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高身長女に嵌め通い4

 私がしっかり嵌め通いした170cm台の高身長女でその最後はモナだ。
 モナの初会は長身クォーターに痺れるに書いた。モナは高身長の他に顕著な特徴があった。イタリア系?のクォーターで、白人系のハーフと感じられる顔をしていた。性格も大変個性的で、私はモナと対面していると実に楽しかった。
 ルネッサンスのモナは初会では振る舞い方がなってなかった。高級店のソープ嬢の作法や性技がわかっておらず、コケットリーの笑顔が潤沢でも、根がいい加減でやけくそで生きているタイプ、客に親密的な行為や情愛溢れた応対をするなんて考えられない感じだ。
 私が男女の性的戯れらしい何か、それも過激ではなくて高級店では普通の行為をしようとしても、モナは突如大きな声を張り上げてNGを言い立てるとか、黙り込んで睨みつけるとかした。容姿以外のところではあまり評価できない。
 とにかく 170cm超の見事な長身で、長身の人によくみかける鷹揚さ・ずぼらさがモナには認められた。
 いつもなら裏を返さない女だけれど、容姿になかなか魅力があるし、NGを並べる態度は憎らしくても大変愛嬌があるから、親しくなったら私への接し方をかなり変えられるかもしれないと思った。初会では何かとガタガタ異議を言いながらも、その後の態度が堅くならずに結構私につきあうところがあったからだ。
 それでモナに本指名をしてみた。
 すると、モナは、貧血で体調が悪くて休むつもりだったのに私のためにわざわざ出てきて、私の相手が終わったら帰ることにしている、ということを驚くほどのコケットリーで説明し、プレイでは親密さをたっぷり発散した。
 その時モナのNG表明をかいくぐって結構エロい方向に誘導することができたので、私は面白くなって、モナに通うことにした。

 3回目の入浴
 モナに3度目の入浴をした。前回から4ヶ月のブランクがあった。気の抜けたビールのような本指名で、そんな入浴の仕方をしたのはこれまで記憶にないが、そのせいか、モナは即のクンニリングスでマンコがグチュグチュになってもイカなかった。
 モナは25歳でも(モナの説明では)業界歴が存外短い。その特徴は長身で、気だては気さくだ。快感表明もはっきりして、私が攻めに攻めると、モナは「気持ちい〜」を連発し、下腹が緩やかによく上下動した。長身の女には何故か腹式呼吸というものをやけに感じる。
 モナは嬉しいことに愛液が大変多い。クンニリングスとファックのし甲斐がとてもあった。性的行為をするに当たって、女は慎ましやかさが大事だと思って無言に努めるのがいるけれど、こういうのは大変よくない。女が「気持ちい〜」を連発するなら、男は大層励みになる。
 即のプレイは、フェラチオ→クンニリングス→嵌め(立位・モナはベッドの端に仰向け)→69→嵌め(正上位)→クンニリングス→嵌め(正上位)→ペッティングと進め、50分かけたから、モナが驚いた。モナには経験のない長さの絡みだ。
 モナのよがりっぷりが最も派手になったのは、陰核茎部を唇で挾みながらバギナの中を指2本で刺激した時だ。
 愛液がとても濃くて私の右手がベトベトになった。モナは私が対戦した女の中でも愛液に最も粘性が高くて、あんまりベトベトだから途中指3本入れた。3本ぶち込んだのは久し振りだ。さすが長身の女だ。しかし、3本自由に動かせると、今後も愛用すべきバギナなのか疑問が湧いてしまう。
 私はバギナの指攻めは基本的に長くしないが、あきらかに効果がある時は長くやる。モナの顔の歪みっぷりが見事だ。
 よがる女の顔を眺めるのは本当に楽しい。特に、モナは足が長いし、胴体も私の目からすればものすごいサイズで、こういう大きな物体のど真ん中のいやらしいところを指でしたい放題に攻め、でかい胴がよがりで蠢いていると、素晴らしく卑猥に感じる。
 初会も裏を返した時も、モナがクンニリングスで乱れている時にアナルに指先で触れたが、毎度「そこはダメ」と拒まれた。
 しかし、右手3本の指攻めを喰らっているグチュグチュ状態で「それ、い〜ぃ!」の絶叫の後はとうとうアナルへのタッチにNGの言葉を発せず、それどころか指入れまでも受け入れた。指が超ヌルヌルだからさぞかし挿入感が薄かっただろう。
 モナが受け入れたのはそれだけではない。驚いたことには、モナは私の誘導に乗り、未洗浄のアナルを舐めたり、アナルに指を入れたりするまでに変貌した。初会の時に認識したモナの性格と許容行為からすればとんでもないことをした。
 それまでの入浴ではモナは殆ど素人同様の動きしかできなかったし、私が何か変わったことを目論むと、「それはいや」という身も蓋もない言葉を鋭く発したから、まさかここまでどエロなことができるとは思っていなかった。
 それにしても、長い即のプレイで69をしている時に、モナが私の求めに応じてすんなりアナルに舌を這わせ、昂揚しきった風情でしっかり舐めたのには本当に驚いた。間髪入れず「それは駄目」の毎度のピシャリの発言から大変な変わりようだ。
 とにかく私は嬢が「アナルへ指を入れられるのを認めること」と「即のプレイで未洗浄のアナルを舐めること」まで踏み切ることを一大目標にしている。勿論高額店を前提にしてだ。高額店に出ている女は私にはここまでして当然だと思っていた。
 口で「貴方は素敵なお客さんよ」と言われたって、本心かどうかわからない。そういう過激なことを全くしていない嬢にそこまでさせて、好感が立証できる。
 猛烈に長身の女に誘導と調教が大成功だ。今回の3回目が2回目の入浴から4ヶ月目だけにモナの気持ちを掴んだことがよくわかる。入浴したい女がたくさんいるし、私はわざわざ間をあけたのだ。
 私はこのように嬢の態度を親近的に変えていくのが楽しくて嵌め遊びに浸っている。人と人との交渉は心理洞察が一番楽しい。射精回数だけで女遊びをしているくだらない男には絶対にできない。
 正上位でパコパコやりながら、「チビの男も馬鹿にはできないことがあるとわかったろう?」と聞くと、モナが大きな声で「はい」と答えた。かわいい。
 モナは顔が西洋人みたいなのに、肌が地黒で、女性器も濃い色をして、恥毛も漆黒だ。恥毛が硬くて密集していて長い。陰阜の毛がそうであっても問題はないけれど、陰核茎部より下の毛がそうだと極めてクンニリングスしにくい。それに、会陰やアナルの周りに長くて黒々とした毛があっては美観的に問題がある。
 私はモナに「顔は白人でも、マンコは縄文人だな」と2度も冷やかした。
 その日はモナに、私がハメ撮りしたたくさんのマンコの写真を見せて、同業の嬢が陰核茎部より下の毛についていかに気を配っているか教えてやった。
 モナは写真の中に私のペニスがアナルに入っているものがたくさんあることに驚いた。(私がこの秘蔵のアルバムを持参し、相方に見せる時は大いなる籠絡の目論見がある時だ)
 モナに風呂の中で、私のアナルに指を入れて洗わせた。拒むかと思ったら嬌声をまき散らしながらまともにやって、私の肛門内の感触を悦んでいた。
 一緒に風呂に入っていると、2人の体のサイズの違いがベッドで絡んでいる時よりも明瞭に感じた。
 モナがマットプレイの講習を私にされたがったけれど、それは前回にやっていた。
「マットプレイはしないよ。ベッドで、マットのつもりでやればいいやろう。ベッドの上でマットと同じことをやって」と言って、風呂場をさっさと切り上げた。
 タオルで体を拭き終わってからモナが言った。
「毛を剃ってください」
 私が剃ってあげようかという発言を全くしてないのに、モナが求めてきたから驚いた。縄文人のマンコという冷やかしが頭の中に広がったようだ。
 剃りはじめて驚いた。全くもってすごい剛毛だ。普通ラビアの付け根や陰核茎部の周りはある程度無毛地帯があるものだけれど、モナのマンコにはそれがなくて、女の微妙なパーツからすぐに毛が生えている。舐めにくかったわけがわかった。ファック中にペニスの付け根に何やら違和感が生まれる筈だ。
 ラビアの外側の付け根はえぐれるように窪んでいることが多く、モナもそういう構造だ。普通ここは無毛だけれど、モナはそこにまで恥毛が侵出しているから、ここの毛が特に剃りにくい。
 剃り終わるとモナが「私にも剃らせて」と言った。私はモナにキンタマやアナルの周りの毛を剃らせた。モナは初めての剃毛行為を楽しんでいた。
 モナは一度だけ自分で恥毛を剃ったことがあって、その時すごいカミソリ負けができた。だから、男性のひげそり後の整調剤を塗った。
 それから、ベッドの上でマットプレイと同じことをやらせた。
 私はベッドの上で四つん這いになった。モナは私のそそのかしに応じて、両手で私の尻たぶとアナルを開いて、アナルに舌を深く突っ込んだ。マットと違ってローションなしだから、同じアナル舐めでもこっちのほうが断然卑猥だし、舌が這う感触が舌の温かさとともに直接伝わる。アナルの粘膜が気持ち良かった。
 モナが私の要望通り指で肛門をこじ開けているのが何とも卑猥だ。
 アナルの後はキンタマもペニスも存分に攻めさせた。ローションを使わなくても、私の先走りとモナの唾で充分潤滑液になる。
 モナの熱烈な愛撫を充分楽しんだ後は69をした。すぐに愛液がこぼれた。愛液だけでなく、膣口にヨーグルトみたいな白いものが溜まった。長い即のプレイの後流し場に行っているからこれはあってはならないし、実は即のプレイの時にマンコが少しにおった。
 だから、私はモナにマンコの洗い方がプロらしくないことを指摘した。
 正上位で合体した。存分に往復した。そして、私の陰阜あたりで陰核茎部を刺激するようにした。モナは派手なよがり顔で応えた。
 即のプレイでは射精してない。だから、勃起が快調だ。モナは私の合計のピストン時間がかなり長いことと、ペニスが堅いことと、先走り汁が無茶苦茶多いことに驚き、3度目の対面であらためてそのことを指摘した。遅漏に当たったことがまだないようだ。
 更に、腰の送り方とクンニリングスがとても上手いことを何度も訴えた。私はその言葉を心地よく聞きながら、モナの中に放出した。
 最後のマンコ洗いは私が風呂場で指導した。
「いつも突っ立ったままでシャワーを使ってマンコを洗っているのだろう?」
 モナに聞くと頷いた。
「マンコを洗う時は和式トイレのウンコ座りをしなければ綺麗にはならないよ」
 そう言って、私はモナに目の前で蹲踞の格好をさせ、最初は黙って指とシャワーの使い方を見ていた。
 すぐさま私は、水流がバギナの角度と違う角度になっていて、湯が奥まで注がれていないのが良くない、と指摘した。
 湯をバギナの奥まで注げ。そのために、シャワーの湯の方向に注意し、膣口を指で拡げなさい。突っ立ったままで指4本揃えて割れ目のところをガシャガシャと動かすのは素人の女の洗い方であって、プロの女はそれではダメだ。そばに客がおろうと、モナの腰から下が死角になるところで、和式便所のうんこ座りの格好になって、しっかり割れ目を開いて隅々まで洗え。
 こういうことをしっかり教えた。
 その後モナは何やらいろいろ私に話しかけ、結局上がりが10分ぐらい遅くなった。督促のブザーが鳴っても、モナはちっとも急かさなかった。
 モナは、私に出会うまでエッチ行為ではかなり穏やかなことしかしていない。セックスとは股を開いて寝ていることだし、ソープでもそれでいい──極端に言えばそう思っていた。
 だから私が衝撃の客になった。
 で、私の3回の入浴で一気に初体験の行為をした。マルチに手と口を使うフェラチオ、タマ舐め、即のアナル舐め、アナルを指で開いて舌を突っ込むこと、アナルへの指入れ(されるのとするの)、剃毛(されるのとするの)、マンコの洗い方の受講、中間休憩時に素っ裸で付きあって時々マンコをいじられる等々だ。
 考えてみればかなり過激な行為だ。
 私がやっているこのようなことを、(1) 本指名でも、女の心を全く掴んでいないのに、私と同じことをしようと願望する (2) 初会で私と同じことをしようと願望する───この手の愚かで自己中の男が必ず出てくるから腹が立つ。

 4回目の入浴
 モナに先月に続いて指名をした。間を空けたり続けたり、妙な指名の仕方だが、NGの女王を大変身させたのだからどうしてもすぐに会いたくなる。
 モナは体調が悪いと訴えた。よくこれを言う。ちょっとのことでも我慢することができない性格なのか、しばしば体調不良になる体なのか、どちらなのかと思う。
 私は願望がはっきりして完璧主義の人間だから、女から体調の悪いことを訴えられると結構鼻白むけれど、そういう心を面に出さない性格だし、マンコを痛めているのでない限り何とか意に介しないように努力している。
 それが正解で、モナはイキまくった。ちょっと舐めただけでイッてしまった。体の具合が悪いほうがイキやすいのかと思うし、私への好感が並々ならぬようだと察せられた。
 アクメった後は「もう、やめて」と言っていたけれど、私はモナのでかい足を押さえつけて容赦なく舐めまくり、その後嵌めまくった。嵌めでも中イキに近い状態だった。
 正上位でのピストンを持続させようと頑張っている時に、歌を口ずさんでモナに聞いた。
「♪私、待つわ♪という唄はあみんだったかね」
「そうよ」
「俺、保たせようと頑張っている時、『羊が一匹、羊が二匹』って数えないよ。『♪私、保つわ。いつまでも保つわ♪』って、心で唄うんだ」
「もーっ!」
 アナルも舐めさせた。でも、においを嗅がせたら「ウンコくさい」と言って、それからは舐めなかった。後で洗った後には、また舐めてくれたし、指も入れて遊んでいた。
 私の肛門の形が他の人とだいぶ違うのが面白いらしい。
 モナがあまりに鋭敏なので、気の毒になってクンニリングスもほどほどにし、3度目の合体で早めに発射した。だから即のプレイ時間は35分と短かった。
 体を離すと、モナはもうフラフラで、よろめきながら風呂場に行った。こういうやり倒したようなセックスは本当に楽しい。しかも、モナは150cmの女ではない。170cm超だ。
 モナがマンコを洗い終えてから鏡を見て、「私のお化粧が無茶苦茶になってしまったわ」と嘆いた。なるほどすごい顔になった。私がモナの顔を舐めたり触ったりしたわけではない。モナがよがって顔面を歪めすぎたのだ。
 化粧が濃いと、このように女のアイメイクがガタガタになった経験が私は何人かにあった。よがりでメイクを台無しにすると本当に楽しい。
 モナはここまできちんとセックスしてくれる客が私以外には一人としていないことに腹を立てていた。そのような愚痴を私にぶっつけた嬢はモナが一体何人目だろうか。
 モナに聞くと、とても鋭敏なのにオナニーをしていないらしい。嘘を言っているとも思えない。不思議なものだ。
 私がモナにいろいろソープ嬢の仕事を教えているから、モナは「師匠と呼ばせてください」と言った。モナが金津園で最初に入った店は大衆店に近い中級店で、そのせいかまともに作法や会話の仕方を教えられていなかった。
 金津園の場合、高級店と中級店とでは嬢の教育の仕方が随分違うのだ。
「貴方がいろいろ教えてくれたおかげで、土日がきちんと埋まるようになったわ」と喜んでいた。
 モナは喋りで男を楽しくさせられるし、積極的に勃起と性交を誘う仕事師ではないので、客は、即ベッドして後は喋っているのが結構多いらしい。確かにモナの喋りはかなり魅力がある。このモナに(あなた、まだしたいのー?)という顔をされると、男は意のままにはしにくいだろう。
 キンタマの毛をカットしている男というのは私しか会ったことがなくて、毛もじゃのキンタマを舐めさせられる不愉快さを訴えていた。
 マンコの毛を剃るように頼まれたので剃ってやった。
 モナは大変にぎやかなコケットリーがあって、そこが私は好きだ。
 初対面の時には「お休みキス」しかせず、口を開けてキスをするまで持ち込むのに大変苦労したことを思い出す。
 ソープ嬢でも、まともにディープキスをしたことがない女というのはたくさんいる。そんじょそこらの客にはディープキスをしない女もたくさんいる。
 後者の嬢にディープキスをさせるのは私は容易だが、前者の嬢にディープキスをさせるのは結構難しい。心からそういうことは、はしたない、恥ずかしい、と売春までしていても思っているのだから。
 モナは素人の時も業界入り後もまともにディープキスをしたことがなかったけれど、私には、燃えてくると完全にしゃぶりつくようなディープキスをするようになった。燃える前、要するに、会ってすぐ過激なキスをさせたいものだ。
 初対面の時にキスに苦労した想い出話をして、「女は燃えればきちんとキスをするよな」と言うと、ニッコリ笑った。
「俺以外の客に気持ちの入ったディープキスをするなよ」
「うん。しない」
 毎月3本以上入れてくれる客にもしないと言うが、本当かどうかは確かめようがない。
 私は貧乏でケチだから、女を誘い出すことは全く考えない。ちゃんとした家庭があるから、限度を超えたつきあいなど一切望まない。多少の例外はあるが、これが私の基本的スタンスだ。
 その代わり女をイキまくらせ、陶酔状態にさせることを狙う。こっちのほうが絶対に愉しい。女を燃え上がらせるのが如何に楽しいことなのか多くの男がわかっていない。まあ、その能力がないから仕方がない。
 ネットで、高級店での剛毅な遊びっぷりをひけらかす男をよく見かけるが、嬢を快楽に泳がせている男が一体どれだけいることやら。先ずそんな男はいないと思う。おれば、ひけらかさない。そんなガキの行為をしない。
 5回目の入浴
 モナに5回目の対面をした。モナは喜色満面の顔で私を迎え、「来てくれて、嬉しい」と盛んに訴えた。
 2回目から3回目と4回目からこの5回目というのはいずれも4ヶ月ぶりで、間隔がかなり開いた。私の従来のリピートの遊び方からしたらふざけたような通い方だ。
 嬢からしたら、とにかくいろんな男に乗っかられるから、どんな男だったか忘れかけているはずだ。会うのが4ヶ月ぶりでは、客受けすることに自信がある嬢なら、何を今になって、と思って少し白けるかもしれない。何しろ毎月来てくれる客や月に2回以上来てくれる客がいくらでもいるのだから。
 私は、モナの喜びようが営業的行為を超えていると感じて、嬉しくなった。
 初会では部屋をかなり暗くしていたけれど、会うたびに明るくするように求めていたから、その日は照明が全開にしてあった。
(まだそんなにリピート客がいないのかな)
 モナの嬉しがりようからそう想像したくなる。
 モナは見事な体型が浮き出ているピッタリのドレスを着ていた。高級店らしい衣装だ。似合っていることを褒めると、モナは半身の姿勢になっていきなりスカートを大きくめくり上げ、ショーツの上の腰の肌まで露出した。そのまま尻を私の方に向け、尻を少し揺すった。
 何という売春婦らしいド派手なことを!とびっくりしたが、モナが尻やショーツを見せたかったのではなくて、その上のウエストが引き締まったのを訴えたかったのは、次に出てきた言葉でわかった。
「ねえ、少し痩せたでしょう。私頑張って脂肪を減らしたの」
 確かに腰のところに少し坂がついて、腿も少し痩せた感じがした。背が高いから尻がでかい。その真ん中に緑色の布地がひも状になって股ぐらへ伸びていた。
 モナはこれまで、私がエロっぽいどんなおふざけをしても「いや〜ん」と返し、目を見開いて「貴方のようにエロな人には会ったことがない」の発言を連発した。初会では部屋を明るくするのを強く嫌がった。
 かまととという言葉は江戸時代末期の上方の遊郭で、遊女がうぶなふりをして客に媚びを売る様子に対して使われはじめたものらしい。
 私はそれまでの4回の対面で毎度モナがかまととぶっていると感じ、ひょっとしたら本当に初心なのかしらと思うこともあって、要するに、行動に初心さを認めていたので、いきなりスカートをめくってショーツを見せるという、蓮っ葉女の仕草というか放胆なことをしたのが全く意外だ。
 モナの足が長いから、尻が殆ど見える扇情のショーツがベッドに腰掛けた私の目の高さにあった。
 下着姿になると(選んだ下着を褒めて!)とばかりにポーズをとり、「貴方の好みに合わせてガーター(ベルト)をしていないわよ」と愛嬌を放散した。
 ガーターベルトをつけるといかにも商売女に見えるから私は好きではないのだが、モナは私の好みをちゃんと覚えていた。
 私の気をそそる所作をすんなりやり、言動が板についているから、会っていなかった4ヶ月間の客のつき具合について尋ねた。
 するとモナはビッグニュースの前置きで店での成績が上がったことを嬉しそうに報告した。ただ、詳しく聞くと順位としてはまだまだだ。
 モナが下着姿のまま、ベッドに腰掛けている私の前に座った。そして、パンツの前あきから覗いているペニスが勃起しているのを認め、「もう勃っている〜」と叫んだ。その表情と仕草がコケティッシュだ。
 どうするのかなと思って見ていると、前あきに手を入れてペニスをとり出し、パックリときた。
 モナはまだ業界歴が浅く、即尺が前提の高級店に出ているのに、前置きの会話が長くて、フェラチオにかかる踏ん切りがとても悪い。前回にそのことを指摘したから、今回はそれが改善されて、前置きなしで前あきから強制突出だ。
 パンツを穿いたままのフェラチオでは玉舐めができないから、私はモナに、パンツを脱がさせ、モナのほうも素っ裸になるよう求めた。
 モナは「うん」と言ってパンツを取り去ったが、私のパンツを傍らに置いたままだ。高級店の作法がもう一つわかっていないようだ。
 でも、少しでも早く絡みたいのかもしれない。浮き浮きした様子でショーツを下ろした。長い足をショーツが通過するのに時間がかかる。ショーツを下ろす速度が皆同じなら、身長148cmの女の2割増の時間がかかる。そのノリで、ショーツも傍らに放り出したまま、またペニスを咥えた。私のペニスをしゃぶるのが楽しくてたまらないという風情だ。
 何しろ4ヶ月も入浴していないから、モナのはしゃぎようが私は大変嬉しい。
 私はそばに落ちているショーツを見て、クロッチのところが露わになっていたので、何か汁気がついていないかと眺めたが、私の視力では確認できなかった。
 モナは私の顔に視線を這わせるというコケットリーを見せてペニスをしゃぶるのが大変そそられる。しかし、しごきの強さとねちっこさの点ではまだまだ未熟だ。性技よりは容姿の良さと会話力で客がついているのだろう。
 私にはタマキンやアナルの即舐めを熱烈にするから感心だ。アナルの即舐めは、私の薦めにより、本指名2回目ぐらいの客で、モナが(してあげようかな)という気になる男にはしたことがあるそうだ。
 フェラチオの後、陰裂をまさぐるとしっかり湿らせていた。ラビアの内側の粘膜が上から下まで濡れて、陰裂もクリトリスのすぐ下まで濡れていた。膣口の周りだけ濡れているのではない。その濡れ方は明らかに潤滑剤とは違っていた。それを確かめる以前に、触感が本物の湿りだ。
 濡れっぷりを冷やかすと、「だって、会えて嬉しいもの」と言って科をつくった。
 ソープの客が嬢から歓待されたことを主張するとすぐに「それが営業なのよ」と他の嬢が指摘する。確かにその通りだけれど、歓待の発言や所作と共にマンコの濡れがあると、これはもう途端に本物化するから嬉しい。私はこればっかりだ。常に勝利者街道を進んでいる。職業人としては全然そうではないからとても楽しい。
 私はすぐ嵌めたくなってモナにベッドに上がるように求めた。
 モナはやけにすばやくベッドに上がり、どーんと大股開きした。本当にでかい女体だと感じる。明るい部屋でこれを大胆にやるように調教したのは私だ。
 にんまりしてすぐさま正上位でかかると、モナは私のピストンに実に見事に乱れた。私は、モナの喘ぎ声や、顎を突き上げながら私の腕を強く握ったりする仕草に痺れ、すっかり亢奮し、射精する気配なしに抽送しまくった。
 ファックをやめてからしばらく乳房を吸いながらマンコをペッティングした。モナの長い足がガーッと開いていて、顔が陶酔状態なのが楽しい。腰がよくうごめいていた。
 その後モナのマンコの毛を剃ってやった。剛毛系の、広範囲密集型だから、剃るのが美観的にも受け身の性行為を愉しむためにも適切だ。
 高身長のモナがM字開脚すると実に迫力がある。マンコは、ラビアが薄いし、陰裂も短い。陰核茎部も細く、小さく、ちっとも迫力がない。要するに、外観的にはエロマンコではない。しかし、湿潤性高感度につき大変結構だ。
 剃った後、モナはM字開脚を続けて剃り具合を確かめながら、ファック時の快感やら毛剃りについて20代の女らしくない何やら露骨なことを喋っていた。
 モナの姿がエロくて、また、知り合ったばかりの頃と比べると堂々と卑猥なことを言うようになり、私に心を許しているのが見てとれて、私はアナルを中指でさすりながら気分良くモナと痴話を交わした。
 モナはもともとアナルタッチ厳禁としていたが、何故かアナルにさわるのを許した。
 実は、モナのアナルはその一部がはっきり飛び出していて、それも捻れが入って、先が丸っぽくなく尖っていた。女は、アナルが変形している場合、男にさわられることすらも必ず強い口調で拒む。
 モナは、私がアナルに触れるのを、叱責というほどではないけれど、強い懇願の言い方で最初の2回の入浴では拒んでいた。3回目の入浴では許したが、4回目の入浴でも最初は一旦拒んだ。だから、どうして気持ちが変わったのかなと思った。
 モナは会うたびにNGの行為を少しずつ解除している。私が導くのがうまいからそうなったなら愉快だけれど、何しろ通算のソープ歴は短くても風俗歴が長いだけに、意識してそうしている可能性もあった。そうだとすると、男の取扱をよく心得ている。
 クリトリスを左手でそよそよと弄いながら、私はしつこくアナルをさすった。モナはクリトリスの微妙な刺激に酔っているから、パカッと開いた陰裂から、潤滑液がいくらでも補充できる。
 ファックしている時もペッティングしている時も毛を剃っている時もアナルを撫でている時も、どういうわけかモナが相当立派な膣おならをしばしば発した。
 それをからかっていて、モナが笑いこけている隙にアナルに指を差し込むと、意外にも止めないし、抵抗なくもぐり込んでしまった。
「おい、いきなりずいぶん奥まで入ってしまったぞ」
「そんなの、わかんない」
「緊張していると、指一本ですら入りにくいものだけれどな」
 私は口をクリトリスに寄せ、クンニリングスしながらアナルに中指でゆっくりと指ピストンをした。
 マン汁がしっかり出ていたから、その液を塗りつけてアナルを弄っているうちに、とうとう中指と人差し指の両方が潜らせられるようになった。
「おい、指2本入ったぜ」
「えっ、ほんとう?」
 指2本入っても存外にわからないものだ。しかし、アナルに指を入れるという普段全くしていないことをされて、指2本が楽に入るのはめずらしい。
 モナのアナルがゆるいと言いたいのではない。緊張が解けるのが早かったと思うのだ。
(これなら大丈夫だ)
 私はそう思ってモナに言った。
「アナルセックスしようよ。僕のやり方は優しいから、絶対に怖くないよ。指2本が入れば大丈夫だ。……それに、キミの尻の穴は少し飛び出ているから、僕のチンボで押し込んでやったほうが良い。キミのための治療だ」
 モナが笑ってしまった。
 モナはこれまではアナルセックスなんて冗談じゃないという態度だった。しかし、驚いたことにアナルセックスを承知した。ためらいの言葉さえも出さなかった。
 正上位でかかったが、ペニスをアナルに没入させるのに手はかからなかった。モナがアナルの角度を上げていたし、アナルがちっとも緊張していないから、唾をペニスに塗り、マン汁をアナルに塗り込むだけで充分だ。
 私はしばらくゆっくりと抽送した。モナがその日初めからずーっと協力的で親密的なことに不思議な気分すらした。何しろ4ヶ月ぶりの入浴だ。
 そのうちに、アナルに緊張が入ってきたのがわかった。こうなると、嵌められているほうは違和感しか生まれないものだ。
 継続するなら、一旦ペニスを抜いて、再度アナルの緊張をほぐすようにしたほうがよい。
 しかし、私はペニスを異境にぶっすり嵌めたことで満足したから、モナが違和感をこらえているのを察すると、ペニスを抜いてやめにした。出口のところをカリが通過する時、得も言われぬこすれ感があった。
 でも、物足りなく思ったので、そのまま前の孔に嵌め込んだ。それはあんまり好ましいことではないけれど、モナは文句も言わず、(ああーっ!)という表情で私にしがみついてきた。
 私はモナをしっかり抱きしめて、射精の限界までピストンした。即のプレイの所要時間は60分だった。
 尋ねると、アナルセックスは素人の時に彼氏にされたことがあり、出血があったそうだ。それでアナルセックスには恐怖感しかなかったけれど、私が相手ならする気になったようだ。当然業界入り後では初めてのアナルセックスだ。
 モナは「生でして、いいのかしら。危なくはないの?」と聞いた。その意味を確かめると、AIDSのようなことではなく、直腸部の雑菌をペニスが吸収することを懸念していた。
 私は、ご本人が病気にかかっていない限り、健全菌・無関係菌しかいないものだということと、アナルセックスは生でするのが正しい作法であることを説明した。
 それを懸念するなら、フェラチオされた後だって、すぐにペニスにイソジン液をかけなければならない。口腔も肛門部も衛生的には似たようなものだ。肛門のほうが口よりも衛生的にはるかに悪環境だと思う人が多いのはどうしてだろう。肛門から排出されたものが腐敗しやすいだけだ。
 モナは「ウンチがついてもいいの?」とも聞いた。
「ウンコがチンボについたら、それは僕に大変失礼なことだから、キミにしゃぶってもらって、きれいにさせるよ」
「いやん」
 この時のモナの顔が何とも可愛かった。
 一旦モナが浴室に行った。毛を剃った後、マンコを洗わぬままセックスをしていたからだ。
 私は湯に浸かった。そして、ファックしていて、剃り跡がチクチクしてたまらなかったことを愚痴った。
 私のペニスは短いから、股間を全面的にぶっつけられるというメリットが、私にも嵌められ側にもある。そのため、モナの剃った毛が私のタマキンの付け根に刺さるのだ。
 気がつくとモナが股を開いて大陰唇にカミソリを当てていた。右足を折って床の上に置き、その足の裏に片尻を乗せて、左足をまっすぐ伸ばした。180度に近いほどの開脚で、股ぐらを覗きながら大土手の毛を剃るのだから、モナは体が柔らかい。
 それにしても破天荒なまでに淫らなポーズだ。ストリッパーならしても、ソープ嬢はあまり見せない恰好だろう。マン毛から膝までの距離が、自分がそこを移動しようとするシラミなら気が遠くなるほど長い。
 モナが自分で剃ると、大陰唇を下から上へ剃る動きになる。逆剃りだ。
 最前私が剃った時は、大陰唇を上から下へと剃る、要するに、順剃りか、横方向に剃るかのやり方だ。逆剃りは、ぷよぷよして毛穴のふくらみもある他人の肌にはしにくい。モナのマンコにカミソリ負けができたら、営業妨害行為になる。それで、どうしても剃りが甘くなる。
 そのことをモナに説明すると、土手を長い指で伸ばして、何もかも私にさらけ出しながら剃っていた。
 派手にマンコを見せつけている姿勢・心の許しぶりが嬉しい。
 モナは真面目タイプだ。業界入りが遅いし、その前はやや堅気の仕事をしていたし、男性経験もそれほど多くはなかった。要するに、私の次の指名を確保するためにそのようなことを演出する性格ではない。あくまで親愛の気持ちで、どエロな私にふさわしい対応をしている。
 まだ私が本指名した数は少ないけれど、すべてに(あなただから、私は楽しいのよ)という気持ちがにじみ出ている。こういうのがリピートのソープ遊びの面白さだ。こういう充実感がどうしても新規の入浴を避けてしまう。
 逆に考えれば、新規の入浴ばかりする男は嬢から本当の親密さを全く引き出してない。その事実がわかっている男は先ずいない。そして、嵌めた嬢の不満足点を並べ上げる。偉そうに品評している。「一度入った女にはもう入らない」と書き、その主義が高邁な考えのように思っている。
 こういうのは、真性の対女性接触下手、人間性喪失男、セックス知らずの一人前気取り、ただの射精男、完璧などうしようもない馬鹿だと言って良い。
 良い女が見つかったらリピートすると内心思っている男も、結局初会の遊びが多く、リピート遊びをしても3回から6回程度で終えているというのが大変多い。この手の男も1回主義の男と全く同等だ。
 マンコにシャワーをかけたモナが浴槽に立って入り、立ったまま、目の前でマンコを見せつけた。モナが大陰唇の皮膚を指で引っ張っていたが、確かにきれいに剃れていた。
 上部を引っ張り上げてもずいぶんぷっくらした大土手だ。その大陰唇が盛り上がっているから、普段ラビアが肉の間に隠れていて、その表面は普通の箇所の肌のような逞しさがなく、弱々しく見える。だから、ラビアの表側と裏側とで皮膚の色や質が見た目あまり変わらない。
 モナが湯船にしゃがむや、私の尻の後ろに両手を滑らせて、フェラチオを予告した。
 浴槽でペニスを咥えられると、縁のところで頭が持ち上がっているから、光景がよく見える。私はモナのチンコしゃぶりに見入った。
 それが終わると、「ここで嵌めたことがあるかい?」と聞いた。
 モナが快活な声で「うん」と返した。これを「ええ、あるわよ」と言えば、長身の25歳をはっきり超えた面長の高級店の女にふさわしい言い方になる。
 そうちらっと思いながらそのまま浴槽で女上位で嵌め、モナの元気の良い上下動を楽しんだ。
 体を拭き、ベッドルームに戻ると、高級店らしい瀟洒な洗面台が目にとまった。私は洗面台に近寄り、高さを確かめた。丁度タマキンがその上にやっとこさ載るぐらいの高さだ。
 モナを洗面台に腰掛けさせた。モナが両膝を引き寄せると、私は立位で、下からすくい上げるように嵌めた。
 少しばかりまんこの位置が高いけれど、豪快に腰を振った。駅弁ファックのような体位で、長身のモナの顔が随分高いところにある。何故か互いの陰部が当たる音もよく出る。勿論モナには初めての交わり方だ。
 モナはこのエロい交合になかなか乱れを見せた。バギナがしっかり濡れた。
 それから正上位、後背位と進めたが、バックでは挿入感の良いことに驚いた。
 しっかりペニスの根元まで入り込んで、私のペニスの長さでも全然問題がないのだ。バックスタイルで構えた時、モナのアナルも膣口も尻たぶからそれほど奥まっておらず、大変挿入感があった。ペニスの根もとが楽に大陰唇にぶち当てられて、パコンパコンの音が素晴らしい。
 充分抽送を楽しんだから、私からの一方的クンニリングスにかかった。
 モナはそれまでのファックで充分気持ちよくなっていたが、クンニリングスで決定的に満足したと思う。とにかくその日はファック中の喘ぎが激しかった。
 私はここでも気をやらずにエロプレイをやめ、エロ会話をすることにした。床にどっかりと座り込み、モナのマンコに指でいたずらしながらブランデーを飲み、喋りちらした。
 バギナに嵌めていた時もペニスがよく濡れたが、休憩中もモナの陰裂は濡れっぱなしだ。
 モナに「月3回キミに通っていた常連客はまだ来ているのかい?」と聞いた。前回の入浴でリピーターの状況をモナに聞いた時にその客の話が出た。
 モナは当然その客の指名量がありがたかったけれど、もう足が遠のいてしまったようだ。
「どうして来なくなったのか心当たりはあるの?」
 そう聞くとモナは、岐阜駅でタクシーに乗り込む姿を見られ、それ以降予約が入らなくなったが、その時の服装が普段の出勤時のと違い、大変ヤンキーな格好をして、それで幻滅されたのかもしれない、と説明した。その男を相手する時、モナは男の好みに合わせ、上品を装っていたようだ。
「月3回の客というのは、消えていくのも早いものだ」
 そう言うと、モナが頷いていた。
 その男に限らず、嬢のエロさ・内在する淫らさを全く引き出さずに、取り繕ったような上品さでもって嬢に応じさせているリピート客が大変多い。その人たちがするエロいことは、情けないことにチンボをマンコに嵌める一点のみだ。
 ブランデーはXOだった。VSOPでないことに大声で驚くと、モナがスタッフに「一番良いものを持ってきてよ」と強く指示したことを誇った。
 若い女が、それも集客貢献度が低い嬢がボーイに強くものを言うべきではない、と思ったが、野暮なことを言うのをこらえた。
 話し込んで、気がつくと残り時間が10分ちょっとになってしまった。急いで69をやり、完勃ちしたところで正上位で開始した。
 腰を送りながらキスをした。モナの迎え方が熱烈で愛人みたいだ。超卑猥な2人とも息苦しくなる大人のキスを交わしながら、射精に至るのを待った。
 少し時間オーバーになったが、しかたがない。ザーメンの量がかなり少なかった。
 モナは真面目なタイプで、業界入りも遅いし、女のコケットリーがなかなか見事でも、エロには結構不慣れのようで、私のどエロにその都度驚くか恥じらうかしているから、ど助平へ誘導するのが楽しい。
 それにしてもモナのアナルをやれるとは思っていなかった。小女のけつの穴にねじ込むのも楽しいが、大女のけつの穴を犯すのも大変楽しい。
 店で客と初めてアナルセックスをしたのが私になったという嬢(その中には当然アナル処女もいる)が、ヘルスとソープで併せて12人に達した。
「次は中に射精するからな」
 モナにそう言っておいた。
 それにしても、アナルをやらせる嬢が結構いるものだと驚かざるを得ない。



 以上が5回目の入浴までの話だ。
 モナで印象深いのは、クリトリスにオーラルしながら指2本でバギナの前壁をグリグリすると、時々ものすごい膣風を発することだ。膣風が印象的なのがもう1人いて、それが長年通ったミサで、両方とも172cmだから面白い。
 モナに6回目の入浴をした時には驚いた。手の甲を風速15mはあろうかという疾風が何度も吹き抜けた。バギナの奥が凄まじいバルーン現象・収縮活動をしていた。
 私はもう、だらだらにチンボ汁を流しながら腕を動かしていた。昂揚の女体というのは本当に不思議だ。
 他にモナの肉体の特徴は、アナルに中指、バギナに人差し指を同時に深く差し込んだ時、2つの指を寄せると肉壁に結構厚みがあることだ。この壁は通常私の触感では5〜7mmぐらいとかなり薄い。でも、モナは9mm以上は絶対にあった。
 私はソープで遊ぶとその日のうちにメモを書いている。
 モナについては次のように書いてあった。
 06月06日  ルネッサンス モナ 5回目
 可愛い女だ。アナルセックスをした。素人の時以来だそうだ。
 洗面台の上に座らせてファックしたが、なかなか面白がった。
 07月10日  ルネッサンス モナ 6回目
 相手は3回イキ、私はいけないかと思った。退院翌日ではやはり少し無理がある。
 精液も少量。膣風がすごかった。(170cmの女の膣風は本当に立派だから愉快になる)
 アナルにペニスが楽に入った。
 08月12日  ドルチェビィタ恵里亜 モナ 7回目
 モナがルネッサンスから恵里亜に移ったので会いに行った。
 アナルはバギナよりも気持ちよくないと言った。
 恵里亜で2度目の出勤で、1回目はフリー2本。
 本日私が恵里亜で初の本指名。私の予約以外は予約はなかったとのこと。
 昨日予約を聞いて、今日店に来てからまんこの毛を剃ったそうだ。
 途中尿意を催したが、私の所望するスタイルでは恥ずかしがってやってくれなかった。
 (要するに、淫らな体勢で放ってはくれなかった)
 ルネッサンスでは辞めるようにしむけられたらしい。

 ここで「昨日(私の)予約を聞いて」に着目してほしい。
 ここのスタッフは以前ラ・カルチェを任せられていて、その時私が 172cmのミキに通ったのを知っているし、恵里亜では、彩香の常連客だったから、私を軽く見ることがない。
 私は、モナが恵里亜のスタッフから前日に私の予約を知らされたと聞いて驚いたが、連中が──あのチビ親爺がルネッサンスでモナの客だったとは! 本当に巨女が好きなんだなぁ──と思ったに違いないと想像すると、ミキの時のように、モナのよがり声を廊下に響かせたいと思った。
 恵里亜やルーブルのように、
嬢とスタッフとが普通に人間的関係を持っている店で、かつ、客が店のスタッフから一目置かれている場合には客の名前を教えた上で予約を告げることがある。
 一方、Rグループのように
  1.女を品物扱いしていて
  2.スタッフと女とが会話をしなくて
  3.一見の客がどんどん来ることによって常連客をさほど重視しておらず
  4.客がその店のいろんな女に入浴する傾向が強く
  5.女がリピーターを確保することにスタッフ連中がさほど重きを置いていない
という店ではこういうことはない。

 ソープ板──【金津園】ドルチェビィタ恵里亜 2【高級店】

 モナは7回目の時にはルネッサンスから恵里亜に移っていた。私はソープ業界に大変関心があるからその時の経緯が実に興味深かった。

 ある日ルネッサンスにモナを予約した。6日ぐらい先の予約だ。
 当日の朝になって確認の電話を入れると「モナは店を辞めました」と言われた。申し訳なさそうに言う感じがなくて高飛車に来たから私は少しムッとした。
 前日に確認の電話をした時には応答にそんな気配が全くなかったから驚いた。退店の場合、普通は前日の確認電話で告げられるものだから、ちょっとおかしいと思った。
 入浴がつぶれたことだけでなく、モナが行方不明になって私は大いにがっかりした。モナはルネッサンスでは冴えない成績だったかもしれないが、私には極上の女だ。
 ところが、帰宅してからたまたま恵里亜のサイトを見たら新人が紹介されており、それがモナだ。あっけなく行方がわかったので私は安堵したけれど、一応腹が立った。
 そんなにタイミング良く移籍するなら、モナは予め移籍の手配していたのだろうが、私の予約が入っていながらそれを消化せず、私に移籍を打ち明けることなく、店を替わったことが許せない──という気持だ。
 私はモナと充分親密関係を築いていたつもりだから、会って大いに文句を言いたいし、もともとルネッサンスが属するRグループのやり方には私はいろいろ疑問を感じていたから、モナが店を変わったわけも知りたい。すぐに恵里亜に数日後の予約を入れた。
 モナは喜色満面の笑顔で私を迎えた。恵里亜で初めての本指名だ。
 会って、パンツを脱ぐ前にモナの説明でわかったことは次だ。
 モナは先々月にかなりの本指名をとり、ルネッサンスの中で上位に来て大変喜んでいた。
 ところが、先月は何故かガクンと指名の客もフリーの客も減り、不思議に思っていた。たまたまのこととは思えない落ち方なので、モナは店が何か策謀したと受け取った。
 というのは、モナは店のスタッフにずけずけと文句を言うので嫌われたのではないかと思った。
 私が「店に文句を言うというのは、自分のことについて、それとも、客とか他人のことについて?」と聞くと、モナが「私の客に対する、店の失礼な扱いについてであって、自分のことに関する不平とか文句ではないわ」と答えた。
 確かに、私のために取り寄せたブランデーが安物(VSO)であると、モナはすぐにインターフォンを取り上げ、ぴしゃりと文句を言って、最上級品に変えさせた。前年には、店が私に進呈すべきタバコをなかなか持ってこなかった時、インターフォンでビシッと文句を言ったことがあった。私がその口調に驚いたぐらいだ。
 以前モナは、客に対する店の応対がきちんとしていないことを憤懣顔で批判したことがあった。私もそれについては同感するので、怪訝に思っていたことを話すと、モナは「私に対する嫌がらせか、そうでなくても、とにかくルネッサンスはお客に対する扱いがいい加減なの!」と言った。
 モナはソープ歴は短いけれど風俗歴が長く、風俗店では営業時間は女が主役で、男のスタッフは客に対して平身低頭、万全の誠意でもって当たらねばならないという意識がかなり身に付いているようだ。
 私は、先月にモナと遊んでから上がり部屋に入り、すぐにホットコーヒーを飲もうとして、砂糖を入れた瞬間に「お送りの準備ができました」と言われて、びっくりしたことがあった。
 私が「コーヒーをまだ一口も飲んでいないのに」と言っても、スタッフは床に膝立ちしたまま薄笑いの顔をしていた。
 先々月はコーヒーを4分の1しか飲んでいない時に声をかけられた。コーヒーに手をつけるまでの時間が長かったわけではない。
 ルネッサンスの上がり部屋で、私はアルバムをじっくり眺められたのが2回しかなかった。
 モナは以前からRグループの要人?にちょっかいを出されていて、無視を決め込んだ。その男から何かと個人的なことを尋ねられ、不愉快な気分になった。手厳しい言葉を返したこともあるようだ。
 私が「店長よりも上の人?」と聞くと、頷いた。
 で、モナは、私が予約を入れた日の前日に、突然店長から「もう来なくて良い」と言われた。
 モナは翌日に予約が入っていることを知っていたから(予約した客に対して失礼だ)と思った。
 モナの話を聞いて、私もむかついた。
 私が前日に電話で予約の確認をした時には、もうモナの解雇は決まっていたのだ。その日にモナは客を取っていない。
 そこで夕方の6時に前日確認の電話をした時、私に翌日の予約が成立しないことを告げなかった。それだけでなく、当日の午前10時9分前に私が“当日確認”の電話をした時、「まだモナから出勤連絡がないから、10時ちょっと過ぎにもう一度電話してください」と要請された。
 10時5分にもう一度電話すると、モナが店を辞めたことを告げられた。その電話口の説明が、あたかもモナが突然勝手に辞めてしまって、店もモナに腹を立てているような口ぶりだった。
 モナが大変な不作法をしたように取り繕っていた。ひどい偽装だ。この一連の対応を思い出すと、ルネッサンスの応対はかなり腹立たしい。
 どうして前日に告げなかったのか。どうして当日の1回目の電話で告げなかったのか。電話の応対者がモナの退店を知らなかったとしたら、電話応対という重要な仕事を任せているスタッフ(通常、店長の次の位置にいる男)にモナの首のことを知らせていないのか。
 モナは客である私に、Rグループの要人?からされたちょっかいについてそんなにはっきりとは言いにくいだろうが、私はなにやら奥深いものを感じた。
 ルネッサンスはスタッフがへんてこだとネットでよく叩かれていたが、まさしくその通りだ。しかし、それは経営者がまっとうな考え方をしていないからだと思う。

 私はモナの件があってからRグループに何らかの関係があった嬢に聞きまくった。
 わかったことは、Rグループは「私はこれこれのように考えます」と経営側に言い切るような女が嫌いなのだ。「はい、はい」という態度でないと要注意人物とされる。我の強い女はたとえ上玉でも面接ではねられる。要するに、見た目の印象も実体的にも大人しい女が採用されている。
 Rグループは、ふざけた客をピシッとたしなめることができない性格の女を結果として採用している。店長などにぶーつか言えない女は、客にも「あんた、なにするんよ!」とは怒鳴れない。
 嬢が店を変わるに当たっては、大変不安に駆られ、おっかなびっくりとか、どの店を選んだらよいのか途方に暮れるという嬢が結構いる。モナはルネッサンスの店長から首を告げられると、すぐさま携帯で金津園の店の求人を調べ、早速応募し、あっさり恵里亜に入った。
 いろいろ経緯を聞いて、私はモナの放胆なことに驚いた。とにかく私はモナに会うことができ、モナも私の本指名を喜んだ。
 だから、モナに服を着たままでショーツだけ脱がせ、いろいろ経緯を聞きながら割れ目を探ると、よく濡れていた。
 私が裸になってソファーで勃起ペニスを晒すと、モナはその前に座ってペニスを眺め、勃ち具合の良さと先走り汁を認めて露骨な感想を言った。
 更に、鼻を鈴口に近づけるや「くさい!」と言った。
「ちゃんと洗っているぞ。におうわけがない」
 私はモナに、くさく感じなくても「くさい!」と戯れで言うように指導がしてあった。モナはその通りにしたわけだ。
 モナがカッポリとカリを含んだ。フェラチオが熱烈だ。タマキンをねぶりながらしっかり手こきした。
 モナは私が両足を持ち上げると私のタマキンの裏側の匂いを嗅ぎ、「くさい。はっきりにおうよ」と言った。アナルのほうは本当にウンコ臭があったようだ。それでも、モナは私のアナルをみっちりと舐めた。
 それで、私は亢奮し、「キミがここに座れよ」と言ってモナにソファーへ座らせ、たっぷり尻を前に出した体勢で、私は前から嵌めた。
 私もモナもマンコにペニスが出入りしている光景がよく見える。モナは大変卑猥に感じる筈だ。
「モナちゃん。××さんのチンボがマンコに出入りしているのをよく見てよね」
 モナはソファーの背もたれのおかげで首から上が垂直だ。よがり顔でも視線が股間に行っていた。
 私はゆっくりのや早いのや、ペニスの根元を押しつけたままで腰をヒコヒコさせるのや、移動距離の長いのや、いろんな抽送をして楽しんだ。
「ソファーで、こんな格好でしたこと、ないだろう?」
 モナが頷いた。
 当然だろう。嬢をまるで誘導できない三本柱の、おこちゃま客とクソ真面目客と射精回数しか意識のないチンボ客ばかりだから。
 高級店の嬢で、経験年数が3年に達しない嬢は次の経験がないことがかなり多い。
  (1) ソファーで逆さW字開脚の上、クンニリングスされたり、抽送されたりする。
  (2) おしっこショーをする。
  (3) 部屋の明るさを最大にした上でM字開脚する。
  (4) 客の口の中に唾を垂らす。
  (5) 客のアナルに指を入れる。
  (6) オナニーショーをする。
 何も嬢を誘導することができない客が非常に多いという証拠だ。それで、嬢に対する不満をネットに書き散らしているなら、真性阿呆だ。
 ソファーは客が座るもの、部屋は暗くしておくもの、おしっこはトイレでするもの、乳首は必ず指先でひねるか口に含むかをするもの、キスのディープさは女が客に一律に決めている、と思っているのだから。
 私はモナをソファーに座らせたまま随分長く抽送した。ヌチャヌチャと音がするから実に楽しい。当然モナはよがりっ放しだ。
「キミは、誰にチンボを嵌められても、気持ちよくなるんだろう?」
「うん」
「ちくしょう。やけるなぁ、俺以外の男に嵌められても、マンコを濡らして気持ちよくなるなんて。……羨ましい体だ」
 モナのひたすら快感に浸っている顔がエロいし、美しい。私はその顔に痺れた。
「こんな小さなチンボを嵌められても、気持ちいいか。気持ちいいなら『××さんの小さなチンボが、小さくても気持ちいいです』と言え」
「××さんのチンボが、小さくても気持ちいいです」
「そうか、気持ちいいか。……もう、舐めてもらいたくなっただろう?」
「うん、舐めて欲しい」
「そうか。可愛いなぁ、モナは。……僕も腰が疲れたよ、この姿勢でパコパコするのは」
 私はモナをよがらせ続け、いつも以上に楽しいセックスができた。

 私はアナルセックスまで受け入れてくれた女を決しておろそかには思わない。それに、モナは私がこれまで金津園であった女の中ではベストスリーに入る上玉だ。
 なんと言っても「××さんのチンボが、小さくても気持ちいいです」と言った女はモナしかいなかった。
 実は私は抽送ではっきりよがる通い女にはその最中に必ずと言っていいほど「××さんの小さなチンボが、小さくても気持ちいいです、と言え」と言葉をかけている。
 目の前の客に向かって「チンボが小さい」と言うのはソープ嬢には禁句だから、それまでの女は、頼んでも笑いだすか「チンボが気持ちいいです」と言うだけでこうまで復唱しなかった。
 だからモナは、私のアナルがにおっていなくても「くさい、くさい」と言って、そういいながらペロペロと即アナル舐めをした。こんなふうに言葉の遊びができた。
 とにかく喋っていて飽きない女だし、ファックすれば毎度殆ど中イキ状態だった。ファックの後モナがフラフラになっているのが楽しかった。
 私はそれまで多くの通い女を拵えたけれど、ここ3年ではモナに一番その気になった。モナの気持ちを掴むべく私はかなり会話に気を払った。それが楽しかった。
 モナで印象深かったことが一つある。モナは私が初会をした時よりそんなに昔でない時期に中級店にいて働いた月数は殆ど短かったことをずいぶん強調した。しかし、私はある時意外なものを見つけた。
  平成14年11月発行のソープ情報誌───青いリンゴのネネ
  平成14年4月発行のソープ情報誌───リムジンのネネ
 これがモナだった。

 買春メモ5買春メモ6にモナの記事がある。
 モナの通いをやめたわけは金津園嬢の濃厚な想い出に書いた。
金津園遊びの実録  初会の金津園遊び  ソープ嬢を愛しむ  トップページ
(千戸拾倍 著)