットプレイはいらない。
3.くすぐったい。
4.ローションが気持ち悪い。
6.嬢にあのような奉仕をさせるのが申し訳ない気持ちになる。
7.ペニスが敏感なのでノーサンキュー。
8.マットプレイをしたがらない嬢に当たったことがあり、マットを遠慮したほうがいいと考えている。
 しかし、金津園の嬢はマットプレイの技術を身につけてサービスするのが他のファック業と違うという一種の誇りを持っていることがあるし、だからこそ、マットプレイの技術を高めることに意欲を燃やしています。
 従って、なるべくマットプレイは受けて、嬢が素晴らしい動きをしたら褒めてあげるのがいい遊び方だと思います。
 マットプレイをしたがらない客が結構いて、私が会った嬢がそのことについて愚痴をこぼすことがよくあります。ぼやく心を解明すると次の通りです。
1.技術を磨いているのに技術を見てくれないから腹が立つ。
2.うまく会話が進められない男なのにマットをしないから、時間の持たせようがない。
3.お喋りしていたほうがいいと言ってマットをしないけれど、お喋り自体が鬱陶しいものだった。
  (2と3の男性がけっこうおられるようです──自分が該当しないかを真剣に考えください)
4.マットプレイを断るだけあって、超鋭敏ペニスで、愛撫する張り合いがないからつまらない。
 マットプレイを苦手としていない嬢は、初対面の男に「マットはしなくていいよ」と言われると、大概は、どういう奴じゃ!とマイナス思考が働くものだと理解してください。
 まあしかし、平成も20年を過ぎると、「お喋りしていたほうが良い」と言われて(やったー)と思う嬢が増えたようだ。艶グループ以外の店なら確かにこう言える。

 私が昔通いつめた嬢は皆マットプレイが上手だ。マットプレイが上手な嬢には助平心がある。マットプレイが下手くそだと私が教えたくなったが、これはあたかも助平精神を教えるようなものだ。
 大概のソープ嬢、助平精神が未熟な女は、俯せの男の背中や脹ら脛に自分の肉体を長々とすり合わせているだけで、ペニスや金的をあんまり刺激しない。
 私が上手と判定するマットプレイは、滑って転んでツルリンコの、ローリング動作のものでも、背中や太股に、乳房や舌を延々と献身的に這わすものでもない(退役嬢による講習が往々にしてこういうふうだ)
 こういうマットプレイは体力がいり、努力は認めるけれど、私からは最下級の位置づけになる。(過剰豊満の嬢に長々と体をすりつけられ、腰の上に腰掛けられると、まるで整体で、エロい雰囲気が全然出てこない)
 金津園の美貌の嬢でマットが上手なのは、残念ながらあまりいなかったが、時々はNo.1クラスの嬢に巧妙で熱意あるマットプレイをするのがいるから、そういうのにお目にかかると、私は大変喜んだ。
 マットプレイは嬢にとって大切な技術で、一生懸命にこの技術の向上を心がけている子もいるから、できるだけマットプレイを受けて、嬢が上手に熱心にしているのなら、賛辞の言葉をかけてやりたい。
 例えば、嬢が男の躯の上で全身をローリングさせる動きがよくても、私はマットがうまいとは言わない。
 こんなのはビデオの映像を見て、素人が感嘆するだけ。だから、対面した嬢がそういう動作をすると、私は「そんな、疲れるだけのことはしなくていいよ。君の腕が太くなるだけだから」と言った。
 マットプレイは、ローションを活用してとことんペニスを刺激するのがよいプレイだ。私の股の間に座って、粘土細工をするように遊んで、ペニスの愛撫を愉しんでくれるのが一番の御馳走になる。ローションがあるから、長く手こきができ、アナル攻めもやりやすくなる。
 私が何度か通った嬢は、もともとアナル舐めもアナルの指攻めもしたことがないのが大勢いたけれど、私がそれをやるようにそそのかすと、皆喜んでやった。
 マットプレイは、嬢に咥えられてはこすられ、こすられてはハメられ、ハメられては、また外してさすられ、さすられてはまたハメなおし、がんがん揉まれて、ハメてホッとし、ハメにあきたら咥えられ、また、両手でこすられ、どうにも射精しそうになったら、キンタマやアナルのほうを攻めてもらい、射精起動の気運が落ち着いたら、更に別の体位でハメ、こういう延々と続く絡み合いが結構だ。
 ペニスがこすりに強くて、嬢が熟達者の場合、50分使うようなロングランのマットをすれば、こんなマットプレイになる。ポイントは寸止めだ。
 合体にコンドームが必要であれば、こんなゴージャスな痴態を味わうことができない。コンドームの使用はいろんな面でソープ遊びをつまらなくした。とにかくこれはマットプレイの流れを悪くし、また、単調にし、フェラチオを消極的にさせ、変形体位がなくなり、良いことは一つもない。AIDSを呪いたい。

 マットプレイは、(1) 男がうつぶせ (2) 男が仰向け の二つから構成され、(1) が先だ。で、長年観察していると、こんなタイプの嬢がいる。
  1.(1)の時間が長くて、(2)の時間が短い嬢
  2.(1)の時間が短くて、(2)の時間が長い嬢

 2は、フェラチオに自信のある嬢が往々にしてこうなる。1は、マットプレイ=男の体の上でローリングと思っている嬢がこうなりがちだ。
 男がうつぶせだと、陰部を刺激することをはなから考えていない嬢がいる。考え違いだ。
 男がうつぶせになっていれば、アナルやキンタマや会陰が刺激しやすい。また、勃起ペニスを後ろに引きづり出して、無理な角度にして刺激するのが具合が良いと理解しなければならない。男が伏せていても、男の腰を上げさせてフェラチオするぐらいの気持ちが必要だ。
 こういう変態的な刺激が、うつぶせのマットでは大切と言える。わかっている嬢は見事にわかっている。
 そもそも、マットプレイはローションを使うから、フェラチオよりも手こきが適合する技で、男を仰向けにしたとたん、女上位でファックにかかるやり方も、男がそれを望んでいない限り、立派なマットプレイだとは言えない。
 仰向けの男の陰部を、両手と口をすべて使ってこすり立てるのがマットの技だ。
 次が最高級のマットプレイの実例で、玲子の技に注目してほしい。

驚嘆のマットプレイより  こういう技が懐かしいとは思うけれど、やはり部屋を明るくして、ローションなんて補助物なしで互いの体を延々と愛撫しあうのが良いと思う。
 ローションがないと、互いにフィンガーペッティングがやりにくいこともあるけれど、ラブジュースが流れるのがよくわかるメリットのほうが、愛の交歓には有意義だ。

 私は平成10年ぐらいからマットプレイや椅子洗いのプレイをさほど望まなくなった。その理由は、冒頭に書いたものを少し別の角度から書くと
(1) 心の底から本当にこれがやりたいと思っている嬢は先ずいない。仕事だからしているだけ。
  ──嬢に全身運動させるぐらいなら、局部中心のいじくりのほうが楽しい。
(2) マットプレイや椅子のプレイは準備と片づけが必要で、その分会話などに時間が取れない。
  ──ローション液を洗い落とすにはかなりの時間がいる。
(3) セックスとは、男性が女性を愛撫して楽しむものだと思っている。
  ──マットプレイをすると、自分が愛撫して楽しむ時間が少なくなってしまう。
(4) 明るくした部屋のベッドの上でも、マットプレイや椅子のプレイと同じことができる。
  ──私はコップにローションの原液を入れさせ、それを使ってベッドで遊ぶことをよくしている。
ということだ。
 私はマットプレイや椅子のプレイをしないようになると嬢に次をよく頼んだ。
「マットはしなくて良いから。その代わり、ベッドでマットと同じようにやってよ」
 こう頼むと殆どの嬢が面白がった。キャリアの浅い嬢は驚いた。
「ローションが使いにくいよ」
「チンボ汁がたくさんあるだろう」
 嬢は私から大変気持ちの良いクンニリングスが受けられるから、これをやらせると攻めに気合いが入っている。ベッドだと相互にペッティングやオーラルプレイを延々と続けられるのが面白い。
 セックスプレイには視覚が大切で、嬢の紅らんで汁だらけの性器を見ながらエロプレイに励むのは楽しいし、嬢だって、自分を前にして漲りきったペニスは楽しいはずだ。
 ベッドでマットと同じようにやってよ──と言うからにはベッドプレイでローションを使わせることもある。これは相互にアナル攻めがしやすい。
 私が四つん這いになり、嬢が指をアナルに入れながらペニスなどを刺激すれば実に楽しい。私はこれをしたことのない嬢にもう随分初体験させた。
 こんな素晴らしいことができるのだから、マットプレイや椅子のプレイをする必要がない。そして、私が嬢のアナルを指攻めすれば当然アナルセックスに持ち込みやすくなる。
 これを読んだ人が“やってちゃん”のプレイから脱皮し、自分も性愛行為が上手にできるようになって、マットプレイや椅子のプレイなんて時間の無駄と思うようになれば結構なことだ。
 ここまで書いてふと思ったことがある。
 マットプレイを受けなくなった根本的原因は何か。それは、浴室のプレイでは眼鏡を外すからではないかと思う。
 私がマットの上に仰向けになって、嬢がいやらしくペニスを揉んでも、眼鏡を外しているとそれがよく見えない。嬢の表情もわかりにくい。
 ベッドのプレイなら眼鏡はクンニリングスする時以外はかけている。だから、猥褻なプレイも嬢の顔もよく見える。ぼやけた猥褻がいやでマットプレイを敬遠したのかもしれない。
 なお、マットプレイでの私の射精経験(対バギナ)をもとに更に続ける。
男上位(正上位)での射精───────経験(多分)なし
 ソープもののAV動画で必ずこれが出てくるが、AVだからこその行為で、ソープ嬢に対してこれを望むものではない。髪にローションがつくのは絶対に困るし、そもそも男の膝がとても不安定だ。
ローションを駆使した手コキでの射精──1人だけ専らこれで愉しんだ嬢がいた。
いろんな初めて(1)の『11.デブでも通った嬢の初めて』)
女上跨位での射精───────────私はかなり少ない
 平成16年まで〜即々ではないケースでは、マットプレイで女上位でもって放ったことは多分ない。即々では放ったことがあるかもしれないが、記憶にはない。
 平成16年以降〜2度目の射精をこれで果たしたのを僅かに2人憶えている。(館のマヤ、艶のヒナ)
 私は、ベッド(またはソファープレイ)→マットプレイ→ベッドプレイ の流れで、それぞれ1度ずつ抜きたいと思っている人や、2度抜ければよいと思っている人には、即のプレイと最後のベッドプレイで抜くやり方を推奨する。このやり方のほうが、最後の射精がド派手に達成できて楽しい。
 さて、私はマットプレイがわかっていない嬢によくアドバイスをする。そのポイントは次だ。
(1) 最初の俯せのプレイではペニスの刺激から入りなさい。
 俯せでは、腿の裏や尻たぶや背中などを乳房や手や腹や太股で刺激することから始めるのは良いやり方ではない。
──それは教えられた入り方だろうし、いきなりペニスに指を持っていくのは抵抗があるかも知れないが、客がおぼこそうな男でない限り、やり方を変えるべきだ。
(2) 即々なしでマットプレイ──初対面なら客のペニスは緊張で雄々しくなっていないこともある。また、導入は大人しい進め方をしたいかもしれない。
 即々の後のマットプレイ──男性が即のプレイで射精した後だ。ペニスは殆どの場合縮んでいる。
──ペニスの勃起を最優先に考えよう。とにかくマットの最中にペニスが勃起していない時間を初めからなくすことが肝心だ。俯せではペニスを刺激しないとするのは間違いだ。
 例えばマットの入り方として、(1) を念頭に置くと、男に足を開かせ、その間に初めからどかりと尻を下ろして、両手でタマキンとペニスを刺激するという結構な導入の仕方もある。
 この時両足を男の腿の下に潜り込ませて両脇のほうまで伸ばし、男の尻が浮くのを利用して両手で猥褻なこすりをかまし、ペニスをバキンバキンに張らせる。
 勃起させた後なら、男の体の上で滑っていても、ペニスはマットにこすれて勝手に勃ち続ける。
(3) 男がアナルを攻められるのを嬉しがるなら、絶対にアナルを攻めよ。
(4) 男が仰向けになった時には、フェラチオ中に股を開いてマンコを弄らせよ。
(5) ローションがある時は「手こきは客に失礼」という考えを捨てよ。カリを揉みまくれ。
──男が「ちょっ、タンマ、出ちゃう!」と悲鳴を上げるぐらいに攻めよ。
 まあ、どの嬢も私の話には驚く。更に、教えられた通りやって、効き目の良いことにまた驚く。

参考:ソープ遊び用語集(前編)『攻め・受け・いす洗い・マットプレイ・逆マット』

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