驚嘆のアナルイキ

 女がアナルセックスをされて絶頂に至ることが本当にあるのか。書物にはよくそんなことが書いてあるけれどそれは真実なのだろうか。
 こんなことは白髪三千丈の類いだとずーっと思っていたから、金津園で私がアナルセックスしている時に女が明瞭にアクメったのには本当に驚いた。このときの女の痙攣はもう忘れられないものだ。
 私が初めてアナルセックスのことを知ったのは多分中学2年に時代物の小説や戦国の歴史などで男色を目に留めた時だろう。男が女のアナルを犯すことを知ったのは中学3年の時にマルキ・ド・サドの作品や『バルカン戦争』などの猥本を読んでからだ。
 それから28年も経った平成に入ってから、私は個室ビデオ屋の秘密の営業で無修整のアナルセックスの動画をよく観るようになり、自分も是非してみたいと思った。でも、アナルセックスを売りにしているようなところに入る気は全くないし、金津園でよく遊ぶようになってもとにかく───君子危うきに近寄らず───の意識が勝り、単なる『夢』の時期が長かった。
 平成10年に私はトキハという店で馴染みのソープ嬢にとうとうアナルセックスを頼み込み、大変苦労の末ようやく初体験できた初めてのアナルセックス参照)。やり方がわかり、嬢としっかり親しくなっておれば真っ向から断られるものでもないと知って自信もつくと、それからは多くの嬢をアナルセックスに持ち込んだ。
 自分でアナルセックスをすると、それまで動画で女性がアナルイキをしていると思わせるものを見たし、書物でもそれを説明するもの、描いているものをよく見ていたのが心に引っかかった。
 私がしたアナルセックスで、相手がイク気配なんて全くなかった。欧米のエロ動画はノーマルセックスで中イキしたように見せている作品が殆どないけれど(ペニス抽送での潮噴き物が中イキ実演作品なら、これは時々見かける)、日本のものにはノーマルセックスに中イキ演出がよくある。しかし、アナルセックスとなると、欧米のものにも日本のものにも中イキしたように見せている作品が殆どないのだ。
 アナルセックスでイッたように見せている作品が僅かにあった。豊田薫監督が制作して加藤鷹がよく出ていたシリーズ『エクソダス』ではよくアナルイキを描いていた。
 しかし、これは脱糞と塗糞・食糞のシーンが伴っているので、そこまで女が覚悟を決めてやるとなると、フェイクも徹底してやっているのではないかと疑わしくなるのだ。
 私はぼかしの入ったものは基本的に見ないけれど、豊田薫監督のスカトロものだけはかなり鑑賞した。これはエロが先鋭的で、女と画質が良かった。糞便まみれでアナル激ピストンに狂う女を個室ビデオ屋で見てどれだけペニスをこすったことやら。
 ※ 参考資料私はここのある作品の殆どを見た。痙攣を来しているものは確かに本物の中イキっぽかった。
 女性がアナルセックスでアクメることがあるのかどうか、極端な言い方をすれば、これがアナルセックスをするようになってからの私の最大関心事だった。それを確認できれば死んでも良いと思っていたぐらいだ。
 だから、自分のアナルセックスでもってアナルイキが達成できた時は本当に充実感、幸せ感、満足感で一杯だった。
 それは、私がレビトラを使っていなければ
1.勃起度合いが足りなくてアナルになかなか突入できない。
2.早漏が解決できない。
の2つの不出来から絶対に確かめ得なかったことだ。
 だから、レビトラを使うようになったことが実に嬉しい。私はこのように思っている。
 とにかく私は───アナルイキなんてあり得ず、そんなものはエロ小説などの誇張だ───と思う心があったから、本当に嬉しかった。
 以下はその痛快な体験談で、相手の嬢は後日素晴らしい経験ができた嬢のチサトと驚嘆の助平協力のリリカだ。この2人の源氏名は仮名にしてある。2人ともスレンダーの体型だった。



 チサトに3度目の入浴をした。2度目の入浴というのが二輪車遊びで、それは5度目の二輪車という作品に書いた。
 チサトは美人ではないが、その魅力は年齢がそこそこ高い割に『女の子』っぽさがあることと、肌の白さだ。
 対面してから、チサトが私との2度の対面の想い出話をすっかり高揚して語るのを聞き、愉しい遊興になりそうだと思ったが、それがそれ以上の、前代未聞の感動をもたらすものになった。私の性史の1ページを金文字で飾るべき体験だ。
 入浴開始が午前11時だった。
 私は前日の夕方から、小便をするときわざわざ皮を被せたままで放った。夜の風呂でも皮を剥かなかった。不思議なことにいつも露茎なのに、そのように意識するとずーっと包茎状態だった。小便の残りがそれなりに包皮の裏に溜まった筈だ。
 チサトに対面してから、そのことを教えて「塩味のするチンボをいきなりしゃぶれるかい?」と聞くと笑顔で頷いた。そういう猥談を前回していたから、頷くのは予想通りだ。
 チサトはくさいペニスにしっかりフェラチオした。それも、楽しげにやり続けた。
 後で聞くと、裏筋に貯まった塩味に着目するというよりは、咥えた途端にドバーッとチン汁が出てきたのに驚いたそうだ。
 フェラチオの後は、私にソファーのところで四つん這いになるように求め、極めて卑猥なことをした。完璧な即のアナル舐めをした。先に尻穴のにおいを嗅いで、「くさい!」と宣言した後、両手で尻たぶも菊座も引き開いて、入り口をえぐり取るようにして舌で強烈にこすった。舌を固めてピストンもした。
 チサトはもう前回の二輪車で私がアナルを攻められるのが好きなことをしっかり脳裏に焼きつけていた。
 チサトの感想では、私のアナルはあまり類例のないものだそうだ。肛門部が粘着的に舌にまつわりつくような感じで、形状が閉じた小さなおまんこみたい、大変結構とのことだった。
 20代の女がそこまで言うのが面白い。
 次はソファーでチサトが上になってアクロバットのような体勢で69をした。ペニスを咥えるチサトは頭が下がって尻が私の顔の上で、パイパンマンコが天井を向いた逆さまの格好だ。チサトが面白く性的行為をしようという気持ちなのがよくわかった。
 オーラルプレイをし続けて私の首がおかしくなったところで、ベッドに上がってファックした。最強勃起のペニスで充分抽送し、チサトの真性よがりを楽しんだ。
 再度69をした。最前の女上位の変形の相舐めではなく、互いに横寝の落ち着いた体位でやった。
 ここで私はチサトをクリイキさせようと思ったけれどうまくいかなかった。チサトは私のアナルに指を深く入れたりしていろいろ攻めていたから、やっぱり無理だろう。
 かなり長く舐めあいっこしているうちに、私もチサトのアナルに指を入れだした。チサトが嫌がらなかった。私はチサトがアナルに触られるのをきっぱり拒むタイプの女だと想像していたから意外だ。
 クンニリングスでたっぷり愛液が出ているから、それを指に絡ませ、唾も口でアナルに塗りつけていたら、とうとう指2本が没入し、それが回転できるようになった。
「おい、指2本が動かせるようになったから、チンボが入るぞ。やってみる?」
 意外なことに、アナルセックスに応ずるという態度だ。それもあっさりと。私はほくそ笑んだ。
 動揺の気配も見せず、どう見てもチサトがアナルセックスの経験者なので、ゴムを出すかなと思っていたけれど、生で受け入れる気配だった。ありがたいと思って挿入しようとしたが、尻が薄くて、正上位では穴の位置が低く、かなり入れにくかった。
 タオルの重ねたのを下に敷こうとして、クッションがあるのを見つけ、それを尻の下に敷いた。
 チサトの尻を上げるとペニスが簡単に入った。初めはそろそろと動かした。それでもチサトがなかなかの反応を見せた。
 アナルセックスで相手の女性が何か反応すると、たいがいは違和感やら痛みやらを感じた時なのだが、プラスの反応だと判じた。
 私のペニスは実に好調で、最大勃起のまま飽くなき運動を続けた。
 チサトの「いい」の声が何度も上がった。それだけでなく表情の乱れっぷりがなかなかだった。
「イキそう!」
 突然チサトが大声でそう言ったから私は驚いた。
 そこまでフェイクするのかよ、と思いながらも、ピストン運動のストロークを上げた。すると、チサトの顔と体が異様な反応を示しだした。まるで恐山の巫女だ。
 私は(何じゃ、これは!)と歓喜のほむらが体を突き抜けた。
 腰痛の不安、突然の射精の到来、巧妙すぎるフェイク、肛門の痛みの発生、愉しいことがあると必ず否定的なことが頭をよぎる。無念無想で腰を振らねばと思った。速い動きが良いのか遅い動きが良いのか判定しなければと考えながら抽送した。
 勇みすぎてペニスが外れてしまった。
 私はすぐに運転を再開しようと焦りながら、ついでに体位を変えることを考えた。正上位の長い抽送で、チサトの尻穴が低いところにあっただけに、もうかなり腰や股関節が苦しくなっていたからだ。
 それで、バックでしてみようと思ったが、その変更によってチサトの意外な昂揚が鎮静することを恐れた。しかし、やっぱり腰に負担がかかりすぎていた。
 チサトに四つん這いになるように求め、(どうかチサトの亢奮が退いてしまわないように)と願いながら、中腰になって尻穴にペニスの先を当てた。
 意外なほどすんなりとペニスが入り込んだ。
 私はチサトのウエストに両手を当ててバンバン往復した。随分長くピストンした。そんなに腰を落とさなくて良いから、足腰が随分楽になった。
 そして、チサトの様子を見ると、両手がいかにも不随意に踊り、横から覗いた顔は、目がどこかへ行ってしまったようだ。
(何だこれは!本当にホントかよ)
 20回以上は往復させただろうか、チサトの体がピクピクしだした。声が狂ったような声だ。また恐山の巫女だ。
(おいおい、本当にアナルセックスでイクのかよ!)
 信じられない思いがした。
 もう私もイクべきだろうと思って、抽送のスピードを上げた。横顔を見せたチサトの顔がゆがみっ放しだ。そのまま大放出した。
 私は放つや否やチサトの顔のところに寄って、「けつの穴に入っていたチンボ、舐められる?」と聞いた。
 チサトがボーッとした顔で怪しい手つきでもパックリ咥えたから、私は満足感に浸った。
「今日は、即ベッドで抜くまいと思っていたけれど、発射せざるを得ない状況だったね」
「うん」
 チサトが俯せから仰向けに変わって、後ろ手をついて上体を起こした。そこで私が「お尻の穴からザーメンが出てくるところを見せて」と求めると、チサトは息んでみせた。
 しかし、何も出てこなかった。
 尻の穴を覗き込んでいた照れ隠しで、私はチサトの乳首を舐めた。すると全身を震わせて、どう見ても不随意の反応だった。これには驚いた。
 チサトが晴れやかな顔をして大声で言った。
「わたし、アナルでイッたの初めて。すごいよかった。わたし、イクと両手がこう動いて(羽ばたく仕草と中気のブルブルした仕草の中間のジェスチャー)、目がどこかへ行って、頭の中が真っ白になるのよ。ほんと、真っ白になるの。途中からイキっ放しだったわ」
 私は女に連続クリイキ以外で、相方が『頭の中が真っ白になった』と説明するほどのオーガズムを与えたのは初めてだ。(抽送によって)イキっ放しという言葉をエロ週刊誌でよく見たものだが、自分が体験するとは。
 実に驚いた。
 エロ動画のノーマルセックスのシーンで女優がイクと多くの鑑賞者はフェイクだと思うだろう。しかし、アナルセックスのシーンで女優がイッても、殆どの鑑賞者が過剰演技だと思うに違いない。
 私は真面目な書き物で女性のアナルイキのことを読んでも信じられなかった。ただ、まともな書物だから本当の可能性があった。
 それまで多くの女性とアナルセックスをしてきたけれど、それらの女性の感想は(少し気持ちよい)という程度だった。むちゃくちゃ気持ちいいとかイッてしまったとかの結果が得られないものかと永年願ってきた。
 チサトの痙攣は私には一大衝撃だった。ベルリンの壁崩壊に匹敵した。
 チサトがその日経験した初めてのことは次の通りだ。
(1) アナルでイッた。
(2) アナルに突入していたペニスをしゃぶった。
(3) アナルに生のペニスを受け入れた。
 チサトにいろいろ質問した。それで次の答を得た。
 アナルセックスをした人の数は8人までは行っていない。
 すべてゴム着でしていて、それは、大便や大腸菌などがペニスにつくことを嫌ったからだ。
 リピート客からアナルセックスを求められれば受け入れる気はあるけれど、それを望む客があんまりいない。
 アナルセックスを初めてしたのは業界入り後で、その時は、お客に「絶対に自分で押し込んで深く嵌めようとしないこと」を約束させて、完全挿入までは自分主導で動き、腰でもがくようにしてじわじわとペニスを奥まで嵌め込んだ。
 その後も自分主導でいつも嵌入を果たさせていた。××さんはやり方に気配りがある人だと思ったからお任せで応じた。
 アナルセックスでイケるとは思っていなかったから、こんな初体験ができて大変嬉しい。
 ××さんは、アナルを拡張するところから腰の動かし方までとっても巧い。
 私はチサトのリピーターとまでは言えないのに、すんなりアナルセックスに持ち込めた。これはやっぱりびっくりした。
 即ベッドが終わったところで1時間が経過していた。残りの約1時間はマットプレイとお喋りを楽しんだ。
 チサトはずーっとアナルでイッたことの驚きを語っていた。
「××さんは私を笑わしてばかりいる」
 即ベッドの途中でチサトは言った。
「私にちんちんをこすられている時の××さんの顔って、素敵」
 マットプレイが済んでからそう言った。
 チサトは2度の入浴で私に相当親密感を寄せていたようだ。だからアナルセックスでオーガズムを得られたのだと思う。
 ファックしたソープ嬢に好感を抱かれるのは本当に楽しいものだ。



 チサトのアナルイキに感動したのが平成19年8月だ。私はアナルイキに出会うのは全く例外的なことだと思っていた。ところが、すぐ翌月、9月になんとこれを再見できた。
 珍しいことは続くものだ。相方はルーブルのリリカだった。
 
 リリカにペニスを汚して会う了解を取っていたから、私は直近の2日間は非露茎状態で小便を出した。更に、前の2晩の風呂ではペニスをこすって洗うようなことをせず、かつ、湯に浸かる際には包皮を被せて汚れを保護した。
 以前馴染みの女に、5日間カリ溝を保護して見事に白くなり、皮を剥いた途端にムワッとにおう凄まじいカリ首を咥えさせたから、2日間程度では眼に見えるほど亀頭冠に恥垢が附着しないことはわかっていた。
 リリカにはそこまでは無理があると考えてほどほどに汚したが、カリ首の溝と鈴口にしょっぱさとくさみと粘り気がしっかりついたと思う。
 そんなペニスをしゃぶってもらうなら、リリカもマンコをくさくして平等であることが望ましい。
「今日は約束通りチンボとお尻の穴をくさくしてきたよ。リリカちゃんもマンコを汚してきたかい?」
 尋ねると、リリカが顔を暗くして言った。
「私、もう5日間も下痢なのよ。今日も朝注射を受けてきたわ。だから……」
「えーっ、がっかりだなぁ。僕だけ汚してきて、馬鹿みたい。……でも、くさいチンボ、舐めてくれる?」
「うん」
 リリカが輝くような顔で叫んだ。
 私は、リリカが逢う度に体調不良と言うので内心怒っていた。リリカを徹底的に快楽の淵に沈ませることに懸念が出るから白けるのだが、更に、私だけが陰部を不潔にしてきたという不釣り合いさが面白くなかった。一方的変態は嫌いなのだ。
 しかし、そんな気持ちはおくびにも出さずにご機嫌な顔で服を脱いだ。リリカも同時に裸になった。
 リリカは、私が本当にペニスを汚してきたことを面白がり、直ちに口を寄せてきた。
 においを先ず嗅がせようと思ったのに、息を詰めたままでパックリきた。私が突っ立っていたから、いわゆる仁王立ちフェラというやつだ。
 しばらくして口を外し、「くさい、くさい」と、甘いような困ったような顔で叫んだ。それでもリリカはフェラチオを続けた。
「においのもとを全部ねぶり取ってね」
「うん」
 リリカは一生懸命舐めていた。
 最後には「やっぱりこの臭さが限度だわぁ。これ以上汚してきたら、しょっぱいし、吐き気がして、舐めるのは絶対無理!」と言った。
 気の毒だとは思うが、面白いことはもっと続けたくなる。「今度はお尻の穴だぞ」と声をかけた。
 アナルも事前に拭くことはしないでおいた。私はソファーに膝立ちしてリリカに尻を向け、両足を開いて、上半身を屈めた。
 リリカは私の尻たぶに両手を当て、鼻を寄せた。少し離してにおいを嗅ぐのかと思ったら、鼻の先を肛門の上側にくっつけた。
「くさいわぁ」
 期待通りの発言だ。
「舐められるよね」
 リリカは返事することなく、尻穴にベッタリと舌を当てた。舌のこすりつけ方が実に見事だった。リリカが私を受け入れる心はそこまで深かった。とにかく抜群の親密さが実現していた。
 私は顔を逆さまにして股の間から、アナルを舐める下顎と乳房と胴を眺めた。リリカの鼻息がアナルの後ろにかかっていた。
 リリカは面長の美人だ。跳ねるように目が輝いている。そんな女がたかがソープ客である私の汚い尻穴を舐めているのだ。私は満足感がこの上もない。先走り汁が流れてやまなかった。
 私は振り向いてリリカに先走り汁をカリ溝に溜めたペニスを突きつけ、「すっごく濡れているぞ」と言った。そのペニスをまた吸わせた。
 わざと汚したペニスを歓迎するまでに私のすべてを受け入れて相手してくれた嬢は、リリカで5人目だ。リリカも含めその5人は、そのようなことを私以外の男には決してしない。私はそう思っていた。
 これまでの4人とも、私は会心の親密関係を築いていた。皆、もう懐かしい女になってしまった。
 過激にどエロのプレイをしてから、めずらしくも女上位で69をし、上目づかいでリリカの白い尻のカーブを鑑賞した。焦げ茶色までには着色していないアナルを凝視しながらクンニリングスし、同時にリリカの粘着的なフェラチオを楽しんだ。
 そのまま床の上で正上位で合体した。リリカのよがり顔を楽しんで充分抽送した。私はピストン運動をベッドの真ん中以外のところでするのが好みだった。
 その後、リリカをベッドに上がらせて私から一方的にクンニリングスした。
 随分長くオーラルし、その間リリカは一度クリイキした。アクメる時の動作的乱れは毎度それほど顕著ではなくて、私はそれほど達成感が満ちてこないけれど、クンニリングスの最初から最後まで喘ぎ声が大きかった。
 のみならず、リリカは愛液をたくさん流した。不思議なことにその日は愛液に粘り気がまるで乏しかった。だから、愛液がすべてシーツに垂れ落ちて、シーツに大きな円形の染みができた。
「おい、今日のシーツの濡れ方はすごいぞ。これなら下のほうの布までびしょびしょのはずだ。どれぐらい濡れているのか確かめようよ」
 リリカは私と絡む時はシーツの上に必ずバスタオルを広げる。他の客ではここまでしないはずだ。
 シャトールーブルのベッドはいろいろ重ねてあって、バスタオルの下に、白地のシーツ、タオルケットのような布地、更に何やら、と続き、それを順にめくっていくと、一番下の布地にまでしっかり染みが出ていて、呆れるばかりの洪水だった。
 リリカは私にくっつくように寄り添って私がめくった後の布地の濡れを一つ一つ間近に覗き込み、その都度嬌声をあげた。リリカは乙女らしい嬌声が魅力だ。
 それにしても、女の愛液は日によって粘り気が違うのが面白い。どの女も、生理前、生理後、休日後、連続出勤の最終日などで粘り気や色や量が違うのだ。私の先走り汁は10代の時から還暦に至るまで形質がいつも同じだから、女のよがり汁の千変万化は本当に不思議だ。しかも、人によって形質も流出時間もかなり違うからこれほど確かめ甲斐のあるものはない。
 また、69に移ったが、今度は互いに横に寝る形にした。ここでも、リリカは股ぐらを私の口に押しつけながら厳しくフェラチオしているのに、時々ペニスを口から外して絶叫模様で喘いでいた。
 私はアナルセックスをするつもりでいたけれど、リリカが朝、医者にかかっていて、「体調悪くてごめんなさい」と冴えない顔で謝ったから、アナルセックスをあきらめていた。
 しかし、相舐めしながらリリカのアナルを見ていると気が変わった。5日間も下痢だったというのにアナルが全く荒れていなかった。
 更に、クリトリスを舐めながら愛液を指に塗りつけてアナルに入れると、アナルに全然緊張がなかった。すぐに指2本のこね回しができるようになった。
「今日はお尻の穴がやけに開放的だよ。もう指が2本も入った」
「えーっ、2本も入っているのぉ」
「これなら、アナルセックス、いいだろう?」
「うん」
 私は正上位で、腰を落としてペニスを嵌め込んだ。リリカには両膝を思い切り引きつけさせた。太腿の肌の白さと曇りのなさが嬉しい。最初はかなりスローに動かし、時々はペニスが抜けるぐらいまで引いてからグイッと押し入れる動作をした。そして、カリに快感が響く速度に上げた。
 リリカは何度も「気持ちいい!」と声を出し、合間に「あん、あん」の連続だ。
「アナルセックスというのは、入る時が気持ちいいだろう?」
 聞くとリリカが頷いた。
 アナルセックスはペニスをグイッと嵌める時に亀頭が受ける通過感がとても良いのだ。
 抽送しているうちに腰が苦しくなってきた。腰枕などせぬまま正上位で長くアナルセックスをするのは、私は体が硬いからやっぱりつらかった。リリカのほうも尻が降りている。
「腰がえらくなってきたよ。体位を変えよう!」
 そう声をかけて、リリカの尻をベッドの端に移させた。私は床に立って腰を送るのだ。腰を落としてペニスを嵌めると、リリカが「これ、いい!」と叫んだ。
 私も腰が楽になって実にペニスを送りやすくなった。そして、ペニスが嵌っているところも、ほったらかされて退屈そうな割れ目もよく見えた。左右の大土手の毛を処理していない割れ目が抽送の度に微妙に形が変わって何やら愛くるしく見えた。
 突入個所や割れ目ばかり見ていたが、気がつくと、リリカの乱れようがめざましい。私は調子づいて更に勇んで往復した。
 突然リリカが顔を歪めて叫んだ。
「変! イキそう」
 私は大いに驚いた。そんな馬鹿な!と思うが、ならば突き方を速めたほうが良いかもしれないと判断して、勢いをつけた。
 リリカが異様な表情になった。そして、みるみるうちに胸や手に震えが出てきた。(これは、まさか!)と思っていると、AVのように「いくーっ!」とは叫ばないが、全身が顕著に痙攣し、間違いなくイッてしまった。
 まさしくアナルイキだ。これは私には大感激だ。まさかと思った。
 1ヶ月前の8月に、コットンクラブでチサトに3度目の入浴をした時、チサトを初めてアナルセックスに持ち込むのに成功した。そこで奇しくも、女がアナルでイクというのを初めて体験した。
 その時チサトの両手がブルブル震え、顔が別人のようになったのを見て、びっくり仰天した。
 チサトは業界入り前に彼氏とアナルセックスをしていたが、アナルセックスで中イキまでたどり着いたのは初めてだから、本人も驚いていた。
 チサトがアナルでイッた時は、私はいきなりのことであまりにもあっけにとられて感動が少し鈍かった。チサトが美形とは少し離れていて、私は惚れ心がさほどもなくて、エクスタシーの異様さだけを受けとめる感覚だったのだろう。
 感動が爆発的にならなかったわけがもう一つあった。
 チサトの痙攣の起動が激しくて、私はもしやチサトは癲癇でも起こしたのではないかと恐怖が走ったのだ。
 私は小学校5年の時クラスの同級生の女の子が癲癇を起こしたのを見たのを皮切りに、30代後半の頃職場で同室の仲間が、48歳の時に仕事の部下が癲癇を起こすという経験をして、いずれも対処の経験のある誰かがハンカチを口に押し込むのを見ているから、これには並々ならぬ恐怖心があった。
 一瞬勃起を失いかけたから、私は極上の経験ができた割には感動のレベルが最大限には至らなかった。
 リリカは違う。その時私は余裕を持ってアナルセックスをしていた。リリカを愛おしんでいたし、何度も指名して会い、性感を開発してきたという事実があった。そして、既にチサトでアナルイキを経験していた。
 だから、ゆとりを持ってイキっぷりを観察でき、イク姿を愛でもした。達成感と満足感が大いにあった。
 リリカは私とアナルセックスを僅かな回数しただけなのに、それでも気をやったのだ。勿論初体験だ。これは感動の最たるものだ。
 そういえば8月にリリカに逢った時、私はリリカにチサトのことを話題に出した。すると意外なことにリリカはチサトのことを知っていた。どこかの飲み屋で顔を合わせたらしいが、チサトの名前がわかったというのは、リリカがソープ情報誌をよく見ていることの証明だ。
 リリカに限らず、岐阜や名古屋から金津園に通っていて、仲間とよく酒を飲んでいる女は同業者のことを結構よく知っている。
 とにかく私は感激ひとしおでリリカのアナルからペニスを抜いた。射精までまだ充分に余裕があった。
───中イキしたアナルにこれ以上ペニスを往復させることもなかろう。それに、リリカは下痢だ。射精するまでピストンしたら、困るような不具合が出てくるかもしれない。
 そう思って、バギナのほうに嵌めることにした。
「今度は、前の穴に嵌める。チンボ、洗ってくるから、待っていてね」
 そう声をかけて、私はローションでベトベトの股間を処置するため浴室に行った。
 にんまり顔で勃起ペニスを洗いながら思った。
───これでまたチンコピストンが長持ちするぞ。それにしても頼もしいチンボだ。先月に続いてアナルイキだぜ、なんてこった!。ほんとに信じられないぜ。それにしても痙攣らしい痙攣だった。平成19年というのは忘れられない年になるな。還暦過ぎてから何というおもろい経験ができるのだろうか。
 痙攣の仕方はチサトの時のほうがやや激しかった。あの時私はチサトの異様な表情を見て癲癇かと怯えたが、その経験があったから、リリカの痙攣は気持ちに余裕を持って観察できた。
 シャワーを使いながらそんなことを考えていた。
 シャワーを片づけて洗い場を出ようとすると、リリカが両足を上げたM字開脚の体勢のまま待っているのが目に飛び込んだ。私がベッドを離れた時から同じ格好をしていたに違いない。
 割れ目とアナルがドーンと目についた。何ともおかしいというか、ほのぼのとする景色だ。足を下ろさずに待っていたというのはアクメの余韻に浸っていたのだろうか。女は両足を上げて股を拡げておくのが習性なのだろうか。
 リリカの愉快な格好を割れ目の正面から見ながらタオルで体を拭いた。ペニスがビンビンだった。アナルでイクのを2人の女で体感できたことが改めて感激になった。
「チンコをちゃんと洗って、思いやりがあるだろう?」
「うん」
 リリカのバギナにペニスを嵌めた。挿入するとかなり中がぬめっていた。
「イッた余韻があるから、何だか変!」
 リリカがいきなりの発言だ。
 私はリリカを悦ばせている満足感に浸りながら、リリカの顔を見つめたままでゆっくりと抽送した。
 私は床に立っているから基本的には上体を立てて抽送したが、時には、上体を前に倒してリリカにキスをしながら、腰の前面をリリカの股間に押しつけるようにしてモコモコと動かしたりもした。
 どう動いてもリリカは気持ちよさそうだった。アナルファックの時と同様によがり声がやたらと大きかった。その顔が何とも魅惑だ。
「またイキそう!」
 突然の叫びを聞いて、私は(ええっ!)と思い、にんまりして腰の送り方に工夫した。
 そして、リリカはアナルでイッた時と同様に足も手も肩も胴も震えだした。
 私は即のプレイで射精するつもりはなかったけれど、リリカの、エロ小説に出てくるような乱れっぷりを見て気が変わった。接して洩らさずをやめにした。
 リリカの狂いのオーガズムを認めるや、激しくペニスを前後させた。そして、リリカのイキの乱れが続いている中で、バギナの中にたっぷり精液を放出した。
「またイッちゃったぁ!」
 そう言うリリカが嬉しそうに後舐めにかかった。
 時刻を確かめると、即のプレイの所要時間は65分だった。
「驚いたね。キミを初めて中イキさせられた。しかも、アナルとマンコの両方でだ。嬉しいよ。すごいよ。……ほんと、信じられない。むちゃ、嬉しいぜ。……時間が65分も経過しているねえ。もう何もしなくても良いぐらいだ」
 リリカは業界入り後は、私としかアナルセックスをしていないし、業界入りの前にしたアナルセックスは一度だけで強制的で未遂と言ってもよいものだった。アナルセックスなんて殆どしていないのにイキが得られたのが本当に不思議だ。
 リリカは、バギナでの中イキは業界入りの前に3人の男とで経験があると説明した。業界入り後では初めての中イキと聞いて、私は嬉しかった。3人の男とで中イキセックスの経験があるというのはいくらなんでも誇張だろう。女はこんなところでも見えを張るものかと思った。
 アナルでの中イキがなかったら、バギナイキもなかっただろう。
「いつもは(貴男にアナルへ入れられると)ウンコが出てきそうな感じがあったけれど、このところ、そういうのがなくなったぁ!」
 嬉しそうな顔でリリカが言った。
 中イキというのは、女が男に好感をたっぷり抱いていないと先ず難しい。抽送の上手さや持続だけがバギナオーガズムやアナルオーガズムを生むのではないのだ。
 リリカは、8月に私に浣腸されてウンコを出すのを観賞させるという破天荒な行為をした。
 その日は小便の味がたっぷり染みついた亀頭をフェラチオし、更に、私のアナルからウンコ味を舐めとった。そんな過激な変態行為がリリカの気持ちを激しく煽り、また、そこまでできるという私への絶大なる好感があって、中イキまで漕ぎつけたのだと思った。
 マットプレイをせずに随分長く喋りあった後、2戦目は69でスタートした。
 リリカは最初からしきりによがり声をあげ、快感反応が素晴らしかった。正上位のペニスの抽送でも中イキ寸前だった。
 しかし、私の腰が耐えられなかった。ペニスの勃ちはよくても、2度目の射精ができそうになかった。抽送の根気が続かないし、腰のつらさで遂にペニスが萎えたから、再度の中イキをあきらめ、体を離した。
 リリカがちょっと前にリサママから、「××さんはいつも月初めに来ているから、もうすぐ予約が入るね」と声をかけられたことを嬉しそうな顔で報告した。

 この9月の入浴が6回目だった。それ以降アナルの中イキが私の目標になった。チサトのアナルイキをリリカで再現したが、同一人でもって是非とも再現したかった。
 簡単には再現できないだろうと思っていたけれど、それは10回目の入浴で果たすことができた。
 その日私は即のプレイのクンニリングスでバギナの指攻めを併用してリリカに2度気をやらせた。その後は正上位と座位でファックを楽しんだ後、グラスにローション液を作らせた。
 ローション液を利用して尻穴を弄い、指2本が動かせるようになったところで私は立位でリリカの尻穴にペニスを嵌め、ゆっくりと動かした。
 リリカが次第によがりを見せるようになった。深い快感を楽しんでいるようだった。そしてとうとう上体を大きく震えさせた。
 再びアナルセックスで中イキさせられた。これは嬉しかった。
 このアナルでの中イキの後しばらくはゆっくり腰を動かしていたけれど、私が抽送速度を上げると、リリカは驚くほどの狂乱状態になり、また気をやった。私は実に達成感があった。
 イキの乱れのなかでは私はゆっくり腰を使っていたが、それから抽送をスピードアップし、豪快な男性的ピストンに陶酔しつつ遂に尻穴の奥に精液を激しく放った。
 これで即のプレイが終わった。これに70分ぐらいかけた。
 印象的だったのはキスを交わした回数がとても多かったことだ。とにかくリリカがよくキスをせがんだ。たかが客にソープ嬢のほうから頻繁にキスを求めることは、熱烈サービスをモットーとする超売れっ子しかしないことだから、この点でも狂乱状態と併せ思い出深いシーンになった。
 この後2人で風呂に浸かり、体を拭いて落ち着いた。ブランデーを飲みながら雑談した。リリカが楽しげに何やかやと言うから私は寛げる。
 リリカは無茶苦茶エロいのに、なかなか器量が良い。目が素晴らしいし、顔の輪郭も大変結構だ。楽しげに喋っている顔は本当に魅力的だと思う。しかし、ただ一つ美しくないところがあった。
 それは大陰唇の毛が全く処理されておらず、密毛ではないけれど部分的に密集していて長かった。アナルのまわりも部分的に毛の濃いところがあった。
 これがかなり美的ではないから、その毛を剃ることを提案した。
 リリカが即座に同意したので、リリカにソファーの上でM字開脚させ、私は邪魔な毛を剃ってやった。陰核茎部の左右から下のほうにかけて、綺麗にそり落とした。
 リリカは鏡で確認して、清楚な感じになったマンコに驚いていた。
 リリカは少し前にサユリけばくてとても個性的な女に登場)と会話を交わした。サユリというのはリリカを講習した嬢で、その頃には私はサユリにもう2回入浴していた。
 このサユリとの会話をリリカが説明した。
××さんは本当にエロいよねえ。
××さんは優しい人ね。
××さんは肌が綺麗ね。
××さんはおっぱいを攻めてこないよね。
 それぞれどちらの女が発した言葉なのかはよくわかりかねたが、人物評は全く正しい。
「××さんは本当に舐め男なのよねえ」とも言っていたに違いない。
 リリカはサユリと二輪車を組んだことがある。
 その時サユリがペニスピストンでイクのを見た。それを私に「ブルブル震えていたわよ」と説明した。
「体が震えなければ、本イキではないわよねえ」
 そう言ってリリカは妖しく笑った。
 私はリリカが「本イキ」という言葉を使ったことにオヤッと思った。
 リリカはサユリに「オナニーしている?」と聞かれたことがあった。
 仕事で疲れたそんな気持ちにならないと答えると、サユリにたしなめられたそうだ。
「ちゃんとオナニーしなければダメよ。オナニーして、性感を発達させなければ。オナニーは疲れるものではないから。私は毎日しているわ」
 そう言われてリリカは驚いた。
 サユリが毎日のように夜寝る前にオナニーし、朝のお目覚めの時にもすることがあるという話を、リリカが目を丸くして説明した。
 サユリはリリカに、大陰唇・会陰・アナルの周りの毛を、1本1本時間をかけて抜くようにアドバイスをしたそうだ。でも、リリカはそこまではしてなかった。
 リリカとしばらく会話して残り時間が30分のところで再び絡み始めた。69を経て正上位でかかったが、即のプレイでの豪快な腰の振り立てと爆発的射精でもうペニスが満足していて、ガンガン腰を振っていても途中で柔らかくなった。
 大変楽しい入浴だった。アナルイキの再現というのはなかなか難しいと思っていたが、それが果たせられて大変嬉しかった。

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