ピンクチェアとは何か。
ソープ遊び用語集(後編)の
『ピンクチェア・ゴールドチェア』を見れば形はわかる。
ゴールドチェアが細身の寝台を変形させたような寸詰まりの形をしているのに対して、ピンクチェアのほうは立体的で大型で、何やら器械体操の器具みたいだ。
ゴールドチェアは、最初男を股を開いた俯せの形にして性的刺激を与え、その後仰向けの体勢に変えさせて愛撫なり合体なりする。
一方、いかにも大袈裟なピンクチェアは、男は終始仰向けになる。写真に、鉄の棒が腕のように内側に湾曲している部分がある。男はここに両足をかけ、股ぐらをさらけ出す。私は体が小さいし硬いから、この体勢を続けると、短足の股が開きづめで無理が出てきて両腿の内側が吊ってしまうことがある。
私は、俯せのプレイがあるゴールドチェアのほうが断然好きだ。でも、ピンクチェアのプレイをずーっとしていないので、たまにはこれを味わいたいと思い、エマに立体的なほうを所望した。
エマはこの奇妙な器具に私を座らせたまま見事な性的奉仕を繰り出した。
で、最後の合体だが、私がこれまでここで女上位で合体する時、両脚はいつも湾曲した金属棒に足の裏をかけていた。当然大股開きになって、足が吊りやすくなる。
ところが、エマは私に両脚をまっすぐ伸ばすように求めた。写真を見ればわかるが、足を伸ばしても確かに足の裏をかけられる箇所がある。
ピンクチェアで仰向けになったまま女上位で合体する時は、大股開きするのが普通だが、エマの求めにより、意外にも、私はここで両脚を閉じて伸ばしたままで直立したペニスをバギナに挿入することになった。