18歳未満の方は入場をご遠慮下さい。

京都を楽しもう

 健全な肉体の人の旅は、目指すところへ乗り物を使って行くだけでは価値が乏しく、歩行(かち)を多用しなければ意義が乏しいというのが私の考えです。で、京都や奈良はまことにこれに適合しています。
 京都市内を歩き回って面白いと思うのは、先ず地名です。千本今出川とか四条堀川とか縦と横の路を意識させられ、地名だけでそこが遠いか近いか判定しやすいこと、それに、昔何かで知った地名にしばしばお目にかかることです。一乗寺下り松バス停や鹿ヶ谷通りなどです。
 そして、随所に見られる旧跡史跡の案内板の発見です。費用と歴史研究の成果が投じられて設置されているのに、こういう案内板を見もしない人が多いのは残念です。本が娯楽だった人とスマホが娯楽の人とはこういうところで行動が違ってきますね。
 京都は異国の人がたくさん観光しているのも興味深いし、そのような人が何かに途方に暮れて、意を決した感じで質問されるのも面白いです。
 私が問われて身振り手振りや英単語の羅列で答えたものは、賽銭箱に入れるのは10円玉でも問題ないか、神社での拝礼の作法(二礼二拍手一礼)、銀閣寺へ行くためのバス停の場所で、最後のは一目卒倒したくなる中国長身美人の一人旅らしき人からの問いでした。
 私は気むずかしい顔つきで、気軽に質問しにくいタイプだと思うけれど、一人歩きの小柄な爺となると、もう質問しやすいのでしょう。
 京都を歩いて多少不愉快なのは、観光客が多すぎること、団体の中国人や韓国人が歩いていることです。後者は何も問題なければ良いけれど、雑踏の中で遠慮なく自撮り棒を掲げること、三人以上が横に並んで歩きたがることです。奴らは本当に傍若無人です。食べ物の包み紙を持っているとその行方が気になります。団体で歩きながらなにやらふざけ合っているのをよく見かけます。声高です。タヒんで頂きたいです。
 西洋人(白人)の複数人の行楽の様子もよく観察します。天竜寺、龍安寺、銀閣寺などの有名庭園の前でです。小母さん同士だと自分の感想を一生懸命言い立てている感じで、庭よりも同行者の顔を見ています。小父さん同士だと、そんなに喋り合わず、スティーブ・ジョブズが龍安寺の庭の前で端座するような感じで静かに眺めているのを見かけます。

 旅の楽しみ方はいろいろあって、花見小路、祇園、先斗町、錦市場、木屋町、新京極などの街の散策が楽しみな人と、そんな俗な箇所には目もくれずに、ひたすら神社仏閣を廻りたい崇高な人がいるでしょう。
 後者の人に私は次をアドバイスします。京都の神社仏閣が街の周辺に分布することを念頭に置いての考察です。
(1) 京都の地下鉄をうまく利用しよう。
 京都の観光案内の雑誌で、京都駅前などのバス乗り場・路線図と詳しい地図が載っているものを買っておきたい。(末尾の本を参照)
 京都は京都駅を中心に放射状にバス路線がびっしり張り巡らされている。移動にはバスを重宝したくなるが、バスは停留所の間隔がかなり短いことと道路の渋滞からなかなか時間がかかるから、地下鉄が使えるなら、たとえ遠回りでも地下鉄を使うほうが賢いことがある。(京都の地下鉄は座れることが多い)
 主要な地下鉄の駅からのバス路線もなかなか整っている。
(2) 京都のどこをどう巡るかは、神社仏閣でたとえ観光案内雑誌などに大々的に掲げられておらず、観光案内地図で名前が清水寺や東福寺などよりもはるかに小さいフォントで掲げられても、存外素晴らしいところが多い。
 だから、世界遺産に指定されていないお寺であっても、積極的に取り上げて訪ねるのが良い。
 そのように着眼すれば、必然的に短い移動で次々に名所を回れ、長い距離を短い間隔の徒歩の繰り返しで楽しめる。健康増進と経済面からとても結構だと思う。
 要するに、やれ金閣寺だ、東福寺だ、天竜寺だと、大所を一気に廻ろうとしないのが良い。大所とその近辺を徹底的に廻る企画をしよう。
(3) 京都のバス路線が放射状であり、その終端に名所が点在する特色から、目的地間の移動は歩行かタクシーの利用がベターなことが多い。
 京都は盆地だから、上り坂を歩くルートにしないようにして(特に、夏!)、下り坂のところや、等高線の同一地区を歩くように企画したい。
 寺院を数多く廻れば、拝観料はなかなかの額になる。だから、他の経費を節約したい。
 由緒あるお寺に入っても賽銭箱にお金を入れようとせず、両手を合わせもしない人が目につくから驚く。
 1日で10件に達するほどの拝観料はつらいが、せめてご本尊のお賽銭箱にはお賽銭を入れよう。
 寺院の維持は大変なんです。
 従って、私は昼飯代は千円以内で済ませることが多い。
 でも、タクシーを利用するのが時間的に大いに結構になるなら、私は一人の乗車でもタクシーを使うときはしっかり使った。
 京都の旅行者を観察していると、たとえ3人での行楽でもタクシーの利用を全然考えない人がいる。バスで中心部に戻ってVの字の行程になるなら、割り勘で直線に進めば良いのに、と会話を聞いていて思ったことがあった。
 現地に着くまでタクシーを使うことを全く考えていなかったのに車を利用して、ベストな選択だったと思うものを掲げます。
*阪急嵐山駅→地蔵院
*高雄バス停→直指庵
*知恩院前バス停→赤山禅院
*実相院→蓮華寺
*金戒光明寺→金地院
*地下鉄丸太町→金地院
いずれも距離が存外短くてそれほど料金が出なかった。
(4) 常時の公開ではなく特別拝観となるものがあるので、目指す箇所は事前に調べるのが良い。
 京都 春の特別公開というような検索をするとわかる。
 参考までに 京都の特別拝観・一般公開
(5) 月曜日に行かない。(休みになるところが多い)
 繁忙期(桜・紅葉の季節)の金・土・日は避けよう。
 真夏の京都探訪は暑気耐性のある人のみ。
 京都のバスは存外に便利だ。私が使ってオヤッと思った代表例は次だ。
*大原バス停→金閣寺
 三千院を観光し、昼食を取った後、どこに行くか迷った。
 で、バスの案内所で訪ねると、金閣寺に楽に出られると知った。
 高野橋東詰バス停を経由して金閣寺前バス停に向かう方法だ。これですんなり金閣寺を見物できた。

*五条坂バス停→東寺
 東寺と清水寺や八坂神社などを回るとき経路をどうするか悩ましい。
 離れた東寺を最初にするか最後にするかだ。
 私は東寺を最後にして東寺の後は京都駅まで歩くのがよいと思う。
 私は現地に行くまで知らなかったが、東寺にバス一本でスムーズに出られる。
 五条坂や東山七条、祇園などのバス停からで、バスの本数も多い。
 東寺の立体曼荼羅はほんとに必見だと思う。
(6) 大寺院には塔頭というものがある。これには、領内にあるもの“山内塔頭”と、領外にあるもの“境外塔頭”とがあるが、近場の塔頭で公開されているものは迷わず観るべきだろう。
 東福寺、天竜寺、大徳寺、妙心寺、南禅寺、建仁寺、いずれも塔頭が素晴らしい。No.1を一つだけ挙げよと言われたら大徳寺塔頭の黄梅院を挙げたい。
 大本の大寺院だけ観て、それでそこを観光した気分になって塔頭を素通りする人が多いが、もったいないと思う。
 あれだけ多くの人が高台寺を見て、圓徳院に行く人が1割か2割しかいなさそうに思えるが、これは本当に馬鹿げている。
 要するに、東福寺、天竜寺、大徳寺、妙心寺、南禅寺のような大寺院は、山内塔頭を含めてしっかり時間をかけて拝観すべきでしょう。(よって朝一からの参拝が望ましい)
 私は効率よく観て回ることに重きを置きすぎて、こういう大寺院拝観でかけた時間が少なすぎたと後で思うことが多々あった。
 東福寺や南禅寺や知恩院のような大寺院は季節を変えて2回以上参拝したい。その時寺内に入るルートを変えるのが望ましい。いろいろ発見があると思う。
(7) 私の失敗を挙げます。
・東福寺や南禅寺でたっぷりの時間をかけなかったこと。(参拝がとにかく慌ただしかった)
・10時から開かれるのに、早く着きすぎてしまう。
 名古屋駅を6時台に出るから、この経験が多い。神社を最初にするのが一法だ。
 ・デジカメの電池切れの経験が多い。
・スマホを使わないから、訪れた先で肝心なものを観ずに終わるとか、ルートの選定が下手とかの失敗が多い。
 私が成人後に京都観光をしたのは遅くて(56歳/2003年)、勤務先の企画によるバスツアーです。
 訪れたのは、清水寺、金閣寺、三千院、の三カ所、大銘柄ばかりで結構ですが、こういうポイントだけ観て次に移る旅は実に意義が乏しいと思います。観光案内本を見たのと同じでしょう。
 やはり大きな寺院に行けばその塔頭寺院や近隣の神社仏閣も廻り、その近辺の街の雰囲気も歩いて確かめたいものです。大型バスの駐車場と目指す大寺院を往復して観光客を目に染みこませたのが強い印象になるのでは味気ないでしょう。
 京都の寺社等を巡り歩く行程で私が推奨するものを挙げます。『・』で繋げたところは歩行です。
★大原バス停→三千院・勝林院・宝泉院・実光院→大原バス停
 三千院へは京都駅前発のバスで向かいたい。
 八瀬を過ぎてから景色にとても風情がある。土地の人の乗車降車をボーッと眺めていると旅の趣を感ずる。
 三千院参道の登りが心地よい。
 三千院を拝観し終えた人が玄関口の御殿門から右手(北)に歩む割合は1割以下でないかと想像した。
 右手に進んで宝泉院や実光院を拝観せず、大原バス停か寂光院に向かう人ばかりで、これが大変残念だ。
★地下鉄北大路駅からタクシーで→赤山禅院・(修学院離宮)・曼殊院門跡・圓光寺・詩仙堂・金福寺→一乗寺バス停
 少し高台の赤山禅院にはタクシーの利用を勧める。
 修学院離宮を予約してあるなら、ここと鷺森神社を経由して曼殊院に向かうのが良い。
 圓光寺や金福寺は観光案内本でそれほどしっかりと取り上げられないようだが、是非拝観しておきたい。
★銀閣寺道バス停→銀閣寺・法然院・安楽寺・霊鑑寺・光雲寺・永観堂・南禅寺・南禅院・天授庵・金地院・無鄰菴→最寄りのバス停
 この行程はその多くが哲学の道であり、訪れるところがたくさんあって本当に素晴らしい。
 哲学の道は北上よりも南下のコースを取るほうが良い。桜の季節に一度は訪ねることを勧める。
 法然院や光雲寺のようなやや地味なところもなかなか結構だ。
 永観堂と南禅寺は紅葉の季節に一度は見に行きたい。
★哲学の道→霊鑑寺→真如堂→吉田山→今出川通
 私は桜と新緑の季節にここへ行った。なかなか楽しいルートだ。
 真如堂は見所が多い。霊鑑寺は椿の時期に行きたい。
 吉田山縦断は所要時間が短いが登山だ。鬱蒼とした木立の木漏れ日が心地よい。
★金閣寺前バス停→金閣寺・平野神社・北野天満宮・千本釈迦堂・本法寺・妙顯寺・相国寺→地下鉄今出川駅
 または、金閣寺前バス停→金閣寺のところを
大徳寺前バス停→大徳寺(瑞峯院・大仙院・高桐院・龍源院・黄梅院) とする。
 大徳寺で一般公開している塔頭はいずれも本当に素晴らしい。公開期間が限られているから要注意だ。
 特に黄梅院が凄い。全く知らなかったお寺だからびっくりした。
 妙顯寺と相国寺は是非拝観しておきたい。
 上立売通(かみだちうりどおり)を西から東へ歩くのが結構だ。
 歴史的なものにお目にかかれるし、町屋の佇まいが味わえる。
 www1.doshisha.ac.jp/~prj-0604/keitai/kamidachiuri.htmより
 「立売」とは店舗を構えず道端などに店を広げて立って商いをすることいい、室町通との交差点は立売ノ辻と呼ばれ、特に賑わいを見せた。
 また、通の両側には花の御所(足利義満の邸宅、室町殿)や近衛殿(近衛家の別邸、桜の御所)など公家の屋敷が並んでいた。
 近世には呉服屋や絹商人などが集まり、上中下の立売通では大名小名の小袖や帷子がこの町で買われていたという。
 布を裁ち縫って売っていたことが「立売」の由来とも伝えられる。
★等持院南町バス停→等持院・龍安寺・仁和寺・桂春院・大心院・妙心寺・退蔵院→JR花園駅
 等持院は等持院南町バス停から目指すのが良い。
 等持院の霊光殿の足利歴代の将軍像と足利尊氏のお墓に感極まる。
 妙心寺の塔頭(桂春院、大心院、大法院、東林院、退蔵院)は限定公開だから、よく調べて拝観しよう。
 金閣寺から仁和寺まで約2.5km きぬかけの路は途中に等持院と龍安寺があり結構だ。
 しかし、観光名所になりすぎのところに難がある。
★地下鉄三条京阪駅からタクシー→将軍塚青龍殿・青蓮院・知恩院・長楽寺・大谷祖廟・高台寺・圓徳院・清水寺→最寄りのバス停
 青龍殿から青蓮院へ下りる際、私は道を間違えて東山五条に出てしまった。
 私の難聴により道の説明を聞き取れなかったことによる大失敗だが、森の中の歩きは充分楽しめた。
 蹴上から上る車道を下りれば良いが、より短い下り方がある。
 青蓮院から知恩院に向かうと北側の黒門より入ることになり、これがなかなか風情がある。
 知恩院及び高台寺とその塔頭の圓徳院はすてきなお庭だ。
★祇園四条バス停→八坂神社・円山公園・高台寺・圓徳院・清水寺(東山五条経由)豊国神社・智積院・養源院・三十三間堂→最寄りのバス停
 このコースは本当に愉しい。高台寺と圓徳院が私には予想外の素晴らしさに思えた。
 智積院が結構だ。最後の三十三間堂で、仏像の迫力の壮観にズシンと一撃を食らう感じだ。
★京都駅からタクシー→今熊野観音寺・来迎院・泉涌寺・東福寺・芬陀院・天得院・霊雲院→JR東福寺駅
 今熊野観音寺から西南西に歩むコースはなかなか結構だ。臥雲橋と日下門を通って東福寺に入る。
 東福寺の開山堂は拝観しておきたい。
 東福寺の塔頭を回り尽くそう。
★JR稲荷寺駅→伏見稲荷・稲荷山・光明院・東福寺→JR東福寺駅
 稲荷山四つ辻から田中社経由で東福寺まで歩くのは良きルートだ。
 先に光明院を見て、六波羅門から東福寺に入り、思遠池から三門の偉容を眺めるコースは味わうべきだ。
★燉Yバス停→神護寺・西明寺・高山寺→(タクシーで)直指庵・大覚寺・清涼寺→JR嵯峨嵐山駅
 清滝川沿いに三尾(高雄・槙尾・栂尾)めぐりは結構なハイキングだ。
 タクシーで直指庵に向かうのは賢い方法だろう。大覚寺は時代劇で見た景色にお目にかかって愉しい。
 清涼寺のことを全く知らなかったから、ここの広さに驚いた。
★鳥居本バス停→化野念仏寺・祇王寺・二尊院・常寂光寺・大河内山荘庭園・天竜寺・宝厳院・嵐山→駅orバス停
 鳥居本から化野念仏寺を経由して嵐山まで歩くコースはとっても気持ちよいと思う。
 祇王寺、二尊院、常寂光寺は青もみじか赤もみじの時期に訪れるのが良い。
 大河内山荘庭園と宝厳院は実に結構だ。
★地下鉄今出川駅→京都御所・京都御苑・二条城・神泉苑→JR二条駅
 これを書いた時点で神泉苑はまだ訪れていないが、このように歩いてみたい。
 二条城の庭はさすがだね。京都御苑もなかなか良い。
★JR嵯峨嵐山駅→天竜寺・宝厳院→阪急嵐山駅→(タクシーで)地蔵院(竹の寺)・西芳寺・松尾大社→松尾大社前バス停
 または、JR嵯峨嵐山駅→天竜寺・宝厳院→阪急嵐山駅のところを
 桂離宮前バス停→桂離宮 とし、桂離宮から地蔵院へ歩く。
 これを書いた時点で桂離宮はまだ訪れていないが、このように歩いてみたい。
 西芳寺の庭には卒倒する想いだ。
 西芳寺から松尾大社への道のりは洛北・洛東の住宅地や田舎道とは違った味わいがある。
★その他訪れるべき寺等
 南禅寺水路閣から蹴上インクラインへ歩く。
 勧修寺、随心院、醍醐寺を歩いて巡る。
 延暦寺、日吉大社、園城寺、石山寺を回る。
 一休寺、愛宕神社、石清水八幡宮、宇治平等院、善峯寺、鞍馬寺、源光庵、常照寺、瑠璃光院、下鴨神社、上賀茂神社、実相院、蓮華寺、圓通寺、建仁寺(霊源院、両足院)、東寺、渉成園、西本願寺、東本願寺、城南宮、仙洞御所
 更に、これだ!というものを挙げます。
 苔寺、清水寺、南禅寺、金閣寺、銀閣寺、三千院、二条城、とにかく素晴らしいところはテレビと書物で予め知っています。それでも、実際に目の当たりにすれば大いに感動します。
 清水寺の阿弥陀堂から眺める本堂、桜が満開の醍醐寺、こういう定番の景色を実際に現地で見れば、写真で見るのと違う広がりと色彩に身体が震える想いがします。
 だけど、このような有名どころは日頃情報を充分得ているだけに(うん、まぁこんなところかな)という意識が幾ばくかあります。
 こういうことを念頭に置いて、私の感動が最大限に至ったものを挙げます。
東寺の立体曼荼羅、三十三間堂の千体仏像←写真と実物では全く偉容に差がある。
一休寺←ここは本当に素晴らしい。
園城寺の青もみじ←ここまで素晴らしいとは全く知らなかった。
秋の圓光寺/宝厳院/天授庵←驚歎の庭だった。
東福寺の青もみじ←紅葉の素晴らしきことは知っていたが、見渡す限りの青い海には感動した。
知恩院の黒門から道のり、そして、お庭←ここの感動風景について全然知らなかった。
大徳寺の塔頭(瑞峯院、龍源院、大仙院、高桐院、黄梅院、興臨院)←ひたすら驚歎。
石清水八幡宮、大河内山荘←予想を上回る素晴らしさだ。
 2014年からよく行った京都について、全ての観光を纏める。
 2020年、2021年はコロナ禍で旅行をせず、2022年から再開した。
 ( )内は訪れた西暦年の下二桁を示す。
地区 桜の季節 紅葉の季節 その他の季節
洛中 京都御所(16)、相国寺(23) 下鴨神社(14)、二条城(14)、平野神社(17)、北野天満宮(17)、千本釈迦堂(17)、本法寺(17)、妙顯寺(17)、相国寺(17)、東寺(17)、京都御苑(23)、仙洞御所(23)、廬山寺(23)
洛東 八坂神社(15)、円山公園(15)、知恩院(15)、長楽寺(15)、大谷祖廟(15)、青蓮院(15)、三十三間堂(15)、智積院(15)、養源院(15)、平安神宮(16)、銀閣寺(18)、南禅寺(18)、白沙村荘橋本関雪記念館(18)、真如堂(18)、金戒光明寺(18)、金地院(18)、天授庵(18)、最勝院(18)、熊野若王子神社(23)、霊鑑寺(23)、真如堂(23)、吉田山(23)、知恩寺(23) 銀閣寺(14)、法然院(14)、光雲寺(14)、永観堂(14)、南禅寺(14)、南禅院(14)、無鄰菴(14)、将軍塚 青龍殿(22)、青蓮院(22)、知恩院(22) 清水寺(17)、高台寺(17)、圓徳院(17)、建仁寺(17)、霊源院(17)、両足院(17)、南禅寺(19)、金地院(19)、天授庵(19)、南禅院(19)、無鄰菴(19)
洛北 京都府立植物園(16)、上賀茂神社(16) 実相院(15)、蓮華寺(15)、曼殊院門跡(15)、圓光寺(15)、詩仙堂(15)、圓通寺(15)、赤山禅院(22)、圓光寺(22)、金福寺(22) 貴船神社(14)、延暦寺(14)、大徳寺(17 19)、龍源院(17 19)、高桐院(17)、大仙院(17)、黄梅院(19)、興臨院(19)、総見院(19)、三千院(19)、実光院(19)、宝泉院(19)、金閣寺(19)
洛西 神護寺(15)、西明寺(15)、高山寺(15)、直指庵(15)、大覚寺(15)、落柿舎(17)、二尊院(17)、常寂光寺(17)、大河内山荘(17)、天龍寺(17)、宝厳院(17) 等持院(14)、龍安寺(14)、仁和寺(14)、桂春院(14)、大心院(14)、妙心寺(14)、退蔵院(14)、化野念仏寺(16)、檀林寺(16)、祇王寺(16)、清涼寺(16)、地蔵院(竹の寺)(16)、鈴虫寺(16)、苔寺(16)、松尾大社(16)、仁和寺(23)、妙心寺大法院(23)
洛南 宇治平等院(14)、醍醐寺(14) 今熊野観音寺(16)、来迎院(16)、泉涌寺(16)、東福寺(16)、霊雲院(16)、勧修寺(16) 伏見稲荷(19)、稲荷山(19)、東福寺(19)、醍醐寺(19)、随心院(19)、天得院(19)、東福寺(19)
参考:京都探訪1 京都探訪2 京都探訪3 京都探訪4 京都探訪5
 旅の最中は次の本を見ながら歩いた。とても有用だった。バス路線等もわかりやすい。
 片手で持って歩く地図 京都 成美堂出版 2013年発行
 歩く地図 京都散歩 2019 成美堂出版
 本稿を書くに当たってA地点からB地点という検索を何度かした。これをやると、知らない土地を移動する際にスマホをあれば便利だとよくわかる。スマホを買うべきか実に悩ましい。
えろえろ考察  日記  秘密の愉しみ  トップページ
(千戸拾倍 著)