過激店の女3

 私は、金津園で淫乱な性的奉仕が徹底している艶グループの店に平成10年から14年までよく行った。この頃は即尺即ベッド生嵌めの過激路線の店が艶グループしかなかったはずだ。
 5年間で入浴した14人の嬢を初会の順に挙げると次のようになる(黒字が仮名)
 千春、カノン、里佳(以上、トキハ)、リリア、ミナミ、アカリ、サヤ(以上、クラブ美人)
 アオイ(トキハ)、アリス、香織、ユリ、ナナミ(以上、クラブ美人)
 ミライ、マコ(以上、スティーション)
 即々プレイを定番にする店がまだ少なかったから、艶グループの店は実に繁盛していた。私は仮名で表示の3人の嬢にしっかり通った。
 14人の嬢のうちカノンとサヤとアオイ以外の11人については次のように遊興記がある。
  ユリ、ミライ、ミナミ、アリス───本作『過激店の女3』に記載。
  千春───驚嘆の即々生セックス初めてのアナルセックス
  里佳───過激店の女1      リリア──いろんな初めて(3)
  アカリ──いろんな初めて(3)   香織───過激店の女2
  ナナミ──ソープ新人嬢を考える  マコ───初めての性感プレイ
 大変特長のある個性的な女ばかりだ。この11人は皆業界歴が長いから良性記の読者にもこのうちの誰かと入浴経験のある男がいるだろう。
 この頃艶グループは、艶、英國屋、スティーション、すずめの宿、クラブ美人、トキハ、エルの7店で、最初の4店が高級店と言われて、特に、最初の3店は初めての遊興の料金が──艶:10万円、英國屋:9万円、スティーション:7万円〜記憶違いがあるかも知れない──というものだ。来る客がよくぞいるなぁと思える、気絶的金額だ。これと比べればクラブ美人以降の3店は料金が4万円前後と格段に安かった。
 私は即尺という非人間的な行為が大好きだから、値段が安いクラブ美人とトキハをよく利用していた。
 ただ、この2店で会った女12人のうちの多くが、4つの超高級店のどこかに出たことがあるから、グループの中で低料金店専門とされている女だけに嵌めたという意識はあんまりなかった。
 5年間の艶グループ探訪で嵌めた14人の中で3回以上対面したのは、千春、里佳、ミナミ、香織の4人、体型と顔立ちとで満足できたのは里佳と香織とサヤの3人で、香織と里佳にはたっぷりリピートで通った。
 私は、ソープ遊びにおいて女の顔にそんなに重きを置くなと言っているけれど、やはり不器量よりは美人がいい。器量には結構こだわっていた。しかし、よく考えると、私は顔の美しさ以上に体型の女らしいことに強い関心を抱いていた。要するに、ウエストの双曲線が肝心だった。
 体形があんまり評価できないのが、14人の女のうち、アリス、リリア、ミナミ、アカリ、ユリ、アオイ、ミライ、マコと8人もいた。この8人は、太いか、太めでなくても腰に括れがないかで、とにかくウエストの曲線が顕著でなかった。
 私は、顔の器量が物足りなくても我慢はできるけれど、スタイルの悪いの、特にボテ腹の肉体には失望が深かった。女の前ではニコニコしていても、心の中は三原山の噴火、ゴビ砂漠の砂嵐、マゼラン海峡の時化、金星の稲妻、木星の大赤斑の状況になった。結果、殆どED化だ。
 その私が、ウエストに括れがなくて腹がボテッとしている女に対面したのは、店が相方を決めていた昭和の時代か、いくら体型が不格好でも、即尺・即ベッド・純生の格別な努力をしてくれるならば我慢せねばいかん、と妥協する気持ちになった艶グループでの遊興だけだ。
 そう言っても決して過言ではない。
 艶グループは、恋人同士でもしないような、強烈なサービスをモットーとするから、そんなことをしなくても客を呼ぶことができる超美形がやっぱり入店を敬遠する傾向がある。そして、豊満系が多くなる。
 14人の嬢の中で、写真を見てウエストが太いと認識しておりながらも、ソープ嬢としての技が優れていると聞いてあえて指名したのは、アカリ、ユリ、マコの3人だ。
 ここでは、太めのユリとミライ、激スレンダーのミナミとアリスの思い出を掲げよう。


 ユリ〜初会はH13年クラブ美人
 ユリは巨乳と熱烈な接吻が有名のようで、ネット情報では体当たりサービス、特に、カリ首がもげそうになるくらいのフェラチオがなかなか評判だった。だから、ウエストが太いという悲劇的事実がわかっていても、クラブ美人のNo.1であることに期待して指名した。
 いくら売れっ子でも太めであれば絶対に入浴しないという強い意志が薄らいだのは、良性記の読者の1人からユリを推薦されたからだ。
 でも、豊満すぎるというのは私にはやっぱりダメだった。私が好みとする強引なペニス愛撫をして、愛想が良くても、如何せん豊満すぎて、しかも、かなり小母さん的な雰囲気があって残念ながら気持ちが萎えた。意欲が掻きたてられなくてもペニスが勃ってくれればあんまり問題はないが、ED気味で終始した。
 ただ乳がでかいだけのここまでみっともない体型でもNo.1嬢に押し上げるという客のとろさに本当に腹が立った。
 しかし、ユリが上になった69の体勢で、太いユリのでかい乳房だけでなく、腹が垂れて私の腹に当たるのが、なにやらエロい感触だったことを覚えている。
 私はユリとなんぼ話が弾んで、ユリに「面白いお客さん」と思われても、残念ながら深層心理に逆らって完璧な怒張を果たすことができなかった。それで、ユリと相舐めしたまま、吸い込みの素晴らしいフェラチオを愉しんで、口内射精で終えた。
 挿入が難しいと思って口内射精を頼んだのだ。
 その後、ユリが口の中の精液を始末してから、顔を寄せてきて、「ねえ、あなたはいつもこういう風にエッチしてるの?」と聞いてきた。私の熱烈なクンニリングスに痺れてそう問いかけたのだが、その表情が最初の小母さん顔と違って何とも妖艶だった。
 ユリのウエストが締まってはっきり括れがあったら、私は見事勃起し雄々しくピストンして、ユリのバギナの中に精を放ったろうし、裏も返していたことだろう。

 平成13年から14年にかけて、艶グループの女が大勢よその店に動いた。グループの低料金の店から、冒頭に掲げた女の中でも、香織、ユリ、カノンと3人が移籍したが、艶、英國屋、スティーション、すずめの宿の、4高級店から他系列の店に移ったソープ嬢も多かった。
 あんまりたくさんいるから、私は艶グループが気の毒になった。売れない女よりは売れる女が移っているから、店の打撃は大きいだろう。
 私は、女が艶グループの過激なやり方に嫌になったケースは少ないだろうと思った。では、脱出したわけは何なのか。美人が出ていったことから訳が想像できた。
 美人は大体わがままだ。要するに、金津園に艶グループ以外の店で即尺・NSの高額店が急に増えたのをきっかけにわがままな女が出ていった。
 普通、美人は圧倒的に客を呼ぶ。しかし、艶グループは「振替」をするから、客の付き方が均等化する。それがわがままな女には許せない。わがままと言うと表現が適切でないが、あえてここでは使う。個性、自意識がはっきりしている女と理解して貰えばよい。
 わがままな女に一番面白くないのは、艶グループが───(1) 家族的協調関係を重んずる (2) 出勤とか挨拶とか礼儀とかに厳しくて現代っ子の女には我慢ができない───ということだろう。
 振替は客にとっては腹が立つが、女の気持ちを大切にする店の姿勢もある意味では立派だ。
 で、艶グループは即尺・即ベッド・純生の路線が女のためになると信じている。本当に稼ぎたいなら、ここまでせよ、と教え、女も確信的に実行している。
 艶グループを飛び出した女はそれをよく理解して、同じやり方をしている店に移籍するか、普通の店に移動しても、大概は同じように過激なことをやっている。
 艶グループの店では、なにかと女がお金を徴収されることが噂になるが、その経営精神は褒めるべきであろう。要するに互助の精神が徹底している。もし、女が仕事を原因とした病気になれば、その見舞金は立派なもののようだ。
 わがままな女が出ていくことについては、私はユリを思い浮かべる。
 平成14年の夏場にグループからユリが出ていったが、このユリは見事な巨乳の上に、すごいキスとフェラチオをすることでなかなか有名だった。
 ところが、女の間では自己虫ということで有名だ。どういうふうに自己虫かは聞かなかった。しかし、ゴムを使う一般の店へ移って、それで100%ノーサックの仕事をするなら、自己虫と言われてもしょうがない。
 私はユリに入浴した時、思っていた以上に顔が老けていて、しかも、激しく腹が出ていて、巨乳が目障りなほどだったから、違和感ばかりが先行してなかなかペニスが勃起しなかった。
 で、このユリが移籍したとき、HPの金津園ワールドの質問コーナーというところで、三つの質問にユリ本人が直接回答を入れていた。現在どこの店で働いているかについて、自ら何通も告知の投稿文を出し、そのしつこさと熱心なPRの姿勢に私は驚いた。
 で、そのことをクラブ美人で同僚だった香織に話したら、香織が次のように言った。
「あの人は、自分がお客になりすまして、ユリはよかったー!と投稿する人だから、その質問自体もユリさんが自分で入れたのかもしれないよ」
 ユリは、まあまあの器量で、接客上手で、濃厚なキスとフェラをして、大層人気があるのだから、自作自演の投稿までしなくても……と思うけれど、それが自己虫のゆえんなんだろう。
 わがままな女が出ていくことについてのもう一つの傍証は、グループから出ていった女が、その後もよく店を転々としているということだ。ただ、これについては、証拠になるほどの事例を知っているわけではない。
 私が入浴した時ユリは既に小母さんとしか言えなかったが、その後も長く現役をしていたから面白い。平成20年代でもNSの廉価店のセントレアに出ていた。


 ミライ〜初会はH14年スティーション
 スティーションでミライとマコが売れっ子であることは知っていた。ミライが20代の半ばと思われ、マコはミライよりもちょっと年上で器量が落ちるようだから、ミライを先に予約した。
 ミライの写真はかなり美女に写っていた。私は、マコのほうが、仕事のしかたとしては好みに近いかもしれないとは思っていた。
 店の内装は艶グループ特有の毒々しいものだった。もう見慣れてしまって違和感は薄らいだ。
 私はボーイに誘導され、エレベーターにスタンバイしたミライに対面した。
 顔を合わせたとたんにがっかりした。雑誌の写真で想像したよりも胴がまるで太かった。丸顔で色も黒く、肌も荒れた感じで、しかも、写真で感じとった輝かしい器量が失せている。
 それは、だまされた私が馬鹿だとしても、一番いけないのは、私の顔を見てミライが笑みを浮かべなかったことだ。
 いわゆる超高級店という超越的な料金の店で、女は初会の客にはたっぷり笑顔を振る舞うべきだ。昆虫顔をしていても、蛙顔をしていても、どんな陰気な顔をしていても、どんな卑猥な顔をしていても、女は男に微笑みを投げかけなければいけないと思っている。
 しかるにミライは私のような端正な顔をしたロマンスグレイの紳士に、とにかく、背丈さえあと20cmあれば、紳士服のモデルに採用されそうなピリッとしたフェイスの知的生命体に対して、品定めの視線を投げただけだった。
 私は(笑顔がないぜ!)と思いながらボーイのどでかい激励の声を背に浴びてエレベーターに乗り込んだ。
 ミライの服を着ていても想像ができる膨満的体形にがっかりしたから、私は何もかもマイナスの方向へ結びつけたけれど、エレベーターに乗り込んですぐにミライがしかけたキスはしっかりしたものだった。私の唾液を吸い込み、私の唇の味を確かめるような、勃起的キスを振る舞った。
 しかし、勃起を呼び起こすべきキスでも第一印象が不興だから、ペニスが他人のペニスのようだった。
 部屋に入ると、見事なまでに照明が落としてあった。どうして皆暗いままの部屋で遊ぶというやり方をするのだろうかと思う。
 ミライに向かって盛んに軽口をたたいてはいたが、初対面の女遊びに多額のお金を投じるという一大決心をしてこの超高料金のスティーションに来たのが大失敗のような気がしてならなかった。
 体形への不満がものすごく大きかったけれど、肝心のミライの性格には不満を感じなかった。ソープ嬢になるぐらいだから、世間で売春業を邪悪視する連中が言う「チンピラ」女なのだろうが、男を亢奮させてあげたいという気持ちは充分だった。
 それに、間近で顔を眺めると、写真の通り眼のきれいな女だ。私は全裸になって、ミライがどういう愛撫をするかを見せてもらうことにした。
 即尺はカリ首へも金的へも立派な口の使い方だった。文句はないけれど、私のペニスが最硬度のカチンカチンにならないから、やっぱりやり方には不満がある。要するに、口と舌の使い方がチロチロ系であってグワングワン系ではなかった。
 しかし、時々はガーンとペニスを吸い込むフェラチオもするから、私は、やり方というよりは、目の前の太い肉体にひたすら違和感を感じて、性神経に信号が走らないと判断せざるを得ない。
 とにかくウエストに括れが全然なくて、腹が前方に突出しているのが気分を萎えさせる。へそのところで胴を輪切りにすれば、まるで板かまぼこの形になるというのが、どうにもペニスを膨張させない。
 言うならば、歌手の森公美子が裸になって現れたようで、冷静に考えれば、ミライの肉体が森公美子やクラブ美人のユリよりもましなのに、円柱ボディなんて金津園で殆ど対面したことがないから、私は、ミライには申し訳ないが、森公美子の裸体と同じに思えてしまう。
 過去10年間私がファックした女の中で一番の膨満は昨年入浴したユリだった。
 ユリは肩幅が逞しく、肋骨が充分に張り出し、その上に脂肪がたっぷりついて胸部を形成し、更に、一段と大きな乳房をぶら下げていた。上半身の膨れ具合は激しかったが、ユリがマットの上で四つん這いになった姿を後ろから眺めたときは、その尻がまるで犀か河馬かゴリラのように見えた。
 しかし、ユリは太ってはいてもとにかく乳房が大きくて、そのため身体に多少のカーブがついていたから、まだましだった。
 ミライはユリよりも若くてきれいな顔をしている。しかし、ユリのような巨乳ではないから、腹が突き出ているのがはっきり目に映る。ユリのような小母さん顔ではなく、若い整った顔をしているからこそ違和感たっぷりで、その裸の不格好さはユリ以上だ。
 おまんφを指で触っても、大陰唇を横に開けてラビアを付け根から露呈させ、更に、中の両肉片を開いて内側を熟視しても、或いは、ペニスをにぎられたまま舌を吸い合うキスをしても、何をしてもペニスが幼稚園児のようにおとなしい。性神経系をレーザーメスで切断されちまったみたいだ。
 私は、全額先払いした料金のことを考えれば、とにかくペニスを雄々しくさせたい。それで、一方的に舐められるのではなく69に切り替えることにした。
 申し出るとミライは快諾した。私は側臥の相舐めを頼んだ。
 舐め始めると、ミライは股の開き方が豪快で、顔に似合わず左足をしっかりと宙に浮かせていた。その腿が太く、下腹もこんもりふくらんでいる。もしカメラで撮ったら、かなり滑稽な画像になる。
 クリトリスは小さく、ラビアは着色が乏しく、張り出しもそんなにない。大陰唇は剃毛していて、クンニリングスすると頬や下あごがチクチクする。
 ミライはクリトリスの差し出し方も奔放で、よがり声が結構だった。汁がたくさん出るからには演技であろうはずがない。
 あんまりたくさんマン汁が出るから、そのマン汁をアナルになすって、指を入れようとした。
 ミライは驚いたように拒絶した。
 あまりに明瞭な拒否に、それまでミライの口の中でそれなりの勃起状態になっていたのに、一気に半勃起に落ち、そのまましばらくは力強い回復を見せなかった。
 私は、豊富なマン汁を頼みにミライに気をやらせ、ミライのふるえを見て、完全なる勃起を果たそうと考えた。狙い通り、ミライは到達した。私に「イッてもいい?」と打診してから、気をやった。イッた後の顔が女っぽい。
 ただ、太い丸太のような胴体を見ると、ペニスがいやだいやだと騒ぎ出す。ミライは背が低いから、胴体が太くて短く見える。背が高くて巨乳であるユリ以上に美観に問題がある。
 なだめるように右手で揉んで合体した。でも、とにかく調子が悪い。
 中途半端にファックを終えてつくづく思った。───これぐらいの太めの女はいくらでもいる。これまで俺は殆どこの手の体型には会ったことがないけれど、金津にこういう体の女はいくらでもいる筈だ。辛抱せないかんぜ。これなら森公美子より全然ましだ。それにしても、歩く海綿体のような元気野郎がうらやましい。俺は精力が足りんすぎる。ミライのこの顔なら亢奮しなければいかんぞよ。ミライだって俺の愛撫を受け入れていたじゃないか。
 その後、私はマットプレイでも殆ど勃起しなかった。話は一応弾んでいたし、ミライが私に関心を抱いたことは間違いない。しかし、私は最後まで不思議なくらいに欲情しなかった。
 ミライの動作で物足りないのはペニスへの愛撫がもう一つ徹底していないことだ。フェラチオの持続が足りないし、手揉みをしないのが良くない。私はローションプレイではペニスの手揉みをしてもらいたい。
 ミライのマットプレイはすずめの宿のユキのやり方とはほど遠い。多分、ミライよりもマコのほうがユキに近い奉仕をするのだろうと思った。
 ミライと会話して記憶に残っているのは次のことだ。
 先ず、ミライが「振替」に対して怒りを表明したこと。次に、堂々とたばこを吸いながら水割りを飲んだこと。それから、業界歴が3年弱でも大層ベテランに見えること。更に、珍しくも、ペニスの往復でイクことができる体質であると言明したこと。
 どうもスティーションは、女の喫煙と飲酒についてうるさくなく、振替も避けているようだ。
 ミライの性については、やっぱり抽送でイケるのがすごい。オナニーはしたことがないと言った。潮吹きもしたことがあるそうだ。
 なかなか気をやりやすい体質で、現にその日は、即ベッドの69でイキ、最後のベッドでもクンニリングス+指ピストンで到達した。汁気は明らかに多い方だ。
 私が攻めておればいつまでも快感に唸っていそうな雰囲気があった。ミライがもう少しスリム、かつ、色白なら、会話もしやすいところがあって、性格的に何ら問題がないからには、私は強烈に勃起するに違いない。私は、亢奮する時は見事に亢奮する。
 私にクリトリスをしゃぶられた女は必ず言うが、ミライもマグロ男を罵った。
 どうしても、艶グループの店というのは、3回4回抜かせて、と期待する男が多いから、女には客とのエッチがつまらないものになる。
 その日、私はミライをイカせてから、何とかペニスを嵌めたかったけれど、どうにも萎えきっていた。どうしょうもないから、フェラチオの強引なやつをしてもらって、勃起するや否やミライの口の中に放った。
 ミライのフェラチオは実にペニスの生理がわかっているやり方だ。出終わるまでしっかりこすり、かつ、吸い、口を放してザーメンを始末するやすぐに「後舐め」に入った。
 私が絶叫して放ち、後舐めにも感激の声を発するのを、愉しそうに応じていた。
 私は射精時においては気持ちよかったけれど、まともに勃起している時間がこれほどまでに瞬間的では、どうにも快感的には不充分だ。ユリの時と同じだ。
 ミライは、裸になるときに「太っていて、ごめんね」と声をかけた。そんなことを言うぐらいなら、痩せてほしい。あの顔でスリムな体形であったら、私は充分に怒張できた可能性が高い。
 だいたい、最近は街でもデブな若い女を見かけることが殆どない。私は激しくがっかりしたから、ミライに入浴してから4日間ぐらい、目に入った若い女の体型をすべて吟味した。
 名古屋の街で私が眺めた20代、30代の女で、ウエストが明らかに64センチを超えていると思われる女なんて2%ぐらいしかいなかった。
 繁華街をぶらぶら歩いている若い女の連中に殆ど膨満体型がいないという事実からすると、金津園の超高級店の売れっ子が板かまぼこのボディだなんて許せない。
 ピルを使うと太ると聞くが、ピルが直接の原因で太るのではない。ピルを服用すると空腹感が強くなり、よく食べるようになって、それで太るのだ。その理屈がわかっておれば対応は可能のはずだ。
 見知らぬ男とファックをするというのは大変にストレスのたまる仕事だから、毎日嫌々仕事をしている女はどうしても食事だけが楽しみになり、それで太るのだ。太ったソープ嬢の大部分は、ソープ嬢になる前はグーンと痩せていたと想像したい。気の毒な商売だ。
 ミライに「こんなに部屋を暗くしない方がいいのに」と言うと、ミライは「私、太っていて、恥ずかしいから」と答えた。そう思うなら、体型を保つように頑張ればいいのに……、そう私は言いたかった。
 まあ、こういうこともあろうさ。そう思いたくなる遊興だった。
 とにかく、女を2度もイカせて、眼のきれいな女で、会話もまあまあ弾んで、それで、少々太めというだけで私がまるっきりまともに勃起できないなんて、精力低下が著しすぎる。この世に神はいないのかという気分だ。
 それにしても、高額の遊興を結構虚しく遂行してしまっただけに、いつも愉しませてもらっている女達に申し訳がないような気がするし、精力不足と性交意欲の沈静に腹が立った。
 上がり部屋でアルバムをめくると、女の写真の数が意外に少なかった。艶グループの超高級店で、稼ぎは大きいと言っても、やはり、即尺・即ベッド・純生に飛び込む女は少ないと思わざるを得なかった。


 ミナミ〜初会はH12年クラブ美人
 クラブ美人に入りアルバムで女を選んだ。希望は、トキハで入り損ねたアカリか、この店で最初に入浴したリリアだったが、あいにく2人とも休みだった。
 リリアに入浴してから4ヶ月ぶりの訪れなのに、店長は私の顔を憶えていた。
 ミナミという女が23歳で、背丈が152cm、サービスも良い、と店長が言った。他の写真の女は雑誌に顔出しをしている女ばかりなので、顔出ししない女を応援したくなる私は、ミナミを選んだ。
 ミナミは痩せた体型をしていた。尻がぺったんこで、裸体を横から眺めると直線的だった。しかし、ペニスをエキサイトさせるサービスはリリア以上にうまくて熱烈だった。
 部屋に入るとすぐ深い即尺をして、気のつかいようも細やかで、接客について注文したくなるようなことは全くなかった。むしろ徹底的な奉仕ぶりに驚嘆したと言っていい。
 ただ、(私に、おまかせあれ)というプレイの進め方だから、女にリードされっぱなしなことに抵抗を感じる男は少し引っかかるかもしれない。私は引っかかる方だ。
 クラブ美人には以前に在籍して、それから艶グループの別の店に移り、古巣に再入店したばかりだった。ソープ歴は2年以内の様子で、その前は普通の職にもついていたらしい。
 ミナミに、以前にトキハにいた千春や里佳を知っているかと聞くと、大きく頷いた。リリアにしてもミナミにしても同じ艶グループの店の女のことをよく知っている。それは、艶グループでは女にしばしば店を変えさせているからなのだろうか。
 リリアもミナミも里佳もグループ内で店を回っているから、一体どういう配慮でそのようにしているのだろうかと疑問がわく。
 ミナミが私の身体に触れるときの手の使い方や気の配り方から、私はミナミが看護婦の経験があるのではないかと思った。
 そのことを言うと、ミナミは介護の仕事をしていると答えた。二足の草鞋のようだ。同系統の仕事の看護婦よりははるかに所得が少ないらしい。
 私がミナミの職業をほぼ言い当てたことが好感を呼んだようだ。だから、ミナミは朗らかにいろいろ楽屋裏話をした。
 艶のアサガオが看護婦出身であることや、すずめのユキ嬢の指導は受けたことがないということや、体重が軽いから駅弁ファックをしたがる客が多いことなどを話した。
 現役ソープ嬢で誰が美人かということを話題にしていたら、恵里亜のユウ2度目の二輪車に登場)の名が出た。ユウは艶グループの店で働いたことはないけれど、20歳そこそこで業界入りしてもう長く雑誌に顔出ししているし、一級の美貌だから、ミナミはユウを知っていた。私はユウに2度入浴していた。
 ミナミは、ユウがとても美人で、しかも大変イキにくい体質であることまで知っていた。どうしてそんなことを知っているのだろう。
 ユウの色白なことに感心したと言うから、そんなに肌の色が白かったかなと思った。ミナミは、ユウが顔の美容に相当お金をかけているはずだと言った。
 ミナミは生活ぶりと気質という点で真面目な女のようだ。ただ、23歳というのは信じがたい。25から28の間ではないかと思う。
 顔は何というか不思議な顔だ。若いような老けているような、女らしいような男顔のような、面長のような丸顔のような、とにかく特徴を具体的に表現しにくい。個性的という以外に形容の言葉が思い当たらない。
 ミナミの言葉に関西系のイントネーションがあるので、出身を聞くと、名古屋の育ちで高校が関西だから話し方が変わったと言った。
 眼が大きめで表情が豊かだ。体型はリリアと似ていて、ウエストの括れが乏しい。それに、乳房が小さい。尻も小さい。おまんφはパックリ型だった。指で開けば華麗にピンクの肉壁をさらけ出した。大陰唇にはしっかり毛を生やしていた。
 性的感度はなかなか素晴らしい。汁気も多いし、よがり声がとても激しい。
 あまりに声が「アーアー」とにぎやかだから、最初は演技候かと思った。でも、ずーっとその調子だから、ミナミはこういう奔放なよがり方をする女だとわかった。
 クンニリングスをしていると時々ぴくんと腰を上下にふるので、その度に前歯がクリトリスの付け根にぶつかり、ミナミのクリトリスに違和感が走るのではないかと心配した。
 何とかイカせたかったけれど頂点までは持ち込めなかった。後で聞くと、イキかけた時があったらしい。
 ミナミはアナルへの指入れはさせなかった。バギナの方は許した。バギナの中は狭くはないが、指3本が楽に動かせるほどの広がりでもない。
 指ピストンしても、中指1本でクリトリスを揉んでも、舌でクリトリスを撫でても、よがり声と陶酔の顔が素晴らしい。これだけ感度が良いのに、イカせられないのが不思議だ。
 69をしてから合体したが、どうも勃起度合いがよくなかった。イカせられなかったことが亢奮を阻害していた。
 嵌め込んでもペニスが押し出されるような感じがした。ミナミのバギナには押し出そうとする力があるみたいだ。ひょっとすると、恥骨が庇のようになって邪魔をしているのかもしれない。きっと、完全勃起で入れば具合がいいのだろうと思った。
 合体しようとした時、ミナミが「私が上にならなくていいの?」という意味の言葉をかけた。それが私は不思議だ。艶グループの店に入る男は皆女上跨位でするのだろうか。
 ミナミが風呂場へ私を誘導するやり方が愉快だった。
 ミナミはペニスを握ったまま浴槽まで案内した。中腰になって両手でペニスを包み、奥女中のようにしずしずと歩いた。私は歩きにくいけれど笑いをこらえてミナミのサービスを受け入れた。
 その日私はたまたま仕事の関係でノートパソコンを鞄の中に入れていた。
 即ベッドも入浴も済んだところで、ミナミに、私が撮影した猥褻写真をスライドショーで見せた。
 ミナミは、嵌め撮り画像に感嘆の声を上げて観賞している間、私の注文通りにずーっと2本の指でカリ首を揉んでいるから、実に私好みの女だ。
 これなら私は亢奮しまくってもいいはずだけれど、粘着性豊かな指揉みに何故かペニスの芯が全く張ってこなかった。
 再度ベッドプレイになって、クンニリングスをしても、ペニスの方は縮こまったままだった。69をしても完全勃起をしている時間が僅かだ。だから、いい抽送ができなかったし、飛ばした精液の量も少量だった。
 その割には、直後にミナミがフォローのフェラチオをしたとき、私は飛び上がるほど敏感だった。
「艶グループの女は皆、客に即尺をして、即手こきはしないよねえ。もし、即手こきをされたら、客は大変不愉快になるのだから、男も、女に即指揉みではなくて、即クンニリングスをしなければいけないよなぁ」と言うと、ミナミにうけた。
 ミナミに名刺を貰ったが、書き込んだメッセージの字が大層達筆だった。
 翌日インターネットで調べたら、ミナミについては客の感想が3件寄せられていた。
 内容は、仕事派でサービスがA、容姿はA、猛烈なサービスをする、愛想がいい、だった。容姿はB評価もあった。
 リリアにしてもミナミにしても仕事派という表現をされているが、私はどうも気に入らない。何故なら、そのHPでは、仕事派でない女は恋人派という形容になっているからだ。
「仕事ができる」というのは金津園では客を返せる女のことを言っている。美貌だけで客が指名して押し寄せる女は「仕事ができる」と言われることはない。何でも鑑定団でも「いい仕事」というのは、技術的にも芸術的にも優れていることを言っている。だから、仕事派でない女はサービス不足派というべきだ。
 ソープ好きの若者の中には、微笑みと喋りだけで男を惹きつけようとするソープ嬢を恋人派ともてはやし、高額報酬に見合う奉仕を心がける女を仕事派と呼んで、「仕事派だから心が通いにくかった」というふうに切り捨てる輩がいる。
 恋人派と言われるソープ嬢は愚にもつかない男に対しても、その男がよく遊興していると見れば、しなだれかかり媚びを売る。笑みは豊かでも心の中は冷ややかに男ののぼせぶりを観察している。
 仕事派の女は男の躯にしっかり愛撫をする。だから、ペニスの弱い男はこの手の女が苦手になる。また、仕事派の女は心を偽って会話を作らない。その代わり男を亢奮させてあげたいという心構えはしっかり持っている。男の亢奮が自分の愉しみでもある。
「仕事派だから心が通いにくい」と切り捨てる男は、相方がこの男は魅力に欠けていると切り捨てているのではないだろうかと考えてみたらどうかと思う。
 平成10年から12年までに艶グループでは、トキハの千春、カノン、里佳、そして、クラブ美人でリリアとミナミ、合わせて5人に入浴したが、皆なかなか素晴らしい接客をした。

 翌月、平成13年1月にミナミにまた入った。
「この前ねえ、君が僕のちんちんを握ったまま風呂場まで案内したのがどうにも印象的だったから、また来たよ。ちんちんを握られて歩きにくいし、君も歩きにくいし、面白くて変な気分だった。あんなことをされたのは初めてだもんなぁ。そこまでサービスしてくれるのに、俺のちんちんは萎れたままだから、申し訳がない気分だったぜ」
 そんな軽口を言いながら上着を脱いだ。
 華麗な即尺を受けると先月よりも数段に勃起度がいい。初対面でないとやっぱり違う。自分のデリケートさにあきれた。
 すぐにソファーに座ったままで合体した。次は少しだけクンニリングスをしてから、またフェラチオを愉しみ、ベッドで躯を合わせた。
 先月の不出来とは違って完全に起立ができ、安堵して合体すると、前回ミナミと躯を合わせたときに、バギナにペニスを押し出すような感覚があったわけがわかった。
 ミナミは尻が発達していなくてまるで薄いから、仰向けに寝ていると、膣の入り口がやけに下の方にある。ベッドの沈みもあって、割れ目の下端が殆どシーツと接するぐらいのところにある。しかも、膣道が水平か、奥に向かって上がり気味なのでとってもペニスが嵌めにくいのだ。
 ミナミとするときには腰枕が必要だと思った。
 即ベッドが済んだ後はミナミのマットプレイを拝見することにした。初会の時はマットを省略していた。
 想像していたとおり、サービスの心配りと猥褻度の点で全く申し分のない動きだった。介護の学習をしているからマッサージもとても上手だった。ミナミの、手と足と口をフルに稼働させるマットプレイを初めて受けた男は、心の底から驚嘆するに違いない。
 私は、10本の指を舐められたり、壺洗いという、10本の指を1本1本バギナに入れたり、足の裏を舐められたりするようなサービスはあまり好きではない。むしろペニスが悲鳴を上げるぐらいに股ぐらを重点に攻められる方がいい。
 マットが済んでから、ミナミにいろいろ確認した。
 年齢25で、ソープ歴は2年以上ということだ。もっといろいろ聞きたかったけれど、リリアと違って個人的なことをあまり言いたがらない雰囲気があって、ほどほどにした。
 マットプレイが長くて、ベッドプレイは時間が足りなかった。短いクンニリングスをした後、69をして、合体した。ミナミは気持ちよさそうだったけれど、イカせるのは難しそうに感じた。
 イケなかったわけを尋ねると、このところずーっと出勤し続けで、たまたま客の数も多く、疲労困憊だと言った。


 アリス〜初会はH13年クラブ美人
 クラブ美人にフリーで入り、写真を4枚見てアリスを選んだ。もう数年来ソープ情報誌に顔出ししていて、写真ではそこそこの顔だった。痩せていて、歳はそれほど若くなさそうだが、顔が小さくて笑顔が優しく見える。金津園ワールドの投稿欄では、確かサービスのいい女の筈だという記憶が残っていた。
 対面すると身長は153cmぐらいだ。ただ、アルバムと本人と顔が違いすぎた。顔も肩のあたりも全く激痩せで、アルバムの写真の愛らしいところがあまり感じられない。
 私はスリムな女が好みだけれど、服を着ていてもわかる病的な痩せ方にはさすがにたじろいだ。
 アリスは部屋に入る前にキスをしかけてきた。その店の女はそう教育されている。キスのやり方はムーディに唇を重ねるだけで、私がアリスの舌を追い求めても舌と舌を合わせるような協力的なものではなかった。
 部屋に入って互いにすぐに裸になると、アリスはまるでボディビルダーが栄養失調になったような体だったからびっくりした。その体でソファーに腰掛けている私にかぶさるようにしなだれてきた。
 艶グループの女が交歓モードに入る導入は、ディープキスから即尺へというのが多いけれど、アリスの入り方は男にペッティングをさせてから即尺という流れのようだ。
 私はアリスがキスをできるだけ避けたいのだろうと想像し、捧げるように寄せられた女体の乳首に舌を這わせながらクリトリスをペッティングした。
 ペッティングすればクラブ美人の女は皆作り物のよがり声を出すので、私はいつも多少白ける。アリスもまた見事な淫声をあげた。
 しばらく中指の先でタッピングしてから割れ目に指先を忍ばせると湿り気があったので、私はオヤッと思った。愛液なのか、それとも、先に何かを塗っておいたのか聞きたかったけれど、質問は控えた。
 アリスが私の腰にタオルをかけ、ペニスを掴んで口に含んだ。
 待望の即尺だけれど、何度も経験しているとそれほど感動しなくなってしまった。それに、私はこのところ即尺をしたことのないヘルスの女に即尺をさせるのを趣味にしているから、誰にでも即尺をしてる女に即尺をされてもそれほど亢奮が飛躍しなくなった。
 とにかく陰毛がタオルで覆われているのが面白くない。それでは、陰毛が女の鼻をくすぐる歓びがない。タオルの間からペニスが突き出ているのは何やらペニスが治療を受けているみたいだ。
 アリスは玉舐めもしたけれど、肝心のペニスの咥え方が優しくて私には物足りなかった。
 しかも、アリスの躯があまりにも痩せていて、異常痩身のエアロビックスのインストラクターみたいに胸や腹や大腿の筋肉が目立っていた。だから、私は意欲がかき立てられず、ペニスがさほど充血しなかった。
 アリスは顔も痩せすぎて年齢の見当がつかない。25から30の間だろうと思った。
 いつものように私は「即クンニリングス」をした。即クンニリングスを申し出たとき、アリスは少し笑みを浮かべた。
 アリスはベッドの上でしっかりと両脚をMの字に構えた。舐められなれているようで、私の舐め技にいきなり作り物のよがり声を見事に上げた。
 私の舐め技がどれだけ持続するか知っていたら、それほどまでに演技しないはずだ。演技に疲れてしまうに違いない。それに、私にクンニリングスされれば、演技しなくても自然に声が出るものだ。
 私はクンニリングスをしながら、アリスがいつけたたましい演技の声をやめて、自然の吐息、喘ぎになるかを観察していた。
 アリスは潤沢に汁を流した。割れ目は短く、全体に着色が見られず、ラビアは突き出しがおとなしくて、クリトリスが小さい。陰毛はかなり薄かった。みょうに会陰部がふくれ、更にアナルが突き出している景色が猥褻だった。
 アナルに指を入れようとしたら拒まれた。でも、膣には許した。膣道は狭く、痩身だけに肉壁にはそれほどふわふわした感じがなかった。私は潤んだ膣道に指ピストンを併用して、更にクンニリングスを続けた。
 けたたましいア行の間投詞、演技の地声は既になくなり、消え入るような喘ぎ声に変わっていた。私はアリスの躯の蠢きと、「いー、いー」の忍びやかな声に満足した。
 アリスが昂揚していることは間違いないけれど、よがり声にリズミカルな官能の起伏がなかったので、すぐに落ちるような気配は感じられなかった。
 それに、アリスの躯が美的とは言えないので、私はあまりクンニリングスに熱意が出ず、10分ぐらい愛撫したところでやめることにした。初会ではあまり無理をしない方がいいという判断もあった。
 純生でペニスを嵌めた。アリスは尻が発達していないので、膣口がベッドに接するまで沈んで、ペニスの挿入がしにくかった。中はヌルヌルだった。
 しばらく抽送して、いつものように発射せずに即ベッドを終えた。
 アリスにクンニリングスの感想を聞くと、「とても気持ちがよかったぁー。でも、(口を押しつけられた)最初は、わー、どうしよう、と思ったのよ」と説明した。
 その言い方に甘いコケットリーと親しみを感じ、歓んだ。私の最初の舐めがアリスには厳しすぎたのだ。後でまたクンニリングスをするときは、もっと弱い刺激から始めなければいけないと思った。
 私はアリスが激痩せの躯であることと、フェラチオの咥え方やペニスに指を這わせるやり方が優しかったことから、マットプレイを受ける気分にならなかった。
「君のフェラチオは僕には優しすぎるから、今日はマットはやめにしよう。マットをせずにお喋りしているのもたまにはいいだろう」
 私は湯船に浸かりながらアリスにそう声をかけて、潜望鏡のプレイだけすることにした。フェラチオが優しすぎるから、勃たせられか危惧しながら腰を浮かすと、アリスがペニスを強く吸って、激しくしごいた。
「何だ、強いフェラチオができるんじゃないか」
「ふふっ、言ってくれればするわよ。優しいやり方のほうがいい人も多いから」
「こんなに強くやってくれるなら、マットをしてもよかったねえ。まあ、でも今日はいいや。マットなんて、いつでもできる」
 アリスはくつろいだ雰囲気で私と一緒に湯に浸かっていた。
 クラブ美人は、女が客の前でタバコを吸ったり酒を口にするのを厳しく禁止していた。でも、アリスは私にうち解けてくれたようで、私が強く勧めると、タバコも吸い、酒も口にした。
 会話の内容は省略するけれど、私の語り口には好感を抱いてくれたようだ。
 2人で会話をしていると、アリスはそれほど来歴を打ち明けなかった。私はそのことが不満だった。
「さあ、エッチしようか」
 すると、アリスが戸惑った顔で、おしっこがしたくなったと言った。
「じゃあ、ここでおしっこをしてよ。男に見られながらジャーとやると、ものすごくおしっこをしたという気分になるよ。僕はもう金津園の女のしょんべんを見るのが趣味で、僕がおまんφを指で開いてあげて女が気持ちよさそうに出すのをずいぶんたくさん見ているよ。くさいおしっこでなければ、飲んであげるから」
 軽くいなされてシャワーのところへ行くだろうと思っていたら、アリスは恥ずかしそうな顔で頷いた。
 私は浮き浮きした気分で2人で風呂場に行った。アリスがどういうふうにしようかと眼で問うから、私は風呂の縁にアリスを上がらせた。
「僕がおまんφを指で開いてやるから、ジャーと出しなよ」
 さすがにアリスは躊躇したけれど、それまでの会話で気分が昂まったのか、私の舐めに感激していたのか、立派にポーズを取った。両足の開きが160度だった。
 痩せた内腿に筋肉の形が浮き出ているのに気をとられていると、アリスが股ぐらを見つめたまま、いきなり「出る!」と叫んだ。私は慌てて近寄り、放尿補助係の体勢になった。
 私が両手で開いているところをアリスはのぞき込んでいた。水流は黄色くなく、床から臭いが立ち上らなかったので、私はアリスに「ストップ」と声をかけた。
 顔を沈めて口を当てるとアリスはまた開放した。私はごくごくと飲んだ。小便が透明だったのにずいぶん塩辛かった。水量は随分豊富だった。
 アリスは男に放尿を見せたのも、飲尿されたのも初めてだった。それは多分リップサービスではないと思った。アリスは性格的にはおとなしくてハチャメチャをするタイプには見えなかった。で、なにせ初対面での行動だから私はとにかく驚いた。
 初対面で女の放尿を見分したのは滅多にない。
 アリスがしっかりしたディープキスに応じないことと、器量が写真ほどではないことと、激痩せであることとで、私は今回限りの遊びになるだろうと思っていたけれど、こう協力されては迷ってしまう。
 私は盥で風呂の湯をくみ、アリスの股ぐらにかけ、また、自分の口を濯いだ。
 バスタオルで拭った後、そのままベッドプレイを始めた。
 私は優しく舌を使った。徹底的にクンニリングスし、アリスはもう演技の声を出さず、本気の喘ぎ声を上げた。何度も「気持ちいい!」と訴えた。
 アナルに指を入れようとしても、今度は止めなかった。私は指を深々と差し込んだ。バギナとアナルのダブル指ピストンをしながらクンニリングスをして、愉しく長々と愛撫した。アリスはイカなかったけれど、私は満足して合体した。
 膣口が下の方にあるから抽送しにくいので、腰を持ち上げるように頼むと、アリスは両脚を抱えた。私は腹筋の形が浮かんだ女体に向かって軽妙に腰を使った。そして、一声吠えて射精した。
 その後、アリスの会話と仕草には何となくムードがあった。イケそうだったかと聞いたら、「いつも遅いのよ」と答えた。
 アリスは私がまた来るだろうと考えているに違いない。私は、裏を返すかどうかが悩ましい。もう少しイキやすい肉体なら、気がそそられるのだが。

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