グロースファクター
ソープのペッティング考

 クリトリスの刺激を中心としたペッティングは男性がするものでも、嬢の受け入れ方でソープ嬢の秘技になり得ます。ペッティングを絶対にさせない嬢もいる中でこれを受け入れ、絶妙な快感反応(フェイク、本物を含め)を見せるのはまさしく技でしょう。
 男から見ても、性感を求める心がある嬢を指攻めで奔放に乱れさせるのは、ソープならではの素晴らしいエロ行為(愛の行為)になるからです。そして、ここまで至れば──おいらも常連客になったなぁ──と感慨に浸れます。(マンコいじりはリピーターになってからするものだとわかってほしいですね)
 嬢が掲示板などに「性感なんて求めていない!」と書くのは嘘です。性感をもたらす客なんてほとんどおらず、下手な愛撫やムード作りなしで悪感情だけ与えてくれる愛撫マニアの客が多いからです。感じているふりをせねばならないだけバカバカしい。
 とにかく客の多くに誘導力がないのがいけない。待ちの姿勢です。「金を払っているからやれよ」か、ただおぼこいだけ。
 ソープの個室は、ヘルスと比べれば素晴らしいです。
 部屋が広い、ベッドが大きい、床が広い、部屋が明るくできる、雑音が少ない、時間にゆとりがある、嬢が本指名を望む傾向が強い、こういう諸環境の良きことが濃厚なペッティングを生み出しやすくします。ヘルスでペッティングを楽しもうとすると、いろいろ障害があります。

驚嘆のレビトラ効果より
 私はベッドの壁に背をもたれてあぐらに座り、前に麗花を座らせた。後ろ抱きした麗花の左の乳房を左手で愛撫した。右手もマンコに伸ばしてペッティングした。ペニスが勃起し、麗花の腰に当たって支え棒になるというような雄々しさがないのが何とも寂しい。
 私は嬢を後ろ抱きして股間にペッティングするというのは滅多にしない。口臭を嗅がせやすいからやらないのだが、これは密着感があるし、指が実に動かしやすい。私は自分の息が流れる方向に気を配りながら雰囲気を盛り上げる言葉をささやきかけ、指攻めに心を砕いた。
 中指1本でクリトリスをチョロチョロいらうと、すぐに愛液が出てきた。即のプレイの時よりも雲泥の差で流れるし、クンニリングスよりもよく濡れるのが不思議だ。突き出たクリトリスの触感がとても良い。
 後から抱いて上半身が接触しているのが麗花の気分を高めるのだろうか。それともエロいものを2人で眺めたせいなのか。考えてみれば、これはエロビデオではよく見かけるポーズだ。麗花のマンコが発情してパックリ割れているのに、観客がいないのが残念だ。
 次第に麗花の反応が明確になって、私のあぐらの左足の上でみるみるのけぞり、身もだえも激しかった。それほど時間を要することなく見事にイッた。麗花の肉体のそよぎが私の左足によく伝わった。
 私はオーラル専門で、ペッティングを女がイクまでやることはそんなにないから、楽しいと言えば楽しいけれど、やはり女には指でなくオーラルで落ちて欲しい。
 麗花に私の指でイキ、舐めでイカないわけを聞くと、クンニリングスがきつかったと説明した。

 ペッティングは、嬢を横抱きしてキスをしたり、喘ぐ呼気を吸ったり、恍惚の表情を横目で見ながらするのが結構です。これは、嬢が足を大きく開いたり投げ出したりできるのが結構です。とかとかのエロい形です。そして背をもたれられる壁が欲しいです。
 こういうことを考えると、ヘルスはあんまり環境が良くないです。第一、いかにも射精場と感じさせる狭いベッドしかなく、エッチ行為に使える床がありません。
 私はソープではベッドの上であんまりペッティングをしません。
 ソープの部屋では体をもたれられる適切な壁がないことが多いからです。体をどこにももたれさせず、ベッドに寝させてペッティングすると、私のエッチな指使いを嬢に観賞させることができません。
 キスをしながらペッティングするのも、ペッティングをしながらチンコにペッティングをさせるのも、後述の体位のほうがなにかとやりやすいです。
 床にバスタオルを敷いて、嬢をベッドの側面にもたれさせて嬢の股ぐらに指先を伸ばします。ベッドは低いから、頭や肩のところが安置しやすいです。好きなように体を反らしたり突っ張ったりできます。
 嬢は好きなように足を構えられます。煌々とした明かりの下でじっくりとお豆を攻めると、女陰が濡れているのがよく観察でき、小陰唇が開いてきたり、腿や下腹が微妙に痙攣するような動きもよくわかります。
 こちらもいろいろ姿勢を変えやすく、乳房攻めの併用もキス攻めもしやすいです。ソープは小テーブルを置いていますから、そこにパソコンを置いて、エロ動画などを鑑賞しながらペッティングすれば、嬢は大変のりやすくなります。
 私は、短い右足で嬢の右足を引き寄せて押さえ込み、更に、佳境に入ると、短い左足の毛臑で嬢の左足を押しやったりします。蟹ばさみとでもいうのでしょうか。まさに 160度開脚で、嬢が何かを求めるように陰阜を突き出します。
 何故かそこには、濡れて誘うかのような渓があります。陰核茎部が手練の指の動きにつれてせわしく揺れています。先端の柔らかな肉豆の肌ざわりが素晴らしいです。
 イク時は、足を伸ばして、背をそらすようにしてアクメります。床が広いと、奔放な官能の姿態を拝見できます。
 その恍惚の瞬間を、優しく指を使っていた男に見せるのが、当然のことながら秘技中の秘技です。乱れ方が激しければ激しいほど男の満足感が大きくなります。(嬢が過剰豊満ですと、すごく虚しいことをしているような胸の痛みを感じます)
 女が──おまかせよ──と応じたくなる指使いの巧みさ・優しさとムード作りの個性的なことが、こういうことを実現するためには必要です。自分でエッチをリードして遂行できる男が有資格者です。
 なお、ペッティングプレイを楽しみたい場合は、マットプレイを受けないほうがよいでしょう。嬢が客を主導的に攻めるマットプレイは、嬢が受け身を本気で楽しむペッティングプレイと相容れません。
 さて、ペッティングプレイを楽しむには嬢がそれを歓迎的に受け入れることが必要です。そうならせるにはどうすれば良いか。
(1) 嬢からかなりの好感を得る。
(2) 先にクンニリングスで充分な昂揚状態に突入させておく。
 これで、嬢の割れ目が淫汁にまみれている時のみ、指使いの巧妙な客がペッティングを楽しめます。

小娘なのにエロいのが素敵な嬢より
 私がクンニリングスをして相手が気をやるかどうかの判断は、次の事実があるかどうかで判定した。
 陰核茎部全体への刺激からクリトリスを直撃する動きに変えた時、クリトリスを押し揉みする動きから吸う動きに変えた時、吸う動きから撫でる動きに変えた時、舌の左右の動きを上下の動きに変えた時、クリトリス全体を包むような動きから個体をしっかり把握するような動きに変えた時──こういう変化に反応を返し、階段を登りつめていくような官能の発展を感ずれば、気をやるだろうと判定していて、確かにその結果を得た。
 歩は快感を明瞭に表していたけれど、快感反応の『変化』が乏しかった。だから、唯の時と同様イカせるのを断念した。初会はほどほどにというのが私のスタイルだ。
 ところが、69をやめて私が上体を起こしても、歩は私より長身の優美な裸体を晒して、ベッドに寝そべったままでいた。ちっとも起きようとせず、ソファーのところでの会話の時とはまるきり違う恍惚の顔で私の技を褒め称え、親愛の眼差しで見つめた。
 その甘い目を見て、私は何とかしたくなった。
「ちょっとおなかの上に乗るよ」
 私は仰向けの歩を跨いで白い腹の上にしゃがみこんだ。そして、右手の指を4本揃えたまま割れ目の上部に当て、クリトリスを中指だけで横揺れさせるように急ピッチで振動させた。私の尻は歩の胃のあたりに乗っかり、体重を殆どかけていないけれど、歩の体の温もりが私のアナルのふくらみに伝わった。
 歩は恥骨を突き出すようにして、足を豪快に 180度開き、両膝を90度曲げて両脚の構えを┗┳┛の形に保ち続けた。眼下の割れ目がパックリ開き、土手の毛が少ないから何もかも見えて極めて猥褻だ。
「脚を開けば開くほどマンコが気持ちよくなるよ。女はね、クリちゃんをいじられている時、脚は開きっぱなしにするのが良いんだ。……歩ちゃん、気持ちが良い時は思いっきりマンコを突き出すんだよ。どんどんヌルヌルになって、僕もどんどん指が動かしやすくなる。どんどん指が動かしやすくなるとね、僕はむちゃくちゃ楽しいし、歩ちゃんもどんどん気持ちよくなる。……いいよぉ。歩ちゃんのマンコ、かわいいよ。グチュグチュだよ」
 大変ゆっくりした口調で抑揚をつけて猥褻に歩の股ぐらに向かって囁きかけると、歩が徹底的な大股開きで従った。
 潤滑油がたっぷりあって、私は歩の身もだえと喘ぎ声を確かめながら見事に強烈なバイブレーションの動きを繰り出した。その指と腕の動作が驚くほどロングランだ。グチュグチュだからこそ励みが出る。
 私の右手が激しい動きを持続させることに音を上げだした頃、歩の喘ぎ声が高くなってきた。太腿も緊張している。なお、激しい動きといっても、肩口・上腕が激しく動作しているだけで、中指の先自体はかなり微妙な動きだ。
 私がもうちょっと頑張ろうと思って唾を補充し、なおもペッティングを続けると、歩は呻きながら両脚を次第に寄せ、そのまま達した。私は満足して、しばらくフォローの揉み込みを続けた。
 聞くと、オナニーは週に1回ぐらいの割合でしているらしい。
「同じことでも、他人にしてもらうと、むちゃくちゃ気持ちいいだろう?」
 と聞くと頷いた。幼い顔立ちをしているのに、恥ずかしそうな気配が全くない。

 ペッティングはするのも好いけれど、嬢にされるのも嬉しいです。フェラチオだけではいやらしさが嵩じません。
 フィンガープレイ、ペニスへの手さばきが上手な嬢はとっても愉しくなります。男の目を見つめながらぐいぐいと穂先をしごく嬢が、遊んでるー!という気分にさせてくれます。──結構なこすり(琥珀うた)
 私が通いつめた嬢は皆チンポの手こきが上手でした。
 下手な嬢には私が仕込みました。なにしろ私はエロ本を見ながら延々とカリ首をこすり続けるオナニーを若い頃からしていて、とにかくマスターベーションの天才ですから。
 風俗嬢の多くが、カリ首を手のひらでしごいたら男が痛がるものだと思っているから不思議です。ペニスをすりつける時、膣壁は、ローションや先走り汁をつけた女の手のひらと比べてそんなに軟らかいものではありませんよ。
 女は、エロビデオで男が最後にセンズリで発射するシーンを見ても、ペニスの握り方の強さと指の動きの速度を理解して眺めていないです。
 ヘルス嬢はフィンガープレイがとても上手です。フィンガープレイが愉しいと私に言った嬢もいました。
 以前あるヘルスの女がこんなことを言いました。
「私、おちんちんをこすっていて、おちんちんが手にこすれる感触がたまんなくいいと思うの。手のひらや親指の付け根におちんちんのふくらみが当たるのがいいわ。私の手はそれで快感を感じるの。ローションなんか使ったらダメね。滑りすぎて、こすっている感覚が感じられない。おちんちんをこするの、大好きよ」
 ヘルスでもソープでも、私がリピーターになった嬢というのは、こういうことを言う女が多いです。

いろんな初めて(1)の『デブでも通った嬢の初めて』より
 マットプレイは、俯せに寝た私の伸ばした両脚の間に千秋が腰を下ろし、太い両脚を私の太腿の下に潜り込ませ、私の腋の方まで足先を伸ばすスタイルで始まった。単純明解な直線的な局部攻撃だ。
 私の腰と太腿は千秋の極太の太腿に支えられて高く持ち上がり、千秋の突き出た腹のすぐ前に貧弱な尻が差し出される。私の腹もペニスもマットから充分離れ、アナルと陰嚢が千秋の眼前に完全に露出する。
 千秋はいきなり私の股間に手を差入れて、ペニスをむんずと掴み、揉んでこね始める。かなり太めでも足を伸ばしたまま上体を倒して、舌を私のアナルや玉袋に当てることができた。
 私は千秋が投げ出した両脚の腿の上に大腿を預けているので、腰がマットから浮くけれども、高さはしれているから、千秋はなかなか躯が柔らかい。
 千秋は深く前屈してアナルにヌラッと舌を這わせながら、全部の指を使って存分にペニスをしごき立てた。こよりをひねるように両手で揉み合わせたり、指を揃えたまま曲げて掌に窪みを作り、その窪みを鈴口に当ててカリ首全体をくるんで揉んだり、多様な手淫のやり方を知っていた。しかも、幹ではなく穂先を徹底して刺激するのが嬉しい。
 ふくよかな舌がべったりとアナルに押し当てられる感覚と、金的を包む掌の温かい感触と、カリ首がぐりぐり揉まれる強烈な摩擦感との複合刺激が、何ともたまらなく心地いい。
 俯せのマットプレイで局部をしっかり刺激する女は少ないからこれが嬉しい。
 千秋のこすりはとにかく時間が長く粘っこい。手まで太っているからその掌と指が柔らかい。これを総出で手淫され、執拗にこね回されると、私のカリ首には強烈に快感だった。
 私の股の間に座り込んで、左手で穂先をねちねちぐりぐりとこすりながら、アナル、会陰から金的の付け根へ、右手の指先をじわじわと這わせるのは見事なテクニックだ。ペニスの先だけをとことん弄う執着心が素晴らしい。
 亀頭が強烈に揉まれ、しかも、同時に周辺部も微妙に刺激されて、絶妙の快感が火花のようにカリ首から腰の奥へと走るから、私は思わず腰をよじる。その度に千秋は愉しそうに笑った。千秋は気をやらせずに快感だけを湧き出させるフィンガーマッサージが上手だった。
 そして、何よりも気をそそるのは、千秋の派手な嬌声だった。
 ペニスの根元を握ったまま嬉しそうな顔をして、「わぁ、こちんこちん」とか、「凄くばんばん!」とか、「玉々さんがきゅっと縮み上がったわ」とか、「××さんの亢奮が私に移っちゃう!」などと、高い声で派手に騒ぐのが面白い。
 私は千秋に、起立したペニスを下腹とは逆の方向へ倒し、カリ首の張り具合をいっそう高めて、ギンギンに張った穂先を掌で包むようにして愛撫するやり方を伝授した。
 無理な方向へ傾けられて、張り裂けんばかりに張ったカリ首を、千秋がグイグイ掌でこすると、私が身悶えして悦ぶから、千秋はその手応えに、大層面白がって嬌声を上げた。
「えーっ、こんなふうにして痛くないのぉ。本当に痛くないのぉ?」
「若い男は飛び上がるだろうが、俺は痛くないよ」
 教えられた通り、自分の方に曲げた肉棒の亀頭冠を削ぐように指の股で引っかけて引いたり、鈴口辺りを重点に、微妙に、時には激烈に揉んで、刺激し続けた。
 私はペニスの根元が突っ張り、それによってカリ首が限度まで張るから、亀頭の粘膜全体から湧き起こる快感に悶絶した。躯をくねらせ、いつも、奥歯を噛みしめて吐精をこらえていた。
 私はマットの端の膨らんだ枕のところに顎や両肩を乗せ、腿を千秋の太腿に乗せた、三点確保の宙吊りの姿勢で俯せになっているので、躯が弓なりにそる。長く続けていると、そのうち首と腰がつらくなる。
 すると千秋は、俯せの私の足をたたませ、膝立ちで尻を突き出すポーズにさせる。ペニスを握ったまま、大股開きの腰をぐっと私の両膝の間に寄せ、位置が高くなったアナルを舐めようとする。
……(中略)……
 そのうちに千秋は四つん這いの私の背中に覆い被さって腰を寄せる。右手は私の腰の脇から、左手は尻の後ろから伸ばし、私の腰を抱えて2方向からペニスと陰嚢を包み込んで手淫する。
 一方、私も千秋の腰が寄ったから、割れ目に手が届きやすくなる。存分に指先を動かした。
 千秋は腹で私の尻にもたれて、奔放に指を動かした。左手でペニスの中程を握って、右手の掌をすぼめ、カリの正面に当ててグリグリとこする。左手でカリをヌチャヌチャと揉み、右手で睾丸を握る。私の執拗なペッティングに喘ぎながら、両手でカリ首を挟んでしごき立てる。
 ペニスは握ってひねられ、鋭敏な先端部が刺激尽くされ、睾丸は掴まれて揉まれる。私も指3本で千秋の割れ目をグチュグチュとこねるから、2人とも性器は湯気が出るほど火照っている。
 よがり汁とローションの相乗効果で卑猥な摩擦音が洩れる。2人とも股間はひっきりなしに快感が響きわたり、動物的な喘ぎ声の合唱だ。
 私と千秋は他人が見たら驚くようなおかしな格好で呻いていた。それはローションとよがり汁の威力を活用した超重度のウルトラ相互ヘビーペッティングだった。相互だからとにかく楽しい。

梓 2より
 梓のオーガズムは、絞るような声で「イキそー!」と喘ぎ、その合図で私に、より激しい持続的な口唇愛撫を求めてスタートした。
 一段と呼気が深くなり、下腹部から内腿のあたりに力がこもって微妙な痙攣が走ると、両脚を閉じ気味にし、無念無想の表情に苦悶のような影が走る。
 そして、酸素不足のような息遣いを見せて、「あーっ」か「イクーぅ」の一声でアクメに至った。親しい間柄だから、乱れ方に羞恥や抑制というものがない。頂点に至った時の身悶えとほとばしる声は、その時の快感の状態に応じて様々な形で現れ、私はそれを感知することが何よりも愉しかった。
 梓が到達して、それ以上の刺激を拒絶するように躯を折ると、その頃には私の舌と唇は長時間のクンニリングスでへとへとになった。顔だけが汗をかくことはあるもんだと思っていた。
 梓はいつも深くアクメに達して、直後は朦朧としているのに、その後ベッドに横になったまま私に抱きつくなどして、快感が静まるのを待つとか余韻を楽しむとかの女らしい風情が残念ながら全くなかった。
 直ちに起き上がって風呂場へ行く。指技を施すためローションを少しばかりたらいに仕込むと、それを掌に溜めて、ニタッと笑みを浮かべてベッドに戻ってくる。
 梓がいつもそれをてきぱきとやるので、やっぱり男ぽい性格なのだと思った。
 寝そべった私の股間に生温かいローションを塗りつけると、梓は掌と指先を手加減なくカリの穂先に這わせ、同時に金的もさすり、粘着性豊かな絶妙のフィンガーマッサージをした。
 いきり勃ったカリ首を私の腹のほうから見たり、股間のほうからカリの裏筋と尿道口を眺めたりして、至福の悦楽で最硬度に達した肉棒の張り具合を楽しんでいた。
 そのときの表情が面白い。あるときは妖艶な成熟した女に見え、また、何か手仕事をしている小娘のような神妙な顔つきのこともあった。
 梓が私に手淫をすると、遊び心があって、しかもねちっこい。幹のほうはしごかず、私の好みに合わせ、亀頭だけをできるだけ掌の接触面積を大きくしてこすり続けた。先の割れているところを強めに掃いたり、笠のところを削ぐように引き上げたり、カリ首全体を握って揉んだり、とにかく工夫が込められている。
 ネチネチグイグイと複雑なローリングでこすられて私が充分堪能した頃、梓はペニスの先を見据えて単調で強引な往復に動きを変える。一気にザーメンを抜いてやるという気合いが良い。
 放出の段階に至っても動きをゆるめることがなく、美貌とはどうにも不釣り合いな指さばきの巧みさに、私は梓の太腿を鷲掴みしたまま、毎度のたうち回るようなスパイラル的射精感を得ることができた。
 私がうなって果てると、梓は必ず何か解説しながら後片づけをした。

 千秋も梓も素晴らしく手こきが上手でした。彼女たちよりも上手な嬢には後も先も会ったことがありません。巧さは同じでも、梓のほうが断然美人だから、やっぱりこちらの方が揉まれ甲斐がありました。
 でも、ずーっと後になって、ルーブルではフィンガーが上手い子に随分出合ったなと思います。
手を使っている最中です。

 風俗の女が客と充分に親しいと、(性的に潔癖な女性でない限り)涎を流したペニスのその涎を楽しみます。先走りを舐めたり、カリ首に塗り広げて感触を愉しんだりして、いわゆる休憩タイムでも談笑しながらもてあそんでくれます。
 その時の指の舞が、自分でするのよりも頼りなくて、もどかしくて、これが良いですね。(嬢が過剰豊満ですと、チンポをいたずらされている幸せ感が消えて、おちょくられている気分です)
 私は初会の女でも、熱烈な即のプレイで感嘆させれば、いわゆる休憩タイムの談笑の間、しなやかな指が半勃起のペニスをかまってくれるように誘導します。これで、親密さが実現できたようだと確認できます。
 手こきシーンが似合いそうな有名人、藤あや子、中山美穂、夏目雅子、後藤久美子、こんなところですか。和服姿でお願いしたいですね。
 何をもって“うまいフィンガープレイ”とするかは人(要するに、ペニスの体質)によります。
 私は若い頃から《亀頭オナニー》をしてきたから、手コキの好みはこれによります。
 幹のところを指3本で掴まれて前後されるのはむしろ不愉快、亀頭を柔らかい手のひらの全面で包まれてグリグリされるのが好きです。同時に、もう一方の手でタマキンを揉まれるとか、キスされるのが無上の幸せです。カリ溝からカリエラを通過する指の感触が好きです。
 客には軟弱なペニスの男が多いから、このやり方を知っていてこれがしっかりやれる嬢はそんなにいません。ベテラン嬢が多くなります。
 若い嬢にこのやり方を伝授すると皆喜びました。常連客にやったら、「勃ち方がそれまでと全く違った」「2回イカせるのが楽になった」などと報告を受けました。
 棹の幹のところを扱くのは、私の場合は、射精し損ねそうな時の最後の手段ですね。
 フィンガープレイが発揮されるのはマットプレイですが、腰掛けタイプの椅子のプレイとか、ゴールドチェア・ピンクチェアとなるとこれがもっと強力に繰り出されます。
 ペニスがこすりに強い人はこういうのが無上の快感を呼ぶし、こすりに弱い人は試練の場になってしまいます。
 フィンガーと書いていますが、一番大事なのは手のひらの使い方です。手のひらを接触面広くカリに当てるやり方、これが一番結構です。私は豊満系が苦手だけれど、ことフィンガープレイとなると、豊満系がなかなか結構です。
 フィンガープレイが上手な嬢は、ペニスに対する好奇心が強く、オナニーが好きなのが多いと私は観測しています。それと、射精までの時間をできるだけ短くしたいと思っている場合です。

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(千戸拾倍 著)